過去の雑記置き場

ルータ(6/30)

◆ ひかり電話用V110Mルータの続報である。前回報告したとおり、ひかり電話機能の入ったV110MをルータとしてLANを構成していたのだが、ちょっと不具合が起きた。ボイスチャットやPC上で動作するIP電話の類がうまく動作しないのである。(スカイプは動作する)現象としては、こちらの声は相手に届くのだが相手の声がこちらに届かないか或いは不安定になると言うもの。原因がよく解らずにしばらくは放置していたのだが、別のネットワークに接続すると正常に接続できることが確認されてV110M絡みが原因ではないかと思い始めるに至った。しかし特別な設定は必要ないはずだし原因が分からない。仕方ないのでNTTに聞いてみるも原因は不明。何度か問い合わせているうちに、それなら機器の専門の方に聞いてみて下さいという話になった。で、電話をするとあっさりと「ポートがぶつかるので使えません」と。

◆ これを解決するにはルータを2台使用するというか、ひかり電話用ルータをひかり電話のインタフェースにのみ使用してIPアドレスを振らず、下流にもう一台ルータを置いてこちらにグローバルIPを割り振る方法がある。これならばひかり電話用ルータと下流ルータのIPアドレスが異なるので同じポートを使っても問題はない。
この設定を行うにはV110MのPPPoE設定をクリアしてWAN側には外から来る線を、LAN側には下流ルータのWAN側を接続する。ようするにV110Mはハブのような動作をするわけだ。結論から言えばこれでひかり電話もボイスチャネルも使えるようになったのだが、下流ルータをスタートアップさせるタイミングはV110Mがセッションを解放してからでなければいけない。
先に下流ルータがセッションを張ってしまうとV110Mがひかり電話用のセッションを張れずにひかり電話が使えなくなる。

◆ ハブ化したV110MはローカルIPが振られているので、設定はV110MのLANポートに接続したPCで普通に行う事が出来る。が、グローバルなIPは持っていないので自動アップデートやアップデートお知らせ機能は使えなくなる。と言うわけで少々面倒な事にはなったが結局の所は以前の状態であるNEC製のヘボルータを使ってのネットワーク構成となった。問題は停電からの復帰時で、そのまま両側のルータが同時に立ち上がろうとするとスタートアップの早いNEC製が先にスタンバイする事になるからIP電話は使えない状態になると思う。これを回避するにはディレイタイマ(タイマリレーなど)を入れればいいのだが、まあ停電の機会などそう無いだろうしUPSも噛んでいるから良いかな。どうせ加入者電話番号にかかってくるのは電話セールスくらいのものだし。



やかん(6/29)

◆ 湯を沸かす道具としてどこの家にもある、いや、以前はどこの家にもあったやかん。ドリフのコントにも使われたし水を蓄えたそれがスポーツグラウンドに置かれていることもあったっけ。洒落た色のケトルではなくて、金色のアルミ(かな?)製の、いかにもって形のアレだ。で、そのやかんで何かをやろうという話ではなくて、たき火で湯を沸かす専用のシロモノがあるという話を聞いた。たき火で沸くんだったらガスコンロでも沸くんじゃないの?と思ったのだが違うらしい。割り箸や小枝などの薪をくべて火を付けるというのだが想像できない。ら、写真があると言うことなのでまずはご覧頂いた方が早いか。どうやらチムニー構造になった二重管みたいなもので、煙突の周りにウォータージャケットがくっついている雰囲気なのかなぁ。だったら外側からも温まる構造の方が良いような気もするのだが、ススが付いて掃除が大変になるから駄目なのかも知れない。

◆ アウトドア派には実用的な道具だろうが、都市部に住んでいる人にとっては湯を沸かすのが難しいかも。
まあ、大きさ的にはマンションのベランダででも使えるとは思うのだが、火の粉が飛んだりすると面倒な事にもなりかねない。だがしかし、たき火を見たりしていると心和む一瞬があったりするし、あのたき火の煙とその臭いを懐かしいと思う世代には実用性云々を抜きにしても素敵なアイテムになったり。
同ページによれば800ccの水が4分で沸くという。さてどのくらいの効率で熱交換が起きているのだろうか。なんて事を考えながら湯を沸かしてコーヒーを入れるのも良いだろうし、子供が花火を楽しむがごとく火を見て楽しむもヨシ、か。

◆ 私は東京の西の方で生まれ育ったのだが、当時は庭でゴミを燃やして灰だけを捨てていたような気がする。灰と言っても燃え残ったものだけだから、大抵は土に返すことが出来る。当時は環境ホルモン云々という話も無かったから、プラスチックだろうがなんだろうがみんな燃やしていた。空き缶だって燃やしちゃって、それで錆びてボロボロになって土に帰るという感じだった。ローカルで焼却炉を設置する事に補助金を出している自治体も最近まであったようだが、サスガに公害問題でこれは廃止されたとか。
電力の個別分散生産が高効率だと言われるように、安全確実にゴミを燃やせる施設が町内ごとにあったら、ゴミ処理費用は相当軽減されるはず。



顔認証(6/28)

◆ 富士通製移動機の指紋認証に続いて、PMC製はオムロンの技術による顔認証システムを搭載している。
これはそのものずばり、使用者の顔を登録しておいて、それを鍵に使うというもの。せっかくカメラが付いているのだからそれを有効に使おうと言う事だろうか。おそらく虹彩認証より精度や確度は低いがコストも低いのだろう。問題は非認識率と誤認識率で、素顔で登録した女性がよそ行きメークをすると認証されなくなるなんて事は十分に起きそうである。
何しろ芸能人と呼ばれる人たちは、人間が見ても本人と認識できないほど素顔は違うのだから。逆に使用者本人の写った写真などを用意すれば、簡単に顔認証は誤魔化せる。赤外線カメラで顔各部の温度を測っているわけでもなく、複数カメラで立体視しているわけでもないので写真か本人かの区別は携帯には付かないらしい。

◆ 私はP901isをじっくり触ったことがないのでよく解らないのだが、少なくともP901iはカメラの起動に少々時間がかかる。P901isも同程度の時間がかかるとすると使う方としてはストレスが溜まるのではないだろうか。従来通りの4桁〜8桁の数字による認証なら待ち時間は殆どゼロだが、カメラを起動して枠の中に収まるアングルで顔を映して、でもちょっと暗かったりすると再認証を求められたりすると面倒である。いやいや、この手の機能を本気で使おうと思っては駄目なのか。あくまでも「これ、凄いでしょ、顔認証なんだよ」と飲み屋で自慢するのが正しい使い方なのかも知れない。と、ドコモの夏野氏だって言っている。その夏野氏自慢のデコメール(HTMLメール)もTV電話も、FOMAでいらない機能の上位にランクされていたりするから、氏が自慢する機能は売れない運命らしい。

◆ 指紋認証は相変わらず富士通が使っているが、こちらは改良が重ねられて初期のものよりは使いやすくなったと言うことだ。指紋認証はノートPCなどにも使われていて、誤認識率は低くはないものの価格の割には良くできていると言われる位にはなった。果たして顔認証は今後のPMC移動機全てに搭載されるのだろうか。Felica搭載でセキュリティ強化が求められ、しかし金をかけるわけにも行かない移動機メーカは苦労しているのだろう。そのうち(auが実験を行っているように)携帯のキーとしての非接触ICカードを持ち歩くようになったりして。丁度自動車の非接触キーを持ち歩くように、だ。



DNS(6/27)

◆ DNSと言ってもネームサーバのことではない。
movaとFOMAの両方を切り替えながら使えるというデュアルネットワークサービスだ。FOMAを使いはじめた頃、エリアに不安を感じたのでDNSを組んでおいたのだ。確かにビルの中とかだとFOMAが使えない場面に遭遇することも多いのだが、その時にmovaに切り替えて使うかというと否なのだ。何故かと言えばmovaを普段は持ち歩いていないからである。そもそもFOMAにしたのはmovaよりも軽量なモデルが発売されたからであり、それが変更を後押しした格好でもあった。なのに何が面白くて携帯を2台も持ち歩くのか。

◆ 先日行った御殿場界隈でも、鹿児島空港から鹿児島市内でも一応FOMAは使えたし、余程の所に行かない限りは大丈夫かなと思ってDNSを解除した。使えなかったら使えなかったで諦めようという所もある。使わないサービスのために金を払い続けるのも馬鹿らしいし、そもそもドコモが「デュアルを組んだ方が良いですよ」と言うところが気に入らない。そんなもの組ませるならさっさとエリア拡大しろと言いたいところだが、でも\300取った方が儲かるのかも知れないな。何しろ100万のFOMA利用者がDNSを組めば、月額3億円が入ってくるわけだ。ドコモの言うことには安心料な訳だが、これはユーザが受ける恩恵や安心ではなくてドコモの収入安定料かな。

◆ 901iSシリーズなら800MHz対応でエリアも多少広がっていると思う。現在使っているP901iは画面は小さく液晶の品質も悪いが小型軽量がメリットである。それまで使用していたN505isより軽く小さいのはポケットに入れた瞬間に感じる。これからすると質量150gのSH901isは重いんだろうなぁ。isになってPも重くなってしまったから欲しくはなくなった。同程度の重さだったらN901isの方がディスプレィが大きくて宜しい。以前にも書いたが2.2インチ(P)と2.5インチ(N)の見やすさは大きく違うのである。年末以降に登場すると見られる902は更にデラックス仕様になりそうなのだが、小型軽量モデルは出ないのだろうか。ヘビーユーザの代表格である中高生は小型モデルを求めていないらしい。それよりは高機能やパフォーマンスを重要視するのだという。と言うことは大人向けFOMAは期待薄かな。



リスト(6/26)

