Home > 海水水槽:プロテインスキマーの能力

海水水槽:プロテインスキマーの能力


  • Posted by: F&F
  • 2019年1月30日 11:09

プロテインスキマーの能力は、水量・空気量・泡の細かさ(全表面積)・泡の滞在時間で決まる。
高機能スキマーとして有名なバレットは独自のインジェクタ(ベケットヘッド)を使い、ETSSは濾過ボールを使うダウンドラフト式だ。

これらはハイパワーのポンプを使って水量と空気量を増やしている。
バレットは水面からの泡の高さが相当ある。
スキマーとしての能力は大きいがモータの消費電力や騒音問題などもあり、ディスパーセレイター方式にシェアを奪われた。

ディスパーセレイター方式は剣山型のロータによって海水と空気を混ぜる。
最近流行はコーン型と言われる、ネックが絞られたデザインだ。
ネックを絞る事によって泡が上がりやすくなり、水面から泡の高さが上がる。
H&Sはディスパーセレイター方式の元祖だが古くささは隠せない。

これにDCS4000スキマー用モータを組み合わせると、水量も空気量もかなり増大する。
オリジナルモータ使用時よりも水面を2〜3cm下げても十分に泡が上がる。
バレットほどではないが乾いた泡が上がってくるようになる。
水量も空気量も泡の量もオリジナルポンプの比ではないほどに増える。
配水管からは大量の泡が出てくるので消泡スポンジが必要だ。

配水パイプはバルブ部分のTを外したがそれでも水位が高かった。
そこで配水管自体を2cm切断し、オーバスキミングしなくなった。

いかにも昭和な感じのHS-850だが、ハイパワーなDCポンプとの組み合わせで活かし続ける事が出来る。
ハイパワーと言っても消費電力自体はオリジナルモータと変わらない。

にほんブログ村 観賞魚ブログ 海水魚へ
にほんブログ村

   

Comments:0

コメント投稿には JavaScript が必要です。ブラウザのJavaScript 機能を有効にしてください。

サインインしなくてもコメントの投稿は出来ます。
サインインしている場合はお名前などを入力せずに、そのまま投稿できます。

登録は簡単&それによって何かが起きるわけではないのでお気軽にどうぞ。
登録ページ書き込み→確認メール送信→確認メールのURLクリックで承認、の手順です。
確認メールに書かれたURLにアクセスしないと登録は完了せず、正しいログイン状態に移行できません。
コメント フォーム
コメント投稿完了までには少し時間がかかります。
二重投稿にご注意下さい。

Home > 海水水槽:プロテインスキマーの能力



VC