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貸別荘事業は成功するのか


  • Posted by: F&F
  • 2019年4月17日 12:10

ここの別荘の管理会社が大手建機メーカからリゾート開発企業になったのが昨年の話だ。
リゾート開発企業は別荘地の活性化や収益の確保に様々な動きを見せる。

その一つが貸別荘事業であり、他の別荘地では成功している。
この別荘地の区画数は900前後で、その中で400区画くらいが販売済みだそうだ。
400区画の中で現在居住或いは年に1回以上使っている家屋は50戸程度だという。
既に使わなくなった別荘や土地など、無償で良いから引き取ってくれと言う所有者から管理会社はいくつかの物件を取得したそうだ。
修繕して使えそうな所は貸別荘候補に、駄目な所は解体した。
解体と言っても100万円くらいはかかる筈だ。

管理会社は、この先30年を見据えた展開だと説明した。
ゴルフ場とタイアップし、ゴルフ客の宿泊施設として利用を考えているという。
ちなみにゴルフ場は韓国企業に買われていったそうだ。
貸別荘を商業ベースに乗せるには、少なくとも100戸程度の物件を用意する必要がある。
平均20人月の利用があったとして1戸あたりの収益は年間で約100万円、100戸あれば1億円の事業規模になる。

これに対して古くからの住民或いは利用者は、そもそも賃貸ではなく分譲地だという事で買ったという意見があった。
静かな別荘地に多くの人がやってくれば様々な問題が起きる。
まさに分譲マンションの賃貸化みたいな話になっている。

メリットもある。
売店やレストラン、以前はあったというテニスコートやプールなどの施設復活も見込める。
利用者のための交通手段の確保なども行われる可能性がある。
管理会社が儲かると、道路補修(市道なのだが伊豆市は中々面倒を見てくれないらしい)や木々の伐採なども行われる。
さて、どうなるのか。

   

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