◆ 何度か書いている掲示板への宣伝書き込みだが、その掲示板に先日このような書き込みがあった。
もちろん自動リジェクトされたのだが、内容は次の通りだ。
★存在チェック済み掲示板URLリスト 21,879件★一般によく売られている掲示板リストとはモノがちがいます。存在チェック済みなのでデッドリンクなどは含んでおりません。無駄な掲示板の題名は含まれておりません。存在する掲示板のURLだけをリストアップした業務用掲示板URLリストです。業界最高水準の完成度!! 21,879件です。(重複処理済み)皆さんのビジネスのアクセスアップにお役立てして下さい。ネットビジネスには掲示板への書き込みは必須です。
と言うもの。このリストが一体いくらで売られているのか知らないが、全く迷惑な話だ。と言うか、本当は迷惑じゃないんだけど。(笑)というのもこの手のリストからの書き込みは、ほぼ全てリジェクト出来るようになっているからだ。このリスト売りの宣伝書き込みの日には、他にも数十件の宣伝書き込みがあった。その中の半数ほどはブラックリストに載ったURL付きだったので、それに引っかかって制限が行われた。制限されても一見正常に書けている風に装うのが大切で、失敗しましたなどとメッセージを出すとムキになるヤツが居る。なので善意の書き込みがリジェクトされても、一見正常に書き込めた風になる。ま、何度か失敗すると、成功した時と失敗したときの差がすぐ解るようになるとは思うが。
最近は無料blogサイトをエンターとして出会い系やエロ系に誘導するケースも多い。宣伝元URLがリジェクト対象の場合、他のページ経由でアクセスさせるように書き込む必要がある。これらの踏み台にはライブドアや楽天がよく使われており、F&F掲示板にこれらを書き込むとはじかれる場合もある。
なおyournetやnttpc,ocn以外の普通のプロバイダに宣伝書き込みのクレームを出すと、たいていの場合は加入者に注意を促してくれる。だが、野放し系のISPは何を言っても無駄という感じ。このサイトと同様F&Fでも文句を言ってみたが何も改善されなかった。

◆ 書き込みの大半はエロサイトとか出会い系、メールアドレス集めなのだが、唯一co.jpドメインを名乗るアホも書き込んでくる。が、サーバが落ちている事があったりして、やっぱりアホだ。特定商取引に関する法律がspamを禁止する前、或いは表示義務が決まった後も企業系発信のspamは多かった。まあそんな企業だから未だに存続している会社は少ないだろう。以前に書いた事のある横浜の何とかという協同組合はどうなったかな。組合と言いながらco.jpドメインを取って盛んにspamを送りつけていたっけ。電話で何度抗議してもいっこうにやめる気配もなく、追い打ちをかけるように電話営業までかけてくるという念の入れようだった。たぶんFAX攻撃なんかもやっていたんだろうな。個人情報保護に関する法律で個人に対する営業攻勢は多少減っているようにも思えるが、日本テレコムだけは相変わらずだ。もしも日本テレコムやその代理店から電話で営業があったら、個人情報の出所の確認と情報の削除を要求すると良い。これに応じなければしかるべき所にクレームを言おう。

◆ そう言えば以前は何かと書類にサインを求めたドコモだが、最近はその手続きが省略されている。
本人確認用の免許のコピーなども取らなくなっているようだ。ま、ドコモに情報を渡したらいつそれが漏洩するか解ったものではないし、だったら手続きを簡略化して管理を楽にした方が良いとでも思ったかな。なお未だにこれらのコピーを取ったりするドコモショップには、その情報の管理や利用方法をよ〜く聞いておいた方が良い。と言ってもドコモショップのオネーさんじゃ訳わかんないかな。先日も料金関係の事を少し聞いたら、まったく違った説明を丁寧にしてくれた。で、パンフレットでも見たらどうですか?と言って確認させてようやく話が通じた次第。顔は派手目の美人系だったんだけどなぁ。



面白いというか…(6/25)

◆ 非有名一般個人をネタにすることは余りないF&Fだが、なかなか面白い?人が居たので書いてみようと思う。ま、クレームが来てもいけないので仮にVさんとでもしておこうか。この方は自称発明家であって自称エッセイストなのだそうだ。
残念ながら私はこの方の本を読んだことはないが、どうやら1冊だけ出版されているようだ。発明の方も残念ながら私の記憶の中に、この方の名前は無い。お勤め先は自動車部品メーカだとの事なので、会社での特許取得のことなのかも知れない。いずれにしても、自らを発明家と名乗りエッセイストと名乗る人は多くは居ないと思う。ま、ドクター中松くらいだろうか(笑)このVさんもドクター中松ほどではないがユニークさ炸裂中である。ただしそのユニークさが発明やエッセイに関してではないのが少々残念ではあるが。

◆ では何がユニークなのかと言えば、その思考と表現方法だ。過去にはオームの法則すら作ってしまったというか、自分の都合の良いようにねじ曲げてひんしゅくを買ったことがある。これも氏に言わせれば「言葉を広義の意味で使い分ける」「エッセイストとしての手法」と言う事になるのだが、法則を独自解釈するとは勇気ある行動ではないか。ドクター中松並も想像を絶する(か、どうか知らないが)放射線を反射する素材を市販の金属板で実現するという話もあった。これが実現されれば原発の構造自体も変化しうる画期的なことである。しかも市販の薄い金属板でそれが出来ると言うのだから凄い。
こう書くと、単なるアホじゃないの?のと思われる方も多いだろうが、実はそうなのだ。あ、いや違った、単なるアホではネタにならない。

◆ 法則の理解不足は単に知識の欠如だと思うが、それを認めようとしない頑固さと、人の意見に耳を貸さない勇気?が凄い。V氏の書いた文章を読むと、それが一体何のことを書いているのかよく解らなかったりする。その点をご本人に指摘すると「この言葉はこういう意味で使っている。キミは勉強不足だねぇ」とお返事が帰ってくる。そんなこと言われたって、自動車が走っている風景を見て飛行機が飛んでますねぇと言われたら分からないでしょ、Vさん。飛行機と自動車はものの例えだけれど、実際そんな風なのだ。でも某掲示板でV氏はアイドルである。冗談かお笑いか分からないが、ユニークな話題を提供してくれる点が買われている(と、思う)。
誰が何を言っても刺さらないから、たぶん他人の意見など聞いていないのだと思う。こう言う人物を大物って言うのかな、特定の意味で。



Vの定額(6/24)

◆ 加入者減を食い止めるために打ち出したボーダフォンの定額プラン。果たしてそれはずっと続くサービスなのだろうか。Vフォンと言えば10の約束と称するものも守られなかった。
もう忘れてしまった人も居ようが、TV電話を値上げしない(値上げされた)とかハッピータイムの早期終了とか、保証適用範囲の縮小などなど加入者を裏切り続けてきた経緯がある。今回のメール定額、家族間通話定額、デュアルパケット定額の中で最後まで残るのはどれだろうか。パケット定額は他事業者と足並みをそろえるためにも必須だろう。メール定額は定額料金を値上げすれば存続可能なのかも知れない。一番厳しいのが通話定額だと思う。今は加入者減で設備が余っている状態だからまだ良いが、加入者が増加し始めたら設備が間に合わなくなり設備増強を行うためには料金を値上げする必要がある。

◆ 先のことは解らない、今加入者減を食い止める事が大切だ。そう思ったのかも知れない。
Vフォンは信頼回復に1年をかけると言っているから、これらサービスは少なくとも1年間は継続して行われそうだ。低価格路線で成功したのはauで、低価格路線で成功しなかったのがツーカーである。Vフォンは若年層を中心に低価格化が功を奏しているようにも見受けられるのだが、ネットワークトラブルはたびたび発生し、シャープ製移動機には深刻なバグが潜み、プリペイド携帯の本人確認強化でドル箱だった匿名利用者も減って、結局は純減からなかなか抜けられなくなっている。
このプリペイド携帯は純増数への寄与率が大きく、振り込め詐欺や架空請求業者は一度に数百契約をする事も珍しくなかったという。
同じような事はドコモも昨年やっていて、ドコモショップの店員を片っ端からFOMAに加入させて契約者数を水増ししたというアレだ。

◆ ドコモの場合は何とかこれもうまく行ったが、プリペイド携帯に頼ったVフォンはパジェロ人気にあぐらをかいていた三菱自動車と同じような打撃を受けたのだろう。もう一つは海外メーカ製移動機の操作体系をそのままで日本語化した点が受け入れられなかった。確かに世界標準から見れば日本の移動機の方が特殊なのかも知れないが、右ハンドルの国だったら右ハンドル車を売ってよ、みたいな感じ。
いきなり左ハンドル車を渡されてもユーザは困ってしまう。今後は日本向けのユーザインタフェースに変更していくとは言うが、それが本格化するのは来年登場の機種あたりからになりそうで、今のところは一機種だけ(かな?)だ。しかしそうなると、今のユーザインタフェースに慣れた人は又戸惑うのかな。解約率の点で見ると、Vフォンはドコモの2倍近い数字になっている。



中国になっていく(6/23)

◆ 元気の良い中国はIBMのPC事業買収に続いて、香港企業がTransmetaからCrusoeを買収し、中国で生産を行うのだという。イギリスから自動車メーカが無くなってしまった(全部外資)ように、中国資本は今後もっと幅をきかせてくるだろうし買い取られていくところも出てくるだろう。これが経済なのだから仕方ないというか、一時期は日本企業だって米企業を買収したりしていたのだから同じか。
例のガス田開発はどうなったのかな。中国は急激な経済成長のためにエネルギが不足しているから、何としても資源を取得したい。日本にそれを取られると自分たちの取り分が減ってしまうから嫌がる。中国と言えるかどうか解らないが、半導体デバイスもPCパーツも今や日本より台湾である。あの小さな国が世界のPC市場を握っていると言っても過言ではない。

◆ 日本ではまだまだの韓国製自動車も米では一般的なのだとか。おそらく今後何年かの間には中国製の自動車が米国進出を図るだろう。米国で日本車を見るのが珍しくないように、中国製自動車がスーパーの駐車場を埋め尽くす日はそう遠くないのかも知れない。もっとも経済成長が進めばあらゆるコストが嵩むようになり、やがて現在の日本と変わらぬ人件費になるのかも。
もしもコストが同じであれば、品質管理やコストダウンに熱心な日本にも生きる道があるかも知れない。世界の自動車メーカが手本にしようとしているが、どのメーカも品質とコストのバランスが取れないというトヨタの生産方式やその管理はたいしたものである。最低のコストで最良の製品を。でもないかな。最低のコストで普通の製品を作り上げる技術は容易に真似が出来ないものらしい。
実際ベンツあたりもトヨタを手本にしましたみたいなことを言って車を仕上げてみたが、その安っぽさはユーザ離れを招いただけだったとか。

◆ 宇宙開発などでも中国の方が日本より進んでいるのだろうし、やはり怖い存在なのかな。世界のどこに行ってもあるのは日本人町ではなく中華街だ。大抵の国で中華街があり、中華料理を食べることが出来る。え?単に人口が多いから目立つだけだって?うーん、どうなのだろう。
人口比率的に見たらそうなのかな。



商標登録(6/22)

