過去の雑記置き場

保険(4/30)

◆ 先日保険会社のオバサンがやってきた。
生命保険の更新に関する件で、だ。
私の加入している生命保険は"自動更新"という種類のものらしく、10年ごとに書類にハンコを押さないといけないらしい。
必要なものはハンコと証書である。
で、証書を見て気が付いた。これには10年間の保証金額は書いてあるが、11年目がどうなるのかは書かれていない。
ただし自動更新とだけ書いてある。
保険の基本部分に関しては10年後に\700程保険料が上がると明記されているが、特約部分にこれはない。

◆ オバサンは、自動更新のシステムに関して保険加入時に十分説明を受けたはずだと言うが、そんなことは覚えていない。
何しろ10年も前の話なのである。
オバサンは、(私が)話を聞いたという証拠に、それらしい書類に押されたハンコを見せてくれたが、その書類には契約内容が書いてあるわけではなかった。
つまり、不動産売買時の重要事項説明に関する書類とは全く違うというわけである。

◆ 結局の所オバサンでは説明が出来なくなった。
何しろ証書には10年後自動更新と書かれているだけで、更新の条件は一切書かれていない。
何も書かれていなければ、同一条件と同一掛け金で自動更新されるのかと思ったら、それは違うという。
数千円単位で金額が上がるというのだ。
しかもその金額は、保険加入時には決まっていなかった、つまり、後から保険会社が勝手に決めた金額だという。
続く…



作れ〜(4/29)

◆ FOMA普及を目指すドコモは、移動機メーカに開発費補助と称する費用を支払っている。
これは、売れもしないFOMA移動機に巨額開発費をかける程メーカも資金が潤沢ではないからだ。
PDC移動機は半年間に500万台以上を売り上げるわけだし、それはドコモが買い取ってくれるのだからメーカとしては低リスクである。
所がFOMAの売れ行きはその1/10以下であった。
魅力的移動機が出来なければ普及は進まないし、普及が進まなければ移動機開発に力が入らない。
これはまさにPHS事情と同じ事である。

◆ そこでドコモは開発費の半額負担を打ち出した。
こちろんこれは3G移動機に関する技術の拘束という意味合いもあり、Vフォンに対する牽制であることは明確だ。
現在は5社がその対象になっていて、ドコモの支出額は400億円以上になる。
このカネは当たり前ながらPDCの売り上げによってまかなわれているわけだ。
果たして無理矢理市場を立ち上げようとするのは効果的なのか否か。

◆ PDCが売れていて、売れているから魅力的移動機が出来る。
もしも一旦加入者離れが起こったら。
それはドコモのみが猛烈に反対している番号ポータビリティの行方にもよるわけだが、正帰還がかかっている現状は一気にネガティブフィードバックになり、デフレ状態に突入するに違いない。
それを阻止するためには多くの資金を用意しておく必要があり、価格を下げることは難しい。
逆に他の事業者は投資額が少ない分だけ低価格化が出来ようとも言うモンだが、移動機のインセンティブをドコモより多く支払っていることが足かせとなる。



BD(4/28)

◆ 短波長レーザを使用した次世代光ディスク。
すでに2つの規格が出来てしまっている。
もっとも書き込み可能なDVDに至っては4方式が乱立する事態になっていて、多くのメーカは複数方式に対応したデッキを販売しなければいけないという、自分で自分の首を絞めちゃってるような市場になってしまっている。
BDの方は、な、なんと松下とSONYが同方式を推進するという事になっていて、もう一つの陣営は東芝とNECだったかな。
こう言っては悪いが、東芝/日電陣営はBDの敵ではないと言う感じ。
もっとも東芝/日電のAODは現行DVDとの互換性(互換性と言うのか?)を重視した規格になっていると同グループは口を揃える。

◆ 規格的にはBDの方が無理が多く、1.2mm厚のディスクの中心に記録層(膜)を置くDVDやAODと違い、表面から100μmの所にこれを置かなければいけない。
記録容量もBDの方が少なくて27Gバイトと、AODの40Gバイトよりも少ない。
国内の大手主力メーカがBD採用をアナウンスしているが、海外でもフィリップスやサムスンなどがこのグループに属する。
対するAODの方はDVDフォーラム参加メーカ217社が採用だと言うが、寄ってたかった217社よりもBDグループの9社の方がシェアが大きかったりして。

◆ BD陣営での製品一番乗りは、SONYのブルーレイディスクレコーダーBDZ-S77である。
AODの方はまだ規格が完全には固まっていない様子で、製品化は早くても来年以降になると見られている。
製品化に関しては、松下も様子見気分という感じなのはディスクそれ自体の量産性や価格、短波長レーザの価格や寿命など考慮すべき点が多いからなのかも知れない。
VHSに代わって、そろそろ追記型(書き換え型)DVDでも良いかなと思っていた私なのだが、規格乱立のDVDよりは短波長レーザ対応製品を待った方がお利口さんかなと思い始めている。



ETC(4/27)

◆ 5万円のハイウエイカード、今や金券ショップでも見かけなくなってしまった。
一方のETCは低価格モデルが少しずつ出始めている。
アンテナ一体型で1万円ちょっとのものから、旧モデルだと5千円の値引きなんてのもある。
取り付け工賃はバカに出来ないが、これは自分で設置すればOKである。
登録等々の手数料は悔しいけれど払わなくてはいけない。
もっともETC本体を買わずにカードだけ作って前納割引の恩恵にだけあずかるという、最も効率的だと思われる方法もある。

◆ 成田空港に車で行くと、空港の出口料金所で待たされる事が多い。
まるで「オマエもETCを付けろ!」と言わんばかりに、ノンビリと料金徴収作業をしてくれるのだ。
こういう場面ではETCのメリットを感じるわけだが、先日は1つしかないETCゲートにリムジンバスが引っかかっていた。
何かの拍子でゲートが開かなかったのだろう。
入り口で引っかかっているヤツがいれば、一般ゲートで通行券を貰って通るという事も出来るが、出口で引っかかられるとイヤである。
せっかくETCを付けたのに〜 と(列に並んでいる車は)怒っていたに違いない。

◆ いつETCを付けるのがお得か。
待てる人は夏前まで待った方が良いと思う。
ボーナス商戦をあてにした新製品が(たぶん)安価に出てくると思うからである。
偽造防止の名を借りて高額ハイカを廃止した影響は小さくはなく、3月から車載機の販売量はぐっと伸びているという。
メーカも企画台数の見直しによってローコストかが図れるようになり、新製品はどれも旧製品より定価ベースで安くなっている。
旧製品も大幅値引きで売られているものがあり、先日新製品を発表した三菱の旧モデルは5千円〜8千円の値引き額でお買い得とも言える。



税金(4/26)

