過去の雑記置き場


アキバ(11/1)
冬モデル(11/2)
松茸(11/3)
補助金(11/4)
spam事情(11/5)
SBM(11/6)
教委が悪い?(11/7)
展開時40m(11/8)
Felica(11/9)
レコード(11/10)
企業誘致(11/11)
モバイルSuica(11/12)
追いつかない(11/13)
クローン(11/14)
健康保険(11/15)
マークX(11/16)
評価額(11/17)
満足度とは(11/18)
プリンタの季節(11/19)
好きなもの(11/20)
子供用(11/21)
Google(11/22)
1ppm以下(11/23)
買い換えの時期?(11/24)
クリスマス(11/25)
利用効率(11/26)
病院で携帯電話(11/27)
学校(11/28)
ゴミ(11/29)
高度化PHS(11/30)


高度化PHS(11/30)
◆ 久しぶりにPHSの話を書く。というのも、従来のPHS規格であるQPSKから一歩進んだBPSKや8PSK対応の音声移動機やW-SIMが来月辺りから登場するからだ。QPSKは1シンボルで2ビットの伝送が可能な変調方式だが、8PSKはこれを3ビットに増やしたものだ。従って通信速度も1.5倍になる。既にデータカードでは8PSK対応品が発売されているが、音声移動機で8PSKやBPSKを使うメリットは何だろうか。8PSKは通信速度が上がるのでブラウザ利用時などの快適性が向上する。1.5倍の速度が体感的にどうなのかという問題はあるが、同じ通信価格で速いのならばそれに越したことはないだろう。

◆ BPSKは一体何の効果があるのか。速度はQPSKの半分になってしまうので音声レートも半分になる。なのでPDC並とは言わないが公称32KbpsのこれまえのPHSよりは品質が劣化する。その代わり低S/N比でもデータエラー率が少ないために安定した通話が行える可能性が高くなっている。QPSKとBPSKの実質感度差は2〜3dB(条件が揃えば5dB程度)だが、3dBの差があると25%位は伝達距離を伸ばせる話になる。つまり、今までギリギリだったエリアでもある程度の余裕を持ってサービスが受けられるようになるというわけだ。

◆ W-SIMはアンテナ効率などの問題もあって、通常の音声移動機やカード型データ端末より伝達距離の点で不利になる。特にW-SIMの初期型は感度も余り高くなかったために使いづらい印象があったのは事実だ。しかし何度かの改良を受け、更にこの12月に発売されるW-SIMは高度化対応と言うこともあって実際の性能もそこそこになっていると思う。
都内でこそSBM携帯電話より使えるイメージのPHSだが、地方に行くとそれは逆転する。サービスエリア半径を500m〜1Km程度に設計せざるを得ないPHSと、頑張れば3Km程度はカバーできる携帯電話の違いといってしまえばそれまでなのだが、そんな中少しでもサービスエリア半径を広げていこうとするのがBPSK対応なのである。

◆ 高度化規格は8PSKに留まらず64QAMや規格上は256QAMでの伝送にも対応している。256QAMは移動体通信機として現実的ではないし、64QAMでも相当難しい。相当難しいことは事実だが通信できないわけではなく、おそらく来春以降には対応データカードが世の中に出てくるのではないかと思う。当初今年中に対応カードが発売されるのではないかと見られていたが、様々な原因によって少し遅くなった。このデータカードが発売されるとPC接続時に1Mbps程度の伝送速度が得られることになり、HSDPAほどの速度は出ないが定額制が使えるのは大きなメリットだ。ただし定額料金と伝送速度を秤にかけた場合、どの程度のユーザが8X契約を結ぶのかは疑問だ。初期の頃のADSLの代用にするとか、或いはADSLエリア外であるとか、インターネット環境のない所に長期の出張をするなど、限られたユーザが受けられる恩恵とも思うのだが如何だろうか。

◆ これら高度化の流れは当然ながらW-SIMや音声移動機にも反映されることになる。それが一体いつになるのかは不明だし、政策的な事とか基地局配備の問題だとかもあるだろう。HSDPAが3.6Mbps→7.2Mbpsになるのが再来年初旬の予定なのだが、その頃には無線区間も有線区間も今よりずっと混んできそうなので実質速度がどれだけ出るのか解らない。PHSの場合はセル半径が小さいのと基本的にはFDMAなのでユーザ数が増えても64QAMで接続できさえすれば一定の品質は確保できる。
一方のW-CDMAなどCDMA方式ではコード多重なので接続者数に反比例して速度低下が起きることになるのだ。



ゴミ(11/29)
◆ ゴミの不法投棄はいつも問題になっている。国有地などにゴミを捨てていく業者があると思えば、私有地を勝手にゴミ溜め場としておいて姿を消してしまう業者など。こうなるとゴミ処理の責任が土地の所有者に降りかかってきたりするので大変だ。国や自治体の持っている或いは管理する場所に捨てられたゴミは税金で処理がなされることになるが、市区町村は処理はするが再発防止には余り積極的ではない(自治体によっては監視カメラを付けたような所もある)ので、再びゴミ捨て場になってしまう。

◆ ゴミ問題には大きく二つあると思う。一つは家庭ゴミや家庭から出る粗大ゴミ問題であり、もう一つは産廃などの企業ゴミだ。粗大ゴミなどの回収が有料化されて久しいが、もしも粗大ゴミの引き取り費用が有料ではなかったとしたら粗大ゴミの不法投棄はかなり少なくなっていたと思われる。地方自治体は住民税を取っているわけで、粗大ゴミにしたって一人の人だけが出すものではなく数年程度のスパンで見れば住民は平均的に粗大ゴミを出すと思う。確かに年収によってゴミの大きさや種類は異なるだろうし、高所得世帯ほど買い換えサイクルが早いと考えられるのでゴミの量は多いだろう。だが高所得者ほど高額な住民税を払っている訳なのでこのことに関する矛盾は少ない。リサイクル法などの施行によって家電製品などは相当捨てにくくなっている。これも地方自治体が回収した後でリサイクル業者に渡すなどをすれば良いのではないだろうか。というと自治体は金がかかるからダメだとか、ゴミ捨てに対する意識が云々だとか言い始めるが、そもそも住民税とは何のためにあるのかをよく考えていただきたい。粗大ゴミの回収有料化によって住民税額は下がっただろうか?

◆ 産廃は個人の出すゴミに比較すると適正に処理されることが多いが、逆に適正に処理がなされなかったときには、量が多いだけに大問題となる。産廃の場合は個人が出す粗大ゴミと違って業種によって様々な量や質があるので一概に(企業が支払っている)住民税でまかなうのは難しいとは思う。処理しにくい化学ゴミや医療廃棄物などは適正に処理される必要もあるし、こうなると徴収税額とゴミ処理費用が比例関係ではなくなる。現在でも不法投棄に対する罰則は重いと思うのだが、更なる法整備などによってしか解決できない問題なのかも知れない。

◆ 産廃なのか個人ゴミなのか区別が出来ないケースもある。例えば小規模事業者の出すゴミや街の居酒屋が出す生ゴミなど、厳密にいれば事業ゴミになるが量的には家庭ゴミと区別が付かない。街の居酒屋などは個人事業者が多いと思うのだが、これは個人ゴミなのか事業ゴミなのか。それを元に金を稼いでいるものが事業ゴミだとすると、普通の人だって家庭でゴミを出しながら会社で金を稼いでいるので広い意味では金を稼ぐゴミになってしまう。そもそも個人事業者(飲食店)などはゴミの量自体もそう多くはない(と、思う)ので家庭ゴミといってしまえば家庭ゴミだ。それに個人事業者は個人住民税だって払っている。
ゴミの有料化や事業ゴミの非回収策にはハッキリしていない点が色々あってよく解らない。いずれにしてもこれからの年末になると大掃除などで大量のゴミが出る可能性もあるわけだし、粗大ゴミだってバラバラに解体してしまえば普通ゴミになってしまうし、TVなどだってバラバラにすると普通ゴミに出来てしまう(本来はいけないこと)辺りがゴミ行政の失敗や不法投棄が減らない原因なのではないのかなと思う。
ゴミ有料化と全く逆の、ゴミが金になるお話は又後日。



学校(11/28)
◆ 困った不良教師の話は何度か書いた。不良教師やエロ教師は各校にもれなく一人いると言われるくらい多く父母を悩ませる。が、逆に不良父母に悩むセンセーも多い。体育の授業は日焼けが心配だと言って休ませる母親とか、テストの点が悪いのは教え方が悪いのだと言って怒鳴り込んでくる父親など例を挙げればきりがない。このような不良父母が増えだしたのは20年ほど前からだという。
すべて悪いことは学校のせいだと主張を曲げず、学業ばかりではなくしつけに関しても学校に押しつけるような言動を発する親はいったい何を考えているのだろうか。

◆ このような教師いじめの現状に対して、それが公務員いじめの一端だと見る向きもある。格安で住宅に住むことが出来、悪事をはたらいても責任すら取らず、自分たちは好き勝手にしていて国民をいじめている公務員イメージ。その公務員退治の一環?としての教師いじめがあるのだとする論だ。
確かに公務員は無責任な職業である。他人のためとか住民のために何かを行うなどと言うことは希有である。だから教師も厳しく指導しなければ図に乗るのだと言う。だが全部の教師が悪いわけではないし、一生懸命やっている先生だっている。

◆ 少子化対策とか何とか政府は言っているが、学校にかける金は非常に少ない。一方で児童福祉会館とか児童○○施設とかの箱物には十分すぎるほどの金がかけられているが有効活用はされていない。
国や自治体としては面白みのないところに金を使うのは悪であるという考えの基、学校はいつも貧乏なのだ。もしも十分な金がかけられるとすれば、1クラスの人数を20人程度にするとか、よりきめ細かく生徒を教育できるあるいは相談を受けられる体制が出来るはずだ。しかし文科省をはじめとした役人連中はそれを行わない。なので不慣れな教師は学級崩壊の目にあったり、いじめから目を背けたり、落ちこぼれを落ちこぼれのまま放置したりするのではないだろうか。

◆ センセーの夏休みの件も書いたことがあるが、夏休みでも補習授業やクラブ活動の世話をしている先生と、偽の報告書でノホホンと毎日休んでいる先生が同列に扱われるのはおかしい。悪しき風習だか慣習だか知らないが、トップが腐っているので現場がいくら頑張っても追いつかない。評価と言ったって校長の気分一つでこれが行われたりするのも、校長が立派な人であるならば良いが現実はそうではない。結局尊敬できないセンセーが目立つから父兄のわがままは度を超したものになるし、それに対して学校は何も言えないのではないのか。
そしてお互いに、先生が悪い、父母が悪いと言い合っている現状で正常な教育が出来るわけはないと思う。

◆ まずは不良教師やエロ教師の一掃を行い、教委に関しても責任逃ればかりやっているようならば解体がふさわしいと思う。文科省だってやらせの質問などやっているのだから腐っている。
少子化によって学校も教師も余っていると思うので、より子供に密着した教育が行われる「職場」を再構築する必要があるだろう。それには公立校の民営化が必要なのではないだろうか。いや、民営化は極端かも知れないが民間企業並みの就業システムや管理体制は必要だと思う。カラ出張や架空残業や裏金作りが常習化している公務員の現状にしても、米国のようなチェックシステム一つ作れば多少の改善は見られると思うのだが、チェックシステムを作ると自分の首を絞めることになるから、奴らはやらないだろうな。



病院で携帯電話(11/27)
◆ 病院で利用できる携帯電話といえばPHSが一般的だ。
PHSは送信電力がスロット内平均で80mW,時間平均で10mW(1X,4Xだと4倍)であり小電力コードレス電話と同一だ。この小電力を活かしてWILLCOMは病院内で使用する電話システムとして数多くの導入実績を持っている。PHSはPBXとの接続も比較的簡単なため、自営PHS収容オプション付きPBXも発売されていることから、特別高額な装置を設置することなく導入できるメリットがある。またPHS同士の通話定額制もあってPBXを通さずにダイアルインでかけてしまっても料金負担は大きくはならない。携帯電話でも構内システムを構築することが出来るが、その費用はPHSの比ではなく、多少のランニングコストがかかっても携帯電話の大量法人契約によるスペシャルな料金体系を使ったダイアルインの方が得だとの話もあるくらいだ。

