過去の雑記置き場

ThinkPad(2)(10/31)

◆ BIOSアップデートは簡単である。
DLしてきたデータとソフトで自動的に専用フロッピィ(いや、IBM式に言えばディスケットだな)を作ってくれる。
コイツをFDDに入れてブートさせれば自動的にBIOSアップデートが行われる。
が、皆さんご存じの通りBIOSアップデートには危険が付きものだ。
アップデート中に誤って電源が切れたりしたら二度と起動しなくなる。
その為に、この書き換えプログラムはバッテリの残量をチェックするのだ。
AC電源が接続されていればバッテリなど不要ではないかというなかれ。
コンセントに足を引っかけて抜いてしまうかも知れないし、停電が起きるかも知れないし、ブレーカが落ちないとも限らなければ、北からミサイルが飛んで来るかも知れないのだから。

◆ だが悲しいかな、中古で買ったThinkPadの電池は既にご臨終。
電池が認識されていないからBIOSアップデートプログラムは動いてくれない。
"ScrLK"キーと"1"キーの同時押しでチェックルーチンを回避出来るという噂もあったが、このバージョンではその手は使えないらしい。
うーん困った。
F&F的には何とか電池を生き返らせる事が出来ないかと思うわけで、電池パックの分解と事は進む。

◆ 電池パックはLi-ion電池2並列×3直列で、セルごとに電圧をチェックしているようだ。
バッテリパックにはCPUらしきものまで入っていて、バッテリの状態をPC本体に伝えている。
いやはや高そうなバッテリで、事実市販価格も2万円に達するという、極上の(ん?)シロモノなのだ。
内部を開けてみると1セル(2パラになっているが)が短絡状態のようで電圧が殆どゼロだ。
もう一つのセルは電圧が高すぎるように感じる。
この2パラになっている所を利用して、単体セルにバラして使えば何とかなるかなぁ…続く



ThinkPad(10/30)

◆ VAIO C1が不安定で困るという話は少し前にも書いた。
その代打としてLetsNoteを譲り受けた事も書いた。
このPanasonicのノートは安定して動いており、毎日気象データを自動で送り出したりログを取ったりと大活躍である。
どうもアプリの方にメモリリークがあるのか、動作開始後1ヶ月ほどするとSwapしまくり状態に陥るのだが、アプリを再起動すれば直る。
サスガにCPUが233MHz(だったかな?266MHzかな)では複数アプリを動かすパワーはなく、気象データの処理だけでも10秒ほどかかってしまう。
このノートPCは安定性第一で行きたいのでクロックアップはしていない。
いや、本当はしたい所なのだがグッと我慢というわけだ。

◆ もう一つ常時動かしたいアプリがあるのだが、サスガにLetsNoteでは荷が重い。
そこで再度VAIOに登場願ったが、このアプリを動かして数十分すると勝手に再起動してしまう。
他のPCだとそのような事はないので、WindowsMEと相性が悪いかVAIOが悪いかのどちらかだ。
さあ困った。
デスクトップを動かしても良いのだが、どうも電気無駄食いの感じがしてならない。
ノートでも最近のものはクーリングファン付きで50Wや60Wは普通に食ってしまうが、それでもデスクトップ型よりは省電力設計がなされているはずだ。
そこでまたまた中古を物色する。
安定に動作しているという所を買ってLetsNoteを捜したがどれも1万円を超えている。
そこでThinkPad狙いとなり、MobileCeleron366MHz搭載の570が目にとまった。
最終的購入価格は\12,500だったが、まあいいだろう。

◆ この570にはWindowsMEがインストールされていたが、これにWindows2000を入れたい。
メモリも128MB乗っているのでWindows2000は問題なく乗るだろう。
何しろLetsNoteの方は96MBメモリなのだから。
早速Windows2000を入れ始めるが、ハードウエアチェックの所で引っかかってしまう。
何度やってもそこで止まる。
うーん、一体何故だろうか。Windows2000が入らないという事はあるまい。
色々情報をチェックすると、どうやらBIOSをアップデートしなければいけないらしい。
なんだ、そんな事か。
そう思ってBIOSアップデートにかかるが…続く



法強化で…(10/29)

◆ 特定電子メール法の改正でspam抑制を図ろうという動きがあるが、これは所詮売春防止法と同じような、穴だらけのものにしかなり得ないのではないかという感じがする。
売春防止法についてはこちらをご覧頂きたいが、例えば第五条にしても売春を目的としているのかしていないかの判断は難しいと思う。
インターネットのそれ的掲示板にも沢山の売春目的書き込みが掲載されていて、その中の一部は明らかにそれと読み取れる書き方で金銭を要求している。
それは売る側と買う側が理解出来る(読み取れる)書き方であって、法律論からそれを売春目的であると決めつける事は難しいのではないか。

◆ 同じようにspamに関しても、例えばメルマガ偽装の場合にホンモノのメルマガであるのか単なるspamであるのかは判断が難しく、spamerもそこを狙ってspamを送りつけてくる。
spam発送ソフト発売元(googleに広告を出している)でも、メルマガ偽装方法などを詳しく解説している位だ。
もう一つはspam発送業者と、そこに書かれている広告の発注元が違うのだよと言う言い逃れ。
広告主は「正規の宣伝メールを依頼したのに、代理店が勝手にspamを送った」と言う訳だ。
かのライブドアも携帯向け大量メール発送事業に手を染めていて、同社のページによると"メールアドレスクリーニングサービス"までやってくれる。
これは宛先不明なメールアドレスを発送リストから除いてくれるというもの。

◆ これらも本気で取り締まれば撲滅は可能だと思うが、どうもこの辺りが甘い。
現行の法律にしても、一体それが効果を発揮しているのかどうかは疑問である。
日本の場合、取り組みは早かったが力の入れ方が足りない。
爺さん議員にはメールが何であるか理解出来ないという問題もあるだろうが、諸外国を見習うくらいのことはしても良いのではないか。
議員連中の外遊費に一体いくらかかっているか、それで有名観光地を回らせてやっているのは我々国民でありその税金なのだ。
遊興ばかりでなく、見るべき所を見て来いと言いたい。

◆ 本気で撲滅を考えるなら、宣伝メールを送る際には発送業者を登録制にでもするしかないのではないか。
登録と言っても時間がかかったのでは不便だから、それこそWebフォームか何かで申請すると即座にチェックされてIDが貰える。
そのIDをメールのトップに書けば合法、無ければ違法という単純明快な方法。
違法メールの場合はメール送信者とメール本文中で宣伝されている業者双方に罰則を適用するのが良いだろう。



デザイン端末(10/28)

◆ auが先駆けとなったデザイン端末。
ドコモも213シリーズで個性的なモデルを発表している。
ドコモの場合、これら移動機が全てPDCであるという所がちょっと可笑しくもある。
既存のチップなど開発費の消却が終了した、いわゆる枯れた技術を使う代わりにデザイン代をかけましょうという感じだろうか。
その中でもやはり目立つのはSONY製だと私は思う。
見せるデザイン、思わず買いたくなるようなデザインはSONYお得意ものもだ。
残念なのは機能的な煮詰めもSONY的である点だろうか。

◆ premini(-s)など、魅力的外観に今ひとつ性能が着いてきていない。
通話性能に関しても然りで、マイクの位置など煮詰めが足りないと言わざるを得ない。
デザインが良ければ通話性能は犠牲になっても良い。
と、設計者が考えたかどうかは微妙な所だとは思うし、小型化したのだから仕方ないと言ってしまえばそれまでと言う所もある。
だが、下向きマイクが道路で跳ね返ってくるノイズを過度に拾う事は分かっていたはず。
ここでノイズキャンセルの一工夫があれば、更に実用性は高まったのではないのだろうか。

◆ 非着信率も他のモデルに比較すると多いという話しなのだが、私が比較テストをした訳ではないので詳細は不明である。
以前のSONY移動機は通話安定度が極めて悪かったのだが、まさかその頃のチップ(や、ファーム)を使った訳でもあるまい。
その他仕様というかバグというか、その辺りもいかにもSONYと言う感じで、メモリコピーの際にロックナンバがクリアされてしまう事は最近発覚してドコモが注意を呼びかける一面もあった。

◆ PMCはお得意の薄型移動機で勝負。
薄型で世間を驚かせたP504iよりほんの少しだけ、カタログ上では100μmだけ薄く作ったP213iは横幅も48mmと持ちやすくなっている。
ただし長さは100mmを超えていて、この点が残念だ。
コストの関係もあろうが、このサイズで液晶が2.2インチはどうにも寂しい感じ。
見た目も貧弱である。
液晶の上下に空いたスペースをデザインでカバーする努力は認められるのだが… そして21xシリーズと言っても、このサイズの折り畳み移動機ならQVGA解像度だって不可能ではなかったはず。
カメラレスでその分コストも下がっているのだろうから、せめて2.3インチのQVGAは搭載出来なかったのか。

◆ Lechiffonはいかにも女性向けというスタイルなのだが、それにしては大きく重くないかい?でも可愛ければいいワとおっしゃる女性陣も少なくはないだろう。
個性的移動機はとても気に入った面と、余り好きじゃないなと言う面を適度に持っているもの。
気に入らない点より気に入った点が少しでも多ければ、それで商売になる。
と言ってもドコモとしては予定発売数量が随分控えめなのだが。



災害に弱い(10/27)

◆ 今年は沢山の台風が上陸した。
台風が上陸して各所に被害が出たわけだが、携帯電話が不通になると言う事故も多かった。
auやVフォンは同社のページなどで異常の発生した地域などを公表、ドコモも「○○地域で電話がつながりにくくなっているようだ」的な発表をしていた。
おいおい、「〜ようだ」と曖昧な発表は一体何なんだ。
異常状況も把握出来ていないのか!と言いたくなるわけだが、状況把握は出来ている。
それを認めたくないだけなのである。
なので実は回線障害で接続出来なくなっている地域でも、回線混雑の為に通話制限を行っていますなどと誤魔化したりするのだろう。