◆ 税金の季節である。
ウチにも固定資産税を払えと納付書が送られてきた。
どうやら来年からは新築住宅減額がなくなるので税額が1.5倍になりますよとも書いてある。
車の税金も高いが固定資産税も高い。
来年から上がる額の固定資産税と2台分の車の税金を加えた額で立派なノートPCが楽に買えてしまうと言う…いや、ノートPCと比べてもダメか。
おそらくこれでも地価が下がって固定資産税は安くなっているのだろうが、物価も下がっているので重税感は変わらない。

◆ 今月から各税金が値上げされたり公共料金が値上げされたり、或いは保険料負担額が増えたりと住みにくさは増している。
景気が悪い→税収が減る→税収を上げたい→税率を増やすという安易な考えから何故抜けられないのだろうか。
いや、支出も減らしていますよと言うかも知れなくて、確かに行政サービス的な部分では支出を減らしてくれている。
でもやっぱり高速道路は造りたいんだよね。
高速道路を1Kmケチれば、相当な額の金が福祉行政に回せると思うんだけど。
建設費は場所によって異なるが、1,000億円/Kmなんて所だってある。
確か外環道も1億円/m(つまり1,000億円/Km)程度の予算じゃなかったかな。

◆ 車はガソリンで走っているわけではなく、税金で走っている乗り物だから、みんなせっせと税金を払って道路族を食わしてあげないといけない。
そう言えばETCによる経済効果ってヤツで、メーカは価格競争激化でさほど儲からず、儲かっているのは天下り系事務手続き法人だけだとか。
高額ハイカ廃止で最近はウハウハらしいけどね。



先生(4/25)

◆ 学校の先生が起こす事件、相変わらず多い。
それも小中学校の教師に多いような気がする。
もちろん大学教授のセクハラ問題なんてのもあるのだが、少女買春とか痴漢とか盗撮とかで目立つのは小中学校教師ではなかろうか。
先生にも色々な人が居るから、それらをひとくくりにする事は出来ないのは当然である。
が、変わった人が多いのも事実ではないだろうか。
少なくとも私の知る教師は変わっている。

◆ 教師というのは一種神様なのである。
生徒は先生に服従するから、底に独自の世界が生まれる。
私立校などでは先生を一般社会に出して"鍛える"などを行っている所もあり、公立でもこのシステムを採り入れる傾向にはあるようだが、これを見て解るように実社会とは全く別の世界がそこにあると言う事なのだ。

◆ その先生の専門分野の話をすれば、なるほど知識豊富であると言える。
しかしその他の、社会現象論などになると話が食い違う事が多くなってくる。
何かに固執する性質があるというか、ものの見方が広範にわたっていないと言うか、そんな感じなのだ。
しかも何かを言い始めると、それが絶対になってしまって曲げようとしないのだが、単なる頑固者とは又ちょっと違うようである。
繰り返しになるが、全ての教師がこのような性格とはいっていない。

◆ 話を戻して事件簿だが、教師であろうとそうでなかろうと犯罪は犯す。
しかし教師は社会適合性が低いので捕まりやすいと考える事は出来ないだろうか。
いや、知人を見ていて思うのだが"そんな馬鹿な事をやったら捕まるからやめておけばいいのに"と、思うような事でも意外に平気だったりするのだ。
おそらく彼の中では"この程度の事は誰でもやっているから捕まらない"と思っているのだろう。
しかし世の中そう甘くはなく、軽微な違反の積み重ねで彼は免停になってしまった。



有機EL(4/24)

◆ 液晶に代わる表示デバイスとして有機ELが取り上げられて久しいが、なかなか実用化が見えてこない。
コダックのデジカメには採用されていると言う事だが、国内でも販売されているのだろうか。
富士通のドコモ向け移動機の背面にはEL表示器が実装されているが、これはフルカラーではない。
確かに暗い所で見ると非常に美しく、それは液晶と違って高コントラストが実現出来るからである。
ただし中間色は苦手なようで、フルカラー化は難しいのだとか。
次期F505iでも背面表示器は有機ELになるらしいが、発色数は256色で少々物足りない。

◆ パネルの大型化という面でも研究は進んでいるようだから、いずれは有機ELパネルを使ったTV受像器が出てくるのかも知れない。
が、量が出ると言えば(今は)携帯電話が最有力であり、薄型化が加速してくればLCDより薄くできる有機ELの出番も増えてくると思うのだが。
対する液晶の方はコスト的にも安心感があり、高精細化で2インチ/QVGA解像度程度は可能になってきている。
高精細化には配線の幅なども(透過率に対する)影響が大きいわけだが、各社頑張っている様子。

◆ 液晶と言えばシャープというイメージだが、大型パネルと言う面では韓国勢に負け気味である。
PDPに比較すると(少なくともシャープの)液晶TVは美しいのだが価格的メリットは感じられない。
PDPも大型パネル市販までには様々な障害があったわけで、それに比べると有機ELの方が先に来るのかなと言ったイメージもある。
では液晶の出番はなくなってしまうのだろうか。
モノクロ液晶のような、低消費電力を活かすデバイスは必要なのだが、カラー表示器として見た場合の寿命や(LCD+バックライトの)消費電流と価格のバランスがLCDより良好になれば有機EL一色になる…かなぁ。
自発光素子は明るい所では極度に見にくくなると言う訳で、その為には今よりもっと輝度を上げなければならなくなるはず。



通信費(4/23)

◆ IP電話なども出てきて、一時期よりはだいぶ低下した電話代だが果たして安いのだろうか。
例えばTVで宣伝しているBフレッツは\4,500だそうで、これで100Mbpsの光を引いてくれる。
ADSLは8Mbpsのプランで\4,275だったろうか。
(タイプ2の場合、タイプ1は実質的に電話の基本料金相当額が電線代に充当されていると考えられるので)これに対してプロバイダ接続料は\1,000〜\2,000程度と電線代に比較すると随分安い。
米などでは場所にもよるがプロバイダ代の方が高く付くようなのだが、我が国は事情が少し異なっている。
全く関係ないが、NHKの受信料は月額約\1,400だ。

◆ 携帯電話事業者とコンテンツプロバイダの関係も似たようなものである。
着メロは今や\300で取り放題などと言う所もあって、実はこれ、事業者からインセンティブが出ているのではないかと勘ぐってみたり。
一般的サイトでも\300払えば20曲くらいは取れるのだろうか。
だとすると1曲辺りは\15と言うことになり、その中からJASRACが\4.5位持っていくと思う。
つまり、1曲売って\10の粗利と言うこと。
もちろん他には製造原価もあれば管理費もある。
対する事業者の方は、10Kバイトの着メロなり画像を伝送すると約\24の課金になる。
次期505iからは着メロや画像の容量が2倍に拡大されるので、(容量いっぱいの場合の)1曲辺りのパケット料金は\50に近づく。

