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海水水槽:揚水ポンプが壊れた


  • Posted by: F&F
  • 2020年4月 7日 12:04

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海水くみ上げ用に使っていたポンプが壊れた。
点検している時にエルボにヒビが入っている事が分かり、別のポンプからエルボを取って交換しようと思った。

全体を見るとネジなどは錆びだらけで、インペラーのシャフトを止めているネジも真っ赤に錆びている。
エルボを交換する前にポンプの回転を確かめようかとバッテリーに接続すると、何か回転がおかしい。
ジジジジみたいな音がしている。
無負荷なのだからもっと綺麗に回転しても良いはずなのに。

負荷を加えるためにバケツに水を入れ、その中にポンプを入れた。
しかし、やはり音がしている。
何となく流量も少ない感じがするなぁと眺めていたらポンプが止まった。
インペラーを回せばさほど抵抗なく回転する。
部屋に持ち帰り、電源を接続してみると電流が流れない。
ブラシか何かが壊れたのだろう。

前に分解した時に中に水が溜まっていたのでいずれは壊れる運命だなとは思っていた。
でも中を見てみたい。
だがネジがどうにも緩まない。
ドライバーでも駄目、細いバイスプライヤーで挟んでみてもダメだった。
ネジには錆転換剤を塗っておいたのだが、役には立たなかった。
そこでケースを切断した。
カーボンブラシは付いていたが位置がずれている。
コンミュテータにも荒れと言うより激しい欠損部があった。
モーターが褐色になっているので、以前分解した時に錆転換剤を塗ったためだ。
ケース内に水は溜まっていなかった。

音が出始めてから回転しなくなるまでに5分はかかっていない。
それまでは普通に動いていたので、やはり予備を持っていないと怖いなと思った。
まあ1年くらいは使えたのだから、安物の割には頑張ったと言えるのか。

ポンプの配線にはソーラーパネルの配線用防水コネクタを使っているのだが、こちらは全く異常は見られなかった。
海水を汲む度に海水に浸かっていたわけだが、さすが防水である。
勿論塩水に浸ける事は保証していないわけだが、十分使用に耐える事が分かった。

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