◆ ホットスポットという商標を持っているのはNTTコミュニケーションズで、このため無線LAN公衆アクセスポイントを提供している他事業者はホットスポットという名称が使えない。角川書店は過去にNPOやボランティアを商標登録しようとして却下されている。ドコモはフルブラウザを商標登録しようとしているが可能なのだろうか。サードパーティ製も含めフルブラウザという名称は一般的に使われていると思うが、それはホットスポットの場合と同じようにドコモ独占になるのだろうか。商標だ特許だというと、携帯電話の2画面特許も一時期話題になった。メイン液晶と背面液晶を使い、特定条件下でその動作が切り替わるものは名古屋のベンチャー企業の特許に抵触するというアレだ。この問題は事業者やメーカに大きなインパクトを与え、様々な回避策も講じられた。デバイスメーカによっては裏表どちらからでも見られる単板パネルを開発したり、背面液晶を搭載しない代わりに2軸ヒンジでメイン液晶を外側に向ける機構が登場したり。しかし結局の所はエイディシーの負けとなって二画面特許は価値を失った。
ちなみに"着メロ"はアステルの商標で、"着うた"はソニー・ミュージック エンタテインメントかな。ドコモは2000年に"ブラウザ"の商標登録を試みたが失敗している。
フルブラウザ搭載携帯後発のドコモが今更商標登録ですか〜みたいな声も聞こえてくるが、果たして"フル"+"ブラウザ"は商標になるのだろうか。
そしてそれが商標になれば、PC用ブラウザと同じ機能を有していなかったとしても、ドコモ仕様のブラウザ=フルブラウザと表示は出来る。

◆ 普通の人が普通に使用している携帯電話だが、その中には多くの特許が詰まっている。有名どころではNECの折りたたみ携帯に関するものがある。古くから折りたたみ式携帯を開発製造して来た同社は多くの特許を持っている。そしてそれは特許云々のみではなく機構に対するこだわりにもつながり、結果として高剛性で操作感の良いヒンジ機構へとつながっているわけだ。実際NEC製とPMC製或いはシャープ製を比較してみると、剛性感などは全く別物と言っていいほど違う。折りたたみ携帯の折りたたみ機構に関して、NECは間違いなくトップレベルなのだ。これに他の要素が付いてくれば無敵の携帯が出来上がるのだろうが、PMCの追随を許してしまう隙があるのも又事実である。ユーザからすれば504時代のような1社独占もいかがなものかと思うわけで、今ぐらいが丁度良いシェアの分け方なのかも知れない。

◆ 見えない部分にも多くの特許が存在し、信号処理の方法やソフトウエアのアルゴリズムなど多岐に渡る。各メーカは他メーカの特許を回避しながら同じような動作を行うように作るわけで、つまり最終的にはほぼ同じ動作が行えると言うことだ。
ただし処理が効率的でないとか、回路規模が大きくなるとか様々な影響を受けるわけで、逆になんの影響もなく回避できる特許はゴミと同じなのだ。
今後携帯電話の多機能化が進むと、携帯電話そのもの以外の特許の影響も受けることになる。マーケットが大きいだけに特許觝触などと言うことは避けなければならず、各社法務部は忙しいことだろう。



バッテリ(6/21)

◆ バッテリ延命装置なるものが売られている。原理的には「特殊なナノパルス」「特殊電流による疑似コロナ放電」を印可してサルフェーションを溶かすものなのだそうだ。装置の消費電流は30mA程度らしいので、平均出力電流は当然ながらそれよりも小さい。この装置の出力周波数(繰り返し周波数?)は10KHz前後らしく、パルスを加えてサルフェーションを脱落させるという理屈自体は誤りではないと思うのだが、10KHzの交流がどの程度バッテリに流れていくのかどうか。と言うのも車の場合には各電子機器にパスコンが入っているので10KHz程度の周波数に於けるインピーダンスは余り高くないのではないかと思うのだ。それにナノパルスという言葉も出てくるのだから、繰り返し周波数より高い周波数成分を含んだパルスを出力している可能性もある。もっともバッテリのインピーダンスが、接続されている回路より低ければ良いわけだがどうなのだろうか。同社のページには徳島工業短大でのテスト結果が掲載されているが、これはバッテリテスタとバッテリのみの場合であり、実車装着状態ではない。それにしても試験概要のページにもナノパルスという言葉が出てきたり、消費電流が30mAだから微量であると表現されていて、なんだかなぁと言う感じ。別にナノパルスを否定するわけではないが、それに「特殊」と付くと怪しいなとか思ってしまう。

◆ 充電器とサルフェーション分解機が一緒になったバッテリチャージャもある。どうやら繰り返し周波数10KHz程度のパルス(電流は数アンペアらしい)で充電を行うというもの。これはバッテリ単体で使用するのだろうから、周辺回路の影響は無い。
所が、このような大電流パルスを印可するとバッテリが傷むから駄目だと主張しているメーカ(このメーカは微弱な特殊パルスを与えるらしい)もあったりしてよく解らない。試しに製品を買ってみて駄目になったバッテリの再生実験でもしてみればいいのだろうが、UPSのバッテリはサルフェーションが原因で駄目になるわけでは無さそうだしなぁ。そう言えばAPCのUPSのバッテリが又駄目になっていた。オムロンや松下製UPSのバッテリは大丈夫なのに何故UPSばかりが… と言う感じ。おそらくは過充電ではないかと思うのだがよく解らない。今回駄目になったのは1年ほど前に電池を交換したものだ。設置場所の温度が高いわけでもなく、負荷が重いわけでもないのにバッテリ寿命が短い。仕方ないので手持ちの密閉型鉛蓄電池を付けておいた。容量は少々小さいのだが、最近デスクトップPCは余り使わなくなったし、商用電源の契約電力を上げたことでローカルな停電からも解放されているから良いだろう。



645(6/20)

◆ 先月末だったか、マミヤが645サイズのデジカメを発表していた。撮像素子はCCDで画素数は2200万だそうだ。645版カメラそのものと、67版カメラに装着できるデジタルパックと称するものが発表されていたが、いよいよこの世界もディジタルなのかなと思ったりする。大手カメラメーカはディジタル一眼レフが売り上げを支えたと言われたほどで、価格競争激化のコンパクトデジカメより利幅が取れると言うことなのだろうか。或いは交換レンズ群が売れたのかも知れない。ちょっと出かける時にデジカメを持っていくのはもはや当たり前という感じで、運動会とかだとディジタル一眼レフに長いレンズを付けたカメラを構えるオトーさんなども見かけられる。

◆ 何度か書いているが運動会にコンパクトデジカメ、普通は3倍ズームくらいなのだが、これを持っていっても殆ど役に立たない。運動場は意外に広いもので、その為にハンディービデオには20倍にも達するズーム比のレンズが使われているのだ。高倍率ズーム搭載デジカメが意外に売れたというのもこの辺りにあるのだろうが、画質云々と言う事になると高倍率ズームが必ずしも良いとは言えない。
例えば子供の写真をキレイに撮りたいと思うオトーさんが居たとして、ハンディービデオの静止画モードで撮ってはみたけれど大きく紙焼きする画質ではなかったと落胆する。そので高倍率ズーム搭載デジカメに興味を示すようになるが、画質という面で色々検討すると納得が出来なくなる。だったら一眼レフにしよう、値段だってそう変わるものではないし。で、一眼レフを買ってみる。と、交換レンズが欲しくなると言うのが人情で、こちらはデジカメとはけたが違うプライスタグが付いていたりする。でもやっぱり子供の写真だよねとか何とか奥さんを説得し、明るくて長くて重いレンズなんか買っちゃったりしてハマって行く。

◆ その割に伸びないのが紙焼きなのだそうだ。デジカメがこれだけ売れているのだから紙焼き需要だってあるはずなのにとプリント屋さんは嘆く。そこで目を付けたのは携帯電話内蔵デジカメの写真を短時間でプリントするというサービス。今までにも自動で小さくプリントしてくれる機械はあったが、より本格的な?写真にしてくれるというヤツだ。が、いくらが質が良くなったとは言っても大版紙焼きに耐えるレベルにはなっていない。で、やっぱり街のプリント屋さんは余り景気が良くないと嘆く。その一方でデジカメプリント専門店みたいな所は儲かっているのだそうだ。凝ったところだと色補正やその他の指定が出来たりしてかなりマニアックだ。もちろん何も指定しなければ普通に焼いてくれる。街の写真屋さんでもデジカメのプリントは出来るんですよという話をしていたら、このことを意外に知らない人が多かった。デジカメプリントは専門店にネットで頼むのが良いという認識なのだ。



続スーパー(6/19)

◆ 以前にも書いたことのある、最近食品品質低下気味のスーパーのお話しである。私はたまにここに行く。先日ハムを買おうとして賞味期限を見ると、なんと賞味期限切れのものが陳列されていた。そのハムの中から最も賞味期限が未来のものを選んで買ってきたのだが、何故管理が出来ないのだろうか。賞味期限切れや賞味期限間近のものは弁当に姿を変えて売られる運命にあるのだろうが、賞味期限を大きく超えていたとしても弁当になるのかな。実際ハムの賞味期限或いは消費期限をどの程度超えると食するに危険な状態になるのか解らないが、そのハムはその時点で2週間ほど賞味期限をオーバしていた。
と言うわけで、そのスーパーのお弁当は余り美味しいとは言えない。まず油が駄目なのである。食材も煮たり焼いたりしているから解りにくくはなっているが、街の弁当屋のそれに比較すれば鮮度が悪いのは一目瞭然という感じ。

◆ 昔ながらの商店街というものが消え、中規模以上のスーパー全盛の感もある。当該スーパーは住宅街の中にあって客数だって少なくはないだろう。
このスーパーが出来る前その場所に何があったのか覚えてはいないが、ずっと以前からあったわけではない。このスーパーが出来た影響も多少はあると思うのだが、別のスーパーは廃業へ追い込まれている。ただし個人経営(らしい)他の所は相変わらず人が入っていて、そこは道路に面して自転車を置くスペースもないほどなのだから条件的には不利なのに、だ。結局の所客を掴めなければ生きる道はないという簡単な事になってしまうのだが、それが一番の難しさなのだろうな。例えば駐車場がないスーパーに対して客は不便を感じるに違いない。しかし駐車スペース確保のための資金を安価販売に回せるとしたらどうだろうか。駐車場があれば誘導員も必要(当該スーパー周りは路上駐車が多くクレーム続出だったらしい)で、それらの経費もバカには出来ない。

