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電気柵の常時監視をしたい


  • Posted by: F&F
  • 2019年12月25日 12:13

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電気柵に草が触れれば漏電が起きるので、それをチェックしたい。
漏電の度合いにもよるが、柵の電圧が6kVを下回ったら警報が出たりすると助かる。

さてどうしようか。
ワイヤレス電圧計があれば良いのだが、数千円も出すのは違うかなと言う感じ。
ワイヤレス温度計のサーミスタ部分を改造して、とも思ったのだが今使っているワイヤレス温度計は電波到達距離が余り長くない。
ワイヤレスチャイムは送信機が余っているのでそれを使う手はあるが、これはエッジトリガなので電圧低下が検出されたその時しかアラームが鳴らない。
風で草が揺れて電圧が変動するような事が起きれば何度も鳴るが、そうでないと聞き逃したらアウトだ。

555で作った検電器をぶら下げておくのが簡単と言えば簡単だが、LEDを見えやすいところに設置しないと意味がない。
だったらLEDレベルメーターの方が気が利いているか。
分圧器などは再検討の必要があるし、負のパルスではなく正のパルスに変更する必要もありそうだ。
写真を見るとレベルが上がると赤のLEDなのかな?
LEDを付け替えても良いし、負のパルスのまま反転させて表示しても良いか。
とりあえず買ってみるかなぁ、6個で463円と激安だし。
って、6個も要らないんだけど。
基板を見ると5PinがGNDに落ちている。
SIPで5PinがGNDで5LEDのレベルメータのICを探すとAN6884があった。

分圧抵抗も現在は10MΩの入力抵抗なので、出来れば一桁上げたい。
10MΩでも1mA流れるわけで、まあCDIドライブのイグニションコイルの負荷としては軽いのは事実だが1mAも流す必要はない。
ところが高電圧用(といっても数kV)の抵抗は値段が高い。
ガラス抵抗など1本で数千円だから、簡易モニタに使おうと思える価格ではない。

10MΩと10KΩの分圧器の分圧比は約1/1000である。
10kVは10Vとして出力される。
パルスの電圧を測るのでピークホールド的回路が必要になるが、これにはダイオードが必要だ。
ダイオードには順方向電圧降下があるので、オペアンプのループの中に入れて順方向電圧降下をキャンセルしないと誤差が出る。
シリコンダイオードの場合のVfは約0.7Vであり温度傾斜は2mV/℃だ。
予めVf分を足しておくみたいなインチキでも良いとは思うけど、どうせLED5個だし。
ICがAN6884だとすると、元々はオーディオ用レベルメータらしくLEDは-10dB,-5dB,0db,+3dB,+6dBで点灯するそうだ。
+6dBの所を15kVで点灯させるとすると、以下のようになる。
2.4kV,4.2kV,7.5kV,10.5kV,15kV
+6dBの所を20kVとすると以下になる。
3.2kB,5.6kV,10kV,14kV,20kV



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