◆ SBMは最近この病院のマーケットに目を付けた。CDMA方式の携帯電話は医療機器などに与える影響が少ないとの実験結果を武器に病院への売り込みを始めている。確かに連続送信であるWCDMA方式の携帯電話はバースト送信であるPDCよりも他の機器に与える影響は少なくはなる。PHSもPDC同様にTDMA/TDD(時分割多重/時分割復信)方式なのだが、その出力が小さいために他の機器への影響が少ないとされている。では何故バースト送信方式では影響が強く出やすいのか。
バースト送信の場合にはその移動機は最大電力と電力ゼロを繰り返す。すると、この最大電力と電力ゼロを繰り返す周期そのもののエネルギが他の危機へ与える影響を大きくしてしまう。2GHz帯の電波そのものを検波する(検波してしまう=影響を受ける)機器は少ないと思うが、断続波の周波数成分を増幅してしまう可能性は高い。

◆ PDC時代の、着信を知らせて光るキーホルダーやバイブレータなどもこのバーストの部分(PHSでは200Hz)を増幅するような方式になっていた。PDCではもっと周期が長く、TVやラジオに近づけると低周波的なノイズが混入するのはこの周期が原因だ。今ではさっぱり見かけなくなった光るアンテナがチカチカして見えるのも、バースト送信されていることを示しているわけだ。対してCDMA方式は基本的には連続送信なので、出力こそ200mW以上出ているが他の危機へ与える影響は少ないとされている。
そうは言っても送信電力が大きい(通常は送信電力制御されるが、電界が弱い場合には最大電力まで上昇する)ので、2.4GHz帯などの無線を利用した医療機器への影響が皆無であるとは言いにくい面もある。

◆ SBMが何故病院に対して携帯電話を売り始めたのかは定かではないが、「携帯電話が現実に医療機器に障害を及ぼした例はない」から大丈夫なのだとも言っている。そうであればドコモもauも売り込みそうなものだが、ある程度の大きさの会社になると世論なども考えて不確定な部分には足を踏み入れない方針なのかも知れない。ただSBMは法人需要を開拓しなければ収益が上がらないという事実もあり、なりふり構わず的に病院への売り込みを始めたのではないかと思われる。ちなみにエリア化の進んでいないSBMの場合は病院内での電界強度が充分でない場合も多く存在すると思われ、その場合にはフルパワーで端末は送信を行うことになる。



利用効率(11/26)
◆ いつの時代にも周波数の利用効率に関することは問題になる。FM変調による通信にしても、デビエーションを狭めてチャネルセパレーションを狭くする事が行われてきたわけで、NTTの大容量方式と呼ばれたアナログ移動体電話も従来よりデビエーションを小さくしてチャネルをインタリーブ化した訳だ。
ディジタル通信時代になってもこれは同様で、音声圧縮効率をいかに上げるかが周波数の有効利用の手段であると考えられた。現在は圧縮できないデータ通信が多くなってきて、確かに周波数の有効利用論はあるが帯域そのものを拡大しないとどうにもならない状況になってきている。

◆ ディジタル時代の周波数有効利用は多重化や多値変調がその手段になる。例えば高度化PHSでは従来のQPSKから64QAMに変調方式を変えて1.5倍の通信速度を同じ占有帯域幅の中で実現する。HSDPAも同様にQPSKから16QAMに変調方式を変えている。これら多値変調の場合は高いS/N比が求められるが、充分なS/N比があれば高速な通信が出来る。もっともQAM系の変調だと振幅方向にもデータが乗っているためにフェージングなどには弱くなる。多重化は多値変調に比較すると歴史が浅いが、同一周波数で別のデータを伝送することが出来る点である意味画期的だとも言える。SDMAやMIMOがその代表的なものであるが、MIMOに関してはその演算量が膨大なために低消費電力のベースバンドチップを設計することが現時点では難しい。

◆ CDMA方式では拡散コードによって多重化を行っている。
cdma2000では同期した短いP/Nコードを、W-CDMAではより長い拡散コードを非同期で使用する。同期か非同期かの議論はいつの世にも存在し、それぞれ一長一短なので何とも言えないが、少なくとも移動機の制御という面で言うと同期方式の方が理にかなっている。同期/非同期の問題とは少し別なのだが、cdma2000では短い拡散コード長であるためにセクタあたりの収容加入者数が制限される。従ってセル半径を小さくして(セルのマイクロ化)収容効率を上げようとするが、今度は拡散コードの干渉問題が出てくる。
cdma2000の前身であるcdmaOneは米国で主に開発が進んだ方式であり、加入者密度の高い日本の都市部にはマッチしない。特にセル半径を大きく採りやすい800MHzを使うauはこの辺りでも苦しんでいる。

◆ 800MHz帯再編が数年後となり、800MHz帯のバンドプランも細かな変更を受けている。従来とは上り/下りを逆にしたプランに基づいてFOMAの800MHz帯は既に10MHz帯域で使用されており、その為にそのバンドを使用していたドコモ以外の事業者は他の周波数に移行している。FOMAの場合は主な利用周波数帯が2GHzなので良いのだが、auの場合にはインパクトが大きい。ドコモと同じように新プランに適合するように徐々に800MHz帯の使い方を変えては行くが、移動機の周波数構成的に新旧両バンド対応は面倒だ。従って加入者を2GHz帯に逃がす必要も起きてくるだろう。

◆ auは現時点で充分なエリアカバレッジを持っているために設備投資を抑えてMNP費用が捻出できた。しかし今後はFOMAの苦しみに似た2GHz帯の整備を経験することになると思う。ただし800MHz帯がメインなのでエリアカバレッジが急激に減少すると言うことはなく、単に通話品質の低下やデータ通信速度の低下が起きる程度ではあるはずだ。
周波数再編に関しては又後日。



クリスマス(11/25)
◆ クリスマスまであと一ヶ月か。ラジオから流れる音楽もクリスマスっぽくなってきて、以前だったら12月中旬くらいからクリスマスムードだったのに、だんだんそれが早くなってきたような気がする。
せっかく作ったイルミネーションもクリスマスが過ぎれば用無しとばかりに、街が着飾るのも年々早くなってきている。12月に入ればすぐにクリスマス商戦となり、大型家電店などは沢山の人で賑わう。一方でファッション業界は既に春物にシフトしていてこの冬物はバーゲン対象となる。何だか季節がよく解らないというか何というか、でも人々が忙しなく動く年末は毎年余り変わらずと言ったところか。

◆ この冬の話題は何だろうか。ニンテンドーはWiiを発売しSONYは言わずと知れたPS3で戦う。Wiiは低価格路線で今期600万台の販売を目指す。PS3はWiiの2倍の価格だがBDも付いているしハードウエアのSpec.だってWiiよりハイレベルだ。この仕様的な点で売れ行きが決まるのは大人向けのゲームだと言われている。特にマーケットとして重要な北米市場では、レースゲームやシミュレーションなど、グラフィクスプロセッサに頼るようなタイトルが売れると言うことなのでWiiにとっては、いくら価格が安いとは言ってもちょっと厳しいかも知れない。逆に日本の市場で見た場合、Wiiには定番というかマンネリというかニンテンドーお得意のマリオだとかポケモンだとかが居るわけで、PS3のような難しさもなく子供達には受け入れられるはず。しかもそれを買い与える側のオトーさんのフトコロにも優しい。ニンテンドーはConnect 24を提案している。これはWiiのメイン電源を落とした後もネットワーク系などは生き続けて状態を保持すると言うようなもの。ネットワーク対戦やアシスト型のゲームを行う上では有用なのかも知れない。

◆ ニンテンドーはDSでも無線LANを搭載してインターネット経由の対戦などをサポートしているが、どのくらいの数のユーザがそれを使っているのかはよく解らない。実際私もDSの無線LANでインターネット接続してみたことがあるが、インターネット対戦はさすがにしたことがない。より多くの人が集まるシステム、例えばPCの世界で言うところのこんなものでも出来ればいいのか。
Wiiを欲しがるのは子供でも実はPS3が欲しいのはオトーさんであって、それを子供に関連づけて何とかかってしまおうと企てている人も多いかも知れない。子供が欲しがっている、いや、子供が欲しがるに違いないからとボーナスでPS3を買い、実は自分がやりたいゲームを揃えてみたりして子供には触らせず夜遅くまで独占するなんて光景が見えてきそうなのだが如何だろうか。

◆ ヒットすれば大きいが、ヒットしないと悲惨な現実が待っているゲーム業界。沢山売らなければ利益が得られないし原価も下がらない。しかし発売当初はどうしても品不足になって思うように売ることが出来ない。商品の供給量が充分に増えてきた頃でも売れ続けていればいいが、下手をすると在庫の山になってしまう。売れ続けたゲーム機が無いとまで言われる世界で、SONYの躍進は続くのだろうか。鳴り物入りで登場したPS3も生産台数が少なく、ものさえあれば売れる状態なのにもったいない。それに加えて、せっかくPS2互換部分をハードウエアで実現(将来的にはソフトウエアエミュレータに入れ替え)したのに、発売早々互換性問題も浮上してしまった。



買い換えの時期?(11/24)
◆ 素晴らしく順調な伸び率を示していたデジカメ需要も、ここ数年は停滞気味だった。ある程度の画素数と画質が得られた時点で買い換えの需要は低下し、代わりに一眼レフなどハイエンドの方向にユーザの目が向いた感はある。実際500万画素クラスでそこそこ写ればA4程度の紙焼きにも耐えられるわけだし、世帯普及率が5割を超えたこともあって従来のような売れ行きは見られなくなっていた。
所が今年は様子が少々違い、一眼レフ市場が賑わっていることもあって販売台数は前年の2倍程度になるのではないかと見られている。

◆ コンパクトデジカメの買い換え需要の時期と、手ぶれ補正やレンズの明るさなどを備えた、いわば従来機種の不満点を払拭した機種が増えてきたからだと、この需要を分析する向きもある。コンパクトデジカメ市場自体が成熟され、以前のようにメーカやモデル間での画質の差は無くなった。ある価格帯のモデルを購入するとすれば、メーカによらずそこそこの画質にはなっている。アクセサリ的なシーンモードなどもメーカによって差があるものの、それを最重要と考える人は多くはないと思う。むしろ買い換え時に重要になるのはデザインや色だと大手販売店は言う。機能の詳細まで検討して購入する人は少なく、店員がプッシュしたときに目立ちやすい色だったり特徴ある形が重要なのだと。

◆ デジカメの低価格化と普及で銀塩コンパクトカメラは本当に減ってしまった。最近でも新製品は発表されてはいるが、コンパクトカメラというかもっと趣味性の高い高価格品が生き残っている感じがする。
例えば10月に発表され12月から台数限定で発売される銀塩カメラ富士フイルムの「KLASSE(クラッセ)W」は9.5万円もする高級機なのである。
今や銀塩コンパクトカメラは誰もが気軽に持つスナップ写真用のカメラから、マニアが使うアイテムへと変化してきたのかも知れない。とは言っても安価なコンパクトカメラも一応は売られていて、価格的には2〜3万円とデジカメと余り変わらない。しかもデジカメほどコンパクトでも軽くもない訳で、やはり市場から消えゆく運命なのだろう。ちなみにシェア的には富士フイルム、オリンパス辺りが強いそうだ。

◆ 変わったと言えば、ハンディビデオカメラもずいぶん変わったと思う。一つは価格の低下であり、もう一つはハイビジョン対応だ。今から購入するとなるとおそらくハイビジョン対応になると思うが、これが意外に高額ではない。ハンディビデオの世界も売れ行きが頭打ちとなり、従来のような活気が無くなっている中でハイビジョンモデルやHDD記録型などが好調な売れ行きだという。このハイビジョン対応ディジタルハンディビデオ(長い…)は結構な画質であり、そのまま放送にも使えそうなくらい良く映る。
従来のNTSC対応だと記録帯域が足りなかったりして、いかにも家庭用ビデオで撮った絵だなと思われるような映りだったのだから、その違いを見せつけられると買い換えたいなと思う人が増えても不思議ではない。



1ppm以下(11/23)
◆ SONYの電池発火事件は大きな問題となった。当初は強気だったSONYも最終的には自社製品に至るまで回収範囲を拡大することになった。交換対象電池は全世界で1千万ユニット近くに上るという。だがしかし、SONYによれば発火率は350万本をチェックして1本だけだったと言う。同社は発火防止策として組み立てラインのクリーン化や絶縁材料の変更などを行ったそうだが、実は発火原因はハッキリしていないのだとも言われている。