◆ 駅前のダイエー不景気説も以前に書いたが、客数を稼ぐと駐車場などの経費が嵩む。しかし商品の価格を上げれば売り上げは減ってしまう。一方で西武の方は客数は少ないが客単価が高い。売っている品物の違いと言ってしまえばそれまでなのだが難しいものだ。そのダイエーと西武を結ぶ通路にうどん屋があって、最近流行の具を自分でトッピング?する、かけうどんが百円台の店である。
以前に食べたときには意外と美味しいなと思ったのだが昼時はいつも行列なのだ。でも先日は行列が出来ておらず、だったらと言うことで食べてみたら不味かった。うどんがボソボソなのである。
これもコストダウンの影響なのか、これでは行列は出来ないよなぁ。駅の立ち食いうどんの方が余程美味しいというか、こんな味のうどんだったら例え\50だったとしても食いたくはない。



高速化(6/18)

◆ 移動体無線通信の高速化で何かと話題になるHSDPAだが、これは本当に凄い技術なのだろうか。Vフォンは今秋にもHSDPAを導入すると言い、ドコモも来年早々には対応データカードを出してくるだろう。
新規参入を目論む事業者は当初からHSDPAやHSUPAを使ってくる。HSDPAに関しては以前にも書いたが、多値変調と複数コードによる伝送効率アップがメインだ。複数コード伝送を簡単に言えば、複数台の移動機を並列につないでしまおうという感じ。例えばPDCのパケット通信だと最大で公称28.8Kbpsしか出ない訳だが、もしもPDCの移動機10台を同時に使ってリンクを張る仕組みを導入すれば288Kbpsの速度が実現できる。FOMAを複数台利用して放送中継用に使用するという機械があるが、これはまさにそれを行っている。複数枚のデータカードを使い、データの分離と合成を行う事で伝送帯域を広くしているわけだ。
HSDPAもまさにこんな感じで、複数台の受信部を持つ事によって高速化を行う。ただCDMA方式と言うこともあり、複数無線部が無くても同時受信が可能になるところが狭帯域伝送方式とは違うところだ。

◆ 多値変調は一度に伝送できるビット数を増やすことで伝送速度を上げるものだ。BPSKが一度に1ビットつまり1か0かしか送れないのに対し、QPSKならば00,01,10,11の2ビット分が送れる。さらに8PSKなら3ビットが送れ… と言う具合にどんどん増えていく。だったら256QAMとか1024QAMとか増やせばいいのにと思う(思わない?)が、現実は甘くはない。
帯域や遅延の管理されたCATVでも256QAM辺りが使われている程度で、移動体無線通信でQAM系を使うのは意外に難しいのである。と言うのも、一度に送るビット数が増えると言うことは符号間の距離が短くなることを示しているから、ちょっとした事で誤りが生じてしまう。QAMともなれば位相方向の他、振幅方向にも情報が乗っている訳なので移動体通信では避けられないフェージング(電界強度が変化する現象)の影響を受ける。フェージングによって電界強度が変化したのか、変調信号によって電界強度が変化したのかを正しく検出出来なければ、それはデータの誤りとなってしまうからだ。多値変調になればなるほど感度も悪化する。これも理由は同じで、情報距離が短いために、それを分離するには高いS/N比が必要になるからだ。HSDPAの伝送距離が通常のQPSK時より短くなるのはこの為である。

◆ しかし安定した電界強度、強い電界強度があれば高速伝送が可能になる事から、最近の無線通信ではしばしばQAM系が使われるようになってきた。これは無線区間の安定性と共に符号複合処理技術やデバイスの発達によるところも大きいと思う。iBURSTにしても24QAMで速度を稼いでいるし、高度化PHSの規格では256QAM(!)までの感度が規定されている。PHSは現在QPSKを使って、スロットあたりの伝送速度は公称32Kbpsだ。4Xだとこの4倍で128Kbpsとなり無線部をそっくり2台搭載した8Xで256Kbpsを実現する。
もしも256QAMでの伝送が出来ると仮定するならば、一度に送れるビット数はQPSKの4倍になるので1スロットで128Kbpsが実現できる計算だ。つまり1物理チャネルあたり512Kbpsとなり、スロット構成の最適化などを合わせれば700Kbps前後の理論速度にはなるだろう。



ちょっと小さめ(6/17)

◆ 不景気では高いものは売れない。特に食料品などはそうである。だからと言って価格だけが全てではないのも事実ではある。スーパーに行くとカップラーメンの類が売られていて、時に\99や\100のプライスが付いて高く積み上げられていたりする。
この手はメーカからの一括大量仕入れや販促特価が出ているものが多く、通常価格より安い。所が通常価格が安いものもある。以前はスーパーの独自ブランドみたいなものが安かったが、味もそれなりという感じ。私はコーラもどきとトマトジュースを買ってみたが、どちらもまずくて参った。しかしこの\100のカップラーメンは一応メーカ品である。メーカ品なのだが通常価格品とちょっと違うような気がする。何が違うのか最初は解らなかったのだが、他の商品と比較してみるとビミョーに小さいのだ。
この商品が他のスーパーでも売られているかどうかは解らない。と言うのも、ある程度数がまとまればメーカは特注に応じてくれるからだ。なのでF&Fマーク入りのカップラーメンも作ろうと思えば作れる。

◆ このビミョーに小さいところがミソで、微妙でなく小さいと売れ行きは上がらないだろう。その差が微妙なら多少小さいかなと思っても、ダイエットにはちょうど良いワとか、子供のおやつにはこれくらいで、という感じで売れそうな気がするし、何しろ\135より\99の方がインパクトがあるから、そこそこ売れるのではないだろうか。パッケージの大きさを変えずに中身を少なくする手法もとれようが、これだとスープと麺のバランスが悪化する。しかもパッケージが大きいと言うことは輸送コストが節減できない話にもなる。カップラーメンなど軽いものは、容積が多少でも小さい方が梱包密度を上げられて、結果として輸送コストが安くできると思う。だったらテトラパック(古っ)とか四角いパッケージなんてどんなものだろうか。強度とかの問題があるかも知れないが、目新しさは受けるかも。

◆ いやいや、中身と容器の別売りなんてのも良いのではないか。そう、チキンラーメンみたいな感じでの多品種構成だ。中身とスープだけを袋に入れて売る。
容器は別売りしても良いし、どんぶりで作っても良いが放熱性が違うからやはり専用容器が良いかな。
これを繰り返し使用すればゴミ低減にも役立つ。スーパーの袋配りを規制しようという動きもあるくらいだし、或いはこの袋に課税しようというとんでもない事を考える議員もいるくらいだ。年間販売量が相当数になり、スーパーの袋ならゴミ袋代わりに使えるがカップラーメンの容器ではこんな事くらいにしか再利用の道がない。



アップデート(6/16)

◆ ドコモの携帯はネットワーク経由でソフトウエアアップデートが行える仕組みになっている。ドコモが重欠陥と認めるバグが発見された場合にはパケット代ドコモ負担でソフトウエアの更新が行える仕組みだ。しかしドコモとしてみればパケット代負担もあるわけだし、正直更新はしたくないのだろう。各移動機には様々なバグが潜んでいるが、ソフトウエアアップデートは頻繁に行われているわけではない。要するに「事が大きくならなければ放置する」精神を貫いていると言うことだ。この事は5/15の雑記にも書いたとおりである。
F&Fに書いたからという訳では決して無いと思うが、PMCソフトの不具合に対して更新が行われる事になった。が、その更新が正しく動作しない障害もあると言うことで、実際に更新が開始されるのは今月20日からだ。

◆ 不具合の詳細をドコモは「更新プログラム自体に不具合がある」としているが、これは結果であって本質は違うのではないのか。つまり、特定の操作後に更新を行おうとすると、メモリ不足や競合で更新プログラム自体が落ちてしまう。
結果として更新が完了しないまま、二度と使えない携帯電話になってしまうと言うのではないのか。何故そう思うのかというと、例えばメール削除後の再起動などを見ても、これが常時起こるわけではない。アプリを起動したりマルチタスクを使ったりしているうちに不具合が起きる。一度再起動してしまうとしばらくは安定に使用できるが、数時間経過すると不安定モードになる。私はゲームをしないので解らないのだが、大容量アプリを起動していると「メモリ不足」のダイアログが出現するそうだ。メモリ不足と言われたって増設する事は出来ないし、マルチタスクを使いまくっているわけでもないし、そもそもマルチタスクの許容起動数をオーバすればそれ用のメッセージが出てくる。
送られてきたDMのソフトウエア更新の方法を見ても、ソフトウエア更新前には電源の再投入を行いなさいと書いてある。

◆ だとすると、このメモリ不足のメッセージは何なのか。おそらくメモリリークなどがあって内部がヤバい状態になっていることを示すのだろう。
ここまで行かなくても、メモリにゴミが残った状態でソフトウエア更新を行うとそれに失敗する状態が多いと言うことか。しかしファーム更新に失敗したら非常用ソフトだけが走って再度更新を行うくらいの対策はされていないのだろうか。ソフトウエア更新中に電源を切ってしまったり、電池が無くなってしまったり、充電器が抜けたり、その他色々な危険があるというのに。松下系はこれまでにも重大なバグを多く出している。もちろん他メーカでも不具合はあるし、比較的トラブルが少ないと言われてきた富士通製だって例外ではない世の中だ。しかし松下のバグは他より一歩抜きん出ているな(笑)



子供とTV(6/15)

◆ 子供はTVが好きだ。TVを見せておくとおとなしくしているから大人も楽になる。で、TVを見せる時間は自ずと長くなる。そんな中で有害番組と言われるものもある。有名どころでは「クレヨンしんちゃん」だろうか。実際このアニメを見せないという家庭もある。もっとも劇場版などを見ていると子供向けと言うより、大人が見ても楽しめる風な味付けも感じられ、果たして子供にこの展開が理解できるのかな?みたいに感じることもある。

◆ 嘘は言っていないのだが結果として嘘になってしまって親を困らせるのは国会中継、いや、子供が国会中継など見るはずはない。見るのは天気予報だ。天気予報は図柄で天気を表示するので子供にも解る。でも天気予報の的中率はさほど高くないから外れる。子供はなぜTVで嘘を言うのかと疑問に感じる。天気予報の複雑性など理解しないからだ。だから子供に天気予報は見せないなんて話もあるようだが、果たして教育に良いのかどうか。

