過去の雑記置き場

VAIO不調(8/31)

◆ なかなか調子が良いと思っていたVAIOType Tなのだが最近不調だ。突然、何の前触れもなく再起動してしまう。WindowsXPを突然クラッシュさせるのだから、さすがVAIOという感じだ。OSを入れ直せば、もしかしたら安定した状態に戻るのかも知れないし、戻らないかも知れない。
Windowsを入れ直すのは良いとして、その後のアプリ再インストールや環境設定が面倒だし… まあ何日かに一回再起動するくらいの方がVAIOらしくて良いかなと自分を慰めてみたり。

◆ LetsNoteにしてもThikpadにしても再起動などする事なく安定して動作しているのに、何故VAIOはダメなのだろうか。アプリ開発者に言わせると「VAIOでも動くソフトを作らなければいけないと言われる」ほど特殊な機械らしい。逆にVAIOで動くように作れば、他のマシンで動かない事はないのだとか。
SONY製品は一般的に特殊と言われているようで、先日もある人がSONY製携帯電話を買おうとした。ら、販売店の人に、SONY製は他と少し違いますが良いですか?みたいな事を言われたのだとか。その方は自宅PCもSONY製だというSONYファンで、やはり不安定さには閉口しているようだ。それでもSONY製品って買いたくなる魅力があるんですよねと話していた訳だが、せめて普通に使える製品開発を行ってくれたなら売り上げも利益率も上がるだろうに。
でもまあ、数年前の製品に比較すれば随分普通になったと言えるのだから正常進化かな。逆にその普通に動く様は根っからのファンを悲しませる?なんて事はないのだろうか。壊れてこそソニー、不安定でこそソニーみたいな。

◆ 遊びで使っているときに再起動されるのは我慢も諦めも出来るのだが、仕事のメールの返信中とか文書作成中に突然再起動されると、これはもうVAIOを床に投げつけたくなる衝動に駆られる。でも冷静に、好きでVAIO使ってるんだし… とか思って気を取り直すのである。前触れもなく再起動するのはメモリとかCPUが痛んだのだろうか。メモリはオンボードで512Kバイトだが、これはオリジナル仕様そのままで安物を増設したわけでもない。
ACアダプタだって純正品を使っているし、おかしなソフトをインストールした覚えもない。ま、VAIOにとって何がおかしくて何が好ましいソフトなのかは解らないけどね。WindowsにしてもOSだけの状態で動かしている分には安定だが、様々なアプリをインストールする度に不安定さが増していった。これもXPになってかなり改善されたが、同じようなものなのかな。それでもジョグダイアルが無くなって随分良くなった。SONY的にはこれを何にでも付けたかったのだろうが、結局はPCからも消え、携帯電話からも消えた。もちろんジョグ好きの人も多いわけだが、何せトラブルがねぇ… で、SONYとしても涙をのんでジョグのことは忘れることに決めたのだろう。



爆発を止めろ!(8/30)

◆ 某月某日、日比谷公園の真ん中に大型洗濯機大の物体が放置されていることが分かった。その物には「これはバクダンです」と書かれている。同じ頃、各マスコミにはFAXが送信されてきた。日比谷公園に置かれたバクダンに関してである。FAXには次のように記されていた。「このバクダンはGPS及び携帯電話網から位置情報を取得しています。場所を移動すると爆発します」「このバクダンは携帯電話網及び特定周波数の無線通信によって時限装置がロックされています。通信圏外では一定時間後に爆発します」「このバクダンには外部及び内部の気圧を測るセンサが内蔵されています。外気圧が900hPa以下になるか、内気圧が100hPa以上になると爆発します」「このバクダン内部には可視及び赤外光センサが取り付けられており、1Lux以上を検出すると爆発します」「このバクダンには温度センサが内蔵されていて、雰囲気温度が-10℃以下になると爆発します」「このバクダンには振動センサが取り付けられています。バクダン本体を破壊するような振動を与えると爆発します」「このバクダンを爆発させないためには電源の供給が必要です。コンセントを抜くと爆発します」「このバクダンの中味は20Kgのプルトニウムです」

◆ さてどうやってこのバクダンを停止させようか。中を開けて信管を外してしまえばそれで良いわけだが、様々なセンサによって開けにくいようになっている。他の場所に移動して爆発させてしまうにしても、放射線が大量に出ることを考えると処理方法として適切とは言い難い。バクダンはドラム缶を少し大きくしたような円筒形でアルミ製、蓋は20本のキャップボルトで止められている。蓋の上にはプラスチック製のレドーム形状の物があり、その中には無線系のアンテナが格納されていると思われる。バクダンを解体するにはどうしたら良いのだろうか。手始めには解体工場へ移動しなければいけない。まさか街のど真ん中で原爆解体を行うわけには行かないからだ。振動センサはどうやって誤魔化すか、GPSや携帯電話基地局からの電波はどうしようか。
あなたは爆発物処理班の爆発物のエキスパートであり、科捜研の力も借りてこの問題を解決しなければいけない。
残された時間は8時間である。それまでに解体が完了しなければ東京中心部は大変な事になる。



アンテナ(8/29)

◆ 26日の話関連で、最寄りの携帯電話基地局が(災害などで)使えないと仮定した場合、通常では電波が到達しないエリアの基地局に向けて携帯電話に外付けビームアンテナなどを接続すれば通信が可能になるだろうかとのお問い合わせを頂いた。最初にお断りしておくが、携帯電話に指定外の外部アンテナをケーブル接続することは違法行為である。でもケータイ用の八木アンテナやパラボラ(と、称しているがコーナリフレクタだろ!)を売っているのも又事実だ。これらアンテナの仕様を見ると15dBi近くのゲインを謳っているものもある。
ま、話半分3dB+を引いて10dB程度のゲインがやっと取れるかな、取れないかなと言う感じか。それでも移動機の内蔵アンテナに比較すればアンテナとしての性能はずっと上だ。なので、これらのアンテナを外付けすれば遠く離れた基地局の電波をキャッチ出来る… かな?

◆ 携帯電話基地局のアンテナはチルトビームと言って、斜め下方向に垂直面指向性が出ている。理由はゾーンエッジで十分な電界強度を取ると共に、隣のゾーンへの漏洩を少なくするためだ。特にFDMAのPDCなどではこの特性が重要になる。またチルトビームを使用する事によって基地局からの距離によらず電界強度を出来るだけ一定にしようという事もある。例えば800MHz帯を利用するauのcdma基地局では、基地局直下が最も電界強度が高いわけではなく、基地局から数百メートル離れた地点の電界が一番高くなる。そこからエリアのエッジに向かって徐々に電界強度は低下し、隣のエリアにを過ぎると急速に電界強度は小さくなる。従ってビームアンテナで隣のエリアの基地局を狙ったとしても、効率的に電波を捉えることが出来るというわけではない。ただし事業者は特定の基地局が壊れた場合には隣接基地局のチルト角やパワーをチューニングして、出来るだけエリアが広くなるようにするから、通常時よりは期待できる。

◆ では駄目なのか?駄目かと言われても、隣接基地局までの距離やアンテナゲインやその設置場所で何とも言えないのだが、余り高所でなければビームアンテナを向けて隣接基地局にコネクトする事が可能かも知れない。よし、災害時に備えてビームアンテナを買うぞ!と言う人は居ないだろうが、売られているアンテナは数万円もするのでご注意を。中華鍋とLNBでアナログBS放送を見ることが出来るなんて実験をしているところがあるくらいなので、いざという時には中華鍋の前に携帯電話を持ってきてクルクル回ってみるというのが良いのかも知れない。非接触型八木アンテナ実験?はF&Fでもやった事があるが、最近の移動機はアンテナ内蔵型が主流だしなぁ。



プレゼント,夏(8/28)

◆ 夏のプレゼント企画が秋になってしまった。google広告のクリック単価も低迷気味で、なかなかプレゼント企画を行えなかったというのが正直なところだ。今回のプレゼントの品はアンケート結果を基にして、バカラのグラスとキーホルダーにした。グラスは昨年冬のプレゼントとは違ったタイプでちょっとだけ涼しげ、かな。キーホルダーはメタルな感じのメタル品(笑)、どちらもFast&Firstの文字を入れたので、文字無しがお好きな方は一般店でお求めいただきたい。
毎週の発送は意外と面倒なので、9月1日から企画を開始して9月末に一斉発送しようかと思っている。でもなぁ、一斉発送となると結構な分量だよなぁ。グラス10個とキーホルダー50個… キーホルダーは定形外で送れるかなぁ。そうでないと送料が堪らないなぁ… とか、色々考え中である。バカラの方は壊れ物と言うこともあり、余り小さな箱では送りたくないので送料は仕方ないだろう。

◆ 今回はキーホルダーを加えたことでプレゼント総数を増やせた。と言っても千円以下で買えるようなシロモノではないんですよ(笑)。1ヶ月間に60個のプレゼントだから全員にとはとても言えないが確率1/10程度にはなるのではないかと思っている。抽選は前回と同じくランダムなのだが、複数回応募排除をどうしようか。サーバ上に応募データを溜めておくのはセキュリティ的に嫌な感じだし、ローカルPCに受信してからチェックをかけるのも面倒だし。人間がチェックするのはもっと面倒だ。でも何らかのチェックはしないといけないな。これも考えなくては。

◆ 前回は住所等の記入を必須とはしなかったのだが、発送時の手間から考えると最初から書いていただいた方がずっと楽なのだ。でもSSL対応もしていないページに個人情報を記入するなんてと嫌がる人だっていらっしゃるだろう。SSL対応に出来ない事はないし、勝手鍵を使えばアラートは出るが暗号化は行えてしかも無料だ。だったらそうしろよと言う声は確かに耳に届いているのだが今回はご勘弁を。設定変更とインストールをしている時間が惜しいのだ。なので、住所等をフォームに記入したくない方はメールでも受けるようにはした。ま、メールだから安全と言う事も無いようには思うけど。いずれにしても9月1日スタートに向けて最終準備中と言うお話し。



もっとパワーを(8/27)

◆ レジェンドに続いてフーガも280馬力超のエンジンを搭載してくる。最大出力333馬力のV8,4500ccで、既に北米ではこれと似た仕様で発売されているそうだ。排気量あたりのパワーを上げるのが得意な日本製エンジンだが、車両の性格等を考えれば、まあ妥当なところか。パワーは有って困ることはないので、低速トルクが寂しくならない程度にチューニングされていた方が宜しい。ホンダの場合には小排気量大パワーと言う感じでスポーツ系車両のパワーソースとしては魅力があるが、ゆったり系の車にはどうなのだろうか。もっともレジェンドは余り売れない車なので"テスト"の意味も多いのかも知れない。

