過去の雑記置き場


道路(6/1)
商店主の場合(6/2)
IPサービス(6/3)
台数減少(6/4)
パケット規制(6/5)
温泉(6/6)
石炭の使い道(6/7)
年金問題(6/8)
ケータイ禁止(6/9)
広告の広告(6/10)
Felica(6/11)
特定財源(6/12)
無線(6/13)
クローン犬(6/14)
最安値の2倍?(6/15)
おにぎり売れる(6/16)
旧車(6/17)
記念館ビジネス(6/18)
原油価格(6/19)
アルコール含有燃料(6/20)
1年経った(6/21)
記憶デバイス(6/22)
公務員改革(6/23)
Google Earth(6/24)
自転車税?(6/25)
多値変調(6/26)
石油と魚(6/27)
Android(6/28)
食糧問題(6/29)
シートベルト(6/30)


シートベルト(6/30)
◆ 後席シートベルト装着が義務づけられたわけだが、その装着率はどんなものだろうか。乗用車の場合は深く低く腰掛ける(天井が低いとなおさら座面を低くして高さを稼ぐ)のだが、それでも衝突時にはフロントガラスを突き破るほど吹っ飛ぶ場合がある。ワンボックスなど天井の高い車だと前後長を有効に使うために、特に三列目などではかなりシートバックが立っていて座面は短い。この状態で前方にGが加われば、そこに静止していろという方が無理な話だ。特に窓面積の広い車になると衝突の衝撃でガラスが割れるとかワンボックスなら横転してガラスが吹っ飛ぶ場合もあり、そこから乗員は放り出されることになる。

◆ 乗用車にしても窓やサンルーフから乗員が放り出される場合も考えられ、BENZなどでは衝突時の衝撃でサンルーフを閉めてしまう(挟まれないのか?)仕組みも搭載されていたりする。欧州車では以前から後席三点シートベルトが普通に備わっていたが走行平均速度が低い日本車の場合は長らく2点ベルトがスタンダードだった。日本車に3点ベルトが義務づけられたのは1994年であり、現在でも中央席は3点ベルトの装備義務はない。備わっていても使わなければ何の意味もないシートベルトだが、そもそも3点ベルトがない(構造上付けにくい)のもどうかと思う。

◆ 日本車においても一部車種は中央後席3点ベルトを装備している。パトカーにも使われているクラウンなどがそれで、3点ベルトとヘッドレスト(これがないと追突時など首が危険)を装備しているのは立派と言えるだろう。一方でコスト優先車にはオプションでも中央席の3点ベルトが選べない。後席中央の3点ベルト化によるコストアップは数千円と見られており、大衆車は安全より価格と言うことなのだろう。ちなみに輸出仕様車では3点ベルトが義務付けられている国もあることから、そのパーツが手に入る場合がある。トヨタは3年以内に(原則)全ての車種で3点ベルトを標準にするというが、これは全席3点ベルトが義務づけられることを睨んでの策だと思われる。日産はベルト自体の材質を変更して装着感を良くした上でトヨタ同様3年を目処にほぼ全ての車種に採用する意向だ。

◆ シートベルトは付いていないより付いていた方が余程良いが、同じ付いているにしても乗員へのダメージは車種によって異なる。ELRやプリテンショナー、フォースリミッタのセッティング如によっては効果に差が出るという訳である。この辺りはABSなどと同じで普通の人は付いているかいないか程度でしか判断できない部分だし、テストにしてもテスト成績が良くなるようなセッティングをしただけみたいな車も沢山ある。安全性のみならず燃費性能に関しても、10・15モードチューニングは匠の域に達しているわけだから一体何を信じればいいのかみたいな話にもなってしまう。エアバッグにしても同様に、ホンダ車(だったかな?)のエアバッグに米国(たぶん)ユーザがクレームを付けたという話が以前あったと思う。何でもそうだと思うのだが、コストとのせめぎ合いをいかに勝ち抜くかみたいな所で、ともすると安全装備は装備してあると言うだけになりそうな部分でもある。



食糧問題(6/29)
◆ 原油価格上昇や炭酸ガス排出抑制問題が食糧事情にも変化をもたらしたような感じである。日本の食糧自給率はかなり低く、それは海外から安価な食料が豊富に入ってくるためだと思う。自分で作るよりも買ってきた方がお得なわけだから仕方がないと言えばそうなのだが、では日本の食料生産価格を低減させる手法はないのだろうか。減反政策などといって政府は金を積んでいるわけで、これによって米の価格は余りやすくならない範囲で推移している。自由競争を奪うことが正しい政策なのかという議論は当然あるが筈だし、過当競争になれば米の生産者が減ってしまう事も懸念されるに違いない。

◆ こうした保護政策は消極的な策でもあるが手っ取り早く楽だ。長期的に見た農業の効率化などに使う金はすぐには芽が出ないが将来的な展望を見ることが出来ると思う。国内で米の生産者が減反しなければならないのは米の消費量が年々低下しているためであり、消費がないのに生産が起きると価格は下落する。米は日本にとって大切なもの(と考えられている)だから、それを何とか保護しようというのが現在行われている策であり、社会主義的発想から生まれたものだと思う。では自由競争させたらどうなるのか。生産コストの下げにくい小規模農家は姿を消すことになり、工業生産的効率追求型の近代農家だけが儲かる図式が思い浮かぶ。

◆ この小規模農家を放っておくのは良くないと思うのだが、だからといって金をばらまいているだけでは何も変わらない。小規模農家を保護、それは米を作らせるというのではなく転換に関してのサポートを行うなどの政策を行えば日本の米生産コストは徐々に下がってきたのではないのだろうか。
かなり前に和歌山のトマト工場(工場的なトマト生産を行っている)の話を書いたことがあるが、近代化を行いながらのコストダウン無くして食料受給率の上昇はあり得ないと思う。日本の場合は気候変動や地形的問題、優遇されているとはいえ税金問題等々があって食料生産のローコスト化には限界もある。その難しい中で競争力を付けていかなければ結局は全てが無くなってしまう。

◆ 何しろ農作物なので豊作になれば価格は下落し、不作になれば価格は上昇する。長期保存が出来ないものなので仕方ないと言ってしまえば仕方なく、生産者にとっては少量作って高く売れた方が効率は良い。しかしなかなかそうも行かない。これらの価格を適正にコントロールするのは出来ない話でもないだろうが自然ではないと思う。横浜周辺にも農地(節税農地の可能性大)があるが、毎年春になると沢山のキャベツを潰している。せっかく育てた野菜は出荷されずに土に返されるのだ。そうすることによって価格の維持が可能になるわけだが、これって正しいのだろうか。食糧不足、飼料不足が叫ばれている中にあって、もう少し何とか出来ないものなのかと思う。



Android(6/28)
◆ AndroidはGoogleが中心となって設立した団体OHAが開発する携帯電話向けのソフトウェアプラットフォームだ。これが注目を集めているのは特定の事業者では無いからだと思う。いや、もしかしたらGoogleは携帯電話事業者になっていたかも知れず、周波数入札に失敗したから現時点ではフリーであるというだけだ。しかし特定の事業者が開発を呼びかけるプラットフォームに他事業者は乗ることは出来ず、複数メーカの端末を手がけるメーカにとっては少々面倒な思いもあったはずだ。そこにAndroidは登場し、ドコモなどもそれを認めるような発言をすれば、そしてクアルコム自体も自社OSを捨ててLinux+Androidだとデモを行うに至っては話題にもなるだろう。

◆ OSにしても何にしても特定企業の紐付きは余り好かれない。それでもCDMA方式に関しては仕方なくみんなクアルコムにお金を払って使わせていただいているわけだし、FelicaはSONY系企業が各社にライセンスしている。でも本当はそんな物にお金を払いたくないと誰しも思うわけで、CDライセンス料の苦い?思いからかSONYを嫌うメーカは多い。
ビジネス的な面で行けばSONYの勝ちというか、優れた技術を売って稼いでいるのだから偉いという話だ。

◆ 携帯電話事業者ではKDDIが共通プラットフォームであるKCP、そしてKCP+を一部機種に使い始めている。SBMはPOP-iの開発に着手すると昨年発表されたが成果物は未だ登場していない。ドコモはLinux勢とSymbianに別れていることもあり、それはファームだけではなくチップセットなどにも関係した複雑さなので共通プラットフォーム化は多少難しいかも知れない。もっとも共通プラットフォーム自体をハードウエアと関連づけるのは正しくはないのだが、OSなどに合わせたハードウエア構成を取る場合もあるので複雑だ。Symbian勢はルネサスチップセットに乗せた形で共通化を試みており、富士通・シャープ・ソニエリがこれを使う。
Linux勢であるNECとPMCはPalmSourceのものを元にACCESSSが作ったものでMOAPに代わる世代のものを使うと思われて来た。

◆ 実際の製品と言うことで見ればauとドコモはローカルな意味での共通化がある程度進んでおり、SBMは未だ開発中か。しかしAndroidはもっとグローバルな共通化が行われると思われ、実はこの分野にはマイクロソフトもおおいに興味を示していた。しかし組み込み用途としてマイクロソフトは余り強くはなく、現在でも測定器をはじめとするPC内蔵型みたいな機器にこそWindowsXPベースのものが使われているがモバイル機器ではパッとしない。今後共通プラットフォームが採用されることになればアプリなどの設計も楽になり、各社のケータイを作っているメーカでは開発資源の共有化も可能になってくるだろう。ところでSBMはどうするのか。商売敵であるGoogleが音頭を取っているAndroidに興味を示すのかどうか。



石油と魚(6/27)
◆ 原油価格の上昇は食卓から魚を消してしまうのか。
とは言っても全ての魚が消えるわけではなく、捕獲効率の悪い大型魚等が捕りにくくなっているというお話しだ。話題に上ることの多いマグロは乱獲が祟ってマグロそのものの数が減っている。その為漁獲制限などを行うわけだが、元々マグロの数が減って捕りにくくなっているところに加えて燃料費の高騰とあってはマグロを追い回すのに使う燃料費がバカに出来なくなってくる。もしかして漁獲制限には燃料費値上げが一番効果的なのではないかと思えるほどで、網を入れれば必ずかかる魚と違ってこの辺りはかなり効いてくるようだ。

◆ 日本人はマグロが大好きなのでよく食べる。もしも寿司にマグロが入っていなかったら、やっぱり寿司全体の魅力が削がれることになるだろう。マグロが入っていたとしても、それがべらぼうな価格だったらやっぱり足は遠のくわけで過度な値上げは刺身全体の売り上げにも影響するという。そこでマグロに関しては赤字覚悟的な価格を付ける代わりに他の魚を深海魚にしてコストダウンをはかるなんて店もある。日本でのマグロ消費量は年間40万トンを超えると見られるが、価格高騰によって今後これは減っていくのだろう。こうなると偽物も登場してくるわけで、ネギトロ(ネギトロとはネギ+トロではなく、ねぎ取る(こそぎ取るの意)から来ているのでネギの有無は関係ない)をアカマンボウで作るという荒技?に走るところも出てくるのではないかと言われている。

