過去の雑記置き場

エターナルサンシャイン(3/31)

◆ 人間は気の持ちようで同じ事象も違って捉えることが出来る。気分が良ければ同じ景色も美しく見えて食事も美味しいとか、落ち込んでいれば食事ものどを通らないと言った具合だ。もちろん気分によって食事そのものの味が変化する筈などもなく、感じ方が違うだけで食感も変わってしまう訳だ。
向精神薬はこの感情なり気分なりの部分を制御できる。向精神薬を服用していれば普通の生活が出来るが、その薬品の血中濃度が下がってくると気分が落ち込むなどの状態になる。この両方の気分を経験すると、果たして本当の自分は薬を飲んでいる時なのか飲んでいない時なのかが解らなくなると言う。こういった考えが浮かぶ時は、その症状が軽くなっている証拠らしいが本人にしてみれば深刻な悩みに違いない。

◆ 夢を見る。夢っぽい夢もあれば現実っぽい夢もある。
夢の中でそれが夢であることに気づくのは希で、大抵は夢の中の現実を体験することになる。朝起きたら昼近くを時計は指していて、しまった遅刻だと大あわてする夢を見て飛び起きる。いや、飛び起きて本当に遅刻だったと驚いた、そのことが夢だったなんて複雑になってくると、目を覚ました時にそれが現実なのかどうかぼんやり考えてしまう事もあるだろう。アタマで考える、感じる事は人間の全てだと言っても良いような気がする。人生全ては脳内妄想と決めつけるのは乱暴だが、もしかしてあなたの日常生活そのものが夢なのではないのか、さめない夢で物質的現実など存在しないのではないのかなんて考えたことはないだろうか。

◆ 記憶を消去したり記憶を書き換える物語はいくつも存在する。タイトルのエターナルサンシャイン(ジム・キャリーも)その例だ。だがお話はSFチックなものではなく、切ないラブストーリー仕立てになっている。恋人が自分との想い出を消してしまったこと一通の手紙で知ることになった彼。自分もその女性との日々の記憶を消してしまおうと思いながらも記憶をたどる中で、彼はその想い出を消したくないと思い始める。そしてそれにまつわる様々な人間達を描いている。この映画の宣伝にエターナルフレーム(バングルス)が使われていて、懐かしい曲だなぁと思ったのだが映画とは関係なかった。夢によるバーチャル体験ではトータルリコール(アーノルド・シュワルツェネッガー)がある。

◆ 子供の頃家にあった古い科学雑誌、それはたぶん1950年代のものではないかと思うのだが、雑誌の中に1970年代には腕時計サイズの通信機(無線電話)や小型のテレビ、自分の好きな夢の見られる装置が開発されるだろうと予想していた。腕時計サイズの携帯電話(PHS)や携帯TVは現実のものになったが、好きな夢の見られる装置は、まだ本格的とは言えない。(それっぽい効能を謳った怪しげ商品はある)人生はバーチャルなのかリアルなのか、それともリアルと言う名のバーチャルなのか。
一時期流行ったVRも名ばかりが先行した感もあるが、これに関しては又明日。



ping(3/30)

◆ blogを作ったらトラックバックpingと更新pingが動作するようにしなければいけない。と、某サイトには書いてあった。トラックバックと更新通知がblogのblogたる所なのだそうだ。で、F&Fではトラックバックモジュールを実装した。pingは手動で行っていたのだが、余りに面倒なのでcgiで送るようにした。更新pingは更新したサイトのURLとページのタイトルを送ればいい。
有名どころのblogポータルにはping受信用サーバが用意されているので、そこに向けてpingを送るわけだ。
pingが送られるとポータルサイトはそれを更新情報として処理する。で、更新順にランキングしたりして表示するわけだ。だが現在のblogの数は数百万ページとも言われているので、1分間のpingの数は数十にも上る。
結局pingを送ったとしても、すぐに他のサイトの更新pingが来るのでページからは追い出されてしまう。従ってそれがアクセス数には結びつかないのである。しかもpingだけを送りまくっているページもある。一日数百回も送っている。でもそのページを見ると最終更新日が2週間も前だったりする。

◆ ping用cgiが正しく動作しているのかどうかを確かめたくてランキングサイトに登録した。皆様にクリックしていただいたおかげで順位が上がり、pingが成功しているか否かを確認することが出来たのは以前に書いたとおりである。ここにはINの数とOUTの数が表示されているが、OUTの数は殆ど嘘である。実際にこのランキングサイトからF&Fに飛んでくる人は、OUT数の1/30以下なのだ。IN数よりOUT数が大きいから宣伝になりますよと謳うためのインチキなのだろう。ま、レファーを出さないブラウザもあるから、実際の訪問者と表示値の違いは20倍程度だと言っておこう。
アクセス数には多少貢献してくれたが、なんだかなぁ… なので登録は消した。

◆ blogを何のために作るかと言えば、それはアフィリエイトのためだと言う人も多い。こうなると内容など無くても良いわけで、アクセス数が増えて広告のクリック数さえ増えてくれればいい。なのでランキングサイトとかblogポータルなどにpingを送りまくって宣伝すると言うことだ。F&Fでもそんなポータルサイトに登録してみたが、そこからのアクセスは皆無に等しい。そりゃあ他の上位サイトのようにping送りまくりとか色々やれば良いのかも知れないが、それをやったとしても得られるものは少ないと思う。結局の所調べ事にはblog専用サーチサイトよりgoogle辺りの方が有用だと思った次第だ。

◆ blogもどきにはNickyを使っているわけだが、これにpingとかトラックバックとかのモジュールを実装するためにはPerlのライブラリを追加する必要がある。が、F&Fの収容サーバはPerlのバージョンの関係でそれらライブラリのインストールが出来なかった。最初はライブラリを使わずに(ライブラリでやっていることを)全部プログラムの中で行うようにしていたのだが、サスガにそれも面倒になってPerlを入れ替えた。と、書くのは簡単だが作業は結構面倒くさい。入れ替え自体は殆ど自動で出来るのだが、そもそも旧Perlにどんなライブラリを組み込んであったかなとか、それを同じにして… とか、その辺りが面倒なのである。でも何とか入れ替えた。全てのサービスを止めないまま。

◆ blogのサイトを見ていると、夜間などはかなり動作が遅くなっている。無料系のサービスなど、サーバパワー以上のユーザ収容を行っているのだろう。しかもそれらの人がpingも送るしトラックバックを送受するしでサーバも回線も大変なのではないかと思う。
いわゆる日記系と言うことでblogは流行っているが、中には更新から取り残されたサイトも存在する。そんなサイトに限って「毎日更新」なんて書かれていたりするところに哀愁を感じる(ん?)が、まあそんなものだろう。



コピー天国(3/29)

◆ 中国と言えばコピー品の宝庫だ。日本の音楽CDや各国の映画のDVDが数十円〜百数十円で売られている。
もちろんそれは普通に売られていて、普通に買うことが出来る。海外作品をコピーして売ったところで中国も中国人も困らないばかりか、外国人に売れば外貨獲得になる。旅行記にも書いたし日本のメーカと紛争になっていたりもするが、中国産のスクータや原付や電動スクータは日本のホンダやヤマハのパーツがそのまま使える。外観も取り付け位置も部品のサイズも全部コピーだからだ。もしもこれらスクータを修理する必要があったとして、日本の中古部品が安かったとすればそれを使えばいい。なんて便利なんだろうと現地の人は思うのかも知れないが、日本のメーカは気に入らない。自動車に関しては日本車より欧州車に人気がある。だが真似るのは日本車だ。それはおそらく日本人がおとなしく、クレームが余り付かないのとコストダウン設計が徹底されているからだろう。何せ名称だってHONGDA(HONDA)と付けてしまう人種なのだ。ちなみにHONGDAはHONDAと闘争により今は使用できなくなっているはずだ。

◆ DVDになる前の映画も売っている。映画館でビデオカメラを回して撮影したものや、もっと大がかりにフィルムから電子画像にコンバートしたものをDVDに焼いて売っているわけだ。価格は中国値段なので安い。
日本のアニメも海外の人気映画も売られている。これが中国では普通のことである。なにも高いオリジナル品を買うなどと言うことはしない。コピー品で十分だからだ。自動車も似たようなもので、デザインも内装も日本車を真似る。場合によっては部品も真似て作ってしまう。そうすれば面倒な設計を行わずに済む。
予め設計され製品化されたものを、そっくりそのままコピーするだけだからだ。こうして出来上がった中国版セルシオ(笑)は日本オリジナル品の半額程度で売られるのだとか。たぶんこれらの車も日本に入ってくるだろう。それに対してトヨタは文句は言うと思う。
「おまえら、我々日本人がアメリカ車を真似た事を真似るな!」って、何だか訳が分からない。

◆ こうして中国の産業が表舞台に出てくると、今度は中国人が中国製のコピーをするようになる。たまごっちのコピー品が出るように、ルービックキューブのコピー品が出るように、だ。中国人は他人の権利を侵害するのは平気だが、自分の権利が侵害されると怒る。よって中国製品を中国人がコピーすると問題が起こる。
これまでは、例えば日本製品をコピーしたところで誰も怒らなかった。日本のメーカが何か言ってきたとしても無視していればいい。日本人はおとなしいから。
でも今度は違う。ウルサイ中国人が相手なのだ。今までどおりに日本製品をコピーするより中国人が中国向けに作った中国製品をコピーした方が売れる。でも文句を言われるから地下に潜ったり、コピー工場を日本に構えたりする。



通販(3/28)

◆ 通販で買い物をすることが良くある。楽天で何かを買ったとき、メルマガやらアンケートやらの配信がデフォルトでイネーブルになっている事を知らずにメールがボコボコ来た。その後は買い物をする度にこれらの設定(一番下の分かりにくいところにある)のチェックを外すようになったので不要なメールは減ったが、場合によっては配信希望をしていないのに配信されてくる場合もあって、楽天の極悪さを感じる。もちろんそれは配信停止設定を後から行えば配信は止まるが、余計な手間をかけてくれるものだ。

◆ 観賞魚関係も通販を使うことが多く、最近これらからのメルマガが届くようになった。それも文面がタメ口で女性名で、某店のメルマガはまるでspamのようなのである。当然ながらメルマガ配信はお断りした。情報の類が記されていればまだ良いのだが、このメルマガは違った。他に、もうずいぶん長く物を買っていない所からメルマガが来た。通販で物を買った人は自動的にメルマガ購読者として登録されるのだそうだ。今まではメルマガを出すと言いながら出されていなかったので、当然配信されてこなかった。それが先月から開始されたものだから、私の所にもメルマガが来たというわけだ。当然これも配信停止の手続きをしたが、手続き時にはメールアドレスの他に名前や職業まで聞かれる。

◆ 自ら希望して情報を配信して貰っていた店もあった。
入荷後すぐに注文しないと売り切れてしまう場合が多いものなどは入荷情報が役立つからだ。ここのお店は通販以外で足を運んだこともあったのだが、残念ながら昨年閉店してしまった。開店当時は価格も安くて品揃えもそこそこだったのだが、徐々に価格は上がっていった。サンゴ類は輸入や密漁(!)らしく、漁師(漁師さんがアルバイトでサンゴをや魚を捕っている)の都合によっては何週間も入荷のないこともあったし、天候にも左右されていた。大型店だと問屋を通すので入荷は比較的安定していると言うが、問屋を通さない小規模店はレアものとか価格の点でメリットがあったと思う。

◆ 店はあるが通販メインの店もある。そこにも一度出向いたことがあったが、一体サンゴはどこにストックされているの?みたいな感じで商品が見あたらない。注文を受けてから問屋に発注するのか、それとも問屋から直送になるのかはよく解らないのだが、店には魚の入った水槽が何本かあって、底砂には弱った魚が沈んでいるような… そんな感じの店だった。
クスリ(人間用も動物用も)を通販で買うこともある。特に動物用の薬は余り売られていないし、ペットショップなどで買うととびきり高価だからである。
なので通販でまとめて買って冷蔵庫にしまってあったりするのだ。これら薬局?からもたまにメールが来たりする。リピータとして登録された情報を使えば割引が受けられますよ、みたいな感じで。