◆ ガソリン価格が上がる中でハイパワー車の需要はあるのかとも思うが、実はこのレンジの車は景気やガソリン価格に左右されずに安定して売れるのだという。つまり、それらに余り関係のない層が買うと言うことだ。確かにパワーは有った方が良い。C180からSLに乗り換えると、何と楽なことかと思ってしまう。が、SLからC180に乗り換えてもそう大きな不満は感じない。それは"諦め"が脳内を支配するからだ。例えばSL600からSL500に乗り換えたとき、"諦めきれない"が脳内に充満していたから大変だった。何しろ100馬力も減ってしまったのだから、SL500の何と遅かった事か。SL600に比較すると多少は燃費が良くなったのが救いではあったが、高速燃費はそう大きくは違わなかった。街中でも排気量差の割合くらいかなぁという感じ。BENZも時期エンジンは4バルブに戻してパワーアップするという。ま、これは効率向上やバルブタイミング可変効果もあるから悪いことではないと思う。
以前であればハイパワー車が出れば即欲しくなっていた(笑)私なので、それから行けば500馬力超,80Kgm超えのトルクのターボ付きV12のSL600現行モデルなんか、なかなか良い感じなのだが6000ccにターボじゃ燃費がなぁ… などと考える落ち着きを備えた昨今なのだ。

◆ 街中でのゴーストップが多い場合の燃費は車重によるので、同程度の車重の車に異なる排気量のエンジンを積んだところでそう大きく燃費に差は出ない。と言うところから見れば軽い車に乗るのがサイフに優しいと言うことになる。が、先日乗ったビッツを見ると、コイツ側面から衝突されたらひとたまりもないなと思わせるほど不安感のある作りだった。メーカも前面衝突には力を入れるのだが、側面や追突に関しては表に出る性能でないだけに重視していないのだろう。
ハイブリッド車に軽量化を求めても仕方ないような気もするが、効率点で運転するエンジンで電池を充電し、溜まった電気で一気に(と言っても1分くらいはフル加速したいな)モータを回すような車があったら面白いかも。



防災(8/26)

◆ この時期になると防災グッズが値上がりしたりする。普段は気にとめない防災グッズや非常用食料など、メディアの影響もあって点検し、買い足したり買い換えたりするからだ。
で、賞味期限の切れそうな非常食なんかがおやつ代わりにされたりするわけだが、これが意外に美味しくないというか飽きるというか、まあ非常食なのだから仕方ないけど。最近は食料や水の他にラジオとか携帯電話の充電器も常備しましょうなんて事も言われている。
携帯電話の充電器も電池に頼らない太陽電池板が付いたヤツとか手動発電タイプなどを勧める傾向があるようだ。これは非常時に乾電池の入手すら難しくなるという理由からだという。と言っても太陽電池は光がないとダメだしなぁ… 災害は晴天時にばかり起きるとは限らないし。

◆ 私のお薦めは単三電池2本タイプ(DC-DCコンバータで3V→5V変換するタイプ)だ。これは電池付きでも千円以下で購入でき、自己放電の少ない単三リチウム一次電池と組み合わせておけば数年はノーメンテナンスで行けるはず。だったらカメラ用リチウム電池タイプの方が良いのではないかというご意見もあろうが、単三が使える所がミソなのだ。災害時にどの位携帯が使えるかだが、先月23日の東京の地震の際には都内を中心に「お待ち下さい」表示で携帯が使えなくなったそうだ。横浜でも中心部付近では携帯・加入電話共数十分から数時間に渡って使えなかったという。ちなみに自宅付近(横浜駅から西に数キロ離れている)では全く異常がなかった。携帯の使えない時間が長かった都内の駅などでは公衆電話に長い列が出来た。ドコモは最大で50%の規制(2回に1回しか発着信出来ない),auは最大87.5%規制、ユーザ減少で楽なはずのボーダホンも80%規制を行ったのは無線回線の容量ではなく、地上通信回線が細いからなのか。FDDのPDCならば物理チャネルの制限もあろうが、CDMA方式ならパケット通信くらい出来ても良さそうなものだが、音声とパケットを分離して輻輳回避をしているのはmovaのみでFOMAは音声を規制するとパケットも一緒に規制されてしまう。従ってmovaならば音声はダメでもメールくらいは使える可能性があるが、FOMAではこれもダメなのだ。来年度中にはmova並にするとドコモは言っているがどうなのだろうか。

◆ ラジオやTV付き携帯もあるが、一部機種は携帯ネットワークに接続出来ない場合にはTVやラジオの利用が出来なかったり制限される場合もあるのでご注意を。今の時代、miniSDメモリサイズのラジオ位出来そうなので、miniSDメモリカード代わりに差し込むと3gpオーディオファイルにラジオの音声ファイルが見えるものなんかあったら良いのに。選曲は3gpファイル名で行えばいいが、問題はAMラジオ用アンテナだな。

◆ お気づきの方もいるだろうが、このページの右側に地震速報を出している。これと同内容をmailで配信する実験も始めている。自分宛にはマグニチュード5以上の地震があった時のみ携帯に、それ以外はPC用メールアドレスに配信している。配信を無料メルマガ経由で行えば簡単ではあるが、たぶん本文より長い広告が入るだろう。ちなみに地震速報の有料サービスは存在し、料金は年間約千円〜月間1万円だそうだ。
無料で配っている所の多くは広告入りか無料のメルマガを利用している模様。F&F地震情報お知らせメールは実験段階なので配信の信頼性は保証出来ないし、関東に大震災が起きたら配信システム自体ぶっ壊れるだろう。また実験なので勝手にサービスを停止するかも知れない。もちろん広告等は掲載せず、情報のみを短い文章で配信している。気が向いた方は方は設定してみてください。



(8/25)

◆ 日本人はマグロが大好きだ。あっさりした赤身も中トロも寿司ネタの定番である。最近になってマグロの稚魚の養殖も可能になったようだが、相変わらず本マグロと言えば高級魚にランクされる。
マグロは泳いでいないと窒息してしまうらしい。泳ぐ事によって海水を取り込んでいるとか、そんな感じだろうか。その為に成魚を養殖するためには流れの速いしかも広い回遊スペースが必要になる。のだが、狭い範囲でマグロを沢山泳がせるとマグロ同士がぶつかって死んでしまう。どこの水族館だったか円形水槽の中にマグロを泳がせている所があったが、ここでもマグロ衝突事故は無視できない問題だそうだ。

◆ イカの輸送に関しては以前にも書いたが、水質や水温に敏感なイカはストレスによって墨を吐いて水を汚してしまう。水が汚れるとイカが弱ってしまってやがて死んでしまう。一匹が墨を吐くとそれによって連鎖的に墨を吐くイカが続出したり、或いはそれによる水質悪化などで全滅に近い打撃を受けたりするそうだ。そこで考えられたのが独居房によるイカ輸送である。イカをチューブの中に1匹づつ格納し、別々に海水を供給するというシステムである。確かにコストはかかるが、輸送中死亡事故を思えばマシなのだとか。これと同じようにマグロを筒の中に入れて海水をどんどん供給してあげれば、マグロは泳いでいるつもりだけれど実際には水の方が動くだけという養殖システムは出来ないのだろうか。もう一歩進めれば、マグロの尾びれをセンシングして水流を変えるなんて事だって出来そうである。養殖に生け簀その他は必要なく、養殖工場にはアクリルパイプが何百本も並んでいるという風を想像していただきたい。
その1本1本にマグロちゃんが入っている。水質管理や流速管理、餌の投入なども全て機械管理されていてマグロちゃんは快適な環境の中でどんどん育つ。

◆ なんて事が実際に出来るかどうか、私は専門家ではないので分からないのだが、このF&F式回遊魚養殖システムを利用すれば大型魚の養殖も可能になると思うのだけれど。水温や水質だって魚個別の制御が出来るから、育ち具合によってこの魚は黒潮風ねとかのきめ細かな成魚で魚も大喜びだ。(本当か?)魚は乱獲によって、或いは海流の変化によって漁獲量が大きく変化する。近海の魚を取り尽くしてしまった韓国漁船が日本海域内に入ってきたり、日本の密漁軍団がロシアの方に出かけていったりと国際問題にも発展しそうな勢いで魚を捕っている人たちもいるわけだし、自分たちで食うものは自分たちで育てるシステムが出来なければ将来的な食糧確保の観点から見ても厳しい問題になるのでは無かろうか。



日本語入力(8/24)

◆ ATOKに関しては過去に何度か書いている。現在使用しているのはATOK2005なのだが、コイツは「こと」や「くる」や「とき」が変換されにくい。
おそらく「いう(言う)」を通常ひらがなで書くお約束?のように、ことも漢字変換しないのが、もしかしたら正しいのかも知れない。
私の場合は字数を減らしたいと思うこともあるわけで(注:普通に変換すると「こと」はこのように漢字にならない)、その都度文節を切り直したりするのだが少々面倒だ。もしかしたらどこかの設定で変換の仕方を変えられるのかも知れないけど。

◆ 携帯電話の方は従来型T9搭載のPに比較すると一発で漢字まで変換してくれるNの何と使いやすい事か。例えば「134」と押して「あした」が出て来るのを期待するとする。ひらがな候補の中には「いした」とか「いさと」とかの候補が並んでいるわけだが、一体この語はどういう時に使うのだろうかと疑問になったりする訳で、しかも候補がひらがなで沢山並んでいるものだから捜すのが面倒なのだ。それに比較すると漢字が並んでいた方が分かりやすいし、新たに漢字変換した語は候補の中のトップに出てきてくれる(でもメモリが小さそうだからやがて消えるだろう)方が捜しやすい。当然の事ながら候補に出てこない漢字もある訳で、それはひらがなで出るか全く出てこないかだ。そこで発呼ボタンを押すとひらがなモードに切り替わるので目的の語を選んで漢字変換すればいい。アホなNEC製AI変換なのだが、以前の(或いはPの)T9よりは余程マシだ。

◆ 私は予測変換は使っていない。と言うか、N/Pの予測変換はカーソルキーの長押しというとんでもなく使いにくいシロモノだしT9使用時には全く役立たない。そもそもT9自体が予測変換みたいなものだからT9の機能の中に予測変換を採り入れた方が良さそうな気がする。ポケベル世代も歳を取ったと言う訳で、2タッチ入力を愛用する大人も増えた。文字を2桁の数字で入力するのだからT9よりは(単純)効率が悪いが、数字キーを押しまくる方式よりはキーストロークが少なくて済む。T9は候補に目的語が出てこない事もあるが2タッチ(ポケベル方式)ならば絶対その語が入力できる。ただしポケベル世代でなければ使いこなす事の出来ないワザだ。(新たに語と数字の対応を覚えるならば別だが)このため、2タッチ入力方式自体をサポートしていない携帯電話もある。が、大人になったポケベル世代が商品企画を行う立場になってくれば、今は減っているこの入力方式が脚光を浴びる日が来ないとも限らない。