◆ 深海魚や代替魚の方は現在でもスーパーなどで売られてはいるが、大抵は正しい表示がされていると思う。ただ寿司になるとその魚がアメリカナマズなのか本物のヒラメなのか見た目では判別できないというのだから(味も一緒ならまあいいとは思うけど)消費者側は警戒するようになるかも知れない。鍋の材料?などで一般的だと思われる代替魚はナイルパーチがスズキに、ティラピアが鯛の代わりに食されているはずだ。代替魚ではなく人工的なものとして代表的なものがいくらだろう。
人工いくらは良くできていて、以前は熱湯をかけても白くならない(本物はタンパク質が固まるので白くなる)事で判別が出来たが、その対策品もあるということなので何が本物か見分けが付きにくくなっているし、永谷園の松茸のお吸い物的に合成品の方が香りが良いとか歯触りが良いとかで本物と逆転したりして。

◆ マグロに関しては養殖技術も進み始めているのだが、現状では未だ天然物より価格が高い。しかし石油価格高騰などによって本物の価格が上がってくると、これは石油採掘と同じ理屈で養殖物が陽の目を見るようになるのかも知れない。油田開発にしても従来はコストが見合わないからとされていた油田も原油価格上昇によって商売になると判断されて掘削が開始されるなど、従来は見捨てられていたものが再注目されるなどの変化が出てきている。



多値変調(6/26)
◆ HSPAとLTEの中間を埋めるものとしてHSPA+などと呼ばれる技術が注目されはじめている。これは通信方式を変えずに高速化を実現しようとするもので、CDMA特許のライセンス料を手放したくないクアルコムが推進しようとしている。PHSは32kbpsの通信速度でサービスが開始され、その後スロットを複数使うことで128kbpsまで速度を向上させた。
しばらくそこで停滞していた通信速度だが、近年になって変調方式をこれまでのQPSKから8PSKに変更(データフレーム構造も多少変更)することにより200kbpsへと速度を高め、更に64QAMで400kbpsの公称速度を得られるようになった。このように多値変調による通信速度向上は誰しも考えることではあるのだが、移動体通信においてQAM系変調がうまく使えるのかは難しい問題だった。

◆ 固定通信と違って移動体通信では時々刻々とその電界強度が変化する。一方でQAM変調では振幅方向にデータを乗せているので、振幅変化がフェージングなどによるものなのかデータ値によるものなのかの判断が出来ずに誤りが起きる可能性が高い。HSDPAでもQAM変調は使っているがPHSでは更に多値変調を使うために難しさ度合いは高まる。従って誤り率に応じた変調方式の変更やエラーコレクション、ゲインコントロール(AGC)の最適化などがなければパフォーマンスは出ないのだが、制御技術などの高度化によってこれが使えるようになったというわけだ。
HSPA+も同じように、現在使用されている16QAMからPHS同様の64QAMへと多値化することで速度アップを狙うと共に、PHSの8Xなどに相当するような周波数を束ねて使うことによっても速度アップを狙う。この64QAMにマルチキャリア、MIMOを組み合わせるとピーク速度は80Mbpsを超えるというわけでCDMAもまだまだ行けるのですよというのがクアルコムの主張だ。

◆ もっともマルチキャリアは周波数利用効率が高まるわけではなく、MIMO実現に関してはOFDM(A)の方が(これを考慮してシステムを作るので)やりやすい。
多値変調による速度アップは高S/N比を要求するのでセルエッジでは効力を発揮しないし、MIMOは基地局設備(ドコモ基地局ならば現状からの変更で出来る可能性が高い)をそれに対応させる必要がある。更にこれもPHSでは実現済みの空間多重を組み合わせる事によるセクタスループットの向上も謳われている。
この点に関してはcdma2000方式が優れていると何度か書いているが、それを元にしたノウハウをKDDIは多く持っている。ドコモもセクタ制御は行うものの実質的セクタ効率はauより悪いのではないのだろうか。SBMはセクタ制御すら行っていない基地局が多いので周波数利用効率は極端に低くなっているのはコスト制約のこともあり仕方ないのだろう。

◆ 周波数は有限の資源であり、それをいかに有効利用するかは各社の腕の見せ所だ。通信方式によるビット単価の低減と合わせ、この効率が通信コスト全体のパフォーマンスを左右すると言っても良い。今後の高速大容量通信を考えると避けては通れない道であり、WILLCOMは元々マイクロセルでセクタスループットを上げやすい所に加えて空間多重なども組み合わせているし、KDDIはカネのかかった?6セクタ局を沢山持ち、ドコモはマイクロセル展開で都市部のトラフィックを分散する手法を採っている。



自転車税?(6/25)
◆ ガソリン価格高騰などで自家用車離れが進むと単車や自転車が見直されてくるかも知れない。そう、ベトナムや中国と同じように。自転車だって楽して乗りたいから電動アシスト自転車で、単車にしても電動原付みたいなガソリン価格高騰に対処できるものが流行るかも知れない。そうすると政府は自動車税ならぬ自転車税でも新設するのだろうか。自転車専用道路の財源にするとか何とか言って。いや、実際自転車用として色分けされた路側帯を持つ道路があるのだが、そこには車が止まっているために自転車用道路として機能していない。
駐車車両のドライバは「だって停める場所がないのだから仕方ない」と言う。こうなることなど分かっていたはずで、その対策を採らない行政がアホである。例えば自転車道の所にポールを立てる(ゴム製の、分岐帯などにくっついているようなヤツ)位の頭は使って当然だろう。

◆ チョロチョロ走る原付も危ない。それこそ四輪車を縫うように、左からも右からも追い越していくしそれらの単車同士が接触しそうなこともある。
四輪の走行量が相当減れば一車線を二輪専用として解放できるとは思うのだが、そうすると大型単車に乗った人の迷惑になるだろうな、原付は。いや、そもそもガソリン価格高騰では大型単車は不経済という話になるのか。すると大型モータ付き単車かな。単車などは趣味性が高いのでたぶんガソリン価格高騰に対する耐力があるとは思うが、逆に普段乗るような人は減ってくるはずだ。中国などでは電動単車が沢山走っている。走行音が静かなのは良いのだが、静かだから接近に気づきにくかったりする。日本の単車乗りの中にはスピーカで街宣車のごとく音楽を流しているヤツもいるが、あれも電気を食うから電気単車には似合わないと思う、たぶん。

◆ 中国には電動自転車も走っている。アシスト自転車ではなくペダルをこぐ必要なく走っている。日本でも法改正である程度の自動自転車は認めても良いような気がする。もちろん免許を取得するなどが必要になるかも知れないが、自転車並みの時速15km/h辺りまででリミッタがかかることを条件にすれば暴走自転車よりも余程低速走行になる。
老人用電動車ほどのノロノロでは使い勝手も悪かろうが、普通のママチャリを普通にこぐくらいの速度だったら良いんじゃないのかな。3人乗り自転車の問題もあったがガソリン価格が上がると近くに行くときにまで車を使おうとする人は減ってくる。
その代わりが自転車で、より便利(楽?)なものなら更に自動車台数を減らすことが出来そうだ。

◆ 結局の三輪自転車なども走行抵抗が大きいとか取り回しが悪いから売れないわけで、でも電動アシストや電動走行が出来れば荷物が積めたりして便利そうな気がする。充電が面倒だというのは実感としてあるのだが、これは仕方ないところだろう。
非接触充電などが可能になればスーパーの駐輪場にコイン充電器が置かれるなんて日が来るかも知れないが、接触式のものだと安全性の確保が大変だ。ちなみに最近は大阪周辺で電動自転車(アシストではない)の違法走行が問題になっている。



Google Earth(6/24)
◆ グーグルアースで旅に出る。今や知らない人は少ないのではないかと思うGoogle Earthなのだが、パワーのないPCで動かすのは少々辛い。地球をビュンと回転させて他国に旅立つにはそこそこのエネルギが必要というわけだ。同様にネットワーク速度も重要で、安定かつそこそこな速度の出る状態でなければストレスが溜まってしまう。とは言っても全世界がそこそこの解像度で、都市部ならば更に高解像度で、しかもタダで見られるというのだから素晴らしいではないか。私は以前にvaioにオマケで入ってきたオンライン地図を使っていたことがあり、それが結構便利に使えたのでスタンドアロンで使えるDVDに入った電子地図を買った。
オンライン地図は充分便利ではあったが出先で地図を確認するとか、モバイル環境で使うには速度とコストの点でバランスが悪かったからだ。

◆ もっとも現在では携帯電話のVGA画面で日本国内のそこそこ詳細な地図まで見られるし、自位置はGPS測位で分かるし、携帯電話のモデルによっては圏外時にも内蔵地図データが閲覧できるなど便利になっているのでスタンドアロンPC用地図ソフトの出番はすっかり少なくなってしまった。携帯電話でもGoogleMAPは見ることが出来、GPSにも連動するのは便利なことだがビットマップ地図なのでスクロールに不満がある。ゼンリンのベクタ地図ならば細部は表示されないものの一応スクロールだけはビュンビュン出来るからだ。GoogleMAPがビットマップなのには衛星写真を表示する意味もあるだろう。こればかりはベクタデータというわけにはいかないので仕方ない。おそらく通信速度が10Mbpsとか20Mbpsになり画像展開速度が向上すればPCでビットマップ地図を見るのと同じくらい快適に携帯電話でもこれが利用できるようになるとは思う。

◆ 携帯電話では現時点ではGoogleMAPは見られるから昨日制限付きGoogle Earth的に見ることは出来る。
衛星写真だと一回のデータ量が1Mバイト程度なのでダウンロードには5〜6秒を要する。これだけ時間がかかるとスクロースには当然追いつかないわけで、やはりこの10倍くらいの通信速度がないと厳しいのかなと思う次第だ。今はもう大抵のエリアがHSDPAになっていると思うが、もしも非HSDPAエリアでこの衛星写真を見ようとするとイヤになるかも知れない。おそらく1枚の写真のダウンロードに1分くらいかかったりするわけだから頭が痛くなる。そう言えばパケットし放題が無料で使えたときにSBMの810Tでオマケ?のビットマップ地図を見たのだが、画面解像度がQVGAであるにも係わらず相当ダルい思いをした。そこで通信速度を測ってみると20kbps〜60kbps程度しか出ていなかったのだから当然だろう。こうなると機能的には使えるかも知れないが使う気にはならないというレベルだ。

◆ 私は地図などを見るのは嫌いではない。なので出先で時間が空いて暇なときにGoogleMAPを携帯でグリグリしたいと思うが、やはり現状ではレスポンスが遅くて今ひとつ便利じゃない。場所を調べるのであればゼンリンのベクタ地図で充分だが、暇つぶしに見るのは衛星写真の方が50倍くらい面白い。まあ海の上ならデータ量が少ないので、それこそビュンと移動できる。



公務員改革(6/23)
◆ 公務員制度改革によって何かが変わるのだろうか。
改革の基本理念は「真に国民本位の行政の実現を図ることを基本理念として、国民の立場から公務員制度を抜本的に改革することで、行政の在り方自体の改革を目指す。」となっている。裏を返せば現状の公務員は国民本位の行政を行っておらず、国民の立場を理解していないと至極もっともなことが書かれている訳だ。生活保護を無理矢理打ち切って餓死させちゃった事件とか、悪徳金融並みの税金取り立てで一家心中にい込んだ事件とか、まあ奴らにしてみれば法に定められたとおりに事を遂行しただけで死んだのは死んだヤツが悪いと言うことになるのだろうが、果たして国民の立場を理解できるように奴らが変われるのか。

