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家はどうやって壊れていくのか(1)


  • Posted by: F&F
  • 2020年5月19日 11:05

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この別荘地には放置された建物がいくつもある。
オーナーの世代交代が起きたまま放置されるものもあるだろうし、不動産会社の管理となったまま放置されている物件もある。

ウチの北側の家も放置家屋であり不動産会社の管理だよと看板が立っている。
ここに引っ越してきた時にも軒下の一部が剥がれるなどしていたのだが、今はかなり傷みが激しい。
軒下が剥がれていた程度の時にはそうでもなかったが、屋根の一部が壊れると破壊が急速に進む。

軒下を壊すのは小動物ではないかと言われる。
リスなどが穴を開けて入り込み、木をかじってしまうために強度が落ちる。
リスやコウモリの糞尿などで腐りが生ずる。
軒下が破壊されると風雨が吹き込んで周辺の傷みが始まる。
通常軒下に大きな開口部はないわけだが、ここに穴が開くと風雨が吹き込むようになる。
風雨が吹き込むと次に弱い場所が壊れて風が通るようになる。

この状態でも屋根が壊れていなければ未だ良い。
軒下から吹き込む雨量には限りがあるし、雨の日に必ず強い風が吹くわけではないからだ。
しかし吹き込んだ風雨などで屋根やその構造体が腐り、瓦に相当する部分が壊れて防水性が失われると雨が入り込む。
いったん雨が入り込めばそこから腐りが進行して強度が落ち、風雨にさらされながら壊れていく。

屋根が壊れた頃から、側溝に常に水が流れ込むようになった。
想像するに、雨水が部屋や基礎の中に溜まってそれが地下水として流れてくるのではないのか。
屋根の全ての部分が壊れているわけではないが、端の方の傷みが激しいので、屋根に降った雨水がまとめて建物の中に流れ落ちている。
昨日から今日にかけても雨が降った。

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