土日の伊豆半島

鎌倉や江ノ島は人の波、そして海岸の134号線は渋滞が続いたそうだ。
一部有料駐車場を閉鎖して観光客の流入を防止しようとするも、中々うまく行かないらしい。

車だけではなく、バイク乗りの人も沢山つめかけたと言う事だ。
千葉では海岸を閉鎖するも、潮干狩りに来る客が後を絶たない。
岩場にも、立ち入り禁止の防波堤にも多くの釣り人が並ぶ。

天気が良かったこともあり、日曜には他県ナンバーの車が伊豆半島にも押し寄せた。
神奈川県や山梨県は隣接県なのでクルマが来そうなものだがそう多くはなく、多摩(東京都)、所沢・大宮(埼玉県)、千葉・袖ケ浦(千葉県)ナンバーが目立った。
近県の人はわざわざ出向くまでもないと考え、遠くの人は休みだから出かけようと車を走らせたのか。
一部市町では旅館やホテルを閉鎖して観光客を阻止しようとするが、日帰り客を制限するのは難しい。
道の駅などは休業しているが、民間の土産屋などは営業中だ。
ホテルや飲食店には休業補償を自治体が出したりするのだが、土産物屋に救済の手は及ばない。
倒産か、感染覚悟の営業かの選択かも知れない。

いつだったか、雨による増水で川の中州に取り残された人が流された事故があった。
再三注意してもその人たちは、その場所を離れなかったという。
自粛要請を聞かない人たちも同じだろう。
俺はかかっていない、私はかからないみたいな。
車で来て観光をして車で帰るのならばそれでも良いが、食事もすれば買い物だってするだろう。
そうした接触の中で感染させたり感染したりが起きる。

少しの期間我慢すれば良いのだが、それが出来ない。
諸外国のように法で取り締まらない限りダメなのだろうな。
TVのインタビューでも、法に触れるわけではないから自粛はしないと言っている人がいた。


にほんブログ村