◆ もっと怖いのは?javaアプリで、スクラッチパッドが200Kバイトに拡張されたから総容量として230Kバイト。
これをダウンロードすると\540もかかってしまう。
オマケにjavaアプリは別のアプリに制御を渡す事が出来るようになったので、移動機のメモリ容量いっぱいまで一つのアプリが占有する事だって不可能ではない。

◆ こう考えると定額制PHSの通信料がいかに安いかという事。
ドコモは未だにドッチーモ移動機を売っているわけだが、PDCのベースを50xシリーズにしてデータ通信時にはPHSを(シームレスっぽく)使うようにしたらユーザは喜びPHS加入者は増えるに違いない。
もちろんドコモはこれを望んでいないと思うが。



電池(4/22)

◆ VAIOの電池、充電しながら使っていると壊れてしまうと言う。
これは東芝リブレットも同じで、高価な大容量バッテリを余り使わないウチにあの世に送ってしまった経験がある。
フローティング充電の(リチウムイオン電池に於ける)難しさは解るのだが、難しいからと言って不完全な商品を世に出すとは日本のメーカも落ちたものである。
せめて不完全なものを出したなら、それを認めて電池にまで保証規定を広げて頂きたいものである。

◆ と言うわけで、壊れて保証もされないのでは頭に血が上ってしまうので、使用しない時にはバッテリを外しておく事にした。
ノートPCのメリットの一つに、停電やACアダプタがコンセントから抜けた時にも電池で動作し続けてくれるという安心感があるが、電池を守るためにこの安心感を捨てたという事になろうか。
もっともVAIOは1数日も放っておけば勝手に暴走してCPUファンは全開状態になっているから、長期安定度は望んではいけないのかも知れない。
いや、Windows2000やXPを入れれば安定なのだよと言う話も聞くのだが。

◆ で、外しておいた電池をたまには充電してやろうかと約1年ぶりに引っ張り出してみると、意外に自己放電が少なくてPC上のインジケータは8割方容量があると表示している。
いやいや、単に電圧があるだけで実は内部抵抗が高まっているんじゃないか。
そう思ったので電池で動作させてみたが、これはちゃんと動作した。
リチウムイオン電池の自己放電の少なさを、身を以て体験したと言うわけだ。



改正(4/21)

◆ 道路運送車両法の一部が改正され、違法改造などに対する罰則などが強化された。
ホンダお得意の、テールレンズをクリアにして電球も無着色にしてしまうと言う違法改造も強力に取り締まられる事になる。
他には今時はすっかり数も減ったSUVのはみ出しタイヤも罰則強化の対象だ。
しかし大型SUVがまるでフォーミュラカーのように(!)タイヤを大きくはみ出させている姿を見かけるが、もしかして一種の流行なのだろうか。

◆ 他にはマフラー関係の騒音や、ウインドゥフィルムなども取り締まりが強化される。
こちらも大型SUVや三菱車に多い、燃料噴射ポンプをいじって燃料を濃くし、大量の煙を吐く(その代わりパワーが上がる)ディーゼル車も取り締まりの対象だ。
ディーゼルと言えば秋口からは規制に適合しないディーゼルトラックの都内乗り入れが制限されるんだったかな。
これでどの程度空がキレイになるか解らないが、東京周辺の県でも規制を行うと言うから少しは期待出来るかも知れない。

◆ 規制が強化されて改造屋が儲からなくなるかと言えば、決してそんな事はないのだそうだ。
改造パーツメーカは打撃を受けるのかも知れないが、末端のショップは(経営形態にもよるだろうが)余り関係ないと見る向きも多い。
ウインドゥフィルムが取り締まられて、整備不良車になればフィルムを剥がすしかない。
でも元々違法と知りながらフィルムを貼っているようなヤツは、ほとぼりが冷めれば又フィルムを貼る。
で、フィルムやさんは儲かっちゃうという図式なのだが、これは大型量販店には出来ない商売だ。



乖離(4/20)

◆ 公務員と民間の給与格差、都市部ではさほどでもないが沖縄などは相当な開きがある。
一つの理由として、民間企業はその土地の物価や地価によって給与が変動するのに対し、公務員は全国ほぼ一律の給与体系であるからだと言えるだろう。
例えば製造業などは、地価や賃金の安い地方部に工場を建てて製造コスト低減を図る。
工場が出来て人間が増えれば町は税増収になり、大量消費は物価を押し下げる。
こうして地方都市が発展する場合もあるわけだ。
しかし発展して地価が上がり、給与水準が上がると製造業が成り立たなくなってしまう。

◆ 公務員の場合はどうか。
中央と地方では税収が違うわけだし、自治体の規模も予算も収支も全く異なっているはず。
にもかかわらず、ほぼ一律の賃金とは不思議である。
しかも赤字自治体だからといって賃金が低いわけではない。
民間企業の1.5倍とか1.8倍とかの年収が保証されている所だってある。
これら公務員の給料を、民間企業のシステムで算出し直すとどうなるだろうか。
赤字自治体はボーナスなんか貰っている場合ではないと言うことになり、自治体を黒字化するために無駄遣いが減るかな。
いや、自分の給料が減った分公金でまかなおうと(今よりもっと)悪い事を考えるかな。

◆ そんな公務員なのだが、(親が)子供に就かせたい職のナンバーワンは今も昔も公務員なのである。
自分たちから見れば税金ドロボーと呼びたくなるような公務員なのだが、親は自分の個をそのドロボーに仕立て上げたくて仕方ないとは。
やはり"親方日の丸、倒産無し"は強い見方なのだろうか。
これほど本音と建て前が離れているケースも珍しいと思う。



20B(2)(4/19)

◆ 20Bエンジンは自然吸気ではなく、凝ったターボチャージャが付けられていた。
マツダのターボシステムは色々な変更を受けていて、最初はレシプロエンジン同等のタービンを使っていたターボチャージャも、後にインパクトタービンと称されるハネの形状の異なるタービンに変更される。
12Aターボではツインスクロール型というものも使用されるが、これはいわゆる市販乗用車用ターボチャージャの実用過渡期の試行錯誤の一つと見ても良いだろう。
その後シーケンシャルツインターボへと発展するが、最終的にはシングルタービンへ戻る。
タービン数を減らす事による損失低減や、エンジン自体のトルク特性とタービンの特性の見直しなどが行われ、ツインターボと変わらぬフィールとツインターボ以上の最高出力を得るようになった。

◆ 20Bエンジン搭載の、クリーム色と言うよりは黄色に近いようなコスモが近所の中古車屋にあった。
置き場所さえあれば買ったのに。
と、思っていたら最近見えなくなってしまった。
生産量自体が少ないし、生産から次期も経っているので球数としては少ないのだろう。
(置き場所があったとして)買ってどうするのかと問われても答えようがないし、より高回転まで回るという気持ちよさを求めるならRX8があるではないかという理屈になるのだが、3ロータという魅力は捨てがたいものがある。
だからと言っていつでも売っているとしたら欲しくならなかっただろう。
今は無き3ロータであり、バブルの頃のデラックス仕様であり、不人気で中古価格が安いから欲しくなったという訳だ。



