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厚労省は×だが防衛省は○だった


  • Posted by: F&F
  • 2020年2月26日 12:10

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厚労省のバカさ加減は今更言うまでもない。
先日も書いたように、感染を防ぎたいのか拡大したいのか分からない。

それに対して防衛省はキチっとしている。
クルーズ船での作業者全員のウイルス検査を行い、感染が確認されなくても1週間は休ませたそうだ。
万一感染していた場合に他の隊員に移ることを防ぐ為だ。
ウイルス検査で陰性になった人でもその後発症している例があり、一定期間の(事実上の)隔離は必要そうだ。
危機管理に対する考え方の違いと言ってしまえばそれまでだが、新型コロナウイルス感染症対策本部長は河野太郎氏にやってもらった方が良いのではないのか。

民間の一部企業は1週間から10日程度の自宅勤務を行うという。
感染者のいない企業でも、感染の可能性を下げるために対策を行う。
北海道の一部地域では休校を行うという。
国は大きな感染状態にはないと、相変わらずのんきだ。

中国で感染が拡大し始めてから3ヶ月になる。
感染者数グラフを見ると頭打ちになってきたように見える。
実際にそうであれば中国での感染のピークは過ぎたとも考えられるが、感染者数が8万人台となり正確な数が把握出来なくなっている可能性もある。
日本での感染拡大が2月半ばだとすると、5月頃には収束に向かうのだろうか。

アムウエイの空気清浄器は2.4nm以上の粒子を99.99%除去出来て、コロナウイルスも除去出来ると謳っている。
アムウエイで商売をしている人は「今なら私が代理購入します」みたいな宣伝を開始している。
2.4nmが通らないとすると赤外線の長波長側も通らない。

ちなみにHEPAフィルタは300nm以上の粒子を99.97%以上、ULPAフィルタは150nm以上の粒子を99.9995%以上除去出来る。
ULPAフィルタでも通風抵抗が大きく、表面積の拡大や素材の薄型化が必要になる。
ちなみにHEPAフィルタは液体の水は通過することが出来ない。
ゴアテックスの穴径は300nm前後だそうだ。
防塵マスクで50μmの粒子を捕捉出来るものは吸気抵抗が大きく、特定の用途での利用にとどまると言われる。
電気集塵機では物理フィルタ式よりも微細な粒子を捕捉でき、20nm前後まで有効だそうだが集塵率を上げにくい。

光学顕微鏡で見える限界が200nm前後なので、微細粒子の捕捉テストは相当大変だと思う。
安定した粒状の細かな粒を沢山用意しなければならない。

アムウエイの空気清浄器のフィルタは、ULPAフィルタの1/60以下のメッシュだ。

空気清浄器でウイルス除去を謳うものの多くはオゾンや紫外線による殺菌効果を狙っている。
プラズマクラスターやナノイーなども(オゾンではないとメーカー言っているが)似たようなものである。
殺菌による細菌やウイルス除去は可能だが、空気清浄器レベルでは殺菌率が余り高くない。
(狭い空間に設置すれば有効というレベル)

殺菌という点では超音波加湿器に次亜塩素酸水を入れて使った方が強力だと思う。
次亜塩素酸水はすぐに水に戻ってしまうので、小さなスプレーボトルに入れて持ち歩き適宜手や顔にシュシュっとやれば良い。

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