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海水水槽:UV殺菌灯の比較


  • Posted by: F&F
  • 2019年6月 7日 11:11

現在使用している紫外線殺菌灯はゼンスイのUV-BAZOOKAである。
紫外線発光管は13Wで公称500リットルの水量に対応する。

内部水流を回転させる事で紫外線に当たっている時間を長くするとあるが、旧カミハタ製のようなスパイラル構造ではない。
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意外にキッチリした作りの割には安い。

殺菌能力は紫外線出力と滞在時間になるのだが、滞在時間を長くするために水量を絞ると多くの水を循環させることが出来なくなる。
カミハタ製は内部構造でスパイラル状に水流が起きるようにしていた。
だが新型ではゼンスイ同様にフィンで水流を作る方法に改められた。
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少々価格が高い。

いずれもU字型の蛍光管を使用しているのは全長を短くしたいためだ。
U字型蛍光管の場合は単位面積あたりの光量は増えるが、全長が短いので紫外線が当たっている時間が短くなる。
これに対してQL-40は直管を使い、更に内部に仕切りを設けることで滞在時間を長くしている。
ただし長さがあるので設置が難しい。
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しかし殺菌能力というか効率は高く、ショップなどでもよく使われている。

15W版のQL-15でも全長が50cm近いので設置場所を選ぶ。
通水量は毎分20リットル以下が推奨される。
QL-15の国内価格は3.5万円位、Amazon.comで買えばUS$135なのだ。
QL-40は4.5万円位だが、これもAmazon.comではUS$171と半額である。

QLシリーズの性能は評価されているものの、本体も交換用パーツも日本で買うとかなり高額である。
(交換球なども海外で買えば日本価格の半分以下だ)
UV殺菌灯は紫外線による劣化があるので2〜3年で交換した方が良いと言われる。
プラスチック筐体などにクラックが入って水漏れが起きたりするからだ。

QLシリーズは内部にプロテクタを設けていて、このプロテクタが劣化して本体を守る。
プロテクタは年に1度の交換が必要で、2〜3千円位である。

私は中華ものも使っている。
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サンプ槽に入れると照射時間が長いので効果的だと思う。
紫外線は水中での減衰率が余り大きくないそうなので、広い範囲に効果が及ぶかも知れない。
なおサンプ槽がアクリルの場合は紫外線による劣化が起きる可能性があるので、何かでカバーを作った方が良い。
本来はアルミ(紫外線を良く反射する)が良いのだが、海水にアルミじゃあすぐ腐食するなぁ。

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