◆ 教育番組は教育テレビと言うことでこれらを見せると子供は結構番組内容を覚えたりする。大人がへ〜と思うようなことを知っていたりして、この辺りはTVの威力と言うところだろうか。ただし繰り返し教えているわけではないので一時の知識だけでありやがて忘れてしまう。小学生低学年向けの番組なども、幼児向けのそれのように万年マンネリスタイルで放送した方が(大人は飽きるだろうが)子供には良いのかも。そう、子供は結構飽きないのだ。気に入ったビデオやDVDなど、本当に良く繰り返し見ている。これだけ見ていたらストーリーや台詞まで全部覚えてしまうのではないかと思うほどだ。

◆ 子供は何でも教えれば覚える。上の子も下の子も風呂に入ったときにかけ算の九九を言わせていたらすっかり覚えてしまった。ちなみにこの時、幼稚園の年中さん。ただし5×6と6×5が同じかなんて事は解らない。小中学生向けの塾でも記憶に頼った勉強法を推進するところがあるが、もしかした受験対策として考えれば最も効果的なのかも知れない。受験以外では役に立ちそうにないばかりか、考えて問題を解く力は大きくスポイルされそうだ。詰まるところ教育問題の根本はこんな所なのかも知れない。試験に受かりさえすれば良いというか、試験によってふるい落とす制度がある限りそれを突破するための学習を行う。しかしこれは本当の意味での勉強ではなく暗記に過ぎない。



省エネ(6/14)

◆ 省エネをアピールする為か、政府はノーネクタイと上着無しを推進したい考えだそうだ。冷房温度を上げることでエネルギ消費を抑えるというのだが、今ひとつ浸透しない感がある。ここは一つホリエもん氏に登場願うのが良いのではないだろうか。いや、省エネルックより先にやることが沢山ある。役人や議員連中の専用車や送迎車など、夏場は延々エンジンをかけて車内を冷やしている。
これは東京都などのアイドリング防止条例に違反するばかりか、騒音やエネルギ問題的に見ても時代錯誤甚だしい。ま、もっとも民間人だってエンジンをかけっぱなしで競馬新聞を読みふけっているオッサンが場外馬券場近くには溢れているわけだけれど。

◆ 省エネを推進する議員にしても、車内が冷えていないと運転手は怒られるそうだ。冷房温度を高めに設定してある室内で暑い思いをしているのだから車の中くらい涼しくと言うところなのか。いずれにしても省エネ感覚皆無の人間が何かをアピールしようとしたって駄目じゃないのかな。客待ちタクシーだって無駄にLPGを消費しているわけだし、パーキングエリアに停車しているトラックだって同じ事である。こうしたアイドリングを続ける車両を取り締まるだけで、相当量の炭酸ガス排出が抑制できると思うのだが如何だろうか。

◆ 私が以前から不思議に思うのはオール電化住宅の宣伝である。節電を呼びかけるCMを流しながら、一方ではオール電化住宅を推進している電力会社。
電力消費量の絶対値を減らしたいのであればオール電化住宅は×ではないのか。むしろ夏場の冷房はGHPにしましょうとか何とか宣伝すればいいのに。
沢山使うと安くなるガスと、沢山使うと高くなる電気、どちらのエネルギコストの方が安いのか。
オール電化によって夏場と冬場の電力需要差を少なくしたい思いはあるのかも知れない。冷房電力を多く使う夏場と同じように、冬場もヒートポンプ暖房をしてくださいねと言うことか。日中と夜間の需要比改善のために深夜電力で湯を沸かしましょうとか、日中の冷房用の氷を作りましょうとか。

◆ 今年の夏が暑くなるのか涼しく過ごせるのか、気象庁の予報など余りアテにならないのだが、猛暑になれば日中の電力消費量はグッと上がる。だからもっと原発を作らないと駄目でしょという風に話を持っていくと、原発関連議員のフトコロは潤うのかな。原発は相当儲かる事業らしいし、ダム建設派も原発派に鞍替えって所か。一方では原発全廃に向かう国もあり、我が国では他国がさじを投げた増殖炉に熱心だったり。何だかよく解らない電力事情なのである。



オカルトグッズ(6/13)

◆ 消えては出てくるという感じの燃費節約用品だが、最近のトレンドは何なのだろうか。F&Fでも久々にエコバンド系燃費節約用品のテストをしたが、メーカによれば「燃費向上やパワーアップの理論も原理も不明」だとのこと。ページ内をよく見ると遠赤外線だとかイオンだとか放射線だとか言う言葉も見つける事が出来るが、それが何にどう影響を与えるのかは明確になってはいない。健康食品などでも能書きを書き綴るのがセオリーみたいな所もあるし、燃費節約用品に関してもトンデモ理論を書きまくってユーザを煙に巻く的な売り方をしている所も多い。
当該メーカの場合、原理や理論を書かないばかりか燃費向上率なども雑誌などのテスト記事を参照させている。ただよく見ると燃費とパワーが大きく向上するとの記述も見受けられるが編集ミスだろうか。

◆ この辺りは景品表示法対策だと見受けられる。ダイエット食品やダイエット器具の誇大広告が問題になっている昨今、自ら燃費向上を謳う或いは燃費向上データを掲載するのはリスクが大きいと判断したのかも知れない。これまでは例えインチキ商品であったとしても返品(返金)によってユーザが反乱を起こすことを防止してきたわけだが、悪徳商法が野放しにされるわけでもなく公取委は目を光らせている。ここなんか燃費40%アップですよ。書いてあることも読み物としてみれば面白いかも知れないのだが、マトモに考えようとすると頭が痛くなる。最初は燃費関係ではなくボディー剛性向上材(??)として売られていたこれなんかはもっと凄い。

◆ その凄い理論というか凄い効果を書いている雑誌も凄い。まあ広告掲載企業であるという点と話題性を提供してくれるわけだから悪くは書けないのだろうが、これによって雑誌自体の信頼性がどれほど低下しているか編集者達は気づいていない。
以前にも書いたことがあるが、自動車工学誌にもSEVが登場したことがあった。自動車工学と言えば比較的まともな内容の月刊誌なのだが、その後ろの方のページに某氏が書いている怪しげな記事がある。その中でSEVだとかオイル添加剤だとか、デフやショックアブソーバに塗ると性能が向上するという塗料などのインプレッションが載っていた。
私はそれまで自動車工学誌を良く読んでいたのだが、SEVの怪しげ論を見たとたん他の記事も同じようなインチキ度合いなのではないかと思い、この雑誌の信頼性は大きく揺らいだのだった。

◆ 自動車用品以外でもオカルト系色々あって、この中の一社は効果がないことを解っていて販売していた事を認めた。これにしたって電池容量アップにしのぎを削るメーカが、もし本当に効果があるのだったら特許云々関係無しに使おうと思うはず。実際この手は私も試したことがある(シールを貰った)が全く効果も影響もなかった。



夏モデル(6/12)

◆ 携帯電話業界も夏商戦の時期になった。従来ドコモは夏と冬のボーナスシーズンに合わせた新機種投入を行っていたが、毎度のように発売時期が遅れて他社に水を空けられる結果となる事もあった。
auは時期不定に順次新機種投入を行っていたが、最近はドコモに習ってかシリーズものの一括発表というスタイルに変わりつつある。昨年などは矢継ぎ早に発売されるauの新機種にドコモは完全に押されていた。そのドコモが純増数トップに返り咲いたのはFOMAの浸透と901iの発売がきっかけだった。しかし性能面では50xに未だ及ばないばかりか、処理の重さにCPUパワーが付いていけないという数年前のモデルのようなことが起きているのも又事実であり、さらにエリア展開不十分とあってはヘビーユーザの不満も募る。そこで800MHz帯との2バンド利用を可能にした901isの登場になるわけだが、悲しいかな目玉と言えるような独自機能は無く、auの後追い感は否めない。
一部機種には自動時刻補正機能が搭載されているが、これは既にauがcdmaOneサービス当初から行っていた機能だし、フルブラウザにしてもauは数機種をラインアップしている。

◆ 対するauの方は積極展開になっている。今年の冬モデルはパッとしなかったが、その分力を入れましたみたいな感じだろうか。TVチューナやFMチューナに加えてFMトランスミッタまで内蔵してみたり、N901isの2.5インチを超える2.6インチ液晶搭載機を更にパワーアップしたり、320万画素のデジカメ機能を内蔵するなど、出来ることは何でもやっちゃうみたいなノリである。ちなみに2.6インチ液晶搭載のW31CAは2.4インチ液晶搭載のSH901isより軽く仕上がっている。従来は加入者増の少ないauに消極的だったメーカも、今や業界第二位の座を不動のものにしたと言うこともあって開発にも力が入る。

◆ ドコモとauの大きな違いは、ドコモがメーカからの一括買い取り制を取っているのに対して他事業者は(基本的には)メーカの独自販売(に、近い)事だろうか。このため、ドコモの場合はモデルごとの共通仕様を定めてメーカに注文を出す格好になるが、他事業者の場合はメーカが仕様を決めて事業者に売り込むスタイルに近い感じである。どちらが統制が取りやすいかと言えばドコモであり、どちらが競争で磨かれるかと言えばauなのだ。ボーダフォンもauと同様のスタイルだが、こちらは販売台数も多いとは言えないしシャープ製以外は影が薄いから同事業者機種間競争が起きているのか否か。



100年後(6/11)

◆ 100年後の日本は、地球はどうなっているのだろうか。日本経済は波打ちながらも下降し、総人口減少と共に不景気は加速する。人口が6千万人まで減ったのは疾病の影響もある。保険制度は既に破綻していたから治療を受けられるのは金持ちだけという状態になった。国が補助金を出そうにも、円の価値は下がり続けて外貨獲得すら出来ない。
それでも高速道路と新幹線だけは毎年総延長距離を伸ばし、「ちょっと買い物、さあ新幹線で!」と書かれたビラがあちこちに貼られている。高速道路は人口減少と経済状況の悪化で交通量は少なくなり、香港の映画撮影に丸一日貸し出すと言ったことも普通に出来る程度の空き具合だ。年金システムも当然ながら破綻しているが、政府は「ゆりかごから墓場まで」の標語をTVで流す。これ、生まれてから死ぬまで年金を払い続けなさいと言う意味である。

