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海水水槽:12Vの揚水ポンプまとめ


  • Posted by: F&F
  • 2019年8月28日 11:12

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3台の揚水ポンプを購入した。
最も安いものは約1.6千円で最も高額なものは約2.4千円だった。

どれも品番は同じでBL-2512SIである。
国内メーカが売っている物はBL-2512Nで1.4万円ほどする。

最初に購入したものは既に錆びてしまっていて、元の状態を確認することは出来ない。
しかしその酷い錆の状態からすると、鉄のプレート部は未塗装でネジ類は鉄だと考えられる。
かなりの錆だったので黒さび転換剤を塗った。
これはポンプが壊れた時点で再度開けて中身を見てみたい。

2度目に購入したものは鉄のプレート部は未塗装、ネジ類はステンレスに見える。
3度目に購入したものは鉄のプレート部は表面だけさび止め塗装、裏面は鉄のままでネジ類はユニクロメッキだと思う。

同じ品番でありながらも様々な仕様というか製品が混在している。
さび止め塗装されたものは、塗装されたところは錆びにくい。
しかし海水が接する裏面は未塗装なので、ここは錆びる。
更にはネジ類がユニクロメッキなので、これもすぐに錆びるだろう。

対策としては、鉄のプレート部分にはさび止め塗料を塗った。
さび止め塗料はある程度の厚さに塗らないといけないそうだ。
ネジはステンレス製に交換した。
3mm×25mmがハウジングを押さえているネジ、3.5mm×16mmが鉄のプレートをハウジングに止めているネジだ。

鉄のプレートとハウジングの間にはOリングが入っている。
ここにはEHEIMのワセリンを塗って組み付けた。
シリコン系のグリスが良いのだが、対生体安全性という意味ではワセリンの方が良い。

いわゆるマグネットポンプではなく、モータの軸がインペラに直結しているタイプなのでハイパワーだ。
逆に寿命は短く、仕様書には500時間と書かれている。
モータ軸はゴムのシールが使われているのだが、どの位のシール性があるのか疑問ではある。

シール部分はこのモータのシャフト、電源ケーブル入り口、そしてOリングでシールされている金属プレート部分だ。
最初に購入したものはハウジング内部に水が溜まっていた。
モータもかなり錆びていた。
つまりシールが性能を発揮していないことになる。

こんなボロなポンプだが、第一に安いことと毎分70リットル/揚程4m/45Wのパワーが魅力だ。
Rio+3100(毎分48リットル/揚程2.7m/56W)では200リットル水をくみ上げるのに30分以上かかったが、BL-2512なら数分で完了する。

   

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