ジムニー：直して乗るか、乗り換えるか

夏冬それぞれのタイヤを買っていなければ乗り換えたところである。
だが夏タイヤは昨年11月、冬タイヤは一昨年前に購入している。

車を捨ててしまうのはちょっともったいないのである。
ヘッドガスケット交換は出来ない事は無いと思うが結構面倒だ。
オイルパンを外さないとチェーンカバーが外れないそうだし、エキマニ(或いはタービン)がうまく外せるかどうかも不安だ。
ネジは固着していると思うので、ヘタをすれば折れる。
パーツ代はたいした事は無いのだが、整備書が高い。
ヤフオクなどで見ても結構なお値段である。
追補版まで必要となると2万円以上は見なければいけないし、必ず手に入るとも限らない。
新品？は約3.9万円である。
JB23W ジムニー　整備マニュアル　（CD版）　　スズキ純正部品

だったら工場に出した方が良くないか？
町の工場での最低価格は4万円台だそうだから。

と言ってもディーラ系ではこの手の作業はやらない。
この走行距離になるとヘッドガスケットだけでは済まない可能性があり、今度はアチラが壊れたこちらが壊れたとなる。
こうなると店にとっても客にとってもハッピーではない。
ならばリビルドエンジンに載せ替えましょうみたいな考え方だ。

オーバーヒートの経緯は多分こうだろう。
高負荷運転をする→燃焼ガスが冷却水に混じる→回転数を落とす→気体混入で流水量が減少して水温が上がる→徐々に冷却水が減る→明確に水温計が上がる。
冷却水温が上がったりした事でクラックは広がり、冷却水の減りはより明確になった。

このままでは車に乗る事が出来ないので、前回半分使用して残っているヘッドガスケットフィックス を入れる。
投入後20分間アイドリングを行うと漏れは無くなる。
ただこれ、根本を直すものではないのでやがて又駄目になる。
だが、これの投入にはもう一つ目的があるのだ。