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海水水槽:バイオペレット5週間目


  • Posted by: F&F
  • 2019年3月14日 11:07

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水槽用品の多くがそうであるようにバイオペレットも日本で買うとやたら高額である。
例えば現在使っているAll-In-Oneバイオペレットは米国Amazonで買えば日本で売られている価格の半分以下だ。

今回買ってみるのは DrTim's Aquatics 802 NP というもので、450ml入りで約2千円である。
バイオペレットは何種類か販売されているのだが、比較的評判の良さそうなものを選んでみた。
すぐに現在のものから換えると言うことではないが、5週間目にしてNO3もPO4も余り下がっていない現状では変えてみても良いのかも。

これは米国製なのだが中華ものだともっと安かったりする。
結局の所中身は似たり寄ったりなので何でも良いと言ってしまえばそうなる。

バイオペレットリアクタへの通水量を増やすと硝酸塩の減少率が増し、減らすとリン酸値が下がる。
何度か実験しているが傾向としては同じだ。
流量を下げた翌朝に計測するとNO3は増えてPO4は減っている。
流量を上げた翌朝に計測するとNO3は減少しPO4は増加している。
ただしバイオペレットの種類(現在使用しているのはAll-in-one)によっても異なるかも知れない。

グラフの横軸52と53でNO3が上昇しているが、52はバイオペレットリアクタへの水量を絞った状態だ。
リン酸は低下している。
53はこれまでの流量以上、バイオペレットが静止時の高さの3倍位まで動く流量とした時である。
流量が多すぎるとNO3もPO4も上昇する。
54では流量を戻したのでNO3が減少したが餌を多めに与えたのでPO4は下がらない。
51はバイオペレットが静止時の高さの1.5倍程度まで動く流量とした時で、PO4は上がるがNO3は下がっている。
50はバイオペレットが殆ど動かない、ただし静止もしない位の流量とした時でNO3は上がるがPO4は下がる。

バイオペレットはバクテリアにより徐々に分解されると言われるが、水流による物理的破壊もある。
割れたバイオペレットや小さなかけらがバイオペレットリアクタに付着している。
スキマーの汚れも多くなった。

肝心の硝酸塩はゼロにならず、リン酸塩も0.1ppm以下には中々下がらない。
4週間を過ぎたので測定は間引く予定だったが、色々実験したりして一日2回以上測ったこともある。
メディア量125mlからはじめて5週間、メディアを250mlに増やしてから3週間、メディアを500mlに増やしてから2週間が経過した。
立ち上げから3週間を経過すると明確にNO3が下がってくる。
なので、バイオペレット増量分は未だ休眠中かも知れないのだが数値の減少具合は不満だ。
ただ現状を見る限りNO3は2ppm前後、PO4は0.1ppm強で推移する状態だ。
少し餌を多くするとPO4が敏感に反応するなど、クリチカルな状態である。

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