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ネオン管による電気柵電圧チェッカー


  • Posted by: F&F
  • 2020年1月 9日 11:12

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ネオン管で電気柵の電圧をチェックする機械がある。
ネオン管は50Vから80V程度で発光するので、抵抗で分圧して規定の印加電圧でネオン管が光るようにすれば良い。

ネオン管が1個であれば上記の通りなのだが、複数個のネオン管を光らせるのは意外に難しい。
分圧器をネオン管の個数分用意するのが最も簡単だが、分圧器への流入電流が少し増えてしまう。
感覚的には電流を1mA程度に抑えたいところだ。
1mAでも10kVでは10Wになる。
抵抗もネオン管も直列にしていく回路は、元々は海外の記事にあったものだったようだ。
その抵抗値などをモディファイしているようだが、理論的に間違っている記事が多い。

分圧抵抗が小さいと電気柵用電源に対する負荷が増える。
電気柵用電源の電圧安定度によるが、チェッカーで測った時に実際より低い電圧を示すようになってしまう。

ネオン管は点灯時に数百μAが流れるので、余り大きな値の抵抗で分圧してはいけない。
かといって小さな抵抗を使うと電気柵から見た負荷が重くなる。

欠点はネオン管が瞬間しか光らない事だ。
一般的電気柵のデューティーは1/1000以下なので、光っても暗い。
波形から漏電状態が分かると言う事で、これに分圧器を付けた方が良いかなと思う。
インパルスのトリガ性能は不明だが、まあオシロを名乗るならトリガ機能位あるだろう。

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