◆ 本州の平均気温は3℃ほど上昇し、積雪などと言う気象状態は過去のものとなっている。それでも年に数回、北海道で雪が降るとなればちょっとしたニュースにもなるくらいだ。北に行くほど最低気温上昇が激しく、南に行くほど最高気温が高くなっている。海面上昇は3m程だが、これによって東京下町付近は浸水する場所も出てくる。特に夏場の降雨量は現在の4倍ほどにもなっているから、集中豪雨が来る度に道路は河川と化してしまう。
食糧事情も大きく変化するが、気温上昇と炭酸ガス濃度上昇によって比較的豊かな生産が可能だ。
人口減少は農作物の消費量を減らし、産業衰退は農業人口を増やす結果となる。弱い円によって中国や韓国の下請け国として1次産業は多少盛んになるが、何しろエネルギ調達コストが高いわけだからどうにもならない。

◆ 原発もどんどん建設され続けたが、電力消費量自体が減っているので電力が余る。これで水素を作って輸出するのが外貨獲得の目玉になっている。
水素は海外で燃料電池自動車や一般家庭用の燃料として需要が年々増えている。所が我が国では先進エネルギを使うシステムを導入するカネはなく、一般家庭では節約しながら天然ガスを燃やしている。自動車は購入するにも保有するにも莫大な税金がかかるから一般人は買うことが出来ない。そもそも自転車で10分も走れば新幹線の駅があるのだからそれに乗ればいい。いや、カネのあるヤツは乗ればいい。預貯金は口座封鎖によって事実上政府管理となる。カネがないから国民は自給自足を行おうとするが、これにも税金がかかる。水道代が馬鹿に出来ないので井戸を掘れば、それにも課税される。国外脱出を謀ろうにも、並のことではパスポートが発行されない。亡命を恐れるからだ。



5年後(6/10)

◆ 5年後の、通信の世界なんて全く想像も出来ない。
それは今から5年前を考えてみれば解るとおりで、ブロードバンド常時接続なんて夢の又夢だったのではないだろうか。でも解らないでは面白くないので、現時点の技術の延長という面から考えてみようか。まずは有線通信分野から。回線接続型のいわゆる加入電話は衰退の一途をたどり、加入者数は現在の半分以下にまで減っていることだろう。
代わりにFTTHが全盛となり、ADSL加入者も減少に転ずる。ローカルな話題としてはADSL大手のYBBがADSL以外に収益モデルを見いだそうとするが、これが軌道に乗るにはまだ数年を要すると言うところだろうか。FTTHも現在の100Mbpsや1Gbpsで留まる事はなく、実質速度として100Mbps程度が楽に出せる環境が整ってくるだろう。こなると複数チャネルの動画同時配信も可能になり、VODが一般的になる。TV受像器はネットワークに直接接続でき、チャネルを切り替えるように、リモコンにプログラムされたサイトに簡単に接続できる。媒体が電波なのか有線なのかと言うことはユーザが意識すべき事ではなく、見たい番組を見たい場所からいつでも見られる事が普通になる。

◆ 無線の世界はどうだろうか。4Gの実証実験が始まり、そろそろ本サービス開始かというタイミングだ。事業者は高速性を売りにするがコンテンツが間に合っていない。そこでTV番組の配信と言うことになるが、そもそもVODが普通に使える世の中なのだから移動中にTVを見る要求自体が余り多くはならない。インタラクティブだとか何だとかと騒いではみるが、そんなものはどうでも良いから普通に番組を見させろと言う感じから抜け切れていないかも知れない。移動体通信事業者数は増えているだろうが、加入者数は減少に転ずる。複数台の携帯電話などを所有していた、例えば個人用と仕事用などを分ける必要が無くなったというか、複数チャネルのサービスが受けられる仕組みが出来れば複数台の移動機を持つ必要はなくなる。日本の総人口も減少に転じ、それに伴ってあらゆる税金は値上げされる。当然ながら携帯電話税も重くのしかかってくるわけで、これを機会に加入者数が減少しはじめるというわけだ。  

◆ CMによるビジネスモデルにも変化が起き、更に各種税金が追い打ちをかけ、大手放送会社は赤字から抜けられなくなる。番組中で使用する音楽にはこれまで以上の著作権料がかかるのは勿論、独自の音楽を作れば作曲税が、それを流せば音楽放送税がかかる。結局ユーザは外国で制作された日本語放送をインターネット経由で見ることになるが、政府はこれをも規制しようと乗り出す。通信とは関係ないが、自動車は燃料電池車が普通に街で見かけられるようになっている頃だ。燃料電池自動車の普及を拒む最大の原因は水素税だろうか。ガソリン税収が減ったことで、政府は水素に多額の税金をかける。そこで通勤用途などでは純粋なバッテリ式電気自動車も発売されるが、それを家庭用電力で充電しようとすると脱税で捕まる。ガソリンスタンドでは「自動車用に使わないでください」との張り紙付きで、電気自動車用充電済みバッテリが売られている。



老人を狙え!(6/9)

◆ 正攻法で老人を狙って成功したのがツーカーSだろうか。毎月純減を繰り返していてツーカーだが、これのヒットによって一時期純増に転じたという程なのだ。悲しいかな買いたくても非対応地域では売っていなかったと言うことで、もしこれが全国展開であったならば更に需要を伸ばすことが出来ただろう。
悪徳系となると、最近は直収系の電話だろうか。
このページでも何度か書いているとおり、テレコムの営業のあくどさは一級品である。「こちらはNTTですが」で電話がかかってきて、「近所で工事が行われた関係で認めを貰いたいのです。
お金は一切かかりませんから」と言われる。何も知らずにハンコをポンッと押せばそれで完了。
いつのまにかNTTからテレコムに変更されているという具合である。しかし話はここで終わらない。
次にYBB!の勧誘がやってくる。言葉巧みにADSLを契約させるだけならまだしも、使いも使えもしないPC一式を売りつけていくという。それも量販店で買えば20万円程度のものが50万円にも60万円にもなる。

◆ 年金担保の街金とか悪徳系リフォーム屋が問題になっていたが、金額が小さいから余り表沙汰にならないだけでこの手の商売はいくらでもあると言っていいと思う。携帯電話屋にしても一時期のヒカリは1年縛りの上で(その人の自宅が)圏外の事業者の移動機を売りつけ、圏外だからと文句が来ると1年縛りを盾に他の事業者の電話まで契約させてしまうといった事が行われていた。
ニュースにもなっていたリフォーム屋は確かに激しいことを行っているが、それ以外の所だって怪しげな会社はいくらでもある。ウチなどでも休日の午前中辺りを狙って営業が回って来て、外壁を塗装しろとか屋根を塗り替えろだとか言ってくる。先日だったか下水管が詰まっている恐れがあるから確かめるとか何とか言って敷地内に入ってきた業者がいた。でも残念ながら台所からの排水管の所には水槽用クーラが置いてあったのでチェックできなかったが、近所の家はそれに引っかかったみたいで「奥さん、配水管が詰まってるじゃないですか」とかの声が響いてきていた。それが悪徳業者なのかどうかまではよく解らないが、そうやって営業活動を行っている業者にろくな所はないというのが私の印象である。

◆ 高齢化社会でこれからは老人を狙う以外にうまい商売が出来なくなってくるのかも知れない。しかもそれは今年金を貰っている世代がラストだ。今後は年金支給率が下がったりして、裕福な老人が減ってしまうのではないのだろうか。悪徳金融にしてもリフォーム屋にしても、なかなか取り締まれないと言うところが被害に拍車をかける。



音楽は誰のもの?(6/8)

◆ iPOD等のヒットでJASRACはこれらHDDやメモリ記録型の音楽再生機器にも私的録音・録画補償金制度の適用を求めていくのだそうだ。自分で購入した音楽を自分の機器に録音するにも金がかかる事になるのだろうか。悪名高きCCCDなどが今ひとつ流行らないというか、少なくとも私はあの手は好まないから買わないのだが、コピー防止機能付きCDもコピーできる時代にあって、次は税金的な料金徴収を行おうとでも言うのだろうか。CDが売れなくなってきていると言うが、それはヒット作が出ないことでもあり、またコピー防止で自由に聞けないと言うことになれば更にマーケットの縮小につながるのではないのだろうか。

◆ JASRACの収入は着メロに始まり、今や着うたがそれを支えているという。携帯電話に音楽再生機能が標準搭載され、固体音楽プレーヤが売れはじめた現状ではそれらから金を取りたいと思うのは当然の成り行きではある。しかし、自分で買ったCDを自分で聞くためにコピーして何がいけないのかと私は言いたい。もしもCDを標準的なCDプレーヤでしか再生できないのなら、その分値段を安くしていただきたいものだ。ただでさえ高額な日本の音楽CDなのだから。本体価格が仮に今の半額になったとしたら、コピーするときに少々金を取られても許そうではないか。

◆ ディジタルコピーがいけないのだったら、一旦アナログに戻してから録音するような方法なら良いのだろうか。携帯音楽プレーヤで聞く程度だったらアナログ経由の録音でも音質的には問題あるまい。ま、そういうアナログ経由の録音機器が発売されたなら、JASRACはそれらにも課金すると言い出すに違いない。これは殆ど、ビール風味の雑種課税強化と同じように感じる。
JASRACの取り分とCDの著作権者の取り分の比率はどうなっているのかよく解らないが、著作権者の全てはJASRACの方針に賛成なのだろうか。

◆ コピーして配布したりするのはまずいとは思うのだが、貸しCDを借りてきてそれを録音するのもダメなのだろうか。貸しCDは音楽を聴く権利を借りてくるわけだけれど、聞く回数に制限はないはず。と言うか、本当に欲しいCDだったら(例え一度は借りて聞いてみたとしても)買うと思うのだが如何だろうか。それとも、1回聞くごとにいくらよこせとか、従量課金にでもしたいのかな。私的録音・録画補償金制度が導入されればその分だけ機器代は高額になる。音楽プレーヤを買った人は、知らぬ間にJASRACを潤わせていると言うことだ。



901is(6/7)

◆ やっと800MHz帯が使えるようになって、901isシリーズがこれに対応した。800MHz帯(2物理チャネル,10MHz幅)の利用によって従来は圏外だったエリアも使用できるようになり、山間部などでは使いやすくなるのかも知れない。ただし人口カバー率には影響せず、これはすなわち市町村役場がカバーされていれば、その市町村は100%カバーされたと見るからだ。移動機は総じて重く大きくなり、シャープ製などは150gという重量級である。
オートフォーカスや手ぶれ補正機能が搭載されているが、150gとはあんまりでしょう、シャープさん。小型軽量を売りにしていたPも大きく重くなった。液晶サイズは2.2インチとシリーズ最小でありながら、外形サイズは他メーカと変わらず、重量だって2.5インチ液晶を搭載するNより3g軽いだけである。背面ディスプレイに有機ELが使われているが単色の一行表示だ。有機ELを早くから採用してきた富士通は、F901isで65K色の96×96ドットを採用している。

