過去の雑記置き場


時は流れて(8/1)
加入者純増数(8/2)
ARPU(8/3)
発電(8/4)
排他制御(8/5)
熱い色(8/6)
湘南に住む(8/7)
忙しさ(8/8)
通信屋(8/9)
石油を作る(8/10)
話題性(8/11)
評価と数値化(8/12)
タイミング(8/13)
巧み(8/14)
メタボは罰金?(8/15)
OFDMA(8/16)
OFDMA(2)(8/17)
高速は高速か?(8/18)
干渉除去(8/19)
割賦(8/20)
Edyの生きる道は?(8/21)
設備(8/22)
駐車場(8/23)
ココログ(8/24)
自宅サーバ(7/25)
燃料代で稼ぐ(8/26)
リミッタ(8/27)
いくらなら買う?(8/28)
リセット機(8/29)
リセット機(2)(8/30)
温度と寿命(8/31)


温度と寿命(8/31)
◆ F&FサーバではHDDの温度などを測っているのだが、その時ふとHDDの寿命と温度の関係に興味が湧いた。
あるページには温度が10℃上がると寿命が半分になると書かれていたし、別のページには温度が二倍で寿命は1/4だと。HDDの寿命(MTBF)規定温度は25℃が多いと思うので、温度が2倍すなわち50℃になると言うことは基準温度から25℃も上がることになるので10℃上がると寿命が半分という話とほぼ同じなのか。いずれにしても温度が上がると寿命が短くなることに間違えはないようだ。ただしこれはMTBFの話なので、それ以外の故障などは又別である。

◆ タワー型PCのHDD寿命はラック型サーバより短いという話があって、その原因がHDD周りの熱設計にあるというのだがどうなのだろうか。ラックマウントPCだと前方から空気を吸い込んで後方に排出なのでHDD周りもよく冷える。一方でタワー型の場合は電源周りやCPU周辺の冷却には気が遣われているもののHDD周辺の空気はよどみやすいという説だ。そもそもHDDが熱で傷むのはどの部分なのだろう。半導体類も確かに傷むとは思うしドライバのFETが壊れたなんて話は聞いたこともある。HDDが壊れるんじゃないかと心配してバックアップを取っているときには壊れず、なんだ壊れないじゃないかと安心しているときに壊れる。今や記録密度は上がり、回転数は増し、発熱も増えてきたHDDだけに管理には充分気を付けたい。こちらには様々なHDD情報、壊れたときの神頼み先でもあるので目を通してみては如何だろうか。

◆ F&F的にはSSDが良いかなぁと思わないでもない。100GB級が数万円という話を聞くと使ってみたい気持ちにもなるのだが、これにしても壊れないわけではないからバックアップなりは必要だろう。HDDの場合はディスクが回転しなくなったとしてもバラして手で回転を手伝って回してやってデータを救出したこともあるわけで、しかしSSDがダメになったら救いようがないだろうなぁ。
うーん、やはり時期尚早なのか。価格の下がったHDDをミラーで使うとか、ネットワーク接続でRAIDの組まれたストレージユニットを買ってくるのがお得なのか。

◆ F&Fのサーバのディスク容量は80GBだが、とてもではないがそんな容量を満タンに出来るほどのデータはない。
Windowsの方にしたってvaioは32GBとかその程度だったかな。要らないものが増えてくれば窮屈にはなるが、それを消せば充分広大な記憶容量に感じる。動画などをコレクションしている人はテラバイトないとダメだよねという感じかも知れないが私の場合はそうでもない。ただし今はもう30GBとか60GBなんていう小容量のHDDは売られていないかも。今やカーナビにもHDD,画像記録もHDDというわけですっかり民生品に食い込んだ。確かにHDDエラーの話は聞くのだが。例えばカーナビにしてみるとDVDのピックアップがホコリで汚れてディスクを読まなくなるトラブルも多かったわけで、しかも失われて困る情報は少ないはず(設定したポイントとかその程度)なのでまだ良いかも知れないが、録画機となるとせっかく集めた動画が消えたなんて事になる。まあ、後悔したくなかったらDVDでも焼いておくんだねでこれも済んでしまうのか。



リセット機(2)(8/30)
◆ SBMケータイによるリセット機だが、最低のコストで実用に耐えるものが出来たという点で満足である。何せひかり電話はルータがハングアップすると使えない訳なので、もしもSBMケータイが安定して使える環境であれば色々と面白いかも知れない。ただしどうにもならないのがブレーカが落ちたときやPC自体がハングアップしてしまった時だ。実は気象情報を送り出しているIBMの570はたまにハングアップしてダンプ画面で止まっている。熱が原因なのか何なのかはよく解らないのだが、こうなると電源を落とさなければ回復しないのでソフトウエアによるリモートでは無理。他のPCやサーバから電源を落とせるようにしてそれをたすき掛けにして… なんてのはやっぱり邪道だろう。PCを安定稼働させるように考えるのが先だ。ルータ云々は外的要因でリセットの必要性が出てくる話なので仕方ないが、それ以外は本質を追究すべきだ。

◆ もっとも、月額維持費が6円ポッキリなのだから用途や場所に応じて何台でも設置できる感じはする。あ、でも一名義辺りの契約数が限定されるからその点少し面倒か。音声でなくメール着信でも行ける訳なので、他のPCからメールを送って制御をかけることも勿論可能なのだが、その為にはS!有料版への加入が必要になる。すると維持費は315円アップとなるのでどうなのだろう。たいした額ではないと思えばそれでも良いし、6円以上の価値を見いだせないと思うのなら音声着信が良い。あ、157からメールが来たりするので、このメール着信には反応しないように(着信音を無音に)設定しておかないと誤動作の原因となる。メールにしても音声にしても着信可能設定を限定することでセキュリティは守られるはずだ。

◆ 今回は着信音が鳴っている間は電源が切れるような回路にしたわけだが、勿論逆だって出来る。確かにDTMFによるコントロールほど色々なことが出来るわけではないのだが、回路が簡単と言うことで使い道はあるだろう。以前にも書いたが家庭用としてはPCやルータなどをリセットする用途が精々で、だってブロードバンド常時接続があるのだから後はPCからリモート制御を行えばいい。最近のPCにはI/Oポートとして便利なパラレルポートも付いていないが、だったらUSBを使うのが良いのではないだろうか。これ、たったの1,500円なのだからお買い得である。他にA/Dコンバータもあったりして面白い。このUSB_IOは12ビットの入出力が可能だから色々使い道はある。

◆ このUSB_IOをメールのコマンドで動かすなんて少し面白そうだ。このUSB_IOや赤外線学習リモコンをunixから動かしている方もいらっしゃる。最近ではインターネット経由で番組の録画予約が出来たりするHDDレコーダもあるが、いわゆるホームオートメーションチックなことも赤外線リモコンがあれば可能だと思う。エアコンにしても録画機器にしても部屋の照明なども赤外線リモコンで操作が可能だし、風呂を沸かしたりするのはI/Oでスイッチを押してやればいい。ただし風呂の栓が閉まっているかどうかまではセンシングできない(ウチの場合)が。



リセット機(8/29)
◆ SBMの6円ケータイによるルータリセット機を作った。といっても作ると言うほど大げさなものではないので製作記事?にはしなかった。回路的には810Tのイヤフォン信号をST-32(懐かしい山水のトランス、たまたま手持ち)で一応絶縁するのとインピーダンスアップを行う。その信号が500mVp-p程度なのでTr一段で増幅した後倍電圧整流してNPNトランジスタのベースに。コレクタは負荷抵抗を介して電源に接続されると共に時定数用のコンデンサ、次段トランジスタのベースに接続される。次段はそのままフォトトライアックをドライブするという回路だ。なんだか無駄にトランジスタが多いので、1個だけ節約した回路がこれである。

◆ フォトトライアックは10mAもLED電流を流せばONになってくれるので、何ならフィードバックをかけたCMOSインバータでも良いんじゃないかと思ったが、あり合わせの材料で作ったと言うことで。
この回路は外部イヤフォン端子によって810Tに接続される。そして着信があると呼び出し音がイヤフォンに流れ、回路はそれを検出してフォトトライアックをOFFにする。着信音を使わずに着信LEDをフォトダイオードで検出する方法もあろうが、充電中は赤色にこいつが点灯するため着信色との判別が必要なので緑色のセロファンか何かが必要になると思う。

◆ 以前にDTMFで制御する旨書いたことがあるが、秋月からもそのキットは消えてしまったし、ルータとメディアコンバータさえ動作していればあとはネット経由で何とかなると言うことで電源リセットのみの機能を簡単に実現した。そもそもルータなどがハングアップするケースはさほど多くはないのだがフレッツ側が一旦切れた場合とかプロバイダ側で工事があったときなどは接続し直さなければいけない。そんな時にはそれら機器の電源を一旦切って入れなおすのが一番手っ取り早い。
問題はこれらルータや回線などの信頼性とSBMの回線や810Tの信頼性のどちらが高いかだ。810Tは充電器を接続しっぱなしにしていても充電が再開されずに電源が切れるし、部屋の中なので時折圏外に遭遇するし、工事や障害の後は一旦携帯電話の電源を切ってから入れ直さないと回復しなかったりして、外部からのリセットが必要なのはSBMケータイの方かも知れないという話になるとヤギさんの手紙みたいな話になってしまう。

◆ WindowsPCのリモコンにはmobile2pcを利用していて、他のPCもいじりたい場合はそこからVNCを起動する。mobile2pcを入れてあるvaioにログインできない場合は、仕方がないので他のPCにRCGATEでアクセスする。RCGATEはポートを変えればいくつものPCにアクセスすることが出来るが、mobile2pcは一台のPCのみにしかインストールできない。FreeBSDサーバへはmutilを使った方がmobile2pc経由でTelnet接続するよりはマシだと思う。このリセット機、音声着信でなくてメール着信でも勿論動作する。着信音さえ鳴ればいいのだから。着信音は余り断続的に音が鳴るものは良くなくて(時定数を長くすればいいのだが)、とりあえずはCHE.R.RYで。
続く…



いくらなら買う?(8/28)
◆ 三菱の電気軽自動車は250万円程度なのだとか。うーん結構高い感じ。街中で100km程度の航続距離はあると言うからお買い物用として使えないわけではないが遠乗りは出来ない。日本の場合は駐車場代や税負担もあって複数台の自動車を維持するのはなかなか大変だ。地方部ならば駐車場が確保しやすいと言うことと公共交通機関が余りないことで一人一台みたいな感じにもなるが、都市部だと難しい。で、結局一家に一台になってしまうわけで、そうすると大は小を兼ねるとばかりに年に数度しか行かないキャンプのためにSUVやワンボックスを買うぞとなって、でも普段は奥さんが一人で乗っていたり通勤に使ったりしながら燃費が悪いと嘆く。ま、そんなところだろう。

◆ 最近になって小型車シフトが起きてはいるが、シフトしないでそのまま車を手放す層も増えている。そんな中で、車両本体価格がいくらだったら電気自動車に乗り換えても良いのかとアンケートを取ると、多くの人はガソリン車と同価格以下と解答したそうだ。確かにランニングコストは安くはなるものの、航続距離や電池寿命などに不安を抱く人も多く、その結果ガソリン車より安いことが好ましいとなったわけだ。確かに軽自動車に250万円を払えますかと言われると考えてしまう。安い軽自動車を買って、差額の100万円分でガソリンを買った方がお得ではないかと思うからだ。

◆ i-MIVEは効率化を目指し、1kmを3円の電気代で走れるのだとか。もっとも夜間でライトを付け、雨が降ってワイパーを動かし、暑いからとエアコンを付けようものなら3円では済まず倍くらいになりそうな気もする。
年間1万キロ走るドライバーは1万キロを例えば5円/kmで走ったとすると電気代は5万円だ。ガソリンが例え200円になり、15km/l走ったとすると13.3万円でその差は8.3万円。100万円を8.3万円で割ると12年… バッテリがいくら長持ちだと言っても12年は無理だろうし、そもそも国産軽自動車が12年間の耐用年数があるとも思えない。
結局の所太陽光発電と同じで元が取れない訳だ。環境保護が大切だと考える人は電気自動車に乗るかも知れないが、やはり価格が最大のネックになる。

