過去の雑記置き場


バックアップ(3/1)
デパート(3/2)
識別のため(3/3)
厳しい時代(3/4)
スケジュール(3/5)
ウィジェット(3/6)
充電器(3/7)
秘密基地(3/8)
異業種参入(3/9)
非常用(3/10)
続けるか否か(3/11)
無線接続(3/12)
コンテンツ売り(3/13)
2年目(3/14)
LTE(1)(3/15)
LTE(2)(3/16)
ATが勝つ訳(3/17)
インサイト(3/18)
ロケット(3/19)
ビジネスモデル(3/20)
タクシー(3/21)
農業(3/22)
(3/23)
リサイクル(3/24)
元は取れるのか?(3/25)
エネループ(3/26)
商店街(3/27)
ハイブリッド(3/28)
キャベツ(3/29)
DELLのDM(3/30)
エリア拡大(3/31)


エリア拡大(3/31)
◆ WiMAXがスタートしたが、サービスエリアの拡大は思った以上に大変な様子だ。帯域あたりの電力としてみるとさほど大きいわけでもなく、感度の規定を考えてみたとしても現行PHSと余り差がないのが現状だ。周波数帯的には2GHz帯よりも更に障害物や水分による減衰量が大きいのだから屋内が圏外になってしまうのも無理のない話だと思う。これを回避するためには基地局密度を上げるしか手はなく、更に基地局密度を上げなければネットワークパフォーマンスも失われてしまう。これはWiMAXに限ったことではなく携帯電話に関してもPHSに関しても同様だ。結局事業者はインフラ投資をサボる事が出来ない運命にある。

◆ 通信事業者は、例え加入者が100万人しかいなかったとしても全国をカバーしなければならない。全国カバーにどの程度の基地局が必要になるかは、周波数帯やエリア設計、通信方式によっても異なるが2GHz帯を例とするならば3〜4万局程度ではないかと某事業者は言う。つまりここが最低限度であって、そこから先がマイクロセル化などパフォーマンスアップの領域というわけだ。800MHz帯を使えば基地局数は減らすことが出来るが収容者数を上げようとすればセル半径を小さくする以外にはなく、結局は2GHz帯と同じような構成になる。auの郊外局だと4〜6kmのカバーレンジがあり、基地局は7〜8kmごとに設置されている。チルトビームなどを使うので移動機と基地局間距離による電界強度差は意外に管理されている。

◆ 都市部となると平均的には500m前後のセル半径になると思うが、住宅街や駅周辺などだとマイクロセル局(ドコモ)がかなり多く並べられている。マイクロセル局のセル半径は精々100m程度なのでセクタ制御などは行われない。ドコモは無線系よりも地上系のトラフィックが大変だという。地上系のネットワークは毎月のように増強するものの、いつまで経っても完成と言うことはなく数ヶ月後にはキャパシティが足りなくなる状態がくり返されるのだそうだ。こうした高トラフィックを支える為にかけられるコストは相当なものであり、しかしそうしなければやがてネットワークは破綻する。

◆ 破綻してしまった例としてはSBMが上げられるだろう。
Love定額でも厳しかったというネットワークは加入者増と準定額によって、或いはiPhoneによってギリギリの線にまで来てしまった。孫さんはiPhoneのトラフィックは凄いというのだが、10MB級の動画などがゴロゴロしているドコモに比較すればたいした差ではないだろうと言う。それでもネットワークの増強などが出来れば、ドコモのようにセルのマイクロ化などで凌ぐことが出来れば良かったが、結局はEMのネットワークを借りる以外に無くなってしまった。

◆ EMやUQは通信屋なのでインフラ整備もそこそこ行うのではないかと思うが、一通りの設備投資が出来たと思うと初期の頃の基地局の入れ替えや次世代に向けた投資などがスタートする。つまり、終わりのない設備投資が待っていると言うことだし、それを終わりにしてしまえばSBM同様のことにしかならないのだ。WiMAXもサービス開始が全てかと言えばそうではなく、4×2MIMOや上りの64QAM化などが新仕様に盛り込まれるなど進化を続けている。



DELLのDM(3/30)
◆ 以前blogの方にも書いたが、DellのDMはしつこい。なのでDell製品を買うときにはユーザ登録住所を架空にするなどの対策はしてきたつもりなのだが、PCの配送先だけは真実を書かざるを得ない。するとDMは配送先めがけて送られてくるのである。この配送先を消してしまおうとDellのサイトにアクセスするも配送先は保存されていないことになっている。そこでまずは正攻法でDM配送停止を電話でお願いしてみる。これはあっさり聞き入れられるのだがそれでDM配送が止まるわけではない。そこで2通目のDMが来て再度Dellに電話をする。すると「停止後1〜2ヶ月は配送されてしまうことがあります」と言われる。

◆ そこで登録されている住所の変更を申し出ると、これは快く受け入れられるのでDell本社の住所を言ってみる。と、???と間があった後にバレる。Dell本社ではなくそれっぽい架空住所を用意しておかないとダメか。ならばと、個人情報保護に関する法律の規定により個人情報を抹消してくれと頼むが、個人情報に関する規定はホームページを見てくれと言われるだけで話は進まない。ホームページの記載云々ではなくて法律に基づいた要求だと言ってもダメ。どうやらDellは個人情報の保護に関する法律を無視しているらしい。
ならば今度は特定商取引に関する法律で、DMを送らないで欲しいのですぐに止めてくれと再度言うも1〜2ヶ月は止まらないをくり返すばかりだ。住所変更は直ちに反映されるのに発送停止が出来ないとは不自然きわまりないがDellだから仕方がないか。

◆ 私はSONYにもPanasonicにもユーザ登録しているが不快な思いをしたことがない。Dellに関しては以前にもDMを止めるために相当な労力を使った経験があるので注意はしていたのだがダメだった。メールアドレスにしても、電話で何かを問い合わせると連絡先メールアドレスを聞かれる。ここには後日アンケートや調査と称された体の良い宣伝メールが来る。特定商取引法に基づく広告メールの配信拒否を伝えておいても、これは広告ではなく調査ですとか何とか言い逃れる。なのでここは架空のメールアドレスを言っておくに限る。実在アドレスを言ってしまったら、Dellからのメールはゴミ箱直行のspam扱いにするのが良いだろう。ちなみにユーザ登録した側のメールアドレスに対する宣伝メール配送は容易に止めることが出来るが、このアンケートと称するメールは少なくとも3通は来る(その後メールアドレスを消した)ので厄介だ。

◆ Webで申し込むと花を届けてくれる所があり、一度頼んだことがあった。そこも一旦注文するとspamがやってくる。メールを断るにも専用のフォームがあるわけではないので、これもspam扱いで拒否して済ませた。この手のメールと言えば楽天が厄介で、過去にも書いているがメール配信がデフォルトになっているので注意が必要だし、全てのチェックを外してメールが来ないようにしておいてもやがて何かが配信されてくる。その度に配信停止の処理を行えばいいのだが、やがてまた配信許可に勝手に変わってしまう。



キャベツ(3/29)
◆ この時期になるとキャベツなどの話を書くことが多いと思う。横浜あたりにも畑があって、そこにはキャベツなどが植えられている。所がそのキャベツは収穫されることなく耕耘機でそのまま耕されて土に返されてしまう事も少なくはない。おそらく農家としては出荷する手間を考えると儲けにはならないという事なのだろうが、農地優遇税制を巡る秘密もありそうだ。キャベツの収穫量は年々低下傾向にあり、代わりに中国などからの輸入が増えている。平成18年度の作付け面積は3.3万ヘクタールだと言うことで、では1ヘクタールはどの位の広さと言えば100m×100mの広さになる。この中で収穫できるキャベツの量は約40tほど、40tのキャベツを市場に出すと3百万円くらいの収入になると言うことだ。

◆ 勿論豊作の時にはもっと価格が下がるだろうし不作の時には価格が上がるが、不作なのでヘクタールあたり40tも採れなくなるかも知れない。
40tのキャベツを収穫して箱に入れてトラックで運ぶ費用が3百万円を超えれば明確なる赤字なのだが、果たしてどの程度までコストが許容できるのだろう。キャベツが自動刈り取りできるかどうか分からないが、大規模農家でも小規模農家でも輸送料金はそれほど違いは出ないだろうし、あとは育てるためのコストなどの差だろうか。農地が平地にあれば輸送は普通に出来ると思うが山岳部だと大きなトラックが入れなかったりして大変かも知れない。でも横浜あたりは農地もちゃんと区切られて接道しているのだからトラックはそのまま横付けできる。ちなみに植え付けは現在はほとんどトラクタで行うようだ。苗はビニールハウスで育て、それを3月頃に畑に移すと5月〜6月に収穫できるらしい。