◆ 能力評価制度なども盛り込まれているのだが、奴らの能力は誰がどう評価するのだろうか。例えば極悪マフィアがあったとする。マフィアの親分は子分をどう評価するか。世のため人のために身を削るマフィアはたぶん評価されない。国民が直接評価できるようなシステムでもあればいいが、現実的にそうはいかない。現在の公務員制度というのは放し飼いの犬のようなものではないかと思う。誰の管理も届かずに与えられた餌は全部食ってしまう。それぞれに群れを作って他の群れとは交わらない代わりに群れの中での結束は固い。群れを脅かすような力が働けば、群れは一丸となって敵の排除を行う。群れの中のボスの言うことは聞くが、外から何かを言われそうになれば口裏を合わせて知らなかったことにする。

◆ 公務員改革では人事権のあり方辺りが議論されているが、こうした小さな群れの集団そこからの改革が行われなければいけないのではないのか。もはやトップダウンなどと叫んだところでそれ自体機能しないのではないかと思う。全労連は公務員改革に反対の姿勢を見せていた。城塚弁護士は「住民の生命への危険、住民サービスの低下、地方経済の疲弊が起こっている」(抜粋)とし、公務員に民間人寄りの考え方を持たせるのは悪であるとした。様々な考え方はあると思うし、立場によって考え方も変わるだろう。公務員や行政と深く関わる仕事で生計を立てている人からすれば下手な改革はやらないで欲しい、今のままが安泰だと思うに違いない。しかしこういった改革が以前から言われ続けていたという現状を考えると、少なくとも一部政治家は現状の公務員連中を何とかしなければいけないと思っていたはずだ。

◆ 580億もの雇用保険料を使って作ったしごと館にしても、予想入場者数は50〜100万人と見込んでいたのだとか。実際には30万人程度がやっとで年間10億円以上の赤字が出ている。と、役人はしごと館の目的は収益ではないと言い出す。ならば入館料を無料にしてもっと多くの人に見て貰えばいいが、そこには独自の役人理論が渦巻いているから行革大臣が何を言おうが全く聞かない。これはもう燃費グッズ屋みたいな訳の分からない理屈を言い出す始末だ。



記憶デバイス(6/22)
◆ ノートPCにはSSDがスタンダードになるというメーカもある。フラッシュメモリも大容量低価格化が進み、今や2GBのmicroSDは800円もしないのではないだろうか。確かにハードディスクに比較すれば高額なものではあるのだが、128GBのSSDが10万円前後だというのだから決して買えないほどの価格ではない。
サイズ的にも大容量メモリは可動部を持つHDDよりも有利だし、何より振動や衝撃や環境に強い。もちろんエラーもあるわけだが少なくともHDDのMTBFよりは長いと思う。壊れる確率も半導体メモリの方が低く、壊してしまう可能性も低いとなれば使う側にとって有り難い。

◆ CD-ROMなどの光メディア登場当時、5インチのMOは片面300MB程度あっただろうか。その頃のハードディスクが高々100MB前後だったのだから夢の大容量記憶メディアだと言われたものだ。アクセスが遅かろうがホコリに弱かろうが、こんな大容量を一体何に使うのだみたいな感じ。その後HDDの容量増大はどんどん進み、販売量の増加に伴う値下げやWindowsの肥大化による大容量需要によってビット単価はますます安くなる。
記録密度に関しても、何度も限界だと言われながら容量を増やしテラバイト級のHDDも2万円くらいで買えるのだから凄いものだ。

◆ HDDのデータを何にバックアップするのか。以前はHDDより大容量だったCD-ROMやDVD-ROMなどが利用されたのだが今はHDDの方がずっと容量が大きいので全部をいっぺんにバックアップするのは大変である。なのでHDDのコピーをHDDに作っておく、ネットワーク接続可能なHDDユニットやUSB/1394接続のそれに取っておくというのが現実的なのかも知れない。HDDと同じく急激に価格が下がったのがSDメモリなどだ。携帯電話の外部記憶デバイスとして利用されることになったこれらのメモリは、その販売量がPC用途の比ではないこともあって大容量化と低価格化がどんどん進む。私はSDメモリカードを使うデジカメを使っているが、今やスタンダードなSDメモリより携帯電話で使われているmicroSDの方が安いわけで、それにアダプタを付けてデジカメ用に使った方がお得なのである。

◆ 一体2GBもの容量を何に使うのだと言っている間にSDHCは4GBだ8GBだとなってきた。それこそ携帯電話内蔵のワンセグ放送を録画しても余るくらいの容量であり、音楽データなんか一旦入れたら消すことがないのではないかと(音楽な人にとってはそうでもないらしいが)思うくらいだ。メモリ価格が未だ高額だった頃、HDD内蔵のデカいケータイが発売されたことがあったなぁ。
このW41Tですら4GBのHDD容量でしかなかったのだが、これが発売された2006年当時はminiSDの価格はまだまだ高かった訳だ。結局の所ビット単価が安いというとHDDなのだが、1TBも2TBも使わない、精々100GBあれば充分だとなってくるとSSDも視野に入ってくると思う。
もっともXPなどはSPを入れる度に激しくHDDエリアを消費してくれるから、やはり記憶容量はいくらあってもやがて不足するという事態に代わりはないのか。



1年経った(6/21)
◆ 先月末でN904iを使い始めて1年が経過した。もしかして電池がタダで貰えるのかな。いや、しかしこの端末は2in1のB番号の方で買ったわけで、B番号の継続使用期間は短いから貰えないのかな。今のところ目だったバッテリのへたりは見られないからどちらでも良いんだけど。それより何より似非分離プランに移行したいという思いが強い。思いは強いのだが欲しくなるようなモデルが出てくれないので移行する気になれない。まあ新機種を買って似非分離プランに移行して、そのモデルをすぐに売ってしまうと言うのも手ではあるのだが、そこまでしてもなぁと面倒がっているのが現状だ。

◆ 906iには少しの期待を持っていたのだが、なんか905iの焼き直しというかNなんか色を変えただけ?みたいな感じで、型番を変える意味など無いではないかと言いたくなる。細かな部分の仕様は多少違うのかも知れないが、これだったらSBMの双子モデルの方が余程気が利いている。P906iにしても、確かに縦横に開くというスタイルは大きく変えられないとは思うのだが、同じ機構を使い回すシャープなどはそれでも多少の努力はしていると思う。
夏野氏が居なくなって、やれ究極のFOMAだの何だのと恥ずかしくなるような言葉は聞かれなくなったが、その代わり端末自体が恥ずかしくなっちゃいましたみたいなイメージだ。

◆ ドコモと言えば新機種発売により、その端末人気で純増数を稼いできたイメージがある。かつてのmovaの頃には販売日に長い列が出来たと語り継がれるほどで、それは新作ゲームの発売日のような光景がドコモショップや大手家電店で繰り広げられていたのだ。今は新機種だからといって列をなして客が来ると言うこともなく、即座に品切れになるケースも少ないという。ただ905iに関してはワンセグ搭載や分離プランへの移行などの需要もあってか一部人気機種は品薄になったと聞く。

◆ 事前のアナウンスではHSDPAの7.2Mbps化が行われる筈だったのだが、これは韓国製端末にお任せ状態なのか。デバイスの開発が遅れたのか何なのかは分からないが結局目だった進化はしなかったことになり、だったら値下がりした905iで良いのではないかと思う人もいるだろう。機能的に差が無くなるとSBM路線そのもので新機種を選ぶ理由が希薄になる。もちろん新しい形、新しいスタイルを掲げたものがあれば買い換え需要も起こるとは思うのだがどうなのだろうか。706iシリーズは前作とちょっと変化したモデルもある。こちらもGSM対応機が増えたりしているのは、GSM機能搭載コストが下がってきた事もあるだろうし高額通話料を稼げる海外通話を使わせたい思いもあるはずだ。

◆ 細かな点としてはauの一部モデルのように携帯電話内部に地図データを持つことによって圏外エリアでも地図閲覧が可能になるとか、WMV対応機種が増えたとかで余り派手なものはないというか、もうやりようがないと言ったところなのかも知れない。新機種効果で純増数は増えたのか否か。その結果は2週間後に出ると言う事か。



アルコール含有燃料(6/20)
◆ ガソリンにバイオエタノールを混ぜなければならないとしている国もあるくらいで、我が国のガソリンにもこれが混合されているものがある。アルコール含有燃料の草分け的存在といえばガイアックスだったと思う。1999年末頃に韓国から輸入したという高濃度アルコール系燃料ガイアックスが販売されはじめ、当時1リッター100円弱だったレギュラーガソリンより10円以上安いというのが売りだった。ガイアックスは植物原料のアルコールではなく天然ガスを原料としているようなので、カーボンニュートラル云々とは関係なかったわけだが有害排出物質低減には効果があったようだ。

◆ ガイアックスが売れはじめるとこれを扱うスタンドも増え、徐々に取扱量が増えてくる。熱量がガソリンに比較して低いので当然燃費も悪くなるのだが、その分価格も安いためによく売れたと言われる。ただしスバルの水平対向エンジン車やロータリエンジン車には給油するなと言われていた。
ロータリーなんて多少の粗悪燃料でも問題ないのに何故ダメだったのだろうか。アルコール系というとゴムや金属に対する攻撃性が指摘されるが、メーカでは添加剤によってこれらを問題ないレベルにまで抑えていると説明していた。しかしホンダ車(だったかな?)に火災が発生することになり、同社は異例のアルコール系燃料使用禁止令を出した。これに対して販売側は実車を使った検証などを行っては来たが、自動車工業界や国交省あるいは利用者を含めた論争に発展している。

◆ もう一つ重要なのが課税問題だ。ガイアックス登場当時は適切な課税が出来なかったと言うことで非課税であったのだが、そこは日本国のこと非課税燃料などを許すはずもなく軽油取引税課税に踏み切った。これに関しては最高裁で争うこととなったのだが、結論からすれば課税されることになった。判決は、炭化水素を主成分とするものだけではなく炭化水素を含む混合物が軽油取引税対象になるというもの。さらに2001年頃からは高濃度アルコール燃料は自動車に悪影響があるのみならず環境にも悪いのだと経済産業省や国土交通省でも言われ出したのをきっかけに、2003年には販売が法規制されて高濃度アルコール燃料は事実上姿を消すことになった。

◆ 果たして高濃度アルコール系燃料は有害だったのだろうか。ガソリン税よりも税率の低い軽油取引税しか課税できなかった事に関係はなかったのか。
もしもガソリン税と同額の課税が出来ていたならば、ガソリンより発熱量が低く燃費が低下するガイアックスの方が税収は増えたと思われる。この辺りの金に係わることには常に敏感な政府のこと、電気自動車が全盛となれば電気自動車用電気税なんてものを考え出すに違いない。ビールの税率が高いからと発泡酒を開発、しかしそこにも税の魔の手が伸び、そして第三のビールへ。おそらくこれと同じように、売れたものには課税が待っていると考えて間違いはないのだろう。