◆ Li-ion電池がいくら安くなったとは言っても、携帯電話用の電池が千円くらいする。これで3.6V/800mAh程度だ。プリウスの電池は1.5kW/h分くらい積まれているので同程度だとすると500個必要となり、それだけで50万円にもなる。もちろん自動車用の電池と携帯電話用のそれでは求める性能なども違うので単純に価格の比較は出来ないし、SBMなどは電池が高いからって、それは単に電池で儲けているだけか。いすれにしても電池とは高額なシロモノというわけだ。中国で電動自転車が売れ、それによる量産効果で鉛蓄電池の価格が下がったという話は聞いた事がある。携帯電話用の電池も数年前まではSBMと似たような価格だったのが、ここの所急激に値を下げた。よって量産効果にもある程度の期待は持てるだろうが限度はありそうな気がする。



リミッタ(8/27)
◆ この夏休み、高額ガソリンを使ったドライブを楽しまれた方もいると思う。ガソリン大高騰を受けて例年よりは空いているのかなと思う一方、商用車は燃料代に係わらず荷物を運ばなければならない訳なので減りようがない。そんなトラック渋滞に巻き込まれた方も多いと思う。速度リミッタが付けられて以来トラックは公称80km/hで走る。実際にはもう10km/h程度余計に出るようだがそんなものだ。そこに後続車が法定速度ピッタリだとしても100km/hでやってくる。前方が80km/hでブロックされているのだからそれ以上の速度は出せず、後ろにどんどん車がつまっていく。これが渋滞の始まりだ。

◆ トラック同士の抜きあいがスムーズに終了すれば渋滞は増幅されないが、双方共にリミッタが付いている同士なので追い越しと言うより平行して、単に追い越し車線を塞いで走行しているに過ぎなくなる。トラックの前方は数キロに渡ってガラガラ。トラックの後方には数キロの列が出来るというのがお決まりのパターンだ。自然渋滞の先頭は一体どうなっているのだろうか?みたいな疑問を持った方も多いと思うが、今で言うとその先頭には二台のトラックが並んでいると言うことになる。こうして渋滞が起きると他のトラックも迷惑を被るのだが、先頭のトラックドライバとしては自分の前には車がいないので気持ちよ〜く走っているのだろう。

◆ 他人の迷惑?そんなもの考えていたらトラックドライバなんか出来ないゼ!って訳でもないだろうか、大きく違っているとも言えないかも。結局の所トラック専用道路でも造らない限りはダメで、それにしても後続トラックは多大なる迷惑を被ることになるかも知れない。第二東名は乗用車専用みたいな話があったがどうなのだろうか。いや、しかし、このガソリン価格と自動車離れで第二東名にもトラックでも走らせないと通行料金が稼げない自体になるかも知れない。原油価格から見ればガソリン代は下がってくると思うが、それでもリーズナブルな価格とは言えない。一旦始まった自動車離れはそう簡単に食い止められないと思うし、自動車を保有しなくなることによって浮いたお金の使い道を覚えてしまうと、再度車を持って税金やら駐車場代やらを払おうとは思わなくなるのかも。

◆ そこで気になるのが国交省の需要予測ってヤツだ。自動車保有台数が減少、各地で渋滞も減っている現状が盛り込まれるのか。いやいや、国交省のことだから何かしら見え透いた理由なんかをこじつけて、やっぱり道路は必要ですねと結論づけそうな気がする。その上でガソリン価格高騰による需要低迷で税収不足になり、定額税ではなく定率税にしてガソリン価格比例型にしましょうねなんて言い始めたりして。いやいや、もしかしたら来るべき電気自動車用にインフラ整備も兼ね備えた次世代型高速道路を造るのだと言うかな。確かに高齢者ドライバを考えるとITSみたいな仕組みも必要なのかなとは思うのだが、自動車側での対応も考えなければいけないから長期計画になる。日産は自車周囲の状況をセンシングしてブレーキ制御にまで介入するシステムを作っているが…



燃料代で稼ぐ(8/26)
◆ 高いと言われる燃料サーチャージ、その中でも日系航空会社の額は特別高いのだとか。実は航空運賃自体は団体割引その他で安価に誘導されているのだが、今のところサーチャージは取り放題。従って燃料費アップ分ではなく燃料費そのものをぶんどるような高額サーチャージを取っているのではないかと思えるほどの金額にもなり、結果としてJALは業績回復を果たしたというのだ。航空運賃そのものは競争があるので安価誘導せざるを得ないが、これに別枠の収入がくっついてくるとしたら航空会社はオイシイだろう。

◆ JALの業績回復には付帯サービスの低下もあると思う。
従来は一律のマイル数でどこでも乗り放題だった国内線は遠距離に行くほど必要マイル数が増えるようになったり、従来はあった誕生日月の割引運賃が無くなったりしている。従来はどうだったか気づかなかったが、割引系の料金には子供価格がない。燃料費高騰の折乗客の体重によって料金を変えるなんて話もあるくらいなので、子供料金位作ってよと言いたくもなる。
では燃料価格はどの位効いてくるのだろうか。東京から北米LAまでの往復航空運賃はJALで9万円〜25万円程度で時期によって差があるが9月半ばは安価だ。B747だと毎分200リットル以上の燃料を消費するのでサーチャージ導入前と比較すると片道3万円以上余計に一人あたりの燃料費がかかる事になる。JALの燃料サーチャージ代が約6.5万円なのでこれによってそう大きく儲けているようには思えないのだが、では何故海外航空会社と価格差が大きいのか。

◆ いわゆる格安系と言われる航空会社は燃料サーチャージも安いが、格安系航空会社だからといって燃料を安く手に入れているなんて事もないだろう。単にディスカウントなのか?それとも何らかのトリックがあるのか。いずれにしても航空運賃額に対して無視できないだけの金額であるだけに、これも含めた価格でどの航空会社を利用するのか決めなければお得な旅行は出来ない。何せ台北線で比較すると最も安いキャセイと最も高い全日空では5倍もの価格差があるのだ。これだけ取れば日本の航空会社は儲かりそうだなぁ。総務省は日本の携帯電話料金は高いと言ったが、国交省は日本の航空運賃や高速道路代や駐車料金が高すぎるとは言わないのかな。そんな事を言おうものなら自分たちの天下り先が儲からなくなってしまうからダメか。

◆ 飛行機のつばさに太陽電池板を貼って電気で飛行機を飛ばしたなんて記事もあったが、旅客機を電気で飛ばすのは相当大変だろう。それこそ原子力飛行機でも作れば飛ぶかも知れないが落ちたら大変である。そう考えると、例え自動車が電気で走るようになったとしても航空機は化石燃料を使うのかも知れない。各社共に低燃費航空機の開発には力を入れているし、最高速度を余り欲張らずに省燃費性能をアップさせる的な設計が今風ではあるのだが、一方で速度競争みたいなものもあるので難しい。旅客にすれば到着時間は早い方が好ましく、速度には一定の付加価値があると思う。その分をコストに乗せられるか否かは又問題ではあるのだが、では遅くて安い飛行機と少々高いが速度の出る航空機とどちらを選びますか?みたいな感じ。



自宅サーバ(7/25)
◆ F&Fも自宅サーバになった。レンタルサーバなども検討したのだが、情報配信メールのことなどを考えると専用サーバである必要があり、更にMTAを入れ替えたりチューニングしたりする余地が残されていなければならない。OSは現在FreeBSDを使用していて、これはBSD系の方が(以前は)パフォーマンスが良いといわれていたからだが今はLinuxでも何でも余り変わらないとは思う。だが慣れているという点で未だにFreeBSDだが世の中としてはLinuxなのかな。レンタルサーバでLinuxが入っていてもいじくり回せるとは思うのだが、細部はFreeBSDと異なって戸惑うこともある。ハウジングサービスなら自前のサーバをラックに入れて貰うだけなのだが、簡単に入室できない(再起動しなくなったような場合)とか場所が遠いとか、入室の度に結構な金額を取られるとかで、やはりこの辺りは企業向けだ。

◆ まあそんなわけで自宅に固定IPの線を引いて、そこにつないだというわけだ。サーバ自体はDellのPowerEdge750という少々古い&安い機械なのだが、この1Uサイズのサーバはファンの音が少々デカい。部屋が涼しければファンの回転数は下がっているが、室温上昇に応じて思いっきり回ってくれるのでかなりうるさくなる。タワー型の静音サーバにでもすれば良いのだが、とりあえず動いているしなぁと言うことでなかなか変更しようと思わないというか腰が重いわけだ。
DNSその他は予め、つまりサーバ移動前に設定してあったのだがルータ設定も含めてうまく動作しなかった。丁度移動の日は出掛けていて、帰宅後にその辺りを修正したので数時間のロスはあったがDNS情報が伝わる迄のこともあるのでまあ良いか。

◆ サーバが手元にあるのでリブートに失敗しようが何だろうが余り気にはならない。それは良いのだが電源事情とか回線信頼性はこれまでより相当悪くなる。
電源に関しては停電こそしないものの人為的ミスによってブレーカが落ちることもある。UPSは使っているがそう長くは持たない。以前外出時に漏電ブレーカが落ちると言うことがあり、そんな事態になれば即座な復旧は望めないというわけだ。回線の方も希に予期せぬ切断が起き、こちら側のルータなどを再起動しないと回復しないケースがあった。これに関しては後日SBMケータイを使ったリセット装置を作ろうかなと思っている。以前に書いたようなDTMF方式は面倒なので単にリンガーを整流してリレーを動作させるようなもの。このリレーでUPSの電源をON-OFFすれば良いだろう。何せルータが止まるとひかり電話もダメなのでケータイは都合が良い。一番の問題はSBMケータイが安定して圏内になっていてくれるかどうかと、定期的に充電器を抜き差ししないと充電器を接続しているにもかかわらずバッテリエンプティで止まってしまう事だ。着信をメモリに登録された番号以外から受けないように設定すれば(出来るかな?)良いとは思うのだが、例の非通知ワン切りがあるので注意しなくては。



ココログ(8/24)
◆ Niftyが行っているココログというblogサービスがある。実はF&Fの情報配信メールをココログのblog宛に送っていたのだが、従来からサーバが重いのか配信エラーが頻発していた。blog開設者の方もそれは承知されていたのだが、今月初めに配信先を変更して欲しいと連絡があった。話を聞くとココログを管理するNiftyからクレームが付いたのだとか。曰く、負荷が上がりすぎているからblogを閉鎖したというのだそうだ。そんなにアクセス数があったのか?と思ったら違うようで、大きな地しんが起きたときこそアクセス数は増えるが、それ以外の時には一日100アクセスにも満たないのだという。

◆ Niftyの言うことにはアクセス数が過大にならないように、大容量ファイルを数多くアップロードしたりしなければサービスを再開してくれるらしい。しかしテキストファイルオンリーで配信数が多かったとしても10通か20通程度、全く配信されない日もあるのだから大容量ファイルとはほど遠い。ココログはトラックバックを禁止したりしてもセキュリティを突いて海外からTB spamが来るくらいなのでエロ画像でもアップされたのではないですかと聞いてみたが痕跡はないという。一体Niftyは何が気に入らないと言うのか。障害発生の詳細を問い合わせるも「個別にお答えできません」だそうだ。おいおい、そもそも負荷が高いと言ってきたのはNifty側な訳で、何故そうなったかを教えてくれないのでは対策が出来ないではないか。

◆ Nifty自体はさほどサポートは悪くないと私は思っていたのだが、blog開設者にしてみればいきなり閉鎖されてお冠。で、seesaaの無料スペースにblogを移動したそうだ。で、それに伴いメールの配信先が変更されたというわけだ。今やblogスペースは無料が当たり前で各サービス提供者共に負荷上昇にはアタマを痛めているのかも知れない。しかしテキストオンリーでアクセス数も少ないblogを閲覧停止にするかぁ?私にしても納得がいかないところではあるのでご本人としては腑に落ちないだろう。しかも詳細は教えてくれないというのだから謎は深まる。