◆ メールで需要を喚起するのは有効な手段なのかも知れない。例えばそろそろ猫用目薬が無くなっているなぁ、でも今は使わないしなぁ。そう思っている所にうまいタイミングで特売品のメールが来たとすると、普段は用事のあるときしか見ない通販店のホームページを開いてみたりする。で、何かあったりするとまとめて買ってしまう。これで販売店としてはメールによる売り上げアップが成功というわけだ。
所が、こんな特売メールが毎日来たとしたら見るだけで嫌になる。適度なインターバルでお得な情報が、しかもユーザが好むようなものを配信してこそ意味があるわけだが、それは簡単なことではない。



ボールペン(3/27)

◆ 誰もが使っているボールペン。私は油性ボールペンは余り好きではない。いや、余り好きではなかった。理由はインクが出過ぎて手に付いてしまったり、ボールペンの先端部に余ったインクがたまってしまったりするからだ。
ボールペンは1943年にハンガリー人が発明し特許を取っている。ちなみに彼は新聞の校正係だったそうだ。
このボールペン特許を買ったのがアメリカの企業で、それは瞬く間に全米に広がっていった。米国でボールペンが発売されて2年後には日本にも入ってくるほどの浸透ぶりだったのである。

◆ 昔から不思議に思っていたことがある。何故ボールペンのボールは外れないのか。ボールは筒の先端部に取り付けられていて、全体の約2割が露出している。ボールの精度は3μm程度と言うから、けっこう丸い。ボールの直径は様々だが、平均的には500μm程度だそうだ。
これだけの直径しかないのだから、サッと線を引くとボールは凄い速度で回る。でもインク切れが起きてはいけないし摩擦熱で固着してもいけない。凄くシンプルだけれど科学の詰まった筆記具なのだ。
で、何故ボールが取れないのかは未だによく解らない。
先端部が少し細く加工されていることは解る。だからボールが抜けてくることはないと思うが、だとするとボールが引っ込んでしまうのではないのか。ボールの後ろにあたる筒(パイプ)の部分をかしめて細くすればボールは保持できるが、何となく精度が悪そうだ。
こちらの絵を見ると、筒の太さによってボールを保持しているように見えるのだが、ボールペン発明当時にこのような精細加工が出来たのだろうか。

◆ でも私はボールが取れてしまったボールペンの残骸を見たことがある。きっと昔は加工精度も悪かったのだろう。そして固着して書けなくなったボールペンもあった。これは先端を加熱して、硬い紙にガリガリと線を引くようにすると固着したインクが取れて書けるようになる。でもやりすぎるとボールが取れちゃう。
その後水性ボールペンが登場する。これは私は好きだ。
インクが出過ぎることもなく、水性インクは紙にしみこむためか手で触っても手にインクが付くことは少ない。しかもボールペンの先端がインクでベタベタになる事もない。インクの粘性のためか、油性ボールペンに比較すると書き心地が固い気はする。

◆ ボールペンというとBICって感じがする。何となく、CMの影響とか安売りのイメージとか、そんな感じで覚えているが今は余り聞かなくなった。ボールペンというと透明なボディーのイメージもあるが、元祖?BICは黄色いボディーがイメージカラーだ。ボールペン全盛期?には3色とか4色ボールペンが売られていた。いや、4色以上の、10色ボールペンなんてのもある。構造的には簡単なものなので、筒の太さを太くしていけば10色でも20色でも製造は出来そうだ。更に筒の内側も順番に使った多層構造にすれば、10色ボールペンと同じ太さで15色を実現!なんて。でもボールペンのインクの色ってどの位あるのだろう。確かに水性ボールペンは様々な色のものが文具店に並んでいて、その並んだ風の美しさから、1本だけ買うのはなんだか違うかな、やっぱり5色は揃えないとな、なんて思って買ってきたりするのだ。

◆ 水性ボールペンの中にはラメ入りなんてのもある。色にしても10色以上は当たり前という感じだし、ボールの径も様々に別れている。勿論これらは使い捨てなのだが、昔は変え芯があったような。事務のおばちゃんの所にボールペンを貰いに行くと、替え芯をくれたような気もするのだが良く覚えていない。今時は替え芯代もボールペンそっくり全部の価格も余り変わらなかったりして。



深海(3/26)

◆ 深海魚、意外と食えるものがあって有名な魚?の代用品として売られていたりする。名前は聞いたことの無いような変わったものだし、丸ごと売られている事はまずない。これは深海魚を釣り上げた(引き上げた)時に、深海魚はその内圧で自ら爆発してしまうからだ。目玉が飛び出したり口が裂けていたるするのは見た目が悪すぎる。もっともアンコウなど有名?な深海魚もいるけれど。

◆ 深海魚には浮き袋のない魚もあれば、ある魚もいる。浮き袋のある魚でも浮き袋の内部に空気が入っているものは少ないそうだ。およそ水深7,000m以下になると、その水圧によって空気は密度を増して水よりも重くなってしまう。従って空気入りの浮き袋は浮き袋ではなくて沈み袋になると言うわけだ。深海潜水艇なども浮上用システムとしてタンク内に空気を入れるのではなくガソリンなどを使ったりするそうだ。
深海で空気が水より重くなると言うことは、水の下に空気の層を作ることが出来るかも知れない。

◆ 深海潜水艇の記録は1960年にトリエステ号がマリアナ海溝で記録した11000mだ。だがこの潜水艇は海底(海中)を自由に動き回れるタイプのものではなく、上下にしか動けなかったそうだ。これ以外では日本のしんかい6500が、その名の通り6500mまで潜れる。重さ26トンのしんかい6500は2.5ノットの速度で3名の乗員を9時間に渡って深海に潜らせる事が可能だ。なお非常時には100時間以上のライフサポート時間が保証されている。
無人調査潜水艇としてはかいこう7000がある。現時点では最も深くまで潜れる潜水艇だそうだ。ただし人間は乗れない。ペイロードが30Kgしかないのも浮力を作ることが難しくなることからかも知れない。

◆ 深海潜水艇はチタン合金で作られることが多い。チタン合金は強度が高い上に、水中重量が軽い為に浮力材を節約できるメリットもある。そもそも深海潜水艇は何故作られたのか。それはもちろん海洋調査のためでしょうと思ったら、意外とそうでもないようなのだ。しんかい6500が製造された1990年当時、日本は核廃棄物の海洋投棄を検討していた時期と重なる。この核廃棄物投棄のための調査目的に125億円の建造費を出したのだとの話もある。
しんかい6500は当初銀亜鉛電池を使用していたが、2003年のオーバホールの際にリチウムイオン電池に換装された。これによって電池管理が楽になると共に電池寿命(電池容量のことではなく使用期限)が従来の1年から2年に延長されたそうだ。その他ハイビジョンカメラの搭載や照明の高輝度LED化も同時に施されている。



spam(3/25)

◆ 最近のspam事情に関してである。info@からのspamはその発信源を韓国やタイランド、台湾や中国と場所を変えながら未だに行われている。この発送管理ソフトはなかなか良くできているようだ。F&Fで調べてみる(実験してみる)と、spamを受け取った側が偽装Unknownを返したとしても、それが完璧でないとUnknownを返したユーザが有効であると認識される。これはspamが来たメールアドレスとは別のアカウントから偽装Unknownを出すと、そのアカウント宛にspamが送られてくることからも解る。どうやらこのspam発送ソフトはMessage-IdやReturn-Path、smtpサーバのドメインなどを総合的?に判断して、その偽装Unknownを調べているようなのだ。
従って通常のメーラから偽装Unknownを送ったとしてもspamerには有効に作用しないと思われる。しかもこのspam発送ソフトは自らもUnknownを偽装して返信者に送り返してくる手の込んだものだ。

◆ 以前書いたBecky!用spamフィルタは有効に作用はするが完璧ではない。もはやベイジアンフィルタはspamに対して余り有効な存在ではなくなったのだろう。最も単純だが、携帯電話事業者の行っているようなドメイン指定受信やドメイン指定拒否の方が良いのかも知れない。ただし設定が面倒だし受けられないメールアドレス(ドメイン)が出来てしまう。私が以前使っていたものは、送信元ドメインによるフィルタリングに加えて、Message-Idも見ていた。他にsmtpサーバもチェックすれば、かなりの数のspamをはじける。ただしspamの多く発送されてくる中国や米国のpacbell利用者がお友達だった場合には、それをホワイトリスト登録しなければいけない。

◆ 面白いのは、日本向けspamが米国の接続業者経由で来るのに対し米国発のspamは中国経由で来たりするのだ。おそらくその国内のISPは使いにくいと言うことだろう。
年末年始の休み期間にはinfowebやodnなどからも多くのspamが来た。正月でサポートや管理が手薄になったところを突いて一斉にspamを送ったのか。info@系spamも正月などには国内の接続元から中国に立てられたspam発送サーバでspam発送が行われていた。
spamのクレームはISPには行わず、Becky!プラグインに任せてspamcopにのみ行っている。ISPによっては(以前に書いたことのあるInterLi‥とかというISPなど)クレームの出されたメールアドレスを売ってしまう悪徳ぶりだから。

◆ 結局の所spam防止にはメールアドレスを変えるのが一番で、それも携帯電話のメールアドレスのように複雑怪奇なものにするしかない。これは、例えば人名をそのままメールアドレスとすると、辞書を使ったspam発送に弱くなってしまうからだ。フリーメールなどによく見られる英単語+数字とか、人名+数字(生年月日のようなもの)も意外とサーチされやすい。homepage@fnf.jpはinfoのページ他数ページにしか書いていなかったのだが、それはめざとく発見されてspam専用アドレスみたいになってしまった。これは予測していたことなので、今はそのアカウントは消してある。他に、以前使っていたリンク受付用アカウントなど数個を消したら、それまで毎日数十通来ていたspamが1〜2通に減った。あと一つメールアドレスを消せば、プライベートで受けるspamはゼロになるだろう。だがこのアドレス、各所に登録してあって移行が面倒なのだ。



blog(3/24)

◆ いわゆるblogが流行始めた頃、F&Fでもコイツ(blog生成用プログラム)をインストールしてみようかと思った。だがデータベースを入れて何だかんだと、相当手間のかかる作業になりそうな予感。で、そのまま諦めてしまった。データベースを使ったblogのシステムならば記事の検索なども高速に行えるし、カテゴリ分けやその他の分類も簡単である。だがインストールは面倒だし、今までの雑記をこれに移すとなると更に手間がかかる。その後トラックバックspamが問題になったりし始めた。掲示板の宣伝書き込みだって(F&Fの場合は)毎日10件くらいはあるのに、トラックバックやコメントspamの排除対策を行うのはこれまた面倒な話だ。結局blogのblogらしい機能がspamerの為に使えないとなると、それ用のシステムを作るメリットが感じられなくなる。

◆ と言うわけでしばらくは放置状態だった。が、先月の投稿の記事を書くに当たって気軽に投稿を受け付けられるものを設置してみようかと思った。最初は簡単に、画像表示掲示板みたいなものが良いかなと思って探していたときに見つけたのがNickyである。設置は極めて簡単で、画像入りの投稿が出来るようになる。が、色々見てみると様々な人がそれぞれのSkinを開発し公開しているではないか。これを使用すればデザインセンス皆無の私にも見栄えの良いページが作れる。Skinを使用すれば、単にNickyを設置しただけのものとは大違いで、それっぽいページが出来るのだ。で、F&FもさっそくSkinを使用させていただいた。このSkinは枠組みなどが全てスタイルシートで出来ている。なので携帯電話のフルブラウザではレイアウトが滅茶苦茶になる。
jigならリンクだけは生きているが、ibisだとリンク関係も壊れてしまう。所が!N902i純正?のNetfront(だったかな)のフルブラウザはCSSを理解してくれるのだ。これにはちょっと驚いた。テーブルタグを使用したSkinならば携帯のフルブラウザアプリでも見られるとは思うのだが、現状でこれは仕方ないだろう。携帯モードだと殺風景なテキストのみになってしまうが、一応見ることは出来る。
なので、携帯から投稿した場合は見栄えのチェックが出来ないが、携帯カメラの有効活用?にもつながるかな。ちなみにVフォンの3G携帯から写真付きで記事を投稿すると文字化けする。何故かVフォンの写真添付メールはISO-2022-JPコードのHTML形式になるからだ。何故こんな仕様なのかよく解らないが、移動機によっては設定で回避できる場合もあるそうだ。ちなみにVフォンにそれを聞いても理解に苦しむ回答しか得られないとのこと。