◆ SONYは発火に関して、充電回路などに問題があるとの姿勢だ。しかし充電回路に問題が例えあったとしても燃えてしまうのは駄目だろう。だからこその回収騒ぎになったと思うのだが、そんな中でも原因が電池にあると認めたくないのは原因が不明であるからだと見る向きも多い。
発火事故はその被害が大きいが故にこれほどまでに大事になった。例えば留守中あなたのノートPCから火が出て火事になってしまったら、自宅のみではなく近所まで燃やしてしまうとなったら大変なことだ。
アフターカーケットパーツで「ノートPC用自動消火装置」でも売り出されたりして。

◆ 電池問題はSONYのイメージ低下を招いたが、やっと発売にこぎ着けたPS3でそれは挽回できるのだろうか。ライバルゲーム機に対して価格が高いと言うことで急遽値下げに踏み切るなど拡販に向けての戦略も打ち出しているが、熱狂的マニアを除いた一般人のゲームブームは相変わらず続いているのかも気になるところである。PSPがメモステの拡販につながったように、PS3でBDが一気に普及すればSONY/松下陣営にとってのメリットは大きい。次世代光ディスクも規格統一はならず、一般消費者はHD DVDかBDかで様子を見ている感もある。おそらく来年の今頃にはどの方式がメインになるのか市場が判断してくれるだろうが、その牽引役をPS3が担えるのかどうかもPS3の売れ行きにかかっている。PS3発売日には大変な人が販売店に押し寄せたと言うが、その多くは中国人の転売屋だったのだとか。発売から1週間程度は何とかヤフオク価格も定価以上を維持していたものの、その後20GBモデルは値崩れした。

◆ SONYはロケフリを地味に販売している。一方で地デジやワンセグチューナ内蔵のノートPCも増えてきた。
USB接続のワンセグチューナも2機種が発売されているが、ノートPCの解像度でワンセグを見るのはワンセグの解像度が低いだけにちょっと辛い。しかしワンセグや地デジならばスタンドアロンで観ることが出来るがロケフリの場合はある程度の「太さの線」が接続されている必要がある。LANが使える環境に置かれたPCでTV番組や録画した番組を観ることは可能だが、モバイル環境では不可能に近い。(携帯電話やPHSの通信速度でも観られないことはない)

◆ そこでSONYは携帯電話向けブラウザメーカにロケフリクライアント部分をライセンス供給した。今のところロケフリ対応アプリは登場してきていないと思うが、今後出てくる可能性はある。携帯電話の場合はワンセグ視聴可能エリアより通信可能エリアの方がずっと広いので、これはある程度需要があるのではないだろうか。問題があるとすれば消費電力の問題だ。最近のワンセグ受信機能付き携帯電話が連続4時間以上の視聴を可能にしているのと異なり、アプリをフルパワーで動かしてしかも通信を伴うとなると精々2時間程度の動作が限界ではないかと思うからだ。



Google(11/22)
◆ auがGoogleと提携し、携帯電話からGoogle検索が使いやすくなった。ドコモもauの後を追うように複数の検索エンジンへのリンクを付け、SBMはYahooサーチを使う。この中で効果が顕著だと思えるのがauだ。F&Fのアクセス解析を見るとドコモとauの比率が従来はほぼ加入者比になっていたが、auがGoogle検索を使うようになってauからのアクセスがかなり増えたのである。ドコモからのアクセスはそう大きな変化は感じられないから、ドコモユーザにとっての検索エンジン実装はauほどの効果を上げていないと言うことになるかも知れない。

◆ SBMの方もYAHOOボタンを付けて云々と宣伝しているが、アクセスそのものがすごく少ないまま変化はない。その時々によって多少の違いはあるものの、概ねWILLCOMよりアクセス数は少ない。ただしこれはSBMユーザがF&Fを好まないだけかも知れないので、F&Fへのアクセス数をもってSBMユーザのインターネット利用率が低いとは言い切れないし、プリペイドユーザの多いSBMではインターネットアクセスそのものが出来ない。とは言っても加入者数で大差あるWILLCOMよりも少ないというのはちょっと不思議でもある。
孫さんは中間決算発表の場で、Y!ボタンを付けたことによってYahooへのアクセスが爆発的に伸びたと発表していたが本当(孫さんは嘘ばかり言う人だから)なのだろうか。そのYahooMobileは下品な広告が評判を落としていると言う。

◆ YahooにしてもSBMのケータイ向けにサービスを特化したい気持ちはあろうが、アクセスのほとんどがドコモとauユーザとなるとそうも行かない。孫さんはインターネットへの誘導を積極的に行いたいと発言していたし、フルブラウザの実装も行うのだと言っていたがどうなっているのか。孫さんの場合は言うことは立派だが実行が伴わず、ドコモ以上の基地局数にすると鼻息が荒かったインフラ整備も、結局は従来と何も変わらないばかりか基地局増加数はvodafone時代以下に低下してしまった。
例のホームアンテナに関しても、ユーザ宅に送りつけたまま2ヶ月以上も放置されている状態で、いったいいつになったら使えるようになるのか問い合わせても明確な回答すら貰えない状況だ。

◆ 孫さん的には基地局増設をすると言ったからそれで終わり、ホームアンテナを配ったからそれで良いみたいな感じなのだろう。ちなみにホームアンテナや屋外リピータで実質エリアを拡大すると基地局あたりの収容ユーザ数が増加してパフォーマンスが落ちる。これは孫さんが当初言っていたセルのマイクロ化によるパフォーマンスアップに逆行する施策であり、この点でも言うこととやることには大きな乖離がある。HSDPAに関しても、一応は始めたもののPDA型移動機が発売はされているが音声移動機は出てこない。確かに音声移動機を発売するとエリアの不備などが見えてしまうので調子が悪いのだろう。孫さんとしては「HSDPAは既にサービスをしています」と言えさえすれば良いのかも知れない。いずれにしても現在のエリアカバレッジ、基地局密度のままではいくら加入者数が少ないとは言ってもパフォーマンス低下は免れず、インターネットの世界に出て行く加入者増加も少ないのではないだろうか。



子供用(11/21)
◆ ドコモのキッズケータイ、バンダイのキッズケータイなどが色を増やすなどして発売される。(双方共にキッズケータイの商標を出願したが、バンダイが出願時期の差で勝った)ボーナスシーズンや冬休みを前にして、或いは来春の入学シーズンに先駈けて子供用品が売れるのがこの季節だという。
事件や事故が起きるとセキュリティ用品は売り上げを増やすが、子供向けの位置情報システム等は安定的に需要があるのだそうだ。PHSはランニングコストの安さや電池の持ちが良いと言うことで従来から人気があったが、ドコモやauのGPS付き子供用携帯電話の登場で需要全体が押し上げられたという。実際SA800i発売前には「ここの所珍しいほどの問い合わせがあった」と量販店員に言わせるほどの人気だったとか。ただし、だからといってそれが直接的に販売台数に結びつくわけでもないらしく、マーケット自体がさほど大きくないために数十万台規模で売れると言うことにはならない。

◆ PHSをベースに通話機能などを省いた製品も登場したが、売れ行きはどうなのだろうか。位置情報端末としてのみ使うより、やはり通話やメールが可能な方が便利だと思う。バンダイのキッズケータイは比較的お値段が高めでドコモのキッズケータイより高額で販売されていることが多い。
auは小学校高学年あたりを狙ったのかなと思うような、バンダイあたりよりは少し年齢が高めな子供を対象にした携帯電話を売っている。もちろん年齢制限はないので誰に持たせても怒られはしない。
ドコモやauは子供向けの料金プランとして、月額1.6千円程度のものがある。通話料金は高めに設定されているが、単に維持するだけならばさほど家計を圧迫しない。PHSの方は通話先を限定すれば千円ちょっとで契約できるので更に安価だ。SBMは子供向け端末は出していないと思う。同社の場合は暗証番号無しで有料サイトとの契約が可能なので子供に持たせるのはちょっと危険かも知れない。子供にその気が無くても、出てくる画面のリンクをクリックしていったら契約が成立しちゃったなんて事にもなるだろう。(位置検索サービスの有無も不明)

◆ 測位制度はGPSを持った携帯電話が優秀だ。最近のGPSは感度も良く、木造家屋の中程度ならば正しい測位をしてくれる。もしもGPSでの測位が出来ない場合は携帯電話基地局によって測位を行い、この時の精度はauの方が優れている。PHSは現時点ではGPS受信機を搭載していないが、基地局が密に配置されている小ゾーン方式を活かして100m程度の誤差(auの携帯電話でGPSが受信できない時と同程度)で測位できる。もちろん街中などより多くの基地局がある場合には(PHSの)測位精度は上がる。
位置情報検索を使用するにはそれ用の契約が必要で、ドコモが210円、他社は月額315円だ。ただしドコモは1回検索ごとに5.25円がかかるがWILLCOMとauは月10回までの検索が基本オプション料金内で行える。計算すればドコモの方がちょっとお得だがたいした差ではない。

◆ WILLCOMの場合は検索される側がサービスに申し込む必要があるが、ドコモは検索する側が申し込むと5件(相手)までの位置検索が出来る。auは検索する側と検索される側1 1での契約が基本だが、最大5人まで検索メンバに加えることが出来る(105円/1人別途必要)。各社の説明の中で最も解りにくかったのがauのものだ。なのでサービス内容がうまく理解できていないかも知れない。検索や非常通知など、安価で機能が多いのがドコモ、ランニングコストが安く手軽なのがWILLCOM、説明書を熟読する気力のある人にはauがお勧めか。



好きなもの(11/20)
◆ 松下電器が好きな人はあまりいないと思う。SONYが好きな人は多くソニヲタなんて呼ばれている。松下は個性ある商品を作るメーカではなく、車で言えばトヨタのようなものか。必要充分な性能を適度な(適切ではないかも知れないが)価格で売っている。
SONYはより尖った感じがする。信頼性には欠けるがデザインやマーケティングはうまいと思う。質実剛健とはとても言えない軽さがあるし、例えSONY製品が壊れたとしてもSONYだからなぁで諦められるし、SONY製品が高額だったとしてもSONYだから高いよねと笑って言える。これがサンヨーとかシャープになるとちょっと話は違ってきて、サンヨーのくせに高いじゃないかとかシャープはすぐ壊れるんじゃないの?みたいなイメージになるのだろうか。

◆ ドコモが特に好きという人はそう多くはないだろう。
これも松下やトヨタのようなイメージで、価格は少々高いけれど信頼性は高いみたいな感じか。
auとなるとSONYっぽくなってきて、auヲタと呼ばれる熱狂的な支持者も多くなる。この手の人たちは何が何でも自分が支持するメーカや事業者がベストでないと気に入らない訳で、他人がそれらを悪く言おうものなら大変な反撃を受ける。
度々話題にしているSBMはどうか。確かにソフトバンクが好きという人もいるとは思うのだが、それをおおっぴらに表す勇気がある人は少なそうだ。そもそもソフトバンクはイメージが悪いわけで、それを好きだと公言するには勇気が要る。が、vodafoneのファンだとかJ-PHONEが好きだという人は居るはず。これもauと同じく熱狂的信者がいるとは思うのだが、果たして通信事業者が好きなのかシャープ製端末(vodafone時代からシャープ製が主だったため)が好きなのかはよく解らない。いずれにしても加入者が少ないだけにSBM大好きな人はそう多くはないと思う。

◆ 自動車メーカに対しても同様なことは言えると思うし、もっと狭い範囲の車種そのものが好きという人も多い。
始めて買った車がカローラで、その後もずっとカローラに乗り継いでいる人もカローラファンと言えるのかも知れないが、きっと熱狂的なと形容することには無理があるだろう。
ブランドものなどもそうなのかな。私は特別なブランド志向はないのでよく解らないのだが、一つのブランドの小物や洋服やバッグなどをそっくり揃えてご満悦な奥様もいるだろう。特に日本人はこうしたブランドが大好きなので、何が何でもそれで無ければダメだと片っ端から買いあさる人も多いとか。