◆ これが有料サービスであれば細かな問い合わせも出来ようが無料で使っているのだから文句も言いにくいのか。安定したサービスを受けたければ有料版を使えということで、もしかしたら無料blogを開設して一定期間が経つと有料版へのお誘いのために閲覧停止措置をするとか。いや、そんな悪党ではないか。
F&Fのblogもアクセスが集中すると負荷が上昇する。
perlで書かれたものだしデータベースを使っているわけでもないので効率的とは言い難いが、カスタマイズが簡単なのが良いところである。負荷上昇に関しては一定数以上cgiが起動した場合はお待ち下さい表示が出るようにしている。実際にblogを見るためのアクセスなら良いのだが海外の逆引き不可能ドメインなどからは単に連続アクセスしてくるだけという攻撃も受けるので対策は重要だ。ちなみに出来の悪いページ収集ソフトで連続アクセスすると、かなりの確率で移行のアクセスが禁止されるのでご注意を。



駐車場(8/23)
◆ 国交省関連天下り団体が経営する駐車場が少しだけ問題になったことがある。殆どの従業員や役員は天下りで、例によってウルトラ高い役員報酬や給料を貰っているというアレだ。駐車場経営自体が赤字だろうが何だろうが気にしない。駐車場経営はいわば隠れ蓑に過ぎないからである。このような一般の駐車場だけが国交省の天下り受け入れ場所ではなく、国交省の関連する空港などの駐車場も全て天下り経営による団体の運営になっている。従業員の半数以上、役員の殆どが天下りで構成されている訳で、彼らの言い分としては国の施設なのだから民間に任せるわけにはいかないとなる。

◆ メディアによると駐車場経営を民間に任せれば利益は2倍、あるいは駐車場料金を今よりずっと安価にすることが可能だそうだ。羽田にしても成田にしても、黙っていても車が来てくれるのだから天下りにも経営は出来る。これが八王子(だったかな)や渋谷のような一般の駐車場との競争がある場所で、しかも決して便利な場所ではないエリアにスーパーデラックスな金をふんだんに使った駐車場を作らせても赤字になるだけだ。というか赤字になろうが何しようが全く関係ないのだから経営努力なんて言葉とは無縁なのだ。

◆ こうした天下りの受け皿とそこに流れ込む税金の合計がどの位なのか。民間に出来ることは民間にやらせると言いながら、駐車場は特別な場所にあるから民間ではダメだという公務員屁理屈が炸裂するのは毎度のことではあるが許し難いと思う。今後自動車保有台数などが減少して駐車場経営が赤字化してもたぶん知らん顔なんだと思う。そもそも自動車保有台数や通行台数が減少しているのに、まだ高速道路は造りたいのかな。それともインチキ臭い需要予測を立てて必要性を訴えるのだろうか。

◆ 国でなければ出来ないこと、長期的に見た事業で民間では資金回収計画が立たないような部分をやらせるとしたら、これら公益法人(どうもこの名前は合わないよな、公益なんて)経営の駐車場にはEV用のチャージシステムが備わっていて、EVに乗ってくると駐車場代はかかるが充電費用はかからないとか、そうしたインフラ整備に近いことくらいはやって欲しいと思う。これだって本来なら民間委託、補助金を出すとかでやった方が効率的だろうが天下り場所を確保するという餌をまかないと何も動きが出ないような気がする。

◆ 長時間駐車になりやすい空港などの駐車場に充電施設やカーシェア式EVがあれば利用促進になると思うのだがどうだろうか。ただ成田となるとかなり遠いので航続距離の長いEVでないと高速道路上でガス欠ならぬ電欠になってしまうかも。電池は重くて高額なので、これを沢山積むと電気自動車の価格は上がってしまうし効率を追求すると言ったってオカルト燃費グッズじゃないんだから限界がある。夏ならエアコンも使うだろうし夜間はライトも点灯する。i-MIVEは1kmを100whの電力で走ると言うが、エアコンの電力消費量はこの数パーセントになるかも知れない。



設備(8/22)
◆ 有線にしろ無線にしろ設備投資は大変である。例えばモデムによる通信全盛期、それこそ数ヶ月経つと新たな規格に対応したモデムが生まれて通信速度の向上が行われた。パソコン通信と呼ばれるデータ通信が始まった頃は音響カプラで300bpsの通信を行っていたわけだが、やがて1200bpsのモデムが登場しておおっ!と思ったものだ。当時はパソコン通信分野よりもFAX用のモデムの方が進んでいた感じがあり、私もDSPを使った9600bpsモデムの設計に係わったことがあった。もっとも当時9600bpsのモデムは既にワンチップ化されたものが出てきていたので開発品のその後の消息は不明だ。

◆ ユーザ側も高速通信を求めたければ新しいモデムを買う必要があり、余りやすくなかったモデムを買い換えるのも大変だったわけだが事業者側はもっと大変だ。新規格に対応すべく着信設備を入れ替えなければいけない。やがて常時接続の時代がやってくるが、ADSL自体も速度アップをくり返すことになる。
この場合も事業者側の投資は相当大変だったと思われ、YBBなども赤字続きで倒産危機説まで流れる事態となったのは記憶に新しい。ある程度技術が熟成されて次の世代、例えばブロードバンド接続であればFTTHに移行しようとする時期になると設備投資はFTTHにシフトすることになるが、もしもこれを行わなければ更新の必要の無くなったADSL設備で既存加入者にサービスが出来るので利益は上がってくる。これが現在のYBBの状況だ。が、世の中がFTTHに向かっている訳なのでADSL自体は斜陽となる。モデムによるダイアルアップ通信が廃れたように、やがてADSL利用者は減少していくはずだし、現在も既に減少傾向になっている。

◆ 無線通信に於いてもこれは同じで、W-CDMA開始から時が経ち、今はHSDPA全盛となった。有線通信に比較すると方式シフトは遅いというか、これは設備の更新時期に合わせて新規格に移行しようとしているのではないかと思わないでもない。というのも設備には寿命があってある程度の時が経つと入れ替えを行って性能と信頼性を確保しなければならなくなる。ドコモがHSDPAをはじめた頃というかR99からR5へ移行を始めた頃が丁度その時期であったと考えられるので、どうせ入れ替えるなら新規格をみたいな考えがあったのではないかと思う。

◆ 一方でSBMの方はというと3Gサービス開始当初の設備が老朽化しているにもかかわらず入れ替えが進んでいない。比較的新しい設備の入った基地局はHSDPA対応が可能なのだが、古い設備は既に5〜6年の時が経っている。PCでも何でもそうだが5年前の機器のパフォーマンスは現在の装置の2割以下ではないだろうか。これの入れ替えには多大なコストが必要になる。設備の老朽化による信頼性の低下は総務省も気にしていると伝えられていて、5月(だったかな)の連続大規模障害時にも心配したのはSBM側ではなく総務省だったと言う。

◆ auもドコモなどより一足先に設備更新の時期を迎えたが、M社製の設備から他社製にすることで相当なコストダウンが行えたという。同時に消費電力も低減されており冷房設備を含めた電力コストも下がったと言うから設備更新にはカネがかかったものの長い目で見れば損ではないのかも知れない。



Edyの生きる道は?(8/21)
◆ ドコモに見放されたEdyのビットワレットは7期連続赤字に苦しんでいる。発行枚数だけは多いが利用率はSuicaやnanacoに到底及ばない。逆にnanacoはセブンイレブンでのみしか使えない、電子マネーと言うより特定店舗用プリペイドカードに過ぎないのだがセブンイレブンの店舗数に支えられて急速に普及した。しかし発行開始当時こそ様々な特典やポイント割り増しがあったものの現在はそれらも少なくなった。こうなるとローソンカード並みのものとなって利用率低下を招くかも知れない。確かにコンビニなど少額な商品を購入する場合にカードは便利だ。小銭を用意することもなく簡単に決済ができる。しかし、だったらクレジットカードでも良い。DCMXのようなケータイ一体型なら決済も非常にスピーディだしチャージの必要もない。そもそもコンビニなどは通信回線を持っているのでプリペイドカードや電子マネーでなくても良いのである。

◆ だとすると移動体や小規模店舗が狙いになるのだが、移動体はSuicaなどが幅をきかせているので入り込む余地はなく小規模店舗となるとリーダなどのイニシャルコストと手数料がネックになる。ただでさえ少額商品で利幅が小さいのに、そこにクレジットカード並みかそれ以上の手数料がかかるとあっては使いたくても使えないというか、そもそも面倒だから導入したくないというかそんな感じになるだろう。
例えばこれがUSB接続のリーダと、アプリを仕込んだW-ZERO3あたり、そごうがやっているZERO3+バーコードリーダと同じくらいの手軽さとワイアレスが実現できれば導入の敷居は低くなるのではないだろうか。決済も全てWILLCOM側が行い、小規模店舗は単に機器を設置するだけ。勿論そこにコストが発生するので、導入のメリットが大きくなければいけない。そうするとEdyの取扱手数料はデメリットとなり、通信機能があるならクレジットカードで良いではないかとなってしまう。

◆ Suicaなりnanacoは、それ自体で儲けなくても店舗の商品が売れたりする事で利益が出る。しかもプリペイドならば金は先に貰える。そう考えるとEdyは手数料をゼロにしたとしてもチャージが必ず先に起きるのだから金利やその他の運用で儲けられる可能性がある。これはSBMが加入者情報と債権を売って金にしているようなものだ。つまりビットワレットをソフトバンクが買収して孫さんが経営すればきっと黒字化が出来るはず。なんて簡単なものではないかも知れないが、プリペイドカードとクレジットカードでは違った運営を行わなければいけないと言うことだ。

◆ ただし赤字続きだと金がないから何も出来なくなる。
何かしなくてはいけないと思いながらも手が出せない状態に陥ってしまう。しかも落ち目になってくるとビットワレットと手を結んで何かを行おうとする企業がなかなか出てこないはずだ。電子マネーというと近未来的であって、それを使いこなす人がスマートだみたいなイメージもあった。しかし現状はそうならなかった。



割賦(8/20)
◆ SBMがはじめた割賦販売、その後ドコモもauもこれを真似することになった。といってもSBMのスーパーボーナス的なシバリ強化な施策は採られておらず、まあ普通の割賦販売と言うところだ。シバリの方は契約側で行われていて、これもvodafoneが開始した2年縛りである。確かに事業者としては多年にわたって縛りたい気持ちは分かるが2年は長い。これによって割引率が上がったのも事実だし、それがイヤならシバリ無しで定価で使えと言われそうだ。罰金に関しても金額は上昇傾向で、特にSBMのスーパーボーナスの場合は他事業者の(auはそれに近いものもある)割賦と違って複雑怪奇になっているので注意が必要だし、短期解約だとものすごい料金を取られることになる。これは特別割引と称するシステムを使った二重価格制度になっているからで、月額利用料金が下がると特別割引額も下がるという、SBMにとってはとてもボーナスなシステムなのだ。従って通話/通信料を節約しようとしても、特別割引額が減ってしまうので自動的に最低支払額が決まるという恐ろしいもの。しかしこれを以てしてもSBMのARPUが急降下なのだから消費者はお利口ということだ。

◆ ドコモの移動機は高い。5万円もする携帯電話なのだからどう考えても高い。高く売ったおかげでインセンティブ支出が無くなって利益が増えたというのだからもっと料金を下げろと言いたい。おそらく3事業者の中で最もインセンティブを出していないのがドコモ、一番出しているのがSBMだろう。結局の所インセンティブが出ていないから移動機が高く、だったら割賦で買いなさいと言うことになるが割賦で買ったら安くなると言うものではない。単に支払いが分散されるだけだ。SBMなどはスパボ一括4,800円とかの、インセンじゃぶじゃぶの機種があるから有り難いのだが、ドコモの場合はなかなか価格を下げてこない。
それでも新規契約では1万円程度でこれを買うことが出来るのだが機種変更価格は4万円だとか。結局新規加入者にはインセンを出しますよ、その分は既存加入者が払ってねというスタイルは、SBM程ではないが顕在と言うわけだ。

