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電気柵の線は何が良いのか


  • Posted by: F&F
  • 2019年12月26日 12:10

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ウチではアルミ線を使っている。
500m巻きでφ1.2のものが5千円くらい、φ2.0のものが1万円くらいだ。

これの在庫処分品を1,980円で買ってきた。
このアルミ線を買ったから電気柵を張ろうと思ったくらいだ。
ただポールとか碍子とか電源とかを揃えるとかなりの金額になる。
なのでしばらく放置していたのだが、せっかく植えたレモンやオレンジの木を丸坊主にされたので重い腰を上げた。
木の回りには鹿除けのネットを張っていたのだが、それを壊され突破された。
木々が食われてから行動しても遅いのだが、もしかしたら春になったら又葉が出てくるかも知れないではないか。
例え葉が出てきたとしても、葉が大切な柑橘系故に実は当分期待出来ないけれど。

アルミ線は強度が低い点で余り人気はないようだ。
ナイロンロープにステンレス線を沿わせたというか巻いたというか、そんなものがよく使われる。
ステンレス線なので抵抗が高いと嫌がる人もいるが、例え1kΩの抵抗があったとしても電気柵の性能には全く影響はない。
アルミ線はつなぐ時もねじれば良いだけだが、ナイロンロープタイプはちょっとコツが要る。
接続する時に細いステンレス線やメッキ線が完全に接触するように注意しないといけない。
ロープ同士を結んだりすると接触不良になる事があり、するとそこで空中放電やロープ表面を介しての放電が起きる。
市販の電気柵用電源の電圧は10kV以上あるので、電線外で放電するような事が起きて長い時間の間にロープが炭化したり溶けたりする。
金属線同士をワイヤーツイスターみたいなもので接続するのが大切な事だ。

リークにしてもそうなのだが、断線も発見がしにくい。
ナイロンロープが結んであれば、目視的にはつながっていると思うからだ。
以前にも書いた電気柵監視システム的なものは、柵の各所に無線式の電圧計をくっつけて監視する。
ワイヤレス電圧計は1台が数万円と高額だが、それでもそれを使うのはチェックや補修の手間が大変だからだ。


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