◆ キャベツと言えばモンシロチョウなどが卵を産むワケで、キャベツ畑には沢山の蝶が飛んでいたものだ。が、今はそんな光景も見られない。農薬によって超は例え卵を産んだとしてもその卵が孵ることはない。魚が切り身で海を泳いでいると思っている人が居る世の中では、もしもキャベツに芋虫がくっついていようものなら大騒ぎになってしまう。アソコの八百屋で買ったキャベツには芋虫が付いているからなんて噂が立つと、その八百屋でキャベツを買う人がいなくなっちゃったりして。本来であれば無農薬の象徴みたいなものなのだが、たぶん理解はして貰えないだろう。

◆ トラクタで潰してしまうキャベツ、例えば入場料千円で取り放題とかは出来ないのだろうか。どうせ畑を荒らされたって耕せばいいわけだし、千円も入場料を取れば20個以上は持って帰ってくれるだろう。千人が来てくれれば100万円の収益なのだから悪くないと思うし、付近の人たちも大喜びなんじゃないのかなぁ。食糧自給率だとか食糧危機なエリアが云々と言いいながら、作物を出荷せずに潰してしまうのがどうももったいなく思えて仕方がない。



ハイブリッド(3/28)
◆ ハイブリッド車の代表格と言えばプリウスだ。トヨタが世界に誇る技術と言っても決して過言ではないと思う。コストがかかり複雑な差動動力分配システムも、システム上の制限は多いがよく考えられたものだ。販売戦略にしても車作りのコンセプトにしてもプリウスは成功した良い例になる。
初代インサイトは失敗だった。アルミ製のボディーや空力特性の改善などで凝った作りではあったのだが一般受けはしなかった。その反省からか2代目インサイトは予想を超える受注でバックオーダも抱えているという。

◆ インサイトは複雑な動力分配機構を持っているわけではない、単なるパラレルハイブリッドである。
動力伝達機構の簡略化はコストや従量面でメリットをもたらすがモード燃費テストでベストな数字が出せるかというとそこは難しい。ようするにモードテストチューニングはトヨタ方式の方が得意と言うことだ。それ以外にもプリウスとインサイトにはシステム制御のコンセプトの違いのようなものがある。大げさに言えばプリウスはより電気自動車に近く、インサイトはモータを補助的に使う傾向が実際の運転状況の中でも現れることだ。

◆ こうしたハイブリッド車への流れはドイツでも起こり始めている。BMWもBENZもポルシェもハイブリッド車を市場投入する。ドイツ人は環境意識が高いとされ、原発撤廃や太陽光発電の導入などを推進している。BENZやBMWもディーゼルハイパワー車を市場投入しているが、本来ならば小型車に乗った方がすっと環境に優しい。しかしドイツ人的には「俺はディーゼル車に乗って環境を意識しているのだ」と、ポーズを取ることが大切なのだろう。
同様のことはBMWやBENZのハイブリッド車にも言えて、BMWは7シリーズのボディに4.4リッターエンジンベースのハイブリッド車を、BENZは多少上品とは言っても3.5リッターエンジンベースと、しかも搭載車両がSクラスだというのだから感覚的にはLS600hを思わせるような感じだ。

◆ この一つの理由としてコストインパクトの問題があるだろう。コスト許容度の大きな高価格車でなければハイブリッド開発コストの償却がうまく行かないなどだ。日本では目だった売れ行きを示していないLS600hなのだが、環境偽善家?の多いドイツ人に大型ハイブリッド車はどう映るのか。ちなみにハイブリッド化による燃費節減効果は1〜2割だという。燃費グッズで2割や3割の燃費節減効果を謳うのは当たり前だが、その理論を明確に説明できる人は存在しない。そう考えると2割燃費を良くする事は意味あることだとは思うのだが、もしも小型車で本格的な、つまりインサイトやプリウス的発想で車作りをしたならばもっとハイブリッドを宣伝できたような気もする。欧州ではディーゼル人気が高いのだが、今後の排ガス規制強化にどこまでついて行けるのかは不透明な部分もある。排ガス対策によるコストアップや効率低下を考えるとガソリンエンジンの方がお得ではないのかと。従ってディーゼルハイブリッド車が出てくるかどうかは分からないのだが、小型車にこれらが搭載されて、しかも安価に出来れば面白いかも知れない。



商店街(3/27)
◆ シャッタが閉められた店が並ぶ商店街もあれば、未だに客が絶えないという所もある。一体何が違うのだろうか。商店街はそれぞれが独立採算ではあるのだが、その全体の運営が集客力を左右していると言っても良いと思う。綺麗なアーケードが出来た商店街でも地代や家賃が高ければそれを商品価格に転嫁せざるを得なくなり、価格競争力を失ってしまう。価格競争力が低下すると集客力が低下するので品物が売れなくなり、品物が売れなくなると大量仕入れが出来なくなって余計に競争力を失う。こうした流れはその店舗だけの問題ではなく、商店街全体に波及してしまうのが厄介なところだ。

◆ 都内にある幾つかの賑わっている商店街は、商店同士が協力し合って客を呼び込むような事を行っているそうだ。貸店舗などの家賃にしても、それによる負担増が商品価格に転嫁されないような価格にするなど誰かが儲けると言うことではなく、みんなで不況を脱しようみたいな感じではないのだろうか。こうした努力によって客離れを防ぎ、小規模店でなければ難しいようなサービスや商品を取り扱うことでスーパーなどに対抗する。するとそれが又話題になって客数が増え、商店街全体が賑わうようになる訳だ。店が儲かればより大きな店にしたり改装工事が起きたりするので関連産業も儲かる。ただし旨く行っている商店街は少ないと思う。

◆ その地域の高齢化が進むと買い物などに遠くのスーパに出掛けるのが面倒だと思う人たちが増えてきて、もちろんそんな人たちのために配送サービスなどもあるのだが商店街なら気軽で近いしと言う需要もある。酒屋も配達してくれるし、もしかしたら豆腐屋も自転車で売りに来てくれるかも知れない。もしかすると高齢化した街は昔ながらの商店街を求める傾向にあるのかも。こうした昔ながらの商店街に無いのがコンビニだ。酒屋や雑貨屋のコンビニ化は進む傾向にあるのだがどうなのだろうか。確かに客が減って朽ちかけたような商店街にはコンビニは進出してきている。横浜の某地域は古い町で土地持ちが周辺を抑えているためなのか大型店が建たない。従ってその辺りの人たちは大型スーパのある隣の駅周辺まで買い物に行き、結果として昔ながらの商店街は廃れてしまった。が、やはり駅が近いと言うことでコンビニが2〜3件はある。いや、商店街にコンビニがあるというよりは、コンビニが主体になった通りがあるとでも言った方が良いだろうか。

◆ 古びた書店があったりはするし、頼んでおけば本の発売日に届けてくれたりもするのだが客がいない。
何年か前にはあった不動産屋も撤退してしまったし、ガソリンスタンドも、小さな診療所もなくなっている。地権者が頑なに守った土地は、自らのためにその価値を下落させてしまったのではないかとさえ思う。商店街運営は小さな政府、小さな自治体のようなものかも知れない。



エネループ(3/26)
◆ エネループを使い始めて3年近く経つだろうか。最近充電器のLEDが点滅していることがある。取説によれば遅い点滅(1.5秒〜2秒)は高温により充電を中断している状態を示していて、温度が正常になれば充電を開始するサイン。早い点滅(0.5秒)は電池が不良である可能性を示すものだ。また完全放電させていない状態で充電したときにも希に早い点滅になる状態があるらしい。私はエネループを無線マウス用として使っていてだいたい1週間〜2週間ごとに充電している。ちなみにマイクロソフトの27MHz帯を使った無線マウスは使用頻度が低い為もあるが1年以上電池を交換していないが使えている。

◆ 無線マウスはSONYのBluetoothでかなり電気を食うのだろう。以前はアルカリ電池を使っていたのだが途中からエネループにした。エネループの方が使用時間は短いが充電すれば又使えるのでフトコロには優しいと思う。エネループは公称1,000回の充電に耐えるらしい。と言うことは1週間に一度充電をくり返す使い方で19年近くも使える。それなのに充電器のLEDが点滅とは一体何だろうか。点滅しているところを見つけたら一旦充電器をコンセントから外して、再度付ければ正常になるようだ。電池の接点の汚れによる接触不良も疑ってはみたが、電池の挿入位置(充電器は4本同時充電が可能で充電するのは2本)を変えても変化はない。

◆ 最近の充電器には放電回路が付けられているものもあるようなのだが、私が使用しているものには付いていない。大電流放電を行う場合は(たまには)ゆっくり全放電させた方が良いのかも知れないが、用途がマウスなので精々数十mAだと思うしマウスが動作しなくなるまで電池は入れっぱなしにしている。もっとも電池電圧が一定以下になればマウス自体の電源が入らなくなるので完全放電というわけにはいかない。完全に充電できなくなるとか、もう少しハッキリと現象が現れてくれれば良いのだがLED点滅は充電何度かに1回、しかもコンセントを差し直せば直ってしまっているので何が悪いのかよく解らない。