◆ 通信事業者が通信障害を起こすという事は重大な事であるから、障害は起きていないんだけど通話はしにくいんですよ〜と言いたくなる気持ちは分かる。
これは何も災害に限った事ではなく、身近な所では移動機が故障した際にドコモの支店やショップに持ち込んだ時の対応でも同じだ。
「○○の故障は他では起きていません」と言われた事が皆様もおありだろう。
実際には同様の故障を把握していながら、あくまでも知らないと言い張る。
知らないと言い張っておきながら、数日後には(事が大きければ)バグ公表になったりする。
そもそもドコモショップや支店の窓口に居る店員さんは携帯電話にさほど詳しいとは言えない。
規約やサービスに関しても、即答出来ずに調べて回答という事も良くある。
外注やアルバイトが多いとはいえ、マトモに話の分かる人間が各店舗に1人くらい居ても良いのではないだろうか。
ま、新商品を勧める事に限ってはプロではあるけれど。

◆ と言う話はともかくとして、台風によって回線切断されてしまう移動体通信基地局の信頼性はどんなものなのか。
一地域まとめて駄目になるケースが多いから、おそらくは中継回線断や電源供給が絶たれるなどの障害が起きるのだろう。
無線という一見災害に強そうなシステムも、実は(何かが起きると)加入電話より被害エリアが広くなってしまうと言う弱点を持っている。
ドコモは災害時に呼の集中で接続率が悪化した場合でもiモードは使えるようにシステムを変更した。
これによって災害時にも通話は出来ないが通信は出来るという安心感は得られたのだが、肝心の基地局や中継システムが壊れてしまったのでは何もならない。



吸い込む(10/26)

◆ 多連スロットルバルブを持つエンジンで、急激にそれを開けると外気湿度の高い時にはファンネルの周りに雲が出来る。
(ここでは水蒸気によって透明度が低下した大気の状態を雲という事にする)急激に周りの空気が吸い込まれて密度が低下して断熱冷却がおき、空気中の水分が雲を作るのである。
これはなかなか面白いというか、見ていても飽きる事のない現象だ。
同じような雲、と言うか飛行機雲に近いのだが、テストコースなどを高速で走行する車のエアロパーツから一条の雲が現れる事がある。
これも気流と圧力の変化によって大気中の水分が雲を作るというわけだ。

◆ ジェット機も雲を作る。
離陸の時など、エンジン前方には大量の雲が出来る。
エンジン口径が大きいだけに、自動車のエンジンのファンネル付近に出来る雲とは桁が違う。
コンプレッサのフィンが見えなくなるほどの"濃い"雲が沢山出来るのだ。
エンジンの場合はふけ上がってしまうとスロットルを戻さなくてはならず、従って連続的に雲が出来るという状態は拝めない。
しかしジェットエンジンの場合は機体速度が上がってくるまで、ずっと雲が出来続けるのだ。
湿度の高い時にエンジンより前に乗る機会があったら是非振り向いてエンジンを見て頂きたい。

◆ しかしあのエンジン、相当量の空気を吸い込むんだろうな。
鳥が吸い込まれてもヒョウが吸い込まれても大丈夫だという丈夫なブレードが高速回転する。
でも豹を吸い込んだら壊れると思うんだけど。
軽く風が吹いているだけでクルクル回転するコンプレッサファンは軸受けの抵抗も少なく回転バランスも良いのだろう。
ターボチャージャなど、エアクリーナを外したりキノコ型のエアクリーナを使ったりすると、コンプレッサが傷だらけになる。
航空機の場合は埃の少ない高空を飛んでいるとは言え、離着陸時にはやはりコンプレッサに砂粒などが当たるのだろうな。
近づいて見ると表面はザラザラになっているのかも知れない。

◆ 雲ではないが、ジェット機のエンジンの逆噴射ってヤツはなかなか強力だ。
滑走路面に水たまりでもあれば、それを前方に吹き飛ばすように水しぶきを上げる。
噴射方向を変える為のものは余程丈夫に出来ているのだろう。



気象(10/25)

◆ 気象のページでデータを公開しているとおり、F&F観測所(?)の観測機達も比較的安定に稼働している。
そもそも私は気象マニアでもなく、当たらない天気予報を毎日見るくらいの人間だった。
それが気象計を設置しようと思ったのは、Webカメラがトリガとなったのである。
Webカメラで自宅付近の様子が見られるようになってくると、その時の気温や雨の具合なども数値として知りたいと思うようになってきた。
以前の雑記にも風向が知りたくなった的な事を書いている訳だが、国内で売られている気象計はとてもアマチュアに手が出せる価格ではない事も解った。
一つはこれらの気象計でデータを取り、それを公開する(インターネットで公開する事はこれに含まれない)場合には、気象庁認定の機器である必要があるのだ。
この認定という二文字にかかる費用は並のものではなく、結果として売価を押し上げている。

◆ そこで海外製の気象計を買う事になるのだが、これも国内で買うと現地価格の2倍〜3倍の価格。
ならばと言う事で個人輸入した。これなら送料を含めても国内価格の半額以下で手に入る。
そして気象のページが出来たわけだが、次なる興味は雷へと向かう事になる。
ふとした事から雷に関する事を調べていると、(どうやら)長波帯の受信機と、その出力のディジタル処理で雷の位置と距離が分かるものがあるのだ。
アンテナは(見るからに)市販のプラスチックケースに収められたようなもので、それにスタンドアロンUSB接続か或いはPCIカードのいずれかの処理部を取り付ける。
これだけのもので雷の位置と距離が測れるというのだから面白いではないか。
電離層の反射を使って云々というのが原理らしいのだが、詳しい事はよく解らない。

◆ PCI版は現地価格で$400程度と決して安くないというか、この値段だとDavisの気象計が買えてしまうのだから高価とも言える。
スタンドアロンタイプだと$800近いので、雷マニアでもない限りなかなか手が出せない価格だ。
と言うわけでF&F測候所には未だこの設備は配備されていない。

◆ そう言えば気象衛星ひまわりの受信機なんてものが過去には売られていたなぁ。
今だとNOAAの受信だろうか。
137MHz帯と1.7GHzが使われていて、1.7GHz帯の方(HRPT)では解像度1Km程の地表写真を送ってきてくれる。
この受信には1m級のパラボラが最低限必要であり、しかも衛星を15分ほど追尾しながら数十メガバイトのデータを取り込まなければならず、かなり大がかりな設備が必要だ。
137MHz帯の方は市販の受信機とフリーソフトで画像を得る事が出来る。



新たな市場(10/24)

◆ 着メロダウンロード量は一段落という感じか。
着メロビジネスで潤ってきた各CPやJASRACは着うたへとターゲットを変えてきたようにも思える。
着メロ一段落の背景には高校生の着メロ離れがあるとも言われる。
今時着メロなんかダサい。
この一言であっけなく崩れてしまう市場って一体何なのだろうかとも思うし、今や中高生パワーは携帯電話市場にとって侮れない存在になっていると再認識したり。

◆ ゲーム機の市場は横ばいなのだろうか。
ゲームメーカも開発費の割りには売り上げが上がらなかったりと厳しい状況にある。
儲かっているのはほんの一握りとも言われ、出せば売れるという時代は既に過去のもの。
と言う中で、携帯電話向けゲームに関しては今後売り上げが期待出来るとあって各社共に力を入れている。
新作もちらほらあるが、多くはPC用やゲーム機用の携帯版という形。
とは言っても処理も違えば制御も違う、画面の広さも違うという事で、移植と言うほど簡単に携帯電話にゲームが乗るわけではない。
ドコモの900iシリーズがゲームに合わせて開発されたというのは周知の事実で、javaの動作速度や描画速度はゲームが要求したそれだった訳だ。
年末商戦に向けて新PS2も出てくるが、SONYとしては売れ行き絶不調のPSXの呪縛から逃れられるのだろうか。
薄く小さく安くと言う新PS2はソニータイマーが発動された現PS2ユーザのリプレースターゲットとして市場を築くのだろうか。

◆ 携帯電話ゲームでは、ネットワークを活かした対戦型や記録競争型のゲームもあるが、これらが脚光を浴びるのは、定額制がもっと一般的になってからかも知れない。
ゲームの面では後れを取るauなのだが、ダブル定額は節約しようと思えば節約が可能だという事で中高生に人気が高い。
ただし有名ゲームは余り移植されておらず、ゲームマニアはFOMAへ走る。
所がFOMAの定額は、定額料そのものは安いのだが、それに組み合わせが必須となる基本料金部分と通話料部分が高いから、中高生の親にとっては頭が痛いに違いない。
で、結局は定額契約せずに子供を遊ばせる事になり、そうするとネットワーク対戦などもってのほかと言う図式。



価格破壊(10/23)

◆ YBB!が行ってきたADSLの価格破壊の功績は大きいと思う。
発表当初は千円以下で(さも)接続出来るような宣伝を行い、モデムを配る、無理矢理持たせる、勝手に配達してしまうなど、代理店による悪徳営業で顧客数を増やした。
それに伴ってソフトバンクの赤字額はふくらみ、顧客を獲得すればするほど赤字になると言う、この世界では良くあるビジネスモデルになった。
もっともYBB!側は強気な姿勢を崩さず、やがて黒字転換すると言い張ってはいる。
ここの所赤字額は減少傾向にあるようだが、それは加入者数の減少率に比例している。
加入者が減れば赤字額が減る。
そしてYBB!がさほど安くないと言う事に気づき始めたユーザの解約が増えている。
フレッツ以外の線を使えば、実はYBB!よりも安価に常時接続が出来る場合があるからだ。

