PHSによる(公称)32Kbpsデータ伝送方式を考える


PHSによる32Kbpsのディジタルデータ伝送が97年4月1日から開始される。
そこで、このデータ伝送方式の標準規格PIAFSを考えてみた。
PIAFSとは Phs Internet Access Forum Standard の略で、数年前から端末メーカや事業者が参加して企画検討が行われていたものだ。
しかし、各社の利害関係もあってなかなか規格がまとまらなかった。
そこでDDIpは独自方式でサービスインしてしまい、それを標準化作業で(実績を武器に)スタンダード伝送方式にしようと目論んだ。
そのためDDIpでは独自方式によるLSIを早期に完成させていたし、TA側についても準備を整えていた。
と、所が!DDIpの思惑通りに事は進まなかった。
PIAFSが業界標準としてスタートすることが決まったのだ。


PIAFSの概略

PIAFSをうまく使うには?

PIAFSフレームの構成

通信の相手は?