Home > 海水水槽:バイオペレット第二章3週間目(最終回)

海水水槽:バイオペレット第二章3週間目(最終回)


  • Posted by: F&F
  • 2019年5月17日 11:10

1905171103_1084x472.jpg
水槽が軽く白濁してリン酸値が下がり鉄濃度がゼロになったのが先週だ。
翌日からは鉄濃度0.07ppmが検出され、リン酸値も日ごとに増えた。

リン酸値がある程度の濃度になると鉄と反応するとか?
それとも他の何かの物質の都合なのだろうか。

魚を増やしたからかNO3が若干検出されるようになった。
完全に透明ではない、少しピンクがかっているかなと言う程度の試薬反応である。
NO3に関してはNPバクトバランスの添加量を増やせば容易に消すことが出来る。
気になるほどの量ではないので現時点では対策は講じない。
バイオペレットがアクティブになれば、少なくともNO3は減少に転ずるはずだ。
All-In-Oneバイオペレットの場合は3週間目でNO3が減少しはじめた。

リン酸値は0.1ppm前後で推移している。

約4ヶ月にわたってバイオペレットを試した。
最初はAll-In-Oneバイオペレットを使い、その量も徐々に増やした。
しかしNO3もゼロにはならず、リン酸値も0.1ppm前後から下がらなかった。
All-In-Oneバイオペレットは10週間ほど使ったが栄養塩濃度はゼロにならなかった。
ただし全く機能していないわけではなくNO3濃度は1〜2ppm前後でコントロールはされていた。

All-In-OneバイオペレットからActive-Pearlsバイオペレットに変更した。
そしてこれが本日で3週間目になったというわけだ。
バイオペレットでNO3もPO4もゼロになったという話も聞く。
一方でPO4が下がらないという例も。
水槽環境の違いだとは思うのだが、その理由は不明だ。

バイオペレットをリアクタから取り出して少しするとORPが上昇した。
これまでは220前後だったものが270位まで上がった。
バイオペレットは酸素を消費するのだろうか。

本日でバイオペレット実験は終了である。
少なくともウチの水槽でメリットは見られなかった。

   

Comments:0

コメント投稿には JavaScript が必要です。ブラウザのJavaScript 機能を有効にしてください。

サインインしなくてもコメントの投稿は出来ます。
サインインしている場合はお名前などを入力せずに、そのまま投稿できます。

登録は簡単&それによって何かが起きるわけではないのでお気軽にどうぞ。
登録ページ書き込み→確認メール送信→確認メールのURLクリックで承認、の手順です。
確認メールに書かれたURLにアクセスしないと登録は完了せず、正しいログイン状態に移行できません。
コメント フォーム
コメント投稿完了までには少し時間がかかります。
二重投稿にご注意下さい。

Home > 海水水槽:バイオペレット第二章3週間目(最終回)



VC