TV番組のヤラセは当たり前だけれど…

『テレビ朝日「10万円でできるかな」にヤラセ発覚　宝くじ企画、実際は数十万円購入』の週刊誌タイトル。
これはヤラセと言えるのだろうか。

10万円では当たりくじが見つからないから数十万円分を買ったというもの。
まあ、そんなものだと思う。
10万円買っても当たる時は当たるし、100万円買っても当たらない時は当たらない。
スタッフが事前に多数のスクラッチ宝くじを買い、当たりそうな絵柄が出たところであとは削らない。
それを出演者に、削るのが面倒だから途中までやっておきましたと渡したというもの。

番組的には当たりが出なければ盛り上がらないし、バラエティなのだからこの辺りは観る側も了解済みだと思う。
以前にも書いたが、大食い企画だって途中で打ち合わせや休憩を入れながら撮影している。
以前はそれでも良かったが、今はSNSですぐに拡散されてしまうので国内ロケが難しくなった。
番組側は出演者の健康が云々で中止したとか言っているが、そのくせ海外ロケは行う。
或いは一般人を入れない企画にする。

"鬼"に見つからないように芸能人が逃げ回る企画にしても、太陽高度と影の出来具合から撮影時間がバラバラなのが分かる。
鬼に捕まるところを最初に撮影し、逃げ回るシーンが後だったりする。
天候が急変するような日に撮影された回があり、それが明らかになった。
タレントのスケジュール調整などもある、その日の撮影が必須だったのだろう。
その後が屋内撮影などが増えたので、反省はあったと推測出来る。

鉄腕ダッシュのヤラセは有名だ。
捕れないはずの魚が釣れてしまったりと、まあスタッフも苦労していると言う事だ。
ソーラーカーではバッテリー総交換や充電サポート車両などが目撃されるに至る。


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