◆ 以前に書いた松下のブランド化作戦はこの辺りの効果を狙ったものだ。Panasonicブランドが浸透して好まれれば、デジカメからプラズマテレビまで売るものはいくらでもある。しかもブランド価格という付加価値分を上乗せも出来るのだから商売としてはオイシイ。このブランドイメージ作戦は成功の兆しを見せて松下の収益率は大きく向上した。このように自社の努力によってイメージを作り上げる場合もあれば、SONYのように社風というか、それ自体が魅力的に映る企業もある。
auは仲間由紀恵さんをメインの顔としてイメージを作り上げた。SBMは… そう聞かれて孫さんの顔を思い起こしてしまうのは私だけだろうか。携帯電話を開いて仲間さんの顔が飛び出てくるなら良いが、孫さんの顔がニュッと出てきたら…



プリンタの季節(11/19)
◆ まだ少し早いかなとは思うが、年末年始にかけてはプリンタが売れる季節になる。プリンタの低価格化と高性能化は毎年進んでいて、絶対的価格がそう高くないこともあって画質などが向上した新モデルが欲しいと思う方も多いのではないだろうか。プリンタメーカはプリンタ本体価格を安く抑え、その代わり消耗品であるインクカートリッジの価格に利益を乗せて儲けている。このインクカートリッジは特許でがんじがらめになっていて、容易に真似して作ることは出来ない。が、インクを注入することは出来るのではないのか。

◆ プリンタメーカではインクが無くなってゴミになったカートリッジを回収してリサイクルプラスチックとなる。ちなみに回収率は1割前後だという。一方で再生インクカートリッジ屋もある。特許で縛られたカートリッジそのものはメーカ純正品を使用し、オリジナルインクを詰めて出荷する。ここで思い出すのは使い捨てカメラ(レンズ付きフィルム)のリサイクル屋問題だ。使い捨てカメラを回収してフィルムを詰め直し、再生品として販売する商売がこれだ。ここでも特許問題が表面化して様々な摩擦が発生した。今でこそデジカメ全盛期となり、レンズ付きフィルム自体のマーケットが小さくなったから目立たなくなったが、これと同じような事がプリンタ用インクカートリッジやレーザプリンタなどのドラムやトナーでも起きているわけだ。

◆ 再生と特許はどういう関係なのだろうか。一般的解釈としては修理は特許に触れないが再生品の販売は駄目と言われる。では再生インクカートリッジは再生なのか修理なのか。現時点で再生品が堂々と売られている現状を見ると、プリンタメーカは負けている感じも受ける。逆に再生品の販売をやめさせるにはインクカートリッジを自社回収すればいい。カートリッジがなければ再生屋は再生が出来ないのだから。が、再生屋も必至でカートリッジを集める。大手量販店などには再生屋の回収ボックスが並び、回収個数に応じた手数料が販売店に対して支払われるのだ。無償回収であるプリンタメーカ、回収量に応じて収入が得られる再生品屋。大手量販店がそのどちらを選ぶかは想像に難くない。

◆ もちろんプリンタメーカも指をくわえて見ているだけではなく、様々な方面から法的拘束が行えないかと検討中だし、裁判になっているケースもあるとのことだ。このインクカートリッジとプリンタ価格の関係は携帯電話のインセンティブモデルにも似ているような気がするし、事業所用のコピー機などでも同様のビジネスモデルだろう。コピー機本体価格はあって無いようなもので、例え少々の赤字が出たとしても以降のメンテナンス料金で利益が稼げる。しかも最近は定期点検などは行わず、コピー機自身が自己診断して調子が悪くなってくると電話回線を通じてメンテナンスセンタに自ら連絡を入れる。こうして従来よりずっと安い原価でメンテナンスが行え、しかし顧客から取るメンテナンス料をあまり値下げしないことで利益率を確保している。



満足度とは(11/18)
◆ お客様満足度ナンバーワンを謳うauだが、数年前のauショップは決して褒められたものではなかった。
ドコモは言うまでもなくお客様主義とは言えないわけだが、そのドコモと比較しても対応が悪い印象だった。それをここまで再教育してきたauの努力は認められるし、ユーザと直接接する所だけに重要であると言える。ドコモショップにしても全ての所が悪いわけでもない。例えば東京駅の八重洲側にあるショップは対応がよいと評判だし、確かここの店員は店員のコンテストか何かで上位に入っていたはず。
それでもドコモは「客を負かす」のが基本方針であり、auのようなフレンドリーな感じは薄い。

◆ 自動車販売の世界でもこの違いはあって、トヨタの営業はさすがだなと思わせるところがある。従来は技術の日産に対して販売のトヨタと呼ばれたように、適度なしつこさで車を勧めてくるし、車を買った後も適当なインターバルで様子伺いに訪問してきたりするので次の車もトヨタが良いかなと言う雰囲気になる。工業製品だろうが電子機器だろうが、何かしら人との関わりを持ちながら購入に至るケースでは、販売時やその後の対応が非常に重要になってくるのだと思う。以前に書いたSONYにしても、サポートセンターや修理担当の電話応対一つでイメージは違ってくる。
シャープの空気清浄機が故障したとき、近くのサービスセンタに連絡をしたら「持ってくれば修理する」の一点張りで修理を諦めたことがあった。購入後日が経っていない事もあり、近くの電気屋とか量販店経由ではダメかと聞いても、何だかんだと理由を付けてそれでは保証が効かないとかいわれた。

◆ サポートが良いのは松下で、電気釜の修理?でも出向いてきてくれて、保証書がないと言ったら出荷時期から見て精々1.5年程度でしょうからとタダにしてくれた事があった。いや、別にタダでなくても良かったのだけれど。食洗機の点検を頼んだこともあった。
既に製造中止から年数が経っているので、不良部品があれば交換しておこうかと思ったのだ。が、幸にして交換が必要な部品はなく、出張費のみでサービスマンは帰って行った。たしか2千円かその位の価格だったと思うが、サービスマン的には何もしないで(点検はしているが)料金請求は気まずそうだった。こちらとしては出張費がかかることは十分承知しているので何と言うことはないのだが、何もしないのに金を取るのかと言い出す人も多いのだろうな。

◆ 出張修理で手間だけかけてしまったのはもう一つあった。床暖房の加熱部のバルブが開けられていなかったために燃焼が自動停止してしまうと言うトラブル。本来は開けなければいけないバルブのようだが、水が満タンになっている状態ではバルブを閉じたまま運転できるらしい。が、年数が経って内部の水が減るとバルブが閉じているので水が補充できずに停止してしまう。
これは東京ガスが何度か点検に来て(最初は原因が分からなかった)、手間ばかりかかったのに無料だった。

◆ 顧客満足度という点でこれらのアフターサービスの良いメーカはポイントが高い。逆に修理期間が長いとか対応がいい加減だとイメージも急降下だ。松下のWEBカメラは2台続けて故障したが、修理期間が2〜3週間もかかって最悪な感じだった。携帯電話の修理も同じように、ドコモ系では2〜3週間かかる。auは最近修理に出したことがないので解らないが似たようなものなのだろうか。



評価額(11/17)
◆ 民営化されて1年が経過する道路公団だが、資産を水増し計上していることが解った。赤字額の圧縮というか何というか、およそ考えられないようなものを考えられないような価値で帳簿に載せる手法で資産を過大計上していた。
これとは全く逆に過小評価で問題になったのが社会保険庁だ。およそ社会保険とは関係の無いような絵画や彫刻類を過小に評価していた。何故なのだろうか。無駄遣いの額が大きすぎるといけないとでも思ったのか、それとも社会保険庁員に格安で売却し、彼等が正規価格で売って私腹を肥やす為なのだろうか。評価額差は道路公団の方が絶対的には多いが、社会保険庁だって1億円を優に超える不正が発覚している。

◆ 先日の川崎市の話でも書いたが、税金なり保険金で何かを買って、それを捨ててしまうとかタダ同然で売却するとかに何の意味があるのだろうか。
大阪府などは腹黒役人の集まりみたいな感じで、数百億円をかけて赤字施設作りを一生懸命にやる。
何年か赤字事業を続けた後は飽きてしまってどこかに売却。スーパーデラックスなゴミ処理場とか宇宙船型?の施設とかに数百億円を垂れ流す。府の担当者にマスコミが「これは必要な施設なのですか?」と聞くと、異口同音に「必要です」と答える。あってもなくても良いというか、あるだけで年間数億円以上の赤字を出す施設に100億円は出せるけれど、職員の退職金引き当てのための費用は債券を発行して借金で払うという、結構とんでもないことが普通に行われている。

◆ マスコミや一部市民団体はこれらの不正を追及するが、誰も責任を取らない(取らなくても良い)事なので府民が何を言おうが同じ事が繰り返されて同じように金が捨てられていく。議員などは選挙制度があるからまだマシというか、ちっともマシじゃないんだけれど改善の可能性は少しだけある。しかし役所の人間を追い出すのは相当大変だし、その人間一人を追い出したところで後任者が又同じ事をやる。
これも以前に書いた市教委などと同じように、全体が腐ってしまっているので、マトモな考えを持った人の方が奇異に見られたりする世界に違いない。

◆ インターネット接続者が増えて情報伝達が早くなっているのだから、悪事を事前にキャッチできれば市民団体などに通報することくらい出来そうなのだが、奴らも相当な悪だからシッポを出さない。が、賢い悪人ではない、馬鹿な役人なのでコンピュータウイルスとかに引っかかるかも。いや、住民に関するデータは簡単に漏洩させても、自分たちの悪事がバレるような情報はシッカリ管理しているか。
政治家は選挙で選ばれた奴らなんだから、役人管理くらいはシッカリやっていただきたい。何なら議員の報酬制度を改正して、無駄金を使うのをやめさせたらその支出相当額の10%を議員にやっても良いと思う。これだって相当な金額になるはずで、金さえ貰えれば議員も働くのではないかな。勿論本来は余計な金など払わずに働いていただきたいものだが、議員も腹黒いからね。我々は、精々連続当選議員を出さないように投票する程度しか出来ない。



マークX(11/16)
◆ ワンボックスカーブームが下火になったからか、最近見かけることが多いなと思うのがマークXだ。
いや、実際にはそう多くはないのかも知れないのだが、排気管周りのデザインに特徴があるので後ろから見てもすぐ解る。似たようなデザインが多く、エンブレムを外してしまったら車名すら解らないような車が多い中で一定レベルの主張を、この車はしているとおもう。が、前から見たら普通なんだけど。
先月にはトヨタモデリスタインターナショナルがマークXベースのスーパチャージャ仕様車を発売した。エンジン出力は320馬力まで高められ、サスペンション系にも手が入れられると言うがトヨタの場合はボディー強度がギリギリ設計なので余り固い足を入れるとボディー側にダメージが来てしまう。ブレーキも一応強化はされているようで、「乗用車とは違うから鳴くかも」と書いてある。

◆ 同社はクラウンのスーパチャージャ仕様も販売していて、こちらは4.3リッターV8エンジンを過給して340馬力/55Kg・mを発揮させる。
トヨタのスーパチャージャ付き車両は過去に乗ったことがあるのだが、スーパーチャージャの作動音というか空気の流れる音というかが結構気になった。その代わり低速から大きなトルクが発生して乗りやすくはあったが、ガサツな音はちょっとマイナスだ。
C180もスーパチャージャが付いているが、こちらは音とは無縁の世界だ。窓を開けてフル加速するとわずかにキーンという音が聞こえるがその程度のもの。もっとも過去のトヨタ車と現在のそれでは防音構造なども違うだろうし、充分静かにはなっているのかも知れない。

◆ 海外ではメーカ車両をベースにチューニングする企業が存在するが日本では成功例を余り見ない。
トヨタ系や日産系、ホンダ系などドレスアップパーツを中心にセミカスタマイズみたいな事をやっている所はあるが、海外のチューニング車メーカのような派手さはない。この理由として、一つは信頼性の問題があると思う。メーカ直系のチューニング屋ならばまだ良いのだろうが、独立系となると一般ディーラに整備が頼めない恐れがある。
こうなると何かトラブルの度にチューニング屋にまで足を運ぶ必要があるので大変だ。

◆ 整備とも関係するが、信頼性の面での不安もあるだろう。自分で好きでチューニングする場合と違い、コンプリートカーを買う人はおそらくノーマル車と同一程度の信頼性を求めているはず。だが信頼性や耐久性を少し削ってパワーを上げるなどのチューニングを行っている場合、それなりの整備も調整も必要だし信頼性だって低下する。壊れない日本車に慣れた人が、どう扱っても壊れない車を望むとするとチューニングカーの出番はなくなってしまう。
そこでエンジン周りには手を加えずに、今時余り流行らないエアロパーツだとかオーディオだとか内装を変更して売り出す程度になってしまう。これならばノーマル車の信頼性そのままに多少の変化は味わえるが、大人っぽくはないかな。