◆ こうした安い常時接続が可能になったのも、元はと言えばYBB!のおかげである。
だったらオマエも使うのかと言われればNOと答える訳なのだが。
同じ事が携帯電話市場にも起ころうとしている。
携帯電話の市場規模は8兆円とも言われ、そこからドコモが得る営業利益は1兆円だ。
こんなカネが転がっているのにソフトバンクが目を付けないはずもなく、虎視眈々と参入時期を伺っている。
おそらくはソフトバンクグループによる携帯電話事業参入で、更なる価格競争が起きる事は想像に難くない。
ソフトバンク側も「現状の価格の数分の一には下げられる」と豪語しているのだ。

◆ これはユーザにとっては有り難い事だ。
携帯各社の利益が十分ではなく、ギリギリの価格で勝負しているのならば別だが、ドコモなどカネの使い道に困って(でもないのかも知れないが、そう見えるね)海外にまで金をばらまいた。
では実際にソフトバンクグループが携帯電話事業者になった暁にオマエは使うのかと言われると難しい面もある。
現在携帯各社はサービス面に力を入れており、もっともドコモなど代表番号にかけても訳の分からない事を言われる事が多いのだが、でも一応電話はつながる。
果たしてソフトバンクグループでもそう言ったサービス面は大丈夫なのだろうか。
何かが起きた、何かを変更したい、何かを聞きたい時にオペレータにつながらないのでは困る。
で、結局価格破壊はソフトバンクグループに任せて、その恩恵で価格の下がった既存事業者の電話を使うというズルい考えが頭をよぎる訳だ。



調査?(10/22)

◆ 政務調査費問題がメディアに取り上げられているが、議員連中もなかなかやるじゃないかというか、まあ警察だって不正経理で小遣い稼ぎしている訳だし、何を今更という感が無くもないが簡単にバレるような手法しか思いつかない議員の頭もお粗末だ。
そもそも政務調査費とは、議員が議員として活動するために使われるべき経費であって、その金額は議員一人あたり月間数十万円ほどになる。
で、実際これが何に使われているかというと議員宅の光熱費、NHK代、電話代に増改築費用、食料品代、飲み代など、およそ議員活動とは関係のない使われ方をしている。

◆ この巨額脱税を何故税務署は見逃しているのだろうか。
食料品代までが経費になるのだったら、サラリーマンにもそれを認めて良いのではないのか。
自宅の光熱費だって、議員に認められるのならサラリーマンにも認めて良いはずだ。
こうした光熱費などの領収証は未だ良い方で、実際には架空の領収証や自作領収証が山のように見つかるという。
つまりこれ、非課税で現金を得ている訳だ。
普通の会社で架空の領収証を経理に提出して現金を受け取ろうとしても99%はバレるだろう。
でも議員にはそれが出来る。
チェックするヤツも同じ穴のムジナだからだ。

◆ 結局の所議員連中ってヤツは読んで字のごとく税金ドロボーに他ならない。
ちなみに社会保険庁の奴らは年金ドロボーと呼ばれている。
それでも国が豊かだったらそれは許そう。
資源が豊富で税金など殆ど払うことなく国が潤うような状態であれば文句は言うまい。
だがしかし、今や日本の国の借金は途方もない額にまでふくれあがっている。
おそらく就労人口あたり1000万円以上を背負っているのではないのだろうか。
そしてそれは毎年増えていて、漏洩税金は議員の懐へと消えていく。
そうした議員を選んだのは我々なのだから仕方ないと言ってしまえばそれまでなのだけれど、だって選ぶも何もまともな議員など居ないではないか。

◆ あ、そうそう、NHKは受信料ドロボーだったっけ。
あの事件をきっかけに受信料売り上げが低下したらしい。
税金にしても受信料にしても年金にしても、何の苦労もなくザクザクと入ってくる金だから使わなければ損くらいの気持ちなんだろうな。



コスモ(10/21)

◆ マツダコスモ、初代のそれの話しではなくユーノスコスモのお話。
バブル末期に生まれたデラックス仕様のクルマだ。それまでコスト高になるという事で市販車には採用されなかった20B型3ロータエンジンを搭載し、更にターボによる過給まで行ってしまうと言うクルマは当時のスペシャルティカーブームに乗って売れるはずだった。
ハズだったのだが、バブル崩壊と共にこのクルマも消えていく運命になる。

◆ 何故3ロータエンジンが難しいのかと言えば、それはその構造と組み立て方法を考えてみれば分かりやすい。
ロータリエンジンはロータとロータハウジングをサイドハウジングで挟んだようになっているが、3ロータにしようとすると真ん中のロータに対するサイドハウジングを組み込む事が出来なくなってしまう。
その為に2ロータ+1ロータ構造として、エキセントリックシャフトを途中でつなぐというすごい構造を採らざるを得なくなる。
レシプロで言えばクランクシャフトをつなぐようなものであり、当然の事ながらセンターのブレはμm単位の精度が要求される。

◆ 実は数ヶ月前、家の近所の中古車屋にこのコスモが並べられていたのだ。
黄色というかクリーム色というか、そんな感じのボディーが曲面で構成されているのにピラー類が直線だというアンバランスが特徴と言えば特徴で、さすがにデザイン的な古さは感じられるもののちょっと欲しいなと思うようなクルマだったのだ。
売れないコスモ、それも10年以上前のクルマとなれば精々20万円が良い所かなと思って価格を調べてみると、なんと当時の買い取り価格よりずっと高いのではないかと思われる、150万円を超える価格で取引されているではないか。
球数が少なかったからなのか、10年落ちで走行距離も出ているクルマが150万円である。
これはおいそれとは買えない代物だなと思った次第。

◆ 今でも未だ改善努力が続けられているロータリエンジンは、20Bの時にも様々な工夫と技術が投入されている。
ハウジング内へのエアインジェクションで掃気する仕組みなど、アイドル回転数を安定に下げていく(燃費改善)努力もなされた。
と、構造上の事を書いていると話が尽きなくなってしまうのだが、もしあなたがFlets接続を行っているのであれば、フレッツスクエアに接続してhttp://www.flets/hobby/j-car/index.htmlここを見てみたら面白いと思う。
サバンナの話しや、ヨタ8、117クーペやギャランGTO、スカG、ベレGなど名車と呼ばれた車達の動画を見る事が出来る。
もちろん無料で見られる番組なのだが、かなり見応えのあるものだ。
秋の夜長、古き良き時代(とは言い切れないかも知れないのだが)を思い起こしてみるのも良いかも知れない。



80%(10/20)

◆ ETC普及率が思うように進まず、数々の割引も始まってはいるが大型車への普及率は依然として低い。
割引が適用され前納カードも廃止となれば、運輸コスト低減のためにETCを利用するのが普通だと思うのだが違うのだろうか。
だが実際にはETCよりも安い回数券という秘密があったのである。
大型車の首都高速通行料金は\1400なのだが、偽造回数券なら\400換算で購入出来るという。
確かにこれならETCよりも安い。そして偽造回数券使用率は全走行車両の25%近くに上ると言い、大型車に限って言えば80%が偽造回数券で通行しているのだとか。80%ですよ80%,そしてその殆どはダンプなのだそうだ。

◆ 普通車の方はと言うと偽造回数券を最も多く使うのがタクシーで、首都高速の利用が多い都内のタクシーのかなりの台数が偽造券を利用しているそうだ。
この件は首都高速道路公団でも認識はしているものの、具体的対策は行われていない。
最近の偽造券は印刷も精巧で、人間が見た程度ではホンモノと区別が付かない。
裏の磁気インクで判定すれば判別は不可能ではないが、料金所にそんな装置は常備されていない。
結局の所ETCの割引を受けるより、偽造回数券を使用した方が余程お得という事なのだ。

◆ 偽造回数券はダンプの集まる場所や客待ちタクシーの多い所で売られているという。
価格は定価の1/3〜1/4程度で、まとめて買えば安くして貰えるらしい。
で、ダンプなどは同業者や仲間とまとめ買いをして更にコストの低減を図る。
高速道路も通るし首都高速も通るというような場合、高速道路のみETCで通過して割引を受け、首都高速に入る時にはETCの電源を切って回数券を使うのだそうだ。
またカラーコピー機やプリンタなどを使った粗悪偽造券を発見したとしても、無用なトラブルを避けるためにその場では何も行わないのだとか。
明らかに係員が気づけばナンバーを控えるくらいのことはするらしいが、結局の所は偽造券を使われたと言っても自分たちの給料が減る訳ではないし、多少収入が減った所で借入金に対する割合なんて大したことはないし、見なかった事にするのが一番良いかなと言う所だろうか。



冷却(10/19)

◆ 夏の暑さから解放され、これから冬に向けてはオーバクロッカーが本領を発揮する季節でもある。
私もクロックアップに燃えていた時期があったが、それはオーバクロックでもしないと重いソフトが満足に動いてくれないという事があったからだ。
最初はおとなしく、ノーマル冷却のままクロックを上げてみる。
やがてオーバクロックすること自体が目的や興味の対象となり、電圧は上げる、CPUに霜が付くほど冷却する、ですさまじい事になってくる。

◆ 当時、1995年頃はペルチェ+水冷というのがマニアの間での改造の定番だった。
水冷化するためには循環ポンプが必要になるのだが、細いパイプで流速を稼ごうと思うと静圧の高いものが必要になる。
価格の点からするとバスポンプ(風呂の水をくみ上げるようなもの)が良いのだが、大きさと騒音の点で×である。
当時も熱帯魚用の水流ポンプなどはあったと思うのだが、今ほど一般的ではなかったのか私の目には触れなかった。
そこで自動車用のウインドウォッシャ用ポンプなどを流用し始めるが、音と耐久性と静圧の点で満足が出来ない。
もっとも良かったのは燃料ポンプで、毎時数百リットルの容量と数Kg/cm2の静圧があった。
唯一最大の欠点は、モータ本体が液体に浸かる構造(インタンクポンプ)だったり、そうでなくてもモータ本体内に液体が入り込む構造なので、水を循環させるとすぐにポンプがさび付いてしまうという事だった。

