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体重と移動速度の関係


  • Posted by: F&F
  • 2019年1月30日 13:08

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陸上の動物でも、水中生物でも、鳥類でもほぼ体重と移動速度がある所までは比例する。
水中生物は陸上の生物や鳥類に比較するとこのカーブが少し急峻になる。

空気抵抗よりも水の抵抗の方が大きいので、その生態が受ける抵抗とパワーのバランスが異なるのだろう。
デカいものが早く動けるのは想像に難くない。
二足歩行で考えると、デカい生物の方が歩幅が大きいからだ。
歩幅が1mの人間がいくら頑張った所で、歩幅1kmの二足歩行ロボットにはかなわない。

だが体重が一定を超えると移動速度が遅くなる。
これは鳥類で顕著であり水中生物は緩やかだ。
鳥類は速度を上げようとするならば空気抵抗を減らさなければいけないのだが、大型化が進むと(離陸の都合があるので)翼の空気抵抗が増える。
水中生物の場合は揚力を得ているわけではないのでカーブが緩やかなのだろう。

陸上生物の場合は体重の増加に伴い足の強度が不足して早く走れなくなるという。
ティラノサウルスは基本的に二足歩行なのだが、骨の強度から見ると20km/h位の速度が精一杯だったという説もある。
大型動物なのでパワーはあると思われ、走行抵抗の小さな自転車にでも乗せたら結構速度が出るのかも。

   

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