凄くない日銀短観と物流のすごさ

日銀静岡支店の3月の短観は、「景気は緩やかな回復」だ。
発表されたのは3月11日である。

「県内の景気は、緩やかな拡大基調ににあるが、足もとでは新型コロナウイルス感染症の影響等から停滞している。
最終需要の動向をみると、設備投資は増加が続いている。」
世界各地で新型コロナウイルスによる感染が問題化し、経済をも揺るがす事態になっているのに暢気なものである。

本店はどう言っているか(3月16日)というと
「わが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う経済活動の抑制により、景気下押し圧力が強まっており、金融資本市場の不安定な動きも続いている。
新型感染症は世界的規模で急拡大しており、当面はグローバルにも景気下押しが進むと予想される。」

まあ日銀がどう言おうが経済がさほど動くわけではない。
お決まりのように「緩やかな拡大基調」を繰り返しているわけだが、これだけ毎月拡大基調が続くのならデフレなどにはならないはずだ。
まあ「緩やかな拡大基調」が前月比だとか前縁同期比で0以上にある事を指すのかも知れないけど。
この点では公務員給与を上げる事で、民間のマイナス分を埋められるのだとか。
頑固なまでに拡大基調を繰り返したその日銀が下押しと文言を変えた事がニュースになるくらいだ。

本質とちょっと違ったところに着目されたのは、安倍晋三婦人の花見会だ。
まあ安倍昭恵さんには何を言っても無駄みたいな、森友問題も起こした訳で。
総理自ら「昭恵はただの目立ちたがりなんだ。何もわかっちゃいないし、わからせることもできない。離婚ができるならとっくにしてるよ。（総理という）立場がなければね」と言ったとか。
婦人追及は国会に任せるとして、その花見会の写真に手越祐也氏が写っていた事がファンの間で問題となった。
「人気アイドルが後先考えないで行動するとかあり得ない」「反社会勢力と政治家には関わるな」(政治家じゃないけど)などなど。

スーパーから食料品が消えたと言われたが、昨日はかなりのものが復活したのだとか。
TV局は売り切れ品を探すために、スーパーに「棚を空けてください」と要求したと暴露されていた。
売り切れ続出だからみんな焦って買いだめしましょうと、無用な煽りをしたくて仕方がないのである。
だがTV局が期待する売り切れ商品はすぐさま補充され、普段のスーパーの姿がそこにあったというお話。
ただ夕方以降は品切れもあったという事なので、そういう時間帯を狙って行かないといけないな、TV局は。
肉にしても魚にしても、レトルトや冷凍食品も出荷量を少し増やすと売り切れは解消する。
マスクのように生産量が消費量より少ないものは別として、店舗休業などで食材は余っているしなぁ。
だから自民党は牛肉券とか魚券を配りたいわけでしょ？

伊豆市のスーパーは全く異変はなかった。
静岡市では乾麺などが売り切れる事があったらしいのだが、その棚を狙って放送しただけなんじゃないの？みたいな。
まるでそこだけ片付けられたような棚と、他の棚にはいつもどおりの食品が並ぶ。
外出を控えるからその分の食材を買った、その程度の事だろう。
スーパーの売り上げは年末年始並みだというから、休日分の食材を買っただけと言う事。


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