バックライトを交換する(2)


LetsNote S-51のバックライト交換の後の実験?で冷陰極管が点灯しなくなったワケだが、壊れたままでは悔しいので何とか修理できないかと思ってヤフオクを見ていた。
インバータのみを出品したものもあったのだが、果たしてインバータが壊れているのか本体側が壊れているのか解らないために手を出さなかった。
やがて液晶が正しく表示しないジャンクが出品され、それを購入した。
購入したジャンクのパネル部分をそっくりウチのS-51に付けてみるがバックライトは点灯しない。
どうやらメインボー側の何かが壊れているようだ。
購入したジャンクとウチのS-51では基板が少々違っていたが基本的には同じ構成なので電圧チェックなどを行う。
するとインバータ基板に行くコネクタに、正常な方は16
程が加わっているがダメな方は0Vである。
他に3.3Vが加わっているピンもあるが、こちらはどちらも同電圧だ。
どうやらインバータには16Vを加える必要があるらしい。
そしてインバータを接続するコネクタと電源間にはフューズが付けられているようだが、それは基板の裏側だ。
メイン基板を外してチェックすれば発見できたかも知れなかったがまあいい。
フューズの場所はクーリングファンのすぐ右側、白い部品だ。

フューズのアップ。
ICP602 1000mAとシルクが入っている。

とにかくその切れたフューズをジャンパ(!)したらバックライトは正常に点灯した。
どうやら冷陰極管の実験をしているときに高圧側をショートでもさせてしまったのだろう。
と言うワケでS-51は生き返った。
さてジャンクの方のS-51はどうしようか。
メインボードは生きているようだが液晶パネルがダメである。
コネクタ近辺は出品者がさんざんいじったようで、それでも回復に至らなかったのか。