人口減少(8/23)

◆ 朝の通勤時間帯と言えば、それこそ電車に乗れないほどの混雑になり、実際私も列の後ろに並んでもその列車に乗り込むことが出来ずに次を待つと言うことを経験してきた。最近ではそれが幾分緩和傾向にある。列車ダイアの最適化や高速高効率輸送が功を奏したのかと思っていたが、実は旅客数自体が減少に転じているという話だ。就労人口が減少すると共に、地価の下落で都心周辺に住む人が増えたからなのだそうだ。日本の人口自体は数年後には減少に転ずる。人口減少よりも速い速度で進むのが就労者の減少だろう。これは鉄道の混雑を緩和し同時に収益悪化を招く。

◆ 道路公団は景気悪化のために交通量が予想より伸びず、それが借金返済に大きな影響を与えていると言う。しかしこれ、景気悪化の影響も無視できないとは思うのだが人口あたりの年間平均走行距離の減少が高齢化と共に進んでいるとは考えられないのだろうか。物流の効率化などによってトラック輸送は増えているのかも知れないが、行楽シーズンや年末年始のマイカードライブは増えているのだろうか。
あれはいつ頃だったか、夏の東北縦貫道は東京から仙台あたりまで渋滞する事も普通だった。今でもお盆シーズンには渋滞が起きるものの、以前より渋滞距離は短くなっているような気がする。これが片側3車線化の恩恵なのかETCの恩恵なのかと考えを巡らせるのは公団関係者と政治家だけで、実は通行量自体が減っているのではないのか。

◆ 輸送システムや保険など、人口増加を前提とした仕組みが崩壊に向かっているような気がする。バブルの頃にはオシャレな街としてもてはやされた神奈川県川崎市の山側。TBSのドラマの影響もあって駅から離れているにもかかわらず随分高額な戸建てやマンションが建設された。しかし今は過疎地帯である。銀行は出張所に格下げされたあげく廃止の道をたどり、商店街もシャッターを閉めた店の抜け殻が目立つようになった。ニュータウンと呼ばれる団地地帯も同じで、少子化と人口減少によっていくつかの学校は廃校となった。廃校と言えば過疎の村を思い起こすが、今やニュータウンも過疎の村へと進んでいるのだ。

◆ 都内でも同じ事は言える。転勤族が住むような都心のマンション地帯は小中学生が不足している。
一方で家族向けマンション地帯では学校が不足する。たった数キロしか離れていない場所なのに、一方では生徒が足りなく、一方では学校が足りない。生徒が足りない地域は、子供にとって、いや、子供を思う親にとって住みにくい街だと言うことだ。だから子供の数が減り、学校存続の危機になる。高層マンションと子供の成育の問題も叫ばれる中、更に少子化に拍車がかかれば過疎化がいつやって来ても不思議ではない。



プラスエリア(8/22)

◆ FOMAプラスエリアはどの程度有効なのか。少なくとも桜木町(横浜駅の次の駅、ランドマークタワーの最寄り)では800MHz帯は使われないようだ。
これは2GHz帯の受信が不可能な環境でFOMA移動機が圏外を示すことによって確認できる。横浜駅周辺だとちょっと違う感じで、2GHz専用FOMAが圏外ギリギリを示すヨドバシカメラマルチメディア館の奥の方でもデュアルバンドFOMA移動機は何かの拍子にアンテナ表示が3本になる。ただしこれが800MHzへの切り替わりを意味するのかどうかは分からない。小型800MHz検出器でも持ち歩いていれば分からないことも無かろうが、そんなものをストラップにするほどマニアじゃないし、そもそも800MHz対応BTSは全国に7百台強しか無いのだから。

◆ そもそも800MHz帯FOMAはどの周波数帯を使っているのだろうか。2012年以降のバンドプランにそのまま適合可能な周波数も無くはないが、ドコモの場合は上りが830MHz〜845MHz,下りが875MHz〜890MHzの予定である。下りに関しては現行の870MHz〜885MHzという広いバンドがうまくオーバラップしてくれるが、上りは838MHz〜843MHzしかない。843MHzから上はauが使っているし838MHzより下はディジタルMCA用の4MHz幅で、その下はauが2MHzを使い、その下は空港無線… と言う具合に細切れだ。しかもW-CDMAは5MHz幅を1物理チャネルとして使うから、中心周波数をピッタリ合わせていかないと使い勝手が宜しくない。もしも新バンドプランに合わせずに現行バンド内に収容するのであれば、下りの875MHz〜890MHzとペアになっている上り周波数である925MHz〜945MHzを使えば良いという話になる。

◆ と、考えているより測ってみれば良いんだけどね。
プラスエリアの地域にスペアナを持っていって発呼すればすぐに分かる事だ。いや、デュアルバンドの移動機を解体してみても分かるかな。報道資料を読み返してみると、2012年からの新バンドプランに沿った5MHz(×2)をFOMAで使いたい風に書かれている。と言うことは、やはり下りに880MHz〜885MHzを、上りにはそれとペアである835MHz〜840MHzを使うのか。そうすると834MHz〜838MHzのMCAは既に使われていないと言うことなのだろうか。MCAは1.5GHz帯にシフトしている感もあるので良いのだろうか。そもそもこの2MHz幅は切れっ端みたいなもので、850MHz〜860MHzの10MHzバンドの方が使いやすいはず。

◆ 800MHz帯で1チャネル、2GHz帯で3チャネル使っても4000万ドコモユーザを収容するには厳しいだろう。800MHz再編後ならば合計6チャネル/30MHz幅となるからPDCで使っている帯域とほぼ同じだ。いや、PDCの方は都市部のみとはいえ1.5GHzの4MHz幅もあるか。いずれにしても帯域は不足しそうだ。現在ドコモが使用している800MHz帯は約30MHz×2だが再編後はその半分しか割り当てられなくなる。となれば、2GHz帯を上に浸食してVフォンとの隙間を埋めるか、下に浸食してauとの隙間を埋めるかだ。或いはVフォンとの隙間を埋めた後でVフォン用割り当て帯域そのものを奪い取る作戦だってありうるかも知れない。この辺りをVフォンは危惧し、MVNOなども導入しながら利用帯域を増やして周波数確保を行う模様だ。



Vitzに乗る(8/21)

◆ 先月の中頃だったか、全国オカルト会(うそ)主催によるドライビングセミナーが開催された。
ま、詳細は掲示板等々の書き込みから推測していただくとするが、とにかくその集合場所に私はいそいそ?と出向いたのであった。集合時間が午前3時と言うこともあり、横浜を0時過ぎに出発。浜松は静岡あたりかなぁと思っていた私だったが、実は名古屋に近いという、走行距離200Kmオーバの眠いドライブとなった。セミナー(便宜上こう呼ぶことにする)はVitzを運転して燃費を計測するというもの。テストコースは一般道路でアップダウンも多いが60Km/h前後で走行できる往復12Km程度の道だ。

◆ そもそも運転する人間も違えば平均速度も運転の仕方も道路状況だって違うのだから燃費は相当ばらつくかと思ったのだが、これが意外に5%程度の範囲に収まったのである。渋滞が一般的な都市部だったらこうは行かなかったと思うのだが、定速走行に近いドライブが出来る道路状況だと意外に燃費は一定なのか。その燃費の絶対値は25Km/l程度。Vitsって燃費良いんだな。
エンジンルームには1000ccの4気筒エンジンが収まり、排気管なんかとっても細いけれどたこ足風味になっているではないか。横置き4気筒の割にはアイドル振動の室内進入もそう大きくはなく、車内や作りの安っぽさは仕方がないが車として見ると意外と悪くないのである。

◆ それは運転してみても言えて、ステアリングの剛性不足と不確実さはトヨタの、と言うか国産車のそれなのだが、ブレーキやアクセルのフィールは違和感がなかった。特にブレーキはリニアな範囲も広く、少なくとも日産車よりはずっと良いし少し前に乗ったウインダムよりもマトモだ。ペダルの位置やオフセットや大きさは踏みやすいとは言えないが、これは慣れの問題だろう。センターメータはさほど見にくくはない。
車に乗り始めて最初こそいつもの場所にメータを探してしまうが、やがて視線を左にずらしてメータを見る事に慣れる。視線を上下に動かすか左右に動かすかの違いで、センターメータの方が見やすいとは思わなかったが見にくいとも思わなかった。

◆ 走行距離の出ている車だったのでショックアブソーバは既に単なる筒と化していた感があった。
おそらく新品に交換すれば締まった乗り心地を提供してくれるだろう。ボディー剛性自体はさほど低いとは思わなかった。絶対的に軽い車なので設計が楽だったのか。ハリアーなどより余程剛性感があるのではないかと思ったくらいだ。
と言うわけで、Vitzの印象は悪くはなかった。ゴテゴテと飾りの付いたファミリーカーやワンボックスより余程出来が良いと私は思った。もっともファミリーカーやワンボックスを買う層はこれでは満足しないのだろうな。剛性やブレーキフィールを犠牲にしても、高級そうに見える内装やアクセサリを付けないと。



管理はシステム側(8/20)

◆ Felica機能内蔵電話で会員カード等々を代用させる場合、機種変更や携帯電話の紛失或いは故障などの場合の扱いが気になる所だ。電子マネーEdyはカード(携帯電話)側に残高が記録されているので、それを移動するには一旦どこかに預けるような操作を行わなければいけない。ちなみにこれは有償で提供されるサービスだ。別の方法で金額を移動できるようにする話もあるが、これが機種変更や故障の際の電子マネー移動に使えるかどうかは解らない。そもそも電子マネーなのだから残高はローカルにあるべきであって、だから店側が簡単な設備(オンラインになっていなくても)で使えるわけだ。これがセンター側に残高を持つデビット方式だと店側に通信設備が必要になる。

◆ JALの会員カードの場合、それを使う場所が限られている事から情報の多くをセンター側が持っている。従ってJAL独自の電子マネー(空港の売店などで利用できる)も残高はセンターが管理している。その意味ではデビットカードやクレジットカードのような感じだ。従って携帯を無くしたり壊したり壊れたり機種変更した場合の手続きも簡単である。一見携帯電話内に入っている風な電子マネーは、専用のアプリを削除する事によってセンターに戻った風に見え、新しい携帯にアプリをインストールした時点で再び電子マネーがその携帯の中に入ってくるように見える。が、実際には全てセンター管理になっていると言うわけだ。