◆ 他にも色々なカスタマイズが出来て、最初は記事のカテゴリ分け機能拡張を行った。と言っても具体的にカテゴリを付けるほど明確に異なるテーマを書くわけでもないので、これは別の用途に使うことにする。見ていただければ解ると思うのだが、F&FとなっているものはPCから、F&F(M)となっているものは携帯からの投稿なのだ。またこの雑記の更新が自動Writeされた場合には[自動更新]と表示されるようにした。
全てのトラックバックを受け付ける設定にはしていない(spamの為)が、送信することは出来るようになっている。そしてメール経由での投稿モジュール追加だ。実際私が書くにしても、殆どはメール経由としている。慣れるとこの方が楽だからである。ただしこのこれらモジュールのインストールやセットアップは単純ではない。解る人になら解るが解らない人には手も足も出ない(大げさ)感じか。特に私の場合はPerlのLWPライブラリ無しでこれらを動作させるために、一部は独自に書き換えてしまった。Nicky自体、柔軟なカスタマイズが出来るように設計されているが、私がいじりたい所は設計者がカスタマイズを可能にしていない部分、つまりプログラムそのものだったりする。



フィルムケース(3/23)

◆ チップ部品が未だ今よりずっと大きかった頃、それらを入れておくのにフィルムケースが活躍した。そう、35mm市販フィルムの入っているプラスチックの筒状のケースだ。写真屋に行けば廃品として処分されるプラスチックケースを貰うことが出来た。その中からメーカ(形状)の同じものを集めて持って帰ってきたものだ。今はチップ部品自体が小さくなり、1mm×0.5mmは大きい方で0.2mm×0.4mmなんてものが使われる時代なのでフィルムケースにめいっぱいそれらを入れると数万個規模になりそうだ。

◆ そもそもフィルムケース自体を余り見かけなくなった。使い捨てカメラの普及と、銀塩カメラの衰退がその理由だろう。会社の近くの写真屋さんは現像所に出すときにはフィルムケースに入れずにパトローネを封筒に入れていた。なのでフィルムケースは廃品として溜まるとは思う。デジカメ全盛時代となり、レコードを知らない子供達のように銀塩写真を知らない子供達が増えてくるのだろうか。

◆ 私は銀塩で撮るときにはリバーサルを使うのだが、フィルムメーカや種類、細かく言えばロットによっても発色などが違ってくる。そう言えばコダックのエクタクロームはエリートクロームになり、プロフェッショナルエクタクロームとして残るようだ。コダクロームが外式で現像に時間がかかるのに対し、エクタクロームは複雑な現像行程を必要としない。粒状が細かいので引き延ばしに強いと言われるが、それなりのレンズがなければ立派な写真は撮れないと思う。もちろん発色とか色のバランスなどを求めてコダクロームを使うのは悪くはない。
いや、コダックの色は嫌いだ、ベルビアの超高彩度が良いのだという人もいるだろう。或いはアスティアのRMS粒状度は8だから云々という人もいるかも知れない。

◆ デジカメの画質はメモリカードで決まる。と言うことは全然無い。メモリカードによっては写真を綺麗に保存しますみたいな曖昧な謳い文句が書かれている事もあるが、ビット落ちがない限り一定の品質でデータは保存されるものだ。プリンタなどは色の違いが出てくる。もちろんCRTモニタや液晶モニタでも色は変わって見える。カメラで言うと光を電気信号に変換する、或いはその逆で電気信号を光に変換する部分、オーディオで言うならば音を電気信号に変換するマイクやその逆を行うスピーカ、それらトランスデューサ如何で信号は度のようにでも表現方法を変えると言っていい。
撮った写真を現像に出し、フィルムを眺めながら写り具合を確認するタイムラグも一つの楽しみではあったし、取った後で補正の効きにくいリバーサルフィルムも失敗作は沢山作ってしまったけれど、意図した写り方の写真が出来れば嬉しいものだった。

◆ ディジタル写真はそれとは全く逆に、意図したように写すよりも意図したとおりに加工できるか否かが問題なのかも知れない。加工に必要な余力を残す、広いダイナミックレンジが求められるのも頷ける。撮ったらすぐにチェックし、構図にミスがあれば撮り直す。補正できる所は補正をする。コントラストや彩度をフィルム交換で決めていくのではなく、画像処理ソフトのスライドバーをちょちょっと触ればOKだ。撮像素子のダイナミックレンジが20Bit(120dB)もあれば、絞りもシャッタ速度も露出決定用の機構ではなくなってくるのかも知れない。



大きさ(3/22)

◆ 日本車のサイズはどんどん大きくなってきた。昔のサニーやカローラはかなりコンパクトだった。特に横幅は狭く、初代フェアレディーZなど細長いと言っても良いくらいのディメンションだった。税制の関係もあってボディーサイズが1700mmを超えにくいこともあったし、そもそも日本の道路事情や駐車場事情が大型車を許さなかった。だが税制改正に伴い、普通車サイズの車がぐっと増えた。何故車は大型化していくのだろうか。バブルの頃こそ「大きくて高価な車こそステータス」みたいな風潮があって、だったら大型トラックでも乗ったら?みたいに思ったものだ。
あれだったらV10エンジンにターボも付いて、しかも凄く大型でとびきり高価だ。

◆ 車が何故大型化するのかとメーカの人間に聞いたことがあった。彼曰く、大きな車に乗っている人こそ偉いのだという風潮があること、そして日本人の平均体格は年々大きくなっていることをあげた。
確かに日本人は大型化している。いや、日本人ばかりではなく、欧州人も米国人も世代を重ねるごとに体格は大きくなってきている。例えば日本人の場合、20年間で平均身長は男女ともに5cmほど大きくなっている。
欧州人でも20年で5cm〜7.5cmほども大型化している。が、米国では平均身長の伸び率が滞っていたり、逆に平均身長が低くなる現象も見られる。19世紀に見られたこの現象は、社会的なストレスや環境、食生活などの問題があるのではないかと言われる。

◆ 日本人の場合、ここ20年ほどの身長伸び率は鈍化している。動物でもそうなのだが、狭い所に多頭飼いすると成長が悪くなるし、観賞魚にしても狭い水槽にギッシリ魚を入れておくと成長が阻害されやすい。これと同じように日本の住環境や社会環境が、成長のリミッタになっているとは考えられないだろうか。もちろんこれまでが日本独自の食生活から、欧米型のそれへと変化した事による過大な成長度だったとも見られるのだが、どうやら無限に大きな人間は出来そうにはない。
ま、突然変異的に(成長ホルモンの異常分泌とか、その異常性が安定して遺伝情報に組み込まれるとか)大きな人間が出現すれば、やがてそれが加速されて恐竜のような人間にならないとは言い切れないが。

◆ 車体サイズが平均的日本人の体格を基準としているというのであれば、平均身長の伸び率が鈍化した現在に於いて、大型車指向が一段落してもいい話になる。確かに大型ワンボックスブームは一時期ほどではないとはいえ、ワンボックスカーからコンパクトカーに乗り換える人は経済性や運動性、取り回しやすさを求めているだけで空間の広さ云々は余り気にしていないのではないのか。もしも狭い空間が苦痛と感じられるなら、何を犠牲にしても大型車を選ぶだろう。なので、コンパクト車選択の基準はむしろ周りの人がコンパクトカーに買い換えたからなんて理由が日本人には多いような気がする。軽自動車も旧来の規格からはどんどん大きくはなっているが、それでも普通車や小型車に比較すれば車室内は狭い。でも安定した売れ行きを維持しているところを思うと、カローラもブルーバードをも大型化させてきたメーカの言い分には頷きがたい事があるのも事実だ。



長期予報(3/21)

◆ 翌日の天気さえ当たらないのに長期予報をするなんて、何と言うことか。と、思っている人も多いだろう。今年の冬にしても、最初は暖冬の予報をしていたものを寒冬に急遽訂正したりしていた。
立場?的に何か予報を行わなければいけなくて、でもテキトー(でもないのだろうけれど)に予測して、それが外れる。

◆ 夏が暑いと寒い冬がやってくると、昔の人は言った。猛暑だった一昨年の、その年の12月は気温が下がって関東地方でも雪が降った。昨年の夏は関東以南で暑かったそうだが、寒い冬となったのは関東以北が印象的だった。寒いというのもあったが大雪のニュースは毎日のように報道されていた。
寒く乾いた冬は室内の湿度も下げる。居間には水槽があるのでさほど乾燥しないが、その代わり毎日の蒸発量は5〜10リットルにも達した。補水は自動で行われているので手間はないが、それにしてもかなりの量である。乾燥した室内では猫に静電気が発生する。エボナイト棒と猫の毛皮で実験した、小学生の頃の静電気の実験を生身(生猫)で行っている感じだ。猫を撫でていると被毛から放電して手がチクチクとする。
1月には少しではあるが東京でも雪が積もった。
今年の夏はどんな感じなのだろう。F&F的勝手予測(予報は出してはいけないが、予測なら良いだろう)

◆ 5月中旬からは気温の高い日があり、梅雨前の気温は高めに推移すると予測しておこう。6月は一転して梅雨の走りのような曇天が続き、梅雨入りは平年並みか少し早め。7月も初旬には梅雨空が晴れず、梅雨末期に大雨が降る。これは北からの冷たい気流が入りやすいため。8月は梅雨も明けて夏空になる。気温は昨年並みか高め。
なんて予想が当たるかどうかは保証の限りではない。だけれど、気象庁の予報だって当たりはしないのだからたいした違いはないだろう。

◆ 夏の気候が気になるのは農業に従事されている方々かも知れない。もちろん海の家の儲かり具合とかキャンプ場の人の入り具合にも影響は与えるだろうが、農作物は天候と生産量の如何によってものすごく価格が変動するものだから農家にとっては重要だ。冷夏といわれるような夏になって米が足りなくなったのは随分前だったような気がするが、あの時のような冷夏になったら大変である。台風の影響も無視できない。昨年は異常な台風の数ではなかったが、一昨年には各地で被害が出るほどの台風が多数上陸したっけ。台風が来なくて水が足りなくなるのも困るが、被害が出るほどの大雨も又困る。温暖化などで平均気温が上がると、降らないか大雨かのどちらかに偏るとの研究結果もある。確かに九州南部では小雨は余り降らず、降らないか大雨かどちらかみたいな感じ。それがそのまま東京の雨になったら、都内各地で浸水が起きるのだろうな。



メッセージリクエスト(3/20)

◆ ドコモのiモードサービスの中にメッセージフリーとメッセージリクエスト(メッセージR)がある。おそらく多くのiモード契約者がこれらのメッセージを受信した経験はないと思う。古くからあるが有効に使われていないサービスの一つだ。プッシュ型配信といえば最近はiチャネルもあり、これの契約率は0.3%程だそうだ。利用率が1%にも満たないサービスが成功と言えるか否か。ま、今後契約者数が増えることは予想できるが、私からしてみれば天気予報や簡単なニュースをプッシュ配信されてもなぁ、しかも有料だし、みたいな感じで当然使っていない。天気予報やニュースを見たければ、それらのサイトを見に行けばいい話なのだから。
しかも勝手に配信されるiチャネルは、情報更新時に着信音を鳴らせるわけではないので、それが最新なのか数時間前の出来事なのか一目ではわからない。

◆ 私は最近メッセージリクエストの利用されるサービスを契約した。それは時事通信のニュースである。
重大な事象が発生した場合はメッセージRによって通知してくれる有料サービスだ。単なるニュースサイトとして考えた場合、月額\105が高いのか安いのかよく解らないが、見たい部分だけを切り取った形で安価な料金設定がなされている点は評価できる。
フルに申し込むと\315とか、それ以上になるのかも知れないが、総合ニュース+メッセージRだと\105なのだ。これの申し込みを済ませ、メッセージRの着信音を設定したのは言うまでもない。今まで気にもした事のないメッセージRの設定を初めていじった感じなのだ。なので設定はどこだったかなとか、配信されてきたメッセージを表示するのはどうすれば良いんだっけなとか、少なからず迷ってしまった。
時事通信以外でもメッセージRやメールで号外を配信してくれるところはあり、例えばロイターは月額\315だったと思う。

