ウナギ的モノを食う(2)


前回のウナギ実験では見事に失敗してしまったが、「豆腐をベースにすればよいのではないか」とのmailを頂いた。
そこで新たなるウナギ的ものへの挑戦を行った。
本格的?料理となると、味付けや「感」の部分で私では心許ない。
そこで味付け担当は妻に登場願った。
(一応管理栄養士だしね..)

これが材料,豆腐は「もめん」に限ると言うことだ。
味付けのりはウナギの皮の代用品,片栗粉とたまご(卵白のみ使用)はつなぎとして使用する。
まずは豆腐の水を切る。
ペーパタオルにくるんで絞るようにすること数回,水切りが完了した豆腐をすりばちでつぶす。


残念ながら我が家には大きなすり鉢がない。
この小さなヤツで何度にも分けてすりつぶすという面倒な作業を強いられてしまった。
すりつぶした後、塩を少々と卵白,片栗粉を入れて混ぜ合わせる。
この白身の分量なのだが、入れすぎると鶏のささみ風のものになってしまう。
数々の実験により、白身の分量は少なく,その代わりにサラダオイルを少々加える方が良い結果となった。


こうして練り合わせたものを海苔の上に乗せる。
卵白が多い場合には(膨らむので)薄く,卵白が少ない場合には厚めに盛るのがコツといえそうだ。
海苔は味付け海苔でも何でもかまわないと思う。
(たまたま手元に味付け海苔があったので使用したに過ぎない)さて、これを焼くわけだがフライパンとオーブントースターを使用してみた。
結果から言うとどちらもたいして違いはなかった。
ま、フライパンの方が手軽ってかんじだろうか?

まずはのりの付いていない面を焼く。
何となくのりの付いていない面の方が強度が不足しているような?気がしたからだ。
油は多めの方が良いかも知れない。
これで若干色が付く程度まで炒める事にする。


ひっくり返して反対側も焼く。
これは第一作目なのでちょっとデキが悪いのだが、焼いた後の姿?を想像しながら海苔に豆腐を盛りつけると、もう少しソレっぽく出来上がるはず。
両面とも焼けたら不要な油を捨てよう。
ウナギのタレを入れるときにハネちゃうからね。
そしてココが大切なのだが、ウナギのタレを入れるときはフライパンの温度が下がっていることを確かめないといけない。
高温のフライパンに入れると、ウナギのタレの醤油分がすぐに焦げてしまう。


そして出来上がったのがこれ。
卵白の分量を多くすると鶏のささみ風,卵白を少なくサラダオイルを多めにするとウナギ風..って、結局どちらにも似てない味ではないか?と言われそうだが、前回の実験に比べれば100倍は良くできている。
安くてヘルシーな「ウナギもどき」,熱いご飯にこいつを乗せて、更にタレをかければ結構おいしくいただける。


このページをご覧になった方から情報を頂いた。
「山芋を加えて蒸すと良いですよ」との事。
さっそく材料を再調達した。


山芋をすり下ろして豆腐に加える。
まずは豆腐+山芋で挑戦するが、山芋パワーが発揮されず?型くずれしてしまう。
山芋+豆腐の状態がこれ,上の写真と見比べると柔らかそうなのがお解りいただけるだろうか?

ここから試行錯誤の長い旅が始まる..山芋,片栗粉,卵白の分量を調整しながら何度も試すのだが、一体ウナギってどんな味だっけ?ってな具合になってくる。
結局豆腐が無くなるまで実験を繰り返すという有様,ウナギを極めるのは難しいぞ!

調合比率を変えては蒸して焼き直し,それを食ってみる。
味自体,だんだん分からなくなってくるのだが、どうやらフツーのウナギのタレでは味が甘すぎる感じがする。
ウナギもどきを極めるためには、それ専用のタレも作らないといけないのかも知れない。