韓国事情(3)(4/5)
◆ 広い道路を渡る人は居ない。横断歩道もない。狭い道には横断歩道があるが、人が渡っていたとしても車は何のおかまいも無しに突っ込んでくるから、注意していないと危ない。
なので片側4車線の道路など、例え横断歩道があったとしてもとても渡る気はしなくなる。
その代わり広い道路の下には地下通路が出来ている。地下には商店も並び、丁度上野や御徒町の路地裏的、或いはアキバのジャンク屋的な店構えの小さな商店がある。
時に通路に台を置いて物品を並べている所もある。これらの店はデパート価格よりは安いが、果たして品質を考えた場合に安いのか否かは解らない。
◆ 夜になると一段と賑わう一角がある。ある通りは原宿風、次の通りは上野風かな?って感じで、路上にテーブルを並べて営業している人もいる。なので、この通りは車が通れなくなる。行き場所に困った車は人をかき分けながら大通りへと逃げていく。
道路沿いの商店からは大音量の音楽が放たれ、祭りの屋台のような食べ物屋で買ったもの(どんなものかは表現しにくいなあ)を食べながら歩く若者で賑わっていた。
◆ 日本語はかなりの所で通じる。大きなホテルはまず問題なく、商店でも日本語が通じる所が多い。
日本語の案内板も、これは主に商店などで見かけられる。が、バスや地下鉄にはハングル文字の案内板しかない所が多い。これには少々困った。ハングル文字で書かれた地図と照らし合わせ、パターンマッチングによってそれを判別するという面倒さが必要なのだ。
アルファベット表記でも、それが読めるわけではないがハングル文字表記よりは余程解りやすい。
◆ 地下鉄は駅以外の、つまりトンネルの中でも携帯電話が使える。携帯電話普及率というか、見た目的には日本より一般化していないと思われるが、それでも地下鉄内で、街中で携帯電話を使っている人は多く見かけた。
携帯電話売りの屋台?も沢山出ていて、いわゆる日本風デザインの携帯電話に沢山の人が見入っていた。さすがに価格調査をしてこなかったので携帯電話の値段は不明だが、これも日本風に本体価格100ウォン程度で買えるような雰囲気?の紙が貼ってある所はあった。
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