◆ 電子マネーにしても会員情報にしても、故障や紛失や機種変更などの事を考えればシステム全体が複雑化し、導入コストが上がる。それでもチケットレスで航空機に乗れるのは便利だ。オンラインで予約し、オンラインでチェックインし、ICカードでセキュリティゲートをくぐりICカードで搭乗口を通過する。JALの場合はICカードでもFelica機能内蔵携帯でも、両方が常に使えるとの事だ。なので携帯電話とカードと両方を持っていれば片方を無くしたり壊したりしても良いというか、そもそもICカードを携帯するなら携帯電話にその機能をインストールしなくても良いのではないかという話になったりして。
残高照会はカード機能をインストールしなくてもWeb上で見る事が出来るしなぁ。他の航空会社や会員カードの場合がそうであるかどうかは解らないが、たぶん似たようなシステムなのではないかな。



ビデオ(8/19)

◆ GR-DVX5というVictorのハンディービデオ、そもそもハンディービデオは使う機会がそう多くはないのだが使おうとしたら壊れていたという、まさに良くある場面に出くわした。それ以前は松下のアナログハンディービデオを使っていたのだが、コイツは丈夫だった。電池がダメになって交換はしたが、本体は故障と無縁だった。
唯一不便だと感じたのはバックアップ電源用の電池寿命が極めて短いこと。本体にバッテリを装着していればそこから電源供給されるから良いのだが、バッテリを外しておくとボタン電池がすぐに無くなってしまう。これが故障と言う事であれば納得も出来るのだが、仕様となると設計を疑わざるを得ない。

◆ ビクターの方に話を戻そう。まず最初の異常?は電池がぶっ壊れたこと。これは電池の寿命なのかなと思わないでもなかったのだが、その電池を眺めてみると膨らんでいる。リチウムイオン電池が膨らむのはちょっと気分が良くない。
当然その電池は使えなくなった。電池が装着されている事はビデオが認識するし充電モードにもなるが電池動作はしない。仕方がないので電池を買ってくる事にした。スタンダードサイズでは保ち時間が短すぎるので大容量と称される2倍の容量の電池を買うが、容量は2倍なのに体積は4倍くらい有るんじゃないのという、おかしなバッテリだ。大きさ=容量みたいな感じがユーザにあって、小型大容量のバッテリは質感に乏しいのだろうか。それとも汎用サイズの電池ユニットを詰め込んだだけなのだろうか。中身的には円筒形の電池が2本入っているような雰囲気もある。

◆ 電池を交換して無事動くようになたかというと否だ。バッテリエラーなる表示が出て動作しない。バッテリを一旦外せと表示が出るが、外して再装着しても何も変わらない。バッテリを外して外部電源で動作させてもバッテリを外せとワーニングが出る。バッテリそれ自体を認識していないのか?それとも電圧チェック回路の設定値でもズレてしまって、外部電源動作だろうがバッテリ動作だろうが関係なく「バッテリを外せ」になるのか?いや、電圧検出回路が異常なのだったらバッテリを外せではなく「電源が異常です」程度のメッセージにはならないのか。
なんだかよく解らないけれど、とにかく使えなくなってしまった。せっかく高い電池を買ってきたので捨てずに修理に出すかなぁ。使用頻度が低いから修理完了しても、次に使うときには又壊れていたなんて事にはならないかなぁ。



来月から(8/18)

◆ 来月からauもSIMカード対応移動機にシフトし始めるようだ。W-CDMA陣営は既にGSM等では一般的になっているSIMカードを使っているが、2Gから何となく3Gに移行してきたauはこれへの対応が後手に回っていた感がある。しかし時代の流れなのか、来月発売予定のWIN端末(W32SとW32H)からSIM対応になると言う。これを採用する一つの要因としてWIN端末はグローバルパスポート機能が(今のところ)無いこと、グローバルパスポート(国際ローミング対応)移動機はコストがかかるために全機種対応にはなっていない(と言うか一社だけしか対応していない)事があるだろう。そんな時にSIM対応ならばGSM移動機にこれを差し込んで国際ローミングが簡単に行える。

◆ au機では従来から機種情報を送出出来る仕組みになっていて、加入者番号(電話番号)と利用機種を別々に管理できる仕組みは出来ていた。FOMAなどでもこれは行われているから、ダウンロードしたアプリや着メロはSIM情報と紐付けられている。
要するに他人のSIMを借りてダウンロードした情報は自分は使えないと言う事なのだ。これは移動機情報を意識してサーバに渡さなくても、移動機内の処理としてもロックがかかる仕組みになっている。そうでもしなければ月額○円で着メロ取り放題なんてビジネスモデルは破綻してしまう。しかしauのSIMはSIM無し移動機に一旦これを挿すと、移動機がSIM情報を記憶してしまって他の(auの)SIMを寄せ付けなくなるのだという。これを解除するにはauショップで機種変更手続きを行わなくてはならず、auは2千円の儲けとなる。機種変更に要する手間よりも儲けの方が充分大きく、SIM化によってこの儲けを手放すのは惜しいというわけか。

◆ 数年後に控える周波数再編への柔軟な対応をSIMによって実現したい思いもあるだろう。800MHzの従来バンド対応機から新バンド対応機へ、或いは2GHz対応機へのシフトが一斉に起きたらauショップは大変なことになる。それでなくても急増した加入者数に耐えられなくなった管理システムがダウンして、新規登録が遅れたり出来なくなったりという事態がこれまでにも起きていたのだから。周波数再編よりも以前の、おそらくは来年の今頃には実施されるであろうMNPにも関係する。大方の予想ではドコモからかなりの加入者がauへ流れ込むと見られていて、管理システムそのものを簡略化出来なければ混乱が起きそうな勢いなのである。そして前記特定移動機には特定SIMをという策は、移動機の使い回しを面倒にしてインセンティブモデルを破綻させない(本当か?)効果もあるのだとか。

◆ 各事業者がMNPに向けてどんな秘策を打ち出してくるのかはなかなか見えて来ないが、私を含めた継続利用者は継続利用期間がリセットされてしまう事をデメリットと感じるかも知れない。もっとも5年を超えて使っていたとしても高々15%(ドコモ,11月から料金プランを変更すれば25%まで割り引かれる)でしかなく、だったらauの1年目から15%引きと同じではないかと言われればその通りなのだ。そのauは6年目にリミットの2割引(WIN),3.5割引(1X)に達する。エリア展開もサービスも現時点ではauの方が上だと思うのだが、唯一中高生に支持されないであろう点としては、勝手アプリと呼ばれる自作BREWが実質製作できない事か。
例えば私にしてもフリーのフルブラウザやTelnet,POPメーラなどを使っているわけで、これが無くなるのはちょっと痛いなとも思ったりする。有償ゲームに限ればBREWでもかまわないとは思うのだが、果たしてそれを期待する層はどう思うのか。
Q社のチップを使うFOMA移動機はBREWの上でjavaVMを稼働させるという。auもそれらのことを考えても良いのではないだろうか。



地図(8/17)

◆ 電子地図は各社から様々な種類のものが発売されている。私がPC用電子地図に初めて触れたのはVAIOTにプリインストールされているオンライン地図だ。
これは地図データをネットワーク経由で取りに行くという、HDD負荷の低いものだが出先などで高速回線が使えないと実質的には役に立たない。それでも無料使用期間中は便利に使わせていただいていた。
カーナビ並みというか、それ以上の情報量があるので出先の確認などが便利に行えるからだ。確かにオンライン地図もだいぶ使えるようにはなってきたし詳細図まで網羅しているし、javaを使ってグリグリ動かせるものもある。しかしこれも通信回線が確保できている状態でなければ使えない。でもこの都市部の詳細航空写真は凄いな。月面も凄いけど。

◆ 一度これら地図を便利に使ってしまうと、使用頻度自体は高くはないが無いと不便だなと感じる事も。オンラインバージョンに金を払って継続利用手続きを取れば良いのだが、オンライン地図は出先で使いにくいしなぁ。そこでゼンリンのDVD入り電子地図を買ってきた。1万円もするその地図が果たして高いのか安いのかはよく解らないのだが、紙の地図よりは余程見やすいと思う。地名検索や路線検索、ルートガイドには自転車走行モードもあったりして面白い。自位置をGPSで表示するなどの機能もあるようだが、私はGPSインタフェースカードを持っていないので分からない。地図のデータは全国分が1枚のDVDに入っているのだが、地図によってはDVD数枚組という凄いボリュームのものもある。DVDをドライブに入れておけばさほどタイムラグを感じず詳細図まで表示することは出来るが、データをHDDに移しておけば更に快適だ。詳細図にするとバス停の位置まで描かれている。が、バスの停留所名は入っていない。この辺りはもしかするとマップルの方が情報量が多いのかも知れない。施設名なども入ってはいるが、全ての店名が分かるわけでもない。

◆ スクロールホイールでのズームは快適で、普通レベルのCPUパワーと描画性能があれば不満を感じる事は少ないと思う。ルート検索もカーナビなどに比較すると高速。なのは、Pentiumパワーのおかげかな。3D表示も出来るし、そのままスクロールさせてもカーナビとは比較にならないほどの速さで建物がすっ飛んでいく。3D表示ならば航空写真型電子地図の方が面白そうではあるが、アイツはデータ量が凄いのと全国主要都市の中心部付近までしか高解像度の絵がないのが残念だ。だったらGoogleの航空写真で良いかな、みたいな。大手地図屋さんの地図ソフトにはそれぞれ特徴もありどれを選んだらいいのかおおいに迷う。安いものだったら失敗しても良いかなという気分にもなるのだがそうでもないし。ちなみに私はこちらのサイトを参考にさせていただいた。

◆ このソフトのインストールで驚いたのはその時間だ。
DVDから詳細地図データをPCに移すのに5時間ほどかかってしまった。凄く大量のファイルの影響と総容量が効いているのだろうが、地図データのインストールは寝る前にセットしておくというのが基本なのかも。最初は地図データをローカルマシンではなくファイルサーバに置いてノートPCがオフラインの時には詳細図無しで使おうかと思ったのだが、ローカルディスクかDVDかしか利用できないような感じである。ま、通常以外の設定とか云々を行えば出来ない事はないと思うのだが、そこまでする必要もないのでノートPCに詳細図まで入れてしまった。今時のHDD容量に比較すればDVDの7Gバイトなんて何と言う事はない… と、軽く思えるほどの容量でもないのだが仕方がない。



消えたアプリ(8/16)

◆ そのアプリのあり場所を私は知っている。NECサイトのアプリのコーナにあるのだ。だがしかし、正常ダウンロードが出来ないという移動機のバグを隠すためか、メニューアイコン一括設定アプリのダウンロードが停止された。そこをブックマークしていた私は直接そこにアクセスするも、サーバが混み合っているというメッセージに蹴られるように設定されている。ふ〜ん、敵はこういう手に出たかという感じ。