健康保険(11/15)
◆ 国民年金未加入問題と共に、国民健康保険の未加入が問題視されている。これには二つのケースがあって、加入したくなくて加入しない場合と加入したいのに掛け金が払えないケースがあるのだ。
任意で加入しないのはまあ良いとして、加入できないとはいったいどういう事なのだろうか。これは年金世帯とか失業者に多く、収入が減ってしまったために保険料が支払えなくなるという。国民健康保険料はその上限が6万円台だと思うが、まあ普通の人が月間6万円分もの病気をすることはまず無い。なので掛け金が払えるくらいの人であれば国民健保に入らなくたって医療費は負担できるはずだ。

◆ 年金世帯や失業者など、税制システム変更によって突然保険料が値上げされた場合は支払いが厳しくなる。保険料を払わない期間が一定以上になると保険証の効力が無くなってしまう。そうなると医療機関に行くことが出来ない(行きにくい)事になってしまう。実はこれら支払いが出来ないことを申請すると保健証に代わる非保険者であることを証明する?ものを貰えるらしい。これを医療機関に持って行くと本人10割負担で治療をして貰える。そしてその後領収証を市区町村に持って行くと本人1割〜3割負担換算でお金を返してくれると言うことだ。が、もちろんこれは建前にすぎない。何故ならば一旦個人で支払えたと言うことは金があるわけで、だったら払い戻した金を健康保険料として納めろと言われてその場で金を取り上げられる。それが借りた金であろうが何であろうが市町村役場には通じない。紙幣に借り主の名前が書いてあったとしてもたぶん駄目だろう。

◆ 結局の所貧乏人は医者に行くなと言うことだ。いや、そればかりではない。例えば年金で一人で暮らす老人がいたとしよう。その老人にも健康保健代の納付書は送られてくる。が、もしもその老人が食うにも困っていて保健代が支払えなかったとする、すると市区町村役場は「最終通告書」とか「督促状」とか「差し押さえ通知書」などを送ってくる。これ、どこかで見たなぁ。そう、架空請求はがきに書かれているような文言だ。
各市区町村役場には取り立てマニュアルがあり、そこには民間の金貸しが行えば明らかに違法になるような取り立て方法が書かれている。曰く、滞納者に精神的インパクトを与えるようなタイトルではがきを出せとか、取り立てに行けとか、生活道具の一切を差し押さえると言え(これは違法)とかが実例と共に記載されている。メディアのインタビューに対して市区町村役場はこのマニュアルの存在を認めながらも「取り立てを指示しているのではなくノウハウ集だ」みたいに答えていた。

◆ どうせ集めた金にしたって無駄遣いするか裏金にするかだと思うのだが、弱いものから取る、取りやすい所から取るのは基本中の基本。逆に金があって払わないが何かとうるさく文句を言うヤツからは取ろうとはしない。そう、どこかであった数日しか出勤しなくても文句も言われず給料が貰えるのと同じだ。保険料の値上げで低額所得者は苦しみ、医者だって昔のように儲かりはしない。



クローン(11/14)
◆ 一時期話題になったクローン動物、クローン人間などクローン技術によるコピー動物が商業的に使われた例がある。大切なペットが死んでしまった後、そのDNAを使って作るクローン猫が600万円という話題だ。米にあるジェネティック・セービングス・アンド・クローン社は2000年に事業を開始し、クローン猫を作った。当初600万円近かった価格もその後300万円台に値下げしたが売れ行きは悪かったらしい。一つの理由として価格の高さがあり、もう一つは再現性の問題だ。クローンならば色も模様も艶も元の猫と全く同じにならなくては飼い主は納得しない。しかし同社が作った5匹猫の中の3匹は飼い主に引き取られなかったそうだ。同社は廃業にあたり、クローン技術が完全ではなかったとしている。

◆ 猫は仔猫の時と成猫では色や柄が少し違うし、老猫になれば又違ってくる。若い頃は真っ白なお腹をしていたウチのアメショーも、年を重ねるごとに茶色が出てきている。例えば老猫が死んで、その猫のコピーを作ったとして、飼い主は老猫と若い猫の特性的違いと製造上のエラーを見分けることが出来るのだろうか。かなり猫に詳しい人ならば幼猫と成猫の特性的な違いが予測できるかも知れないが、普通の人は分からないと思う。
蛍光灯を買ってきて古い蛍光灯と交換する。すると、とても明るくなったように感じる。それは新品時の蛍光灯は定格明るさの110%位の照度が出て、短時間の間にその明るさは失われるためだ。これと同じように、愛猫のイメージが先行している中でクローン幼猫を見て「同じだ!」とは喜べないのではないだろうか。

◆ 全く違う猫を飼い始めたならば死んでしまった猫と比較することも徐々に少なくなっていくと思うのだが「全く同じ猫」を高額で手に入れたとなると、同じ猫でなければならないという思いは強いはず。育て方とか育ち方とかの違いが性格に現れたとしても、高額でそれを買ったオーナは「違う!」と怒るかも知れない。
せっかく生まれてきたコピー猫が飼い主に嫌われるのは不幸だと思う。全く別の、全く見知らぬ飼い主に渡ったならば幸せな一生を送れたかも知れないと考えると、クローン猫の製造と販売というのは少々疑問に感じないでもない。

◆ 野良には野良の血が流れていると言われるように、確かに街中で産み落とされた野良猫と純血種には性格的違いはある。ペット用として品種改良され続けた品種は飼いやすい方向へとチューニングされているし、野良猫はノラとして暮らしていける能力をチューニングされるからだ。だから猫を飼うときは純血種の方が良いですよと言うつもりもないが、室内で飼育されることが普通だと思っている純血種と、外で遊びたくて堪らない野良を同じ室内飼育すると考えると野良の方にストレスが溜まるのではないのだろうか。逆に外を知らない、餌の取り方もケンカも知らない改良種を外に出したら、周りの猫にきっと虐められてしまうと思う。
古くからペット用として固定された種などは、おそらく何代にも渡って「外」には出たことがないと思う。
それこそ○○チャンピオンみたいな猫から作られる訳なので、それらの猫にとっては室内が世界の全てであって、そのDNAは仔猫にも引き継がれていくはずだ。



追いつかない(11/13)
◆ MNPを直前に控えた先月23日の夜に発表されたSBMの新しい料金プラン。その翌日にはサービス内容が変わるなど相変わらずの混乱ぶりだ。この辺りはblogの方に書いたりもしているが、雑記用に書こうとするとその間にもサービス内容が変化したり、料金プランそのものが無くなったり復活したりで書く方としても難しい。もう一つは、何が正確な情報なのかが分からない点だ。果たして旧プランが存在しているのかいないのか、継続してサービスを受けられるのかどうかもハッキリしない。これは同社のサービスに問い合わせても同じで、答える人によって内容が異なっていたりする。
音声疑似定額のゴールドプランにしても、孫氏自ら来年15日以降も同一価格で新規提供するか否かは決まっていないという通り、トップの判断すら出来ないのに末端がそれを理解することは不可能である。ちなみにホームページ上では旧プランやLOVE定額や家族間定額の記述は既に消滅している。

◆ そんな中で比較的人気なのがauの料金プランを真似たオレンジと呼ばれる料金体系だ。さすがに人気のauのマネとあって既存加入者への人気も高い。が、考えてみれば「だったらauに変えた方が得でしょ」と言うことになる。auに変えればエリアの点でも通信速度の点でも会社の信頼性の点でもSBMよりはずっと良い。新規加入者にしてもこれは同じなのではないだろうか。SBMに行って、auプランやドコモプランを勧められたとすると、だったら何もSBMにする事はないよなと思うのではないのか。確かにauやドコモよりは同一プランで200円安くしているが、エリア展開を考えるとその差は200円では済まない。またオプション類によっては200円のさにはならないケースもある。(SBMならばcdma2000真似プランでパケット定額制に入れるメリットはある)

◆ 強気の発言を繰り返し、転入より転出が多かったにもかかわらず「転入処理が多くてシステムが耐えられなかった」と言ってはみたものの、実は転出が多かった訳で何とも格好悪い。しかもauのシステムが10万人の出入りをこなしたのに対してSBMの何と貧弱なこと。孫氏はトラブル後、数億円をかけてシステム増強をしたと言っていたが、翌日の会見ではメモリ増設とCPUを取り替えたのだと。数億円分のメモリって一体どのくらいなのだろうか?特殊なメモリだと納期が遅いはずだし、汎用メモリならば価格が安いはずで計算が合わない。
設備増設を謳ったその後も加入者情報の変更が数時間遅延するなど、相変わらずトラブルが多いことからすると実は「何もやらず、処理を規制しただけ」が本当なのかも知れない。

◆ プリペイド比率に関しても孫さんの言葉でこれまで発表していた数字が怪しいことが解った。vodafone時代のデータではプリペイドケータイ比率が11%となっていたが、直近の数値で比率を計算すると2割前後が正解のようだ。F&Fでも度々問題にしてきたIP接続契約者数純減の秘密も、大方の予想通りプリペイドが増えているためだと解った。10月度はIP接続契約者数が18,000の減少なので、実質ポストペイ契約者は純減したことになる。さらにプリペイドの有効期間延長をしなければ純増はなかったとも白状したので、同社に於けるプリペイド比率はかなり高いのではないかと思う。プリペイドケータイが多くても何ら問題はないし、格安で受信専用の携帯電話を持ちたい人や旅行者にはメリットがある。問題はプリペイド水増しに使われている事だと思う。



モバイルSuica(11/12)
◆ Edyの残高をゼロにし、FelicaのEdy部分を消し去った後でモバイルSuicaをインストールした。従来は3つのアプリで構成されていたモバイルSuicaアプリも現在は2つに集約されている。と言うか、それでも2つが必要なのは納得できない。容量的には60Kバイト+30Kバイト(だったと思う)なので、100Kバイトのプログラムエリアのある移動機にならば1本で格納できると思うのだがダメなのだろうか。DCMXはそもそもアプリ容量が巨大(Felica容量も1Kバイト以上食っている)なので分割は仕方ないのかも知れないのだが、そもそも分割されているアプリは使いにくいというか、メインではないアプリの方を(どちらがメインなのか解らなくて)起動すると当然ながら文句を言われる。終了→起動が一瞬で出来ればいいが、確認ダイアログなども出るので時間がかかる。

◆ それはともかく、無事にSuicaのインストールが出来た。ので、今度はチャージしてみることにする。
EASY Suicaは銀行振り込みか店頭でのチャージになるので銀行からのチャージにトライするも、残念ながら旧UFJの三菱東京UFJ口座からの送金は出来なかった。仕方がないのでNewDays(駅の近くにある売店)で現金チャージする。Edy等に比較するとSuicaのアクセスは一瞬で完了するので使い勝手が良い。Edyの場合は読み込むまでの時間やタイミングでうまく行かない場合もあり、店員が不慣れなことも手伝ってこれじゃあ現金で払った方が早かったかな、みたいなことも何度か経験した。ま、Edy並の読み取り速度では改札をスムーズに通過することなど不可能なはずで、この点Suicaは考えられていると言うことだろう。

◆ 不要になったプラスチックSuicaは払い戻しが出来るが、払い戻しに210円がかかる。何か買い物があればNewDaysとかファミリーマートで使ってしまった方が損失が無くて宜しい。私の場合はチャージが面倒なのでいつも多めに入れているために、残高が数千円残っていたのだ。携帯の機種変更の場合にも一旦残高を預けるような事が必要なのかも知れない。Edyの場合は少なくともこの方法で残高移行が可能だが手数料が105円かかる。手数料商売だから仕方がないと言えばそうだし、銀行だって少額を預けるだけだと口座管理手数料を取られる場合もあるから仕方ないか。要するに使う側が計画を持たないと余計な手間とロスが発生すると言うことだ。

◆ だったらプラスチックカードにすれば良いではないかと言われればそれまでなのだが、SuicaとEdyとJALとヨドバシと… と、複数枚のカードが邪魔だからケータイに入れてみた訳で、アチラを立てればこちらが立たない的な部分は仕方がないのかな。
パソコン連動型プラスチックICカード+Felicaで、複数フォーマットに対応するものがあったら意外に便利かも。電子ペーパか何かで残高照会程度出来れば通常のプラスチックカードより便利に使える。無電源で動作させるのは大変そうなので、薄型のリチャージャブル電池でも入っていればベストか。