20B(1)(4/18)

◆ またロータリーエンジンの話なのだが、この世に存在する期間の短かったロータリエンジンに、13Aと20Bがある。
古くは10Aから始まり、12Aと13Bが長期に渡ってロータリエンジンの主流だった。
この型番の付け方はおよその排気量を示しているから、13Bは約1,300ccという事になる。
10Aから13Bまで何が違うかと言えば、ロータの幅が10mmずつ異なっている。
トロコイド円周は変わらずに、ただロータの幅(それに伴いロータハウジングの幅)が異なるだけなのだ。
こうした共用化によってコストダウンを行っているわけである。

◆ そんな中の異端児が13Aで、これは10Aと同じ60mm幅のロータを使いながら、創成半径120mmと他の105mmタイプよりも大きくする事で排気量を増大したものだ。
これはFFのルーチェに搭載されたらしいが、非常に短命に終わったとの事。
一方の20Bはマツダ市販車最初の3ロータ+ターボエンジンである。
基本的には2ロータの13Bに1ロータのエンジンを足したような構造である。
最初から3ロータとして作れないのは、エキセントリックシャフトと固定歯車の関係上無理があるから。
従って3ロータ化するには2ロータエンジンに1ロータエンジンを、分割されたエキセントリックシャフトによって連結しなければいけない。

◆ この20Bはコスモに搭載されたが、バブル末期に発売された車の運命は想像する通りであり、知らぬ間に姿を消す運命にさらされた不幸ものとなった。
しかし毎度の事ながら新型エンジンが出るたびに何らかのアイディアをプラスしてくるマツダの事、このエンジンはRENESISサイド排気の推進剤にもなったテクニックが使われていた。
すなわち、ペリフェラル排気ではロータのトレーリング側に残った未燃焼ガスをアペックスシールが掻き出す形で排気ポートに追いやり(HC排出量の増大)、さらにアペックスシールが排気ポートを通過する時に吸気行程室と排気行程室が連通する(いわゆるオーバラップとは違う)事による内部EGRの増大によるアイドル不安定を、排気ポートから新気を排気室に吹き込む(掃気)事によって改善しようという試みがあったのだ。
これは功を奏し、アイドル回転数は実に500rpmまで下げても安定していたと聞く。



大型化(4/17)

◆ DoCoMoの505iシリーズが発表になった。
従来は発売開始予定日の数日前に発表というケースが多かったが、最近は数ヶ月前に発表してしまうと言うauみたいな路線になっている。
これは現行モデルを旧モデルへと追いやり、価格低下を招いてしまうと言う一面があるものの、寿命末期の移動機で魅力の薄れたマーケットを(新製品をちらつかせて)活性化させようとの狙いがあるからだろう。

◆ シリーズ全般に言える事は"大型化した"と言う点である。
富士通製は小型最軽量となり、504isシリーズとさほど変わらないが、たは全体的に大きくなり重くなっている。
今まで最も重く最も厚かったソニーエリクソンも健在で、厚みは30mmもあり質量145gという、とても胸ポケットには入れられないような製品を出してきた。
これはカメラ付き携帯というより、デジカメに携帯を付けたと考えればいいのか。
いや、デジカメだけならSO505iより余程小型で高性能のものもあるのだが…

◆ ソニエリ製の移動機が売れれば、携帯電話付きデジカメが売れると言うことで、三菱電機や富士通製の移動機が売れれば、メガピクセルカメラ付き携帯が売れると言うことになるのかも知れない。
以前にも書いたが電話機能付きPDAが売れた試しはなく、PDA(的な)機能付き携帯は人気が出るというマーケットなのである。
動画対応カメラや外部メモリなど、大きさと重さが増えなければ何が付いていても良いのだが、もはやFOMA並になってしまった携帯をどう見ればいいのか。
PDC移動機を大型化させてFOMAを目立たなくする作戦だったりして…



建て売り(4/16)

◆ 4月6日に書いた、企業所有地が一転建て売り住宅地になったというお話の続きである。
その土地は東向きの斜面というか、土地自体は傾斜していないが土地に面した道路が坂道になっているという地形である。
住宅地にする場合はひな壇にしないと接道に問題があるから盛り土をしたり切り崩したりして造成を行っている。
集合住宅が建っていた頃は緩やかな斜面で形成されていた部分も、宅地となればそんな無駄が許されるはずはなく直角(垂直)に造成されて、その上に2階建ての住宅が建とうとしている。

◆ 住宅は2×4的なパネル工法で、基礎が出来たと思ったらあっという間に壁も出来て、すっかり家っぽくなっている。
コストの関係もあるのだろうが、最近この近くで見かける住宅の多くはパネル工法だ。
リフォーム屋に言わせると、2×4などはモノコック構造なので部分的な直しがしにくくてイヤだという。
開けてみたら構造材である壁の内側に湿気が溜まってボロボロだったとか。
こうなると多くの場合は(それの修正のために)見積額を変更しなければならず、発注者ともめる事もあるという。

◆ あと1ヶ月くらいすれば、この住宅地も完成して売価が決まる事だろう。
いや、もしかしたら既に売り出されているのかも知れない。
場所的には… 駅からはバスを使う事になると思うし、買い物などを考えてもさほど便利な所だとは言えない。
ので、おそらくは"手頃"な価格での売り出しになるとは思うのだが。



ワイパー(4/15)

◆ 季節の変わり目は天候も不安定。
冬の間は乾燥した晴天が続く関東地方でも、春先になれば雨の日も多くなってくる。
そんな不安定な天気の時に活躍するのが間欠ワイパーではないだろうか。
私の記憶が正しければ、国産車初の雨滴検出型自動間欠制御のワイパーはZ31型フェアレディーZに装備されたのではなかったか。
Zの方式は、ボンネット上に不格好なマイクを設置し、雨滴がそのマイクを叩く事でワイパーの作動インターバルをコントロールしようとするもの。
確かに雨滴がマイクに当たればワイパーは即座に作動するのだが、霧雨状態などでは役立たずにと言う事になる。

◆ この中途半端な雨滴検出装置はZ31型のみで消滅したように記憶している。
中途半端な仕様をカバーするため、これはあくまでも間欠ワイパーの間欠時間を増減するものに過ぎなかった。
つまり、ワイパーを完全停止から常時動作までの広い範囲をカバーするものではなく、あくまでも間欠ワイパーの補助的機能なのだよと言うわけだ。

◆ SLにも雨滴検出型ワイパーが付いているが、これは光学式の仕掛けらしい。
フロントガラス上部にセンサらしきものが見えるので、ここで雨滴による光の乱反射か何かを検出しているのだろう。
コイツの動作は、まさにワイパー完全停止から連続動作までシームレスである。
トンネルなどに入れば完全停止状態になり、そこから出て大雨が降っていれば完全連続動作になる。
よって普段は自動モードを選んでおけば過不足無い動きをしてくれる。
Z31の頃とは時代が変わったのだと言うことを思い知らされる。