◆ ではいくらだったら納得できる価格だと言えるのだろうか。これは個人の感覚による違いも大きいとは思うのだが、私としては3万円前後が精一杯な気がする。現在使用しているモデルも3万円弱で買ったのだから、まあその程度が妥協できる価格。確かに似非分離プランにすると2年間で2万円は安くなるのだから、その分2万円をプラスして5万円払えと言うのがドコモの言い分だ。
で、2年以上使えば年間約1万円ずつお得になりますよと、確かに計算上はそうなる。が、2年もしたらLTEな訳だし、それでなくても2年前のケータイってどう?みたいな進化の早さもある。じゃあインセンティブプランが良いのかと言えば、この場合はお得度が低い設定なのだからドコモが儲かるだけ。

◆ 携帯電話市場は縮小気味で、特に早期から2年縛りを行ったSBM向け携帯電話は売れていないという。ただしスパボ一括などのインセン山盛り策があるので、今後のドコモやauよりは売れる比率が高くなる可能性もある。
インセン廃止論も結構だが、結局は表向きだけで孫さんなどはスーパーボーナスを分離プランだと言い張る(モバ研にはバレている)くらい、分離プランの意味が滅茶苦茶になっているのではないだろうか。



干渉除去(8/19)
◆ 干渉除去といっても色々ある。たとえばCDMA通信方式における基地局側での干渉除去だが、基地局は自分が受ける移動局の全ての拡散コードを理解している。(移動機は他の移動機のコードは関知しない)そこで目的信号のS/N比を向上させるために、目的以外の移動機の信号を逆拡散した上で元の信号から取り除くような動作をしている。CDMA方式は目的信号のみを取りだして復調する動作をするのだが、基地局側では更に目的の信号以外は除去するような動作をさせることによって実効感度を上げているわけだ。

◆ SBMが使っている韓国製レピータにも干渉除去の仕組みが採り入れられている。レピータは入ってきた電波をそのまま増幅して再放射するのだから、丁度ハウリングのような発振を起こしやすい。そこで自分が出した電波と基地局から来ている電波を位相差などを使って識別し、自分が出した電波がドナーアンテナから再度入ってくると、その入ってきた信号と逆位相の信号を内部で生成してリジェクトするような仕組みが入っている。これは実験してみるとよく解るのだが、理屈的にはうまく動作しても実際にはなかなか性能が上がらないばかりか、必要な信号もカットしてしまったりする。電話などのエコーキャンセラも同じような仕組みだが、これを無線周波数で、しかもフェージングやマルチパス反射などがうようよある環境で行うのは意外に大変だということだ。

◆ レピータを発振しないように設定するとゲインが足りず、ゲインを稼ぐと発振の可能性が増え、キャンセラを入れると信号品質が劣化する。従ってドコモなどはドナーアンテナを別の離れた場所に設置するなどしているケースもある。しかしいずれにしても中継すれば干渉は増えてしまうわけだし、CDMA方式の命であるパワーコントロール精度も悪化することになるのでお得さはない。このためもあって従来は中継局でサービスを行ってきたドコモの屋内局もピコセルなどの基地局へと交換が進む一方で、きわめてローカルな環境での中継局設置は続いているがこの場合はアンテナ間の距離が多く稼げるので発振の問題は皆無となるのはSBMのホームアンテナと同じだ。SBMのホームアンテナもドナーアンテナを本体に近づけると発振すると思うので絶対やってはいけない。付近のSBM移動機のみならず、下手をするとドコモ機にまで妨害を与えてしまう。

◆ 空間多重なども妨害除去というか、そもそも妨害を与えないように制御されている状態になる。例えば基地局に対してA局とB局が接続していて、その他別の基地局に接続しているC局があるとしよう。このC局の信号は邪魔なわけだからC局の電波が最も弱くなるようにアンテナのビームを変更してNullを持ってくる。これで10dB〜30dBもの電界強度差が付けられるので当該基地局に接続しているA局とB局にとっては有り難いことになり、更に別の基地局に接続しているC局にとっても、Nullを持っていくことによって基地局からの送信波も届きにくくなるから妨害を受けにくくなる。この仕組みはPHSで一番使われているがKDDIなども位相ドライブによってアンテナのビームパターンを可変する研究に熱心なようだ。



高速は高速か?(8/18)
◆ 携帯各社は通信速度を売りにする。しかし本当にそれが自由に使えているかというと怪しい。例えばauはRev.Aで3.1Mbpsだと宣伝するが、アプリからの通信量制限は従来から、Webアクセスに関しても制限が始まった。食べ放題の店に行って食事を始めたら、ハイここで終わりですと制限されるようなものだ。
食べ放題だと言いながら全然食べ放題になっていない、まさしくインチキである。だったら最初から食事時間制限付きですとか、量には限りがあるのでみんなで食べたらすぐ無くなりますよとかアナウンスすべきだろう。これは何もauの話だけではなくドコモにしてもSBMにしても同じようなことをやっている。SBMはインターネットマシンだ、インターネットマシンは高速通信がなければ使えないと孫さんは吠えるもののHSDPAのエリア展開はいっこうに進まず、今やEMのエリア以下になってしまった。食べ放題ですよ、オイシイですよと言いながら食べ物が用意されていない部屋に通されたようなものだ。しかも、その料理はいつまで経っても運ばれてこない。仕方なく料理のある別の部屋に移動すると、確かに料理はあるのだが盛りつけ制限がかかっていて思うように食べられない。孫さんの場合は言うこととやることの乖離は大きいのが普通なので「又か」で済んでしまうのだがドコモはそうはいかない。

◆ ドコモの場合はパケット優先度などの制御で帯域制限ではないが実質的に速度が抑えられるようになっている。客が少ないときには思いっきり食べても良いが、客が沢山入っているときにはそのお客様にまずオイシイ所を食べていただき、定額制の人は残りカスを食べてねと言うことだ。ドコモがあからさまな帯域制限を行うことが出来ないのは、自身が通信速度を売り物にしているからだ。HSDPAで従来の10倍ですよ、来年は更に2倍ですよとやっているのに通信帯域制限などかけるのなら全く意味がないではないか。確かにauの言うように帯域の90%は加入者の中のほんのわずかの人たちが使ってしまうから平等性を確保するためには制限が必要なのだという理屈は分からないでもない。分からないでもないが、その閾値がいささか低いのが不満の元である。SBMは孫さん自身が「定額だからと言って帯域を使われたらたまらない」と言っているとおり、ほんのわずかなHSDPAエリアにありつけたとしても帯域制限の目に遭ってしまう。ドコモの場合はベストエフォートですで逃げられる道を作ったやり方なのだが、結局速度が出なければドコモはダメだねで終わってしまうわけだから、設備投資をさぼるわけにはいかない。

◆ SBMは高速化には消極的というか、HSDPAエリアを拡大する気はなさそうだ。全国で使えることより、どこかでは使えると謳えることが宣伝になるのだろう。
auやドコモはLTEで100Mbpsを目指すことになるだろう。WiMAXもMIMOで40Mbpsだとか言っているしXGPにしても100Mbpsを目指してくるはずだ。が、例えば今のauのパケット制限がそのままだったとしたら、リミットに達するまでほんの数分みたいな話になってしまうかも知れない。そもそも高速通信とはヘビーユーザにとって多くのメリットをもたらすはずで、それを制限するなら、何故パケット定額制に入れ入れと宣伝するのか。事業者の言うことは分かる。
パケット定額の上限金額までは使って欲しくて、それ以上は使って欲しくないという事だろうが、そんなインチキ定額は要らない。



OFDMA(2)(8/17)
◆ ではOFDMAならば面倒な問題は起きないのだろうか。
確かにコード拡散されているわけではないから中継局を乱立させてもRSCPが低下する可能性は少ないのだが周波数利用効率は悪化する。ようするにどんな方法を採用したにしても、それを活かすような設計無くして最大効率は得られないのだ。XGP(PHS)は自律分散方式を使う。これはアロハ方式になっていて自らが混信を避けるように動作している。従ってセル設計無しにエリア展開できるメリットを有するが、その代わりセル内局数に比較して十分に多いチャネルを確保しておく必要がある。なんだそれじゃ周波数の無駄じゃないかと言うなかれ。PHSはマイクロセルによりセル半径を小さくすることによってセル内移動機数を少なくしているわけだ。

◆ UQはWiMAXでのサービスを開始するが、WiMAXは自律分散ではなくセル設計が必要だ。マイクロセルでありながらセル設計を必要とする難易度は非常に高いと思うのだが、ベストなセル設計が行われればセクタスループットは高くなる。しかし、もしもここに中継局を乱立させたら何が起きるか。セル設計が破綻すれば一気にセクタスループットが落ちてしまう。
確かに中継局は安価で手軽なのだが、周波数利用効率を低下させることを忘れてはいけないと思う。SBMの中継局ばらまきも、加入者数が少ない間は良かったのではないかと思うが幸か不幸か加入者が増えてしまった。

◆ LTEは2XMIMOがスタンダードだ。実はHSPA+もMIMOが使えるのだが必須ではない。SBMの宮川氏は現状でネットワーク容量は限界に達していると語り、松本氏はLTEへの移行は難しいと言った。中継局環境でのMIMO実現は非常に難しいものがあり、マイクロセルなら出来るかも知れないがマクロセルの移動体相手でこれが出来るのか否かはよく分からない。ドコモなどにしても2GHz帯局の多くは送信ダイバシティなので良いにしても、波長の長い800MHz帯でMIMOなど(移動機側が)実現できるのだろうか。それとも標準規格に反してMIMOを行わずに通信するのか?送信側はMIMO対応で移動機は非対応にするのか?それとも小型で相関の小さなスペシャルなアンテナを開発するか?1アンテナでMIMOを行う演算器を内蔵するのかなど疑問だ。

◆ いずれにしても安定かつ高速な通信を行うためには相当な苦労を強いられるだろう。LTEと言うと物理規格部分に目がいきがちだが、接続プロトコルの変更も見逃せない。ドコモの技術者もW-CDMA方式の接続手順は複雑化させすぎたと言っているとおりで、これに時間がかかるために無駄な待ち時間が発生する。
おそらく接続手順だけをLTE方式にすれば、体感速度は2倍くらいになるんじゃないかと思うほどだ。このあたりもあってドコモはHSPA+ではなくLTEにシフトしたいと思っているのだろう。個人的には平均スループットよりピーク速度が大切かなと思っており、これは松本氏の考えに反する。が、例えば地図などを見る場合にパッと表示して欲しいが地図を見ている時間はアイドルになるからだ。画像などを見る場合でもすぐに動画再生が開始されるのが有り難く、あとはバッファが空にならなければそれで良い。



OFDMA(8/16)
◆ LTEへの移行が数年後に迫っている。果たしてOFDMAとはそれほど凄いものなのだろうか。OFDMAとは狭帯域のサブキャリアを束ねて使うような仕組みで、これはWILLCOMの8XやauのRev.Bと似ている。しかしOFDMではそれぞれのサブキャリアを直交させることによってガードチャネルを設けることなくギッシリとキャリアを並べることが出来る。つまり周波数利用効率が高いという事だ。だったら幅の広い(広帯域の)シングルキャリアでも同じではないかと思われるのだが、広帯域(すなわち高速)信号ではチップレートが速くなるために移動体通信時に於ける様々な外乱に弱くなってしまう。そこでキャリアの周波数を低くした多数のキャリアを並べて束ねて使うOFDMAが有利だと言われるのだ。
が、シングルキャリアでありながらOFDMと似たような特性を持たせることも可能だ。だったらそれが良いじゃないかと言うことでLTEやXGPでは上りをシングルキャリアにする事が出来る。シングルキャリアにすることでバックオフが小さくなるので低消費電力化に貢献するというわけだが、限られた周波数を有効に使わなければならないマルチアクセス用途を考えるとOFDMAの方が優れていると言える。