◆ そこで水を使わず液体のフロンを使用したり、オイルを使った油冷作戦なども展開した。
他の人たちが多段ペルチェや大形の液冷システムに移行する中、私は早々に炭酸ガス冷却へとシフトした。
液例から比較すると何と静かで快適な事か。
ランニングコストがかかるのが難点ではあったが、大型ボンベを使うと意外なほどガスは長持ちした。

◆ そんな事も今は昔。と思っていたら、数年前からアフターマーケットパーツメーカ製の水冷キットとか、コンプレッサ式冷却器を使ったCPUクーラなどが出てきている。
当時は熱交換器を作るにも苦労し、市販のケースをシリコンで埋めたり、削り出しで作ったりしたものなのだが、今はそれを買ってくれば水冷装置の完成である。
しかも量産品とあって価格も安いと来ているから嬉しいではないか。
と言っても私は今更オーバクロックしようとも思わない訳で、それは現行CPUがノーマルでも充分速いからである。
もっともヘビーなゲームを楽しむ人たちにとってはまだまだCPUは遅く、グラフィックカードも更なるクロックアップをしたい所なのだろうが。



添加剤(10/18)

◆ 添加剤の話だが、これはオイルやガソリンに混ぜるものではなくラジエータ水に混ぜるというもの。
何やら一部サイトでは評判が高いというのだが本当だろうか。
当該サイトに行くと説明が書かれているのだが、いつもの通り(?)面白い部分を紹介しよう。

◆ まずこの起爆剤だか何だかを入れると、イオンがどうのこうのという状態になるらしい。
水の中で"超プラスイオン導電物質"が作用するらしいので、バッテリ液などに混ぜたら面白いのかも知れない。
ま、そう言うわけで(どんなわけだ?)冷却水はプラスイオンで満たされるのだとか。
冷却水がプラスに帯電しているから、ウオータジャケットの反対側にある燃焼室はマイナスに帯電して、その結果燃焼ガスは高速分子運動を起こすそうである。
実験した環境のエンジンはシリンダブロックやヘッドが絶縁物で出来ていたに違いない。

◆ これによって燃焼効率が高まり、馬力が上がるそうだ。
勿論環境にだって優しい。
CO,HCが減るのはもちろんの事、CO2まで減ってしまうと言うのだから素晴らしいではないか。
そしてパワーだって1割りくらいは上がるデータになっている。
炭酸ガス排出量が3割りも減って、出力が1割も上がるという魔法の水なのだ。
エンジン騒音も減ると言われており、これは燃料消費量が減った事によって爆発燃焼音が低くなり、結果として静かになると言う。
あ、でも、前の方に「燃焼効果が上がることで平均有効圧力が大きくなり」の記述があった。
結局エンジン内では何が起きているのか。
平均有効圧力は増えるけれど、爆発燃焼音は小さくなるという事なのだろうか。

◆ この水、未開封に限って返品可能だが、商品の性格上一度使用してしまったら返品は不可能であるから、実験するにも勇気が必要だ。
何せ1万円近くする高価なシロモノなのである。
燃費向上効果は13%〜33%とハッキリ書かれているから、最低でも13%は燃費が良くなる事になる。
13%も燃費が良くなれば、10Km/l走る車で年間走行距離が1万キロ程度でも1年で元が取れる。
もっとも、どういう走り方をした時に燃費が良くなるのかは記載されていないし、パワーが上がった分アクセルの踏み方をセーブしなければいけないと書いてあるから、こうしたテクニックが使えない人は効果が無くても文句は言えないという事だろうか。
え?F&Fで実験してみろって?データを見るとアイドルかそれより少し上の回転数でも効果があるようなので、COメータでも使える環境があれば計測してみたい。



誇大広告(10/17)

◆ 先月だったか、5年間光沢持続の宣伝を打っていた大阪の中央自動車工業に表示禁止命令などの判決が出た。
テストによると5年間なんてとんでもなく、高々7ヶ月のテストで光沢は半減したそうだ。
この会社はホームページも持っていて、そこにも問題のCPCペイントシーラントの能書きが掲載されていた。
最も同社のページからは早々に5年持続の文字は消えたのだが、代理店その他にはまだ5年持続の文字が躍っているページもある。
ペイントシーラントとは一体どんなものなのか。
能書きによるとテフロン系のコート剤のようだ。
ただしこれはDIYで施工出来るものではなく、専門店やディーラでやって貰うらしい。

◆ この5年保証にケチを付けたのは一般ユーザではなくワックスメーカだった。
5年間も効果が持続しないのに、あたかも長期耐久性があるような記述によってワックスの売り上げが低下したというもの。
裁判ではワックスメーカに1千万円の支払いも命じている。
同社の謳い文句は年々変化していて面白いのだが、最初は5年保証を謳い、次は新車は3年保証と謳い、最近では米国の保険会社が保証するだけでウチは関係ないですよみたいな弱気な表記になってきている。

◆ 燃費節約用品などはどうなのかと言えば、大抵のものは返品制度がある。
つまりユーザは返品して返金して貰えばいいわけで、法廷闘争にまで発展しない。
なので燃費節約用品メーカは存続し続けられるという事だ。
実害のない事に対して法廷闘争は出来ないから、例えその表示が誇大であったとしても問題にならないと言う事なのかも知れない。
それでも磁石などはまだ良い方で、アルミや鉛の板にパワーを注入したと言われると、これはもう何とも私には理解しがたい世界に突入してしまう。

◆ 普通に考えれば、燃費が2割も3割も上がる筈など無いし、効果が5年も持続するワックスなんてものだって怪しさ120%である事は理解出来ようというものだ。
今は無き、定額携帯提供を謳ったJM-NETだって倒産して1年以上が経過している。
以前にも書いたが年利8%で運用出来るという平成電電にしても非常にうまく考えられているというか、まさに燃費20%アップに近い説得力がそこにはあるのだ。
これはあくまでも私個人の予測であるから、下手に信じて貰わない方が安全なのだが、この平成電電のシステムを成功させるには少なくとも数年間は8%金利を守らなくてはいけないと思う。
なので初期の頃の投資額は8%の金利が付いて戻ってくる可能性がないとは言えないし、もしかしたら今投資しても… もっとも投資金回収は最短でも5年後と言う事だから、もしかしたらその頃には平成電電自体が…



お買い得?(10/16)

◆ スズキと言えばアルトで、アルトと言えば47万円なんてだいぶ古い話になってしまうのだが、その後軽自動車のデラックス化が進んでいわゆるリッターカーとの価格差は余り無くなってしまっていた。
軽自動車とは一体何なのか。小型軽量で扱いやすい事に加えて車両価格が安くなければ購買意欲は沸かないのではないか。
と考えたのかどうか知らないが、今度のアルトは65万円というお買い得価格である。

◆ 65万円と言ってもハダカのモデルではない。
エアコンもラジオもエアバッグも付いているというのだから立派ではないか。
今時社外品のエアコンなんて無いのかも知れないが、これだって安いものではないはずだ。
もっとも軽トラックなどは65万円より安い価格で売られているものもあって、例えば55万円の軽トラだとラジオもエアコンも付いていない。
これらを後から着けると10万円を超える出費を強いられる事になるかし、第一アルトはトラックには付いていないリアシートだって付いている。
それに一応エアバッグだって付いているし、オプションだが盗難防止警報装置も選べるのだ。

◆ 一時期軽自動車が沢山売れ、それに伴って国は税収の低下を目の当たりにした。
だったら税金を上げちゃえという事で、軽乗用車の税金を値上げした。
でも軽トラックは従来通りの税金であった事から、今度は貨物車登録出来る乗用車チックな貨物車(?)が登場するという経緯をたどって今がある。
結局軽自動車ブームは、他のSUVブームなどと同じように一過性で終わってしまったわけだが、もしも税制変更がなかったら軽自動車の販売台数は多数安定していたのだろうか。

◆ 車はガソリンで走っているのではなく、税金で走っていると言われるくらい色々な税が取られている。
車検ごとに重量税と、毎年払わなければいけない自動車税。他に購入時の税金や燃料にも課税されているのだ。
自動車税は自家用車で思いっきり高く設定されている。
例えば3,000cc以下の乗用車の自動車税は5.1万円だが、営業車となれば1.57万円で済む。
いわゆるリッターカーなど、営業用であれば年額7.5千円なのだから安いではないか。

◆ 自動車税とは道路使用料金であると書いてあるのだが、営業用車と自家用車では何故道路利用料金に差が生まれるのだろうか。
例えば日本選挙対策会などと言う団体を作ったとしよう。その団体の加盟人数が数百万人規模であったとして、毎年自民党に数億円の献金をする。
加盟した人一人あたりの負担額は百円程度だ。
そうすると、やがて個人向け自動車税が安くなるに違いない。
百円の掛け金で何万円かが得になる可能性があると言う事だ。
当然こうなると税収が不足くするから、新たな財源を求めて新税開拓に走るだろうが、結局文句の言えない、言いにくい個人から沢山税金を取る、取りやすい所から取るという基本に忠実な税のシステムになっていると言う事である。



売り方(10/15)

◆ 若い人には現実的な話として理解出来にくいであろう、でも有名な話だからみんなが知っているVHS対βの事。
実際あの頃にビデオデッキを持っている人はかなり裕福な人たちだったと思う。
私は初めてビデオデッキを買ったのはSVHSが出始めた時だったから、既にβは敗退の道をたどっていた頃だっただろう。

◆ ソニーは考えた。
何故βデッキは売れなかったのか。
技術的に優れた製品は売れるべきであり、ライセンス料だって支払いを躊躇うべき性質のものではないはずだ。
では何故VHSに負けてしまったのか。
それはソフトがなかったからだ!と、考えた。
それが証拠にCDは売れたではないか。
みんなライセンス料を払ってくれたではないか。
これもみんなSMEのおかげなのだ。
と思ったに違いない。
だからソフト事業に力を入れた。映画会社も買収し、ゲームメーカも引き寄せた。
おかげで利益は確保出来たかのように思えたのだが、所が電気製品の売り上げは下降の一途。
株主から「他企業を買収するカネがあったら本業に力を入れろ!」とお叱りを受ける始末。