◆ 3年近くも使っているので電池そのものを買い換えるのに躊躇いはないというか、まあそんなものでしょうみたいな感じもする。謳い文句としては1,000回の充放電に耐えるのだろうが、19年耐えるとは書かれていないし、あくまでもJIS試験法に基づいたものでマウスの場合は2本直列で使っているのでバランスの面などでもたぶん不利に働いているはずだ。大電流放電機器で多数本直列で使う場合は内部抵抗の高い電池が逆極性で充電されてしまうような場合もある。なので電気ドライバなどは単セルで使っているものが多い。
電池が劣化すれば寿命が短くなると思うのだが、それを特別感じることもない。多少は短くなっているのかも知れないが使用条件が一定しないので比較が出来ないし、変化しているとしても気づかない程度と言うことになる。



元は取れるのか?(3/25)
◆ 太陽光発電電力の高額買い取り制度で太陽電池板設置費用の回収効率は上がるのだろうか。報道によれば電力会社の買電価格は50円/kw弱になる模様で今後下がる可能性もあるという。高値で買い取った電力分は電気代に上乗せされて請求される。つまり太陽電池板を設置していない人が負担する仕組みだ。太陽電池板設置家庭がどんどん増えると電気代がどんどん上がるが、買電価格はそれに比例して上がるわけではないと思うのでやがて飽和するのか。太陽電池板は4kWモノで250万円前後らしい。製品やメーカ、設置コストなど不確定な要素も大きいので何とも言えないのだが平均的にはそんな感じと言うことか。太陽電池板の設置に関して国からの補助はkWあたり7万円だそうだ。つまり4kWのシステムだと28万円が補助されるがたいした額ではない。

◆ そもそも4kWの太陽電池板を乗せられる屋根はかなり広くてフラットな必要がある。都会の建て売りでは3kWのパネルすら乗らない家が大多数だと思う。日経エレの記事によれば太陽電池板の稼働率を12%と仮定したときに4kWシステムが年間に生み出すパワーは4.2MW/hで、それを売ると約20万円になる。つまり12年すればだいたい元が取れる計算になるがこれは発電電力を全く使わない場合だ。発電量が増大する真夏など、部屋でクーラを使えば発電量よりも大きな消費電力になるから電力を売れない。赤字になるわけだ。結局の所従来よりは有利だが、それによって数年で元が取れるようなことはまずあり得ない。

◆ 環境のために金を払うと言うことで行けば元が取れようが取れまいが関係ないだろう。電力会社の負荷を多少でも減らす為にお金を使うと考えればいい。深夜電力をバッテリに貯めておくのはどうだろうか。日中の使用電力を50kW/hとすると自動車用安物バッテリ(12V/40A程度)が200個あれば余裕で、1個3千円として60万円だ。これにインバータなどなどの費用はかかるが太陽電池板より安い。充電は深夜電力を使い、バッテリは床下にでも並べる。換気の問題とか温度の管理とかもあるが、車のエンジンルームよりは余程バッテリにとっては快適な環境だろう。バッテリの大きさは40cm×13cm前後なので4坪、8畳分くらいの床下面積があれば平置き出来ることになる。

◆ 携帯電話事業者の主要局となると、それこそフロア一面全部バッテリみたいな感じだ。各バッテリは2Vで自動車用バッテリの大きさで言えば100A/hもの位ある。それが銅板で直列接続されて規定電圧(事業者により異なる)になっている。そのバッテリアレイを一組として、それが何十組もある。
インバータにはバッテリ電圧計と電流計が付けられていて、電流計の目盛りの最大値は1kAあたりのものが多い。つまり、これの家庭版を作ればいいのかなと思った次第である。バッテリは12個直列の144Vを2組作り、直接スイッチングしてAC100Vを作れば効率的だ。



リサイクル(3/24)
◆ 再生可能エネルギというと何となく聞こえが良かったりする。石油は燃やすと炭酸ガスなどが生成され、炭酸ガスなどから石油を作ることが出来なければ再生可能とは言えなくなる。しかし炭酸ガスを植物に食わせてその植物から石油が出来たとしたら再生可能エネルギだろう。植物から作られるものと言えばアルコール系燃料で、まあ確かに炭素と水素で出来ているのだから似たようなものではあるが炭素分が少なすぎる。昨年の春頃の話だと思うがSapphire Energy社は藻類からガソリンに似た成分を抽出することに成功したと報じられた。従来から微生物による石油の合成は試みられていてボツリオコッカスで重油類似油類を、シュードコリシスティスで軽油のようなものが生産できると言うことだ。

◆ 藻類から石油を作る方法にしても、微生物を使う方法にしても、現段階ではコストがネックになっている。藻類を使うと(藻はどこにでも繁殖するので)充分な供給量が得られると研究開発企業では言っているが、精製に要するエネルギや精製速度は余り公表されていない。それこそ太陽電池板のように太陽電池板が寿命まで働いて稼ぎ出す電力は、その太陽電池板を作るときに使う電力と余り代わらないみたいな話だと厳密には再生可能エネルギとは言えなくなるのかも知れない。

◆ 水素なども、それを水から作るとすれば再生可能エネルギと言えると思うが高速電気分解はなかなか大変なものらしい。熱によって水を分解する方法もあって、原子炉の熱とかがこれに使えるのだとか。水素自動車が街を走るようになっても電気屋さんが儲かると言うことか。太陽光発電電力を使って水を電気分解して水素を作り、その水素で燃料電池自動車を走らせるのが環境に優しいとか言うが、現状の水素管理コストや燃料電池コストを考えると太陽電池板で発電した電力をそのままバッテリに蓄えて電気自動車を走らせた方がローコストである。それこそ非接触充電器とITS絡みの交差点付近の充電コイル設置などが行えれば、とりあえず渋滞路を走っていれば充電されるとか。回生も自動車単体で行うのではなく電車のように回生エネルギをそのまま使ってしまうようなリニアモータ化?したら… コイルと路面の距離が問題だろうなぁ。
センサ技術によって路面との距離を5mm以内にするとか。

◆ 薪なども再生可能エネルギと言えばそうなのだが、これはエネルギ云々よりも森林伐採問題の方が大事になっている感じがする。以前にも書いたが中国は天然炭の輸出を制限している。その為安価な炭と言えば成形したもの(木くずなどを固めて作ったもの)が主流である。これは形が一定している上に燃えにくい(火力は弱いが長時間燃えてくれる)ので焼き肉屋などでも重宝されている。炭ともなればほとんど炭素で出来ているのだから、それを燃やせば大量に炭酸ガスが出る。



(3/23)
◆ カラーコードがある。学生人気が低くて講義の途中に全員が出て行ってしまった講堂を空講堂と言うらしいがそれとは違う。すなわち0〜9までを色で表すものだ。黒はゼロで茶色が1と言う具合に、覚え方だってあって、黒い礼(0)服、茶店で1杯、赤鬼(2)など、ホワイトク(9)リスマスまでちゃんと語呂合わせがある。従来の電子部品は曲面印刷が出来る程度の大きさがあったので数字がプリントできない程度のサイズの抵抗でもカラーコードはプリントできた。数字の印刷だと見る向きによっては読みにくかったりするが、カラーコードならば全周に色が付けられているので向きに寄らず確認が出来る。しかし今となっては印刷できるほどの巨大(と言ったって高々1cmにも満たないのだが)な抵抗を使うのは限られた部分でしかなく、1005(1mm×0.5mm)や0603(0.6mm×0.3mm)或いはもっと小型の部品が主流となっている。

◆ そんな中でカラーコードが使われるのは配線の色関係だろうか。コネクタに線を付けるときにカラーコードを基準にすると分かりやすい。多ピンのコネクタだと線が縞々になっていたりして、ベースの色と縞の色で2桁を表したりするが同色だと縞にならないので使える色数は減ってしまう。色による識別が重要だった頃は色弱や色盲の人は電気屋になれない時代があったが今もそうなのだろうか。富士通の色覚障害を持つ方が作った携帯カメラで物を撮ると、その色を文字やチャートで表示してくれる「カラーアテンダント」なるソフトがニュースとなっていた。抵抗の色を見るには細かすぎるだろうが、例えば封筒の色や洋服の色の判定には役立つと思う。

◆ 過去に色弱の人と仕事をしたことがあるのだが、彼は基準の色があれば判定は出来ないことはないと言っていた。それが赤なのか緑なのかは分からないが、赤の見本と緑の見本があれば違いは比較できると。彼は赤も緑も見たことがないのでそれが何色に見えるのかとの質問には答えにくそうだったが、どちらも同じ色(グレー?)だと言っていた。彼が小学生の時に担任のセンセーから「信号の赤と青の区別が付かないだろうから気を付けろ」と言われたそうだ。が、別に色で判別しているのではなく点灯している位置で判別しているのだから間違えるわけはないと彼は言う。人間はその人にとって弱い部分があれば他の能力でそれを補うようにして支障少なく生活できるようになっている。目の見えない人は耳から入ってくる音による方向判別能力が優れていたりする訳で、彼に信号に注意しろと言ったセンセーは知識不足としか言いようがない。