◆ 翌日ドコモショップに行くと回答が用意されていた。「メニューアイコン一括設定アプリは未だ公開されていません。いつ公開されるのかも分かりません」だと。ふ〜ん、見え透いたこと言ってくれるではないか。その情報源を確かめるとドコモであると言い、ドコモがNECに聞いた結果の回答だという。私はドコモショップのその店員に言ってみた。ドコモのホームページで公表されている機能が、発売後1ヶ月近くも経っているのに未公開だと言われて信じられますか?と。店員さんの言うことには、そう言われても未公開なものは未公開で、それ以上のことを聞きたければ自分でドコモに聞きなさいと言う。
ドコモに聞けとは何事か。機種変更も修理も料金支払いも行えるドコモショップで、詳しくはドコモに聞けなんてよく言えたものだ。で、店員さんに、○○さん(店員さん)がこう言っていましたと言ってドコモに聞けばいいのですね?と言ったら彼の顔色が変わった。

◆ 店員さんに、件のアプリは公開されていた事、移動機のバグ隠しのために今は隠蔽されている事を話してあげたが、たぶん彼には通じなかったのだろうな。「客の言うことは信じるな」と(客には決して見えない字で、大きく)店内に貼り出されているのがドコモショップだから。しかしホームページに書かれている機能が実質的に使えないのは問題ではないですかと突っ込んだ。それに関するアナウンスも何もないのに、いつから使えるようになるかさえ未定と言われて、ハイそうですかと納得できますか?と。店員さんはマニュアル通りに「追って調べますがすぐに結論は出せないと思います」と言った。ま、調べる気など無いだろうし、客が問い合わせれば「現在調べております」と答えればいいだけの話だ。客の話を全て聞いていたらきりがないという事はあるだろう。しかし携帯電話屋として、或いは店員さんとしてのスキルが十分であれば馬鹿げた答えなど出さないはず。MNP時代に突入すればショップの対応も変わるのだろうか。いや、ドコモ本体が変わらなければ無理かな。
そうそう、そのドコモ本体にも聞いてみたがこちらはもっと潔く?「そのような機能は最初から提供されておりません」だと。ホームページの記述は「プリセットされているものを切り換えられると言う事であり、任意のものに一括変更できる機能はない」とおっしゃる。だったらFも同じじゃないですか?NとPとSHだけを特筆するのはおかしくないですか?と言っても「貴重なご意見有り難く承りました」と軽くかわされた。その後件のアプリは再公開される事になる。
何事もなかったかのように。
ドコモは個人情報を流出させる事はあっても、ユーザにとっての重要な事項は決して口にしないという厳しい社内規定があるようだ。



バグ(8/15)

◆ N901iSの話の時に書いた、NEC製iアプリに関する後日談とやらはいつになるのかとご意見を頂戴した。私自身そんなことはすっかり忘れていたので思い出してみると… N901iSを入手してドコモのサイトを見ると、90iiSシリーズの主な特徴として、【※ メニューアイコン一括設定機能対応機種はN901iS,P901iS,SH901iSの3機種です】と書かれている。
一体どうやって一括設定するのだろうかとN901iSをいじくり回すもよく解らない。で、NECのサイトに行ったら専用アプリがダウンロード出来るとなっていた。このアプリを使用してメニューアイコンの一括設定を行うわけだ。これはPのジャケットコーディネータタアプリと似たようなものなのだろうか。さっそくこれをダウンロードしようと試みるも「ソフトに誤りがあります」とダイアログが表示されてダウンロードできない。メーカサイトにある専用アプリなのに一体これは何なのか。

◆ では全てのN901iSでダウンロードできないかと言えばそうではない。色々な情報を総合すると、新しい(つまり、初期出荷分ではないと言うこと)ファームが書かれているものか、或いは他のアプリをダウンロードする前にメニューアイコン一括設定アプリをダウンロードすれば使えるようになるらしいことが分かった。そこでドコモショップに状態を報告(親切!)に行くわけだが、ドコモショップの対応にはいつもイライラさせられる。なので対応してくれた店員に「メニューアイコン一括設定はどうやって行うのでしょうか?」と質問してみることにした。店員さんは少しお待ち下さいと言ったまま店の奥に姿を消してしまう。そのまま20分も待たされたあげく店員さんは「Nは出来ません。出来るのはPです」と言う。何をおっしゃるウサギさん。あ、ウサ耳は付いてなかったけど、ドコモのホームページにはNとPとSHは出来ると書いてあるではないですかと教えてあげる。と、店員さんは又奥の方に姿を消して20分、私もいい加減飽きてきたのだが仕方がない。お待たせしましたと機械的に発しながらやってきた店員さんは「アプリのダウンロード先が分かりません」とあっさり言う。もう少し調べますので…の言葉が終わらないうちに、又店の奥に行ってしまった。

◆ 更に20分以上が経過しただろうか。店員さんが戻ってきて「分からないので確認して電話します」と。だったら最初の20分の時に言ってくれと… も、言えないな。私も少々意地悪しているわけだし。でもまあこうして勉強しないと駄目なのよ、アルバイト(らしき)オネーさん。私は又明日来ますからちゃんと調べておいてくださいと強くお願いして店を後にした。
続く…



着陸(8/14)

◆ 飛行機を着陸させるのは意外に難しい。と言っても私が実機を操縦したわけではなく、あくまでもゲーム的シミュレータでのお話しだ。車と違って航空機は三次元空間を自由に移動できるわけだから、左右に移動するだけではなくて上下の動きも考える必要がある。おそらく自動制御の効いた航空機であれば向きを変えるとか高度を変える事が、さも単独で出来ているかのごとく操縦することが出来るのではないかと思う(極端な話、自動操縦の目的方向ノブを回す程度で)のだが、それらの付いていない小型機などは結構大変だろう。向きを変えようとすると揚力が変わって高度が変わる。旋回しようと思ったら機体を傾けなければスリップが大きくなるばかりだ。大きな飛行機になると、それこそ大型トレーラでも運転しているかのごとく機敏な反応とは無縁になってしまう。小型機や戦闘機などだったら旋回レスポンスは良いだろうが、戦闘機となると飛行速度が速いからその点で大変だろう。

◆ アニメの名探偵コナン劇場版(いつ上映されたものか忘れた)は女子高校生である欄がジャンボジェット機を埠頭に着陸させる(!)という荒技、いや、快挙を成し遂げるストーリーだ。
しかもこの航空機、片肺である。空港への着陸失敗でエンジン一つを地上に落っことしてしまったのだ。当たり所が良かったのか、翼を壊さずに綺麗にエンジンだけが脱落した。エンジンが脱落した事で燃料も失うことになる。ご丁寧に燃料を仕切っているバイパスバルブまで(アクシデントで)開かれていたからだ。残りの燃料が少なくなり、空港までは飛行できない。一旦着陸を決意してエンジンを落っことしちゃった空港は(エンジンが落ちちゃっているので)閉鎖されている。ま、私だったら航空管制無しでも埠頭に降りるよりは空港に降りたいけど。

◆ で、まあ、そんな訳で埠頭に着陸することになる。航空機から見ると立派な飛行場ですら「あんな所に着陸できるのだろうか」と思うほど小さく見える。それが埠頭である。何度も書くけど。ILSだって無いのにどうやって進入するんだ。計器飛行は計器飛行しないといけない場合があるからの装備であって、有視界飛行が基本の超小型機なら埠頭にでも道路にでも、もしかしたら降りられるとは思う。でも相手はジャンボジェット機ですよ、あの大きな。コイツを埠頭に高校生が着陸させるのだから、展開としてはタイムマシンよりも無理があるような… 私としてはコナン映画はアクションより推理の方が良いと思うのだけれどマンネリ打破のためだったのだろうか。



ワープ(8/13)

◆ 先日はタイムマシンに関して書いてみたが、タイムマシンと共にSF物語になくてはならないのがワープだ。遠く離れた空間に、瞬時に移動する手段としてワープ航法?が使われるわけだが、現実にこれを行うのはタイムマシンを作るのと同じくらい大変なことだろう。
外から見てワープしたように見える宇宙船を造る事は、もしかしたら出来るかも知れない。
宇宙船を亜高速で飛ばせば宇宙船内の時間の進み具合とそれを外から見ている側の時間の進み具合に差が出来るからだ。これは実際GPS衛星でも観測することが出来て、衛星内部の原子標準の周波数は地上で観測するそれよりわずかに周波数が低い。しかしこれでは駄目で、宇宙船内の時間は宇宙船内では普通に進んでいるわけだから100万光年かかるところまで行くには100万年以上を費やさなければいけない。映画エイリアンでは冬眠的手法によって人間を長寿命化させる試みが行われている。
もしも劣化する事無く人間を冬眠のような固定が出来れば、何百万光年の旅だろうと関係はない。

◆ 映画スターウォーズではファルコン号が光速を超えて飛んだと思うのだが記憶に定かではない。ま、光速を超えられたら、そこには別の世界があるかも知れないから我々の常識で物事を語ることは出来ないが、タイムマシンよりワープの方が素直に受け入れられる(私の場合)のは、それがタイムマシンよりも現実離れしているからなのかも知れない。
現実離れはしているが、現実的にどうやって時空を歪ませるのかと言うことに関しての議論も行われている。この中には様々な考え方があって、どれも最終的には破綻してしまうのだが仕方がない。4次元というとらえ方をしないとうまく説明が出来ないような事なのだから。3次元の人たちが4次元に関して語ると言うことは、リンゴを食った事も見たこともない人にリンゴの味を言わせるようなもの。

◆ 遠くまで素早く移動するには移動速度を上げるか移動距離を短くしなければいけない。そもそもここが3次元的思考なのだが、速度の最大値が光速で制限されるとすると残るは空間を縮める方法だ。空間を折りたたんで重ねてみたり、空間そのものを反射させてみたり、或いはもっとダイレクトに3次元ではない別の空間で近道をしてみたり。ワープした先がどうなっているかはスターウォーズにしても宇宙戦艦ヤマトにしても計算したりするようだ。
ワープ完了地点に星なんかがあったりしたら大変なわけで、でも事前にそれが計算できちゃったりする所が十分に凄い。

◆ ワープか何かを使わなければUFOが地球に来られない事になり、従って何らかの高速空間移動方法があるのだとの話もある。でももしかしたら宇宙人の平均寿命が200億年位なのかも知れないけど。3次元空間の我々が机の上に乗っているものをちょっと動かして持ち上げただけでも、二次元空間の人(そんな人がいれば)から見れば瞬時にそれが消えることに他ならない。二次元空間の人はおおいに考え悩むわけだが、二次元空間的思考では三次元空間というそのものの概念が無いのだから理解には至らない。