◆ 以前に書いた事があるが、メモリスティックが出てきて次にSDカードが出てきた時、何も規格を色々作らなくてもみんなでメモステを使えば良いではないかと思ったものだ。
でもメーカの言い分は違った。
CDのライセンス料を散々取られたあげく、その上メモステにまで金を払うのは嫌だ、と。
で、結局今やSDカード全盛となり、メモステはソニー及びソニーと関係が密な一部企業の一部製品に使われるに留まっている。

◆ ヤバい。
売れなくなってきた。
ソニーもそう考えた。
コストメリットが出にくくなり、SDカードと価格勝負すら出来なくなってきたのだ。
メモステ価格が安ければ、それにソフトを入れて売る事も出来ようが、メディアが高いのでは何ともならない。
下手するとメモステに引っ張られて、それ専用製品が売れなくなるな。
とは考えなかっただろうが、Clieなどはメモステと共にCFカードも入れられるようにした。
ソニー曰く「CFメモリカードは安価ですから…」。
ずいぶん弱気になったものだが、これも家電部門の赤字が響いているのだろうか。

◆ ライセンス商売はなかなか軌道に乗らない。
日本の場合は特にそうなのかも知れないが、有用な技術はみんなで使って市場を盛り上げましょう。誰か一人が権利が有する技術などは使うのをやめましょう。
そんな事が囁かれているのかも知れない。
特に"それを使わなければ実現出来ない"ような権利ではないものに関しては、それを使わない工夫をする事でライセンス料という高い"部品"を使わなくて済む事になるのだからメーカとしてのメリットは大きい。



有機EL(10/14)

◆ 話題だけは豊富だった有機ELパネルが初めて量産品に使われたのはNEC製の初代FOMA移動機だっただろうか。
鳴り物入りで、でもないけれど、それは何かと話題になった。
私も実物を見た事があるのだが、発色と見やすさ(コントラスト)は液晶の比ではなく、でも明るい所では全く実用にならない程度の輝度でしかなかった。
しかも画像の更新レートがやたら遅くて、安物デジカメのカメラ画像をモニタしているような感じ。
もちろんこれはすぐに発売が中止される事になるのだが、それは耐久性に大いなる問題があったからに他ならない。

◆ 最初は何の不具合もなくディスプレィとしての機能を果たしていたELパネルも、やがて不点灯素子や不点灯ラインが目立つようになり、しかも修理費用がバカ高いとあっては売り続ける訳には行かなかったのだろう。
使い始めて早いものでは半年ほどで不具合が現れ、1年もすると満足に使えない状態にまで劣化が進んだという。
携帯電話で次に有機ELが使われたのは富士通製の移動機であり、これは今でも使われている。
最初は発色数も極度に少なかったというか、とても画像を表示出来るようなシロモノではなかったが、今では一応写真も何とか見られる程度にまで性能が上がってきている。

◆ デジカメ用のディスプレィにはコダックが採用しているし、ソニーはClieにこれを使い始めた。
おそらく市場に出た最も大型の有機ELパネルがこのソニーの3.8インチ型だろう。
その発色はまさしくELのそれであり、高コントラストでとても見やすい。
それと引き替えに消費電力が増えてしまうのが泣きどころではあるが、これの対策として「メニュー画面に黒を多用する」という、何とも消極的な対策を講じてきたのが笑える。
自発光素子だから黒が多ければ消費電力は押さえられる理屈で、更に高コントラストなのでバックを黒にしてもLCDパネルのような安っぽい黒浮きが生じない所に目を付けたというわけだ。

◆ 問題は寿命と価格だろうが、この手の商品は物理的寿命よりも論理的寿命が先に来る類であり、次に新製品が出ればそれが欲しくなってしまうと言う、代替需要が大きな製品だからパネルの寿命は余り気にならないのかも知れない。
例えパネルが壊れたとしても、それはソニータイマーの為だと割り切れるのかも知れない。
割り切れないのは価格。というのはソニー以外のメーカ製品に言える事であり、ソニー製品は高くても少しは売れる(安くても沢山は売れない)のだ。
何故ソニー製品は爆発的ヒットをしないのか。
いや、PS2は売れたな。
と言う話を明日につなげてみようかな。



FPD(10/13)

◆ 大型テレビはプラズマに、小型のものは液晶に。
将来はこの2つの方式のフラットパネル表示器が全盛になるのだろうか。
プラズマパネル(PDP)の欠点は消費電力とコントラスト、それに寿命である。
特に消費電力はプラズマテレビの背面にクーリングファンが必要なほどで、パネルと駆動回路の大飯食いは環境に優しくない。
コントラストは自発光型素子であるプラズマユニットなら大きく取れそうなものなのだが、発光させたくない部分でも若干の発光をさせておく必要がある事から、なかなかコントラストを高くは出来ない。

◆ 液晶(LCD)は大型化が難しい事と、発色が不自然だと評される事が多いのが欠点か。
そして応答速度が遅い事は残像が気になるという事であり、真っ暗な空をサーチライトで照らすような場面を映すと気になる。
寿命の点ではバックライトがネックとなるが、これを交換し続ければ液晶パネル自体は比較的長寿命である。

◆ おそらく次のオリンピックの頃には登場するであろうと思われるSEDと呼ばれるパネルは、これらLCDやPDPの欠点を無くしたものだという。
誤解を恐れずに書けば、構造は超小型のブラウン管が沢山並んだような、そんな感じだ。
と言っても偏向回路が付いているわけではなく、蛍光体に電子をぶつけて発光させるという構造がブラウン管に似ているという事。
偏向回路の付いていない、いわゆる発光素子は従来大型ディスプレイパネル、競技場やビルの壁面に取り付けられているようなものに使われていた事がある。
コイツはまさにブラウン管チックで、ヒータもあれば加速電極もあった。
SEDの方はもっと半導体チックで、ヒータなどと言う野暮なものは(たぶん)付いていない。
ただし高電圧で電子を引っ張る所はブラウン管と似ているのだが。

◆ SEDパネルには未知なる部分がまだ多いが、大型化と高輝度化、そして低消費電力化が安価に得られれば次世代FPDとして地位を築く事になるのかも知れない。
自発光素子でプリ放電の必要もないとなればコントラストは自ずと高まり、試作パネルでは1万 1とLCDやPDPとはまさに桁が違う。
こうして薄型表示パネル全盛となると、やがてブラウン管式テレビは過去のものになっていくのだろう。
真空管が使われなくなり、最後に残った真空管であるブラウン管も姿を消すのか。
そしてマニアの間で真空管アンプがもてはやされるように、ブラウン管式テレビに別の意味での価値が付く日が来るのだろうか。
小型ディスプレイ分野では既に使われ始めている有機ELパネルに関しては明日のお話しと言う事で。



原音(10/12)

◆ 原音に忠実に…オーディオ機器の合い言葉のようだが、原音って一体なんだろうか。
古いマスターテープを使って当時のレコードからCDに焼き直したものなどがあるが、これはヒスノイズが聞こえたりする。
今時はそんな事もなく、殆どの処理部分がディジタル化されているのではないだろうか。
CDに録音されたヒスノイズを正確に再現するのがいい音なのか、ノイズを抑えるような聞こえ方をさせるのが良いシステムなのか。
ノイズは極端な話しであるが、録音時に周波数特性がフラットでなかったとしよう。
これをそのまま再現するのがいい音なのか、いい音として再現するのが良いシステムなのか。

◆ アマチュアのオーディオマニアはプロも使わないようなシステムを使っている。
そうすると、再生側での拘りに比較すると録音側はごく常識的という事になりはしないか。
先日の電線の話しではないが、そこまでやるなら録音側にも手を加えた方が… と、考えたくなってしまう。
或いは録音側などどうでも良くて、その録音された音を忠実に再現したいという事なのだろうか。
録音された音そのものが"悪い"場合には、そのソースは"悪い"音に再現されるべきだと思うのだが、多くの人は全てのソースでいい音が出るシステムを求めているのではないのか。

◆ コンサート会場で使われている機材のケーブルが、1mあたり10万円もするのだろうか。
ワイアードマイクに比べると周波数特性面でもS/Nの面でもダイナミックレンジの面でもかなわないワイアレスマイクで良いのだろうか。
そう考えるとますます分からなくなってくる。
原音って一体なんだろうか。

◆ NFBが浅くしかかかっていない、低域と高域が落ち込んだ特性のアンプ=真空管の音だと思っている人が居た。
なので、フラットなアンプにDSPで"真空管アンプチックな味付け"を施すと、その音を聞いた彼は真空管アンプを頭の中に思い描く。
これは3極管の音だなとか。
ワンチップDSPとディジタルアンプ、スイッチング電源を小さなケースに入れ、それを真空管風のヒータが灯ったガラス管付きケースに収めたら真空管アンプになれるのかな。
もちろんマニアは騙せないと思いますがね。



ノイズ(10/11)

◆ デジカメ画質比較で見れば分かるとおり、やはり小型軽量高画素デジカメのウイークポイントはノイズである。
1/2.5インチで400万或いは500万画素ともなれば仕方がないのかも知れないが、画素数が多いだけにノイズも目立ちやすくなってくる。
Optioでも目立つ程度のノイズが見られ、最近発売されてちょっと興味のある松下のFX7も同様のノイズが画面にちりばめられている。
このFX7は小型ながら2.5インチという大型LCD搭載とお得意の手ぶれ補正が売り物だ。
Optioに比較するとそれでも大きく重いのだが、これで画質が良かったら惹かれるものがあるのも事実である。

