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店員を悩ませるコード決済


  • Posted by: F&F
  • 2019年5月28日 13:08

LINE PayやPayPayなど、様々なキャンペーンでばらまき作戦を展開する。
残高があれば使ってしまおうと思うわけだが、以前にも書いたように画面のバーコード読み取りは意外に大変だ。

コンビニなどのリーダは比較的読んでくれるのだが、他の店舗のバーコードリーダは画面に表示されたバーコードを中々読んでくれない。
そもそも画面に表示されたものを読むようには出来ていない訳で、店内が明るかったり外光が入っていたりするとアウトだ。
先日もバーコードが中々読めず、手で覆ったり紙で覆ったりしてやっと読み取ることが出来た。
店員さんは「いつも読めないんですよ、時間がかかっちゃって済みません」と頭を下げる。
現金で払っておつりを貰った方が余程早い。

もしもコード決済が主流となっていて、Suicaがバーコード方式だったらどうなるか。
改札にはバーコードリーダーが設置され、そこにスマートフォンの画面を向けてスキャンを待つ。
バーコードリーダーでは読み取り速度と読み取り率の問題があると、今度はカメラが搭載されるようになる。
乗客は改札で一度立ち止まり、手際の悪い人はそこでスマートフォンの電源を入れた後にロックを解除し、更にアプリを起動し、そしてバーコードを画面に表示する。
そんなもの、予め表示させておけよと誰もが思う。
だが現実はこんなものなのだ。
高速道路の料金所に止まり、鞄から財布を取り出し、札を出した後に小銭を数えはじめる人など山ほどいる。
財布を手元に置いておくだけでかなりの時間短縮になるわけだが「俺は急いでいないから」と言う。
アンタの急ぎ具合はどうでも良い、後ろの車が迷惑なんだよと言ったところで知らん顔だ。

少なくとも、飲食店などでQRコード決済をスムーズに運用する為にはテーブルでの決済が必要だ。
レジに向かう前に決済を済ませれば何と言うことはない。
テーブルの脇にコード読み取り用のカメラを置いておけば良い。
或いは店内の天井に何台かの高解像度カメラを設置し、客が表示させた決済画面をどこかのカメラが読み取って自動的に認証する。

だが、そんな面倒なことをしなくても簡単に出来る方法がある。
NFCを使えば良いのだ。
では何故それをやらないのか。
Appleがサードパーティへの解放を嫌がっているからである。

   

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