愛知県津島市の高齢者遺棄事件

愛知県津島市で高齢男性が保護された。
保護した警察は所轄の海部福祉相談センターに高齢男性を引き渡した。

高齢男性は会話・筆談が出来ない状態だったという。
海部福祉相談センターでは無料低額宿泊所に移送した上で救急隊に応援を求めたが、救急では緊急性がないとして対応しなかった。
押しつける事に失敗した海部福祉相談センター職員は、深夜の公園に男性を捨てる事にした。
海部福祉相談センター管内のだと又同じ事が起きてしまうので、所轄外である名古屋市中村区の公園に放置した。
その後偽名で119版通報したが、消防から連絡を受けて対応した警察が不審に気づき海部福祉相談センターに問い合わせて事件が発覚した。
本来であれば海部福祉相談センターが適切な医療機関などに連絡を取る必要があった。
高齢男性は脳梗塞だったそうだ。

警察側から故意に置き去りにしたのではないかと問われた海部福祉相談センターは、担当者が上司と相談の上で「本人が自らの意思で立ち去り、見失った」と嘘を吐いた。
しかしそれを不審に思った警察は後海部福祉相談センター次長に連絡を取り、海部福祉相談センターの悪事が表沙汰になった。

所轄外に捨ててしまえば関係ないという所が、いかにもである。
なおこの不祥事に関するお詫び等はHPには掲載されていないそうだが、愛知県のページには掲載されていた。

本件には職員A(50代男性)、職員B(50代男性)、職員C(20代女性)が関与したそうだ。