◆ 使い勝手だが、プラスチックカードSuicaよりも良く読んでくれる感じがする。プラスチックSuicaだとサイフの中に入れたりすると読み取りが悪くなるのだが、モバイルSuica(N902iX)はケータイと読み取り機の間に手を挟んでも大丈夫だった。どのくらいの距離で読み取れるのか、今度改札が空いている時間にでも試してみよう。



企業誘致(11/11)
◆ 自治体が企業誘致に燃えている。優良企業を誘致すると税収が増える。従業員がそこに住めば住民税も入ってくるし消費も拡大する。その為だったら数十億円〜数百億円は補助しましょうというのが最近の傾向だ。実際、川崎市などは沿岸部の工業地帯や東芝などがあり、税収は豊かである。豊かな無駄遣いも大阪並みの激しさがあり、土地を買って使い道が見つからず、他の自治体に無料寄付?してしまうとか、そのまま寝かせて利用しないとか、相当あくどいことをやっている。横須賀線の新駅が出来る武蔵小杉(むさしこすぎ)には、前代未聞の消防署付きホテルを市が建設する。1Fが消防署で上階がホテルだそうで、駅前の混雑場所に消防署を作って何の意味があるのか。いや、一等地に消防署を作れば地代や管理費などで金を使いまくれるメリットがあるか。消防署付きホテルなんて、扇風機付き冷蔵庫みたいな違和感があるのだけれど。こんな無駄金を使わなければ、きっと健康保険料が相当減額できたり、市内の保育園や幼稚園が無料に出来たり、(川崎も崖が多いので)防災工事などが出来たに違いない。対する横浜市は日立があるがあまり豊かではない。そこでみなとみらい地区に新たな企業を誘致しようと画策している。
誘致とは言ったって自治体の考えることは単純なので、就業人口の増加に伴う交通機関の確保や道路整備などな後回しになる。高々数千人が増えるだけではないかと考えているようだが、それらの人々が通勤するわけだから輸送機関の負荷も増大する。

◆ 自治体の仕事っていったい何だろうか。道路を掘り返したり、市民生活に密接しているとは言えない施設を作ったりすること?ゴミ集めも区の仕事だが、そのゴミ収集も有料化の流れの中にあるし事業ゴミはすでに有料である。だとすると誘致された企業が支払う地方税はいったい何に使われるのだろうか。上下水道は実費?が取られているわけだし、行政サービスと言ったってそれは個人市民税でまかなえるだろう。道路整備と言ったって、高々数キロの工事に用地買収から含めれば数十年の月日がかかる。さっさと工事をしてしまうと予算消化が短期で終わってしまうからだ。

◆ 誘致されてやってくる企業にはメリットも多少はある。地方税の減額などがそれだが、前述のように何に使っているのか解らない金なのだから金額の基準だっていい加減なものに違いない。
誘致されて企業がやってくると、従業員も引っ越してくることになる。引っ越してくれば市は儲かるが従業員は引っ越ししなければいけないので大変だ。当然ながら退職に追い込まれる方々もいるはずで、そうすると雇用が促進されるから良いのだと自治体は言う。失業者はほかに追いやって就業人口を増やすのは自分たちでと言うことで、そこには従業員の幸せは全く考えられていないと思う。



レコード(11/10)
◆ アナログレコードや真空管アンプなどが密かな?ブームだという話は聞く。でも国内にレコードを作っている企業があるとは知らなかった。確かどこかのレコード会社(と言うのか?)がCDではなくLPレコードを発売する(した?)のだとか。このアナログブームは団塊の世代の定年退職後の趣味としてマーケットが形成されつつあるとも言われる。アナログレコードはCDと違って20KHz以上までの周波数再生は可能だが、S/Nはさほど良いものではない。物理的接触によって(非接触型のものもあるが一般的ではない)レコード盤の溝に刻まれた音をピックアップする訳なのでS/Nは悪くなりやすいしレコード盤にしてもレコード針にしても時間とともに劣化してくる。
このトランスデューサである針(カートリッジ)はスピーカと並んで音の変化が解る部分だ。MM(可動磁石型)やMC(可動コイル型)とか、レコード全盛時代には様々なメーカから様々なタイプが発売されていたが、今はどうなのだろうか。

◆ 現在アナログレコードを趣味で聴いている人々はマニアと言うほど深い興味を持っている方たちではなく、レコードや真空管アンプに懐かしさを感じ、その気持ちがレコードの音をより良く聴かせているのかも知れない。なので本物?のマニアのように数百万円のシステムを組むと言うことでもなく、家電量販店で売れるアナログレコードプレーヤの価格レンジも1万円〜3万円程度のものが中心になると言う。アンプにしても、そこに火の点った真空管が配置されているだけで満足だ。だからトランジスタアンプに整流管なんて組み合わせでも良いかな。いや、整流管自体が入手できないか。でも、こうした趣味を持つ人々が過去の趣味の道程を歩むとすると、やがてオープンリールのアナログテープレコーダへの要求になっていくのだろうか。

◆ オーディオは原音再生がベストではなくて、その人にとって心地よいサウンドがベストなのではないかと思う。なのでレコードの音をHDDレコーダに録音するとなると、実際に音質が劣化するかしないかではなくて一旦ディジタルに変換するというそのプロセス自体が(心で感じる音を)劣化の原因になる。アナログレコードの暖かみのある音が、HDDレコーダに録音することによって台無しになるだとか、アナログレコードの音はディジタルアンプでは再現しきれないものがある。なんて表現が出てくるのはこのためだ。

◆ オーディオの世界はオカルトがいっぱい。でも、それでも良いのかな。そこに無理矢理理論をくっつけるからいけないわけだし、そうやって詐欺まがい商法で稼ぐ連中が悪なだけ。1万円のレコードプレーヤを大切そうに車に積んで家電店から持ち帰るオトーさんにとってそれがいい音であり、金メッキのピンプラグが、レコードにかけるスプレーが音を良くしてくれるのならばそれで良いではないか。
何となくそんな風に思える昨今のレコードブームなのである。



Felica(11/9)
◆ ドコモは903iシリーズからFelica容量が15Kバイトに拡大された。それ以前の機種では容量が5Kバイトなので余り多くのカード設定は出来ない。私の場合にはヨドバシポイントカードとJALカード、最初から入っていたEdyとDCMX、これでほぼいっぱいである。容量が大きいのはDCMXで、これで約1Kバイトも食っている。
先月21日からはSuicaの簡易版であるEASY Suicaが始まった。これは現金チャージが可能なので、新たにクレジットカード契約を行う必要もないし、ビューカード以外のクレジットカード利用時にかかる手数料を払う必要もない。なのでSuicaのプラスチックカードとほぼ同様なものだと思えばいいし気軽なので設定してみようかと思った。ら、容量がいっぱいで設定が出来なかった。

◆ 使用頻度的にはヨドバシポイントカードが上位にある。
プラスチックカードを忘れても携帯電話があればポイント加算できるので便利。JALカードも同様に、チケットレスで予約して先に支払いを済ませておけば、Webチェックインと合わせて非常に簡単に航空機に乗ることが出来る。もちろんプラスチックカードでも同様のことは出来るし、JAL系のホテルなどでポイントを付けようとするときにプラスチックカードでないとダメ(特に田舎)な事もあって、地方に行くときなどは両方を持ち歩いている。
Edyは以前に書いたように、非常用?としてチャージしておいたのだが結局余り使わなかった。と言うか、使える場所が限られているために使う機会を逸してしまうのだ。そう言えば成田空港の売店でこれが使えて意外に思った事がある。小銭を作りたくない成田からの出国時などには便利と言えば便利だが、クレジットカードでも同じだと思うと特別なメリットは感じない。

◆ DCMXはドコモのクレジットサービスだが、DCMXminiは登録無しで月間1万円まで使えるポストペイの電子マネーみたいなものである。Edyと同程度に使用できればDCMXの方がチャージが不要な分だけ使い勝手は良さそうなのだが、未だにこれが使える場所を見たことがない。Edyもクレジットカードからのチャージは可能だが、使えるカード銘柄が決まっている上に、何でも使えると言うほどその品種が多くないのが不便な点だ。
ドコモはEdy利用可能店舗が思ったように増えないことにしびれを切らし、Suica陣営と協力関係を築くと共にDCMXで一気に利用者拡大を図ろうとした。しかし少なくとも現時点ではEdyの使えるところの方が圧倒的に多い。DCMXがどこで使えるのかは検索できるが、逆に言うと検索して捜さないと使える店が見つからないのである。
DCMXに比較すればEdyの方が使えるが、それにしても物理的金銭代わりに使えると言うほどではない。来年からはEdyの使える唯一?のコンビニのサークルKもDCMX対応だそうだ。

◆ よって携帯電話内蔵Felicaのメモリスペースを空けるにはDCMXかEdyを削除することになる。Edyは従来使ったことがあるの(既にその不便さや便利さは解った)でこれを削除することにする。DCMXはせっかく登録したので、一度くらいどこかで使ってみたいと思ったのである。しかしEdyの残高が100円残っているために削除が出来ない。センタに預けるにも預け代が105円で残高が足りないし、では使ってしまおうと思ったところで家の近所では使える場所がない。ドコモショップに足を運べばFelicaのフルフォーマットは出来るが、そうすると他のカード情報も消えてしまう。
どうやら選択的に消すことは出来ないようなのだ。ちなみにSuicaはフルフォーマット以外で消すことは出来ないらしい。と言うわけで、モバイルEASY Suicaインストール作戦は後日持ち越しとなった次第である。



展開時40m(11/8)
◆ 静止軌道に打ち上げられるETS-VIIIは大型アンテナを搭載し、全幅40mにもなる巨大な衛星だ。これは対地上移動体通信を目的に打ち上げられるもので、移動機のアンテナサイズやや送信電力の低減を可能にするために大型(ゲインの大きな)アンテナを搭載している。
携帯電話初期の時代、地上基地局を沢山建てなければエリアカバレッジが広げられず、しかしそれには多くの資金を必要とすることから衛星による中継を目指した計画は存在した。ところが日本のような人口密集型の都市を持つ場合、広大な地域を衛星一機でカバーしようとすると周波数帯域がすぐに足りなくなる。

◆ 携帯電話基地局などは、そのセル半径を数百メートルから数キロメートルに設計し、そのエリアを越えた部分では別の基地局が同一周波数(或いはコード)を繰り返し使うようになっている。これによって限られた周波数帯域の中に多くの加入者を収容できるわけだ。ちなみにこの小ゾーン方式は日本(電電公社時代か?)で初めて実用化されたと言われているが、日本以外に小ゾーン方式は必要のない時代だったのかも知れない。
ゾーン(セル)半径を更に小さくしたのがPHSであり、その半径は数十メートルから2Km程度となっている。
このマイクロセル方式と多数のチャネルによって自律分散(交換機が一々チャネルの世話をせずに、基地局レベルで通信路を決める)が可能になった。

◆ 衛星を使った携帯電話システムでは前述のようにカバーするエリアが広大になりすぎる点で難しさがあり、既に20年以上前から大型アンテナによるマルチビーム(多数のビームスポットを持ったアンテナを衛星に搭載して、そのビームを細く管理することでセル半径を小さくしようとする考え方)方式で衛星携帯電話を実現するアイディアはあった。アイディアはあったのだが、実際にそのような巨大でビームスポットを管理できるアンテナは非現実的だと見られていたのである。
静止衛星とは言っても衛星は完全に静止しているわけではなく、微妙に動いている。ビーム幅のものすごく小さなアンテナが仮に出来たとしても、それを精度良く制御するにはエネルギが必要で、衛星の重量やコストを押し上げてしまう。

◆ 衛星携帯電話のもう一つのデメリットは遅延の問題だ。現在でも静止衛星を使った音声通信は使われてはいるが、赤道上約3.6万キロの上空にいる衛星にまで電波を飛ばすのには時間がかかる。何しろ電波や光は1秒間に30万キロしか飛ばないわけで、静止衛星と地上間で電波を往復させると200mS以上の時間を要してしまう。これはもうどうにもならない問題で、これの解決には低軌道衛星を使うしか方法はない。だが低軌道衛星は地上の一部分しかカバーできない(見方によってはゾーン半径が小さく有利にもなる)ので多くの衛星を飛ばす必要性が生じる。しかも低軌道衛星はわずかな大気やゴミの影響で寿命が短い。世界中どこでも利用できる夢の携帯電話として注目されたイリジウムの経営が思ったようにいかなかったのも、コスト負担と利便性がバランスしなかったからだとも言われている。



