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ルンバのギアボックスを直す


  • Posted by: F&F
  • 2020年3月27日 12:06

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前回は内部清掃とグリスアップのみで組み立てたのだが、テフロンフィルムが見つかったのでそれを組み込む。
テフロンフィルムは薄いものなのでギアの位置が変わることはない。

ギアボックスを開けてみると、少し埃が入り込んでいた。
シールされていないので当たり前なのだが、これでは又同じ事が起きるだろう。
テフロンフィルムはシールのためではなく、プラスチック同士が接触しないように挟む。
オリジナル状態だとギア(デルリンかな?)と筐体(ABS?)が接触する構造だ。
開けたときにベタベタだったのでグリスは塗られているのだろうが、時間と共にグリスが切れてプラスチック同士が接触、熱を持って変形するというわけだ。
テフロンシートを入れるのは2カ所、ブラシをドライブしているギアである。
他のギアには金属シャフトが通っているので、位置決めがされていてプラスチックとの接触はわずかだ。
ここにはグリスを塗っておく。

テフロンフィルムは中央に穴を開けてギアの軸を入れ、その後ギアの外周に合わせて丸くする。
テフロンは熱に強いので摩擦熱で溶けることはないが、引っかかれば引きちぎられるかも知れない。
本来潤滑剤は必要としないが、プラスチック面が荒れているのでシリコングリスは塗っておいた。

この部分は単体で買うことも出来るが、ブラシユニット全体の方が安かったりする。
しかし米国Amazonで買えば891が4万円位だったりするので、部品を買って修理するなら新しいものを買った方が良いかなとも思う。

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