◆ CDMA方式はコード拡散なので同じ周波数帯で多くの局が混信せずに交信できる。同じ周波数帯を使いながら拡散コードが違うので自分宛の信号か否かが判別できるからだ。従来CDMA方式は移動体通信には使えないと言われていた。衛星通信などには有利ではあったのだが、電界強度変化が激しく基地局からの距離も様々な移動体相手にCDMA方式は成立しないのではないかと。
これを使いこなすキモがパワーコントロールであり、クアルコムが中枢特許を握っている。OFDMAの場合はFDMA方式のように特定局に対して特定の物理周波数で通信する。ただし混信が除去できるような仕組みが搭載されているので同じ周波数で別の局に信号を送ることも出来るし、同じ局に同じ周波数で別の情報を伝達するのがMIMOであり複雑な演算処理は必要とするものの混信をうまく分離できる。

◆ 実際のフィールドに於けるパフォーマンスはCDMA方式よりOFDMの方が良いかも知れない。CDMA方式はパワー制御やセル内通信密度がキモになるわけで、それを的確に制御するのは大変なことだ。テキトーにセル配置をしても通信は出来るが、セクタスループットを考えると苦労は多い。SBMは中継局を多用しているが、これなどパワー制御に反する動きをする。すなわち見かけ上のセル半径を設計値以上に大きくする訳なので、セル内の他局の信号純度(RSCP,受信コードパワー)が小さくなってしまう。すると基地局は電力を上げてRSCPを確保するように制御がかかるが、これは一つのセルという部屋の中で多くの人が大声で怒鳴りあっているような状況を作り出してしまう。確かに部屋の中の人数が少なければ会話は成立するが、混雑すると急激に通信状態が悪化してしまう。そしてこれらを引き起こす中継局はそれ同士も干渉するという事態にもなる。
続く…



メタボは罰金?(8/15)
◆ メタボ検診だとか何だとかで、メタボ野郎がいると事業所は罰金を取られるのかな。いやはやデブから重量税を取るかのごとくな話である。あ、そういえば燃料代高騰にあえぐ航空会社は、乗客の体重に応じて料金を加算するのだとか何だとか。だとすると子供は今よりやすくなるんだろうな。え?加算はするけれど減額はしないの?ま、そんなものだろう。
メタボ野郎は肩身の狭い、いや、そもそも狭いところになんかは入れないよ、メタボなんだし。で、最近目に付くのが特定保険飲料とか何とかで、これを飲んだら脂肪吸収率が下がるんですよみたいな宣伝文句がオッサンを誘う。

◆ そうか、脂肪が吸収されないのならこってりラーメンもOKだなってな具合で食べていると体脂肪率は低下しないばかりか、この体脂肪計壊れてるんじゃないのと訳の分からない八つ当たりに走りそうな目に遭うに違いない。そもそも特保指定の飲料とかは効くのだろうか。燃費グッズよりは正しい理屈なのだろうが、それが効くか効かないかはその人次第だったりして。悪玉コレステロールは減らし善玉コレステロールは増やさなければいけない。飽和脂肪酸ばかりを摂っていると、つまり血の滴るような霜降り牛肉とかアレですよ、あれ。そんなものを食っていると悪玉コレステロール値が上がる。逆に魚だとかオリーブオイルなどを沢山摂ると善玉コレステロール値が上がる。

◆ マヨネーズ好きは冷やし中華にも、焼きそばにも、目玉焼きにもマヨネーズだ。マヨネーズもコレステロール値を上げやすく、それの対策品も売られている。これは油分として不飽和脂肪酸を多く摂らせて善玉コレステロール値を上げようと言うことなのだがマヨネーズとして規定された成分以外を使うので味も見た目もマヨネーズながらマヨネーズと表示できない。まあJAS(だったか)には色々な決まりがあるので致し方ないだろう。なのでコレステロールオヤジはこうしたマヨネーズによって悪玉コレステロールを善玉コレステロールに、オイル交換でもするように… とは行かないだろうが続けてみてはどうだろうか。

◆ いやいやもっとダイレクトに漢方だぜというメタボ野郎に人気なのがコイツだ。メタボ野郎のみならず若い女性のダイエット用としても重宝されているというこれは、便通の悪い人には(それが良くなるらしいので)効果的だとか。とりあえず飲み物は特保飲料に、油類も特保ものにした上で漢方薬に手を出せばこれでメタボとはお別れだぜ!とビールの後にラーメンを食っていたらやっぱりダメかも。結局の所豊かな食生活は生活習慣病を呼び寄せるのかも知れない。何がダメで何が良いのかと言うよりも、ようするにバランスの取れた食事を取る機会が薄れているのではないだろうか。一時期の大盛りブームも今は下火で、代わりに健康を謳ったものがコンビニの主流になるという流れも、健康に気は遣うけれどそれで無理をするのはイヤみたいな、メタボに加えて我が儘野郎がきっと増えているからだと思う。



巧み(8/14)
◆ 巧みな商売でvodafoneを建て直した孫さんの力量を評価しない人は居ないだろう。少なくとも見かけ上の元気さ加減はvodafone時代の比ではない。ま、残念ながら株価は上がっていないがそれはきわめて低い自己資本比率と自転車操業状態なのだから仕方あるまい。過去にはKDDIだって2兆円規模の借金があったわけで、もちろん企業の体力としてはソフトバンクとは比べものにならないほどのものを持ってはいたが借金の額という点を考えればKDDIだってソフトバンクに近いものがあった。それが移動体通信事業の業績回復でかなり減らすことが出来た訳なので、ソフトバンクの借金もうまくすれば返し終わることが出来るはずだ。

◆ 専門家は騙せないが一部投資家や一般人を騙すのはさほど難しいことではない。度々話題になる4.6万基地局問題にしても、総務省の免許数以上の基地局数を計上して知らん顔だ。SBMな人は当初から中継局を混ぜる計画だったと力説するも、データはそうは言っていないし中継局云々という話が出たのは4.6万宣言のずっと後だ。そんなSBMな人は毎日20時間もPCに張り付いて掲示板を睨んでいるそうなので、フツーの人間が相手をしても無駄である。だからかまってはいけない。下手にかまったところでヤツはプロなのだから、我々普通の、仕事があったり学業があったりする人種が叶うわけがない。ま、言い分も結構ボロが出てきていて、マスコミはネガキャンしていると言ってみたり、マスコミが書いているのだから4.6万局は本当だといってみたりで一貫性が失われている。

◆ ただ、そんな事はどうでも良くて、「ドコモの基地局数を超える」(予定である)点だけを一人歩きさせればライトユーザは騙されてくれる。一旦騙せば2年はスパボで縛れるので安泰だ。こうしてライトユーザをうまく釣り、度重なる端末代の値上げや細かな料金の徴収、サービスを実質低下させたりしながら小銭を稼ぐワザは素晴らしいと思う。同じ事をドコモがやったら反感の嵐になりそうなことでも、プレスリリースも出さずにコッソリ遂行してしまうのはさすがだと言える。ま、たまに新聞や週刊誌に嗅ぎつけられて叩かれたりするが、孫さんにしてみれば損なのは慣れっこだろう。悪いことは全部「販売店が勝手にやった」とすれば良いことをADSL営業で習得しているのだから。

◆ 今の純増が続くとSBMはもたないと思う。一つは設備投資停止中でネットワーク品質が悪化している点、もうひとつはスパボ一括など顧客獲得コストの増大とスパボ利用者の減少による将来的な資金の圧迫だ。スパボは自転車操業そのものなので、常に純増していないと破綻する。純増を維持するためには顧客獲得コストがかかり、それはスパボで手に入れた金を消費することを意味する。次世代への投資も当然必要で、ドコモにしてもKDDIにしてもこれを見据えた投資を開始している。しかし今のSBMにそれは出来ない相談だ。設備投資に金を使ってしまったら、顧客獲得が疎かになる。いやぁ参ったなぁ。なんて泣き言は孫さんは言わない。泣き言をみっともないほど連呼するのは800MHz帯よこせだけであり、経営面でそのパワーは絶大だ。そしてiPhone作戦炸裂。SBMで売りながら同社の保証システムすら無効になるという無責任販売方式で管理コストを低減し、高ARPUな客を集めるのである。



タイミング(8/13)
◆ 何事にも最適な時期というものがある。SONYが音楽携帯としてSO502iWを売り出したのは2003年頃だったろうか。SONY的には「携帯電話の機能としてもっとも求められているのが音楽再生機能だ」とばかりに宣伝したが、メモリ容量は小さく電池は持たず、しかも携帯電話としての基本機能がSONYクオリティだったためにさっぱり売れないばかりか回収騒ぎも起きていたはず。
その後の半導体メモリによる音楽プレーヤ全盛期に向けて、いささか時期が早すぎたのかなと言う思いがしないでもなく、それでも携帯電話としての基本機能がしっかりしていればもう少し売れたのかなとも思う。

◆ 土地開発などでも同じような事がいえるかも知れない。
バブル時期にはリゾートマンションもブームになったし、川崎の山の方に沢山のマンションが建った。マンションが出来たばかりの頃は付近に店もなかったが、マンション業者の言うことには「これからどんどん開発が進み、沢山の人が移り住んできますよ」だった。
しかしバブルの崩壊と共に人が移り住んでくるどころか過疎化の並に飲まれる格好で住民の数が激減し、マンションの管理費が不足して将来の修繕すら出来ないような状態に陥った。時期を見誤ったというか、そもそも不便な場所が買われたことそれ自体が不思議というか、でも当時はそこに物件を買うのがあこがれみたいな風潮もあったのだから仕方がない。

◆ リゾート地にしても、混雑した道路や鉄道を使うくらいなら、あるいは休みの時期に予約の取りにくいホテルを使うくらいなら、温泉権付きでプールも付いたマンションのオーナになった方が得ですよみたいな感じで人口1万人そこそこの街にのべ1万戸以上のマンションが出来てしまったというのだから凄いものだ。そしてそれは人気となって多くの人がこぞって買った。しかしブームが去った後は空き部屋が多くなり、こちらも管理費不足で大規模修繕にも影響が出て来るという。
一方で当時から、将来日本の人口は減るから土地は余るはずだ、安くなるはずだと言っていた人も居た。地価が下がると生活は都市集中型となり、付近の地価は下落するという論だ。これは正しいと思う。もちろん景気動向によっては安価になった郊外に住む人が増える事になるかも知れないが、利便性と家賃のバランスで少なくとも通勤に1時間以上を要するエリアから人は中心部に集まってくるだろう。

◆ 時期という問題とは少し違った、流行なのかも知れないが自動車の買い換え時期なども重要かも知れない。
人気の車種を売るならば高く売れるが、不人気車は値が付かない。そして人気か不人気かは車を買ったときではなく売るときに重要になると言うのだから難しい。
といっても、下取り価格を考えてクルマに乗る人がどの程度いるのかという話で、そんな事を考えていたら乗りたい車に乗れない。乗りたい車に乗れないのならば乗りつぶすまで乗っていても良いわけで、どうもこの辺りは矛盾があるように感じる。ただ、SUVブーム末期の時のように買うときには行列が出来ていたほどなのに3年後に売却しようとしたら値が付かなかったみたいな急激な変化も起きるのが怖いところか。



評価と数値化(8/12)
◆ 品川区は公立学校の教師にとってイヤな区らしい。一部では島流しならぬ品流しなどと呼ばれて恐れられているそうで、その理由は厳正な評価と管理にあるようだ。出退勤がタイムレコーダによって管理されており、これでは決まった時間までに来なければならないと教員にとっては不評だ。他にも公開授業などの日程が多く取り入れられたり、アンケート形式での授業評価をはじめとして数値目標に沿った教育方針は教師に負担を強いると本人たちは言っている。タイムレコーダにしても数値管理にしても民間企業であれば当たり前だし、私立学校でも似たようなものだ。しかし公立学校のセンセーたちは今まで甘やかされてきたので違和感を感じるのだろう。