ターボ車(8/12)

◆ ターボチャージャ付き国産車はずいぶん減ってしまった。一時期三菱自動車は、全車種ターボ付きにすると言っていたくらいで、それこそ軽自動車から中型車までターボ全盛の時代があった。国産ターボ車と言えばセド・グロの功績を忘れることは出来ないだろう。低速はスカスカで、ある回転数を超えると突然ターボが効き出すようなセッティングではあったし、スタートダッシュたるや4気筒プロパンタクシーにも負けるほどの情けないトルクとハイギアードセッティングだったけれど、もしも日産がターボ搭載車を市販しなかったらその後の自動車社会は今とは異なった形になっていたのかも知れない。

◆ ターボは(以前の)税制面でも有利に働いた。
排気量で実質的な税額が決まると言って良い状態では、小排気量エンジンに過給器を付けるのがお得だったわけだ。しかしその後ターボ車は減少することになる。一つは排ガス規制の影響が無視出来なかったのだと思う。いくら10・15モード排ガステストの時にはターボが(ほとんど)効かないと言っても、全開走行時などで触媒その他に与える影響は無視出来ないのではないのか。もう一つは燃費の問題があるのかも知れない。過給すれば大きな出力と引き替えに大量の燃料を必要とする。
特に国産ターボ車はガソリンの気化熱によるエンジン冷却を期待するため、高負荷高回転時のA/Fは10 1に近づくようなセッティングになっている車すらある。今時のワンボックスカーならば過給器を付けてトルクを稼ぎたい所なのだろうが、一度消えてしまったターボ熱はなかなか盛り上がらないだろうし、そもそもグリルはデカイが内部はギッシリのワンボックスカーのエンジンルームにターボチャージャなんかぶち込んだら車両火災の危険性が今よりもっと高まってしまう。

◆ 今時のターボ車と言えばハイパフォーマンスカーに限られるという、まあいわばそれが当然みたいな使われ方をしているのだが、マツダのアテンザはそんな中で新たにターボ付きの車両販売を開始するとのこと。エンジンは2.3リッターのターボ付き、6速ミッションと4WDによって272psのパワーを路面に伝える。
ターボ無し車の平均的価格の約100万円増しになるこのモデル、果たして売れるのか否か。



全部よこせ(8/11)

◆ 1.7GHz帯の3G用バンドプラント割り当て方針が明らかになり、全国で使用できる15MHz幅は新規事業2社に割り当てられる。このバンドでの参入を表明しているのはソフトバンクとイーアクセスだ。丁度2社だから良いではないかと思うわけだが、ソフトバンクは例によって例のごとく15MHz全部オレに寄越せと吠える。割り当て帯域15MHz以下の事業者に関しては、1MHzあたり50万加入、つまり5MHzだと250万加入を超えると新バンドの割り当てが検討される。ドコモなど既存の大手は1MHz辺りの加入者収容数が100万人を超えないと新規割り当てがなされない。これはつまり、割り当て帯域が増えるほど効率的な運用が出来る(出来やすい)事によるものでドコモは「仕方ないが納得する」と言っている。1.7GHz帯はVフォンも狙っているが、新規事業者ではないので全国帯域の割り当て対象からは外れることになる。そこで狙うは東名阪でしか使えない20MHz幅の方だ。加入者の多くは東名阪に集中するから、ここを取れれば事業展開が有利に働くと誰もが思うはず。しかし悲しいかなVフォンは加入者数低迷で新バンドを他事業者に取られてしまいそうな感じ。

◆ ドコモの3Gユーザ数は1.4千万余りで、これを15MHz帯域内に収容している。Vフォンの方のVGS加入者は今のところ130万くらい、ドコモとは1桁違う加入者数で15MHz帯域幅を使う。この差がそのまま通信速度の差となっていると言っても過言ではないだろう。と言うことは、ドコモは新規割り当ての対象である100万加入/MHzをそろそろ突破する。すると1.7GHz帯の東名阪バンドがドコモの手中に収まる話になり、Vフォンとしては面白くない。そればかりか下手をすると2GHz帯を返却しろという話にもなりかねない。2G→3Gが凄い勢いで進んだとしても、Vフォンの加入者数自体が1.5千万も居ないのだから2GHz帯の15MHz幅で良いでしょうという話になる事は想像に難くない。そればかりかMNPで加入者数が減ってくれば更にヤバい事になる。auに関しては少し複雑で、800MHz帯で3Gサービスを行っている関係上、それを一旦2GHz帯なりに避難させないと周波数再編に引っかかってしまう。auの加入者数は2千万を超えているから2GHz帯の15MHz幅では足りないだろう。800MHz帯でも使い続ける事の出来る帯域は残されるがどうなる事やら。

◆ ソフトバンクとしては、全部寄越さないのなら10MHz幅で我慢してやる、みたいな事も言っている。対するイーアクセスもパフォーマンスを考えれば10MHz欲しいと、こちらは多少現実的ではあるが5MHzでは足りないと言っている。とすると全国バンド5MHzに加えて東名阪バンド5MHzが当初から割り当てられる可能性もある。繰り返しになるがVフォンの3G加入者数は高々130万だ。新規事業者がどの程度急速に加入者を増やしていくつもりなのか、特にソフトバンクは計画が見えてこないので分からないのだが、そもそも日本の人口は限られているわけだからどこかに加入者が流れればどこかの事業者は加入者が減る事になると思うのだけれど。



W31S(8/10)

◆ W31Sをいじる機会があった。コイツはSONY製のスライド型移動機で音楽再生機能も内蔵している。カメラはCMOSセンサなのだが、CMOSである事を感じさせないほど彩度もコントラストもチューニングされている。au移動機ではCMOS撮像素子を使用した移動機が多いのだが、今やCMOS=低画質とは言えないと思う。毎度引き合いに出すNEC移動機はCCDを使っていてもあの程度の画質なのだ。もはやセンサの違いで画質を語る時代ではないのかも知れない。音楽再生機能はATRAC3にのみ対応と言うところがSONYらしい。MP3やAACが使えないからこの機種を買わないというマニア?もいるらしいが、携帯電話のオーディオ性能なら ATRAC3でも充分だとSONYは考えたのかも知れない。

◆ その妥協に通じるのかも知れないが、メモステは128MB迄しか使用できない。今時ドコモのNやPですら256MB迄使えるというか、そこまでしか使えないというかなのに、それの半分の容量では情けないだろう。128MBあればCD約2枚分は格納出来るが、逆に言えばそれだけの容量でしかない。あくまでも音楽再生機能はオマケという考えなのだろうか。auの場合は着うたフルを1曲取ると1MB程食うわけで、メモリ容量は多くて困るものでもないし、メディア価格だって128MB品と256MB品ではたいして違わないのに。いや、低容量品を高く売るために、あえて128MB制限したのかな。SONYだったらその位の事は考えるだろう。

◆ 曲のエンコードは付属のソニックステージで簡単に行える。たぶんPCにあまり慣れていない人でも操作出来るだろう。このあたりは良くできていると思うがエンコード速度は遅い。
メモステへの転送はUSBケーブルでPCと移動機を接続するのが簡単だ。フォルダ云々を意識することなく転送が出来るがこれも遅い。エンコードよりは多少速いような気もするが、高々50MB分の転送に数分を要するという、想像を絶する遅さなのだ。だが移動機にUSBケーブルを接続したときの振る舞いはドコモ移動機よりずっと洗練されている。USBケーブル接続を検出して、マスストレージモードを使うのか通信モードにするのかのメニューが立ち上がる。ドコモ移動機の場合はこのモードを予め設定しておく必要があるし、シャープ製移動機はマスストレージモードを持っていなかったと思う。メモステに入れた音楽を移動機のスピーカで聴くと音質は語るべきものではないが、イヤホンを使えばMD並の音になると言うかMD並の音にしかならないというか、まあATRAC3だからこんなものだろうという感じ。



カードに迷う(8/9)

◆ N901iSはFelica機能内蔵なのだが、果たしてこれを使ったものかどうか悩むところだ。JALカードやEdyやヨドバシカードなどが携帯で間に合うとは言っても、高々数枚のカードを持てば良いだけの話。一方でFOMA最軽量を謳うP901iS(Felica付)とP901i(Felica無)では大きさも重さも随分違ったりするわけだ。ちなみに私の所有しているヨドバシポイントカードは、かれこれ10年は使っているだろうか。表面がすり切れてはいるが機能的問題はない。もちろんカードを更新したりする手間もない。JALはICカードにしたが、これを携帯に切り替えたところで何かメリットがあるかなぁ。搭乗前のセキュリティチェックに備えて私は携帯を手に持つバッグにしまう事にしている。が、カード機能を携帯に任せるとするとセキュリティゲートをくぐる所で携帯が必要になる。ちなみにEdyは携帯の電源が入っていなくても認識するが、電池を外した状態では認識しない。
でもまあJALカードくらいは携帯に移行してみようかと言うことで手続きは(オンラインで)行ってみた。従来のICカードと携帯、両方使えたりするのかな。

◆ ドコモはクレジットカード機能を携帯電話に内蔵するシステムも進めているようだが、買い換えがいつの日にか起こる携帯電話と、基本的には交換の必要ない会員証的カードを一緒にするところにちょっと無理があるような気もする。
クレジットカードとなると有効期限の話も出てくると思うのだがどうだろうか。Edyに関して、クレジットカードによるチャージは可能だが使用出来るカードの制限がきつかったりであまり便利とは言えない。だったらPCに接続したEdyビューワからチャージした方が簡単だったりして。まあ最近では駐車料金がEdyで支払い出来るシステムも多少はあるので、小銭代わりに少額を入れておいても損はないとは思う。問題はカード吸い込み型リーダの装備された機器だ。
現在は使用出来ないが、Suicaのチャージ機は磁気カード併用型みたいなカードを機械の中に吸い込む形なので携帯ではダメ。携帯を吸い込ませようとしたらチャージ機がぶっ壊れちまう。

◆ と言うわけでVAIOのオマケのEdyも持っているのだから、これこそ無駄な感じ。ケータイ命の中高生は携帯内蔵Felicaに全てを任せるという感じなのかも知れないが、私的にはおおいに迷うのだ。新システムにさっさと移行出来ない、移行の手間が面倒だというのは老化か劣化か、そんなものの始まりなのかも知れないな。逆に今のFelica世代はじいさんになってもFelica命になるのかな。



その後のN901iS(8/8)