◆ だがしかしメーカサイトのサンプル写真を見てもノイズは目立ち、Optioに対するアドバンテージを感じる事が出来なかった。
もしもOptioよりも軽かったり、或いは他に何か突出した部分があれば印象は違ったのかも知れないが、デジカメももはや"似たり寄ったり"になってきてしまっている。
お得意のライカレンズもさほど明るいものではなく、小型CCDのノイズ隠しには少々役不足な感じもする。
小型化と相反すると言う事でこの辺りは設計の難しい所でもあろうが、ズーム比もCCDサイズもほぼ同様のOptioS4iよりレンズはわずかに暗い。

◆ 小型と言えばEXILIMを忘れる事は出来ず、EX-S100は原点に立ち返ったかのような小型薄型に2.8倍光学ズーム搭載と魅力たっぷりに見える。
透光性セラミックレンズは高強度と高屈折率を併せ持ち、レンズ部の薄型化に役立っているという。
だが画像を見てみると、ISO50まで感度を落としてもザラつきは目立ち、画像周辺部の"流れ"は携帯電話内蔵カメラを思わせるようだ。
村田製作所製のセラミックレンズは収差が大きいのか、周辺部は青や紫に縁取られている。
大口径レンズの使いにくい薄型デジカメでは仕方ないと思うが、それにしても暗いレンズもデメリットになるはず。

◆ 秋の行楽シーズンとあって、旅行のお供にデジカメをぶら下げてと言う方も多いと思う。
コンパクトデジカメはもはや銀塩カメラより軽く小さく持ちやすいスタイルになった。
だが撮ってきた写真をA4やA3版にプリントして気づくのはそのノイズだろう。
まるで増感したかのようだと言うのは大げさながら、木陰での人物撮影程度でもハッキリ見えてしまうノイズにこのクラスの限界を感じないでもない。
それに比較すると大サイズ撮像素子が使える一眼レフタイプの画質は立派である。
もちろんカメラの大きさも重さも価格も(と言っても大きさや重さほど価格は違わないが)異なるのだから当然と言えば当然なのだが、全ての面でコンパクトデジカメと違った世界がそこにはある。

◆ ローノイズを実現するためにはCCDを冷やせばいい。
天体観測用CCDなどは専用の多段ペルチェで冷却されている。CCDはそれ自体はたいして発熱するものでもない(CPUと比較すればの話し)から多段ペルチェが使いやすい。
とは言っても、起動に時間のかかる冷却装置付きのコンパクトデジカメなんて使い物にならないし、だったら大サイズのCCDを奢った方がコスト的にも得だと思う。
実際ノイズに関しては現在の500万画素クラスより少し前のモデルの1/3インチ300万画素クラスの方が少ない場合も見られたりする。



R@KU SURU(10/10)

◆ TAKARAから楽刷(R@AKUSURU)というプリンタが発売されている。
定価は\13,000程度らしく、これで小さなシールにフルカラーで印刷が出来る。
プリンタは乾電池で動作し、インタフェースはドコモ携帯電話準拠の赤外線通信だ。
つまりこれ、カメラ付き携帯で撮った写真をプリントするためのものなのである。
仕様的には16M色で203dpiのプリンタ(熱転写?)で、特に変わった所はない。
専用紙を入れるとプリンタ内を何回か往復しながら80秒ほどで1枚のシールが印刷される。
ただしVGA解像度以上の写真を送ろうとすると途中でエラーになってしまう。
おそらく内部のバッファ容量が足りなくなるのだろう。

◆ 本体にはボタンとLEDが2個だけなので、それの発光色や点滅回数などでプリンタの状態を判断しなければいけないのだが、これがちょっと分かりにくい感じ。
もう一つはランニングコストの高さだ。
シールは20枚入りで\1,000程だから、1枚あたり50円もかかってしまう。
消耗品セットは20枚のシールとインクリボンが付いてくるので、適当な紙を突っ込んで印刷させようとしてもインクリボンの寿命が先に来る事になる。

◆ と言うようなものをまさか定価で買う訳もなく、本体は定価の1/4以下で、消耗品セットは1つ\100で5個ほど買った。
消耗品と本体価格を合わせて、印刷可能枚数で割ると、一枚あたりの印刷コストは\30以下になるからまあ良いだろう。
もちろん消耗品セットが投げ売りされていれば買い足しておいても良いのだが、その前にこのプリンタ自体に飽きてしまうかも知れない。

◆ 実際の所、インクジェットの安いプリンタなら1万円程度で買える訳だし、その方が余程高画質なのである。
最近はメモリカードインタフェース直結で、パソコンを使用せずにデジカメや携帯の画像をプリント出来るものもある。
もっともそう言った機能が増えてくればコストも上がってくる訳だが。



韓国が熱い(10/9)

◆ 日本の携帯電話ほど色々な機能が搭載されているものは無いのではないかと思っていたら、最近は韓国メーカの方が凄い感じだ。
今年2月の雑記で『血圧計と体温計と血流計を付けたら、やがて訪れる高齢化社会に受け入れられる事間違いなし。』と私は書いているわけだが、何と血糖値測定機能付き携帯電話まで発売されていると言うではないか。
これはLG製の移動機で、糖尿病患者向けという特定用途ながら、人々の関心は高いようだ。
実際には血糖値測定センサとは別に、食事管理や生活管理などが可能なソフトも搭載されていると言うから本格的だ。

◆ 回転2軸型ヒンジを持った移動機なども韓国で先に発売されていたし、スライド方式の移動機なども色々出回っているし、日本の携帯電話メーカ各社は国際舞台で競争出来るのだろうかと心配してしまう。
さすがにGSM移動機となると売れる数が違うから色々出来るという事なのだろうか。
ハードディスク内蔵モデルも、1.5ギガバイトのメモリ内蔵モデルも出てきている。

◆ 理屈からすればW-CDMA移動機はワールドワイドで使える可能性があって、既にNokiaではGSM/W-CDMAのデュアルモード機を発売している。
これは一応VGSで使えるという事なのだが、機能制限付きでFOMAネットワークでも使用出来るらしい。
機能限定というのはおそらくドコモの独自仕様部分がサポートされない為だろう。
ドコモはモトローラにも移動機開発をお願いしているわけだが、むしろ韓国メーカあたりの方がパワーがありそうだ。
パワーがありすぎて下手をすると国内メーカのシェアを食ってしまうのではないかという心配はある。

◆ 中国バブルと言われて久しく、中国市場向けの製品を作ればものすごい数の製品が売れる。
何でもかんでも売れると言うほどではなくなったらしいが、携帯電話やPHSに関しては未だに熱い市場がそこにはある。
そう、ネットワークコストの安いPHSは通話料金などを低く抑えられるという事で人気があるのだそうだ。



RF_ID(10/8)

◆ 商品にRF IDタグを埋め込んでユーザ追跡を行う。
このビジネスモデルに対して批判が相次いだのは記憶に新しい。
購入者の追跡はプライバシーを侵害するというものであり、なるほどごもっともだ。
これはVICSにも言えた事で、車載器から固定機に送られるIDを特定のものとすると、ユーザの意図せぬ所でその車両の走行経路が蓄積可能になってしまう。
そこでIDは(一応)可変にしたという経緯もある。

◆ 現時点ではRFIDの価格がさほど安くなっていないのだが、技術の進歩と量産化で1個あたりの価格が1〜2円になったとしたら、スーパで売られている様々な物品や書籍にこれを標準装備する事で、いわゆる万引き防止タグの高級版とする事が出来るだろう。
レジを通過する際にも、今までのようにバーコードを一々読み取る必要はなく、そこを商品を持って通過するだけで自動的に金額がはじき出され、そして自動的にクレジットカードで決済が行われる。
なんて事だって全く不可能とは言い切れなくなる。
人間版のETCと言うわけで、まさかレジの所にゲートは付けないだろうけれど。

◆ 課金の為には商品に固有のIDを振る必要があるが、同一商品であれば同一コードで良いから、(干渉の問題が起きるかも知れない)問題となるような個人追跡問題も発生しにくいだろう。
万引きの被害は相当額にのぼるという事で、各販売店は困っている。もしも万引き被害額よりも安い費用でRF IDのシステムが一般化するならばこれを利用したいと思う販売店の数は一気に増えるだろう。
ただし商品には最初からRFタグが埋め込まれている必要がある。
一々スーパで付けていたのでは作業工数だけで赤字になってしまう。

◆ そこで登場するのが超薄型のタグであり、これならパッケージに"印刷"するかのごとく取り付けが可能になるかも知れない。
食品にこれが付けられれば、家庭における賞味期限管理や冷蔵庫内容物のチェックも自動化が可能になる。
「牛乳の残りはあったかしら?」と言うような時でも、携帯電話から冷蔵庫に"問い合わせ"を行えば良い。もっともパッケージの中味の残量までは解らないだろうが。

◆ そして次は、もっとミクロなタグの登場になる。
養鶏場では極微小なタグ入りの餌を鶏に与え、そのタグは卵に入って出荷される。
これで産地偽装や出荷日偽装は難しくなり、ユニークなID付きの卵がスーパーに並ぶ事になる。
勿論このタグは殻の一部として存在するから、卵の中身を食べてもID付きの人間にはならない。
そして次は… おっと、調子に乗ると又エイプリルフールネタになってしまうな。



W21SA(10/7)

◆ auの定額対応1XWIN携帯であるW21SAを触る機会があった。
定額対応移動機としては過去にW11Hを少しだけ触った事があるのだが、これはとにかく動きが鈍重で、購入して自分で使う気にはなれないシロモノだった。
1Xの場合は理論最大2.4Mbpsのデータ伝送レートを持っているのだが、W11Hはブラウザも遅ければ画像展開も遅いという訳で、明らかに通信速度に負けていた。