原油価格(6/19)
◆ 原油価格が50ドルだった頃、やがて100ドルになるといっている人が居た。で、100ドルを突破した。今は200ドルが見えているという人もいる。果たしてどうなのだろうか。商品相場は需給バランスのみで動くわけではない。これは為替にしてもそうだし株価にしても同じなのだが、例えば株価が上がるとする。どんどん上がり続けるとするとみんながその株を買って儲けようと思う。で、更に買い進まれて値が上がる。やがて高値警戒感が生まれ、そろそろ利食うかなと言うことで売られはじめると一気に値が下がったりする。こうなるとその会社の業績がどうのこうのと言うことでもなくなってきて、例えば悪い材料は無視されて良い材料だけに反応しながら値が上がっていくようなもの。
逆に値下がりに転ずると良い材料には反応しなくなったりするのが相場だと思う。

◆ 株価はその会社の業績や景気ではなく、純粋にテクニカルに動いていると断言する人もいるくらいで、だからこそシステマティックな分析での売買が行われたり自動売買ソフトが売られていたりするわけだ。もちろんそうは言っても元になるのはその会社の経営状態な訳なのだが、逆に言えばテクニカルな分析が業績の推移を予測する?ようなものなのかも知れない。金(Gold)の価格にしても、米国景気の悪化懸念でドルを売って商品を買うという流れで値が上がったとか言われているが、それはもう色々な買い材料が後付的に言われたりしているわけで、結局値が上がりたいから上がっているようなものである。原油価格にしても同様に、需給のバランスだとか原産国の増産の有無だとか需要期だとか色々言われる。これだって冬になれば暖房需要が活発になると言われ、夏になればバカンスのガソリン需要が云々といわれ、やっぱりバイオアルコールは駄目だねみたいな事まで囁かれるから何が何だかよく解らない。

◆ 原油価格が下落に転ずるとどうなるのか。今とは反対に下落支持の材料が沢山出てくるだろう。例えばやっぱりバイオ燃料は良いよねとか、原油価格高騰によって燃料代替が進んで石油の需要は減ったとか、新たな油田が見つかったから供給過剰になるとか、中国経済が頭打ちになるのだとか、ちょっと考えただけで沢山思いつくくらいテキトーな理由付けが行われるのだと思う。ではテクニカル的に見るとどうなのかといえば上昇速度が速すぎて、オーバシュートしているような格好になっている。なのでこの価格でしばらく行くのか下落するのかという所なのだと思う。しかし下落するとは言っても50ドルにはたぶんならない。米ドルが下がったときに経済状態を考えれば1ドル50円でも良いくらいだと言っていた人も居たが、実際には95.5円まで下げたところから急反転している。

◆ 原油価格が下がりはじめたら、100ドルでは高い、80ドルが適当だ、いやいや60ドルまで下がるだろうと言う人が現れるに違いないが、石油価格が下がれば買う人が多くなる訳なので自然と下値が支えられるのはドル/円レートと同じ事である。株価の場合は最悪時はゼロまで下がるが為替や商品価格はゼロにはならない。
金(Gold)の価格にしても、昔々の高値からずっと下がってきて低迷していたのがここに来て値上がりした。
下げたときには需給のバランスが云々、南アの経済事情がどうのこうの言われ、もう二度と金の価値は上がらないのではないかとさえ言われたのに上がった。



記念館ビジネス(6/18)
◆ 役人連中は様々な無駄遣いを業としている事は何度か書いているが、そのひとつとして災害復興費用を使ったものが数多く存在している。この復興費用というのは特定財源のようなもので大きな意味での復興にならばどんどん使えるという打ち出の小槌だ。
もちろん本来の使い方はその費用の名称が示すとおり復興になるわけだが、そこは役人のことなので拡大解釈をして使いまくる。そのひとつが○○記念館のような建造物で、一気に多額の費用を使えることから役人達に人気の高い事業だ。確かに災害の状況などを後世に伝えるという役目は大切だとは思うのだが、いつものことながら必要以上、必要性を1とすると50位の金を使って作ったあげくに廃館にするという流れではないかなと思ってしまう。

◆ そう考えると災害は役人にとってはとても有り難いものに違いない。自然の恵みだねなんて言いながら拍手している役人の姿が目に映るようではないか。
例えば雲仙普賢岳の噴火関連記念館には60億円以上の金をかけて3箇所にも作っちゃった。オマケにそれ以外にも県が同様の施設を作っている。もうこうなると記念館建設合戦で、その中の2つは悪名高き国交省が作ったものだ。阪神淡路関連でも3つくらいの記念館があったと思うし、当然の事ながら東京にだってある。いや、一つくらいはあっても良いとは思うし、何もなければ何も残すことが出来ないわけだから必要性はあるだろう。しかし同じような記念館なり施設がいくつも必要なのか?過大な建設費が必要なのか?は甚だ疑問である。

◆ そもそも復興費用が足りないからとか何だとか言いながら仮設住宅住まいを余儀なくされている人たちが居た一方で、そのほとぼりもさめやらぬ間に立派な記念館計画が持ち上がるのだから素晴らしいではないか。やっぱり金は余っているんだな。金がない借金が多いと言いながら高額課税を目指してはいるが、つまりは常に収入以上の支出を心がけていると言うことだ。一方で金の無さは強烈なアピールをするする必要があるから福祉カットなど、仕方ないんだよ的なポーズを取ることも忘れない。という事でもないのだろうけれど、いずれにしても金の使い方に誤りはある。道路もそうだし空港だって港だって、それを造ったことによってどの位の経済的或いは環境的効果があるのだろう?その位の人がそれによって暮らしやすくなったと感じているのだろうか。

◆ 国交省お得意の需要予測だが、単に未来を予測する今の方式ではなく予想的中率を元にした係数を使う方式にしたらどんなものだろうか。記念館の類、保養施設だとか何だとかも、もしも営利目的事業とするのならば過去の実績を参考にしたらいいと思う。いや民間企業では当然そう言ったマーケティングを行うはずで、それでも失敗するケースはある。しかし充分な調査(金だけは毎回たっぷりかけるが)を行わずに何でも作っちゃうから、いや、作らせるような環境が出来上がっているからいけないのだ。



旧車(6/17)
◆ たまに国道16号線を走っているスバル360(軽自動車)を見かける。へ〜、元気に走る車が残っているんだと思い中をのぞき込みたくなったりもするのだが隣に並んで停車したことがないのでその希望は叶えられていない。ある美容室の前に赤いロータスヨーロッパが停められている。おそらく美容室のオーナの所有なのだろうが、ちゃんとナンバー付きでいつもそこに佇んでいる。こうした古い車を所有し続けるのは結構大変で、ガス検などをはじめとして補修パーツなどの入手やボディーそのものの痛みに対する補修など、好きでなければ出来ない的な部分も多いはずだ。

◆ 維持費という面では自動車税額がアップすると言うこともある。買い換え促進のためだと思うのだが、登録後15年を経過すると自動車税が1割り増しになる。ただし輸入車に関しては、製造後20年経っている中古車を輸入したとしても初期登録が今年ならば自動車税額はあと15年間はアップしないはず。ただしガス検に通るかどうかは保証の限りではないというか通らない可能性の方が大きいと思う。これの通らなさ加減は各都道府県ごとにも差異があるようで、その道のプロに頼めば大抵は何とかしてくれるという世界だ。確かに10年前の車というとかなり古い感じはするし、普通の車だと残存価値はゼロだろう。しかし人気車などごく一部の車に関しては未だに高値が付いていたりして、サニトラが70万円とか、知らない人が聞いたら驚くような価値?を持っている車だって存在する。

◆ 確かに旧車は排ガスも綺麗ではないし、世の中が旧車だらけになったら大気汚染問題も出てくるに違いないのだが、一部の人たちが趣味で乗る分くらいは大目に見ても良いのかなと思う。逆に高公害ディーゼルトラックなどは全国的な規制が出来ても良いはずだ。以前にも書いたが高速道路代節約のために一般道を走るトラックが増え、街道沿いに済む人たちは洗濯物が外に干せない(ディーゼル煤煙で薄汚れてしまう)と嘆く。公害訴訟でも負けているのに、未だ規制が甘いというのは間違っていると思う。もしも10年前にディーゼル排ガス規制が行われていたら、騒音規制が行われていたならディーゼル乗用車がもう少し増えていたかも知れない。

◆ この意味からすると古い車でもディーゼルエンジン搭載車は乗りにくいというか、そもそもトラックでさえ(規制地域では)余り黒煙を吐かなくなっている中でガラガラと大きな音を発しながら悪臭と黒煙を吹き出す車に乗っていたら白い目で見られること必至だろう。ガソリン車にしてもHC排出過多だったりすれば排ガスで目が痛くなったりするはずで、この辺りはオーナの整備力にかかっているのかも知れない。整備すると言っても部品そのものがないのでは話にならず、削り出しで作れるようなものだったらまだしもエンジンの内部部品となると手に負えない。部品取り用に不動車が手に入るなんてケースならばまだしも、結局エンジンを載せ替える以外に手がなかったなんて話を聞いたこともある。しかしオーナにしてみれば何とかオリジナル状態で完璧を目指したいのだろうな。



おにぎり売れる(6/16)
◆ 小麦の価格高騰はパンの値上げにつながった。そもそも日本人がパンを食するようになったのは学校給食に端を発すると思われる。昭和25年頃、米国は小麦消費量を増やそうと学校給食にはパンだ!とばかりにパンと無償提供されたという脱脂粉乳が使われはじめた。(米国余剰農産物に関する日米協定)ようするに米国で不要になった余りを日本にくれたという感じである。このためもあってか、或いは管理が楽だと言うことからか長らく学校給食にはパンが使われたのだが、昭和50年前後になるとカレーライスなどご飯を主食にしたものが登場しはじめる。

◆ ここに来て小麦粉の大幅値上げの影響もあり、コンビニなどで売られるサンドイッチの価格も上昇気味だとか。コンビニで売られている普通の?ミックスサンドの熱量はおよそ290kcalとされているのだが、その価格は230円前後。一方でおにぎりは内容物にもよるが売れ筋は105円〜120円前後のものらしく、鮭おにぎりの熱量は160kcal程度だ。というわけで同じカロリーを摂取するならばおにぎりの方がお得という話でもないのだが、サンドイッチの割高感からおにぎりシフトが起こっているらしい。

◆ 一方でお弁当の方は一時期のデカ盛りからヘルシー指向にシフトしているようで、何となく健康そうな煮物的おかずのものとかが人気だ。ただしコンビニのお弁当の多くは炊飯用オイルを使用したご飯を使用しているので脂分の摂取過多になりやすい。炊飯用オイルを使用することによって冷めても固まりにくく味が落ちにくい事からこれが使われているのだが、ちっともヘルシーじゃない感じがする。おにぎりのご飯にこれが使われているかどうかは定かではないのだが、コンビニのおにぎりでお茶漬けを作ると油が浮いて来るという報告もあるので炊飯用オイルが使われている可能性は高いと思う。

◆ 栄養価的にはどうなのだろうか。おにぎりというと具とご飯だけのシンプルなもの。例えば炊き込みご飯おにぎりとシーチキンマヨネーズおにぎりを食べたとすると海苔に含まれるビタミンKやビタミンB12が結構バカに出来ず、そこそこの量が摂取できる。
一方でカリウムやマグネシウム、カルシウムや鉄分は不足気味だ。サンドイッチの場合はどうだろうか。
実はサンドイッチの方が具の種類が多いため栄養バランスは優れている。ビタミンB群は不足気味になるが、おにぎりよりは各栄養成分を摂取しやすいと言える。問題はカロリーが意外に高いこと、パンもバターも値上がり気味で価格が高いことだろうか。野菜不足を気にしてコンビニサラダを追加するのは間違えではないのだが、レタスは容積の割に栄養価が低いので余り役立たないかも。そうそう、レタスは海外の産地から空輸されてくるそうで、レタスを1個消費すると相当量の炭酸ガスを排出している計算になってしまう。国内で作るより海外から空輸してきた方が安いというのが何だかなぁという感じなのだが、鮮度を保つためには空輸するしかなくキャベツなどと違って比重が低いから成り立つのだろうな。