◆ 実際普通の色彩感覚を持っている人でもだまし絵などがあるように周囲の色とのコントラストによって、感じる色が正しい色とは限らなくなる。車の塗装などでも最近は機械による色彩測定が行われるわけで、人間の感覚とはいい加減なものだなと思う。モニタディスプレイでも周囲の照明の色温度によってかなり違って見えるし。



農業(3/22)
◆ 企業が農業分野に進出。2005年に農地法が改正され、企業が農地を借り受けて農業を行うことが可能になったことがきっかけになったという。
日本の農業は個人レベルで行われているものが多く、その為スケールメリットがなかなか見いだせないまま価格競争に敗れている感じがする。
しかし企業が大規模で管理された農業を行うことにより、スケールメリットやリスク分散などを活かした経営が可能になると言うわけだ。日本の食料自給率は低く、食物を輸入に頼っている面も事業リスクが少ないと見られるらしい。つまり需要はいくらでもあると言うことになる。

◆ 企業レベルでの農地管理や肥料の研究などにより効率的な生産が可能になり、出荷できない農作物なども肥料化するなどのロス排除にも力を入れている。また化学肥料などを大量に使って野菜を大量生産するビジネスでは、農地の狭い日本は太刀打ちが出来ないことから、むしろ高付加価値野菜などの育成に力を入れているところも多い。出荷できなかった農作物は勿論のこと、野菜カスなどの出る企業などからそれを集めて肥料化プラントを動かすなどで有機肥料の類のコストを節減するなどのリサイクル?も企業レベルでこれを行えば効率が上がる。

◆ 農業には大企業は向いていないのだそうだ。農作物の種類を増やしたり生産地を日本各地に分散するなどのリスク管理は行うものの、それでも売り上げベースで見ると浮き沈みが激しい。こうした不安定な収益に対して株主がいい顔をしないというのがその理由だ。むしろ特定株主で構成されていたり株式公開を行っていないレベルの企業の方が自由度が高く農業向きであるという。というか、そもそも企業レベルでは収益性安定度が許容できない故に個人農家が大部分を占めているわけで、それを安定した生産に持っていくのは大変だ。それこそ管理された温室と水耕栽培などで年間を通じて高い収益が上がるのならばいいのだが、野菜の価格は生産状態とは別の受給で変化する面もある。

◆ しかしこうした農業分野への企業進出が増えてきた背景には、他の分野よりも開拓の余地が大きいことだという。それも個人農家をまとめるレベルではなく企業が主体となって農業を進める形だ。これによって効率的な農業が可能となり食糧自給率が上がってくれば良いとは思うが、価格面ではどうなのだろうか。何しろレタスなどは航空運賃をかけても輸入した方がお得だというのだから何とも。レタスは軽いから空輸も出来るようだがキャベツはダメだろうな。まあ、そう言った重い野菜を作るような事を行えば良いのかも知れない。生産から出荷、小売りまでをシステムとして行える規模の企業であれば中間コストの削減なども可能になると思う。

◆ 産地直送や有機野菜も、価格は高いながらも一定の売り上げはあると言うことなので農業ビジネスをはじめる企業には頑張って貰いたいものだし、農業のみならず食料全般の自給率向上や品質安定が望まれていると思う。



タクシー(3/21)
◆ 規制緩和でタクシー台数が増え、ドライバーの平均賃金が下がったと言われるタクシー業界なのだが本当だろうか。ドライバーの平均賃金と台数の変化を見てみると、平均賃金は規制緩和前も規制緩和後も緩やかに下がってきている。一方で台数の方は規制緩和後急激に増えた。もしも規制緩和でドライバーの賃金低下が起こっているとするならば台数の増え方のような急激な変化があっても良いと思うのだが違う。タクシー会社にしても台数を増やすことで売り上げが急激に落ちるとすれば経営は成り立たなくなる。台数は2倍になって売り上げが2割減なら商売になるということだ。燃料費の高騰など経費部分の増加もあるとは思うのだが、実際の所台数を増やした方が総売上が増え、だから台数を増やす流れは不自然とは言えない。

◆ そもそも規制緩和で商売が成り立たなくなると言うことは、逆に考えると自由経済の中で生きていけない体質になってしまっているということになる。もしもタクシー台数がこのまま増え続けて収益率がさらに低下するならば、そこには競争に敗れる業者が出てくるわけだから自然淘汰されると言うことだ。タクシー台数の増加による交通麻痺も問題である。駅前のタクシー乗り場に入れる台数以上のタクシーが客待ちを行っているわけで、駅周辺の路地などはタクシーの駐車場と化している。その列は路地から幹線道路へと続き、少し広い舗道上や交差点内にも平気でタクシーは停車する。交差点内に止まるメリットは信号に関わらず発車できる点だというドライバーもいるくらいでもはや無法地帯だ。

◆ 交差点をタクシーの列が占有するので左折レーンなどは使えなくなる。すると左折したい車は直進レーンから左折せざるを得なくなり道交法に反するばかりか危険でもある。これは桜木町周辺でも新横浜周辺でも夜になれば見られる光景だ。ではなぜそれを警察は取り締まらないのかと言えば、タクシー業界は交通安全協会にとってとても良いお客様だからである。下手に取り締まりを強化して交通安全協会への上納金額が減ってしまったら天下り先の経営に影響を与える。民間人が交差点内に長時間車を止めていたらすぐに取り締まられると思うがタクシーは例外だ。二重駐車でも三重駐車でもアリみたいな光景は銀座当たりでも見ることが出来る。

◆ 銀座や新宿、六本木周辺はそれでも客待ち列規制が行われているのだが、規制を逃れて規制のない細い道路にタクシーがぎっしりなので道路としての役割は果たさない。規制の行われる前の銀座など、高々200m移動するのに30分かかるなんてのは当たり前だった。渋滞も何も客待ちで停車して道路を塞ぎっぱなしなのだから。こうした状況はタクシー自身の運行効率も低下させるが規制や取り締まりが有効に行われない以上仕方がない。結局台数増加で効率悪化を招いているのはタクシー自身なのだから、やはり自然淘汰を待たなければ何も変わらないのだろう。



ビジネスモデル(3/20)
◆ ドコモのiモード網などは垂直統合型のビジネスと言われている。iモード網の中で提供されるサービスはドコモ加入者だけが得られるものであり、逆にCPにとってはドコモ加入者だけしか客とはならない。水平分業はいわゆるオープン化戦略のようなもので、ドコモの見えない部分で商売が行われたりするスタイルだ。公式サイトが少なく実質的に垂直統合モデルが成り立たなかったSBMはオープンなインターネットの世界で無料を楽しむコンセプトをぶち上げた。インターネットマシン計画の始動である。これによって事業者に儲けが出るのかと言えばパケット代だ。パケット定額制加入者が少ないSBMはそれでも商売になったと言うことだろう。

◆ ドコモの場合はどうかと言えば、通信路で儲ける時代は終わったと言うとおりコンテンツや付加価値を売るスタイルになっている。ただしそれが成功していないのは皆様ご存じの通りだ。フルブラウザ利用時の料金が高いのもオープンコンテンツにアクセスされても儲けが出ないからと言う理由で説明が出来そうだ。パケット使用量が多いからとも言えるのだが、10Mバイトの着うたや動画、ストリーミング動画を何十分も見ることを考えるとフルブラウザだからパケット利用量が多いとは一概には言えないと思う。垂直統合から水平分業へ持っていくのは比較的ハードルが低い。WindowsMobike端末やAndroidはクロースドiモード網とは関係ない部分の、言わば水平分業型のモデルとなる。

◆ 水平分業を宣言したSBMだが、やってみたら儲からなかった。インターネットマシン元年と言いながら、そのインターネットマシン自体が売れなかった。おそらく後数年すれば世の中も変わってくるとは思うのだが今は売れない。売れないので方針転換した。
水平分業から垂直統合へ。しかし悲しいかなCPの数は少ない。今まではオープンだと言っていたのに今度は囲い込みかと言われる。囲い込まれたところでCPの数は少なく魅力はない。だからといってオープンなインターネットマシンは新機種が出てこない。
ハーレクイン云々と散々宣伝してみたものの、その後はサッパリである。

◆ ドコモは数々の新サービスを失敗させてきた過去があるが、SBMの失敗もそれに匹敵するかそれ以上だ。
ドコモの場合は失敗したからと言ってやめないというかやめられないのだが、SBMの場合はすぐに方針転換して無かったことにしてしまう。結局馬鹿を見るのは加入者なのだが、私は個人的にはドコモの失敗の真似を孫さんがするとは思っていなかった。孫さんならばもっとウマイ騙しのテクニックで客を惹き付けるのではないかと思っていた。が、ダメだった。
件の新機種発表会も物珍しさでニュースになったというよりは、新製品発表会として機能していなかったとして話題になった。設備投資凍結のツケが早くも回ってきてHSDPAエリア拡大が出来ないばかりかPC定額はEMネットワークを借りるハメになってしまった。孫さんの言う、インターネットマシンには必須のHSDPA網もエリア拡大をやめてしまったのである。