◆ メールにしてもメッセージRにしても、即時性を必要とする情報の配信には適していると思う。通常のインターネットメールのようなプル型のシステムの場合だと、それをユーザは意識して取りに行かなければいけない。例えばF&F地震情報配信にしても、PCのメーラのメールチェック間隔を10分ごとに設定しているとすると、最長10分間のディレイが発生する可能性がある。F&F地震情報は色々改造を加えていて、最近の速報平均遅延時間は1分程度にまで短縮されており、TVの地震速報より早い場合も多い。つまり、メール配送遅延時間がゼロだとすると、地震発生からおおむね1分以内には概略情報が手に入る事になっている。ただしマグニチュード5以上の地震のみの配信を希望されている方にはこの速報が配信されない。速報の時点ではマグニチュードが確定していないからである。
そこでマグニチュード5以上の詳細情報と速報だけを選べるオプション設定も追加しておいた。

◆ もう一つ、メッセージRによって配信される情報にイマドコサーチがある。子供を対象にした誘拐事件や残忍な犯行が後を絶たない今、GPS携帯を子供に持たせて多少なりとも異常検知が素早く出来ないだろうかというサービスだ。この緊急情報もメッセージRによって配信される。この理由として、メールアドレス変更などによらない配信と、他社製ケータイでは受信できない仕組みの両方をうまく利用したものだと思う。
ちなみにイマドコサーチは月額\210の有料サービス基本料金と、1検索あたり\5の従量課金の組み合わせになる。もちろんパケット料金も別途必要だが、PCからも検索できるので便利と言えば便利かも。



三毛猫(3/19)

◆ 三毛猫がいる。それはおそらくメスであろう。三毛猫の雄は染色体異常など特殊な状態でしか生まれず、生まれたとしても生殖能力を持たないことが多いのだ。何故三毛猫は雌なのかといえば、それは遺伝子情報にある。白黒猫、茶白猫は雄も雌もいる。その毛色情報はどちらもX染色体に依存している。従って茶と白と黒を混ぜるためにはXが二つ揃った状態が必要であり、XXすなわち雌にしか存在しない理屈になるのだ。三毛犬がいるが、これは雄犬も存在する。犬と猫とでは毛色と染色体の関係が異なるのだろう。

◆ 緑と白の猫とか、青白猫とか、青と白と黄色の三毛猫なんかが存在するとしたら、毛色情報はもっと複雑になるから(熱帯魚の)グッピーみたいに様々な色の猫が生まれるようになるのかも知れない。シマウマは白地に黒のストライプなのか、黒地に白模様なのかと議論されることがある。これにも色々な理屈があって何が正しいのか解らないが、三毛シマウマってヤツは居ないな。ウチにはブチ柄というかヒョウ柄というかの猫がいる。確かこの種類は黒っぽいヤツと茶色っぽいヤツが居たと思う。ちなみにウチにいる猫は茶色(チョコレート色)だ。なので、もしかしたら三毛ブチ?も生まれるのかな、よく解らないけれど。
青い(青っぽい)蝶はいるが、青い動物はいないなぁ。緑の毛色の動物もいなそうだ。緑なんて草原に隠れるにはピッタリだと思うのだけれど、枯れ草の中にいたら目立ってしまうな。動物ではないが青いバラ(着色)も売られている。青い花が作れないなら着色してしまおうという訳か。

◆ 犬にしても猫にしても、人間によって様々な改良が加えられたものがペットとして飼われている。
品種自体は古代から自然発生的に生まれた種であっても、より人間と馴染みやすい性格や性質になるように改良される。改良されるというと全てが人為的なように思われがちだが、旧来から家畜として飼われている動物が自然に人間に馴染むように淘汰されていったというのが正しいのかも知れない。純血種は種が守られているが、性格というか性質には当然ながら個性がある。しかし種の特性の違いの方が個々の性格の違いより大きいと思う。

◆ アメショーはフレンドリーで飼いやすい猫だ。誰にでも懐くし性格が穏和なので子供のオモチャにされても怒ったりすることは少ない。殆ど鳴かないので都会向きでもある。ロシアンブルーは活発だが多少人見知りをする。飼い主には良く懐くが知らない人には余り寄っていかない。アメショーより甘えるので飼い主にとっては可愛い存在になるだろう。長い尻尾と手触りの言い被毛は触っていて心地よい。ブチ柄のオシキャットはロシアンブルーより更に人見知りする。飼い主にはとても良く懐くし近くに寄ってきて喉を鳴らすが、知らない人がこの猫を抱こうとしてもまず無理だ。思いっきり嫌がってどこかに隠れてしまうからだ。
鳴き声は大きめで自己を主張するが、これはお腹が空いたとか一緒に遊べと言うサインでもある。



コストダウン(3/18)

◆ MNPに関しては何度も書いているが、今年に入ってますます各社の動きが激しくなってきた感じがする。
auやドコモの移動機に力が入っているのはさほど驚きもしないが、料金体系の変化をもたらしたことには意外な感もある。特にドコモの料金体系変化はここ最近無かった事で、まずは継続利用割引の拡大から始まり、子供や老人をターゲットとした割安基本料金(通話料が高いので通話・通信してしまうと損になる)の導入、パケホーダイ契約と組み合わされる基本プランの自由化など様々な動きを見せている。
もちろんauだって黙ってはおらず、一人で契約していても家族割引並みの料金に低減できるプランなど、ドコモが家族囲いを強化するのに対してauは非家族ユーザをも取り込めるような施策を打ち出していている。Vフォンは各種割引制度が充実しているが、いつまでそれが続くのかが不安。ちなみに香港の新規参入(小規模事業者が大規模通信業者に買い取られた)事業者は基本料金や通話料は勿論、端末まで含めて半年間完全無料だそうだ。

◆ ドコモは、価格体系などを充実させないとMNPには勝てないと言っている。つまりMNPが無かったら価格体系は(おそらく)変わらなかっただろうと思わせる言い分だ。MNPにはドコモもauも反対していた。
競争の少ない安泰なマーケットをMNPや新規参入事業者に荒らされたくなかった訳である。一方で新規参入事業者に対する危機感は余り持っていないようだ。その理由は、今年度中には充分なサービスが立ち上がらないだろうと見ているからだ。移動体通信に於けるエリアカバレッジは絶対的なものであり、料金や端末がいかに優れていたとしても使いたい場所で使えないものを日本人は買わないと断言する。
移動機の品質とエリアカバレッジに関して、日本人は異常なほど神経質だとはドコモの弁だ。

◆ ドコモはPHS事業からの完全撤退を2007年秋と明言した。ユーザ数の減少と設備の老朽化は赤字を増やす要因になっており、早く足を洗いたいと思っている。
損益分岐点とも言える300万ユーザを何とか維持してきた旧DDIpと旧NTTpの差は何だったのだろう。高出力基地局と基地局間同期方式で責めたDDIpはNTTpよりエリア展開面で有利だった。これを見てもサービスエリアが事業そのものの存続までをも左右すると言えるだろう。ドコモの、PHS基地局の今後のあり方だが、おそらく多くは撤去の方向に向かうだろう。が、一部の基地局はW-CDMAやWi-MAX用の基地局に姿を変えるかも知れない。トラフィックをさばくにはマイクロセル方式を採用する必要があるからだ。これはPHSの方式そのものなのだが、マイクロセルとマクロセルの両方が使える方式こそ、エリア展開の自由度が大きく事業者にとっては有り難い存在になる。過疎地域ならばマクロセルで基地局設置コストを節約し、トラフィックの多い地域にはマイクロセル方式を導入して帯域の不足を防ぐ。ただし自律分散で、基地局をどんどん増やせるPHSと、エリア設計を行う必要のある携帯電話システムには根本的な差が生じるのも事実だ。回線コストの他にシステム管理コストも安くしなければトータルとして安価な移動体通信システムにはならない。



産地偽装(3/17)

◆ 様々な食品の産地偽装が問題になる。北朝鮮産の貝を日本の海岸に放して日本産にしてしまうとか、そんな事をしないまま中国産と偽るとか色々だ。鶏にしたって、どこまでが地鶏なのかどうかなんて誰にも分からない。
米国産牛肉問題、最もショックを受けたのは政府と共に吉野家ではないだろうか。これまでにも何度か吉野家の話は書いてきたが、念願の米国産牛肉が遠のいた現状を経営陣はどう見ているのか。

◆ 韓国でも日本同様に米国産牛肉輸入がストップしていたが、今年に入って再開された。焼き肉の国としては米国産牛肉は必要だったに違いない。日本が韓国から牛肉を大量に輸入しているとは思えないが、もしかしたら焼き肉のベースとなる半製品?は入ってきているかも。果たしてこれの原料はどこの牛なのだろうか。米国産牛肉の韓国経由輸入は皆無なのだろうか。ちなみに中国産牛肉に関しては口蹄疫の問題もあって生肉は輸入されていないと思う。松屋フーズは中国産牛肉100%だそうなので、加熱牛肉を輸入しているか現地生産した半製品を輸入しているのだろう。

◆ 米国には沢山の牛がいる。沢山牛がいるから米国人の食べない部位が余る。東洋人は何でも食ってしまうから、不要部位の処分には丁度良い。東洋人に売れなくなった牛の不要部分は家畜の餌にされるそうだ。牛骨粉も牛には食わせないが他の動物の餌にはなるらしい。
カルシウムたっぷりで元気な鶏に育ってね、みたいなかんじ。鶏は異常プリオンを吸収しないらしいので牛骨粉を与えても問題ないのだとか。本当に鶏が安全なのかどうかよく解らないけれど、そんなことを考えていたら何も食えなくなってしまいそうだ。

◆ 中国と言えば公害汚染生鮮品や鳥インフルエンザがたびたび問題になる。日本の高度経済成長期同様に、無許可農薬や汚染土壌の重金属たっぷりの品々もあるのだとか。当然これらを生産者は食わない。だって危険だから。
で、日本に輸出してしまう。日本側も中国産がヤバいとなったら産地を偽装するんだろうな。東京の健康食品ショップが、実際には有機農法でも無農薬でもない原料を使った製品にそれらの表示をしていたとか、それを行政指摘されてもなお改善しない等々でTVでも取り上げられていた。この店はホームページも持っていて通販も行っている。今はどうなったのかな。

◆ 食品の安全性は素人には分からない。産地だって専門家でなければ偽装が見抜けない。貝類は産地によって殻の色が異なっているそうなのだが、そう言われたって分かりにくいよなぁ。魚介類、魚そのままの格好をしていれば見分けも付くが、加工品になると分からない。最近は深海魚を深海魚として売っているところが増えたが、よく知られた魚の名前が書かれたパッケージの中味が実は深海魚だったなんて事だってありそうだ。ちなみに深海魚だから毒があるとか食えないと言うことはないけれど。



Li-ion電池(3/16)

◆ 今や携帯電話からノートPCにまで広く使われているリチウムイオン電池。これを開発したのはソニーエナジーテック(ソニーエナジーデバイスに社名が変わっている)だ。移動体電話に最初にリチウム電池が使われたのはNTT(現DoCoMo)のTZ-802かTZ-803辺りではなかったかと思う。TZ-802は1979年に市場投入された、重量約800グラムの携帯電話だ。この時に使用されたリチウム電池は金属リチウムを使用したカナダ製?(記憶曖昧)ではなかったかな。金属リチウム電池は、それまでのニカドなどに比較すると容量が大きくしかも軽い事もあって注目された。だがデンドライト問題による発火事故が起きることになる。リチウム電池の危険性に関してはそれまでにも色々言われていたが、実際に事故が起きたことによってその後民生機器に使われることが無くなってしまったのだ。