教委が悪い?(11/7)
◆ センセーの起こす事件は後を絶たない。先月には大きく報道された2つの事件があった。その中の三輪中学の(あえて)事件はマスコミでも大きく報道され、問題になった。この事件では教師自らがイジメの当事者となった事が問題を大きくしたが、会見で校長の言い分が二転三転するなどの混乱も又非難された。これに関して、校長が言ったことに教委が文句を付けたのだとも言われている。学校側が責任を認めるような発言をすると必ず損害賠償などの問題となる。従って学校側に責任はなかったと言い通すことが必要だと教委からの"指導"を受けたのだとか。
教委の問題は他にもあって、不祥事を起こしたセンセーの名前を公表するのかしないのか事件では、被害者が(加害者センセーの)氏名を公表してくれるなと言ったから公表しなかったなどと大嘘をついた。
他にも、柔道(だったかな?)を装ったようなイジメによって生徒が障害を負った事件とか、数え上げればきりがないほど多くの問題がある。

◆ 教委の隠蔽体質は今に始まったことではなく、問題が起こると(処理や対処が)面倒だからかくしてしまおう言う感じ。これが民間企業だと三菱自動車のリコール隠しのようになったり、パロマの湯沸かし器事件のようになったりするわけだが、教委の場合は誰も責任を取らないし教委が無くなることもないという点で民間企業とは大きく違う。
本来であれば(これは民間企業でも同じだが)問題が起こらないような対処や対策を行うべきである。しかし教委は、問題は必ず起こるのだからそれを無くす努力より問題を発覚させない努力の方がお得だと考えたのだろう。文科省に報告を上げれば問題になるが、何もなかった事にすれば自分の名誉も傷つかない。

◆ 掲示板の方で教育問題は教育の問題ではなく労働環境の問題だと書いたことがあったが、まさにそうなのではないだろうか。教委にしろ校長にしろ、自分が何のために存在していて何のために働かなければいけないのかが全く解っていない。と言うか、行政側の人間で仕事の意味を理解して職務を遂行している人は希だと思うし、朝行って夕方帰ってくれば格安家賃で住宅に住めるみたいに思っている人が殆どだろう。もはや公務員に仕事の重要性などを説いたところでどうにもならない。こうした、職務に対する意識の低い人間がセンセーなのだから子供は堪ったものではない。若いセンセーなどは(染まっていない分)マジメに教育を考えているのかも知れないのだが、それを打ち砕く学校長や教委の長老連中が、スケート界汚職のようにはびこっている。

◆ 小学校や中学校の教師は仕事時間としては楽であるが、高校となると様子が違う。進学率を上げなければいけないからでもあり、受験に失敗しようものなら「教え方が悪い」と親が弁護士を連れて怒鳴り込んでくるケースすらあるという。また、あからさまに攻撃や嫌がらせを仕掛けてくる父母などに教師はさらされる。これらの問題が結果的に履修不足教科を生んでしまったと言えなくもないし、まじめな教師や校長が被害者になる現状も否定できない。
不良教師と不良父母、このねじれた関係は正常化できるのだろうか。小学生の親などでも、子供が学校で熱を出したと親に連絡したら、その親は「先生が(その子の)自宅まで送るのが当然でしょう」と言われたりもするのだとか。
政府は教員免許更新制を導入するとか言っているが、試験で学力は測れても人間性までは測れないんじゃないのかな。しかも教育基本法関係でのやらせ問題まで発覚するに至っては、教委から国までが一体となって悪徳教育の手本を示しているのではないかと思ってしまう。



SBM(11/6)
◆ 気になる10月度の携帯電話加入者数の増減は8日に発表される見込みだ。MNP開始から1週間で加入者がどう動いたのか、業界関係者のみならず気になるところではないだろうか。MNP開始からたった1週間ではあるが、各事業者共に予約受付などを行っていたので十万人規模での移動はあったとドコモやauは公表した。前評判ではauの一人勝ちが予想されている中でMNP転入と新規加入を合わせた純増者数が100万人を超えていたりしたらニュースになるかも知れないが、そう多くは動かなかったのかなと見る向きも多い。

◆ もう一つはSBMの出方である。基地局増設も行われず、料金プランはそれこそ毎週のように変わり、23日の夕方にはこれまでのプランをそっくり変更して定額プランとau真似プランとドコモ真似プランの3つを発表した。制限付きとはいえ、この通話定額は確かにインパクトがある。見かけの料金も安く設定されている。商売敵は携帯2社と言うよりWILLCOMなのかも知れない。あのCMを見ると、制限無しの通話定額だと多くの人が思うだろう。しかし孫マジックがそこには隠されていて、実際には各種制限付きの準定額と言わざるを得ないプランなのだ。これはエリアカバレッジの点でも言えることで、世界で使えて自宅では使えないと言われるほど穴の多いエリアが利用者を苦しめるが、一方で孫さんは「基地局を大増設します」と、実際には何も手が付けられていないにもかかわらず「つながる」風を装ったトークを行った。

◆ TV CMもかなり放送頻度が高く、MNP開始後初めての週末にはSBM側が処理能力オーバでMNP受付を停止する事態にもなった。
これを一部販売店では、ドコモやauのシステム障害によってMNP処理が行えなくなったと発表した。またSBM本体も転入が多すぎて処理できないとした。しかし実際には転出の方が多かったわけで、正しい報道を行わないのは不誠実であるとしてドコモやauは文書によってSBMに抗議を行った。これを受ける形で孫さんは会見を開き謝罪をしたが、報道陣からの質問には余り答えず逆に料金プランの更なる変更を口にするなど厚顔ぶりを披露した。
SBMの言う通話料ゼロ円、端末ゼロ円の謳い文句に対してもクレームが出る。ドコモは「通話料ゼロ円と言ったって制限事項が多すぎて得ではない」auも「通常の使い方では決して安くはない」と反論したばかりか、先月末には公取委が動き出すなどのニュースが流れた。  

◆ YBBの場合にはマスが小さかったので悪徳商法も社会問題になりにくかったが、同様な手法で携帯電話を売ったらどうなるのか、孫さんは考えなかったのだろうか。SBMと契約したは良いが自宅が圏外だとか、出先が圏外だとかで解約しようにもローン残高が残る。SBMも契約時にそれらのことを正しく説明しているとはとても思えず、この先どうなるのか心配でもある。
孫さんは「携帯電話の料金は複雑すぎる」と言って、自社では更に複雑な料金プランを発表したことも公取委の怒りを誘ったようだ。

◆ YBB問題などはインターネットに興味のある人や、実際にYBBの被害にあった人が知るくらいなものだったが、このSBM問題は中高生の間でも話題になっていると言うから、少なくともSBMの知名度アップに、様々な事件?は貢献したに違いない。ドコモやauが全国紙に大きな広告を載せたのとは対照的に、SBMは新聞記事の中で知名度を上げたわけだ。これはかなり広告料の節約になっただろう。いずれにしても、これらの運営方針は殆ど孫さん一人で決めたとのこと。通信事業全く素人の孫さんに任せておくから色々なトラブルや度重なるシステム変更や料金プランの変更が起きたのではないのだろうか。



spam事情(11/5)
◆ ここの所のspamに関してである。メールアドレスの変更によって多くのspamは姿を消した。ただし変えられないメールアドレスもあることから、そちらの方には相変わらず多くのspamが配信されてきている。が、そもそも使用頻度の余り高くないアカウントなのでメールサーバが生きているかのチェックをspamが行ってくれていると思えばいいか。

◆ トラックバックスパムの方も相変わらずだ。と言うか、それを送ってくるのは1ヶ所だけ。もちろん送ってくる元は毎回違うが、詐欺サイトへの誘導ページということで犯人は同一人物だ。犯人はまず無料のblogスペースを借りて、芸能人などの写真を掲載した1ページのみを作る。そのページの中にワンクリック詐欺サイトへのリンクを埋め込んでトラックバックスパムを送りまくると言う感じだ。当然ながらF&Fの方は対策が施してあるのでトラックバックは受け取らない。逆に、トラックバックスパムの報告を当該blogスペース管理会社に送る。と、翌日にはそのページは跡形もなく消えているという感じ。

◆ だが奴らも金を稼ぐためにやっている訳なので、次々に様々な無料blogスペースを使いながら新しいページを作ってはトラックバックスパムを送ってくる。
そしてトラックバックスパムがF&Fに届いた時点で管理者に報告が行って消されて… の繰り返しだ。どのくらい繰り返していたか数えてみると、半年間で200回くらい!何ともまあ根気のあるヤツだというか、ワンクリック詐欺サイトの方がそれだけ儲かっていると言うことなのだろうか。そしてこれは今も続いている。対応は各blogスペース提供者共に良好で、早ければその日のうちにページは消される。マイナーな無料blogスペース提供者だと問い合わせ用のメールをどこに送ったらいいのか捜すのに苦労することもあるが。

◆ トラックバックスパムと並んで根性が入っているのが掲示板への宣伝書き込みだ。どのサイトがトリガになっているのかは解らないのだが、おそらくは宣伝書き込みをされるエロサイトか出会い系だろう。そのページを開くと他のサーバに設置された宣伝書き込み用cgiがキックされて第三者の掲示板にあなたのIPアドレスで宣伝が書き込まれるシカケだ。これも無料のcgiが利用できるホームページスペースを利用して設置されている。
このシカケからアクセスがあるとレファーが残るのでそれが仕掛けてあるサーバを簡単に見つけられる。見つけた後はISPに報告→即刻抹消→犯人は新たなIDで再度仕掛ける→攻撃してくる→ISPに報告と、イタチごっこになる。これも大抵のISPは即刻抹消になるが、bitstreamrs.netは対応が良くない。mailでの対応が良くないのでホームページに書いてある番号に電話をしたらFAXだった。

◆ このbitstreamrs.netを調べてみると、インターリンクと共に悪人御用達みたいな所のようだ。インターリンクは言わずと知れたspam発送請負ISPでもあるし自社のレンタルサーバの宣伝spamも送っていたし、メールアドレスの販売なども過去には行っていた。
bitstreamrs.netは少し様子が違う。報告するとそのIDは消されるというか、違うIDに変更されると言った方が良いだろうか、ようするにnirosr.com(bitstreamre.netの運営会社)が悪事に荷担しているのだと思われる。あるいはもっと直接的な、nirosr.com自体が当事者なのではないかと思える。ちなみに、余りに多いこれら迷惑cgiなので、根本的解決法はないのかと聞いたところ「ありません」と一言で片付けられた。苦情を送って対処してくれたのは最初の1〜2回だけで、現在は完全に無視されている。ちなみにnirosrのniroは代表者の名前らしい。
それはともかく対応がきわめて悪い(当事者なら当たり前だが)ので、当該ドメインからの宣伝書き込みを検出したら、即刻通報するシカケを設置した。
一々手動でかまうのもばからしいという感じ。



補助金(11/4)
◆ 国などからは様々な名目で様々なところに補助金が出ている。例えば自治体に対する補助金などもそうで、国の金が半ば自由に使えるとあって地方自治体は色々な無駄施設を作りまくる。確かに施設建設費は国から出るのだが、その後の維持費は地方が支出しなければならない。適当な需要予測によってこれらが作られるので、当然ながら運営費は赤字になる。結局運営が続けられなくなって民間にタダ同然で売り払うか、廃墟となる事になる。以前に書いた仙台の地下鉄問題も似たようなものだし、地方の空港も大同小異だ。
防衛施設庁が金を出して山中湖村(か?)が作った洪水防止用のため池などその地域ではない、降雨によって洪水が発生しやすい場所のデータを示して金を奪い取った。