ロケット(3/19)
◆ 日本のロケットもようやく活躍しはじめた感もあるが、世界で一番多くのロケットを打ち上げているロシアとは比べものにならないほど打ち上げ回数は少ない。ロシアや米国は大陸間弾道弾から開発された訳で、かけるコストが違うと言ってしまえばそうだし高緯度なロシアからロケットを打ち上げるにはパワーも必要なので研究も進んだのだろう。ロシアの月面有人飛行計画の中にあったN1ロケットは全長が100mを超え、重量は2.7千トンにも及ぶものだった。SRB等を使用せずに低軌道に70tもの搬送質量を誇った5段ロケットだ。そのエンジンはクラスタタイプで、ようするに沢山のエンジンがくっついたような構造。確か30基くらいではなかったかと思うのだが違っているかも。それらの同期制御は困難を極め、その他のトラブルなどもあって4回の発射は全て失敗に終わっている。
有人飛行には至らなかったが、ロシア版スペースシャトル打ち上げ用のエネルギアは97mの全長で低軌道に88tの搬送能力を持っていた。8本のSRBと4基のエンジンが付いており、これでブランを搬送する。米国版スペースシャトルではエンジンはオービタ側にしか付いていないが、ロシア版では両方に付いていた。といってもオービタのエンジンは大気圏突入時の減速に使うものであり発射時には使われない。ソ連はこの計画を無人飛行で実施し無事に帰還させたものの、その後は打ち上げられることもなく消えてしまった。  

◆ 米国の大型ロケットは言わずと知れたサターンだ。
コイツはN1より更に大きく、全長110mで重量3千トン、低軌道に100t以上のものを搬送できる3段ロケットだ。これもSRBは使っていなかったように思うのだがどうだっただろう。発射の写真を見ると赤い光が見える。一般にSRBの燃焼では炎に色がみられるが酸素と水素の燃焼だとほとんど色は付かない。ただサターンVはケロシンが燃料だったので炭素色になったかも知れない。エンジンは5基で、加速度が4Gを超えるあたりで中央エンジンを停止、高度上昇と共にそれでも加速度が付いて全エンジン燃焼終了時前には再び4Gの世界がそこにはあったという。このエンジンの推力を馬力にすると1.6億馬力になると言うから鉄腕アトムが1000人いても歯が立たない。

◆ 100tのペイロードはかなり凄いと思う。新幹線の車両を打ち上げることも可能だが、新幹線を宇宙に持っていったって銀河鉄道にはならない。米国は火星への有人飛行を計画するも決まらない。膨大な予算を捻出するのはもはや難しいのかも知れず、特にこの不況下にあっては宇宙開発より明日の生活をと望む国民が多いと思う。これは日本にしても同じ事で、無駄な箱物を作る金はあっても宇宙開発のカネはないと言うところだ。まあ宇宙を知ったからと言ってどうなるkぽとではないかも知れないが、でも火星への有人飛行なんて夢があって良いと思う。宇宙飛行士は大変だろうけど。



インサイト(3/18)
◆ 売れ行き好調のインサイトの中身はどうなっているのだろうか。システムとしてはパラレルハイブリッドであり、エンジンのクランク軸に直結された薄型モータを持っている。モータはロータ側が永久磁石でステータが電磁石になった3相電動機だ。モータの特性を考えると同軸モータの内側にプラネタリギアでも入れて減速してやればいいのではないかと思うのだが、そうして複雑化するとコストに響くのは当然でありホンダはその道を選ばなかった。

◆ トルクカーブを見ると1.5千回転までは電流リミッタによると思われるトルク制限がなされているがエンジンの発生するトルク以上のアシスト力が得られている。
回転数が上昇するに従ってトルクは減少する(エンジンはトルク一定型の機関だがモータはパワー一定なので)が3千回転あたりまではアシストを感じることが出来るのではないかと思う。その後6千回転ではエンジンの発生するトルクの2割にもアシスト力が満たなくなる。

◆ モータの駆動電圧は100Vであり、定格容量5.75Ahのニッケル水素電池で駆動される。ちなみにシビックハイブリッドは158V/5.5Ahなので、ここでも多少節約していることが分かる。バッテリは12セル構成のモジュールが7本使われているそうだ。インバータはIGBTの3相で特に珍しいものではないが、ECUとの連携制御などの点では改良が加えられている。エンジン自体も気筒休止以外にピストンスカート部に二硫化モリブデンのパターンコートなどを施すなど細かな部分での摩擦軽減策も忘れてはいない。だったら最高回転数をもう少し下げて低速トルク型で燃費を稼いだ方が良いのではないかと思うのだが、そこはホンダであり88馬力を5.8千回転で発生するセッティング、最大トルク発生回転数は4.5千回転と高めになっている。

◆ プリウスがバッテリでの走行を出来るだけ多くするようなセッティングに対し、インサイトはあくまでもアシスト主体になっている。うまく走行すれば40km/h前後の定速走行時にエンジンを切ることも出来るが、通常走行では頻繁に体験できるようなものではないそうだ。減速時には勿論エンジンは停止する。モータでのアシストが最大になるのは中高速域での急加速であり発進加速時にはフルアシストにはならないように見える。これは低速時には電流でリミッタがかかるためなのかも知れない。余談になるがトヨタの差動方式ではモータの発生トルクとエンジンの発生トルクが見合っている必要があるため、低速トルクの大きなモータを低速から或いは発進加速時にフルパワーで動かせない事情もある。

◆ ホンダのサスセッティングはちょと変わっていて、ロールセンタを下げるようなジオメトリだ。従って重心の高い車ではロールが増える。ロールを減らそうとバネを固くするので乗り心地が固くなる。乗り心地が固いのに何故かロールは大きいという、不思議なセッティングなのだ。最近の車両ではその傾向が少なくはなってきたようだが、相変わらず不思議。



ATが勝つ訳(3/17)
◆ ATといえば運転は楽だが燃費や運動特性の点でMTにかなわない印象が強かった。もっともATと言っても電磁クラッチ制御の自動シフト式マニュアルミッションみたいなものから、CVT、或いは通常のトルコンATまで今は様々な種類がある。
こうした(ここではこれらをまとめてATとするが)様々な技術によって今ではMTよりATの方がカタログ燃費が良いモデルも登場してきている。
ATが燃費チューニングしやすい理由として、シフトパターンなどを正確にプログラミングできる点にあると思う。マニュアル操作では人間の能力頼りになることは否めないわけで、その為自動車メーカにはモードテストスペシャリストみたいな人もいる。しかし電子制御であれば、それこそ燃費テスト時のエンジンコンディションや気温、気圧や湿度などの環境コンディションに最適な制御が可能になる。

◆ 現在のATは減速時に自動シフトダウンを行いながらエンジンの減速時燃料カット回転数以上を維持するような仕組みになっている。しかしそうするとエンジンブレーキが良く効くことになり、時に再度アクセルオンを強いられる場面にも遭遇する。そこで可変バルブタイミング機構でバルブオーバラップを増やす方向に制御してエンジンブレーキの効き具合も調整してしまう。
これらが全て統合制御されるのだからシフトタイミングでのロスも必ず発生する人間の手動変速に燃費面で勝っても不思議はないのかも知れない。

◆ CVTはMTや良くできたATに燃費でかなわないとも言われていた。ベルトのスリップロスと、スリップさせないための油圧がロスになるのがその理由である。しかしこれも電子制御技術の技で双方のロスが最も小さくなる点に制御する事が可能になってきた。通常のATにしてもシフトショック回避のためにシフト時にエンジン出力を制御する(初期のトヨタ車はいきなり燃料をカットするという乱暴さだった)など、とにかくロスになりそうな部分を片っ端から潰していくのが現代風なのだと思う。加速性能に関しては電子制御のマニュアルミッション切り換え型が優れている。ATスリップによるロスもないしシフト速度も人間がシフトレバーをいじくり回すよりも余程早い。シフトダウン時にはブリッピングもしてくれるのでシフトショックも余り感じない。ポルシェのPDKなどは加速性も燃費もMTよりも優れているというのだから素晴らしいではないか。ただブリッピングは燃料の無駄遣いなのでお忘れ無く。

◆ ブリッピングはトルコン式の従来型ATでも行っている車両がある。変速クラッチの離れた隙間を狙っての絶妙?な制御だと思う。逆にシフト時に起こるクラッチ断によるトルクの不伝達時間をゼロにするDCT/DSGもある。2つのクラッチを使い、例えば2速のクラッチを切りながら3速のクラッチをつないでいくような制御を行うわけだ。両方が半クラッチになるのだからそこでのロスや摩耗が問題になりそうなのだが、制御技術の発達とは凄いものだなと感心する。まあ電子制御の速度に比較すれば機械の動く速度なんて亀より遅いみたいなものなのだが、温度や負荷や摩耗による変化もセンシングしながらとなるとやっぱり凄いと思える。DSGは従来は湿式クラッチを使っていたようだが最近は乾式クラッチのみになったのだろうか。ブレーキから足を離すとクリープも起こるセッティングだというのが普通っぽさ狙いな感じがする。