◆ これ以前にソニーエナジーテックにもリチウム電池が持ち込まれ、解体しない約束でその電池をいじくり回したのだそうだ。電池電圧から察するに水系ではない事はすぐに分かったらしいが、果たして水系以外の何が電解液になっているのかは謎だったという。それから10年以上を経過し、ソニーエナジーテックがリチウムイオン電池として商品化したものが現在の(通称)リチウム電池の原型だ。
実に開発から10年以上の時が流れ、その間には主に安全性に関する様々なテストが繰り返された。リチウムイオン電池になってデンドライド問題は姿を消したと言っていい。ただし使用領域と危険領域が接近しているために、充電には細心の注意を払わなくてはいけない。また、この電池は過充電にきわめて弱く、保存性も良くはない。自己放電電流こそニカドなどに比較して小さいのだが、フル充電状態で放置すると電池は傷んでしまう。

◆ リチウム一次電池は二次電池よりずっと以前に開発され、1950年代には米国が宇宙開発用途として使用していた記録がある。日本で一般に出回ったのは1976年からで、松下電池工業がフッ化黒鉛リチウム電池を商品化している。以前に何度か書いている単三型リチウム電池は大容量と軽量がメリットだが、最近は単四型もお目見えしている。大電流を消費する用途には最適なので、連続動作時間と重さをお金で買う事の出来る用途にはピッタリである。

◆ リチウム電池の、電気自動車への応用も研究されている。そこで出てきたのが金属リチウム電池だ。何を今更と思ったのだが、リチウムイオン電池よりエネルギ密度を上げられるのだとか。
デンドライド問題がどうなったのかはよく解らないが、EVカー(電気自動車)レースの世界では注目されているなんて話がある。電気自動車というかソーラーカーで圧倒的性能を見せつけたホンダドリーム(93年頃の話)には酸化銀亜鉛電池が積まれていたそうだ。この電池は人工衛星などに利用される高密度電池(現在はリチウム電池が代わることもあるらしい)で、金に糸目を付けなかったホンダの姿勢が現れている。



生物から(3/15)

◆ 今では当たり前に使われている液晶なのだが、これが発見?された当時は何に使ったらいいのか、何に使えるのか、何の役に立つか解らなかったそうだ。
液晶はイカのコレステロールから作られる。うーん、正しくもあり違ってもいるが、そもそもの発見はここからだったと言われている。イカには皮というか膜というかが多重に付いている。イカがストレスを感じると、この膜に色が付いて新鮮なイカは茶色っぽく見える。って話は液晶とは関係ないか。で、液晶の方なのだが、コレスティック(コレステリック)液晶がそれにあたる。液晶温度計とか電子ペーパーチックな液晶がこれだ。コレスティック液晶はイカに限った物ではなくて、以前BBSの方で紹介されたと思うのだが、虫にも存在する。

◆ コレスティック液晶は余り実用的だとは思われていなかった。精々オモチャとか液晶温度計に使われる程度でハイテク機器とは無縁の存在のように思われていた。だが無通電でも状態を保持してくれる特性を活かした松下のΣBookなどに採用されている。これによって従来は連続動作時間が数時間であったものが数ヶ月に延長できたという。液晶の消費電力(バックライト)はバカに出来ないものだ。コレスティック液晶も使用用途が広がれば研究ももっと進むのだろうが、現時点ではコントラストが小さく余り見やすくはない感じ。

◆ 生物から成分を抽出する元素?としてバナジウムがある。包丁や工具類にこの元素含有表示があるように、鉄の強度を上げる添加剤?でもある。このバナジウムは放射線耐久性が高いことから原子力関連にも使われているし、超伝導の分野でも研究されている。で、このバナジウムがホヤ(貝)に含まれているのだ。貝の多くは様々な元素を蓄積する(為に、貝を採取して調べることで海洋汚染状態が把握できる)が、ホヤは血液がバナジウムで出来ている。というか、人間の血液が鉄をその成分としているのと同じように、ホヤはバナジウムが血液中に含まれているのだ。前述イカの血液はヘモシアニンと呼ばれる、鉄(ヘム、ヘモグロビン)の代わりに銅を核とした構造体である。これは酸素を含むと青色になる。
よって青い血が出たとしても宇宙人ではないので念のため。ヘム(鉄)を核としたヘモグロビンは鉄の原子が一つの酸素分子と結合するが、銅の場合は2原子で一つの酸素分子と結合できる。

◆ ホヤ貝だが、食用に適する物と適さない物がある。どうやらこれはバナジウムの含有量によるものらしい。
バナジウムは適量摂取ならば糖尿病に効くらしいが、過剰摂取は下痢や呼吸困難、心臓障害や腎不全にもなる。食えるホヤも食い過ぎると良くないのかも知れない。
東北の方だとホヤが取れるらしく、酢の物?みたいにして食する場合が多い。私も食ったことはあるが私としては余り美味しいとは思わなかった。酢みそ仕立てになっていたのだが、私はみそ味が余り好きではないのでその為かも知れない。ちなみにみそ汁とか、その系統は大好きだ。みそ漬けとか、そういうものを余り好まないのである。



地震(2)(3/14)

◆ 地震による直接的な建物などの被害は当然起きるが、列車の脱線や火災などでの死者も予想される。近郊連絡線などは震度7近くになると脱線の可能性が高くなるらしい。火災は予想が難しいが、山手線の外側の西側を中心に被害が拡大すると見られている。世田谷区や杉並あたりは狭い道が多く、住宅も密集している。大田区辺りも整備が進んでいる地域は良いのだが、それ以外の場所には築年数の相当経ったアパートなどが密集している場所もある。こうしたエリアで火災が起きると、消防車が入り込めない上に密集した家屋が次々と延焼することになる。

◆ 震度7というと相当な地震になるわけだが、1923年の関東地震では相模湾付近がこの揺れに相当したと言われる。そして東海で地震が起きると南海でも大きな地震に見舞われる統計的情報がある。東海で地震が起きた数十時間から数年後に南海で、東海と同規模の地震が起きるというのだ。もっとも東海の地震自体が62年間も起きていないのだから何とも言えないのだが、その62年前の大地震のその前の大地震とは90年も、更にその前の大地震とは150年もインターバルがあるのだから油断は出来ない。そしてこのエリアが今後大規模地震に遭う可能性が高いとも言われているのだ。
東海ではGPSによる精密位置測定で大きな変動が計測されている。これが直接地震に結びつくものかどうかは断定できないが、静岡から岐阜の広い範囲にかけて数センチの地殻移動が確認されているそうだ。
ただ研究者によっては、2010年までに大地震が起きなければ大地震の可能性は高くはなくなると見る。周期的に起こる地殻の変動エネルギが大地震によらず放出されたと見られるというのだ。

◆ 震度6程度でも相当な家屋が倒壊するはずだ。耐震基準に適合した住宅であっても、例えば二階に置かれた家具の重さや屋根の重さ(太陽光発電や温水器など)によっては安心とは言えない。それが震度7ともなれば倒壊しない方がおかしい。
日本の国土面積は全世界のたった0.25%でしかない。
だがマグニチュード6以上の地震の2割以上は日本で発生している。大きな地震が起こる度に耐震基準などが見直され、それに基づいた建造物は(偽装や手抜きがなければ)安全性は従来より高まっている。だが近年の耐震基準に満たない建物だって多く残っている。
自治体によっては耐震性のチェックを無料で行ってくれる所もあるので、自治体のホームページで確認してみては如何だろうか。これは地域内に耐震性の低い建造物が多くあれば、耐震性の高い建造物が無事だったとしても火災やその他で被害が拡大することになり、それを防ぐ意味での無料チェックなのだそうだ。

◆ 長周期震動がある。中越地震の際、都内では長周期の弱い揺れが続いた。高層ビルなどはこれらの揺れに弱い。その場所が震源地でなかった場合でも、長周期震動によって被害が出かねないのだ。中層ビルよりも安全性が高いと言われている高層ビルも、長周期地震動が来ると大きく揺れる。震度そのものは小さくても、だ。長周期地震動の伝達速度は100Kmあたり1分とも言われているが、これだと逃げるに充分な時間ではないな。そしてこの長周期震動は数分に渡って続く場合もあるので、超高層ビルで遠方の地震を知ったならば家具などが吹っ飛んでこない場所に逃げるべきだろう。何しろビル上部では揺れの偏差が数メートルにも達するそうなので。

◆ 政府の地震調査委員会によれば、今後30年以内に震度6弱以上の地震が発生する確率の最も高い地域は浜名湖周辺で、その確率は95%だそうだ。



地震(1)(3/13)

◆ 地震の話といえば秋口の防災の日や、阪神淡路大震災発生日前後に語られることが多い。F&Fでも何度か地震に関しては書いてきたし、メール配信も行っている。
当初は気象庁のデータのみを配信していたが、その後様々な改造を加えて現在に至っている。改造の目的は速報性の向上にある。震度や地震の規模が確定する前に情報を得ることが出来ないだろうかとか、気象庁のネットワークが混雑している時にも安定して情報を受けられないだろうかなど、色々実験しているのだ。だが実際の配信タイミングその他は地震が起きてみなければ解らない部分もあり、システム改造はノンビリ行うしかない。

◆ この10年ほど、日本で観測される有感地震の回数は増えている。一つには地震観測網の発達によって、従来はデータとならなかったような地震でもそれが記録に残るようになった為だとも言われているがどうなのだろうか。
30年内の大きな地震といえば1978年6月の宮城県沖地震がある。この時の地震の大きさ震度5、規模はマグニチュード7.9だったそうだ。この時期前後何故か東北から北海道に大きな地震が集中している。1973年の根室半島沖地震では26人の死者が出ているが、その後9年間大きな地震はなかった。が、1982年に浦河沖地震が起き、翌年には日本海中部地震が発生した。その10年後にあたる1993年には釧路、同年には南西沖地震も発生して202人の死者が出たし、翌年にも東方沖地震で負傷者が出ている。2000年以降は一つ一つここに書くには多すぎるほどの地震が北海道と東北地方で起きているが、1993年の10年後にあたる2003年には十勝沖地震で800人以上の負傷者が出たのは記憶に新しい。

◆ 理科年表によれば、地震の巣と言われている関東やその周辺では目立った地震が起きていないことが解る。
東海地震だ関東大震災だと騒がれることは多いのだが、1978年の千葉東方沖地震(M=7.3)や1978年の伊豆大島近海地震(M=7.0)が目立つ程度で、東北や北海道に比較すれば頻度も規模もずっと少ない。
もちろんだからといって地震の起きる確率が小さいというわけではない。記憶に新しい福岡県西方沖地震(M=7.0)以前に福岡県周辺でマグニチュード7クラスの地震が起きたのは51年も前なのだから。同じように阪神淡路大震災も49年ぶりの大地震だったのだ。ちなみに横浜(神奈川)で大規模地震が記録された最後の年は1930年だ。

◆ 東京が地震に弱いと言われているのには地質構造にもある。富士山の噴火堆積物である関東ローム層は水を含むと粘土のごとくの赤土であり、乾けば細かな粒子が風に舞う。雨が降ってぬかるんだ様子を、シルクロードならぬ汁粉道路と呼んだくらいだ。このためもあり、マグニチュード7クラスの直下型地震が起きた場合、横浜は最大震度予想値が6弱であるのに対して都心部では広い範囲で6強を超える。また三浦半島も地盤が弱く、同様に揺れは激しくなる予想が出ている。だが東京直下地震が起きた場合の周囲への広がりで見た場合には、横浜辺りの地盤も有利には働かない。下から伝わる地震と他の地域から伝わってくる揺れに対する耐性は異なるのである。 続く…



Felica(3/12)

◆ 携帯電話内蔵Edyに1万円ほどチャージした話は以前に書いた。これを使っているのかと言われると、実は余り使っていない。一つは使える場所が限られていること。コンビニは全店使えるというわけではないし、むしろ使えない場所の方が多い。店員も慣れていない人が多くてレジ操作に手間取っていたりする。で、だったら現金で払った方が早いかななんて思ったりするのだ。駐車場料金もこれで支払えるところがあるが、現金を持っている場合にはそれを優先している。たまたま千円札を持っていないときなどのために残高を取っておこうと思うからだ。そう、チャージできる場所も限られているので残高ゼロになると面倒だ。