◆ MNPを前にして、本命と言われるモデルは年末から来年にかけての902iシリーズだろうか。901isでは全機種Felica搭載となったが、フルブラウザはNだけだし時刻自動補正機能とやらも全機種搭載ではない。そのフルブラウザのレビューは出始めているが、パケット定額制の対象外だと言うことなのでヘビーなユーザには関係のない機能なのかも知れない。何しろiアプリによって実現されている有償・無償のフルブラウザはパケット定額の範囲内で使用が可能なのだから。(パケット量制限はある)N901isが2.5インチ液晶を搭載したからと言って、その解像度がQVGAより上がったわけではなく従来同様だ。もっともN505の2.4インチとP901iの2.2インチを見比べると、たった1割にも満たないサイズの差であるにもかかわらず見やすさはかなり違う。と言うことで、2.5インチ液晶にはそれなりの意味があると思うのだ。

◆ 実際らくらくホンみたいな、高齢者ターゲットの移動機に大きめのディスプレイが与えられているのは事実であり、P以外のメーカの液晶サイズが2.4インチを超えている点を考えてもQVGA表示に2.2インチは(目に)厳しいのかなと思う。P901isがどうだか解らないが、P901iの液晶は今時のものとは思えないほど視野角が狭く、ちょっと角度を変えるだけで色合いやコントラストが変化してしまうと言うシロモノだ。背面液晶などはSTNで、色は悪いしコントラストは付かないしで、一体何年前の設計なのかと言いたくなるほど。ま、この辺りはコストとの兼ね合いで仕方のない部分もあろうが、それでも小型軽量だからP901iは許せた。
ではP901isはどうかと言えば、私的には許せないのである(笑)許せなかったら買わなければ良いだけなので文句を言うスジでもないが。

◆ カメラは各機種200万画素以上と言いたいところだが、Nだけは100万画素に留まる。これだと70xシリーズと差がないのではないかと言いたくなるが、全メーカ中でもっともカメラに力を入れていないというか、最も画質の劣るNなのだから無駄に高画素カメラを付けても仕方がないと悟ったのだろうか。しかしながらNシリーズ初のAF搭載とあって、もしかしたら画質も改善されたのかも知れない。ちなみにデカくて重いSH901isには300万画素のCCDユニットが搭載されている。
余談になるが、901is発表と時を同じくしてボーダフォンがSMSの送信制限措置を執った。SMSによるspam防止策の一環なのだが、一日に500通以上送ったユーザは、その後20日間はSMS送信が出来なくなると言うもの。つまりSMSでspamを送りたければ20契約以上しなさいと言っているようなもの。ま、これで加入者減に歯止めがかかればと言うところなのだろうが。



荷物は危険?(6/6)

◆ ワンボックスカーでの重大事故が問題になっているという。事故自体は軽微なものでも、それによって横転したワンボックスカーの乗員が飛び散ったガラスで怪我をしたり、車外に放り出されて死亡するケースもある。車内を明るくするためにガラス面積を増やし(その割に着色ガラスが未だに使われているのは田舎臭いが)結果としてガラスが割れた状態では乗員が車外に放り出される可能性が高くなるのだ。サイドガラスのみではなく、最近ではルーフ全面と言っていいほどをガラス張りにした車もあり、これが横転しない車だったら良いのだが横転の可能性が大きい車種だと危険を感じる。

◆ メーカはおそらくこう言うだろう「後部座席の人もシートベルトを締めましょう」と。しかし飛び散ったガラス片などによる目の損傷などは考えられているとは思えない。フィルムがサンドイッチにされた飛散防止ガラスなどもあるが、コスト的に、全ての車種で使えないのが現状では無かろうか。結局の所安全性テストに関係のない荷物(ま、自動車メーカにとっては人間も荷物だろう)まで保護する必要など無いよと言いたいのかも知れない。ただワンボックスカーの後席に子供が乗る事だって多いはずだし、未だにシートベルト未着用でサンルーフから首を出したまま高速道路を走っているという、何を考えているのだか解らないようなドライバーだって居るのだ。全ての乗員に対して安全性を確保することなど出来ないと思うし、サンルーフから身を乗り出している子供の転落防止はメーカの責ではないかも知れない。しかし通常の使用における重大事故をいくらかでも少なくしたければ、横転しにくい設計にするとか、横転した場合の安全性確保に力を入れる位のことがあっても良いのではないのか。

◆ ワンボックスカーのみの話でもないが、特に側面剛性の不足するこの形状の車は、時としてドアが外れて乗員が車外に放り出される事故も起きる。それは車両が大破したというようなケースでなく、どこかをぶつけた拍子に車体が歪んでドアが取れてしまうと言う低レベルなもの。これもシートベルトをしていれば車外に放り出される可能性は少なくなるが、だから良いという話でも無かろう。首都高速湾岸線で起きた事故は、車両が中央分離帯にこすりながら停車。車両左前部が破損していたが、見た感じはそれほどの大事故とは思いにくい状況だ。しかしドアが外れて運転者以外の乗員は全員車外に放り出されて死亡した。勿論横転などはしていない。お子様を後席に乗せてワンボックスカーを運転される皆様、子供の転落防止には努力を惜しまず、追突されたりタイヤバーストなどでも横転してしまうと言う車両の特性を十分理解の上でドライブを楽しんでいただきたい。



DVDを借りる(6/5)

◆ オンライン申し込みでDVDを借りられる所が増えてきた。一々貸しDVD屋に足を運ばなくて良いのは楽だが、果たしてコスト的に得なのだろうか。と言う訳で私もツタヤ系の所からDVDを借りてみることにした。オンラインで予約を入れると翌日に最初のDVD 2枚が発送されてくる。
ヤマトのメール便だから、おそらくスペシャルコストで契約が出来ているのだろう。
月曜日にDVDが到着したとする。それを月曜中に見てしまって火曜日に郵便で送り返す(90円切手の貼られた封筒が入っている)と、水曜か木曜日には次のDVDが発送され、木曜か金曜にこれが到着する。つまり、週平均4枚のDVDが借りられる計算だ。これで月額費用はおよそ2千円だが月に8枚を超えると追加料金が発生する。
月平均8枚借りても1枚辺りは250円だから、高い感じはしない。
さて貸す側の送料負担はどんなものだろうか。
メール便が50円で返送に90円として140円が2枚辺りにかかる費用だ。これで月間8枚借りると送料負担だけで1,120円にもなってしまう。と言うことは貸す側は発送頻度を下げる等をして枚数の調整を行わないと儲けが出ないと言うことだが、あまりノロノロしていると評判が落ちる。
月間利用枚数に制限のないプラン(月額費用は2千円前後で変わらない)もあるが、こちらは手動発送と呼ばれる方式で、返却から次の貸し出しまでのレスポンスが悪い。結局は月間貸し出し枚数を制限していると言うことだろう。

◆ 逆に借りる側としては準定額と言うこともあって余り興味のない、でも一度くらい見てみたいなぁと思うソフトを借りられる。そもそも月間8枚を連続して何ヶ月も借り続けていたら、そこそこ見終わってしまうと思うわけだ。で、BGV代わりに流しておける程度のソフトも予約リストに入れたりして、これは定額通信料のインターネット接続にも似ていると思う。従量課金だったら必要最低限の情報を手に入れて回線を切断するような使い方が多いと思うのだが、定額であればあちこち見て回れるというもの。

◆ このレンタルDVDで貸す側にとっても借りる側にとっても負担の大きいのは送料だ。だったらオンライン配信でも良いのではないかと思うのだが、現在の一般的ADSL程度の帯域では不足するのは目に見えている。しかもこの場合にはPCでしか見られないか又はPCとTVを接続しなければいけない面倒さがあるし、それなら現在行われている特定ソフトのオンライン配信で良いではないかと言う結論に達してしまう。おそらく今後数年内にはギガビットが普通に出る回線と、それをそのまま収容できるTV受像器が出てくるのではないだろうか。夜中などに予約したソフトの配信を受け、HDDなどに記憶しておいて、それを観るという感じ。リアルタイム配信では送り出しサーバが大変だろうし帯域の無駄である。予約者人数があるていどまとまったら、ブロードキャスト的に予約者に一斉に送り出すような事が出来れば効率的だ。
ちなみに何故Livedoor系のぽすれんではなく、TSUTAYAを選んだかというと、Livedoor系企業に個人情報を渡したくないと思ったからだ。



ぜんそく(6/4)

◆ 咳というのは辛いものである。夜寝ていて体が暖まってきた頃に咳が出始めると、当然眠れなくなる。ぜんそくなどでは眠れないどころではすまず、呼吸困難などに陥ったりもする。都市部でのぜんそくの多くはディーゼル煤煙が原因と言われていて、東京都では過去に公害病に認定していた程だ。各地の自動車公害訴訟でも排気ガスと健康被害を結びつける判決が出ていて、これを受けるかのように東京都をはじめとした近県でのディーゼル独自規制が始まったわけだ。
ではそれ以外の地域では問題がないのかと言ったらそれは違う。単に国レベルでの規制が出来ない(やらない)だけなのだ。

◆ これは新たな公害も生んでいる。高速道路通行料を節約するために、一般道を走るトラックが多くなってきた昨今、街道沿いの民家では外に洗濯物が干せないほどの黒煙に悩まされているというのだ。指定都市に入らないディーゼル車は野放し状態なので、これらの車が一般道に集中すれば地方部だとは言っても車両密度は都市部並みになってしまう。大手自動車会社は環境をキーワードにCMを流してはいるが、一方で高公害ディーゼル車も平気で作っている。これらの車は指定都市で売ることは出来ないが、規制のかかっていない地位でなら売れる。環境保護を訴える企業なら、指定都市で適合しない車を他地域で売ったりはしないだろう。その地域によって人間の公害耐性に差があるわけではない。
車両密度が低いと言ったって、渋滞が全くないわけでも無かろう。

◆ 国はやっと重い腰を上げ、ディーゼル煤煙とぜんそくの因果関係調査をはじめた。結果が出るのは平成22年だそうだ。何を今更という感じがしなくもなく、これは過去のカンガルーバー事件でも同じだった。未だに金属製カンガルーバーをディーラで売っているのは三菱とトヨタくらいだろうか。民間でもその危険性が認知され、ホンダはいち早くプラスチック製の見栄えのみのカンガルーバーに切り替えてから調査が開始された経緯があった。ディーゼル排ガスだって、それが有害である事は過去の公害裁判などを見ても明らかなのではないか。それを今更調査するのは無駄金を使いたいからなのかな。