◆ 購入後しばらく経ったN901iSだが、まあまあ使っていると言った感じだ。FOMAの場合はSIMを入れ替えればP901iでもN901iSでも好きな方が使えるので便利である。機能、操作感、操作レスポンス、画面などほぼ全ての面でN901iSの方が勝っているが、その代償として大きく重いボディーを持ち歩かなければいけない。シャツのポケットにならばN901iSでも我慢できるがパンツのポケットだと狭苦しいな、みたいな感じが微妙なのだ。NからPに変えて真っ先に思うのは軽いなぁであり、次に遅いなあ、だ。特にこの遅さは耐え難いものがあり、例えばマナーモードに設定してからマナーアイコンが表示されるまでに秒単位の待ち時間が必要なのだ。折りたたみ状態から開いても、待ち受け画面はあまり待たずに完全表示されるものの、マナーアイコンなどは遅れて表示されるのでそれを待っていないとマナーモードに入っているかどうか解らない。

◆ ダイアルロック状態からの解除も遅いので、操作間違いでアラートウインドゥが出て、それのOKをクリックしたつもりが実はその手前の画面に対する指示だった、みたいな訳の解らないことになる。Linux勢よりはSymbian勢の方が多少操作レスポンスは良いようだが、同じLinuxでもPとNの差はあるしOS全てというわけではない。カメラの画質はNにしてはマトモと言うか、良いレベルだと思う。周辺部の流れや歪みや色収差もそこそこ抑えられているではないか。
あのN901iの、どこにピントが合っているのか解らないような全域ピンぼけ写真とは大違いだ。解像度の違いがあるから当然なのだが、等倍で見た場合にはSH901iSより画像周辺部の流れは少ないのではないかとさえ思う。ただし繰り返しになるが画素数はSHの1/3しかない。フジの病と呼ばれるハニカム構造CCD特有のノイズは見えるが、以前よりは多少改善されているかな。

◆ Edyは未だ使ったことがない。VAIOのオマケに付いてきたEdyにもキャンペーン何とかで\1,000がチャージされているが使っていない。N901iSもキャンペーン何とかで\100貰えたが使っていない。なおVAIOのカードリーダにかざすと残高は読み取れるが、ICカードに比較すると位置合わせがクリチカルだ。何となく置くとか近づけるだけでは反応してくれなかった。
その他、フルブラウザは前回も書いたとおり遅くて使い心地が宜しくない。これならばフリーのフルブラウザを使った方が余程快適だが、内蔵フルブラウザだとIPアドレスがdocomoにはなる。アプリのブラウザは中継サーバのそれが送られる仕組みだ。キーの押し心地は以前のNより柔らかくなった感じ。ただしカーソルキーや決定キーは重めだ。ちょっと触る分にはクリック感が気持ちいいのだが、長くいじっていると疲れる。このあたりは好みの問題だろうが私としてはPの方が楽な感じを受ける。ただしPはキートップが小さいのでその分の押しにくさは残る。



ネタ(8/7)

◆ 以下は以前にエイプリルフールネタとして書いておいたものだ。が、KDDIはcdma2000と無線LANによるシームレスPTT(P2P)の実証実験をしている。
技術開発の何と速いことか。

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◆ MNPを目前にして各携帯事業者共に解約者数を抑え他事業者から加入者を奪おうと必死である。悪徳系代理店もインセンティブの稼ぎ時とあって、とにかく1円でもインセンティブの高い事業者への加入を進めるという具合だ。例えばユーザの加入したい事業者がauだったとする。所がインセンティブの額はVフォンの方が大きいとする。当然代理店としてはVフォンに加入させなければ儲けが減ってしまうわけだから、何が何でもVフォンに入れようとする。例えばauの移動機はトラブルが多いとか、お客様の場合は家の中で(電波が弱くて)使えないかも知れないとか、平気で嘘を言う。で、Vフォンの3Gを売りつけて、例えそれが契約者の行動範囲で十分なエリア展開が成されていなかったとしてもお構いなしなのである。

◆ ドコモは最も多くの加入者を失い、auは最も多くの加入者を受け入れるという調査通りの展開になることは想像に難くはないが、ドコモの防衛策の一つが902isのPTTである。PTT(Push To Talk)すなわちトランシーバモードはその名の通り基地局を介さずに移動機同士で通話を行うための仕組みだ。
これは特に目新しい技術ではなく、PHSでは規格制定時から存在したしGSM移動機など既にこの機能を備えたものもある。PHSは復信方式がTDD(時間ごとに送受信タイミングを分けて同一周波数で行う)なのでまだ良いのだが、W-CDMAはFDD(上りと下りの周波数が違う)なので無線部の構成が難しくなる。
そこで2GHz帯の上の方に割り当てられたTDD用周波数を使ってPTTを行うことにした。これならば周波数の問題は解決するが、TDDのタイミング同期をどうするのかという問題になる。PHSでもそうなのだが、どちらがタイミングの主導権を取るか(通常は基地局がタイミングを決め、移動機はそれに従って送受信を切り換えている)の制御が必要だ。

◆ そこでドコモは考えた。最初に基地局と通信を行わせて(課金対象)通話を開始させ、タイミング同期と周波数割り当てを行った後PTTモードに移行させようと。ただしこの場合だと圏外の場所ではトランシーバモードに移行できないという話になる。もう一つの問題はパワーコントロールだ。移動機同士ローカルループでパワーコントロールを行うために、同一エリアで多くの人がトランシーバモードを使うと受信感度劣化が起きる。
基地局主導で最初の通信を行わせる方式にしたことでトランシーバモードでも通信開始ごとに\10が入ってくるわけだし、待ち受けも通常待ち受けと同一なので電池消耗も助けられる。(PHSでトランシーバオード待ち受けを行うと電池消耗が激しい)これを本来の意味のPTTと言うのか否かは別として、条件が良ければ数キロ離れた移動機同士が無課金で(接続時にだけ料金がかかる)何時間でも通話/(簡易)通信が出来るのは魅力的かも知れない。



たまご(8/6)

◆ 塩味卵、最近又話題にでもなっているのだろうか。
F&Fにもこのページを見に来る方が増えている。そんな中先月だったか頂いたメールには、反転たまごの実験など如何でしょうかと書かれていた。この反転たまごというか柄付き卵はTVで紹介されていたのを見た事がある。製造方法は解説していなかったようだが、殻に傷を付けることなく超音波か何かで黄身と白身を混ぜるんだったかなぁ。しかし柄はどうやって付けるのだろうか。黄身か白身が磁性体なら磁石で引っ張って柄を付けることは出来ると思うのだが、鶏に鉄分の多い餌でもやると磁性体の卵でも出来るというのだろうか。同ページによると製造に要する時間は30秒ほどだと記載されているので、さほど大げさな事をやっているとも思えないし、製造に時間がかかるとすれば製造コストに跳ね返って高価な卵になってしまう。

◆ 反転たまご自体は殻に穴を開ける製法が雑誌などに載っていた事もある。殻に小さな穴を開けて中味を吸い出し、再度黄身と白身をそれぞれ入れて片方が固まった後で又注入して… というような感じだ。白身を先に固めておいて黄身を抜き出し、そこに再度白身を入れた黄身なし玉子を作るなんてのもあったな。いずれにしても殻を壊せば何とでもなるような気がするのだが、非破壊で柄付き玉子をどうやって作ろうか。反転たまご自体なら古くからある方法、玉子を回転させたりして黄身の周りの膜を破り、そのまま回転させ続けると(たぶん比重の関係だと思うが)黄身が外側に来るのでその状態で加熱して固めるというもの。白身より黄身の方が固まる温度は低いので、後は普通に加熱して白身まで固めれば出来上がりだ。
確かに玉子を立てておくと黄身は下の方に来るから黄身が重いことに間違いはないだろう。

◆ 反転たまご風のものを作っておいて、柄にあたる部分を殻の外側から加熱するとそこに接した黄身は固まり始めると思うが、果たして30秒で出来るだろうか。柄の付いた、玉子がすっぽり入るような加熱型に入れて、それが玉子ごと回転するような仕組みの機械でもあれば出来るのだろうか。黄身が模様の通りに固まったとして、それ以外の部分に白身を誘導するにはどうするか。放っておけば黄身は下の方に固まり、それ以外の部分は当然白身となるから、これで良いのか。いずれにしても実験してみないと始まらないな。まずは通常通りの反転たまご製造実験から始めようか。最近更新が滞り気味のお料理コーナなので、時間を見つけて実験してみようと思う。



テレコムも(8/5)

◆ ソフトバンク傘下の日本テレコムが行っているFlash-OFDMとは一体何物だろうか。実験は2.1GHz帯と1.9GHz帯を使ったFDDで行われているようだが、最近話題になっているWiMAXやW-CDMAとは異なる伝送方式だ。移動体通信では高速伝送のためにシンボルレートを上げたくなる。しかしシンボルレートを上げるとマルチパスなどの影響を受けやすくなってしまう。OFDMではシンボルレートの低いサブキャリアによる伝送を複数本パラに使う方式とでも言えばいいのだろうか。まあ、そんな感じでトータルの伝送速度を高める方式だ。沢山のサブキャリアを並べると、サブキャリア同士の混信が起きる。
しかしサブキャリア同士を直交させておけば妨害にならないので周波数が有効利用できる。結果として帯域あたりの伝送速度を稼ぐことが出来るというわけだ。
直交と言っても分かりにくいと思うのだが、誤解を承知で書くならば、ある長さのものを1/2にどんどん切っていくとしよう。無限に小さくなるまで切り刻んだとしても1/3という点は切られずに残っている。つまり1/2と1/3は干渉しないわけだ。(説明に無理があり過ぎ?)

