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ジムニー:ピストンを洗う


  • Posted by: F&F
  • 2019年9月 1日 12:11

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ピストンを洗うのにアルカリ洗浄剤を溶かした。
ついでにカムカバーとチェーンカバーも洗浄液に浸した。

これは洗浄しなくても良いが、洗浄液があるから。
一部分だけ洗浄したってブロック内にはスラッジもあるわけだし、気分的な問題だ。
え?だったらブロックも洗えって?
と言う事で、余った洗浄液とエンジンクリーナー(噴霧器)でブロック内部も洗った。
見えるスラッジは落ち、オイル焼けの黄色っぽさもマシになった。

ヘッドはマニホールドが付いたままなので、全部を浸す事は出来ないが気持ち綺麗にした。
なおアルカリ系洗浄剤はアルミに害があるそうなので、溶液濃度を薄くするか含浸時間を短くすべきらしい。

スラッジなども綺麗に取れるが、カムカバーの奥など固まった汚れは落ちにくい。
オイル焼けの黄色っぽい色は綺麗に落ちてアルミの地肌が美しい。

この洗浄剤をエンジンに(オイルの代わりに)満タンに入れて放置したら全部綺麗になるだろう。
プラグを外して燃焼室にも満タンに入れる。
洗浄液を洗い流すのがちょっと面倒そうではあるが、洗浄液は水溶性なのでアルコールでもかければ流れ落ちるだろう。
満タンにしなくても循環ポンプを用意してもいい。

エンジンブロックの方だが、洗浄後は灯油で念入りに再洗浄しそのあと水置換性のオイルを噴霧した。
オイルラインなどは特に念入りに洗浄した。

ピストンを洗浄液に2時間ほど浸けておくと写真のようになる。
ピストンリングの溝は、使われていたピストンリングで汚れをかき出す。
が、これが結構大変だ。

ピストン+コンロッドの重さはどの位だろう?
1番:599g
2番:598g
3番:597g

最も重いものと軽いものの差は2gである。
コンロッドの鋳肌の出っ張っている部分の長さが6cm、両側で合計12cmになる。
出っ張っている幅が3mm、高さが1.2mmほどある。
この出っ張っている部分の高さを0.7mmほど削り落とすと2g減る計算になる。

いや、削らないですよ、削らないですけどね、計算しただけ。

   

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