最安値の2倍?(6/15)
◆ 原油価格の上昇に伴う、或いは為替変動に伴うガソリン価格上昇で最安値時の2倍にも届きそうな勢いである。どの程度までガソリン価格が上昇したら車を手放すのかという質問に対して、200円〜250円と答えた層が多かったそうだ。ただ自家用車を手放したからガソリン代高騰から逃れられるかと言えばそうでもなくて、今やあらゆるものにガソリンや軽油などの燃料価格が転嫁されている。そんな中で運輸業界では多少でも輸送コストを下げようと、有料道路を使わないなどの努力もなされている。輸送時間の短縮には高速道路と言うことなのだが、生鮮品以外は一般道で運んだ方がお得というわけである。

◆ トラックにスピードリミッタ装着が義務づけられようとしていた当時、生鮮品卸業界では「それでは輸送時間がかかって品質が低下する」などと言っていた。まあこれは日常的に速度違反して運ぶことがスタンダードなんですよと宣言しているようなものだったが、しかしスピードリミッタは取り付けられることとなった。これによって深夜の高速道路は走行車線も追い越し車線もリミッタに引っかかったまま走るトラックが占有することとなり渋滞の列が長くなった。
3車線道路では最右車線をトラックなどが走行することを禁じているが、そんなものもお構いなしである。高速道路を使うトラックは余分なコストを負担してでも速く荷物を運ぶ必要があり、その為には例え自分のトラックと速度差が2km/h程度しかなかったとしても先行車を追い越さなくては気が済まない。この追い越しのために数百台の車が迷惑を被ったって関係ないのである。

◆ 高速で車を走らせると空気抵抗も大きくなるので燃費は悪化する。道路推進派が高速道路では燃費が良くなるから環境対策になるといっていたがウソっぽい。私は過去に東北から横浜まで縦貫道を通らずに帰ってきたことがあったが、当時乗っていた3リッターターボ車が10km/l以上走ったのには驚いた。確かに高速道路を走るのと比較すれば2倍くらいの時間はかかったが、高速道路を飛ばして帰ってくるよりはずっと経済的だった。こうした事情から一般道を走るトラックが激増し、道路周辺住民は排ガスと騒音と振動に悩まされているという。

◆ ガソリン価格が上がってレジャー用自動車の運行は減るかも知れないが、トラック輸送が無くなるとは思えない。燃料費上昇の分だけ更に運行コストを低減させる必要性が増してきて、深夜の一般道はトラックの列が出来そうだ。電気トラックでは電池の重さがネックになるに違いなく、実際現在のトラックにしてもボディーに対して小さなエンジンを装着したモデルの方が(エンジンが軽い分だけ)最大積載量が多くなって良いのだとか。
電気トラックになれば排ガスや騒音の問題も軽減されるだろうが、イニシャルコストやバッテリ交換コストは大変だろうなぁ。



クローン犬(6/14)
◆ クローンネコビジネスが成功とは言い難かったお話しは以前に書いた。今回話題になったのはクローン犬である。バイオアーツ・インターナショナル社は最低入札価格10万ドルからのオークションによって5犬の製作を請け負う。実はこの会社のCEOは前記クローンネコビジネスにも係わっていたのだが、5万ドルという価格がネックになり普及?に至らなかったという。しかし廃業の経緯を見ると、そのクローン度というか元ネコとの似通い度に不満があったとも聞く。クローン動物を発注する側としては、老いて死んだネコや成ネコをイメージしているはずだ。しかしいくらクローンとは言っても生まれてきたときには赤ちゃんな訳だから元ネコとは違った雰囲気を持っている。

◆ いえいえお客様、今は仔猫ですから似ていませんがあと数年経てば元ネコと寸分違わぬネコになりますよと言ったところで、やはりその価格から完全なものを求める人が多く商売的には難しかったのだそうだ。もしかしたら元ネコが死ぬ直前に見せた表情や飼い主の脳裏に焼き付いている仕草は、クローンネコが死に直面した瞬間でなければ同じにならなかったりして。しかし同氏は言う。ネコに高額を払う人は少ないが犬なら大丈夫だと。謳い文句によれば、こうして誕生させたクローン犬は姿形は勿論のこと好物までそっくりだというのだが、果たしてビジネスになるのか否か。実際のクローン犬製造に関しては、過去に論文捏造で国際的な非難を浴びた韓国の元ソウル大教授が係わっていると言うだけに怪しさも満点だ。またネコよりも複雑な構造を持つ犬の商業クローン製作は(禁止されている)人間への応用にもつながるのではないかと見る向きもある。

◆ 実際表には出てきていないが、クローン人間の一人や二人は作られているような気がする。それこそSF映画ではないのだが、臓器提供用のスペアとして(映画:アイランド)クローン人間が培養されているかも知れない。映画アイランドではクローン人間が反乱を引き起こすわけだが、部品のみならず人間ごと作ってしまうと言うところに問題があるような気がする。クローン人間が普通の人間のようなココロと思考力を持ち、そのクローン人間が病気になったら自分を助けるために更にクローンに人間を… って、ループになっちゃうな。

◆ 人間にしても動物にしても無限の生命があるわけではない。いつかは死んでしまうものであり、それがこの世界の文化の根底にあると言っても良いような気がする。それが、無くなった乾電池を交換するかのごとく取り替えの文化になってしまうのはどうなのだろうか。諦めなければいけない部分は諦めなければならず、諦めたくないという思いが様々な部分で社会に力をもたらしているのかも知れない。もちろんクローン犬が哲学的云々の世界に踏み込んでくるとは限らないのだが、新だから同じものを作っちゃおうという考えから事態には賛否両論があるだろう。



無線(6/13)
◆ 無線アクセスでラスト1マイルなんて話は随分前からある。人口密度の低いエリアなどに有線をそこまで引くのにはカネがかかるが無線ならばイニシャルコストだけで済むという訳だ。日本では比較的人口密度が高いのと、人口密度の低いエリアは商売にならない(使う人自体も少ない)事、更には有線のコストが下がってきている事からラストワンマイルの無線アクセスは成功していない。ソフトバンクの孫さんも1999年にスピードネットを設立するも失敗している。実はスピードネット設立に当たってはNTT寡占状態のメタル線を巡る攻防があったとされるが、だったら無線でサービスしてしまおうと安易に考えたのがスピードネットの始まりである。しかしその後東京めたりっく通信などがADSL事業に参入、後発のYBBは2001年からサービスを開始したが、その後東京めたりっく系企業を買収して規模を膨らませていった。

◆ 全体的な流れとしては携帯電話事業と似ているような気もする。最初は自分たちで何かをやろうとしたものの、様々な問題が立ちはだかることになって他社買収に動くという流れだ。ADSL事業は加入者獲得のためにモデム配りや送りつけ商法など、あらゆる戦法で加入者獲得を行うも営業費用が嵩んで赤字から抜けられなくなった。その後ADSLが下火になると設備投資や営業費用も圧縮できることとなり黒字化を実現できたのはご存じの通りなのだが、では投資コスト全てが回収できたかというとそうではない。

◆ ライブドアも無線LAN計画をぶち上げたものの、あの事件を境に勢いを喪失、ついでにYOZANも力尽きたとあっては今後の放置されたAPはどうなるのかと(今は使える)思わないでもなく、それはASTELなどのPHS用CSの残骸にも言えることだ。もっともドコモの無線LAN対応携帯電話がライブドアのアクセスポイントでも使えますよなんて事になると話は変わってくるとは思うのだが、そもそも広域でサービスできるようなものではないのが無線LANなのだ。こう考えると無線アクセスによる広域サービスは難しくカネのかかるものであり、逆に半固定環境である屋内などを考えてみると無線LANでも小電力コードレスでも何でも良いやという感じ。結局の所無線である必要のあるのは電線を引くことが出来ずにハンドオーバが必須である移動体通信と言うことになる。

◆ 広域アクセスで最も大変なのが基地局の整備である。
加入者が多くても少なくても日本全国くまなくカバーしなければいけないのでそれは大変なことだ。加入者が増えれば容量が不足し、加入者が増えなければコスト負担が大きくなってしまう。孫さんはドコモがインフラ屋になってそれを他社に安く貸せばいいと言っていて、これは有線網の殆どをNTTが持っているのと同じ事である。逆に言えば自分たちでインフラを作り上げることがいかに困難を極めるかで、既存事業者が時間をかけて作り上げてきたインフラに追いつくことはもはや不可能と言っても良いのかも知れない。で、面倒だから衛星で日本全国サービスしちゃうなんて話も出てきたことがあるが、それは又別の機会にでも。



特定財源(6/12)
◆ 特定財源と言えば道路という感じなのだが、その他にも様々な財源(会計)がある。これらは使途が決まっている訳なので審議によって使途を決めることなくどんどん使える。一般財源(会計)よりもずっと多い特別会計を3年間凍結すると日本の借金は全て返済できるのではないかと思う。道路財源が道路以外に使われていた問題で国交省は、法的には問題ないが改めるみたいな事を言っていた。法的に問題があるかどうかは裁判官にでも聞かなければ分からないが奴らは法の網の目をくぐり抜けることが得意なのでうまく誤魔化しているのかも知れない。

◆ 税という名前は付いていない電波利用料の無駄遣いも発覚したが、発覚した以外にも拡大解釈的な使われ方は沢山ある。治水会計からは釣り具とか、釣り大会に使われたと思われるトロフィー代とか、もちろん治水資料館的な箱物にもじゃぶじゃぶ使われている。これも治水と釣りは関係が深いとかなんとか言って使ってしまうのだろう。空港整備費にしても金が余って仕方がないので各所に空港を作るが、開港しても廃港のようになっているところが沢山ある。
これはお得意の需要予測というヤツで、需要を予測したけれど予測どおりになりませんでしたねでオシマイだ。雇用保険料で作ったわたしのしごと館問題は以前にも触れたことがあるが、大金をかけて作ったあげくに赤字だから廃止するとか。そう言えばグリンピアってのもあったっけ。

◆ これら無駄遣いの宝庫は国の行う事業だけではない。
各自治体にもこれは存在し、無駄金をどんどん使いまくっている。一般財源と違ってチェックの目が及ばないし一般になじみのあることでもないので使い放題な、公務員連中にとってよだれものの予算だ。
それこそレクリエーション費用やコンサート、箱物は言うに及ばずで、それでも使い切れなくて困っているに違いない。いや、福利厚生に使うなということではないが、それは豊かな国の財政下で行うものではないのだろうか。治水関連予算にしても、それで資料館を造る必要があるのか?宿舎を作る必要がどこにあるのかと言いたくなる。