◆ 一方で同じ教員の中でもこれに賛成する人もいる。今まで頑張ってきた自分が正当に評価されるからで、徐々に浸透している能力評価がポジションや給与に反映される面も歓迎だという。もちろん数値化しにくい問題もたくさんあるのは事実だし、数字だけ増やせばいいと言うことで何が何でも進学率を上げる(私立の先生曰く)為に入れるところに全部突っ込んじゃう的な教育というか指導になりやすい面も併せ持つだろう。では数値化せずに評価が出来るのかというとこれも難しく、少なくとも現役の公立校センセーが数値化に反対していると言うことは、それが的確な評価を行っていると見ることが出来るかも知れない。

◆ 道路にしても教育にしても、何かというと聖域だとか言われて他人の近づくのを阻止しようとする。限られた人員が牛耳るようなスタイルが定着しており、それを続けていくことこそ居心地の良い世界の継続というわけだ。教員採用を巡る汚職などもあったが、あれだって氷山の一角だろう。金を積んでまで教員になりたいという、それほど教員とは魅力的商売なのだろうか。
以前に教員は夏休みと冬休みがあって良い商売だと書いたら、その代わり土曜が休みではないと反論された。
が、今は土曜も休みでその上長い夏休みと冬休みがある。と、その期間は休みではなく研修を行っているのだから暇ではないと反論された。でもこの研修、家族旅行に行ってもA4一枚のレポートをぺらっと出せば研修だと認められるような、それこそ地方議員の遊説レポートみたいないい加減さでOKなのである。

◆ そもそも教員が大変な商売、割に合わないと思われるのなら採用試験の倍率はもっと低くなって良いはずだ。
これが高いすなわち人気があるのは提供労働力に対して報酬が良いからではないのか。もちろん熱意を持って教育に打ち込む、打ち込みたいとする人が皆無だとは言わないが。厳格というか、民間にしてみれば普通レベルな管理下に教師を置くことによってモンスターペアレンツなどにも民間企業並の対応が出来るようになるかも知れない。責任回避や逃げばかりで何もできないような中にいるからつけ込まれてしまう。自分たちがしっかりすることで外的を寄せ付けない雰囲気を作ることも必要だろう。



話題性(8/11)
◆ iPhoneはすっかり落ち着いたようだ。長い行列を作って、それでも買えない人が居たという一方で在庫を保有していた小規模店もあるなどiPhoneは都会でのみ人気が出たのかなんて話も聞かれた。
通信業界評論家?諸氏も何とかiPhoneを手に入れるべく列に並んだり列に並ばせたりしたようで、いち早く使用記をリリースしてお金を稼いだものと思われる。これだけ苦労したかったのだから、こんなにお金を払うのだからと言う部分はiPhoneの評価をプラスにする効果もあり、それは高額な燃費グッズが効きそうな気がするというのと同じである。

◆ 業界関連誌のみではなく一般メディア上でも話題になったのは大きな宣伝効果と言えるだろう。7月も下旬に近づくと新しい話題は少なくなったが、一般雑誌などでは冷静な判断記事が載るようになった。曰く、所有したことを自慢する時は過ぎたとか、普通の携帯電話ではないから通話には向かない、電池が保たない、圏外が多いなどなど。列を作ってやっと買った評論家諸氏の判断も冷静さを取り戻し、買った直後には「画面解像度は日本の携帯電話に及ばないが、画面の美しさは日本製を遥かに凌ぎVGA画面の必要性など感じない」と言っていた人も、VGA解像度はやっぱり欲しいとか、液晶画面が大きいだけにQVGA(HVGA?)では不満だとか、挙げ句の果てにはこれは携帯電話ではなく通信機能付きPDAのようなものなので、電話は電話として別に持ち歩いた方が良いなんて、ちょっと飽きてきたのかなと言うようなコメントも目に付くようになる。

◆ 発売後3日間で100万台を売ったというiPhoneだが、日本では2.5万台(F&Fの試算で3万台程度,7万台説もある)と余り売れず、人口普及率は世界最下位となった。それでも、話題にはなったわけでSBMとしては嬉しかっただろう。と同時にパケット大量消費に対する危機感も持ったようで通信速度制限を行うなどの発表をした。
これが本当に速度制限なのか?そもそも低速な通信速度を誤魔化すための言い訳なのかは定かではない。
HSDPAエリア拡大もほぼ停止中ということで、現在のサービスエリア外がハイスピード化されるのは相当先になるのか?或いは次世代まで待たなければいけないのか?そもそも次世代への移行など出来るのだろうかという感じだ。大きな画面でGoogleMapも見やすいが、あの遅さは頭が痛くなるだろう。ドコモ機で見れば比較的待ち時間も少ない衛星写真も、SBMネットワークではかなりダルい。

◆ おそらく年内に50万台以上、うまくすれば100万台は売れるかなと思ったのだがちょっと厳しいのかなと思い直すに至った。これまでSBMが獲得してきた、比較的おとなしいライトユーザ層と違ってiPhoneに興味を示す高感度層はエリアや速度にも敏感で、しかも周囲に対する影響力が無視できないことがSBMの弱点を更に世間に広めてしまった感じもする。設備投資は凍結されたままになっている感じがするが、果たして再開の目処はあるのだろうか。確かにインフラがショボくても加入者増があるのだから余計な設備投資など無駄だと孫さんは考えるのだろうが、継続的な設備投資が継続的利用者獲得や解約防止に役立つと気づいたときには後の祭りなんて事にならなければいいが。



石油を作る(8/10)
◆ 原油価格の高騰で燃料をいかに合成するかというような話が増えてきた。元々はバイオ燃料といわれる、植物からアルコールを造ってそれをガソリンに混ぜましょうというお話しなのだが、石油製品の廃材を分解して石油に戻す話も活発になってきている。これは新技術というわけでもなく従来から実験はされているのだが、製造コストが高いために需要がなかったということだ。同じようにゴミを固めて燃料にするものもあって、自治体などが大金をかけて作ったものの全然売れないとか色々あった。しかし原油高が続けばこれらの燃料も日の目を見るのかも知れない。

◆ ゴミを固めると言っても色々なのだが、最近だと葉っぱなどを炭化させて固めて石炭的に使うなんてものもあった。日本茶や紅茶、コーヒー豆の絞りかすなどが原料だとのこと。だったらおからは使えないのかな。不法投棄などで問題になっているおからだって加工すれば燃料になりそうな気がする。これらはいずれも捨てている、しかも産廃として処理費用が発生するものだけに再利用の道が開ければゴミ低減にも貢献してくれるだろう。
東京都では埋め立て地がいっぱいになるとかで従来は分別収集していたプラスチック類を燃えるゴミ(燃やすゴミ)としはじめた。一体分別って一体何だったのだろうか。計画性がないにも程があるというか役所のアホ連中が考えたのだから仕方ないというか、何とも情けない。しかしもしもプラスチックから石油を作る事が一般的になったとすると、それはペットボトルや空き缶のように自治体の収入源になることは充分考えられる。すると自治体は手のひらを返したように、ゴミは自分たちのものだと言い始めるに違いない。

◆ 藻類から可燃燃料を合成する話にしても、側溝や川に生えた藻類は自治体のものだとか、いやいや国が管理している河川の藻は国のものだとか言って争いが始まったりして。林野庁は林野事業投資詐欺の再開ということで、コケの養殖をすれば将来的に試算は倍増どころではなく10倍にも50倍にもなりますよと国民から金を集めるかも。例によってパンフレットの下に小さな小さな字で「資金量の増加を保証するものではありません」なんて書いてあったりして。
石油や金属を食う微生物が存在するかと思えば、光合成?によって石油を合成してくれる微生物が存在するというのだから面白い。確か昔給食などに出された、石油から出来た肉なんてのがあった。
実際には石油から肉が出来たわけではなく、石油の中の蝋か何かを微生物に食わせて、その微生物を食うんだったかな。これは肉より石油の方が安い時代だったから出来た話で、今は逆と言うことだ。肉から石油という話もあって、従来は捨てられていた脂を使ってバイオディーゼル燃料を作るというお話しである。もしかしてオトーさんの腹に付いた脂肪も高く売れたり… することはないか。海外では人間の脂肪で内燃機関を作動させた人もいるようだが。



通信屋(8/9)
◆ 移動体通信屋は何で儲けようとしているのだろうか。
数年前から言われていることは、通信路では儲けられないと言うことだ。パケット通信は定額となり通話に関しても定額化の波は押し寄せている。固定網と同じように移動体通信屋の先行きは暗いのだろうか。加入者の囲い込みや収益構造の多角化を睨んでコンテンツ商売や付加価値商売をドコモやauは推進している。公式サイトという囲いの中で所場代を取るというiモードビジネスはある程度の成功を収めたと言って良く、各社共にそのモデルを真似するように公式サイトやそこでの音楽配信、映像配信などに力を入れてきた。

◆ 先月話題を振りまいたiPhoneのAppleも、まさしくそうしたビジネスを展開しているのではないかと思う。
これはiPodの延長ではあるのだが、自社製品用のコンテンツをに自社サイトで売るというスタイルは売り切り製品の売り上げに加えて継続的なソフトウエアビジネスにもつながる美味しさがある。しかも製品自体に付加価値を付けるなどした売り手市場なのだから、携帯電話事業者も加入者獲得のためにAppleの要求を飲む傾向が強い。特に海外事業者の場合はドコモなどのようなコンテンツなどによる囲い込みビジネスが活発ではないので、Apple商法が直接的なコンテンツ商売の邪魔になりにくい事もiPhone導入の敷居を低いものにしていると考えられる。一方でドコモやauの場合は、iPhoneによる加入者獲得の魅力は捨てがたいものの、下手をすると自社のコンテンツ売り上げを食われてしまうのではないかとの思いもあるだろう。

◆ SBMの場合は幸いにしてと言うか不幸にしてと言うかコンテンツ部分が希薄だ。公式サイトの数を見てみれば分かるがドコモと比較すれば雲泥の差どころの騒ぎではない。EMがドコモにiモード網を使わせると迫ったが、自社によって公式サイト群を構成し上げるのはそれほど大変だと言うことだ。加入者数が少なければコンテンツ屋は店を開かず、店がなければ加入者は来ない。そこでSBMはインターネットマシン云々と、他人のふんどし作戦を発動することになるのだがこれでは課金がしにくくなる。iPhone導入は希薄なコンテンツ部分を埋めるのには都合がよいのだが、オイシイ部分を持って行かれてしまう危険性は否定できない。そうは言っても加入者獲得とARPU上昇を達成できなければ商売自体がしぼんでしまうわけで、大げさに言えば苦渋の選択なのかも知れずWJで松本氏も苦しい発言をしていた。

◆ iPhoneの売れ行きが余り良くなければ、コンテンツ商売部分を乗っ取られることなくイメージ向上が期待出来ると思うしARPUも2年間はほぼ保証されたものが手に入る。逆にiPhoneだらけになってしまうとコンテンツ商売が今よりもしぼんでしまう可能性があるのだが、幸いにしてと言うか日本ではPDA人気が今ひとつである。この冬からにも解放者が出てくる初期スーパーボーナス対策にiPhoneはどんな力を発揮するのか。収益構造に変化は出てくるのだろうか。
殆ど増えなくなってしまった基地局などインフラ面でのボロはどうするのだろう。iPhoneによるパケット大量消費にネットワークは耐えられると孫さんは言って見せたが、HSDPAエリアの拡大さえも今は忘れ去られてしまい、これに関しても松本氏はネットワークの弱さを語っていた。