◆ 1月下旬からモバイルスイカも始まった。ただこれ、現時点ではJR提携クレジットカードの契約が必須(年会費は500円)だし、やがて年会費(500円の予定)も取られるという事なので私は使っていない。以前は色々なクレジットカードを持っていたというか、付き合い上仕方なく作ったりしていたのだが、かなり解約して整理したのだ。初年度会費は無料だといったって解約が結構面倒なので年会費を取られるギリギリのタイミングで解約しようとしても間に合わない。いや、間に合わせてくれないと言うべきか。
つまりこれで初年度分の無料はチャラになってしまう。なので余計なカードは持ちたくないのである。

◆ モバイルスイカを使うためには結構手続きというか設定が必要で、その登録がされるまでに数十分を要する。専用アプリもダウンロードする必要があるが、容量が意外に大きいようなので数百円ほどのパケット料金が発生する。アプリをダウンロードしたら、携帯で入力するにはあまりに多すぎる項目を埋めなければいけない。ノロノロやっていると(20分で)タイムアウトしてやり直しの刑になる。この設定はPCからも出来るらしいので、予めPCからアクセスしておいた方が良いだろう。使えるようになったらケータイを使って改札を通ることが出来る。が、電車に乗っている間に携帯を紛失したり完全な電池切れになったり、携帯(Felica部分)が故障したりすると改札を出られなくなり、かなり酷い目に遭う。

◆ モバイルスイカで思い出すのはETCの普及率がいっこうに上がらなかった件だ。金を払うために、新たに金をつぎ込まなければいけない点で似ている。もっともETC車載器ほど高額ではないから、この点だけは助かるが。JR東では年間100万加入を目標にしているというが、来年の今頃は流行っているかな。私はJALカードの代わりは携帯にやらせている。が、何度か乗った航空機のゲートで携帯電話を取り出している人は見たことがないばかりか、非接触JALカードでチェックインする人すら見たことがない。

◆ JALカードは独自仕様で電子マネーとして使える。が、使えるのは空港内の一部の店舗に限られている。Suicaも駅構内などの売店では電子マネーとして使える。Edyはそのものズバリの電子マネーだ。各電子マネー共にプラットフォームはFelicaなのだがアプリケーションの仕様が違うために共用は出来ない。全く不便なことだ。
ドコモは携帯電話のFelicaを使ったクレジットカードであるiDも始めた。これも普及しなければ非接触リーダが無い店舗では使えない。モバイルスイカのチャージにも使えない。



繰り越し(3/11)

◆ 旧J-PHONEが2000年に始めた、無料通話分を繰り越せるサービス。しばらくはJ-PHONE独自のものだったが、それにドコモが2003年に追従した。ドコモは2ヶ月繰り越しとJ-PHONE(Vフォン)よりも見栄えの良いサービスにしたのだ。しかもVフォンでは不可能だった無料パケット料金分も繰り越せるようにしたり、料金プランを変更しても繰り越し分が消滅しないようにしたり(当初は消滅していたような気がする)、それでも余った無料分を家族で分け合える(他事業者は不可)とサービス満点だ。最後発になるauは3ヶ月繰り越しを謳う。ただし内容的にはドコモには及ばない。

◆ 無料通話・通信分とは一体何だろうか。予め先払いする事によって、後払いするよりも安く使えるシステムだ。いわばプリペイドである。事業者はわずかではあるが金利分が儲かり、料金徴収事故の軽減にもなる。で、これを繰り越せるようにすると事業者は損をするのだろうか。
おそらくは統計的に見れば多少損をするのではないかと思うが、得になる部分もあるので微妙だ。一般的に無料分の多い料金プランほど通話や通信の単価が安いので、ユーザにしてみればちょっと余るくらいの料金プランを選択した方が得になる。しかも基本料金(+無料通話・通信分)には各種割引が働くが、従量料金部分に割引は適用されない。

◆ なので多少無料分が余るくらいのプランにしている方が多いと思う。で、毎月無料分が余っていくのだが、そもそも使い切らないから余るわけで、それは繰り越しが長くても短くても変わらない。結局余る人はいつまで経っても余り続ける。そこで料金プランを変えて無料通話・通信分を使い切ろうとする(Vフォンは料金プランを変えると繰り越し分がゼロになる)が、せっかく貯めた?無料分も、無料分の少ない安価な料金プランにすると通話・通信単価が上がるのですぐに無くなってしまう。これは事業者にとって「儲け」だ。元々の無料通話分が例えば100分相当だったとしても、料金プランを変えることによって80分程度で使い切ってしまうからだ。
もちろん繰り越し制度無しで、余った無料分を捨ててくれるのが事業者にとっては有り難いが、繰り越しがあるからと言う理由でより高額な料金プランに契約して貰えるメリットもある。ようするに無料分を繰り越しても事業者にデメリットはほとんど無いばかりか、無料分が余っているから事業者を変えるのをやめようと思う人を囲い込める副次的作用もある。これらの事を考えると、数字の上では多少損なのかも知れないけれど実質的には損はしていないとは言えないだろうか。

◆ Vフォンは今月からハッピーボーナスの割引率を、使用年数に応じて拡大した。今後11年以上使うと、何と4割引になる。そう、問題はここだ。ドコモやauが加入月から換算して継続利用割引を適用するのに対し、Vフォンの場合は"ハッピーボーナスに加入した日を基準にして"割引率が変わる。更に、ハッピーボーナスに入ると、その時点で他の継続割引年数は"リセット"されるのである。だったら他の事業者に移っても同じではないのか。auに変えてMY割に入った方が良いのではないかと思ってしまうと共に、今から11年後にこの割引プランが残っているかどうか。こうして複雑な割引で一見お得そうだが、実はそうでもないプランをどんどん考え出す。割引がどうのこうのと複雑になる料金体系を見ると、それこそ携帯基本料金ってオープンプライスの方が良いんじゃないの?と、思ってしまう。



横浜の恥部?(3/10)

◆ TVなどでも報道されたようだが、中華街付近のゴミの氾濫ぶりはすごいものがある。この辺りは中国や韓国人も多く、ゴミ集積場には各国語で説明が書いてあるのだが役に立たない。家庭ゴミだろうと資源ゴミだろうと粗大ゴミまでもが一緒に捨てられている。
粗大ゴミを持ってきた人間を注意しても、「ワタシ、ニホンゴ ワカリマエエン」と逃げられてしまうのだとか。そんな風にゴミが積み上げられると、日本人もそれに釣られてゴミを捨てに来る。あそこに捨てれば目立たないから、みたいな感じ。わざわざ車にゴミを積んで運んでくる人もいるそうだ。

◆ 横浜の場合は分別度が低くても収拾してくれるから未だ良いが、より厳しい東京都などだと大変だろう。
日本人にしても一体これは燃えるゴミなのか燃えないゴミなのか、或いは資源ゴミなのか調べないとよく解らないようなものがあるのに、それを中国や韓国の人に言っても無駄なような気がする。中国など道路=ゴミ箱みたいな感じだし、今は少なくなったと言うがエレベータの中でも食堂でも平気で痰を吐くらしい。要するに文化が違うわけで、特に短期滞在者にそれを徹底するのは難しいことだろう。

◆ ゴミがゴミを呼ぶのは事実で、例えば一台の車が捨てられていると、やがて他の車もそこに捨てていかれる。中央分離帯にゴミが積み上げられていると、連鎖的にそこにゴミが集まってくる。粗大ゴミや事業ゴミは無料では引き取ってくれないので、それなりの手続きが必要だが外国の人にとって、そのシステムが理解できるだろうか。

◆ ゴミの完全有料化という話もある。これは解らないでもない。完全有料化されると粗大ゴミも普通ゴミも所定の手続きが必要だと言うことで同じ扱いになる。もちろんゴミの容積なり重さによって収拾料金は変わるだろうが、有料化されればゴミの排出量はかなり減るはずだ。なのでゴミ収集の有料化に全く反対というわけではない。が、住民税や地方税をその分安くしてくれなければ増税だ。ゴミ収集が有料化されて回収業務が自由化されれば、より安い業者にゴミを出すようになるだろう。所がこれでは地方自治体は困ってしまう。特定業者に100%依頼している場合もあれば、市区町村の職員として雇用されたゴミ係が働いている場合もあるからだ。この仕事が無くなると市区町村の支出が減る=予算が消化できなくなってしまう。

◆ ゴミといえばゴミ袋に丁度良い、スーパーのレジ袋も有料化されるのかな。有料義務化は見送られるようだが、実質的にはそれと似たような規制がなされる見通しだ。そもそも何をもってレジ袋というのかの解釈はどうするのだろうか。ビニール袋と紙袋が対象だとは言うのだが果たして。レジ以外の街中でティッシュを配るかのごとくレジ袋がもしも配られていたとしたら、その配られている場所の目の前にスーパがあったとしたら、それはレジ袋なのだろうか。ゴミ収集を行う自治体や事業者への支援金も交付が決まったようだ。交付の前に、レジ袋有料化の前に、民間事業者の数倍の費用を使っているという自治体のゴミ処理予算の減量が先ではないのだろうか。



単極誘導(3/9)

◆ ファラデーの単極誘導というものがある。どうやら反力を受けないで回転するモータのようだ。そんなものが出来るのだろうか?反力は一体どこに行ってしまうのだろうか。実際にこれを実験したページがあるのでまずはご覧頂くのが早いと思う。確かにモータは回っているわけだが、この実験で反力がゼロであることは証明できていないと思う。それは回転子に付けられた電極があるからだ。フツーに考えると回転子に接触させている電極に反力が働いているのではないかと思えてしまう。例えば単極誘導モータと電源を一体化して作り、これを空中に浮遊させた状態で回せるのならば反力が無いことが何となく解りそうな気がするのだがどうだろうか。

◆ 同ページの下の方にリニアモータ?レールの上を回転子が転がるタイプのモノが紹介されているが、レールは反力を受けていないのだろうか。レールから電力を供給するのではなく、電源の線を接続した構造にして絶縁体の上を転がす事は出来るのだろうか。
同ページには「磁石を固定して円盤を回転すると誘導電流が流れる」「 円盤を固定して磁石を回転すると誘導電流は流れない」「 磁石と円盤を一緒に回転すると誘導電流が流れる」と書かれている。一見矛盾するこの状態は何なのだろう。そもそも回転と停止は何を基準に見ているのだろうか。単に目で見て動いているか否かなのか。見る人が回転させる磁石や円盤と同じように動いていれば止まって見えるわけだけれど 、その場合はどうなのだろうか。

◆ 磁石モノといえば燃費節約用品とか水質改善用品とかの怪しげなモノの素材として使われる場合が多い。
この単極モータの怪しさ具合?はよく解らないのだが、不思議といえば不思議でもあり、そうでないといえばそうでもない。って、結局はよく解らないのだ。面白いけれど理屈は解るものもある。これは磁力で浮遊するコマだ。市販されてヒット商品?になったらしいが私はその存在を知らなかった。どうやら磁力の谷間?にコマを乗せるようなものらしい。
アクティブ制御で磁石を浮かせる装置は色々あるが、パッシブなしかも非常に簡単な構造で磁石を浮かせたところがアイディアだと思う。

◆ 必ずしも磁石モノではないのだが、日本ガイシのページにも色々な実験が載っている。リンクのページでも紹介しているが、ここでも面白い実験が行われている。両ページ共に子供を対象とした易しい説明で展開されている。科学離れが問題視されている中、今の子供は科学実験には興味がないのかなぁ。私からしてみれば面白いモノなのだけれど。要するに、何がどうなっているのかな?と考える概念が失われているのだと思う。何を見ても余り不思議に思わない。単極誘導モータが回ったところで、「あっ、そう、良かったね」的な感想しか抱かないのではないのだろうか。



インターネット放送(3/8)

◆ インターネットラジオは欧米を中心にかなりの数の放送局?がある。日本にも有る事はあるが終日放送と言うところは少なく、特定の番組を繰り返し放送したり特定の時間内だけ放送したりするに留まっている。画像付きの番組もニュースなどで一般的にはなってきたし、携帯電話向けのストリーミング放送もある。が、1番組あたりの時間はせいぜい数分程度だ。