◆ 国産車だと雨滴検出型ワイパーを装備しているのは、トヨタだとセルシオ辺りだろうか。
どんな方式なのか解らないが、この手の細工というか制御は日本人お得意の分野だろうからうまく制御されているに違いない。
日産車でやたら"高級"を連発して宣伝している車に、エルグランド(1BOX)がある。
で、これに雨滴検出型ワイパーが付いているかと調べてみたが、Web上の表には掲載がなかった。
シーマにはその記述があったが、諸元を見るたびにFlashか何かのデータを送ってくるので途中で見るのをやめてしまった。



車両盗難(4/14)

◆ 車両盗難件数は年々増加しているようで、国内メーカもイモビライザなどを搭載してきている。
もっとも高級車窃盗グループと呼ばれる、外車などを主に盗む連中はキャリアカーを使って持って行ってしまうから欧州車に設置が義務づけられているイモビライザも余り役に立たない。
結局の所は盗むのを阻止するのではなく、盗まれてからの迅速な通報と持って行かれた場所の特定が重要なのだとか。

◆ そうした車両盗難の一方で、盗んで下さいと言わんばかりにキーを付けっぱなしのエンジンかけっぱなしで乗り逃げされるケースも多いそうだ。
スーパの駐車場、コンビニの店先、路上駐車など、エンジンを切らない車の8割方はディーゼル車だとか。
そう言えば高速道路のパーキングで夜中中ガラガラと騒音を発しているのもディーゼルトラックだ。
ディーゼル車はアイドル燃費が良いから、それらに乗っている人はエンジンを切る習慣が無いのだろうか。
これから暑くなるとスーパの駐車場でもディーゼル車はガラガラ言いっぱなしになる。
困ったものだ。

◆ 車に何も積まれていなければ単なる盗難事件と言うことになるが、ここの所目立つのが車の中に子供を置いたまま保護者が買い物をしているというケース。
もちろんエンジンはかけっぱなし、ドアもロックしていない。
そもそも車の中に子供を置いておくという行為自体が間違っているのだと思うが、それに加えてエンジンをかけっぱなしと言うのはどういう神経をしているのだろうか。

◆ パチンコに熱中する母親が車の中に残した子供が熱中症で死亡するというのも、この延長上にあるのかも知れない。
これだけ世間で問題視されていても相変わらず事件が絶えないのは、もはや未必と言っても良いのでは無かろうか。



核パワー(4/13)

◆ 北朝鮮から核が飛んでくるとか来ないとか。
命中精度は半径2.5Km、ただしGPS衛星が正常信号を出している場合… 色々な噂が呟かれているが、やっぱり爆弾は核に限ると思う。
何しろ1t程度の通常爆弾をバクハツさせた所で、大規模なビルの一つも壊せやしない。
米のテロか何かで、トラックいっぱいの爆発物を地下駐車場か何かでドカンとやった事件があった。
でもビルは倒れなかった。
普通の爆発物の1t程度では街は破壊出来ない。
ビュンビュンミサイルを飛ばせれば話は別だが、カネのない国には無理な話。
しかも遠くから飛ばすとなれば、搭載爆弾重量を軽くしなければならなくなる。

◆ その点核爆弾は強烈だ。
大陸間弾道弾の先端に付けられるような核弾頭一発で相当広いエリアを地獄と化す事が出来る。
特に人口密度の高い東京の、それも山手線の真ん中あたりを狙ってきたら、都心部ほぼ全滅という姿が見えてくる。
北朝鮮から核を打ち込んでくると、着弾までに8〜10分ほどだそうだ。
サスガにこの程度の時間しかないと、地上から打ち落とせる確率も非常に低いものになるだろう。
残るはGPSの信号を狂わせてコースをそらす手法だが、これだって(日本から制御出来なければ)間に合わないと思う。

◆ で、東京都民に核シェルタが売れているのかと言ったら売れているのは大阪なのだそうだ。
シェルタ屋さんは前年比数倍の受注を得たとかで、北朝鮮に感謝しているとかいないとか。
価格は1千万円弱のものから、2千万円を超える豪華版まで各種取りそろえてあるそうで…地下に埋めなくても、地上建築型もあると言うからお金のある人はお一ついかがでしょうか。
でもでもでもですよ、北がミサイルを発射したという情報が民間に伝わるのと着弾のどちらが早いのだろうか。
どうせ死んじゃうんだから不要な混乱を避けるためとか言って、何も公表されないままドカン…



もう一つの戦争?(4/12)

◆ イラク戦争が終わったら…携帯事業者はイラクにどんな方式の携帯電話を持っていこうかと思い始めている。
当然の事ながら激しくぶつかり合っているのはcdmaとGSM方式である。
もちろん3Gなどは影も形も見えない。
あの辺りの他国はGSM領域ではないのだろうか。
だとすればイラクもGSMを採用するのがスジってモンだろう。
国境を越えたら別の電話が必要になると言うのも不便な話なのだから。
もっとも日本のような鎖国体制で、あえて別方式を選ぶというのであれば3Gなんかも選択肢にはなる。

◆ Qualcommは当然の事ながらcdma方式を望んでいるのだが、その一方ではcdma/GSMデュアルのチップを開発しているとも言う。
cdmaに関しても、cdmaOne/cdma2000のみならずW-CDMA用のチップ開発も行っている。
デバイス屋さんとしては、何がどちらにどう転んでも商売になるようにしておかなければいけないと言う事か。
携帯電話は導入にそれなりのコストがかかる。
戦争終了後の混乱期に多額の出資が難しいとなれば、PHS網という手もあるのではないだろうか。

◆ ずっと昔の話になるが、日本でパーソナル無線が売れなくなってきた頃、アジアや中東にそれを大量輸出したとか何とか。
電波法未整備、土地が広く有線電話普及率の低い国を狙って売りまくったというのだが…



T68i(4)(4/11)

◆ 海外で電話を使おうとした場合、GSM移動機を持つのも一つの方法ではあると思うが、現地の空港などでレンタル電話を借りた方が安く付くのは当たり前である。
台湾の場合には200元/日(実際には利用時間換算になるので、3日滞在で2日分の料金を取られる)で借りる事が出来る。
保証金として4,000〜6,000元を取られるが、当然これは移動機を返した時点で返却される。
ちなみに200元はおよそ800円弱といった所。