◆ 全てがそうだとは言わないが、公務員は自分や自分たち以外のことはまず考えない。確かに市民に尊敬される警察官や先生がいらっしゃるのだが、そうした人が話題になるくらい希だと言うことなのだ。そんな奴らが予算をどんどん使いまくるというのだから国の借金など減るわけがない。予算を消費すること、どれだけの予算を消化できたかで評価が決まるなどと言われているシステムは明らかに間違っている。間違ってはいるがこの予算にぶら下がっている政治家が沢山いるから是正されない。持ちつ持たれつの関係だし役所側としても政治家に十分なメリットが見いだせるように調整するのだろう。

◆ 族議員だなんだと言われながらも奴らは当選する。
選挙システム自体も比例制がある限り悪人だって当選できる。一般的には悪いヤツは金を沢山持っている(沢山儲ける)から意見は無視できない。ここでも持ちつ持たれつの関係が出来ていると言えるだろう。



Felica(6/11)
◆ ドコモがはじめたおサイフケータイ、今は一般的になり多くの機種にこれが搭載されている。最初はEdyと組んで普及を目指したものの失敗、おそらく利用率が高まったのはSuicaや民間企業のポイントカードあたりがきっかけだったのではないだろうか。そのSuicaに関しても手数料不要で現金チャージが基本のEasyモバイルスイカ登場でSuica利用者と共にモバイルSuica利用者が急増した。ドコモはEdy普及に金をばらまいたもののEdyは今ひとつ流行らなかった。その後Edyアプリをドコモはケータイにプリインストールすることすらなくなってしまったのはご存じの通りである。ドコモのはじめたサービスで成功裏に終わるものが多くない中、おサイフケータイは少なくとも普及率という点においては成功したと言えるだろう。

◆ 最初にドコモがFelica搭載携帯電話を企画したとき、SONYに対するライセンス料で折り合いが付かずに暗礁に乗り上げたという。結局はSONYとドコモでフェリカネットワークスを立ち上げ、双方が利益を得る仕組みを作ることになる。おそらく従来のドコモ的発想であればFelicaを使わずにスタンダードな規格(Felicaは独自規格)の新たなRF IDを作り出したのではないか。
それを行わずに既存のシステムを拡張したところが成功につながったとも言える。新たなシステムを開発することは可能だが普及させることは容易ではない。現時点でFelica系のリーダ・ライタにしたって普及させる苦労があるというのに、物理層規格の異なるRFIDを後発で普及させるのは大変だ。既にSuicaなどがFelicaを利用していたわけだし、SONYは自社製ノートPCにFelicaリーダを搭載していた時期なのだ。

◆ 携帯電話におサイフ機能という点で、コカコーラは赤外線或いは画面対応の自動販売機を持っている。赤外線通信によって清涼飲料水が買えたり、携帯電話の画面を自動販売機に"見せる"事によって買えたりする。が、その操作はちょっと面倒でもある。私もこれを使ったことがあるが、キャンペーンか何かで無料でポイントが貰えたから使ってみたものの新たにチャージしようとは思わない。Edyにしても以前は使ってみたことがあったのだがチャージが面倒で使わなくなってしまい、そのうち携帯電話のFelica容量がヨドバシポイントカードやSuicaやビックカメラのポイントカードなどで埋め尽くされてしまってEdyは追い出されるハメになった。実際電子マネーとして使うよりポイントカードを携帯電話に入れておく方が実用的な気がする。というのもカード入れがポイントカードだらけになる→使用頻度の低いものを持ち歩かない→たまたま持っていないときに限ってその店に行ったりするなんて事が避けられるからだ。

◆ こうして私の携帯電話の中にはいくつかのお店のポイントカードとSuicaとiDが入っている。最近はEdyでもSuicaでもiDでも支払いが可能な店が増えたし、コンビニでもスーパーでも普通に使えるので小銭が貯まらなくて便利だ。Suicaは定期を買うほどではないがたまに電車やバスに乗る時に重宝しているわけで、おサイフケータイ使用禁止令でも出たらサイフがプラスチックカードで膨らむ事になってしまう。



広告の広告(6/10)
◆ このページにもGoogleの広告を貼り付けている。大抵は広告先が目的のページ、例えば商品紹介であったり何らかの登録画面だったりするわけだ。そのページを宣伝し、その商品を買わせることが目的なのだから当たり前である。しかし最近増えてきたのは広告のリンクのあるページが広告として載っているものだ。一見検索エンジン風になっているのだが、そのあるページにリンクされている。Googleはクリック型なのでGoogleをクリックされると広告主はクリックに応じた広告料を支払わなければいけない。
しかし広告先が検索エンジンの検索結果のようになっているということは、そのリンクをクリックすると末端の広告主から収入が得られると言うことなのだろう。

◆ このビジネスモデルが成立する条件は、末端の広告主が支払う広告料が、その末端から広告掲載依頼を受けた人がGoogleに支払う広告料より高い場合だ。
このためなのか、Googleの広告の先のページには数社へのリンクがある。1社だけだと利益率が低いから数社にしているのかとも思うのだが、このリンクページのリンクがクリックされないと損になってしまう。いや、こうしたリンクページの広告が1つや2つではなく意外に沢山ある(ドメイン違いで本当はたいしてないのかも知れないがそこまで調べていない)ので儲かるのかなぁと思った次第だ。リンクのページのリンク先名はユニークで長いアドレスになっているので、これが広告コードなのかなと思う。

◆ ドコモがiモードIDと称するID送出をはじめたため、Googleのモバイル版広告がドコモ機にも表示されるようになっている。広告を邪魔だとお思いになる方も少なくないとは思うのだが、何とぞご理解ください。
PC向けでもGoogleは未だ良いと思うのだが、最近増えて来たFlashの広告、記事を覆ってしまったり広告が巨大化したりするのはちょっと… という感じだ。
インプレスにauの巨大広告が出現したり、ITProにもそんな感じのものがあったかな。大抵は記事を読みたくてそのページにアクセスし、それに関連している広告があればそこを見るかも知れない。と言う程度なので広告は余り出しゃばらない方が良いと思う。

◆ モバイル広告に関しては各社ともに力を入れているのだが、比較的下品なものが多いと思う。それでもGoogleはマシな方ではないだろうか。他広告配信会社などを見ると金貸し系か出会い系かエロ系かという感じでマトモな広告は皆無に等しい。モバイル向けにせよPC向けにせよ、F&F的ではないと思うような広告はフィルタ設定したりもするのだが、この手は数が多いのでフィルタしきれなかったり、次々とドメインなどを変えて来るので手に負えないみたいな所もある。

◆ ドコモの優良誤認広告に関しては何度か書いているが一般のこうした広告だと害は少ないのかも知れない。
そこを見た人も(GoogleであればGoogleとの表示がされる)広告であることが分かる訳で、それがドコモの広告となるとドコモを信じている人は何の疑いもなくアクセスしてしまうからだ。



ケータイ禁止(6/9)
◆ 教育再生懇談会は小中学生に携帯電話を持たせることに対する危険性に関してのレポートを出している。フィルタリングの必須化、通話先の限定やWebアクセスの禁止、メールの制限、所持の禁止なども含めて様々な議論がなされたようだ。私は何度か書いているが、少なくとも中学生以上になったら悪質サイトに関しての教育を行う必要があると思う。フィルタリングによってこれらから隔離する事に意味がないとは言わないのだが、ではその子供が20歳になって免疫のない状態で悪質サイトを見たらどうなるのか。
成人だから自己責任でと言うのなら、そもそも教育システムなど不要ではないかという話にもつながるわけで、せっかく悪質サイトがあるのだからそれらをさらし者にしながらサイトの悪質性を暴いていけば興味深い教育になると思う。

◆ 小中学生の携帯電話所持禁止は極論だと思うのだが、これを法規制すると様々な問題が出てきて面白い。いや、面白がってはいけないのだが携帯各社が宣伝している子供向けケータイはどうなるのかとか、子供用に契約した携帯電話の解約料はどうしてくれるのかとか、解約料ならまだしも割賦残となったら金額がデカいじゃないかとかもめそうだ。それに加えて公衆電話などの再整備も議論になるかも知れない。結局の所臭いものに蓋をする作戦では限界があるということだ。フィルタリングにしても同じように限界はあり、何せドコモ自身が「無料」を餌にした悪質広告を出しているくらいなのだから、まずはそのあたりからチェックしなければいけない。

◆ 現在でも学校によっては防犯ブザーか携帯電話を身につけることを推奨しているところがある。
携帯電話の場合は位置確認が容易なため、これに犯罪抑止効果があるというわけだ。これにしても学校の安全は教員が守り、通学路の安全を自治体や警察が維持してくれればいいわけだが実際はそうなっていない。そこで学校としては親に責任を持たせるべく携帯電話の所持を推奨するような流れになっているのだ。もう一つは塾の問題もある。中学生くらいになれば夜のとばりが降りる頃に塾が終わり、公共交通機関を使って自宅に戻ってくるなんて事も普通にある。
連絡手段が全くなかった時代ならともかく、今は安価に携帯電話が使える時代であり親も子もそれに慣れている。

◆ 大人達は学校裏サイトなどを悪質サイトだ、イジメの温床だとしている。ワンクリック詐欺やアダルトサイト、出会い系がいけないというのならば話も分かるのだが、大人が気に入らないサイトは全部悪質にしてしまおう的な感じを受けないでもない。これこそ教育、道徳教育で解決できる問題ではないのだろうか。とは言っても以前に話題にしたSBMな人などは2chに行ってはSBMの宣伝を書きまくり、他社をけなしまくりで(携帯系掲示板にいる人は中高生あたりが殆どだろうから)若年層の害になっていることは明らかであるが、それを法的に取り締まる事が出来ないのが厄介ではある。



年金問題(6/8)
◆ 年金の財源不足は深刻である。いや、年金ばかりではなく保険にしても何にしても同じだ。おそらくこれは人口純増を見込んだ上の、保険会社的な計画に沿ってシステムが考えられているというか、そもそも役人に長期展望を任せる方がおかしいというか、奴らは自分たちの都合の良いように調査結果さえ曲げてしまうのだから仕方がないといえば仕方がない。自動車販売台数が減ったというのに、国交省の交通量予想は2020年がピークだという。もっと金を使いたい、金をばらまいて自分たちの天下り先を肥やしたいという思いと2020年ピーク説。果たして現在何歳の奴らが2020年説を唱えているのか。なんかとても分かりやすい気がする。

◆ 年金を全額消費税でまかなうとすると税率は8.5%から17%になるという試算が出ていたっけ。以前にも書いたがドイツではガソリン税を年金の充てているが、これはドイツの市街地自動車乗り入れ禁止策などと共に環境への負荷上昇をも抑制する施策の一つだ。我が国はとなると道路財源の一般財源化でぶんどり合戦加熱中だ。何しろ今まで無かった金が何の苦労もせずに入ってくるとあってどこにじゃぶじゃぶ垂れ流そうかと議員連中も役人も必死になっている。その金を何に使うかではなく、まずはぶんどることから始まるのが日本のシステムで、金が入ってきてから入った金額に応じてどこにばらまくかを決める。
これは自民党の議員も言っていたが、必要な道路は造りますと言う必要の基準とはないかという問いに明確な回答が出来なかった。何が必要で何が不必要なのかは入ってくる金額によって決まるのだそうで、ようするに絶対に必要な道路なんて既に無くなっているのかなと感じた。