◆ ではW21SAはどうなのか。
W11Hに比較して、と、比較してしまってはW21SAに失礼なのだが、実際には比較にならないほどの快適性を持っている。
まず画像展開が早い。Jpeg画像など、まるでキャッシュに入っているものを読み込んでいるのではないかと思うほど、一瞬で表示される。
もっとも相手のサイトが遅ければ仕方がないのだが、公式サイトなどの多くの画像はパラッという感じで表示される。
データのダウンロードも速く、1Mバイト程度のムービーなどはダウンロード割合を示すバーグラフがスルスルと進んで完了。
ダウンロード時間より、その後のメモリ書き込み時間の方が明らかに長いというのが笑える。
ベースバンドチップにMSM6500,これに加えてSH-Mobileをアプリケーションプロセッサとして搭載しているのはダテではないという感じ。
にもかかわらず、5502Kより余程消費電流が少ないというのは立派だ。

◆ メールの送受信も(元々auは遅いが)他機種並みというか、他機種以上というか、その程度まで速くなっている。
206Kバイトまで扱える添付ファイル容量フルに何かが添付されてきたとしても待ち時間は最小で良い。
この機種を1週間も使用していたら、間違ってもPDCなど使えなくなるな。
何しろドコモ移動機で20Kバイトの着メロをダウンロードする程度の時間があれば500Kバイト位のムービーを落とせるのだから。

◆ その他の電話帳をはじめとする情報領域はauスタンダードという感じ。どちらかと言えばビジネス色の強いドコモ移動機と違い、よりパーソナルユースにマッチするような(若い女性が喜びそうな)機能が満載だ。
ダウンロード辞書もいくつかが使用出来、メーカサイトに行くと様々な辞書が用意されている。
その中にはギャル文字辞書というものもあって、これを使えばオジサンもギャル文字を書く事が出来る。書く事は出来るだろうが、読む事は出来ないな。
カメラで撮った文字を英和辞書で引くというOCR機能も付いているが、たぶんギャル文字はOCRで読んでくれない。

◆ 伝送速度が速く定額契約になっていると、鬱陶しいバナー広告も気にならなくなるから不思議だ。
PDCなどではあのバナーが表示される迄の時間が見えてしまう訳だが、1Xならページが表示されると同時にバナーもFlashも見えているという感じになる。
リンクをクリックしてからそのサイトが表示されるまでのタイムラグもだいぶ減って、FOMA並になったと言える。
オートフォーカス機能の付いたカメラ部も、そこそこピントは合ってくれるから余りストレスは感じないと思う。
2次元バーコードリーダ起動時はマクロモードに固定されるようで、近くにあるバーコードしか読めなくなるのは不便だが。

◆ グローバルパスポートとステレオスピーカこそ付いていないが、WIN対応機種としてはなかなかデラックスな仕様だ。
自分で所有するとなると大きさと重さが最大のネックになったりするのだが、それさえ我慢出来れば悪い移動機ではないと思う。
ドコモの506iなど、或いはN以外の900iシリーズを使っている方ならば重さと大きさは普通と感じるだろう。
それ以外の携帯を常用している人にしたら、大きく重く感じるに違いないし、実際に大きくて重い。
最近のGPSケータイの例に漏れず、木造家屋の中であれば空が見えなくても測位可能な感度も有り難いし、自動校正機能付きの電子コンパスでヘディングアップ表示も可能である。



サスペンション(10/6)

◆ 掲示板でも話題になったBOSE製の電磁サスペンション、自動車雑誌等でも取り上げられるなど話題にはなっている。
サスペンションの仕組みとしては、リニアモータを使用してバネとショックアブソーバの代わりをさせるというもの(メーカ資料)だが、構造図を見るとトーションバー(リニアモータに通電していない時の車高確保)とホイールダンパー(微小領域での振動制御)が見られる。
特にトーションバーは、これによって車高を支える必要があると説明されている。
電磁サスペンションのみで車重を支える事が出来るとすれば、静止トルクによって(非通電状態でも)クルマを支える事が出来るのではなかろうか。

◆ 電磁石の反発力によるサスペンションであれば非通電時には車高は下がってしまうのかも知れないが、BOSEはリニアモータだと言っている。
もっともリニアモータでなければ数センチ以上の実効ストロークは到底得られないだろう。
そしてリニアモータだとすれば、充分なトルクがなければモータがスリップしてしまうに違いない。
ハイドロリックアクティブサスペンションにしても、路面から突き上げるような瞬間的Gを制御するにはかなりのパワーを必要とする。
市販の油圧アクティブサスペンション車でもその制御油圧は数百Kg/cm2に達するというのだから。

◆ その為SLでは油圧アクティブサスの他にバネと通常のショックアブソーバを備えている。
主に5Hz以下の振動と揺れを油圧アクティブサスペンションが制御し、それ以上の周波数域はアクティブサスは反応しない。
こうする事によってアクティブサスペンション制御に要するパワーを大幅に節約した。
ではBOSEのアクティブサスはどうなのだろうか。
同じ力を発揮させようと思ったら油圧式よりかなり大型化してしまう電磁式の機構を、従来型サスペンションとさほど変わらぬ体積でまとめ上げたのだから、例えリニアモータが"積層"構造になっていたとしても出力は限られてしまうと思う。

◆ だとすると、やはり制御は数ヘルツ以下の領域と見るのが正しいのか。
同社のデモを見ても(ジャンプシーンは別として)ゆっくりとした振動吸収を見せているものが多かった。
電磁式サスペンションがどの程度の質量で出来るのか分からないが、素人目に見ても重そうだ。
もしかするとホイールダンパーはサスペンション重量が増えすぎた事による乗り心地の悪化を防ぐためのものなのかも知れない。



酸性雨(10/5)

◆ 酸性雨だ何だと騒がれて久しいが、降り始めの雨のpHは4程度だというのだから結構な酸性だ。
酸性雨の原因は大気中の硫黄分が雨に溶ける為だと言われ、三宅島の噴火によってその酸性度合いは強くなったのだとか。
噴火そして全島避難から既に4年を経過しているのだが、南風の吹く夏場には横浜地方でも三宅島噴煙の影響を受けるかのごとく、酸性度合いが強くなるのだという。

◆ 火山の噴火以外の原因はやはり排ガスだ。
窒素酸化物は硝酸に姿を変え、硫黄は硫酸になる。どちらもディーゼル車の排気ガスに大量に含まれている。
石油元売り会社のCMで硫黄分を低減したガソリンが環境に優しいと訴えているが、ガソリンの硫黄分を減らすより低硫黄軽油をもっと作った方が余程環境に優しいと思うのだがどうなのだろう。
そもそも国の基準値は500ppmとガソリンの2005年規制値の10倍である。
ディーゼル排出ガス中のPM値は硫黄分にほぼ比例すると言われているから、来年には売り出されるという超低硫黄軽油(10ppm)には期待したい所ではある。
もっとも値段が高かったら誰も買わないだろうな。
そもそもディーゼル車を選ぶのは経済性が主たる要因だろうから、その燃料代が高く付いたのではディーゼルのメリットはない。

◆ 酸性雨によって何が影響を受けるのかというと、高速道路脇の松林が枯れたりする植物への影響や、河川からメダカが消えるという魚類への影響、そしてコンクリートを溶かしてしまう酸性雨は我々の生活にも影響を与える。
酸性雨が流れ込む湖は当然の事ながら水質が酸性に傾く。
これによって生態系が破壊される訳で、これを改善する為に消石灰(水酸化カルシウム)などをまいているスウェーデンの例もある。

◆ 酸性雨が降らないようにと言ったって、我々個人の出来る事は非常に限られている。
ディーゼル車をやめて燃費の良いハイブリッド車に乗りましょうと言った所で、環境の為に車を買い換えるなどと言う人は皆無だろう。
炭酸ガス排出抑制が難しいように、酸性雨対策も簡単ではない。
そもそも国や自治体によっては「酸性雨の影響はない」などと言い切ってしまう所が怖い。
コンクリートが溶けてつらら状のものが出来たり、鉄道の線路の腐食速度が早まったりしても国は余り大事と捉えていないようだ。
それでも各地には酸性雨被害を訴え、環境改善を要望している人が沢山居る。
こうした人々の努力がなかなか報われないのが我が国であり、それはなにか大変な事態に発展するまで変わらないのかも知れない。

◆ プレゼント応募ページのご意見欄で頂いた質問等々に関するお答えをまとめさせて頂きました。



Yahooを抜く(10/4)

◆ 球団買収話以来各メディアに姿を見せるライブドアの堀江氏、確かにやり手には違いないと思うのだがここの所特に元気が宜しいようだ。
氏は本も出していて、その中で「女はお金についてきます」と言い切る。
確かに的を射ている訳で、氏自身も、「ビジネスで成功して大金を手に入れた瞬間、『とうてい口説けないだろうな』と思っていたネエちゃんを口説くことができたりする。その後は芋づる式です」と書いている。
つまり、人間的な魅力など要らない、カネさえあれば良いと言う事だ。

◆ 昔の知人で酒も飲めないのに飲み屋に通っているヤツが居た。
稼いだ給料の殆どを飲み屋に使ってしまう。
金を持って飲み屋に行けば飲み屋のオネーちゃんは温かく迎えてくれる。
彼は自分がモテているのか、自分の懐に入れられたサイフがモテているのかが解らなくなってしまったのである。
やがてモテたさから稼いだ金以上の金額を使うようになり、当然の事ながら街金融に手を出し、そして借金取りに追われる事になる。
彼は今頃どうしているだろうか。
海外逃亡したという話も聞いているのだが。

◆ と言う彼と堀江氏が同じだとは言えないが、カネに群がる人たちがいるのは事実なのだ。
そしてそんな人生を見てくると、カネに群がる多くの人間にロクなヤツは居ないと気づくわけだ。
営利企業は金を稼ぐ事が使命であるから、彼のようなパワーある稼ぎ手に株主は拍手を送るだろう。
そしていつまでもそのバイタリティを維持し続けて欲しいと願うに違いない。
氏の口から「やっぱり愛はお金で買えませんでした」なんて言葉を発して欲しくはない。
初志貫徹、頑張って頂きたいものである。