◆ 東京や神奈川を走るトラックは随分対策が進んだようで、ダンプや一部のバスを除いては前方視界が遮られる程の黒煙を噴出する車は少なくなった。同時にSUV系ライトトラックの台数も目に見えて減った事で黒煙公害は減少傾向にある。
でも何故全国規模でこの規制が行われないのか。
東京近県でも千葉は自民党議員がディーゼル自主規制に猛反対した経緯もあるから、やはり健康よりカネや票が大切だと言うことだ。年寄り議員連中の寿命はそう長くはない(でも憎まれっ子世にはばかるで、奴らは長生きするよね)から小児ぜんそくなんて眼中にないのだろうな。



SSH(6/3)

◆ 携帯電話からTelnetを行う件に関しては何度か書いている。最初に使ってみたのはiHORBというものをベースに作られたiTELNETで、現在は公開されていない。これでも一応(不安定ながら)Telnet接続は出来た。ただし中継サーバが重かったり落ちていたりと言うこともあり、更に生のIDやPasswordが流れると言うことで自前の中継サーバを立てる以外では使いにくかった事も事実である。
それからしばらく時が過ぎ、iVNCを試してみた。これはCUIインタフェースではなくGUIすなわちWindowsの画面などをそのまま携帯電話上に持って来るという考え方のものだ。所がNEC/PMC製FOMAの場合は画面領域が狭い(他の機種の多くは実際に表示する画面以上のメモリエリアがある)ので満足な動作が期待できなかった。つまりQVGA以上の解像度に設定できないのである。これではWindowsの画面を携帯電話上に持ってこられない。PC側で画面解像度をQVGAに設定することは可能だが、これではダイアログのボタンが押せないのである。F90xなどではXGA画面程度でも携帯上に持ってこられるらしいので、もしかしたらうまく使えるのかも知れない。さらにキー入力を一旦クリップボードに送る仕様と言うことで、X-Windowでは文字入力が出来なかった。これがiVNC側の問題なのか移動機側の問題なのかは解らない。iVNC自体は今月から有料化するそうだ。

◆ 先月の中頃にSSHを利用したアプリが公開された。
IDやPasseordは携帯から送信される時点で暗号化されている(らしい)ので、生のTelnetよりは余程安全ではないかと思う。SSHはVer.1にのみ対応と言うことで、最初はこの設定に少々手間取った。sshd_configでProtocol2と1を使用可能にする場合、1を先に書かないと駄目だったのだが気づくのに時間がかかった。キー入力も考えられていて、片手では操作出来ない(2つのキーの同時押しを使う)が慣れれば使いにくい事はない。さらにサーバ側にminputとよばれる入力補助デーモンを起動すれば、予測変換みたいな感じになるので多少は入力がしやすくなる。キーレスポンスや表示は遅い感じなのだが、これが移動機によるものなのかアプリの仕様なのか、中継サーバの負荷によるものなのかは解らない。

◆ 私にしてみれば動作が遅かったとしても、キー操作が面倒だったとしても、携帯電話からとりあえずの操作が出来れば良いわけだから必要充分という感じ。欲を言えばやはり画面バッファだろうか。
TeraTermのように、1000ライン分くらいのバッファがあれば使いやすいと思う。編集に関しては10Kバイトまでならメール経由で可能だし、スクラッチパッドにFTP出来るようになればそこそこのファイルなら変更が可能になるとは思う。このmsshはviを動かすことも出来る。これは凄いと言えるが表示がちょっと???という感じ。ターミナル設定などを見直せばいいのかも知れないが。いずれにしても常用するものではないので多くの機能を望むものではない。
いざというときにプロセスを殺したり、リブートさせたり、動作をチェックしたりするのにはmsshで充分だと思う。



アルバイト(6/2)

◆ インターネットでいかに稼ぐかなどと言う書籍も出ているくらいで、勿論この中には懸賞で稼ぐ的な事も載っているのだが、手っ取り早いのはやはりアルバイトである。このアルバイト、多くは掲示板への書き込みやspamによるもの。ID付きのURLを掲示板に書き込んだり友人知人にメールで送ったりし、誰かがそれをクリックすると報酬が貰える仕組みだ。このアルバイトを行っている多くは日中に時間の余裕がある主婦層なのだそうだ。
迷惑メールが来れば人一倍怒るくせに、自分の迷惑行為には甘いらしい。不正書き込みも度が過ぎればプロバイダに連絡が行き、ID削除などの処分を受ける。なので管理の甘いプロバイダにこれらの客は鞍替えする。と言うようなことにも触れている本もあるとのこと。

◆ 掲示板運営者にしてみればこれはメリットとも言えて、yournetとosaka,marunouchiのnttpcをシャットアウトするだけで大きな効果が期待できる。
もちろんその為に善意のアクセスが制限される結果にはなろうが、それも仕方ないことなのかも知れない。ちなみにF&F掲示板でもyournetは制限しているが、完全制限ではないので書ける人は書ける。
宣伝書き込みに報酬を出すアダルトや出会い系サイトにしてみれば、自らの手を汚すことなく宣伝が出来る。その下請け主婦は迷惑行為に対する認識が甘いまま、アルバイト料に目がくらむ。おそらく今後はこういった事がますます増えるだろう。
spam抑制が盛んになってきた現在、友人や知人或いは何かで知り得たメールアドレスに「ご案内」を送りつけるのは素人さんなのだ。

◆ 実際私もこの手を受け取ったことがある。以前に熱帯魚関係でメールを頂いた主婦の方なのだが、その後マルチまがいに手を出してマルチまがいサイトに変身、さらに私にも「ご案内」のメールを送りつけてきた。今もそのサイトは存在するが、マルチまがいは姿を消して、普通のサイトになっている。だが、そのWebmasterを信用できるかと言ったら否である。多少のカネが欲しいために迷惑行為を平気で行う人とはお友達になりたくない。
万引きがそうであるように、罪悪感など余り持たずに(ご本人は)行っているのかも知れないが、ご主人は自分の奥さんがそれらに手を染めていないかどうかチェックしてみた方が良いと思う。もっともイケナイ行為を注意したところで「アンタの稼ぎが悪いからいけないんでしょ」などと自分の行為を正当化されるかも。 ただこの主婦の不正行為は度が過ぎたところまでは行かない。精々企業の掲示板や相談コーナなどに書き込む程度だろうが、これだって威力業務妨害罪には問われそうだ。男となると、書き込みソフトを駆使したりして激しい事をやってくる。奴らの場合は確信犯なので、いくつものプロバイダを使い分けるくらいの事もやる。
私が以前宣伝書き込みに対して「迷惑なのでやめて欲しい。他人に迷惑をかける行為は慎むべきだ」とmailを入れたら、「あなたのメールは私に迷惑をかけているのだから文句を付けるのはやめなさい」と返事が来たっけ。



パワー重視のハイブリッド(6/1)

◆ 新型ハリアーハイブリッドはなかなか面白い。ハイブリッド車の代表作と言えるプリウスとは設計のコンセプトが異なり、V6 3300ccエンジンでV8並の運動性能を得ようと言うところから開発は始まったとのことだ。トヨタお得意の動力分配機構を搭載するために、基本的には横置きFF車だが、リアにもモータを搭載することによって疑似4WD化も果たしている。エンジンの出力は155KWで、フロントモータは123KWと大型のもの。ただしトルク特性が違うので最大出力はこれらを加算した値にはならない。リアモータはプリウス用をチューンしたもので、寸法や重量を殆ど変えることなく出力を50KWとしている。

◆ プリウスが燃費重視型のセッティングであるのに対し、ハリアーはエンジンもオットーサイクルでの動作になる。(プリウスはアトキンソンサイクル)他はプリウスの手法と大きくは変わらず、電池電圧をDC-DCコンバータで650Vまで上げ、3相のインバータでモータを駆動する。一方で電装品用の12Vや電動パワステの42Vも、この288Vのバッテリから作られることになる。いわゆるバッテリ上がりの時はどうするのかなと思うのだが、おそらく何か12V系から駆動できるシステムが備わっているのだろう。電池はリアシート下に搭載されているが、負荷が重いために放熱等が再考されたようだ。フロントとリアモータをフルパワー駆動する場合があるかどうか解らないが、仮にあったとすると200KW程度の供給が必要になる。電圧が650Vあったとしても、その電流は300Aにも達し、電池から供給する電流はその2倍以上になる。通常の12Vバッテリでセルを回したとしても200A程度なのだから、いかに負荷が重いかがお解り頂けるのではないか。
電池の方はセル電圧が1.2V×8を1ユニットとして、これが30ユニット直列になっている。単体セルの容量は6.5Ahだから、フル負荷で100C放電?!たぶん電池のみからこの電流を取り出すことは難しいだろうから、結局はエンジンと発電機も稼働する事になるのではないかと思う。

◆ 問題の燃費はハイブリッドシステム非搭載車と余り変わらないようだ。モータの約180KW分の恩恵を受けていることを考えればそれでも良いのかも知れないが、コンベンショナルなタイプと比較して高速燃費はほぼ同等、市街地燃費でも3割ほど良いかなと言う感じだ。だからプリウス並みの燃費を期待すると幻滅することにもなる。せっかくのハイブリッドなのだから市街地燃費がもう少し良くなっても良いのではないかと思うのだが。一方で高速燃費が変わらないのは仕方がないことだ。エンジン自体はハイブリッド用だからと言って特別なチューニングがされているわけではなく、モータやバッテリがあったからと言ってそのパワーだけで連続走行できるわけではない。しかもブレーキをかける機会も少ないだろうから回生も出来なくなる。それにしても高速道路での燃費が10Km/l程度というのは、空気抵抗の大きなSUVだから仕方ないのだろうか。

◆ SUVはサイズに余裕があるために、苦労せずにハイブリッド化が可能だという。だがしかしコスト増はいかんともしがたく、市場でこれが受け入れられるのかどうか。その一方でトヨタ製ハイブリッドはポルシェのカイエンにも搭載されるようだ。大きく重く燃費の悪いSUVは例え偽善的(10・15モード燃費はかなり良くなる)であったとしても、ハイブリッド化で低燃費化しているのですよと言う謳い文句が必要な時代になったのかも知れない。