◆ 米国などでも同じように移動機を借りられる。
(北米専用モデルは、2バンド/3モードってヤツもある。
アナログのAMPS,TDMAとGSMの3モードって訳だ)一般的移動機であれば取り説無し(取説は付いてこない場合が多い)でも使うのには困らないが、モトローラ製移動機のみ発呼ボタンと終話ボタンが兼用のものがあって少々戸惑った事をお伝えしておこう。
成田など空港で借りていく手もあるが、費用はそれなりに高くなる。
もう一つは国際ローミングSIMカードの価格の高さである。
国内で売られているものの多くは、毎分300円程度に換算される通話料になってしまい、それならJ-PhoneのGSM移動機を国内契約した方が安くなる。
これだと080から始まる日本の携帯電話番号にもなる。
国際ローミング移動機やSIMの場合は、着信時にも課金される事を忘れてはいけない。
従って国内で移動機のみ借りて、現地でSIMカードを買う方がお得。
台湾の場合は時間帯にもよるが、おそよ0.2元/秒(毎分50円換算程度)の通話料金だ。

◆ プリペイドSIMには当然ながら有効期間がある。
有効期間中に再チャージすれば、同じ番号を継続的に使い続けられる場合が多い。(最長○年と決まっているものもある)各国別のSIMを買うと言う事は、渡航先ごとに電話番号が変わる訳だが、変わる度に(電話をかけてくると思われる人々に)それを教えた方が安いというわけだ。

◆ 移動機を買うメリットだが、レンタル電話を借りたり返したりする手間を惜しいと思えば買うしかない。
空港で毎回書類を書くのは確かに面倒。
年に数回の渡航であれば良いのだろうが、毎週のように"通わなくてはいけない"ビジネスの場合は特に、だ。
注意する必要があるのは"SIMロック"のかかった移動機を買ってはいけないと言う事。
これは特定事業者のSIMしか受け付けないので、他国に行った場合は使えない可能性が高いと思った方が良い。
台湾を始めアジア諸国ではPHSも人気である。
台湾はGSM移動機普及率が100%(!)だが、通話料金の安さからPHSを持つ人も増えている。
PHSは基本料金無料で、毎月一定の通話料金も無料との事。
ただし現地人でなければ契約が出来ない場合もあるので、その辺り融通が利く人のみの特権だ。



T68i(3)(4/10)

◆ 対移動機インタフェースとしてはBlueToothと赤外線が付いている。
他にもモデム内蔵と書いてあるのだが、何用のどんなモデムなのかは調べていない。
どうやら非日本(非アジア?)では、携帯電話をPDA代わりにするという使い方は流行っておらず、携帯電話とPDAのインタフェースをいかに簡単に行うか、携帯電話それ自体を以下に小型軽量化するかに焦点があるように思える。

◆ 確かに電話機自体にもWAP2.0ブラウザや、メール書き用のT9インタフェース(欧米ではT9がかなり使われている)も乗っているのだが、小さなキーと狭い画面で作業するのは非常時のみとの割り切りがあるのだろう。
日本製の場合には色々な機能を搭載したオールインワンで、画面のキーも本体も大きめというのが現状だと思う。
持ち運ぶためのノートPCではなく、省スペースオールインワンデスクトップとしてのノートPCと同じような感じなのかも知れない。
別売オプションとしては本体のコネクタに接続して使うデジカメ、Bluetoothのワイアレスハンドセット(これは小型で良い感じ)がある。
但しお値段は4万円ほどと高価なものだ。
4万円出したら日本国内用携帯電話の殆どは手に入ってしまう。
ちなみに本体に接続して使う31万画素のデジカメユニットでも3万円はする。

◆ 本体とは関係ないが、この移動機の電源アダプタというかプラグ部分は何やら巨大である。
どうやら元々はイギリスやシンガポール向けの製品だったよう(BS型のコンセントだと思う)で、これに一般的欧州向けの丸ピン型アダプタが付属していた。
元が日本のコンセント形状であれば小型で良いのに…日本のコンセントに近いか同じなのは、北米やカナダ、台湾や中国の一部らしい。
しかしBS型ってヤツは巨大で… このコンセントの中にスイッチング電源全体が入ってしまうのではないかと思えるくらいで、実際Nokiaのモデルではそんな感じのものもある。
せめて日本製携帯電話の充電アダプタ程度の容積なら良いのに、コンセント形状が大きいからそれも無理か。
まあ、大きいのがイヤならMicro Travel Charger(別売り)を買いなさいと言う事なのだろうが。



T68i(2)(4/9)

◆ 小型(今となっては中型の部類か)GSM移動機であるソニエリのT68iは、現在のGSM移動機の平均的+の機種ではないかと思う。
プラスの部分はカラー液晶が使われている事で、256色のSTNのそれは日本のTFT大型液晶モデルを見慣れた目から見ると、情けないほどの低品質で一種懐かしささえ感じてしまう。
懐かしいと言えば単音メロディ着信音。
発音は単音なのだが、メモリ容量豊富と見えて沢山のメロディが内蔵されている。
もちろん自作する事も出来る。

◆ 自作は壁紙に関しても同じで、ペイントブラシ風のアプリが乗っているのには少々驚いた。
これも低解像度液晶用だから自作出来るのかも知れない。
日本の携帯はQVGAがスタンダードになるだろうから、この画素を塗りつぶしていくのは相当大変そうだ。
メモリダイアルは数百件入れる事が出来、1つの名前についていくつかの電話番号が登録出来る。
操作感はノキアのモデルよりダイレクトで解りやすい。
ノキアより良いと言う事は、モトローラよりずっと良いと言うことだ(笑)

◆ ネットワークサービスでpopメールアクセスが可能なようなのだが、まだ試していない。
だいたい日本語が表示されるのかという問題もある。
日本はGSM圏外なのだから。
2バイト系の文字が全くダメかというとそうでもなく、台湾キャリアのSIMを入れたら、その名前が中文で表示された。
そうそう、時刻設定をGMTで行ってタイムゾーンを"自動"切り替えにしておくと、BSからの情報によってローカルタイムが表示されるようだ。
これも広範囲で使用出来るGSM特有の機能なのかも知れない。



規制(4/8)

◆ 赤坂や新橋周辺で、客待ちタクシーの規制が今月から始まったそうだ。
以前はタクシーを待つ客の列が出来ていた訳だが、バブル崩壊後はそれが逆転し、今や空車のタクシーが道路を塞いでいる。
例えば銀座、片側2車線道路のもっとも歩道寄りは長時間駐車車両の停車場所。
夕方停めて、車を移動するのは日付が変わってからと言うユーザが利用する違法駐車場所だ。
そこに二重駐車するのは1〜3時間程度で車を移動させる人用の違法駐車場所。
これで1.2車線程度はふさがってしまう。
残る0.8車線分を塞ぐのが客待ちタクシーの列である。
こうなると片側2車線に3重に車が並んでいる事になり、そこを通過しようとする車はセンターライン上を交互通行するしかない。

◆ 違法駐車車両も問題だが、これは取り締まりが出来る。
しかし客待ちタクシーは、それを禁じる規制を行わない限り取り締まりが難しい。
そこで新たに規制を行ってタクシーを締め出して渋滞解消を狙おうと言う事なのだ。

