| 燃費(4/1)
             ◆ 以前にも紹介した燃費関係のページ、その掲示板に私もちょくちょく顔を出している。ここでは論理的議論もされるのだが、そうでないこともある。燃費改善用品はオーディオの音質向上グッズのような物だろうか。
 いわゆる信者チックな人たちが居るのも事実だし、また逆に冷視している人もいる。
 燃費改善用品の効果はその購入価格に比例するという事実?があり、オイル添加剤などでも数千円の物に対しては「効果は抜群だが価格が少々高い」とレポートされ、低価格な物は「価格が安いから効果はこんあものだろう」と書かれる。
 そんな中で流行?の兆しを見せているのは放射性物質関連か。詳しくは同ページの掲示板を見て頂きたい。
 磁石や放射性物質は外部からエネルギを供給することなく、吸気や燃料をイオン化してくれると言うところが気に入られているらしい。
 燃料や吸気を即座にイオン化できるような放射性物質って一体…
 ◆ イオン化と言うことでF&Fではオゾン発生器を車に取り付ける実験を行ってみた。オゾン発生器はガラス製の試験管とガラスパイプ、ステンレスの金網、それにスタンガン改造品を組み合わせて無声放電させるという乱暴な方法である。
 でも吸気量に対する発生オゾン量の絶対値は低く、果たして効果があるのか否かと言うところ。
 最初はこのオゾン発生器1ユニットで行こうかとも思ったのだが、SLは吸気管が2つあるしどうせなら強烈なヤツを!って事で、合計4台のオゾン発生器を作った。
 このスペシャルオゾン発生器を適当に取り付け、排気管にはA/Fセンサを付けた。
 エンジンをかけてみると最初は調子がいまいちだったが、少し走るうちに通常と変わらない感じになってきた。
 最初は燃料が薄い側(A/F=16.5
1程度)まで振れていたのが、やがてECUの学習効果でストイキ点に近づいてフィーリングが戻ったのだろう。
 
 ◆ 瞬間燃費計で見る限り燃費に大きな変化はなさそうである。が、少しトルクが太ったような気がする。そこで4輪シャーシダイナモのある知人の所に行ってパワー測定を行った。最初はオゾンを発生させずにしばらく走行してECUを安定させた後でのパワー測定、次にオゾン発生器のスイッチを入れて同じように走り回ってからのパワー測定だ。
 ノーマル状態でのパワーは約308馬力でカタログ数値とあまり変わらない。オゾン発生器を使用してのパワーは目を疑う382馬力!とても信じられなくて再測定したくらいで、挙げ句の果てには計器の故障を疑ってノーマル状態に戻してもう一度計り直した。
 でもやはりオゾンを入れると382馬力出ている。
 実にパワー上昇率25%だ!これなら巷で売っている「パワー20%アップ」の怪しげグッズより上ではないか!と、長ったらしい4月1日レポートになってしまった・・
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