麻生のオッサンGoToTrouble

どうしても、何が何でも券を配りたい麻生氏。
反感の元だから現金にしておきましょうよと総理は言ったのだろうが、だったら収束後に券を配ってくれ、そうしたら現金支給に同意すると交換条件でも出したのか。

麻生内閣自体1年も持たなかったばかりか、その後の選挙では自民党が大敗した。
麻生内閣の支持率はあっという間に20％を割ったんだったかな。
もっとも、森内閣の10%以下には負けるけど。
森内閣や麻生内閣が何故ダメだったのかは、物事を広く見る目を持たなかったからだと思う。
当然ブレインが付いていたのだろうが、俺は総理だ的に周りの言う事にも耳を傾けなかったのではないのか。

麻生氏はイエスマン的行動が安倍総理に気に入られているのかも知れないが、ピントがずれたオッサンである事に間違いは無い。
世界中が今日を、明日をどう生きるか考えている時に旅行券だ食事券だと、いったい何を考えているのか。

台湾は、日本のように誰もが大臣になれるわけではないそうだ。
日本の場合は総理が気に入った人を指名すればそれで良いのだが、台湾はその分野に於けるエキスパートでなければならない。
役人の手足となって動くだけの日本の大臣と、まさにトップダウンで物事が決められる国との違いだ。

緊急事態宣言は東京や大阪を対象都市とするのだとか。
東京都の感染者数拡大でロックダウンも視野に入ってくるのだろうが、諸外国と違って強制力が無い。
クーポン券の話なんかしているから対応が遅れるのだ。
日本の場合は(国土が狭いこともあるが)何もかもが東京に集中しているので、東京を封鎖してしまうと相当不自由になる。
何を動かし、何を止めるのか、国や都は考えているのだろうか。
物流、エネルギ、交通、止められないものは沢山ある。
止められるものを止めることで、止められないものを安全に動かす工夫や手段を考えているのかなぁ。

仕事以外の外出を制限したとしても、もはやその職場での感染も広がり始めている。
密集を避けなければならないが、通勤電車はどうにもならない。
他国では通勤も禁止しているところがあるが、これには相当の覚悟が必要になる。
経済と人命とどちらが大切なのか、どちらが欠けても将来不安は増えるのだが、その究極の選択をしなければならなくなる可能性もある。


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