◆ 年金にしても徴収金額の相当な割合が無駄に消えていってしまった。これに関しても国民が無駄だと思うだけで社保庁はそうは思っていない。何せ天下り先を肥やさなければいけないからだし議員にしてみれば何かを造って金を使いたいからだ。
道路財源がタクシー代に、それも1人の職員が年間500万円も使っちゃったという事がニュースになったが、地方整備局の全職員が俺も俺もと同じような事を行うと年間千億円が消えていくことになる。このタクシー代の領収証の提出を民主党が求めても何だかんだと理由を付けてこれを拒んだのだからそんなヤツをすぐにクビに出来るような法整備を行って貰いたいと思う。そうしなければ年金財源を消費税化したところで無駄遣いは変わらない。

◆ 消費税方式に切り換えたとすると、何だかんだと理由をこじつけながらの便乗値上げならぬ便乗増税が起こるに違いない。年金のためだと言えば仕方がないなと国民は税を払ってくれる。そこに群がるアリのような役人がせっせとその金を持ち去ってしまう。民間企業を監督する立場にあるのが各省庁でもあるのだが、逆にそんな悪い奴らを監督するための民間企業があったら面白い。不正を暴くごとに不正消費された金額の10%が収益になるようなシステムにすると、年間数千億円規模の利益が得られるかも。



石炭の使い道(6/7)
◆ 日本の発電所で石炭を燃料としたものが多いことに少し驚かされた。鉄工所など石炭中の炭素を必要とする用途に使うのは分かるのだが、なにも炭素の固まりみたいなものを燃やすことはないではないかと思ったのだ。もっとも程度の違いこそあれ灯油暖房器具は未だに多く使われているわけで、炭酸ガス排出量を考えるならばガス暖房機に切り換えるべきだと思う。それはともかくとして、石炭による発電はコストの点で有利だとのことだ。石油を燃やすよりも低コストで発電が出来、これを全廃してしまうとエネルギ供給の点で不安が出てくるのだとか。

◆ 炭酸ガスが多量に出てくるのなら、CCSによってそれを解決すれば良いではないかと議論される。石油を燃やすより石炭燃焼+CCSの方が安価だとすればメリットがあるというわけだ。所が排ガスから炭酸ガスを分離回収するのはそう簡単ではない。現在使用されている方法は化学分離(吸収)法と呼ばれる、化学反応や溶媒への溶解を利用して炭酸ガスを吸収分離する方法、物理的に例えば活性炭などの多孔質に炭酸ガスを吸着させる方法が用いられているそうだ。
いずれも分離した炭酸ガスを液化するなどして運搬し、安定な地層にこれを注入して無かったことにしてしまう。分離という面では薄膜を使った(ROのようなものか?)分離法も開発途上だと言われ、分離コスト低減に大きな期待が持たれている。

◆ 炭酸ガスを分離し、それを捨てるために要するコストは炭酸ガス1tあたり1万円にも達するのだとか。もちろん今後の効率化その他によって低減される可能性は残されているとは思うのだが、意外に高額な処理費用を負担してでも石炭を燃やした方が得なのか否か。もう一つは地下深く、不透水槽と呼ばれる地層の下に炭酸ガスを注入して大丈夫なのだろうか。
試算によると日本国内に52億トンもの炭酸ガスを埋め込む事が出来るというのだが、地震や地殻変動によってそれが吹き出してきたりはしないんだろうな。
温泉を掘ったら炭酸泉になっていて、それと一緒に出てきちゃったとか。海中に溶かし込む方法もあるのだが、結局炭酸マグネシウムや炭酸カルシウムとして海底に沈殿すると思う。沈殿したこれらの物質は海底の堆積物が酸性の場所、例えばそこで硫酸還元などが起きているような所で溶け、炭酸ガスは炭酸塩硬度を上げマグネシウムやカルシウムは元の姿に形を変えるのではないだろうか。

◆ 結局炭酸ガスは適当に薄まって海水に溶ける訳で、この海水への溶解度は海水温によって変動する。すなわち、海水温度が上がると海水中から炭酸ガスが大気中に放出されるために大気の炭酸ガス濃度が上がるというのだ。従って気温が上がって海水中から炭酸ガスが放出されて炭酸ガス濃度が上がったのか、それとも炭酸ガス濃度が上がったから平均気温が上がったのかなんて言うニワトリとタマゴみたいな論争が起きるくらいだ。いずれにしても固体化してしまわないといずれは元に戻ってしまいそうな気がする。まあ、地中に埋めた炭酸ガスがそのうち石油にでもなるとか、ダイアモンドが出来るというのなら有り難いんだけど。



温泉(6/6)
◆ 温泉といっても本格的?な温泉ではなくて日帰り温泉。
都内近郊などでも深く掘れば温泉は出ると言われているとおり、山間の町にしか無いものでもない。私がたまに行く日帰り温泉はいくつかあるのだが、その中でも規模の大きいのは浦安にある温泉だ。入館料は高いのだがタオルも浴衣も貸して貰えるので手ぶらで行くことが出来る。内部も比較的広いし水着エリアはかなりゆったりした作りなので家族連れでも楽しめる。もっともこれからの季節は日焼けに注意という感じかも知れない。やはり温泉は冬の方が良いよなぁと思わないでもないのだが、逆にいつでも気軽に行けるということでネズミーランド帰りにでも如何ですかみたいな感じ。原泉は塩水のようだが海が近いから当然なのかも知れない。大規模温泉なので源泉掛け流しとはほど遠いしカルキ臭も充分するのだが、まあ仕方ないだろう。

◆ こちらは何年か前に入場券を貰ったので行ってみた。
ゴルフ練習場が隣接しているのでオトーさんにも良いかも知れない。ここの湯は薄茶褐色透明と表現されているのだが、横浜周辺で温泉を掘るとコーヒー色みたいなお湯が出るらしいのだ。かなり前になるが当時仕事をしていた綱島近辺で宿泊(というか、仕事が忙しくて終電に間に合わなくなっただけ)したところ湯が茶色い。そこの旅館の人に聞くと、これが天然温泉の証なのだとか。タオルなどが茶色くなっちゃうので注意するようにと言われた覚えがある。天然温泉ではあるが温泉を掘ったわけではなくローリーで運んできたというのがここだ。この輸送方式は以前話題になったこともあったのだが、未だに続いていると言うことは温泉を掘るよりも安価だということなのだろうか。循環式の場合はフィルタその他で温泉の成分は失われる傾向だと思う。ようするに薄くなっちゃうわけで、これは山間の温泉宿でも温度調整などのために水を入れる場合もあるから何とも言えないのだが、やっぱり温泉100%の方が良いよなぁなんて思ったり。いや、温泉の素を使えば濃度500%も可能だゼみたいな事になるから何でも良いのか。

◆ 同じ横浜でもこちらの湯は無色透明だ。一応温泉を名乗れるギリギリの成分はあるらしいのだが、療養泉としての規定量に届いていない為かスーパー銭湯扱いである。ここのメリットは電車で行けること。駅にくっついたような立地のため電車で行ってもOKだし、お母さんは1Fのスーパでお買い物、子供とオトーさんは温泉でみたいな感じも可能だ。浦安に比較すれば規模は小さいがその分入館料も安いので気軽に行ける。ここと作りが似ているのが千葉にある笑がおの湯である。
この矢切店は北総鉄道の駅のすぐ前にある。駅前であるという点以外に内部の作りも何となく満点の湯に似ている感じがする。違いといえば笑がおの湯は一度入館すると何度でも湯に入ることが出来るが、満点の湯は入館のチェックと入湯コーナへのチェックが別になっているので、たぶん一度入浴コーナを出ると再入場できないのではないかと思うが試したことはない。



パケット規制(6/5)
◆ auの通信速度規制が行われているはずだ。マイクロセル化が難しい800MHz帯&cdma2000の宿命といってしまえばそうなのだが、この1ヶ月余りauはパケット大量消費ユーザを対象に通信規制を行っている。auは加入者を順調に増やしてきたのだが、最近ではバリ3圏外などといわれて非着信が目立ってきたという。
データ通信量は増える傾向にあり、今後もますますトラフィック面は厳しくなってくるはずだ。au的にはLTEまで現在のネットワークを保たせるために何らかの規制が必要と考えたのかも知れない。

◆ PDCにしてもドコモ加入者が増え、iモード契約者数の増加でチャネル不足に悩まされた時期があった。これはマイクロセル化で凌いだ訳で、その周波数の利用効率の高さは未だに語り継がれるほどだ。何しろ一時期はハーフレートでさえ厳しいと言われていたものが、その後28.8kbpsのパケット(3スロットを使う)までやってのけたのである。cdma2000の方は過去にも書いているが同期式のシステムのための限界がある。広大な土地の米国では良いのかも知れないのだが、人口密集地である日本の都市部では何かと難しい。それでも伝搬特性を活かしながら2GHz帯でマイクロセル化は可能だと思うのだが、もしかするとcdma2000への投資をしたくない(次世代に向かいたい)思いがあるのではないのか。

◆ 制限は月間300万パケットを超える人に対して行われる。私がだいたい月間50万〜100万パケット、子供は200万パケットくらい使う。HSDPAエリアならYoutubeの10Mバイト近い動画も途切れることなくストリーミング再生できるわけだから、そんなものを観ていたら300万パケットなどすぐ行きそうだ。孫さんは定額だからと言って大量のパケットを使われたら堪らないと言った。auにしても同じように、大量通信ユーザを排除することによってネットワーク負荷を下げようという事なのだろう。おそらく規制が続けばヘビーユーザはドコモに逃げるだろうし、おそらくその加入者割合は多くても数パーセント。もっとも、そうしたヘビーユーザを家族に持つ人がそっくり抜けるとなるとインパクトは大きくなる。

◆ auはパケット定額制開始当時からパケット大量消費ユーザは接続プライオリティを下げる(パケット接続時の待ち時間が長くなり、混雑時には平均スループットが下がる)対策を行っていると言っていた。またアプリからの通信量も制限している。ドコモはデータトラフィック増に対する設備投資が大変だと言っていたが、auにしてもそれは同じと言うことだ。そうは言っても通信速度の平均値としてはSBMより上だと思うし2GHz帯の整備に伴って一時期遅くなっていた通信速度も回復の兆しを見せてきている。果たしてヘビーユーザを規制してその他のユーザに快適な環境を与えるのが良いのか、全てのユーザが遅くなってしまっているSBM的な方針が良いのか。もちろん現状のドコモのように規制無しでそこそこの速度が得られるのが一番だとは思うのだが、そのドコモにしても他社の動向は見ているだろう。



台数減少(6/4)
◆ 自動車保有台数が3ヶ月連続減少だったそうだ。これが一時的なものなのか否かはもう少し統計を見続ける必要があるが、総人口の減少やガソリン代の高騰など自動車社会を取り巻く環境は変化の兆しを見せているのかも知れない。地方部では交通機関の関係で自家用車を生活と切り離すことは出来ないと思うのだが、都市部においては状況が違っている。都内に住む知人は車を手放した人もいて、一つは車を使う機会が少ないということ。混雑した道路と駐車場を探す手間を考えると地下鉄などを使った方が余程効率的だというのだ。遠出するときにはレンタカーを借りる。もう一つは維持費用の問題で、週に1度程度の利用を考えた場合はレンタカーの方が圧倒的に安いという。駐車場費用が月額3〜4万円、その他自動車税や重量税に保険代、整備費用などを考えた月額費用は8万円くらいかかる。それでいて車を動かすのが月に1〜2回となるとさすがに無駄な感じがするのだとか。

