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海水水槽:天然海水で換水する


  • Posted by: F&F
  • 2019年6月 9日 11:10

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汲んで来た天然海水は200リットルタンクにヒーターを放り込んで水温を調整した。
まずは140リットルほど水槽の水を抜く。

サンプ槽はデトリタスなどを掃除しながら30リットルほどの水を抜いたので合計で約170リットルだ。
全水量の70%ほどの換水になる。
その後メインポンプを稼働させて海水の注入を続け、サンプ槽から吸い取り合計200リットルの海水を使い切った。
換水前のpHが7.98、換水後が8.34まで上がったので魚たちには少しショックだったかも。
ORPは220から270に上昇した。

この場所から汲んできた天然海水で特段異常の無いことは最初の水替えで分かっている。
なので躊躇無く大量換水を行った。
汲みたての海水と言うことでプランクトンなども多く含まれているのだろう、珊瑚の開きが良い。
添加剤や栄養剤も必要だろうが、それらをまとめて補充できる天然海水は楽だ。

ZEOvitでは毎週の換水を推奨している。
せっかく高価な添加剤を入れて換水しているのでは、いやいや、だから添加剤が売れる訳か。
横浜から下田まで海水を汲みに行くのは時間的にもコスト的にも現実的ではないが、ここから下田なら(根気さえあれば)毎週でも行ける。
道が空いていれば片道約1時間、制限速度すら出さないおなじみ低燃費車がいたり観光バスがいると1.5時間はかかる。
ガソリン代約1.5千円、人工海水代よりは安いか。

総水量約240リットルの水槽で、毎週60%以上の換水が出来たら添加剤も何も要らない。

天然海水を使えば(少しの期間ではあるが)リン酸値はかなり下がる。
それでも海藻が溶けることはない。
鉄系リン酸吸着剤で溶けたのは一体何だったのか。

天然海水を使うとたこ足珊瑚は巨大に開く。
となりのイソギンチャクに接触しそうだ。

背面のライブロックにくっつけたウミブドウは増えている。
底砂に植えたものはエビや魚に食べられるのだが、水槽の上の方に植えたものは余り食べられない。
反対側にはフトジュズモが大量に入れてある。
フトジュズモは密度が高く、その隙間にエビも入れない。
だがそれよりも微小な生物はこの隙間に入って増えることが出来る。
微小生物はフトジュズモが放出するアミノ酸やビタミンなどを餌にするのだとか。
見た目が面白くない海藻だし邪魔なのだが、まあ入れておくか。

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