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電気柵はどこが切られたか


  • Posted by: F&F
  • 2020年1月12日 11:11

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昨晩切られた電気柵を観察する。
切られたのは前回同様、南斜面だ。

電気柵とナイロンロープは少し位置が違う、30cmほどナイロンロープの方が外側(鹿に近い側)に張ってある。
鹿にとって邪魔なナイロンロープをかじったようで、途中がボロボロになって切れていた。
更に鹿は進み、アルミ線をかじろうとしたら感電したという感じか。
驚いた鹿がアルミ線を引っ張り、引きちぎったと見られる。
南斜面にはナイロンロープを更に2本増やした。
アルミ線よりナイロンロープの方が鹿にとっては目視しやすいかなと思って。
鹿は緑はよく見えるらしいので。

更にチェックを進めると、東側に延長した部分も最下段のアルミ線のみ外れていた。
引きちぎられるほどの力は加わっていないが、碍子の所をゆるめに結んでいたのでそこが外れた。
鹿が柵に触れて線を押した程度の事だろう。

柵を切られた場所にウインドサーフィンのマストを立てた。
余っていた1本というか、東側には打ち込めなかったものだ。
これを立ててアルミ線を軽く固定した。
線が切られる/切られないには余り関係はないと思うが、線が鹿に絡みつくのは防止出来るだろう。

以前の記事で、鹿を捕獲したらどうかというコメントがあった。
鹿は許可を受けた猟師以外は捕ってはいけない。
罠などに関しても細かな決まりがあり、基本的には人家のある場所での猟は行えない。
農業従事者が許可を得れば、冬の3ヶ月間のみ罠を仕掛ける事は可能だそうだ。
農業従事者とは農業により生計を立てている者を言い、自家使用のための野菜栽培者は含まれない。
罠は囲い罠と呼ばれる、大きなケージに扉が付いたようなもので形状にも規定がある。
価格は10万円前後、質量は150kgという大型のものだ。

鹿の生息密度は人口密度より高いそうで、平方kmあたり100頭以上とか言ったかな。
現在も年間数千頭の鹿を捕っているそうだが、それでも鹿は増えている。
鹿は放っておくと5年で2倍の数に増えるそうだ。

伊豆市では農林漁業従事者とその土地に於ける柵などの鹿対策費用の半額を補助している。
害獣による年間被害額は5千万円前後だそうだ。
今年度の鹿の捕獲計画では約4千頭を捕獲するとしているが、実際はどうなったのだろう。
平成29年度は実績として約5千頭を捕獲したそうだ。
ちなみに鹿は1頭1万円くらいで(鹿肉加工業者に)売れるそうだ。

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