Home > 海水水槽:不良になった中華リレーを解体する

海水水槽:不良になった中華リレーを解体する


  • Posted by: F&F
  • 2019年1月13日 11:08

1901131101_480x360.jpg
リレーなんて単純な構造だ。
電磁石と接点があるだけで、その歴史は長い。

不良のリレーなど作ろうと思って作れるものでは無いのだが、中華リレーは使用開始間もなく接触不良になった。
このリレーは基板取り付け型の小型パワーリレーだ。
樹脂製のベースとカバーは接着されていて湿気などから守られている。
そのカバーを開けると接点が見える。
接点が見やすいようにNC側の接点の金具をぐにゃりと曲げてみた。
接点の接触部付近は黒くなっている。
負荷がDCモーターだったので火花が散ったのだろう。

リレーの定格は10Aで負荷は約1Aである。
もっと重い負荷をかけると接点が綺麗になったとか?
パワーリレーではワイピング、つまり接点が接触した後に多少接点同士がずれる方向に動く構造を採る。
この辺りの設計が雑だと、接点の同じ部分だけが使われるので傷みが早い。

NC接点は不良になったがNO接点は不良になっていない。
中華リレーは通算3個が不良になっている(初期不良率は50%にもなる)が、いずれもNC接点だ。

にほんブログ村 観賞魚ブログ 海水魚へ
にほんブログ村

   

Comments:0

コメント投稿には JavaScript が必要です。ブラウザのJavaScript 機能を有効にしてください。

サインインしなくてもコメントの投稿は出来ます。
サインインしている場合はお名前などを入力せずに、そのまま投稿できます。

登録は簡単&それによって何かが起きるわけではないのでお気軽にどうぞ。
登録ページ書き込み→確認メール送信→確認メールのURLクリックで承認、の手順です。
確認メールに書かれたURLにアクセスしないと登録は完了せず、正しいログイン状態に移行できません。
コメント フォーム
コメント投稿完了までには少し時間がかかります。
二重投稿にご注意下さい。

Home > 海水水槽:不良になった中華リレーを解体する



VC