忙しさ(8/8)
◆ 中央官庁の人々は忙しいらしい。深夜残業をしてタクシーで帰宅し、でも休日出勤はしないのだとか。ただ居酒屋タクシー問題が表面化した以降は(後精算が出来るにもかかわらず)自分のフトコロから一時的にせよ金を出すのはイヤだと言うことで、みんな地下鉄でのご帰宅となったわけだ。
そうか、霞ヶ関の人々ってそんなに忙しいのか。
社保庁なんか一日辺りのキータイピング回数にリミットを設けるなどして過労?を防いでいるというのに、省庁によって差があるのか。と思ったら社保庁のオヤブンである厚労省はタイピング回数に制限がない&業務が暇だと見えて毎日10万件以上もの業務外インターネットアクセスをしたり、所属しているバンドの宣伝書き込みをしたりと熱心にキーを操作しているのだとか。

◆ これが厚労省に限ったことかと言えば、おそらくそれは違うだろう。件のタクシー問題にしても多くの省庁職員がこれに関わっていたわけで、他がやっているなら自分たちもやらなきゃ損だくらいに思うアタマしか持っていない。通常業務が忙しければ業務外のインターネットアクセスなどする暇はないと思うのだが、もしかして彼らは業務外の事をやって、それでも暇なら仕事をする感じなのだろうか。まあ中抜け業務やカラ残業、カラ出張や公用車/タクシーで飲みに行くなんて当たり前の人たちに何を言っても無駄という感じはする。この辺りは議員立法で公務員取締法とか、公務員特別監視法とかを作ってそれこそ息をする回数まで制限したりしないと屁理屈こね回しで彼らは文句を言うに違いない。

◆ 公務員を全部ひとまとめにすると反発も食らうわけで、毎回書いているように危険な業務を行ったり職務遂行に意欲を燃やしている方々もほんの少しだけいる。そういった人たちと不良役人が一緒で良いのかという問題もあって、実際の所一緒どころか不良公務員の方がずっと良い思いをしているという現実を見ると、善良公務員が不良公務員仲間に引き込まれていくのも又当たり前のことなのかなと思う。役所でもどこでもWebカメラを取り付けて、国民がそれを監視するような仕掛けでも作らない限り彼らの働きは良くならない。働きに応じて給料を下げたら最低賃金規制に引っかかったりして。で、彼らの言い分はといえば給料が安いから働く気が起きないとか何とか、きっと言うだろう。大阪府の給料ダウンにしても、士気が下がるとかなんとか言っていたが、そもそも下がるほど高いところに士気があるのかといいたくもなる。

◆ 大阪のキノコ小学校は改築費用がないというが、その一方で裏金がザクザクみたいな記事もあった。
一体その金がどこに行ったのかは「わかりません」で、しかもそれで済んでしまうところが何とも公務員ではないか。こうした使途不明金は個人収入と見なされるんじゃなかったかな、国税さん。
いや、その国税の連中も居酒屋タクシー接待を受けていたのだから大きな事は言えないか。



湘南に住む(8/7)
◆ 湘南というか西湘に近い側には、海岸と国道の間に防砂林がある。周りはフェンスで囲まれていて道路側から見ると深い木々の林のようになっているのでその中に入ろうなどと思ったこともない。
が、この中に住んでいる人が居ると言うではないか。いわゆるホームレスに分類される?人々なのだが、温暖な気候や豊富な海洋資源?も生活にプラスとなるようで、一説によると100人余りの人がこの防砂林の中で暮らしているという。居心地も良いのか長期滞在者になると10年以上もこの木々の中を住居としている人も居て、材木やビニールシートで作った家屋の周りには自前の畑も作り、まさに自給自足の日々を送っているのだとか。

◆ こうしたホームレスに対して行政は普通は排除に乗り出す訳なのだが、彼等が防砂林の中に閉じこもっているからなのか今のところ見て見ぬふりを決め込んでいるらしい。彼等がどうやって金を稼いでいるのか?或いは無銭で生活しているのかは定かではないのだが、他のホームレス同様に空き缶集めや日雇い労働などで日本銀行券を手に入れているのだろうか。海岸沿いにはシャワーやトイレもあるということだし海や付近の川で魚も捕れるそうで、釣りの努力さえ怠らなければ食料にはありつける。

◆ 自治体によっては自立支援なども行い、ホームレスからの脱出をサポートしているが、彼等に言わせれば共同生活や労働から逃れるためにホームレスをやっているのであり、その生活を捨てて元に戻りのはイヤだという。つまりホームレスにならざるを得ない状況からホームレスになった人々と、ホームレスの生活が性に合っているからそれを続けている人に別れると言うことだ。そう言えばアキバ事件の献花台に備えられた食料品などを持ち去るホームレスが問題になっていたが、彼等にしてみれば死者よりも今生きている自分の食料が大切なのかも知れない。TVの報道でホームレス(たぶん)の人は、違法なのなら捕まえてくれみたいなことを言っていた。捕まれば寝るところと食事が保証される訳で、これも社会の歪みなのだろうか。

◆ 湘南の防砂林のホームレスもホームレスに違いないのだから物質的に豊かだとは思えないのだが、その環境に馴染みながら時を過ごしているオジサン達なのかななんて思ったりする。海岸線には多くのゴミが落ちていたりする訳で、ゴミを集めて持っていったら(空き缶の買い取りのように)行政が買い取ってくれたら一石二鳥かも、なんて思ったりした。もちろんそんな事をしたら行政はホームレスの存在を認めながら対策を行わないのかとか何とかクレームが付くだろうし、だったら見ないふりをしていた方が良いかもねと、彼らは考えそうな気がする。それに防砂林の不法占拠問題だってあるし、やっぱり無理だな、行政には。好きでホームレスをやっている人は自由(他人に迷惑をかけなければ、だが迷惑をかけずにホームレスを行うのは不可能かも)として、ホームレス以外に生きようがない人たちへは手をさしのべるべきではないかと思う。



熱い色(8/6)
◆ 景気が悪くなると白色塗装の車が流行ると言われる。複雑なプレスラインの必要ないワンボックスタイプで塗色が白となるとメーカとしては利益が上がって嬉しいなんて話も聞いたのだが、ここの所淡色車には飽きが来たのか黒色塗装車も増えてきている感じがする。が、この暑い時期に黒色塗装車はとても熱い。黒色塗装車と白色塗装車では直射日光の当たるボディーを手で触れるか触れないかくらいの温度差がある。いくらボディーをピカピカに磨いたところで黒く見えるのだから光は吸収する。

◆ ガラスに関しても同じだ。ワンボックスカーや低価格車を中心にメーカ標準装着となっている着色ガラスも光を吸収して熱せられる。ただしガラスからの輻射熱が車室内と外へ均等に行われるとすると5割はお得と言うことになるだろうか。もう一つのメリットは人間の肌に直接光が当たらなくなる点にあり、これは感覚的にも暑さから開放してくれる。こうした効果によって冷房機のパワーを下げることが可能になり、コストダウンに貢献してくれる。安価だという点では良いのだが、赤外線などを透過させない代わりに可視光もそれなりにブロックしてしまうのが欠点ではあるのだが、メーカ的にはプライバシーガラスなどと賞して売っている。

◆ もう少し価格の高い車となると見栄えの悪い着色ガラスは使わずに透明度の高い熱線反射ガラスが使われるようになる。これも価格の安いタイプは金属粒子を混ぜ込んだような(クリスタルガラスっぽい?)シロモノで、熱線透過率は低いが電波も遮断してしまうので携帯電話やETCなどに影響を与える。その為BENZなどではフロントガラスの一部に金属粒子の入っていない部分を作って(カネがかかりそう)そこにETCのアンテナを取り付けるようにしていた。

◆ 更に高価格(らしい)なのは金属粒子を余り使用せずに熱線を反射するタイプだそうで、最近の高価格車はこれが主流になっている。ガラス自体に若干色が付いてしまうので、処理無しガラス並みに透明という具合には行かないが熱線反射率を高めるためには仕方ないのかも知れない。かなり以前の話になるがホンダがソーラカーレースをやっていた頃、あの車のキャノピーには金の薄膜蒸着が施してあった。赤外線を反射して可視光透過率をある程度確保すると言うことで金に糸目を付けずに行った策だ。

◆ 今やガラスには各種アンテナなどが埋め込まれているわけで、さらに衝突破損時の安全性やコスト面でも要求が高いのでビルなどに使う熱線反射ガラスなどより開発者は苦労しているのかも。建築物用の熱線透過率の低いガラスはかなり以前から金属粉場混ぜられていて、その為にビルのガラスが割れて怪我をしたような場合はX線透視によってガラス片が体内に残っているか否かがすぐに判別できるのだとか。



排他制御(8/5)
◆ F&Fではいくつものファイルを制御している。BBSのログもそうだしblogも同様である。本来この手はデータベースを使うべきだと思うのだが他人様のものを改造して使っているので仕方がない。情報配信プログラムの方は、当初極めて安易な方法かつ信頼性の確保できるデータ格納方法を使っていたのだが登録数が増えるに従って管理が面倒になり大改造を行った。その時にファイルの排他制御を見直したのだが、同時に他のプログラムはどうなっているのだろうかと気になった。
BBSを調べてみるとflock関数は使われているものの使い方がおかしい。flock(ファイルハンドル)として使うのだと思うのだが、BBSのcgiではflock(ファイル名)になっている。あれ?Perlはファイル名でも良いのかなと思って確かめてみるとロックされない。

◆ つまりこのBBSに変えてからと言うもの、ファイルロックが効かない状態で使っていたということだ。
それで海外などから連続アクセスが行われたりするとファイルが壊れたのか。モノがBBSなので同時に書き込みが起こる可能性は低く、重大な(例えばデータファイルが消失するなど)事は起こらなかったのだろう。blogの方はNickyを使っているのだが、こちらはロックの概念も入っていないように見受けられる。(間違っているかも)blogの場合は基本的に投稿者が1人なので問題ないと言えばそうなのとファイル構造が破壊に強くなっているので問題は少ないのかも知れない。ただ投稿とコメント書き込みが重なった場合には不具合が起きることは確認しており、本来ならば修正を要するだろう。
いや、もしかしたら最新版では様々な部分が改良されているかも知れないのだが、不具合や不都合部分は自分で改造してしまっているので最新版には簡単に入れ替えられない。登録型リンクの方も既存のcgiなのだが、こちらもロックの概念がなかった。意外とロックしなくても大丈夫なものなのかなぁ。

◆ cgiをイチから全部作ればいい話だが、残念ながら私にはそんな能力はないのである。簡単なcgi位ならば書くが、設計を要するようなものは苦手だ。書き慣れた人ならばササッと出来るようなプログラムでも色々調べたりしながら書くのだから時間もかかるし美しく書けない。そもそもボトムアップになるのでバグだって増えるし冗長になってしまう。やはりソフトってヤツはシッカリした設計を元にトップダウンでやらなければダメだな。ただし美しく書かれたプログラムが必ずしもメンテナンス性に優れるとも言えず、分かりやすく書くことにも注意しなければならないと思う。

◆ 今やcpuパワーもたっぷり、メモリもたっぷりあるから速度やメモリ使用量を考えながら書くなんて事も少ないのではないだろうか。大きなデータにしても、いちいち細切れに読むより最初にロードしてから料理した方が楽で速くて良いやみたいな。内蔵メモリが数百バイトしかないようなワンチップマイコンにアセンブラで書くような場合はフラグ一つ使うにしても気を遣ったものだが、そう言う面では楽になった。と、プログラムを書く側が考えるからメモリ消費量はどんどん大きくなるのだろうが。



発電(8/4)
◆ エネルギコスト上昇、炭酸ガス排出量抑制で原発が見直される風潮もあるが、ドイツでは原発全廃を謳っていたはず。今がどうなっているのかはよく解らないのだが少なくとも環境意識は高いようだ。以前に紹介した都市部への乗用車乗り入れ禁止やガソリン税を年金財源として使うなど、日本よりマトモな政策だと思う。電力に関しても太陽光発電システム導入率が急速に高まっているのが同国だ。結構北の方にあるので日射はさほど強くはないと思うのだがどうなのだろうか。太陽光発電普及の鍵は売電価格だ。電力会社は太陽光から作られた電力を高価買い取りすることにより、太陽光発電システム設置者は10年程度で設置コストを回収できるという。

