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海水水槽:リン酸吸着剤の比較


  • Posted by: F&F
  • 2019年6月26日 11:08

少し前からシーケムのフォスガードを使用している。
最初はカミハタ扱いのフォスフェイトリムーバーを、次に鉄系のPO4x4を、そして現在はフォスガードを使用している。

フォスフェイトリムーバーは3〜4mmの粒状で、これは昔からある。
活性アルミナを主成分としたもので緩効性だと書かれている。
リン酸塩値は0.1ppm前後でコントロールできるが、それ以下に下げる事は難しい。
この辺りは活性アルミナの限界でもある。

フォスガードは1〜2mmの粒状で、これも活性アルミナを主成分としたものだと思う。
能書きとしてはリン酸と共にケイ酸も吸着するとある。
フォスフェイトリムーバーに比較すると単価は高い。
海外から輸入すると国内販売価格の1/3程度で買う事が出来る。
リン酸値は、これも0.1ppm以下にする事は難しい。

PO4x4は鉄系吸着剤にポリマーコートをしたものだ。
鉄系吸着剤は海水に舞って水槽水に色が付いてしまうが、PO4x4はコーティングされているので飼育水に色が付かない。
更に水酸化ナトリウムによって再生する事が出来るので、繰り返し使用する事が出来る。
水酸化ナトリウム溶液はRO水で作るよりも海水で作った方が良いらしい。
リン酸値は0.05ppm以下に出来るが、私の場合は海藻が枯れたので使用を中止した。
0.5mm程度の細粒であり流動リアクタがないと通水性が確保しにくい。

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