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在りし日のロシアンブルー


  • Posted by: F&F
  • 2020年1月 5日 13:10

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最近の写真は痩せてしまっていておよそ可愛い猫ではなくなっている。
この写真は三毛柄のメインクーンがウチにやってきた時、ロシアンブルーと一緒に猫ベッドに入っているところだ。

たぶん2018年の秋頃だったと思う。
メインクーンの方を撮ったのでロシアンブルーは切れてしまっている。
ロシアンブルーは手触りの良い被毛と長いシッポが魅力だ。
弱り始めてからは風呂に入れることも避けていたし、栄養不足で毛艶も悪くなっていた。
この写真の頃は3.6kg位の重さがあった。
ちなみに赤ちゃんのメインクーン、今は6kg位の体重になって長さも幅も高さもロシアンブルーの2倍という感じだ。
赤ちゃんのメインクーンでも足の大きさが分かる。

ウチではネコたちの体重を記録している。
3月頃までは3.5kg以上あったが6月頃にかけて少し体重が減少した。
7月頃からはほぼ直線的に体重が落ち、10月に2.5kgを割った。
そこからは急降下で12月下旬には1.8kgに、そして昨日は1.5kgだった。

猫は弱り始めると本当に早い。
昨日までは元気にしていたのに今日は餌を食べない、翌日には死んでしまう事さえある。
ロシアンブルーにしても、アメリカンショートヘアーも同様だった。
勿論元気な猫であれば1日や2日食欲がなかったとしても心配は要らない。
体重が安定していれば何と言うことはないが、連続的に体重が減少するのは何かの異常が起きていることになる。

死ぬのが嫌だから生き物は飼わないという人がいる。
凄く分かる、その気持ちは。
でも、だったら人間という生き物である自分自身はどうなのだろう?
たった一匹の猫が死んだだけで悲しい気持ちになる。
しかし思い出すのは楽しかった出来事だ。
楽しかった何年もの年月と、悲しい一瞬がペアになって存在している。
そして猫が死んでしまった時の悲しさ、それを思い出して涙を流すのも又猫への想いだ。
長い間一緒にいた猫との思い出の、最も強烈な最後の一瞬としていつまでも心に残る。
悲しいのは死ぬことではなく、忘れ去られることだ。
猫の一生は記憶としていつまでも、いつまでも存在し続ける。



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