◆ 違法駐車車両の方も法改正によって、取り締まりを民間委託する方向での議論が進んでいるとか。
と言っても、警察に刃向かうSMAPの某みたいなヤツもいるので実現に現実味があるか否かは解らない。
警察としては違法駐車の取り締まりに人員を割けない(他の事件や事故処理に回したい)事を理由としていて、その為に取り締まりが行えずに渋滞を助長していると言うのだ。
ま、同じ道路に同じように駐車してもパーキングメータやパーキングチケットで金さえ払えば「駐車車両による渋滞」や「駐車車両による事故」は無くなるらしい。
パーキングメータやパーキングチケットの収入は、極悪安全協会へ回るのかな。
ちなみに、駐車違反の反則金の一部も同団体へ供給されると言う事だ。



FOMA事情(4/7)

◆ FOMAの普及促進と称した新規加入獲得作戦で、ドコモは同社製品販売店グループ従業員にもFOMAの新規加入を強力に勧めているようだ。
名目としては"FOMAをより良く知りる為にも、自らが利用する"となっているわけだが、実際使ってみたらサービスエリアが穴だらけでイメージ悪化しちゃった、なんて事はないのだろうか。
この半強制加入に対しては基本料金や月額通話/通信量をドコモ側で負担するという(金額に規定はある)サービスまで付いている。

◆ 例えばドコモショップが全国で何店舗あって、何人が働いているのかは知らないが、これら全ての人を加入させれば新規加入者数は目に見える上積みが出来そうである。
なおこの半強制加入、1年間は解約出来ないらしい。
これとは別に初代FOMAの回収にも動いているのだそうだ。
移動機としての完成度も低く、一部サービスの互換性も怪しいものに関しては特別料金で新機種への交換を促しているとか。

◆ システム変更系の話も伝わってくる。
現在のFOMAはドコモ仕様のW-CDMAであり、国際標準(と称されている)システムとは大きく異なっている。
なので、現在のシステムをW-CDMAスタンダードにするのはたぶん不可能だろう。
だが国際ローミングなど、今後の発展を期待するならば何らかの手を打たなくてはいけない。
そこで現状の移動機ともお話が出来て、W-CDMAスタンダード移動機とのお話もそう難しくはない方式でも導入してみようかと言った所か。
何かを変えるなら加入者が少ないうちに。
FOMAも不幸中の幸いというか、不幸が招いた不幸というか、今ならシステム変更も出来そうな加入者数ではある。



土地(4/6)

◆ バブルの頃、企業は土地を買いあさった。
個人所有の財産は相続時に必ず相続税が発生して目減りする事になっている。
しかし企業は死なないから相続税は発生せず、一旦取得したものは(固定資産税等はかかるが)それを持ち続ける事が出来る。
と、バブルの頃はみんなが考えていた。
所が今は違う。
不景気で業績は悪化し、資金繰りのためには所有している土地を手放して現金を得ようとする企業が増えている。

◆ 企業の持っている土地で手頃は広さのものと言えば、社宅などに使われていたそれである。
運動場など、広大な敷地だと宅地化するのにコストがかかりすぎると言う事で思うように売れないらしい。
ウチの近くにも社員寮的な建物があって、やがてこれが売却されるという話が広まっている。
たぶん200坪程度だろうから、分割して建て売りにでもするにはちょうどいい広さだと思う。

◆ 同じくウチの近くで、5階建てくらいの鉄筋アパート数棟が姿を消した。
ここも企業所有の住宅だったのだが、跡地はあっという間に整地されて住宅建設が始まっている。
この程度の規模になると(公園は必要ではないようだが)道路も造らなければ行けない訳で、開発した土地全てが(いわゆる)宅地になるわけではない。
だからといってそのロス分を上乗せして価格付けが出来るかと言えばそれでは売れないわけで、広い土地の買い取りコストは低く抑えられてしまうと言うことだ。

◆ 今後地価が上がる可能性はゼロとは言えないが、総人口の減少を考えると(都市部集中の一部を除けば)さほど変化しないのではないだろうか。
そもそも親が土地を持っている一人っ子同士が結婚して親が他界すれば、どちらかの土地は売りに出されるはず。
或いは両方の土地を売って、より利便性の高い所に住み替えるかも知れない。
利便性と住環境のバランス点が都心からどの位の距離にあるのか解らないが、おそらくその辺りの地価が多少上がる程度で、他は徐々に下がり続けるのかも知れない。



T68i(1)(4/5)

◆ GSM移動機を手に入れた。
昨日も少し話題にしたソニエリ製の、T68iというモデルである。
ただし作ったのはソニー側ではなく、元々エリクソンのT68というモデルのマイナーチェンジ版を社名変更後に出したというもの。
実はこれ、新品を買ったわけではなく殆ど新品状態のものを知人から譲って頂いたのだ。
小型軽量化が進むGSM移動機にあって、T68iは極端に小さいとは言えないが、ソニエリの国内モデルよりはずいぶんマシか。
寸法的には、閉じた状態のN504isと同じくらいだがキー部分が絞ってあるので小さくは見える。
重量は公称84gだから、N504isよりずっと軽い。
国内産で軽いモデルはパナソニックのモデルで、こちらは65gしかない。
もっともモノクロ液晶ではあるが、解像度はT68iと似たり寄ったり。
ちなみにT68iは101×80Dotで256色のSTN液晶だ。

◆ 国内移動機に比較すると何とも低Specな液晶なのだが、これは価格的な事があるのかも知れない。
GSM移動機は販売数量こそ相当なものだと思うが、インセンティブ商売とかけ離れた所にあるマーケットなので実売価格は高い。
T68iも5万円位するのではないだろうか。
販売数量からすればノキアはソニエリの比ではないくらい沢山売っているはずなのだが、不思議と価格は安くはない。
もちろん安いモデルもあるが、2バンドだったりして購買意欲が湧かないのだ。

◆ 特定地域のみで使用する場合は2バンドで充分だが、日本人が持つ場合は3バンドを選んでおきたい。
これは北米のみ1.9GHz帯が使われるためで、米国に行く予定がある方は3バンド機を選ぶべきだ。
日本メーカ産としてはシャープあたりのモデルもあるが、折りたたみで日本の携帯スタイルで、価格は10万円を軽く突破する。
これはシャープ製が高いのではなく、他メーカのものでもTFT液晶付きなどになれば10万円クラスは普通なのだ。



こだわり(4/4)

◆ 携帯電話製造メーカでこれまでカメラ付き携帯電話を国内市場に投入していなかったソニー・エリクソンがau向けに供給を開始したA1301S、同社は後発だからカメラ機能には拘ったという。
このA1301S、最近のauの型番の付け方からするとベーシックモデルかとおもいきや、ムービーメールに対応していたりして中途半端な印象を受ける。
ソニー・エリクソンは高機能モデルは作らない方針なのかも知れなくて、javaやGPSには非対応を貫いている。