◆ 日本の場合も電力を売ることは出来るが売って得になるようなこともないために太陽電池板の設置コスト回収には20年以上を要すると言われている。
もっとも以前は設置コストを永久に回収できない(太陽電池板の寿命まで使っても設置コストの方が電力代より高い)と言われていたので、太陽電池板自体のコスト低下や発電効率アップ、電気代の上昇などが効いているのだろう。実はこの電力買い取額アップ議論は日本でも行われた経緯はあるものの電力会社の強い反対によって実現しなかった。ちなみにドイツではこの高額買い取りのために平均的電気代が2〜3ユーロほど上昇したらしいが、原油コスト上昇などでどんどん上がる電気代を考えれば許容できる範囲なのかも知れない。

◆ こうした太陽光や風力発電による電力は管理が難しいために電力の安定供給という点で考えると電力会社も苦しいところだと思う。ドイツでの太陽光発電比率は高いと言っても1〜2%ではないかと思うのだが、今後この比率が上昇すると天候による発電量の増減が激しくなってくるはずだ。太陽光発電による電力を電力会社に売ることなく蓄電して自家使用してしまえば問題は少なくなるが、高額な電池を設置するには又費用がかかる。自然エネルギの利用に際しての問題はいくつもあるが、いずれ考えなければならない問題には違いない。

◆ 日本で太陽光発電が広まらないのは家屋が小さい為もあるだろう。都内や周辺部の家の屋根に3kWの太陽電池板を設置できるケースは多くないはずだ。しかも高層ビルやマンションは日陰を作ってしまうわけで、日照権問題はそのまま電力価格問題にも発展しそうである。一つ一つの家に太陽電池板と制御系を付けるのは少々無駄な感じもするから、太陽電池板の端子そのものを電柱経由で数十件分まとめて制御するような、太陽電力管理会社みたいなものが出来たら効率的かも知れない。土地や家屋主は太陽電池板設置場所を貸すか、或いは自ら設置して電力を売る。それをとりまとめて管理して再度販売するのがこの会社の役目となるわけだ。なんて下手なことを書くとあたら名天下り法人が出来そうで怖かったりして。

◆ いずれにしても太陽電池板やその設置コストが下がらないことにはどうしようもない。各メーカともコスト削減努力はしているが(シリコン系なら)あんな巨大なシリコンが必要なのだから大変だ。ICなどにしてもコスト削減のために微細配線を使ったりしてチップ面積を小さくしようとしているのに。



ARPU(8/3)
◆ SBM参入によって各社のARPUは減少を加速し始めることになった。SBM自身のARPUは急降下しているが、それは自身の料金体系によるものだ。では何故ドコモやauのARPUも下がるかと言えば、実は家族定額などの直接的影響だけではない。女子大生やOLは携帯電話複数台持ち率が高いが、そういったかける相手によって携帯電話を選ぶ層が徐々に拡大していると見る向きもある。SBM同士であれば21時まで定額通話が可能だが他社宛通話は高い。そこでそれら他社宛通話は無料分の付いたドコモやauを使う。こうすることにとって加入者は最も効率的に携帯電話を使うことになり、事業者は繰り越し余りやアクセスチャージが手に入らなくなってしまう。

◆ 日経かどこかが書いていたが、SBMはARPU急降下を誤魔化すために端末の割賦代金を混ぜ込んだ。
ならばauもドコモも割賦代金を混ぜ込めばいい話しだが、国際的?基準からは外れる。孫さんの独自解釈もいい加減にしていただきたいものだが、性格なので仕方ないか。いずれにしても音声ARPUは下がっている。料金が安くなったために下がると言うより、利用者が各社の安い部分だけを使うことによって下がっているのだ。そこでデータARPUで金を稼ごうと考える。幸か不幸か孫さんは日本の携帯電話料金は高すぎるとは言ったが、日本の携帯電話のデータ通信料金が高いとは言っていないしSBMの料金はドコモより高額である。

◆ データARPUを上げるには通信速度を高めればいいことはauやドコモが証明した。ドコモはHSDPA化によって短時間に大量のデータ通信が行えるようにし、これはパケット定額制への加入者を一気に増やした。auは高速通信を活かせるコンテンツを揃えることでパケット利用料を拡大し、定額制への加入者増を現実のものとした。データ定額制加入者が他社よりも少ないSBMはこの点でもデータARPU上昇の余地があり、iPhoneによるデータ大量消費はこれを後押しする。しかしデータ通信速度が遅いのはネックであるし、HSDPAエリアがいっこうに拡大しない点もマイナスに働く。せっかくのiPhoneなのにデータ通信速度が遅くて軽快に使えないという声も増えてきてはいるが、孫さん的には2年縛ってあるから大丈夫と言うことなのかも知れない。しかもデータ定額はオプションではなく、料金に組み入れられているのでイヤだと思ってもこれを外すことは出来ない。

◆ この作戦によってデータARPUが上昇すればSBMとしては嬉しいと思う。ただインセンを多く支払っているのでそれを回収できるか否かは不明だ。そしてこうしたビジネスモデルが定着すると、ドコモやauも真似してくることは十分に考えられ、それは携帯電話料金の平均支払額を上げてしまう風になるのではないだろうか。そしてもう一つ、こういったシステムを成功させるには魅力的端末とガッポリ積んだインセンティブが不可欠であると言うこと。



加入者純増数(8/2)
◆ 移動体通信事業者の新規加入者純増数を気にするのはキャリアヲタと呼ばれる人々だけではない。新規加入者数が純増さえしていれば金は集まると某事業者が言っていたように、投資家にとってこの数字は重要であり従って事業者にとっても重要になって来るという。もっともキャリアヲタと呼ばれる人々もこの数字によって一喜一憂するわけだから、月に一度の鬱憤晴らしであったりするのかも知れない。プリペ水増しが多いと言われればvodafone(SBM)がやり玉に挙げられ、プリペ配りが云々となればauで、機器組み込みモジュールが多いとなるとドコモを攻めに入るのだが、先月はSBMがモジュール契約トップとなってしまってドコモ攻めにも気合いが入らないねとヲタ諸氏が言っているとかいないとか。

◆ SBMがスパボ一括だとかホワイト学割だとかで加入者を集めるのも金策が楽になるからだろう。もちろん借金の条件としても加入者純増数は謳われてはいるが、それは早々にクリアしてしまった。しかしここで落ち目になると投資家心理が冷えてしまう可能性もあり、更に頑張っていかなければならない。auにしてもドコモにしてもこれは同じだとは思うのだが、借金が少ない分だけ気が楽というかドコモに至ってはさほど危機感を抱いていないようにさえ思える。危機感を募らせているのはauだろう。プリペ配りの代償もあって先月発表データは苦しいことになってしまった。今まで順調すぎるほど順調に契約者数を増やしてきた同社だけに、今年に入ってからの純増者数低迷は心理的にも厳しいものであると想像できる。果たして7月分がどうなったかは来週木曜日に分かることではあるが、一旦落ち込みモードに入ってしまうとそう簡単に回復できないのはドコモの例を見ても明らかだ。

◆ ドコモにしてもauにしても、加入者獲得に力を入れるのは年末からだという話もある。SBMのスパボ期限切れ加入者を呼び寄せるべく作戦を練っていると言われるのだが、果たして魅力的作戦なのだろうか。SBMは新規加入者を呼び込む力も強いが解約予備軍もそれなりに溜まっているというのがこの論を唱える評論家センセーだ。インフラやサービスの弱さが露呈している感の否めない同社から他に移ろうとしている人は思いの外多く、しかしスパボで縛られているので今は動きが取れない。これが自由になる今冬以降がドコモとauにとってオイシイというのだがどうだろう。孫さんがそう簡単に加入者を手放すとは思えず、今までは新規加入者に対して行っていたキャッシュバック等々を、今度はスパボ期限切れ加入者に行うとしたら流出率は低くなるかも知れない。

◆ その為に加入者獲得費用をかけたとしても、その分インフラ整備をケチれば良いだけなので金は何とかなるだろう。怖いのは次世代に向けた投資で、こればかりは避けては通れないだろうから金が要る。しかし顧客獲得費用が嵩む同社としてはインフラ整備の金は出ない。かといって何もしなければ他社に負けてしまう訳なので、HSDPA同様きわめて限定的エリアでサービスを行いながら「ウチもLTEをやっています」みたいな売り方をしてくる事は充分考えられる。HSDPAでの展開にしてもドコモの2〜3年遅れのペースなので。



時は流れて(8/1)
◆ GoogleMapの解像度が上がったのはMSN対抗だろうか。
都心や近郊では自動車の車種まで分かりそうな(分からないけど)分解能である。話は横道にそれるが、車種といっても車名まで正しく理解している人などほんの一握りだ。ベンツはCクラスだろうがSクラスだろうがスリーポインテッドスターが付いていればベンツ、BMWも同じくキドニーグリルが付いていればBMWであって何シリーズかなんて気にしない。ワンボックスは総じてハイエースでオシマイ。確かに外観からでは車名を言い当てるのは難しい。ま、普通の人とはそんなものである。

◆ 小学生か中学生くらいだった私はコロナとスカイラインくらいしか知らなかった。他の車を見ても車名は解らず、単に普通の車という感じ。普通ではない風に見えたのはフェアレディだが、滅多に見ることはなかった。そんな昔を懐かしみながら、新しくなったGoogleMapを見てみる。私は西武新宿線の西武柳沢(せいぶやぎさわ)辺りで生まれ育ったのだが、駅前は市長だか何だかの汚職で開発?されたんだったかな。そこも今は随分様子が違ってしまっている。昔と変わらないのは東京ガスのガスタンクで、緑色の丸いタンクが2つ並んでいる。私が住んでいた長屋のような都営住宅は中層団地に姿を変えたが、一部緑が残っている場所があるのはあの辺りの大地主様の持ち物なのだろうか。

◆ 小学校は保谷第二小学校なのだが、このページの沿革は激しく間違っている。何と昭和31年に「市立」になったとされているが、市制移行が昭和42年なのであり得ない。その他の部分にも間違いが沢山あるという、低レベルなホームページを作る辺りが何とも田舎のセンセーという感じではないか。ま、それはともかくとして、そんな学校周辺で売られていたひよこなんかも今は売られていないだろうな、当たり前だけど。昔からの住宅街はそのまま住宅街な感じがするが、畑などは姿を消してマンションや住宅になっている。中学生の頃は自転車で吉祥寺(吉祥寺、武蔵野市)まで出掛けていって、模型屋の前に行ってはアレが欲しいなぁなどと思ったものだった。そんな吉祥寺周辺もアーケードが出来た時に模型屋の1件は無くなってしまったのだが、今はどうなっているのだろうか。

◆ 保谷市(現西東京市)で生まれ育った私はその後横浜に移り住むことになるが、仕事の関係もあってしばらくお隣の田無市(現西東京市)に住んでいた時期もあった。この周辺は今でもさほど変わっていない住宅地のように見えるが、田無駅周辺はずいぶんと変わった。
田無に住んで横浜まで通っていた時期もあれば、横浜に住んで東京まで通っていたときもあり、通勤時間片道2時間をたっぷりかけたという時代だった。おかげで沢山の本を読めたのはメリットではあったが、往復4時間も電車の中で過ごしたのだから今では考えられない。通勤に使った西武新宿線の各駅も新しくなり、昔は田舎の駅そのものという感じのひなびた雰囲気だった所も各駅停車の追い越しが出来るような拡幅がされていたりしている。東伏見駅なども随分大きくなったんじゃないの?って感じだが、この辺りは駅周辺が住宅街なので余り大きなビルは建っていない模様だ。東伏見稲荷神社の大元は京都伏見の稲荷神社だそうだが、ここも私が子供の頃には田舎の神社そのものだった。
境内にある鳥居の数を数えたりして遊んだものだったが、何がどう有名になったのか初詣などでは凄い人の数で溢れるようになった。