◆ NHKは受信料徴収強化のためにインターネット放送も始めたいらしい。通常の受信料に上乗せする形でインターネット放送受信料も徴収したいようなのだが、電波以外で放送を流す事は現時点では法律的に不可能だ。NHKがインターネットサイトを立ち上げたときにもこれらは問題になったが、なし崩し的というか何というか、ダラダラと始めてしまった感じだった。来年度以降がターゲットと言われるインターネット放送は、果たして始まるのだろうか。

◆ インターネット放送と共に話題になっているものに、疑似VODがある。NHKの番組を専用受信機の中に蓄積し、ユーザは見たいときに観たい番組が見られるようにする仕組み。これはハードウエアが必要なのでどれだけ流行るか分からないが、専用ハードウエアを買うか借りるかした上でエクストラチャージを支払えば利用が可能になるのだとか。
今年から始まっている受信料徴収強化システムは、公開放送などを見に行くにはNHK受信料を払っている必要があるというもの。子供の人気番組の公開放送を見に行くためのチケットが高額で取引されたなんて話もあったが、ここに目を付けたと言う事だろう。ま、この辺りは通常の営業努力の延長だから良いか。お金は簡単には稼げない事を自覚する事も必要なのである。

◆ インターネットによる動画配信は映画などでは一般的だと思う。蓄積型のサービスなのでニュースなどと違ってリアルタイム性の必要のない配信では有効だと思う。ただし帯域はかなり食うのでサーバは大変だろう。フレッツの映画なども「混み合っています」のメッセージがむなしく画面に表示される場合もある。フレッツの場合は自前網の中での配信なのでインターネット全体に負荷がかかる事はないが、例えばNHKがニュース配信をインターネットで行ったとすると各ネットワークの負荷はかなり上がる筈だ。もちろんサーバも大変だろうがNHKは金が豊富にあるからこの辺りは気にしないはず。1Mbpsで配信される番組を千人が見たら、それだけで1Gbpsの帯域消費だからなぁ。ブロードキャストならまだ良い(サーバは楽)が、VODだと大変だろうな。

◆ 携帯電話への動画配信も増えてきてはいる。jigはPC用のリアルプレーヤみたいなものを配布し始めた。プレーヤは無料でエンコーダは有料だ。これがスタンダードになればユーザにとってもメリットはある。が、今は未だそれぞれバラバラの状態。jigのプレーヤがベストかどうかは解らないが、各事業者の移動機共通で見られるプレーヤが出来てくれると配信側としては助かると思う。



(3/7)

◆ 専売制が廃止されてずいぶんと時が経ち、市場には様々な塩が出回っている。塩専門店?みたいな所もあって、数十種類の塩が結構なお値段で並んでいる。
塩と言っても塩化ナトリウムそのものならば精製塩がそれに近いのだが、海塩や岩塩などそれぞれ含有元素が違うことによる味の違いが料理の味を引き立てるというわけだ。豆腐を塩で食わせる店など、何種類かの違った塩が出される場合がある。

◆ 海水から作った塩の中に含まれる成分で多いのはカルシウムとマグネシウムだろう。例えばカルシウムは400ppm程度含まれているが、塩としてみるとその含有比率は0.05%〜0.2%程度になる。マグネシウムは同じく0.01%〜0.5%、カリウムは精製法によって含有率が異なるが0.3%程度になるのでは無かろうか。(モノによっては数パーセントの含有量が表示されているモノもある)カリウムは毎日数グラムを摂取しましょうと言われているが、これを塩だけで摂ることは不可能だ。ちなみにカリウムが多いとナトリウム分の排出を助けるため、例えばみそ汁などは塩分が多い割に健康に悪くないと言われている。この他に微量元素として金属イオンなども含まれるがたいした量ではない。

◆ これらの塩化ナトリウム以外の元素量によって味が異なる訳で、だったら合成しても同じなんじゃないのかなと思うのだが天然という響きが良いのかも。
どこそこの○○万年前の岩塩ですと言われると、うーん、サスガに岩塩の味だねなんて訳も解らず納得してしまう、みたいな。
クレイジーソルトやアルペンザルツの話は以前にも書いたが、これらは塩+その他なので純粋な岩塩の味ではない。いわゆる味付け塩みたいなものだ。
最近は味だけではなく、色で特徴を出したものも売られている。それが着色されたものなのか精製過程で付いた色なのか、或いは色素が混じった岩塩なのか解らないがブルーやピンクの塩もある。

◆ ヒマラヤの塩として売られているものの成分を見るとヨウ素や鉄分が含有されている。確かに海水中にはこれらの成分は含まれているが、鉄は精製過程で酸化して失われるしヨウ素は紫外線(太陽光線)に当たって無くなってしまうような気がする。ということは後から成分調整をしているのだろうか。それとも岩塩だとこれらが含まれているのかな。マグネシウムは少なめでカルシウムが多めなのもこの塩の特徴だ。能書きによると「まろやかで甘みが感じられる」そうで、肉料理に良く合うそうだ。
国産でも様々な種類の塩があるが、塩として売られていながらも「○○%塩分カット」なんてのがある。
塩化ナトリウム含有量が少なく塩化カリウム含有量が多いのだろうか。米国ではカリウム(塩化カリウム)入りの塩がよく売れた時期があったらしい。高血圧の人の塩分調整のためとか言われていたが、実は科学的根拠は無いのだとか。単体として塩化カリウムを摂ってもダメなのかな。或いは塩分の排出を促進しただけでは高血圧症が直接良くなるわけではないのか。カリウムを増やしていくとピリピリするような辛さが増して美味しくなくなるらしいが、それが流行ったのは健康に良いという謳い文句からなのだろうか。



画面サイズ(3/6)

◆ TV受像器の画面サイズが16 9に移行する中、PC用のモニタもサイズが変化しつつある。16 9に近いサイズといえば768×1280Dotだが、これだとほんの少しだけ横幅が足りなくなる。で、SONYのVAIO TXは横幅を1366Dotとしている。確かにノートPC等はキーボードの横幅を充分に取りなおかつ小型化を行うとすると上下方向を詰めるのが最も簡単だ。これもあってSONYは従来から480×1024とかのサイズを使っていたモデルがある。当時はおかしなサイズだと思われていたが、16 9TVのおかげ?で今はさほど珍しくはなくなった。デスクトップPCでもTV受像機能付きのモデルの多くは横長画面だ。

◆ ワープロ専用機など、少数ではあるがディスプレイの縦横を逆に使ったものもあった。A4サイズ同等の表示領域そのままを確保したと言うのが謳い文句だった。或いは縦横に切り替え?可能なものもあった。
ちょうど携帯電話の二軸ヒンジを回したときのように、物理的にディスプレイを動かすと、それによって表示モードが切り替わるようになっていた。用紙を縦に使うことを考えると、ディスプレイもそれに沿ったものの方が理にはかなっている。ソフト屋さんや電気屋さんは図などを書く場合もあり、この場合は横長方向で紙を使うので、横長画面の方が都合は宜しい。ちなみにA版,B版共に縦横比は1 1.4になっている。

◆ 横長画面が増えてくると、ホームページのデザインなども変わってくるのかも知れない。ただ、画面から字がはみ出すような表示になると、上下にスクロールさせながら見るよりずっと解りにくくなる。これは携帯電話でフルブラウザを使ったときも同じだ。
一行読むごとに画面を横方向に動かし、又戻し、を繰り返さなければならないのは少々辛い。では横長分を何に使ったらいいのか。私の場合は横にタスクバーを表示させている。ブラウザにしてもメーラにしてもフル画面で使わないことが多い私は、画面の両側に隙間があってそこにアイコンが並んでいると調子が良い。ブラウザやメーラを使いながら、その他のアプリケーションをすぐ起動できるからだ。

◆ 16 9の流れは、実は携帯電話の液晶にもあって240×400Dotを採用しているモデルもある。カーナビも同様に横長画面を採用する機種が多いが、必ずしも16 9ではなくて、もっと横長のものもあったりする。これは4 3画面を2つ並べて表示できるのが売りだったっけ。現在使用しているのはPanasonicのVGA画面のものだが、VGAだから横長ではないのかな。あらためて考えてみると、さてどうだったろうかと思ってしまう。16 9が登場してから随分時が経つ。一時期4 3TVから撤退した国内メーカが、いっこうに始まらない16 9放送を踏まえて買い控えるユーザのために、再度4 3TVを作り始めたという話があるくらいだ。アナログ放送も後数年で終了、やっと新たな時代がやってくると言うことだろうか。



リモコン(3/5)

◆ 携帯電話からPCをリモート制御する件に関しては何度か書いている。現在私は有料のmobile2pcを使用していて、通信速度が遅い以外に特別不満はない。通信速度はHSDPAが出てくるまでは我慢するしかないだろう。夏頃にはデータカード2機種、音声移動機2機種くらいが出てくるらしいので期待しよう。
これも以前に紹介しているが、日立システムのμVNCが一般コンシューマ向けとして正式に販売開始された。価格は売り切り1,000円だ。ただし現在の所BREWにしか対応していない。au機なら通信速度も速いしBREWの速度も速いのでかなり快適に使えることと思う。

◆ FOMA向けとしてはPCGateが無料で公開されている。これはPC側にインストールするサーバとiアプリのセットという面でmobile2pcに似ている。さっそくインストールして試してみると、画面更新速度が速い!と思ったら圧縮率が凄く高いのだ。PCの画面がVGAならば良いのかも知れないが、XGAだと文字が読めない。試しにSVGAに解像度を下げてみたが、それでも厳しかった。画面拡大モードにして再読込すれば読める字の大きさになるが、この状態ではスクロールを受け付けないので部分的にしか見えない。やはり高解像度モードのPCを制御するのはちょっと面倒かなと感じた。動作的にはmobile2pcレベルには全く達していないがiVNCよりはかなりマシだ。というかiVNCは有料化するとか何とか書いてあったが、その後も中継サーバが不安定だったりして満足に使えない。しかもNECやPMC製携帯ではPCの画面解像度をQVGA以下に下げる必要があるのでWindowsは実際には使えない。X端末になら使えるかと思ったがキー入力が出来なかった事は以前にお伝えしたとおりだ。

◆ mobile2pcは常にPCとのアクセスを行っていて、PC側の画面変化をすぐに携帯側に伝えてくる。iVNCやPCGateは意識して更新させないと携帯の画面は更新されない。
当然後者の方がパケット代が節約できるのは言うまでもないが、使い勝手的には前者にメリットを感じる。
あくまでも携帯からPCをコントロールするのは非常時?であると私は認識するので、多少パケット量が増えたとしても実用に耐えるソフトの方が良いなと思う。

◆ もしかすると年内にはVGA解像度の液晶を搭載した携帯電話が普通になるかも知れない。だがこれはもう人間の目の限界を超えている感がある。何しろ2.4インチの液晶でVGA解像度だ。16Ditフォントなど使ったらすご〜く小さな字になるだろう。解像度がどんなに高くなろうとも単位面積あたりの認識文字数は有限なのだ。画面の前にレンズでも付ければ別なのだろうが、大きさや形状がそれを許さないだろうな。フレネルレンズってヤツもあるけれど。
同じ文字や写真を表示させた場合には高解像度液晶の方が綺麗に見えるが、だからと言って人間の目の能力が上がる訳ではない。ま、目を通さずに脳とインタフェース出来る技術でも出来れば可能性は無限だが、逆に危険なデバイスになったりして。
だがPC画面を携帯で見ようとする場合には、やはりVGA解像度のメリットは大きいのでは無かろうか。ただし転送データ量が一気に4倍… 転送時間4倍… じゃ、使い物にならないか。やはりVGA液晶はHSDPAとセットで、だな。



マッハ15(3/4)

◆ スーパージェッターの乗る流星号はマッハ15の速度で飛行することになっている。かなり速い。マッハ15って秒速5Km程度だろうか。ロケットよりは遅いな。
音速の壁を人間が初めて越えたのは第二次大戦後のことだった。もしかしたら違っているかも知れないが、1947年にチャック・イェーガーがマッハ1.06を記録したのが最初ではなかっただろうか。この辺りは記憶に頼る話なので真実である保証はないのだが、音速は悪魔の壁とも言われていて、音速を超える時に乱れる気流(マッハコーンの周囲)のために航空機は不安定となり、破壊や墜落に至る。これを突破するには、その速度を一気に超えるしかないと勇敢にチャレンジし成功したのがチャック・イェーガーではなかっただろうか。現在の超音速機は機体がマッハコーンの内側に入るような形状に設計される。
でないと、衝撃波によって大きな力が機体に加わるからだ。