◆ 自動車保有台数がどんどん減少するとも思えない。
自動車数が減って普段の渋滞が緩和されると自動車の利便性が向上する。需給の関係で駐車場コストが下がるのも同様だ。ただし自動車数の減少が駐車場の減少に結び付いてしまうと料金低下は止まってしまうだろう。おそらくはサンデードライバーを中心に車を持たない層が増えるくらいで、日常的に車を使う人はガソリンが1リッター250円を超える程度まではまだ手放さず、その後も低燃費車シフトなどを起こしながら維持し続ける人が多いと思う。するとこれら自動車をよく使う層は減らずにたまにしか使わない層が減る。これは盆暮れ正月などの高速道路渋滞の緩和につながるかもしれない。いや、そもそも日本の人口、就業人口共に減少傾向なのだから総自動車台数は減る以外になく、道路利用率も低下するのかも知れない。

◆ こうなると道路行政もガソリン税目当ての役人も政治家も、保険屋も予定が狂うという話だ。特に保険に関しては加入者純増を基本にシステムが出来ていると思われるので厳しくなるだろう。こうした自動車保有台数や自動車利用率減少は炭酸ガス排出量抑制に効果があるのかも知れないが、税収が減る政府としては「自動車を使いましょう宣言」みたいな事をやりだしたりして。
日本でディーゼル常用車が減少したのは排ガス対策や、それ以前問題になった悪のイメージがある。自動車メーカはディーゼル排ガス規制強化に反対し続け、その結果としてユーザ離れを起こした。同じように自動車保有に対する無駄さ加減が過剰に評価されたりすると一気に嫌われる恐れもある。日本人は他人と同じが大好きだ。オリジナリティだ個性だといいながら、隣の人が車を買えば自分も買う。お隣さんがワンボックスを買えば自分も買う。こうしてブームが起きるわけだが、これが負の方向へ、みんなが車を手放すから自分も手放そうかなと思い始めると、それが一種のブームになってしまうと言うわけだ。



IPサービス(6/3)
◆ 携帯電話でE-mailやWeb閲覧を行う為の機能をIP接続サービスとかIPサービスなどと呼んでいる。ドコモは今月から値上げされたiモードであり、auはezwebでありSBMやヤフーケータイだ。ヤフーケータイといってもヤフーのケータイではなくてサービス名である。携帯電話利用者が通話にのみケータイを使うとすればこれらサービスに加入する必要はない。私もiモードがスタートした当時は携帯電話でメールを打つなんて面倒でやってられないと思い加入していなかった。

◆ 各社の契約率で見るとドコモが9割前後と最も高く、auが85%程度となっている。SBMは2台目需要が影響してかARPUと同じように下降中で現在82%弱と言ったところだ。先日書いたように孫さんはデータで儲けると言っているわけだが、ヤフーケータイ加入率が下がっていたのでは儲けにつながらない。またSBM同士の通話とメールであればホワイトプラン以外のS!契約などは必要ないのでヤフーケータイ加入率が下がるだろう。2台目需要で考えるとmailなどは通信安定性の高いドコモやauを使えばいいことなのであえてS!代を払う必要はなく、実際私もS!有料版には入っていない。こうした流れでヤフーケータイ加入者割合がどんどん減っているのだろう。2台目需要として使い始めたSBMが意外に良かった。だからプライマリケータイを解約してSBM一本で行こうという層が増えているとかと孫さんは言っていたが、ヤフーケータイ契約率の推移を見る限りSBMケータイがプライマリに昇格する率が低いのか?或いはメールなど使わないよと言う層がSBMの顧客になっていると思われる。

◆ 通話だけで通信需要が減少傾向なSBMがどうやって儲けるのか。一つには高額なアクセスチャージがある。孫さん自身も他社通話があるから大丈夫だといっているわけだが、これも2台目需要が増えてくると怪しくなってくる。他社宛通話によるアクセスチャージも減少傾向、ヤフーケータイ加入者割合も減少傾向となると孫さんご自慢のコンテンツ商売も、それを活かす道が無くなる。コンテンツ商売はやはりドコモが強いというか何というかで、iメニューの順位を売ったりと悪質系なD2Cと力を合わせて加入者から金を取る仕組みを構築している。孫さんはインターネットの世界では我が社が一番だと胸を張り、ケータイのインターネット化を含め、アジアで一番になるのだと吠える。
しかし現状ではSBM向けの公式サイトなど貧弱そのものであり、いかにこれを急速に立ち上げていくかは腕での見せ所だろう。同時にヤフーケータイ利用者をどんどん増やしていかなければならないのだが、今度はインフラの弱さが露呈してきてしまう。

◆ 孫さんのやることだから失敗は無いだろうと安心するのは危険で、通信事業はこれまでに何度か失敗している。ま、失敗してもそのカスを他社に押しつけてうまく逃げちゃうので損失自体は限定的なのだが、どうもネゴがヘタというか協調性がないというか他社との共同事業というのは苦手なようだ。



商店主の場合(6/2)
◆ たまに行くお店のご主人、息子さんもそこで働いているのだが携帯電話の話になることがある。以前は一家揃ってドコモだったそうなのだが、何ヶ月か前に奥様一人だけがauに移行した。どうやらauの端末に気に入ったものがあったそうで、端末欲しさにauにMNPで移行したと言うことだ。が、今は又ドコモに戻したのだとか。理由は良く分からないがドコモの方が良いと本人が言っていたとはご主人の弁だ。その後今度は一家揃ってSBMにしたと話を聞いた。理由はスパボ一括で端末が安かったからと言うのだが、息子さんはスパボ一括のミドルレンジ端末では面白くないとのことでワンセグ付きのものにしたらしい。
SBMに移ってどうだったかと聞くと、屋外なら意外と圏外は少ないよと言っていた。ビルの中でも窓際ならば問題なく使える事が多いから、値段を考えれば良いんじゃないのとの感想だ。が、息子さんはそうではなかった。やはり屋内で使えないのはストレスになるし、何より通信速度が遅くてイライラだと。奥さんも不満があり、それはコンテンツの少なさなのだという。
なるほど、使う人によって満足度はこんなに差があるのか。

◆ 奥さんはそんなにコンテンツ好き?なのかと聞いてみると、有料コンテンツはさすがに余り使わないようなのだが暇があると色々なサイトを見に行くのだとか。
確かに勝手サイトがどの位ケータイで見られるかという問題になるとSBMは不利かも知れないし、SBM向け(専用)に書かれたサイトはかなり少ない。で、結局の所奥さんとご主人はドコモに戻ってしまった。ご主人はSBMに特に不満はなかった筈だしスパボ一括で買ったのならそれを続けていればいいのにと思うのだが、奥さんがドコモにしたついで?にそれまで使っていた機種でドコモを使い、スパボ一括端末の一台を実家に置いてきてホットライン化したそうだ。実家では窓際でないと通話できないのが不便だそうだが、それでもタダだからということで我慢するらしい。電話するときにはまず加入電話の方でワン切りして、それを合図にお母さん(おばあちゃん)はケータイを窓際に持っていくのがお約束。

◆ 可哀想なのは息子さん。自分で働いている歳なのでドコモに変えようと思えば不可能ではないが、なまじハイエンドを買ってしまったために割賦残金がある。
寝かせておくと特別割引額が上限まで行かないので損になり、結局は我慢して使うハメになったと。どの位遅いのかスピードチェックのサイトを教えてあげて測ってみると100kbps程度は出ている。SBMで100kbps出れば充分でしょうと言ったのだが本人は納得できない様子。HSDPAエリアは国道16号線の内側あたりらしく横浜ではその恩恵にあずかれない(場所によるかも)らしいし、せっかくのパケットし放題も使い切れない(なんて事はないと思うんだけど)と文句が続く。そうは言っても継続契約の違約金と違って割賦残高額はデカいからおいそれとは捨てられない。パケットし放題を外してしまうと特別割引額は980円に減ってしまうのでそれも出来ずだが仕方あるまい。2年すれば時代も変わっているから買い換えれば良いんじゃないのと冷たく言ってきたのだが、まあこの世界で2年は凄く長いかも知れない。



道路(6/1)
◆ 道路財源問題はどうも納得がいかない。一時期は環境を持ち出し、更に地方が欲しがっているのだと言う道路族だが地方は道路を本当に欲しがっているのだろうか。東国原知事に言わせれば、車が通る道路としての道路建設の他に地元にカネが落ちるから道路が欲しいと本音も漏らす。だったら道路を造らずに金をばらまけば良いわけで、それを減税という。ただし減税の場合は全国民が恩恵を受けるが特定事業者のみに金を撒きたいときには道路を造るとか箱物を作るなどしなければいけない。

◆ 地方在住の知人もいるのだが高速道路を欲しがっている人は皆無である。一つは地方道は交通量が少ないために高速道路を通っても一般道を通ってもたいして時間に差が無く、だったら無料で通れる道路の方が良いというのがその理由だ。確かに東北縦貫道は山の方の人里離れた場所を通っているので、そこから町までの連絡道路が欲しいという話は聞いたことがある。そもそも何故東北縦貫道は山の中を通したのだろうと疑問が湧かなくもないが、何かの利権が絡んでいるのだろう。その縦貫道から町へ続く道路を整備することは利便性につながる。しかしその道路を有料の高速道路にした方が良いのかと言われると疑問だ。地元の人間にしてみれば、高速道路を使って遠くまで行く機会はそう多くはないし、そもそも縦貫道まで行くのなら全線一般道を使った方が良い場合もあるというのだ。これは行き先にもよるだろうが新幹線で大阪に行くのと、羽田まで行った後に航空機祈るのとどちらを選ぶかみたいなもの。航空機は飛行時間こそ45分程度で新幹線の2.5時間よりずっと速いのだが、羽田まで行く時間や航空機に乗るまでの時間を考えると決して早くはない。

◆ 道路族のページじゃなくて道路のページを見ると、緊急搬送時間の短縮が謳われている。年に重要度の高い緊急搬送が何回行われるのか分からないが、1km千億円の道路を数十km造るお金を貯めておいてヘリを飛ばした方が良くないかい?或いはその道路建設費用を使って病院を造った方が良いんじゃないのと、たぶん誰しも思うだろう。カネがあるから何か理由を付けて使い切るというのが道路族であり国交省の言い分だ。まあ日本国の景気が良くて、天然資源が沢山掘れて国民が豊かに暮らしている、カネが余って仕方がないというのであれば何に使おうが誰も文句を言うまい。5車線道路でも10車線道路でも造って、日本全国道路だらけにして人間はその道路の隙間や高速道路の高架下に住むような話になっても、充実した福祉やウルトラ暮らしやすい国であれば何でも良い。

◆ しかし残念ながらというか、アホな役人ばかりだから日本国の借金は凄いことになってしまった。役人や政治家は国の借金が増えようが何しようが知ったことではない。自分の天下り先が有利な条件で確保できるように餌を与えて育てれば良いだけだ。だから道路道路と騒ぐより先にやる事があるんじゃないのと言いたい。無駄な道路と無駄な空港と無駄な港と無駄なダム建設をやめたら一体いくら金が浮くだろう。そうだ、国交省と社保庁を合体させて、互いに赤字が出ないように予算配分させたらどうだろうか。国交省特定財源から、国交省&社保庁(ついでに厚労省も?)財源にするのである。