◆ さて設計者が拘ったというカメラ性能なのだが、撮った写真を見ても感動的なものではなかった。
正直な所、他のメーカでA1301S以上の画質の携帯は存在するのである。
画像周辺部のボケやニジミも普通の携帯電話内蔵カメラと変わらないし、ヒンジ部に付けた回転式カメラだって(半自動回転式ではあるが)目新しいものではない。
カメラ以外の部分は従来のソニー・エリクソン製そのものという感じで、FOMA移動機より厚い28mmのボディーは目立つ事請け合いである。

◆ 同社は他モデルの時も"カタログスペックに拘ったのではない、見えない部分の、今回は着メロ音質に拘りました"と発表していたが、ソニエリ機より着メロ音質で人気のある機種は他に沢山あった… だからやっぱり自慢するなら大きさでしょう。
「今時の時流に反するハンバーガスタイルのケータイは必ず人目を引きます!」これなら広告にウソはないと思うのだが。



焦り?(4/3)

◆ YBBの強引商法に関しては以前もこのページでお伝えした。
強引商法が一般メディアで取り上げられて以来、YBB袋に入れられたモデム配りは若干おとなしくなったようだ。
以前は(駅ビルなどの)通路をふさぐ勢いで客を強引に勧誘していたが、今は飲み屋の呼び込み程度にエリアを守っての勧誘になった気配がある。

◆ その一方でspam攻撃は激しさを増しているようだ。
BBショップと称する代理店は、顧客を獲得すると客が解約しない限り手数料が支払われるらしく、これによって大儲け出来るから加盟しなさいと言うようなspamが(当然未承諾広告表示のない違法なもの)多数送られてくる。
これも以前書いたように、携帯電話販売や長距離系電話会社の加入者獲得作戦と似たり寄ったり。
こうしたインセンティブ商売が加入者を増やす事は周知の事実であり、YBBもこの作戦で加入者を増やそうと思っているのだろう。

◆ インセンティブ商売の最大の欠点は、コストがかかりすぎると言うことにある。
例えば携帯電話会社がインセンティブを全て廃止したとすれば、兆円規模での経費節減になる。
しかし競争相手が居る以上、1社だけがインセンティブ廃止に動くと、その事業者の新規加入者数は減少に転じるだろう。
結局は悪循環であり、インセンティブのために加入者を増やし収益を上げ続けないといけないと言う図式になってしまう。

◆ YBBがこの商法に力を入れているのは、実収益が意外に上がっていないからではないだろうか。
ADSLも1.5Mbpsから始まって、8Mbps、12Mbpsと進化している。
そのたびに膨大な設備投資を強いられているとすると、収益率が良いとはとても思えない。
さらに今後は20Mbpsだとか、24Mbpsいやいや50Mbpsに出来るんだと鼻息が荒いから、設備投資はまだまだ続きそうなのだ。
さらにNTT側は光化を以前にも増した速度で推進し始めている。
YBB側は"光は敵ではない"と強気な姿勢を崩してはいないが、メタルと光が同価格だったら安定な光へユーザがシフトすることは十分に考えられる。
とすれば、YBBも次は光化への道を模索しなければいけない。



水増し(4/2)

◆ 道路公団の財務内容公表日が迫っている。
公団の会計士らで作る対策会?は、いかに見た目の良い財務内容に仕上げるかで連日頭を悩ませているようだ。
つまり、普通のやり方で会計を行うと債務超過に陥ってしまうと言うわけ。
公団がこれまで何度も叫んできた、道路公団は決して赤字ではありませんというウソを貫き通そうという訳である。

◆ 違法ギリギリの会計処理を行っても違法になってはいけない。
そこで考えたのが借入金返済額の利息部分を経費ではなく資産計上しようという案だ。
通常の企業では、この部分は経費計上するのだが資産計上しても悪いわけではないと専門家は言うが…他に、通常は消耗品扱いになるものも償却資産として計上出来ない事もないだろう。
こうして資産を水増しでもしない限り、道路公団は債務超過になってしまう。
いや、実際は債務超過なのだがそれを何とか隠そうと努力しているわけだ。

◆ 郵政公社ってのも赤字ではなかったかな。
いや、赤字予定と言った方が良いか。
そのトップの報酬が高すぎるのではないかと問題になっていた。
と言っても貰った報酬の3,100万円の中の何割かは、郵便事業への民間参入を強力に阻止してくれた郵政族に献金しないといけないだろうから、実質手取りは意外に少ないかも。
族議員にしても、一生懸命働いたのが国のためだとなったら頭に血が上ってしまう。
奴等は自分のためになるから働くわけであって、国がどうなろうと知った事ではない。



TV付き(4/1)

◆ 携帯電話の機能競争もとどまるところを知らないと言うか、加入者数自体が飽和点に達しようとしている状況では、いかに代替需要を増やしていくかが加入者減を抑止する最大の武器であり、他事業者から加入者を奪う最良の方法だと考えられている。
とは言っても、そう簡単に新機能が入れられるわけでもない。
特にネットワーク系サービスと連動させようとすれば、移動機メーカが勝手に機能を追加する事も出来ない。

◆ Q社のチップセットをはじめとする海外向けでは、TVやラジオ受信機能を内蔵したチップも存在するが、日本ではなかなかこれが登場しなかった。

◆ TV付き携帯電話、いつかは出てくるだろうけれどそれは地上波ディジタル放送が一般化してからではないか。
少なくとも私はそう思っていたのだが、今月中旬に発売されるFOMA移動機にはTV/FMラジオ受信機能と無線LANが内蔵されるという。
元々FOMAはマルチタスク処理というか、電話機能以外の処理を並行して行う設計方針だったので、TVを受信しながらも電話の処理を行うというのはさほど難しくはなかったのだろう。
更に無線LANの方は、ドコモの提供するホットスポットでは自動的にこちら優先に切り替わり、VoIPで発呼(着呼はFOMA)も無料で行えるという特典も付く。
TVと言えばTV電話を想像するが、FOMAにおけるこれは全く別の話。
ただしTVを見ながら(イヤホンを使って)会話も出来るので、TV電話より実用的かも知れない。
もちろんTVを見ながら無線LANでWebも見て、FOMAで通話も同時に、なんて事も出来る。
一部TV局は来月からTV付きFOMA向けの擬似的双方向番組の提供を予定しており、当初は30分番組からスタートするそうだ。

◆ TVが付いても大きさはさほど変わっておらず、47×99×26mmで重さも115gと言うから立派である。
液晶は2.35インチのTFTだが、明るい場所では外光をレンズで集光してバックライト負担を減らすと言う導光器?が背面に見えている。
どうやらTV受像に必要な電力量より、バックライト用のそれの方が多いと見える。
夏の新機種ではディジタル衛星放送対応と言うが、今日は4月1日なので真偽のほどは定かではない…