◆ 現在の超高速航空機にしてみれば、アフターバーナを炊いて離陸から一気に音速以上にまで上り詰めることなどいとも簡単である。音速を超えるときにはマッハコーン周囲の気流が乱れ(衝撃波域)、時に飛行機雲(マッハ雲?)が出来る場合がある。雲なので毎回出来るわけではなく、特定の条件下でなければ見られない。
こちらのサイトにはスチル写真が、こちらには動画があるが音が入っていないのが残念だ。いずれにしても、まるでマッハコーンを雲が表すかのような写真はなかなか美しい。

◆ 速い航空機、速度記録を持っているものといえばX-15のマッハ6.9だろうか。いや、マッハ10近い速度を出すものもあるが、これが航空機と呼べるかどうか解らない。それはロケットスレッドと呼ばれる、ロケットやミサイルを観測するためのシロモノで、離陸後5秒足らずで音速を突破し、マッハ9.74まで加速していく。既に引退してしまったコンコルドはマッハ2.04を記録し、高度2万メートル近くまで上昇できたという。エンジンは巨大だが座席数は多くはなく、機内も広くない。速度最優先で設計された機体なのだ。コンコルドは騒音の大きさと燃費の悪さがたびたび問題にはなったが、時間を金で買う事の出来る旅客達を運び続けた。

◆ コンコルドのターボジェットエンジンは4機で総推進力は70tだ。これはボーイング777-300の総出力(ターボファンエンジン2機の合計)よりは小さい。機体の長さは常温で62.1m,最高速度で飛行中には空気との摩擦熱で20cmほど長くなるそうだ。コンコルド以外にもSSTは開発された経緯があり、ロッキードのL-2000はマッハ3の設計速度を誇ったが就航には至らなかった。ロシアのTu-144はコンコルド同様就航したらしいが詳しくは知らない。
一般の航空機に使われているターボファンエンジンは、ターボジェットエンジンの前方にファン(プロペラみたいなものだな)を付けることによって、ターボジェットエンジンより低速で高推進力を得ようとしたもの。
ターボジェットエンジンは亜音速域までは排気速度が速すぎて効率的ではないからだ。

◆ 速い地上の移動体、うーん、乗り物と言えるかどうかはビミョーなスラストSSCは地上を走る乗り物に巨大なジェットエンジンをくっつけてマッハ1を超えた。
重量が最高速度に余り関係ないと言うことで、車体の安定性を確保する面からも軽量化は全く行われていない。ジェットエンジンは2機付けられているが、殆どそれだけという感じ。重さは何と10tにも達する。出力は10万馬力(鉄腕アトムと同じ?)以上と言われているが、ジェットエンジンだと推力表示が正しいのではないかな。  



連続動作時間(3/3)

◆ オーディオ機能やTVチューナ搭載携帯電話が増えている。TV機能はさすがに動作時間が短く、ドコモのP901iTVで3時間(1セグ),auのW41Hで3.75時間(同)だ。
もっとも出始めの頃のオーディオ再生機能もこれと似たようなものだった訳で、ドコモの普通の機種は音楽再生機能を謳いながらも連続再生時間を明確に表示していないものが多い。P901iなどは音楽再生中は携帯を開いた状態(液晶バックライト点灯)にする必要があるので、連続動作させると2時間ほどでバッテリエンプティになってしまう。要するにオーディオ再生機能はオマケという位置づけなのだろう。
音楽専用を前面に打ち出したMusic Porter IIは連続再生時間20時間をカタログに表示している。これは専用再生デバイスを搭載して、市販音楽プレーヤ並の連続再生時間が確保できた例だ。

◆ auのW41Tは4GBのHDD搭載で、連続7時間(スピーカ)の再生時間を誇る。意外なのはBluetoothを使うと連続再生時間が12時間に伸びることだ。Bluetoothも低消費電力化されてきたが、オーディオアンプより消費電力が低いとは思わなかった。いや、オーディオアンプの消費電力が多すぎるとみるべきか。確かに出力電力(オーディオ出力 VS Bluetoothアンテナ出力)を見ればオーディオ出力の方が大きいわけだが、電力利用効率(消費電力の何パーセントが出力として得られるか)はオーディオの方が有利だと思うのだけれど。オーディオアンプもディジタルアンプなどを使えば消費電力的には有利になると思うが、スペース的な問題とかノイズの問題もあって単純ではない可能性もある。Music Porter IIはこの辺りにも手を入れた結果の連続再生時間20時間なのだ。

◆ 20時間の連続再生時間があれば通勤中のに音楽を聴いたり出来るだろうが、それが3〜4時間となるとバッテリが気になるに違いない。携帯電話も電池が無くなってしまったら単なる重りである。予備の電池を持ち歩く手もあろうが、ならば音楽専用プレーヤの方が使い勝手が良いやと思ったりして。TVとなると更に連続動作時間が短くなる。そう言えば出始めの頃のポータブル液晶テレビは単三電池が熱を持つほど電流が流れていたっけ。アルカリ電池を使っても精々2時間が良いところ。下手をすると1時間ほどで電池が無くなってしまった。

◆ ケータイでゲームをやっていても電池はどんどん無くなる。おそらく2時間程度しか保たないのではないだろうか。CPUをフルパワーで動作させ、液晶バックライトを点灯させれば通信中に近い電力消費量になるのだ。だったらTVが4時間近く使えるから良いではないかと言われればそれまでなのだがどうだろう。私にしてみると、ゲームを2時間やるのはもはや苦痛に近いが、TVを2時間観る事は普通だ。特にスポーツ中継や映画などは見始めると最後まで観たくなるのが人間ってものだと思う。果たしてワンセグチューナ付きケータイがスタンダードになるのかどうか。ワンセグチューナ機能は数千円の原価である。これを付加価値として添加できるか否かが問題だ。



PHS(3/2)

◆ 昨年からのWILLCOMの新規加入者獲得数には目を見張るものがある。Vフォンが純減を続けている中にあっても数万人規模の新規加入者を獲得していた。
そのVフォンも今年は頑張ると言っているし、ドコモもデータ定額制を始めるとあってはWILLCOMも黙ってはいられないのではないか。WILLCOMユーザ数は順調にいけば今年中にも400万人は超える見込み。
これだけのユーザをドコモが黙ってみているわけはない。ドコモPHSはPHS事業からの撤退発表後純減になっており、FOMAへの優遇乗り換え制度はあったもののデータ通信用途でFOMAは高額すぎる。定額で接続したいとなればWILLCOM以外に選択肢はなく、結果としてデータ通信需要はWILLCOMに集中したとみるのが妥当だろう。

◆ ではPHSはデータ通信専用のものなのか。おそらくDDIp時代には事業者自身もそう思っていたに違いない。が、音声通話定額が始まって様子が違って来た。音声移動機の新機種はよく売れていると言うし、サービスエリア面でもFOMA並、V3G以上とまで言われているので従来のPHSイメージとは明らかに変わってきていると思う。メディアなどでも従来は無視されていたPHS事業者なのだが、最近では携帯事業者と並んで登場する機会も多くなってきている。
話は変わるがFOMAよりVフォンの3Gの方が早くから人口カバー率が高かった。が、使えないエリアは多かった。Vフォンは全国の市区町村役場付近のみに基地局を建てて人口カバー率の数値のみ上げる作戦に出たかだろう。何となくVフォンの企業方針が見えてくる。

◆ ユーザはPHSに何を求めるのか。定額通話、定額通信が携帯電話でも行われたならばPHSも携帯と同じ土俵で戦わなければいけなくなる。運用コストはPHSの方が携帯電話システムより安価であると言われているので、その分だけ低料金化が出来る可能性はあるし現在でも携帯電話より安価ではあるが、携帯電話とその差が大きいとは言えない。特に割引系が携帯電話各社より弱い気がする。家族割引や継続利用割引を強化しないとユーザが逃げていく恐れがあるのではないか。
いや、それよりもドコモのHSDPAによるデータ通信定額化だ。最大通信速度こそ8XのPHSと同じではあるし、実速度としてはPHSの方が速いかも知れない。だがSIM差し替え(或いは音声移動機経由で)普段使っている携帯電話がデータ通信インタフェースになるとするとどうなのだろうか。来年には携帯電話のシステムを使用した定額制データ通信事業者も登場するし、料金を含めた見直しを迫られることになりそうだ。

◆ この11月からMNPが開始されるが、何故PHSは蚊帳の外なのか。音声通話ユーザが少ないからあえてMNPの対象にならなかったのか。今となってはMNP対象だったら良かったのにと思っているかも知れない。逆に070だから通話料金が安いというイメージで売ろうとしているのか。いずれにしてもWILLCOMの躍進は凄いものがあると思うので、今年も頑張っていただきたい。新規事業者にもユーザが流れると思われる来年以降、明確なメリットを出していかなければ(これは各事業者共に言えることだが)いけない世の中になるのだ。



余っている(3/1)

◆ 道路財源が余っている話は以前にも書いた。余っているなら徴収額を減らすなり何なりすれば良さそうなものだが、役人は金を使うのが仕事だからそれはしない。そこで道路財源を一般財源化しようという動きになったわけだ。が、本当に余っているのかどうかは怪しい。つまり、必要なところに金を使うのではなくオイシイ所にだけ使うから一見余ったように見えるだけなのではないのか。
ローカルな話になるが国道16号バイパスと国道246号の交差点は立体工事が始まっている。工期は何年なのか解らないほど長い。ちなみに今の予定だと完成は5年後なのだそうだ。何故ノロノロ工事をするかといえば、工期を長くした方が沢山の予算が消化できるからだ。道路は国民の利便性向上のために工事するのではなく、予算消化とファミリー企業の利益確保のために行われる。国道一号線の工事にしても、高々数キロの区間の工事に数年(用地買収が終わってから)を要する。しかも道路拡張に伴って何度も通常通行路を変更している。
一回で計画的に行えばそれで済むだろうに、何度も掘り返し、何度も舗装し直し、仮設の橋を架け、何だかなぁと思ってしまう。
日本橋周辺の首都高速を地下に埋めたい小泉首相だが、その為には5千億円前後の金が必要だ。もしかしてこれって道路財源の消費目的??

◆ 同じように余っているカネがある。こちらも特定財源で、航空運賃や燃料費にかかる税金がその金づるだ。毎年5千億円以上入ってくるこの金が余ってしょうがない。で、日本各地に空港が新設されているのは皆様ご存じの通りだ。空港はそれを必要としているところに作られるわけではない。関西なんか半径25Kmに3つの空港だもの。逆に過疎地に立派な空港を作っても航空会社は定期便を設定してくれない。何故ならば乗客数が少なすぎるからだ。
それでも建設側としては、立派な空港が出来れば乗客は増えるはずだと言い張り、国土交通省は予算を付ける。地方にもよるが、事前調査(これにもかなりの金が投入される)の予想乗降客数と現実では100倍も差があったなんて空港もあるのだ。
これも普通だったら徴収税額を少なくするのが理だろう。航空各社は不況にあえいでいるわけで、しかも日本の空港の発着料は世界的に見ても決して安くはないのだから、この辺りを見直すのが正しい。

◆ 税収が不足しているから増税をする。本当にカネが足りないのならそれも仕方ないだろう。だが、どう見たって余っているカネがあるわけだ。道路も空港も、他にも余っているカネはいくらでもあるはず。そしてこれが問題になったからと言って改善される見込みは殆ど無い。余っていると言われないようにどんどん金を使って、カネが足りないくらいにして増税しようというのが役人や国土交通省の狙いなのだろう。特定財源を他の用途に使うのは簡単ではないとは思うが、耐震強度偽装マンション被害者や大雪、地震、天災による道路復旧や安全工事に使えば、それらのカネも生きてくるのではないかと思うんですけどねぇ。