◆ このOFDMにコード拡散を重畳させたOFCDMAとかもあるが、テレコムが実験しているのはflash-OFDMというもの。まあ周波数ホッピングとOFDMを組み合わせたような方式だと思えばいいだろう。
帯域幅は1.25MHzでこの中に113本のサブキャリアを立て、下り約3Mbpsの最大速度が得られるという。交換制御はIPベースで回線交換の概念はない。ここが低コストの要にもなっていて、既存のCDMA方式の1割程度のコストでシステム構築が出来ると開発元は謳っている。テレコムによれば伝送遅延時間が短い事や高速ハンドオーバが可能である点で、次世代データ(音声)通信用途として有望であるとしている。とは言っても広域サービスを行うためには周波数割り当てが必要であり、テレコムが即座に商用サービスを行える環境にあるとは思えない。もっともオヤブンがソフトバンクだから、また無理矢理ごねて他社の帯域を奪おうとするかも知れないが。

◆ MNPを1年後に控え通信事業各社は声を大にして自社のメリットのアピールにかかっている。既存事業者や既存事業者の加入者を何とか横取りしたいと必死の形相だ。一部事業者は携帯電話とは競合しないと言い、又他の事業者は携帯電話ユーザが欲しいという。民間調査会社によると現時点でも若者を中心にauへの乗り換え希望者が最も多いというが、果たして新規事業者にはどのくらいのユーザが流れるのだろうか。日本の携帯電話利用者人口も9千万となり、既存ユーザの奪い合いが激化するのは消費者にとっては(例え事業者変更を行わないにしても)メリットが大きいと考えられる。



REハイブリッド(8/4)

◆ 効率が悪いと言われているロータリエンジンに未来はあるのだろうか。ここではロータリエンジンの欠点を補うべく、架空のエンジンを考えてみたい。キモはハイブリッドシステムである。
ロータリエンジンはクランクセンターが高くエキセントリックシャフトにモータやゼネレータを直結するのに都合が良い。ホンダが開発したような薄いモータ・ゼネレータを1ロータエンジンに直結すれば、現行の2ロータエンジンより前後長が短く出来そうだ。モータ・ゼネレータの大きな役割はトルク変動の吸収である。ロータリエンジンは燃焼が不安定になりやすい領域でトルク変動が大きく、その為に特にマニュアルミッション車ではドライバビリティの悪化を招く。そこで(これもホンダがやっていた)エンジントルクの瞬間的減少をモータが補い、瞬間的増加をゼネレータが吸収する機構を採用する。

◆ 燃焼そのものを安定させる事も考えよう。トレーリングプラグ連通孔による燃焼室と吸気室間の混合気の流れを防止しなければいけないので、ここは思い切ってイグニションプラグをロータに付けてしまおう。プラグは6個必要になるが寿命が3倍になるから良いだろう。プラチナプラグならエンジン寿命と同程度の耐久性は確保できそうだ。ま、エンジンをオーバホールすれば交換可能だが。これで燃焼室から吸気室へ流れ込む混合気は大幅に減少する。特に低回転域で有効だろう。排気行程から吸気室に持ち込まれる内部EGRも減らさなければいけない。しかしこれを減らそうとするとエキゾーストポートのクローズタイミングが早くなってしまって都合が良くない。コスモの20B型ロータリエンジンではポンプを使用して掃気を行っているが、もしかしたらこれがベストなのかも。ポートオーバラップのコントロールは吸気ポートとロータリバルブによるマツダ方式で良いかな。本当はサイドハウジングにスライドバルブを設けたいんだけど。

◆ ハイブリッド車だからアイドリングと言うことは考えなくて良いだろう。エンジンとモータゼネレータの間にクラッチ機構を設けるのがベストだが、物理的大きさと機構の複雑さがネックになる。そこでエンジン停止時にはスロットルバルブ全開で損失を最小にしておこうか。そもそも不要なトルクをモータ・ゼネレータに吸収させられる程度の電池が積めるなら、スロットルバルブは常に全開で行ける。効率という点からのみ見れば最高効率回転数で最大負荷でエンジンを回したい所なのだが、シリーズハイブリッドにでもしないとこれは無理かな。ドライブフィールを考えるとエンジン→ミッション直結型の構成の方が良さそうだ。加速時の加速燃料増量もモータがトルク発生を手伝ってくれるので最小で済みそうだし、1ロータ40KWのエンジンに100KWモータの組み合わせなんて所でどうだろうか。



ジャイロ(8/3)

◆ ビデオカメラの手ぶれ補正に使われて脚光を浴び始めた圧電振動ジャイロ。以前はずいぶん大きなものだったが今は小型軽量化が進んでいる。デジカメでも手ぶれ補正機能搭載機があり、コンパクトデジカメの暗いレンズによる露光時間を手ぶれ補正でカバーするという、何とも日本人的設計がスタンダードになりつつある感じだ。そんな事をしなくたって明るいレンズと高感度CCDを使えば良いではないかというなかれ。明るいレンズと高感度CCDは高価で大きいのだ。だったらジャイロ補正の方がお手軽なのである。一時期日産車に付いていた、車内のノイズを逆位相のノイズ音源を使って打ち消しましょうというのと似ている。静かな車を作るには金がかかるが、電気仕掛けで似たような事をやれば安いから。という理由だったのかどうかはよく解らないが、とにかくそんな装置が使われていた。

◆ 画像処理技術を使えばジャイロ無しだって手ぶれ補正は出来る。ただしこれだと被写体が動いているのかカメラが動いてしまったのか判断が出来ないが簡単にできる。CCDの画素数が増えた現状では工学的な補正によって手ぶれをカバーするのは一部だけかと思いきや、画素数命のコンパクトデジカメは手ぶれ補正用の可動レンズによって補正をかけている。
と言っても以前のSONYのハンディービデオのような補正をかけるための反動トルクを感じるほどマスは大きくはないようだ。あの小さな電池でデカいレンズを動かす事も、それを駆動するためのアクチュエータもカメラ内に入らなくなってしまうから、そのあたりは十分に検討されているのだろう。

◆ 手ぶれ補正とはちょっと違うのだが、星空を見上げて輝く星が瞬いて見えるのは空気密度の差による屈折が原因だという。同じ事は望遠鏡での天体観測にも言えて、空気密度の差から来る像のぼやけが解像度の低下につながってしまう。そこで望遠鏡に手ぶれ補正ならぬ揺らぎ補正を組み込む。予め決められた安定した発光をする星の光を頼りに、揺らぎ補正用ミラーを自動制御して解像度を向上させる。しかし目標となる星の近くに"決められた"星がないとこの機能は動作しない。そこで、だったら天空を照らしてしまおうという実験が行われている。レーザ光で上空90Km付近にあるナトリウム層を照らし、そのナトリウム層がレーザに励起されて発光するそれを望遠鏡のミラー補正用光源として使おうというものだ。デジカメのオートフォーカス用補助光を思い起こすな。



メモリ(8/2)

◆ 半導体メモリの容量増加と単価低下はなかなか凄いものがある。微細化や新技術によってどんどん記憶密度が上がっていく。以前はたいした情報が記憶できなかったICカードと呼ばれるものや非接触のそれなども、最近では低コストと高容量化が進んでいる。と言うか、低容量メモリ自体が製造されなくなってきている。それこそ子供の玩具でも、以前は2ビットのADPCMなんていう仕様だったものが、最近だと3ビットとか4ビットまで拡大されて"いい音"で言葉を発したりするから驚きだ。

◆ こうしてメモリ容量が増えて来て単価も安くなってくると気軽にそれが使えるようになる。例えば以前から言われているような商品のタグとしての利用方法から、その中に賞味期限を格納しておいて冷蔵庫にはRF IDリーダ機能があって自動的にそれを読み取ってくれるとか、更に冷蔵庫が賞味期限切れ近い食品のリストを作った上で、それらで作れるレシピまでをも考えてくれちゃったりする時代は近いような気もする。これら情報記憶は食品だけではなく、人間にも有効なのではないだろうか。何かの病気や事故などで治療を受ける。治療部位にはRF IDが埋め込まれて治療の内容その他が記録される。次に同じような病気や怪我をしたときに身体をスキャンすれば病歴や治療方法やその時の状態までもが読み出せるとしたら便利なのではないだろうか。もちろん同じ病院で治療を受ければ記録は残っていると思うが、治療間隔が20年も経ってしまっていたり、病院や地域が変わっていたら分からないだろう。

◆ もっとも、月日が経ったらRFIDの読み出しに関する方法自体も変わってしまったなんて事になると意味がないのだが。これら記録を紙や磁気カードやICカードで持っていても良いのだが、事故などで救急搬送された先ですぐに記録が取り出せるという点で人体埋め込み型非接触メモリは有効だと思うのだけれど。いや、もしかしたら既にこんなのは実用化されているかも。住基ネットなどにしても信頼性が低い&名簿業者が閲覧に訪れるだけみたいな中央集中型より、自分でもって居た方が良いんじゃないかなみたいな所はあるかな。注射器で内々に注入できる程度の大きさであれば、バイオメトリクス認証よりも簡単で確実な認証器としての役割も果たしてくれるだろうしね。ま、希少動物の世界では既に行われていることだけれど。



刃物(8/1)

◆ 床屋に行くとヒゲを剃ってくれる。私はヒゲが濃い方ではないので剃って貰うありがたさは余り感じないのだが、床屋のひげ剃りは何故あんなに良く剃れるのだろうか?道具の差なのか腕の差なのかという話があった。で、床屋でそれを聞いてみた。プロは道具にも拘りを見せるのだが、激安系の理容室では刃先交換型の、家庭用カミソリの親戚みたいな物を使っているところもあるし、昔ながらの一本もの?のカミソリを研ぎながら使っているところもある。私が行っている所はその中間的な感じだろうか。以前は職人の作った日本刀のようなと形容されるカミソリを使っていたそうなのだが、工業技術の進歩と職人の減少で、今や簡単に手に入る一級品は少なくなってきたそうだ。

◆ カミソリのどこが一級品なのかと言えば、それは刃先の精度なのだそうだ。刃先を顕微鏡で見るくらいのミクロレベルで見たときのガタガタがいかに少ないかが命なのだという。昔の床屋は革のようなものでカミソリを研いでいたような記憶があると話したら、研いでいると言うより刃先を揃えているのだと床屋のオヤジは言った。人間の顔の皮膚は意外に敏感で、ミクロレベルの刃先の荒れが、ヒゲを剃っている時の引っかかり感や痛みに感じられるのだという。そして刃はヒゲを剃るとミクロなレベルでガタガタになる。それをそのまま使うとそり味が(剃られ味)が悪いのだと。

◆ いわゆる安全カミソリというか、カッターナイフ的な薄い刃の製品が安く大量に出回った時期もあったそうだが、刃先の精度が不満でプロには受け入れられなかったらしい。今は昔ながらのはがねを使った物や、さびずに丈夫な合金系鋼鉄を使った物などが使用されている。これはハサミにも言えることで、刃先の精度で髪を切った時の引っかかり感などが全然違うらしい。
そこのオヤジはハサミやカミソリを自分で研ぐと言っていたが、紙のざらざら感よりもっと細かな触り心地のサンドペーパみたいな物で仕上げるとか。道具の管理と整備には意外に時間を取られるという話と共に、皮膚病などの感染を防ぐための衛生管理やそれに伴う消毒なども、市販の紫外線殺菌灯ケースに入れただけでは信用できないのだとつぶやいていた。

◆ 機械整備の世界でも道具に拘るプロは多く、それはネジなどを回す道具の善し悪しが、回される側のネジなどの傷みに影響したりするからだ。
私は安物工具セットを買って使っているが、よく使うコマは早々にダメになり、そのサイズだけ(よく使うから)良い物を買い足すという感じになっている。ま、アマチュアの場合はこれでも良いのだろうが良い工具は値段も良いから揃えるのが大変である。