N505isの画質


ついにというか、ようやくというか、ドコモのN505isにもメガピクセルカメラが搭載された。

504i/is時代の写真はこちらをご覧頂くとして、30万画素級のC-MOSユニットはお世辞にも満足出来る画質とは言い難かった。
いや、言い難いどころの話しではなく、良くもまあこんな画質のシロモノをカメラだと言ったものだと驚きすら感じてしまう。
のだが、ケータイの画面で見てケータイに送る用途、しかも人物を近接撮影するだけという使い方であればこれでも良いのかななんて思ったりするのも事実だった。
ではN505isの画質をご覧頂くが、撮影は曇天の日なのでダイナミックレンジの狭い携帯電話内蔵カメラにも有利に働くはず。
ちなみにCOOLPIXによればF4.4で1/60秒のシャッタが切れたそうだ。
比較用の写真はCOOLPIX950(200万画素デジカメ)を使用してSXGAサイズで撮影した。
(N505isは1280×960) これはCOOLPIXで撮ったものである。
画像をクリックすると無加工の写真が見られる。

こちらがN505isで撮ったもの。
同じく画像をクリックすると無加工の写真が見られる。
ここでは画像サイズと共に色補正を精一杯行ってCOOLPIXに近づける努力をした絵である。
N505isには画質などの調整が出来る仕掛けが付いていて、もしかすると多少露出をアンダー気味にした方が良かったのかも知れない。
だが今回は全部デフォルトのままで撮っている。

如何だろうか。
少なくとも30万画素級の携帯電話内蔵デジカメとは一線を画する画質である事に間違いはない。
間違いはないのだが、デジカメには遠く及ばないのも事実である。
ちなみにシャープ製携帯電話の200万画素クラスデジカメなら、これよりもっと綺麗に取れる事は間違いない。