◆ そしてビジネス面ではYahoo!を抜くと公言している。
何を以て抜くというのかは今ひとつハッキリしていないが、競争の中で鍛え上げられる事は必要だと思う。
球団買収、球団設立も結構なのだが、この際だから移動体通信分野にでも進出してみたらどうなのだろうか。
ソフトバンクは傘下のテレコムでNTT電話回線より安い基本料金でのサービスを開始するという。
今や加入電話の通話量は年々減少してきている中、基本料金の割高感のみを感じている人も多いだろう。
現在使用している電話番号を変えることなく、現在より数百円安い基本料金で加入回線が維持出来るのなら事業者に拘らないと思う人も多いはず。



VAIO C1(10/3)

◆ VAIO C1の不安定さに関しては過去にも書いているが、何故これほどまでに不安定なのだろうか。
SONY独自のジョグダイアルのドライバを省けば多少はマシになるが、私の今の環境で使用していると長く持っても3日が良い所だ。
何かうるさいなと思うとクーリングファン全開のまま固まっている。
おそらくWindows2000やXPをインストールすれば多少は安定になるのだろうが、そこまでするなら新しいPCを買った方が良いのかなと思ってみたり。
これはこれで非常用というかちょっとした持ち運び用と言うか、つまり長時間使用しないで済む時に使えばいいのかなと。
もっともモバイル用にH"のドライバを入れようとしたら、コイツもアッサリ拒否された。
インストールの途中で固まったまま動かなくなったのである。
そしてドライバは中途半端にインストールされたらしく、消す事も再インストールも出来なくなった。
何度か挑戦したが、そのたびに"電源スイッチ長押し"を強要される始末。
全く時間の無駄なのだ。
所詮SONY製品なので、ダメならさっさと諦めた方が良い。
と、他人には言うが私としては悔しいから何としてもインストールしたくなる。
結局メーカ推奨の方法ではないやり方でドライバを入れた。
AirH"の名誉のために付け加えれば、こちらのWebmasterから格安で譲って頂いた松下製PCには難なく、スッとインストール出来たのである。

◆ と言う事でVAIOが不安定で、それこそ投げつけてぶっ壊したくなるほどの気持ちにさせられる訳だ。
結局何とかインストール出来たAirH"ドライバで使用してみても、50Kbps程度しか速度が出ない。
同じ環境でLet's noteなら90Kbps程度になるし、Libretto100でもほぼ同じ速度が出る。
これだっらたAirH"の128Kbps契約の必要はないな。
ちょっと遅いが32Kbps契約で良いというか、それ以上はもったいない。
接続速度が上がらない理由としてはいくつかの原因が考えられるが、一つはPCMCIAインタフェースの電源状態と安定度だ。
規格では3.3V(5V)なのだが、サブノートなどではその電圧に達していない場合もある。
レギュレーションも問題で、ピーク時に300mA以上を消費するPHSデータカードを使用した場合、ものによっては電圧降下が激しい場合もある。
こうなるとデータカードの無線部性能は低下し、伝送エラーが増えるから伝送レートが下がってしまう。
もう一つはノイズなどの問題だ。
外部要因を受けにくいように設計されているデータカードだが、所詮無線を使用するもの。
PCからのノイズや特定周波数のスプリアスによっては感度が低下する場合がある。
C1でこのどちらが起きているのか定かではないが、とにかく他のPC程には性能が上がらないというのが事実だ。

◆ で、引っ張り出したのがLibretto100である。
確かにコイツは遅いしHDD容量も少ない。
ただし安定度はVAIOの比ではないのだ。
電源を入れておけば何週間でも動き続けている。
と言うか、それが本来の姿だと思うんだけど。
所がである、動かそうと思っていたアプリがWindows95には対応していないではないか。
そう、Libretto100はWindows95時代のマシンなのだ。
うーん、困った。
LibrettoにWindows2000やXPを入れてもなぁ。
でもVAIOに入れるよりは安定に動くだろうななんて思いが頭をよぎる。
でもメモリは少ないし、HDD容量だってずいぶん少ない。
もしかしたらWindows2000を入れるためにはHDD交換も行わなければいけないのかも知れない。
なんて考えると意欲も萎えてくるな。
そもそもC1が安定に動いてくれたら問題はなかった訳なのだ。
中身は東芝でも松下にでも作らせて、デザインだけSONYがやったらきっと良いものが出来ると思う。
高い信頼性と少ないバグ、故障知らずで動き続ける耐久性と優れたデザインを併せ持ったノートPCなんて素敵ではないか。
ノートPCも携帯電話(携帯電話は全部がSONYの設計ではないが)も中身は他社から買うのが良いと思うんだな、SONYさん。
カーナビだって他社から買ったじゃないですか。



充電器(10/2)

◆ 携帯電話用の充電器、ACアダプタとNi-MH二次電池がセットになった、繰り返し使えるタイプのものが売られていた。
表示価格は2.6千円なのだが、在庫処分という事でその7割引だそうだ。
特に使う予定はなかったが安さに釣られて買ってみる事にした。
メーカはホームページも持っている横浜の会社で、さほど不審な感じは受けない。
家に戻って早速充電開始。
と言っても携帯に充電するのではなく、最初にまず付属のNi-MH電池を満タンにしなくては。

◆ ACアダプタの方は6V0.3Aと書いてある。
Ni-MH電池は4.8V定格だ。Ni-MHを充電するのだから充電制御回路位は入っているのだろうが、このACアダプタを携帯電話に差し込めば、そのまま携帯も使えると言うから充電制御回路は電池側に入っているのか。
そんな事を考えながら4時間以上経過するのを待った。
そろそろ充電されたかなと思ってNi-MH電池に触れてみると、推定45℃という感じでかなり温かい。
急速充電しているわけでもないのにこんなに温まって良いのかなぁ。

◆ 充電ランプのたぐいは付いていないので、これで満タンになったと解釈して携帯電話に接続してみると… 全然充電されようともしない。電圧が低いのかな?そう思ってNi-MH電池の電圧を測ってみると2.8Vしかない。
これは俗に言う、電池が壊れているというヤツではないのか。
仕方ないので購入店に持っていき、別のものと交換して貰った。
長期在庫品(対応携帯の品番から察するに2〜3年前のものだろう)でNi-MHがショートでもしたのだろうか。

◆ 晴れて交換となったその充電器を、さっそくコンセントに差して前回同様Ni-MHをチャージする。
が、今回もNi-MH電池はかなり温かい。
いや、温かいと言うよりは熱いと言った方が良い位の温度にまで上昇している。
それでも規定の4時間充電し、勿論充電中に発火しても良いように可燃物から遠ざけて充電したが、しかし結果は前回と同じだった。
Ni-MH電池の端子電圧を測ってみると2.8Vしかない。
まさか2セル2.4Vの電池+DC-DCコンバータという構成ではないよな。
と言うか、それにしても出力電圧が2.8Vというのは納得が出来ない。

◆ これはもう\780でも買う価値はないというか、そもそも電池が電池として機能していないのだから駄目だ。
仕方ないので(かなり面倒な思いをしたが)再度販売店に持っていって返品した。
しかし販売店の方も、訳も聞かずに返品(返金)に応じてくれる辺り、実は不良を承知の上… と言う事もないのだろうが、ちょっと不審。
ちなみにメーカサイトへ問い合わせメール(フォーム)を出し、(調査するので)メーカ宛に送って欲しい旨の返事は頂けたのだが、その時には既に返品済みだったというわけで、メーカの方にはその旨報告し手間を取らせた事とサポートいただけたことへの感謝を伝えた。



センターメータ(10/1)

◆ センターメータと言っても周波数弁別器の出力に付けるものではない。
トヨタお得意の、いや、トヨタが得意だったと言うべきだろうか、左右ステアリング位置にかかわらず共通使用出来るコンポーネントが増えるという事でコストメリットのあったあの方式だ。
初期の頃、トヨタはこんな謳い文句を掲げていた。「ダッシュボード中央にメータがあるので、前方を見ながら少し視点を落とすだけでメータが見られ、安全性が高い」と。
そんな事はないだろう。
どんなクルマを対象にしているのか知らないが、通常前方を見ている場合にはダッシュボード中央より遙かに右側(右ハンドルの場合)を見ているはずだ。
と言う矛盾に気づいたのか、トヨタは早々にこのコピーを撤退させる事になる。

◆ 次にこじつけたのは「メータが遠くにあるから視点をずらす割合が小さくて良い」という、遠視点論だ。
確かにステアリング前方にあるよりは、センターメータの方が遠くに位置する訳だから老眼には優しいかも知れない。
優しいかも知れないが、わざわざメータを見るために視線を移動しなければならない事に違いはなく、更に遠くにあるからと言ってメータそのものが大きい訳ではないので余り見やすくはない。
結局色々理由はこじつけてみたものの、初期の頃ほどマスコミ受けは良くなくなってきたし、そもそもユーザの評判が宜しくない。
と言う訳で、やがて消え去るであろうセンターメータは、過去の4WSと同じような運命だという事だ。

◆ だったら最初からコストダウンのためにセンターメータにしましたと言えば良いではないかと言いたい所だが、これは口が裂けたって言えない。
最低のコストで最高の車を作るのだから、それは褒められても良いと思うのだが言えない。
だからコストアップの許されるクルマにはセンターメータは使わない。
視認性が良くて老眼に優しいのだったら、クラウンにこそ必要な装備だと思うのだけれど使わない。

◆ そう言えばプライバシーガラスってヤツも短命に終わった装備といえるかも知れない。
最近はマイルドプライバシーガラスとか何とか訳の分からない名称を付けて、そのうちスーパーマイルドプライバシーガラスとか、マイルドなプライバシーって一体何だみたいな、メーカとしても「評判が悪いから色を薄くしてみました」等とは言えない訳で、全く何をやりたいんだか。