太陽電池板をテストしてみる

揺らめく炎の庭灯、太陽電池板が怪しいというか太陽電池板とバッテリーくらいしか不具合部分が考えられない。
太陽電池板の所に外部から電圧を加えていくとLi-ionバッテリーは充電される。

充電回路は簡単なもので、バッテリー電圧が4.05V付近に達するとソーラーパネルとバッテリー間を切断する。
バッテリー電圧が低下すると再接続するが、スレッショルドが余り無いので切れたり入ったりを繰り返す。

太陽電池板にライトを当てると2V程の電圧が発生する。
太陽光を当てると4.6V位になるが、これは充電回路のスイッチでのロスが0.7V位ある為だ。
ソーラーパネルの電圧が上がるとバッテリーに充電電流が流れるので、それ以上には電圧が上がらなくなる。

定電圧電源でバッテリーを充電すれば正常動作するのだからバッテリーは大丈夫そうだ。
まあ容量が減っているとかはあるかも知れないけど。
太陽電池板も、少なくとも電圧は出ている。
定格出力があるかどうかは、そもそも定格が分からないので判断出来ない。

動作は、周りが暗くなると庭灯が点灯する仕組みになっている。
これは太陽電池板からの出力電圧を見ている。
不良となったこの個体は、他のものよりも点灯が早い。
明るい時には点灯しないが、薄暗い夕方には点灯する。
正常品は夜になり辺りがかなり暗くならなければ点灯しない。
これは太陽電池板の出力が低下していると見て良いのではないだろうか。