LTE(2)(3/16)
◆ ディジタル通信が本格化した背景にはディジタル処理技術や速度の向上がある。CDMA方式の場合は昨日書いたとおりコード多重されているので、拡散コードを知らなければ復号が出来ない。しかし通信が成立している以前の状態ではその拡散符号を知る術がない。そこで考えられるコードを片っ端から試して目的のコードを見つける作業が必要になり、これには大きな演算能力(或いはそれなりの部品)が必要になる。一旦コードが見つかればその後の処理は比較的軽いと言える。

◆ OFDMの場合はコード拡散ではないのでコードを見つける手間は要らない。しかし高速信号を多くの低速サブキャリアに分けて伝送してくるので、これを元の信号に戻さなければいけない訳で、ここにはFFT演算が用いられる。低速なFFTであればPCでも実現できるのだが、100Mbpsとか1Gbpsというレベルの信号速度をリアルタイムにFFT処理するのにどの位の演算パワーが必要になるのか。これ以外にもOFDMAなのだからどのサブキャリア群が自分向けの信号であるかの判定、更に言えばLTEには必須とされているMIMO演算などが加わるのだから大変な演算量だ。MIMOは空間多重のことであり、昨日の糸電話の例で説明すれば1本の糸の中に複数の信号を入れて会話する、2人が1本の糸電話で会話するようなものだ。この信号はコード多重されてはいないのでモロに混信する。モロに混信はするのだが、双方の信号の内容が多少でも違っていれば、その違いを見つけて混信データからそれを差し引けば元の信号に戻る訳だ。それには二つの信号の差異に関して条件があるのだが、ディジタル処理はこんなことも可能なのですよと言うことで凄いなと思っていただければいいと思う。図を交えた簡単な解説はこちらにある。

◆ 通信方式を変えても周波数利用効率はそう大きく変化するものではないのだが、こうしたMIMOなどの工夫によってこれを向上させる事は各社が研究している。例えば昨日説明したCDMAの例にしても、多くの言語(コード)によるざわめき(雑音)がセル半径を縮小させると書いたが、少なくとも基地局側はどんなコードで通信が行われているかを理解することが出来る。そこで目的外のコードに関しても全て復号処理を行い、その逆パターンを作って不要な信号を打ち消すような処理も使われている。これは基地局側だから出来ることであり移動機側は自分の使うコードしか理解していないのでこうした干渉除去を行うことは出来ない。

◆ MIMOにしても魔法の方式ではなく、それを実現させるための条件作りは大変だ。固定通信であればまだ通信は安定しているが、移動体となれば空間による各種歪みが大きいのでなかなか理屈どおりには行かない。この辺りは機器を買ってきて設置したらとりあえず通信できましたという実験室レベル或いは小規模フィールド試験結果と、実際にサービスを始めてからの結果に差がある部分であり、それをチューニングしていくことやノウハウがサービス品質に影響を与えるのは言うまでもない。



LTE(1)(3/15)
◆ LTEとはなんぞやという事で、物理層に関して考えてみる。その前にW-CDMAやcdma2000に使われているCDMA方式をおさらいしておこう。CDMAとはコード多重マルチアクセス方式で、周波数(物理チャネル)によって通信相手を分けるのではなく通信している人はみんな同じ周波数を使う。そんなことをしたら混信するではないかと思われるかも知れないが、コードの違いがあるので混信しない。

◆ ホールで多くの人たちが会話していると思っていただきたい。日本語で会話する人、ドイツ語を使う人、フランス語の人やロシア語の人などが会話しているが、言語(コード)が違うので混信しない。日本人は日本語だけを理解して他の言語はざわめき(ノイズ)として耳に届くわけだ。しかしホールの中に人数が増えてくるとざわめきが大きくなってくる(RSCPの低下)そこで会話を成立させるために会話者同士は大きな声を出さざるを得なくなる(パワー制御)。誰かが大きな声で会話をし始めると周りの人も大声を出さざるを得なくなり、遠くの人の声は聞き取りにくくなる(セルの縮小)。また英語を理解する日本人がいたとすると日本語で会話をしているのだが英語も耳に入ってしまい、これも会話の妨げとなる(符号干渉)。従って会話する同士は必要最小限の大きさの声でこれを行わなければならない。
充分な数の拡散コード(言語)があれば、セル(ホール)内での会話者数(収容加入者数)は雑音レベルにのみ影響を受ける。逆に言えば加入者が増えてくるとセル半径が小さくなってしまうので、加入者に応じたマイクロセル化は常に推進しなければ一定の通話品質が保てなくなってしまう。
ドコモなどではマイクロセル化をどんどん進めているわけだが、SBMは中継局(拡声器)を使って会話(通信)を成立させようとした。その結果がどうなったかは皆様ご存じの通りである。

◆ LTEはOFDMAを採用する。OFDMAはFDMAの仲間でFDMAとは周波数分割マルチアクセスの事だ。これはPDCなどと同じく通信相手によって周波数を変える方式である。ホールに沢山の人が居て会話しているが言語は日本語のみだ。
しかし各会話者はそれぞれ糸電話を使っているので混信しない。もしも多くのデータを送りたいと思った場合は糸を10本とか100本とか束ねて使う。もちろん必要が無くなったらその糸は開放して次の人が使えるようにする。しかし普通の糸を使うと糸同士を接近させると干渉が起きてしまってうまく情報が伝わらなくなる。そこで糸に特殊な加工(OFDMAのO、すなわち直交性)を行うことによって糸をビッシリ並べても相互に干渉しない仕組みを作った。これは周波数の利用効率拡大に効果的であり、シングルキャリアの広帯域拡散と同様に周波数帯域内をビッシリ隙間無く使う事が出来る。

◆ 広帯域拡散のCDMAでは高速信号をそのまま送るので伝送環境などにシビアになりやすい。例えば有線通信を例にすれば通常のメタル電話線は伝送周波数によって減衰や位相特性が異なっており、ここに広帯域信号を流そうとしてもうまく行かない。OFDMの場合は沢山のサブキャリア(糸電話の糸)を束ねて使うので、通信路の特性によって糸の太さなど(減衰量など)を調整することが出来、ADSLにOFDMが使われているのはこういった特性故である。
明日は信号処理のお話し。



2年目(3/14)
◆ SBMを2度目に契約して、今年の秋で2年になる。スパボ一括で買ったものなので解約しないと基本料金がそのまま請求される羽目に陥ってしまう。新たにスパボ一括端末を買うかどうかは未だ未定で、最近SBMケータイを使う頻度も減っているのでスパボ一括ゼロ円でないとお得じゃないかもなんて思い始めている。SBM契約当時ドコモやauには980円のプランは無かったし家族定額もなかった。もしもSBMが参入してこなかったら980円プランが出来ていなかったのかな。それともEMに合わせた780円プランになっていたのかな。2年縛りは、割賦はどうだったのだろう?新規加入者優遇措置はそれでも始まっていただろうか。

◆ SBMを使って思った事は、通信速度の遅さと通話品質の悪さだった。ただしブラウザの使用感は悪くはなかった。iモードブラウザと違ってキャッシュが効くので遅さをカバーできる。謎のエラーも色々出たが見られるページは見られるというか何というか。ただし速度が遅いのは何とも耐え難いものがあった。地図など、それを見るのを拒否するかのごとく画像が表示されるまで待たされる。810Tでの通信速度は100kbps程度、遅いときには30kbps程度にまでなってしまう。
通話の方はプチプチノイスが入ったり瞬断が起きたりして耳障りだ。場所によっては電話がかけられない(回線Busy)事もあった。駅前などで電話をしようとするとプッ・プッ・プッ・・の後にBTが聞こえて切られたりして、さすがに混んでいるのかなと思った次第だ。

◆ blogの方にも書いているがHSDPA機をスパボ一括で買ってHSDPAのエリアや通信速度を体験してみたい思いはある。830Pならスパボ一括9,800円なのだが、その9,800円が惜しいと思ってしまう。これが2年前なら喜んで買っていたと思うのだが、スパボ一括にも慣れたというか何というか。HSDPAエリアは基本的には非公開なのと国道16号線の内側となっているので私の行動範囲ではHSDPA圏外の可能性が高い。
だとするとやっぱり契約しても面白くないかな。で、結局は9,800円が高いと感じるわけだ。スパボ一括にしても最初の2ヶ月は金を取られるわけだし、以前はあったパケットし放題の無料も付かなくなってしまった。

◆ どうせなら7.2Mbps対応機がスパボ一括売りされるのを待った方が面白いかも知れない。実際に7.2Mbpsサービスが始まっている確証は掴めていないのだが、SBMは一部地域でサービスしていると謳っている。おそらくSBMのHSDPA対応基地局であれば設定を切り換えるだけで7.2Mbps対応にはなるはずだ。(余程おかしなものを買っていない限りは)なのに何故サービスエリアを広げたがらないのかも気になるところである。
理由としては無線区間の容量が不足しているために7.2Mbpsへの切り替えが躊躇われるか、或いは地上区間の容量不足によりパフォーマンスが出ないか、その両方かだ。もし今年版のiPhoneが7.2Mbps対応だったらどうするのだろう。やはり一部地域でやってます程度のアナウンスでお茶を濁すのだろうか。



