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崖崩れと伊豆箱根


  • Posted by: F&F
  • 2019年10月16日 13:11

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台風が去り、被災地は復興に向けて動いていると思ったらそうではない。
新たな被害が起きているエリアも多い。

熱海市では市内ほぼ全域で水が出にくい或いは断水している。
熱海市への水は三島市にある中島浄水場から送水しているそうだが、その送水管が破損した。
これにより標高の高いエリアから断水が始まったという。

ウチから山を下りて集落にさしかかる所の竹が何本も折れているのは知っていた。
風雨で竹が折れたんだなと思っていたらそうではなく、竹の生えている斜面が崩れたのだ。
かなり急な斜面で、人が登れるような所ではない。
竹は浅い所に広く根を張るので、そこを境目としてスリップし崩れてしまうそうだ。
特に管理のされていない竹林は弱いという。
斜面ではなく平地の竹林は、ネット状に張る根のおかげで地割れなどが起きにくい。
地震には強いが豪雨には弱いと言うことか。

1000mm以上の雨が降った箱根は、大量の地下水が道路に流れ込んでいる。
箱根登山鉄道は線路下の土砂が流されてしまうなどし、復旧には数ヶ月を要するそうだ。
芦ノ湖は地下水が湧き出て溜まった湖で、この水位も上がり付近が浸水した。
現在は早川への放水なども含め水位は下がってきているそうだが、遊覧船などは未だ運休している。

スクリーンショットは熱海市役所のサイトだ。
熱海市と書かれている所をクリックすると、普通の市役所のページになるのだがパッと見て分からずリンクを探してしまった。
災害情報などはホームページではなくTwitterで逐次報告されている。
熱海市の人口約3.7万人、Twitterのフォロワー数約5.2千人フォロー率14%は何とも寂しい。
災害情報は全市民の14%以下にしか伝わらないわけだ。

災害発生時にTwitterが障害を起こしたらどうするのか?
ウチは知らないよ、Twitterが悪いんじゃないの?とは言えないだろう。
行政ともあろうものが他社の無料サービスに便乗しているのだから。

水がらみで、いかにも神奈川県らしい対応があった。
山北町で断水が発生、自力では何も出来ない状況となり自衛隊に給水車を要請するかも知れないと連絡した。
自衛隊は手続き上県からの要請が必要だとし、給水車を出発させ現地に到着した。
山北町は神奈川県に手続きを要請したが、県はこれを断り給水車の水は捨てられた。

神奈川県(横浜市の判断かも)は3.11の時に災害用物資の放出を行わなかった。
理由は「この物資は非常時用のものだから」だ。



Comments:1

Beep Author Profile Page 2019年10月16日 19:03

https://togetter.com/li/731695

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