◆ 実際の調査によれば、ため池付近には豪雨があってもたいした水は流れないのだそうだ。このデータ偽装による巨額資金の流れの末端には、ため池の建設を決めた村長の家族が経営する建設会社と、同じく家族が経営するコンクリート会社があった。つまり、ため池は雨水を蓄えるためではなく、懐に金を蓄えるのが目的の工事だったわけだ。これはマスコミも追求していたが、村の助役と名乗る男は無茶苦茶な理論を発するばかりであり、都合が悪くなると取材を拒否したのだとか。こうした事に国民の税金は使われている。ため池は村民のためにもならず、工事需要による景気刺激策にもならず、単に村長ファミリーが儲かるだけという極めてわかりやすい結果が待っていた。この前村長を追求すると、代議士や他の市町村だってファミリー企業を潤すために工事が行われているのだから、自分だけ文句を言われる筋合いではないと開き直る。その言い訳たるや小学生の方がまだマシという感じ。
更に追求されて答えが出せなくなると逆ギレするあたり、なかなか面白いというか予想通りというか。

◆ これら補助金を民間で貰い逃げする方法もある。国や各市区町村では新規事業その他を対象に予算を組んでいる。これは所定の書式の書類がそろっていて、更に議員などの口利き気があれば簡単にもらえる。完全に貰える金もあれば超低利での融資になるものなど様々だが、いわゆるファミリー企業にとってはこれらもオイシイ金だと言うことになる。所がこのあたりは追求が難し為になかなか発覚しない。発覚したところで本当に事業を行っていれば詐欺行為を追求することもしにくい。国や各市町村は談合疑惑などで追及を受けないように、こうした補助金や制度融資を使うことでファミリー企業に利益を与えた方が安全性が高い。

◆ ファミリー企業といえるかどうかは微妙ではあるが、いわゆる天下りもこのあたりの事情に精通しているから企業としてみれば雇って損のない人材となる。天下りに年間数千万円の報酬を払ったとしても、その代わりに年間数十億の金づるを見つけてきてさえくれれば収支的にはOKという事だ。こうして税金は流れるべき所に流れていく。それは必要なところにではなく、だ。
もしもこれらの金が福祉に使われたら。景気対策や公害防止や炭酸ガス排出抑制に使われたら、きっと日本の未来は今よりずっと明るくなるに違いない。



松茸(11/3)
◆ 秋の味覚、松茸の季節もそろそろ終わる。京都丹波の松茸もそろそろ終わりだろうか。日本でも収穫時期が遅い丹波の松茸は、そのブランド知名度によって偽物が氾濫しているという。今年は北朝鮮産の輸入品も中国経由になったりして価格は上がり気味。北朝鮮では松茸輸出の儲けの4割を国家に取られてしまうのだと国民が"ひどい"と訴えていたが、我が日本では最高税率5割に加えて年金だ保険だと年間80万円くらい取られるんですけど。
中国経由となれば、香りが命の松茸も収穫から国内で出回るまで日数がかかる。なので、香りが失われてしまう。しかし心配はいらない。松茸の香料スプレーをシュシュっとかければ国産品にも劣らない香りを発してくれるのだ。

◆ 永谷園の松茸風お吸い物に代表されるように、松茸の香りの合成技術は確立されている。極端な話セップ茸に香料をかけたら松茸になっちゃうんじゃないのという感じである。その為に松茸販売業者によって無香料である事を強調しているところすらあるが、本当に無香料なのか否かは判別が難しい。例えばうなぎにしても天然物よりも養殖物の方が脂がのっていて柔らかいわけで、限られた店でしか味わうことの出来ない天然物の味を知っている人以外は養殖物の方を美味しいと感じるかも知れない。同じように香料付き松茸を上等だと思う人がいてもおかしくない。なぜならば松茸の価値は香りで決まるからである。そしてその香りが合成ものと天然物でわずかしか違わないとか、或いは日本人好みの合成香料が使われていたとしたら果たしてどうなのだろうか。

◆ 産地偽装は重い罪が課せられる。従って松茸の産地の国道沿いなどに店を連ねる店舗など、産地を表示していない所が多い。客の風体を見て、口答で産地を案内するのである。これならば証拠が残らない。そんな時には携帯電話でも出して「今の会話、録音しましたよ」といえば売値が半分になって、実は北朝鮮産ですなんて言葉が聞けるかも知れない。松茸に何を求めるかは人それぞれだろうし、もしかしたら香りよりブランドを求める人がいるかも知れない。前述ウナギにしたってあくまでも天然物に拘るという方だっている。だが普通の家庭で普通に松茸"風"ご飯を作るなら、それこそ松茸風味のお吸い物の素をちょっと入れた方が良いなんて言われるくらいなのだから。

◆ イクラも偽物判定が難しいほど良くできている。本物は熱湯につけるとタンパク質が凝固して白色不透明になるが偽物は変化が少ない。イクラをいつも?食べている人ならば食感で分かる(偽物の方がプチッとした感じが強い)だろうが、それ以外だと偽物だと思いもしないで食べているのではないだろうか。イクラ以外でも偽物食品は色々あるのだが、その製造コストが意外に高いものもあるということだ。カニかまぼこなんかはよく見かけるし本物のカニではないことがすぐに分かる。あれはもはやカニの代用なのではなくて、カニっぽい、あくまでもカマボコとして使われているのではないだろうか。

◆ めっきり価格の上がったキャビアだが、ランプフィッシュの卵による偽キャビアは格安だ。食感は本物より少し堅めで青っぽい?感じがする。とは言ってもキャビアにあまり接さない日本人なので偽物でも本物でも家庭料理に使う程度なら分からないのではないだろうか。これも本物より偽キャビアの方が美味しいと言う人もいるくらいで、それなりのシェアがある。もちろん出回っているのは日本だけではなく、欧州を中心にフツーのレストランでも使われている品なのだ。



冬モデル(11/2)
◆ ケータイ各社のこの秋はなかなか凄かったなと思う。
既に開始されたMNP対策と言うことで、新機種が続々と登場した。auが12機種を発表すれば、SBMはウチは13機種だと双子機に別の型番を付けて登場させ、それを見たドコモは無理矢理的に機種を増やして14機種を発表した。最も最初に発表を行ったauの技術的見地から見た目玉はRev.A対応端末だったと思う。IPによるTV電話は今後のIP通話定額にも通ずるものがありKDDI自身も今はやらないがやがてIP電話による通話定額が実現できるだろうと言っている。確かに通話定額に魅力を感じる人は多いと思う。これで成功したのがWILLCOMであり、失敗?したのがSBMだ。何故SBMが失敗したのかと言えば、特定相手方に対してのみ通話料を定額(家族定額、LOVE定額)にしたからだと思う。そしてこのプランは新規顧客を呼び込む効果は少なく、既存加入者が多く利用した。その結果ARPUを押し上げる効果が少なかった割にネットワーク負荷が増大した。
もう一つの問題は、LOVE定額の指定先としてプリペイドケータイが利用できることだろう。SBMのプリペイド比率が高いのはこんなところにも原因がありそうだ。
LOVE定額の相手用としてプリペイドケータイを買って3千円チャージしておけば1年間(だったかな?)は受信専用として機能する。もしもプリペイド側から電話をかけたい場合には、ワン切りでもすればいい。
が、そのSBMもSBM同士の通話定額プランを発表した。
ただし恋人同士が使うLOVE定額のような完全定額ではなく、夜間は通話時間が制限される準定額だ。

◆ では何故WILLCOMは成功したのか。これはLOVE定額とは全く逆にWILLCOM加入者同士が定額通話対象になる点にあったと思う。企業やグループでの利用が多いことにもこれが現れている。この点を狙ったのがドコモのプッシュトークなのだが成功とは言えない。
おそらくSBMの通話定額も、この他社の動向を十分に調査した上での決定だったのだろう。時間帯制限を行ったのはLOVE定額での通話トラフィックの増大によるネットワーク負担を考慮した上だ。
auもPTTサービスを行っているが、auらしくない高額?通話料で、2秒で1円が課金される。ドコモは最大30秒で5円なのだが、auで30秒間通話すると15円もかかる。SBMは正式にPTTサービスがアナウンスされていないので解らないが、正式サービス開始時にはパケット課金がされる模様だ。ただ、通話定額があるので、それでカバーできるとも言える。

◆ SBMというかシャープはVGA液晶搭載モデルに積極的だ。
SBM向けのシャープ製移動機は汎用マルチタスクOSを使っていないはずなので、動作速度がさほど遅い感じはしない。一方でドコモ向けのSH903iは液晶がQVGAであるにも係わらず、これまでのシャープ製とは比較にならないくらい鈍重な感じを受ける。マルチタスクOSはOS自体の機能が多いためにアプリケーションレベルでのマルチタスク化をさほど考慮する必要はないのだが、その分CPUパワーもメモリも多く食う。どちらが良いのかは難しいところで、汎用マルチタスクOSを使った方が開発速度が早くてバグが少ないとは言うのだが、開発速度はともかくとしてバグが少ないかどうかは疑問ではある。
今後携帯電話の液晶がVGAになるのか否かは微妙だと思う。ドコモのN903iはVGA液晶搭載だが、全ての画面がVGA解像度で構成されている訳ではなく、この理由としてドコモは動作速度をあげていた。確かに写真とかの細部を見ればQVGAよりVGAが美しいし、携帯電話内蔵カメラの解像度と同じで、それが必要か否かよりも画素数競争的にVGA化されていく可能性がないとは言えない。



アキバ(11/1)
◆ 今や電気の街から観光地化を果たしたとも言われる秋葉原、ずっと以前には小さな部品小売店が並ぶ汚い街だった。その頃は部品の価格など知らなかったが、考えてみれば仕入れ価格の10倍以上で抵抗やコンデンサを売る店が並んでいる街だったわけだ。もっとも抵抗を1本とかコンデンサ3個とかで買うわけだし、小さく区分されたパーツケースにそれらを並べて2坪くらいの店舗で売っているのだから儲けもたかが知れていたのかも。アキバ近代化?の第一歩はラジオデパートだろうか。何とエスカレータの付いたビルの中にパーツ屋が店を並べるスタイルで、でも昼休みは閉店、日曜日も閉店、一体いつ行ったら店は開いているのだろうかと思われるような所もあったっけ。

◆ ジャンク品目当てならニュー秋葉原センター(だっけかな?)で、ちょっと変わったものを仕入れるにもこの辺りが面白かった。半導体類はメーカを問わず多品種を扱っている店(小沢電気?)があって、新品なのだかジャンクなのだか分からないけどとにかく何かしら手にはいるという感じだった。
やがて秋月(旧信越)が出来てジャンクの価格破壊が起きる。その頃からアキバは無線の街からパソコンの街へと変化が起きてきて、ジャンクの類にもディジタルICなどが増えてきた。当時まだ高価だったTTLなど、それがたくさん付いている基板を格安で買ってきて、コンロであぶってそっくり外すという強者もいた。

◆ パソコン全盛時代からヲタクと呼ばれる人々が増えていき、アニメやフィギュアを求める人たちが溢れるようになってくる。そうそう、昔は大型家電店といえば秋葉原にあったわけで、電車賃をかけて買いに行っても安いとばかりに年末などはアキバで家電を買ってアメ横で食品を買うみたいなパターンだった。当時、ヨドバシカメラは新宿で小さな小さな店を開いていたに過ぎず、その頃の誰もが今のヨドバシカメラなど想像していなかったに違いない。ヨドバシカメラや大型家電店が郊外に進出してくるに従って、アキバの価格メリットも失われてきたように思う。都内に住んでいると大型家電店が(スペースの関係で)アキバに集まっている感じを受けるが、郊外だと郊外型大型店がそれこそアキバ並みの価格を合い言葉に多数の商品を陳列している。

◆ アキバの観光地化は週末に10万人もの人を呼び寄せ、いわゆるヲタク狩りが事件になるようになった。外国人によるコピーソフト売りやアダルトビデオ売りなど、無法地帯化したエリアもあるという。警察も取り締まりを強化しているようだし、町内会?商店会?も街の健全化を行うべく様々な努力はしているようだが、「中国人に何を言っても無駄」と、半ばあきらめ顔になる店主もいるように彼らは何が何でも違法ものを売りさばく。
以前に築地の文化について書いた。警察が駐車違反を取り締まろうにも「俺たちはこの道路が駐車禁止になる前から商売をしているんだ」といっていっこうに取り締まりが進まないばかりか、一方通行の逆送など日常茶飯事の無法地帯と化している。
果たしてアキバの未来はどうなっていくのだろうか。
観光バスが路上に停車し、駐車監視員ですら手を焼く現状は日本の経済や文化の象徴なのだろうか。