コンテンツ売り(3/13)
◆ 日本で携帯電話用コンテンツビジネスをはじめたのは言うまでもなくドコモのiモード網だ。待ち受け画面や着メロから始まり、今や様々な情報やゲームを扱うCPがひしめき合っている。cdmaOneサービス開始当時のauはこれらコンテンツが少なかった。cdmaOneで高速通信をアピールしながらも、それを活かせるコンテンツがなかったのである。その反省を踏まえた形で現在は多くのCPが公式サイトとなっているのはご存じの通りだ。SBMは最初に契約したときに公式サイトのメニューを見てみたのだが、その数の少なさに驚いた。おそらくドコモの1/10とか1/20のレベルだと思う。SBM(vodafone)しか使っていなかった人に言わせれば「沢山あるでしょ?」なのだが、ドコモ慣れしていた私からすると「沢山?どこにあるの?」となったのだ。

◆ 公式サイトは、各CPが商売になると思えば増えて行くしそうでなければ増えない。SBMはパケット利用率が低迷していたこともありCPが増えたかったのだろう。CPが増えないとそれを目当てにパケットを使う層も増えないわけだ。そこで孫さんはインターネットマシン構想をぶち上げる。公式サイトなどに金を払う必要はない、ウチはオープンな世界だ。ソフトバンクは日本を代表するインターネットカンパニーだとやった。が、それから1年経つと今度はS-1はSBMケータイでしか観られませんと公式サイト化を推進するような雰囲気に変わった。

◆ ドコモは以前から言っているが、通信事業者が通信路で儲ける時代は終わったという。それ以外の付加価値的サービスがなければ儲けを出せないというのだ。そのひとつが公式サイトでのコンテンツ売り上げである。
SBMはこれを否定したばかりにAppStoreに美味しいところを持っていかれてしまうことになる。もっとも公式サイトの少ないSBMとしてはAppStoreは渡りに船だとその時点では思ったのかも知れないのだが、果たして中期的に見てこれが得策だったのかどうか。AppStoreや日本の携帯電話事業者が囲うCPに興味を示したのか、NokiaもOvi Storeをはじめる。これはドコモのiモード網やauのezweb公式サイトのようなスタイルでCPが出店登録する形となる。日本では事業者が推進してきたCP売りを海外ではメーカが担当する格好だ。

◆ 事業者であれば課金モデルが出来上がっているだけに客を掴みやすいと思うのだが、メーカが行うコンテンツ屋だとそのあたりの構築などが面倒そうな気はする。
世界がこうしたコンテンツ商売の方を向いている感じなのだが、自称日本一のインターネットカンパニーはどちらの方向を向くのだろうか。無料だオープンだと力強く語った1年前、そして囲い込みに入ろうとした今年、来年はどの方向に吹っ飛んでいくのか。もしもPC定額以外もEMに依存するようになれば公式サイトの構築は面倒になるかも知れない。以前EMはドコモに対してiモード網を使わせろと発言していたが、公式サイトが貧弱なEMとSBMが共同で公式サイトを集めるなんて事が起きるのかも知れない。



無線接続(3/12)
◆ 春と言えば新生活の開始と言うことで引っ越しなどをされた方も多いと思う。引っ越しと言えば電話の移設なのだが、ここの所の傾向として電話を引かない人が増えている。もはや携帯電話は誰もが持っていると言っても良いほどであり、日中など留守にする機会の多い人は電話を引いても無駄だと言うことなのだ。困るのは携帯電話番号では登録の出来ない所で、こうしたところには実家の電話番号を使うなど苦労もあるようだ。電話が引かれなければインターネットブロードバンド接続も出来ないわけだが、最近ではFTTH導入済みのマンションやアパートも増えていて、LAN接続にしろVDSL接続にしろ壁のモジュラにプチッとすれば即接続OKみたいな感じだ。ADSLの場合は電話線を引かなければいけないので多少手間はかかる。

◆ 小規模なアパートやFTTHが引かれていないところで活躍するのがEMなどのPC定額だ。インターネットに接続はしたいがFTTHを引くほどではないと考える層は意外に多いらしく、そんな時には引っ越し時にも手間がかからないUQやEMやWILLCOMのデータ接続だそうだ。ドコモも行っているが制限が多い(と思う)のと2年契約しないと他社より価格が高いはずなのでお勧めはしにくい。SBMはEMのネットワークを借りてPC定額を行う。EMと同じ価格だとすれば(帯域売りだろうから)EMよりスループットが落ちることになり、もしスループットを確保しようと思えば価格が上がるのではないかと思う。もっともEMが卸売り用としてより安価な価格を提示していればそれにSBMが儲けを乗せることも出来ると思うが、EMも安売りはしないだろう。イヤなら自前のネットワークでどうぞと言えばいい話だし、それが出来ないからこそEMのネットワークを使わせてと言い始めたのである。

◆ PC定額の需要は極端に多くはないとは思うが、こうした引っ越し時の手間の無さに加えてモバイル運用も当然可能だし、企業向けなどでも需要はあるので意外に安定した契約数が得られるのではないかと思う。そんな人たちが家族を持つようになったり、どこかに永住するようになればモバイル接続から固定接続に変わっていくとは思うのだが、或いは価格がもっと安くなれば固定接続に拘らない人が増えてくるかも知れない。
先日も見知らぬオバサンが電車の中で、線も引かなくて良いし引っ越しの時も面倒じゃないからEMが良いのよと言っていた。確かに線を引いてBBルータを設定して無線LANも設定してと考えれば面倒なことだ。それがEMやWILLCOMならば買ってきたカードなりUSBドングルをPCに差して設定すればそれだけで良いしEMなどの100円PCだったら設定も販売店でしてくれるかも。

◆ 通信速度などを考えると無線接続はまだまだだと思うが、1Mbps前後出ていればいいと割り切るならば使えないことはないしUQならば環境次第で10Mbps以上も可能になる。FTTHも安くはなってきているがそろそろ限界だろうか。SBMも散々安く貸せとか1/8で貸せとか騒いでいたが、結局フレッツ網を使うようだ。ソフトバンクはインフラ事業者はやめてMVNOに徹した方が良いのではないかと思う。



続けるか否か(3/11)
◆ 世の中の求めるものは刻々と変化している。5年前に好まれたスタイルが今も健在かと言えば違うと思う。SBMは薄型化や多色化を宣伝文句にしたが、半年後には又別のコンセプト?防水だったかな?に変えられた。と言っても全機種防水などと景気のいい話ではなく1機種か2機種か?たぶんそんな感じだったと思う。孫さんの常でその時には、例えば防水にしてみれば、防水じゃなければ携帯電話ではないくらいの勢いで演説を開始する。が、それが売れないと防水の話などなかったことにしてしまうと言う変わり身の早さ。これがドコモとなるとそう簡単に意見を変えることも出来ずに継続して防水なり何なりを出し続けることになる。

◆ そんな瞬間芸を批判された孫さんは、インターネットマシンと10年間は言い続けると宣言しちゃった。果たして孫さんの10年とは地球時間の何年に相当するのだろうか。実際、昨年言い始めたインターネットマシン元年は既に綻びを見せ、新作インターネットマシンが発売されないばかりかインターネットマシンではなくアプリケーションなどの方向を向き始めてしまった。
しかしあからさまにそれを行えばそれ見たことかと批判されるわけで、何とかインターネットマシンに絡めてみたが、やはり方向性は従来とは変わってきている。
こうしてその時代やその時々に思いつきで何かを発言するのが時代に敏感と言われるのか?それとも呆れられるのかは微妙なところだと思う。

◆ 続けることによって失敗したのは三菱自動車だ。同社自身がいっているように、売れていたパジェロに安心して新型車開発に手を抜いた結果、それが売れなくなって焦った。変わり身が早かったのはターボ時代の終焉の時で、それまでは全車ターボ化だとか言っていたのに、さっさと無かったことにしてしまい排ガス規制にも適合させた。やめない勇気も必要だろうし、やめる勇気も又必要な所が難しいと思う。ドコモのiモードは10年目だそうだ。通信路ビジネスからコンテンツビジネスへの路線を切り開いたiモード、当初はそれほど人気が出るとは思わなかったようでiモードメールにしても何にしてもさほど力を入れて開発したものでもなかったように思う。事実その後のiモード加入者増に耐えられなくなるなどの障害も経験し、そして現在に至っている。もはやドコモにとってiモードは無くてはならないものであり、オープン化だと叫ばれるのはやはり気に入らないだろう。

◆ クローズド網の整備が遅れているSBMが逆にオープンをアピールし、それがインターネットマシン構想につながった。が、それも1年経たないうちにドコモ式クローズド網の世界に方針転換だ。オープンと言っては見たものの儲からないからやめたという所か。ではiモード網が永久に不滅かと言えばそうではないと思う。ドコモはこれまでの蓄積があるから商売になっているが、SBMが今からドコモを追いかけたところでドコモに勝るものになるとは思えないばかりか、ドコモが叩いて渡った石橋は既にひびが入っていてSBMが叩いたら割れてしまうかも知れない。



