電子秤の中身


安い(9.8千円)電子秤があったので購入した。

最小表示は0.1グラムで、200グラムまでの質量が計れる物だ。
さすがに0.1グラム分解能ともなると、測定地域によって校正が必要になる。
天秤秤と違って重力加速度(G)の影響が出るためだが、北海道の最北端から沖縄までを16の区域に分けた校正表が付いている。
(なぜか商品名?が電子天秤になっている。
天秤って左右の皿をバランスさせるような、上皿天秤を想像するのだが、バネ秤の類も天秤と称するのかな?)
中身はストレインゲージと多少の回路であることは想像できたが、とりあえず開けてみることにする。
開けると言っても(一応)精密な秤である。
開けることによって校正が狂ってしまってはいけない。
細心の注意?を払って開けたのがこの写真だ。

中央に見えるのがアルミ製のバネ部分,横から見ると中央に穴の開いたアルミの棒って感じだ。
これの上部に歪み計が取り付けられている。
この部分が変形して重さを電気信号に変換する。
歪み計の拡大写真はこんな感じだ。

センサはアルミにエポキシか何かで接着されている。
下に見えるのはプリント基板だが、空芯コイルが乗っているくらいで、部品は多くない。


せっかく秤があるので単三電池の重さを量ってみた。
アルカリ電池が23.4グラム,ニッケル水素電池が26グラム,リチウム電池が13.3グラムと言うのがその結果だ。
ニッケル水素の約半分なのだからリチウム電池ってヤツは軽い物だ。
コイルと半導体を使った反重力?装置、この秤でそれをはかるには分解能が足りなそうだ。
こいつの仕様は以下の通り。
安物の割には温度傾斜なども載っていたりする。