非常用(3/10)
◆ 携帯電話用の乾電池式充電器を携帯している。携帯しているというかバッグに入れて持ち歩いている。出先などでバッテリエンプティになったときに便利かなと思って持っているのだが、実は何年も使っていない。携帯電話の電池は通常使用ではそうそう無くならないものだ。充電器は単三電池2本仕様で、構造的には単三電池の3VをSW電源で5.5Vにステップアップしている。買ったときには普通のアルカリ電池が付いてきたが、これを単三型リチウム一次電池に交換している。リチウム単三電池は自己放電が少ない上に大容量、しかも質量が軽いという携帯するにはもってこいのバッテリだ。
回路に流れる電流をカットするために電池の正極と端子の間に薄いプラスチック片を挟んでおいた。

◆ はじめて電池による携帯電話の充電器を買ったのはPDC全盛の頃だった。当時は単三電池3本を直列接続しただけとか、4本直列にダイオード1本直列で適当に電圧を合わせたつもりになっているものとかだった。単三3本仕様は初期電圧こそ5V近くあったが、すぐに4V近くまで下がってしまうので余り役には立たなかった。充電できるか出来ないかという点では9Vの電池をLDOで5Vに落としたものが良かったが、積層電池は容量が小さい上に電圧の半分近くをLDOに食わせ発熱させてしまうので効率は悪かった。それでも何とか充電できるという点では単三電池三本直列そのままのものよりは余程マシだったと言える。

◆ スイッチング電源型が出てきたのはFOMAが登場した頃だろうか。デバイス価格が安くなり、これならば効率は悪いが単三電池1本からでも動作する。
ただし電池容量という点で携帯電話を満充電に出来ないので今は単三電池2本仕様が一般的だろうか。これだとスイッチング電源の入力電圧も高めに出来るので効率も良くなる。更に高効率を望むならば飽和しにくく直流抵抗の低いコイルを使うべきなのだが、コイルは意外にかさばり高価な部品なのでコスト削減の筆頭になってしまうのではないだろうか。

◆ ドコモ純正のLi-ion二次電池仕様の充電器もあるが、非常用として使うことを考えるとLi-ion二次電池は余り適していないように思う。Li-ion二次電池は満充電で保存すると寿命が短くなるし、一次電池に比較すれば自己放電電流も大きい。毎日使うような、例えばiPhone用外部バッテリなどならコストの面でも二次電池が相応しいが希にしか使わないのなら一次電池が良いだろう。どこででも手にはいるし。というか最近ではコンビニさえあれば乾電池式充電器は入手が容易だ。それこそコンビニもないような所に出かけるならともかく、そうでなければ5分も歩けばコンビニに当たるかも。

◆ 災害時などにはまず電池が売り切れるという。なので本当に非常用として持っていて損はない。せっかく5V以上を作り出しているので白色LEDだって点灯させることが出来る。乾電池式充電器に小さなスイッチと白色LEDを改造して取り付ければ懐中電灯(と言うほどの照度は無理か)の代用品くらいにはなる。



異業種参入(3/9)
◆ 家電メーカがデジカメを販売する。異業種参入というかビデオカメラの延長というか、業種の境目が無くなってきている感もある。家電屋がデジカメを作ろうとする場合に困るのがレンズなどだ。
光学機器メーカも当然デジカメを作っているので競合となる外販は時期を遅らせなければならないといわれるとおり、まず最新の技術は自社で使いその後外販するようになる。すると家電屋は光学屋になかなか性能で勝てないことになる。そこで目を付けるのが海外メーカだ。ブランド力もある海外メーカ製レンズは、その知名度だけでもメリットがあると言われる。ただ海外メーカに言わせると日本のメーカはコスト制約と品質管理がうるさいので大変なのだとか。もちろん大変な代わりに沢山の量を使ってくれる。

◆ ハイブリッド車や電気自動車絡みで鼻息を荒くするのが強電メーカだ。モータやインバータをはじめとして配線材料からバッテリ関係までノウハウを生かした売り込みを自動車メーカに行う。自動車メーカの多くがECUなどを外部(或いは関連)企業から調達していたように、電気自動車関連部品や技術は当面電機メーカが担うのではないかとも言われる。電機メーカが自動車を作ることは当面あり得ないと思うが東芝などはパワートレーンからバッテリなどをシステムとして自動車メーカに売り込んでいる。そのうち、このメーカ電気自動車のモータは東芝製だからとか、いやいやモータと言ったら日立でしょうみたいな会話が聞かれる… 訳はないか。東芝も古くにはECUを作っていたし、日立や松下もやっていた。自動車メーカから仕様を貰ってECU本体とファームを書くのだ。その為松下などでは社内にエンジンダイナモ室を持っていたりした。

◆ 自動車メーカも今は電子制御に詳しくはなったと思うが、細かな制御などに関してはやはり専門外だろう。逆に電機メーカが自動車の走行特性を理解しているかと言えば、ウチは電車なら分かるのですが自動車はちょっとみたいな話だったりして。
他にも安全性に関する問題や耐久性、何よりもコストが重要になる世界であるだけに各社とも大変だろうと思う。しかし例えばハイブリッド車のパワートレーンを日産がトヨタから買うように、得られたノウハウは膨大なものになるだけに開発を停滞させるわけには行かないと思う。化石燃料自動車がどの位走り続けていられるのかどうか分からないし、今後の排ガス規制によってディーゼルエンジンは息の根が止まりそうだという話もあるから油断は出来ない。

◆ 電気自動車やハイブリッド車が増えてくれば関連部品市場は巨大化する。その日を睨みながら各社とも開発をスタートさせている。ある社はインホイールモータを研究し、バネした重量の増加をホイールとモータの間にサスペンションを入れることで回避したりと工夫を凝らす。でも一番商売になるのは電池屋さんかも知れない。Li-ionなのかLi系キャパシタなのか分からないし、もしかしたら燃料電池の価格低下が起きるかも知れないが、いずれにしても航続距離やパワーの決め手だけに重要である。



秘密基地(3/8)
◆ 子供の頃にあこがれるもの、秘密基地。大昔子供だった人は空き地や河原に秘密基地を作り、昔子供だった人は押し入れの中や自分の部屋をそれに見立て、最近まで子供だった人はPCやゲームの世界にそれを見いだそうとしたのかも知れない。狭いところに入りたがるネコではないが、閉塞感や圧迫感が何となく心地よかったり、手を伸ばせばそこにある的なスタイルが良かったりしたものだ。結局テレビのリモコンなんてのもオトーさんにとっての秘密基地であるソファーの上から何でも出来ちゃうのが魅力か。そんなオトーさんの秘密基地であるソファーが奥さんに占領されてしまうとオトーさんは困ってしまう。

◆ 狭い空間という点では自動車も同じかも知れない。自分の気の向くままに車を走らせれば見知らぬ街がそこにある。子供が夢の中で未知の惑星に宇宙船を飛ばすように、子供の心を引きづりながら大人へと成長していく男の子は自らの手でどこかに旅することに夢を見たのかも知れない。それはどこに行きたいとか、そこの風景が綺麗だとかの理由ではなく、ただ行きたいから行く。実際私もクルマの免許を取った当時は毎週のように出掛けていた。当然宿泊費用などはないので車中泊である。夏場は暑くて蚊が入ってきて眠れず、冬は結露した水滴が凍るほどの気温でもガソリン代がもったいないからエンジンをかけずに毛布にくるまった。
もしも当時バンやワンボックスが流行っていたらそれを買ったかな。いや、買わなかっただろう。どこかに旅する事は走る楽しさにもつながっていて、それには走行性能も重要だったと思うから。それに当時だって商用バンやワンボックスはあったわけで、実用一辺倒だったら中古の軽ワンボックスでも買ってきた方が余程良かったと思う。

◆ 今の若者にとっての秘密基地とは一体何だろう。お気に入りのパーツでくみ上げたPCにお気に入りのソフトを突っ込んだ世界?アンケートなどによれば若者はお家の中が好きらしい。お金をかけてどこかに出掛ける必要もなく、家の中で過ごすのが気楽ではないかという。デートにしても自宅で一緒にDVDでも観たりするのがスタイルらしい。これじゃあデート車などと言われたジャンルも消えて無くなるな。デートも普段の生活もそこに居るとなれば、それが秘密基地なのだろうか。
まあ部屋がオシャレかそうでないかはそこに住む人の趣味次第なので客観論をぶちまけても仕方がなくて、オーディオセットも薄型テレビもないけれどマンガだけは捨てるほどあるゼと言う人がいても不思議はないし、凝ったインテリアに収入の殆どを使ってしまう人が居ても良いと思う。それこそ車を買ってローンと税金と保険代と駐車場代を払うことを考えれば安価な趣味かも知れない。そんな若者達に一体何を売っていけばいいのかとメーカは考える。ゲーム市場も一時期ほどには賑わっていないし、AV機器なども耐用年数が長い。PCにしても安価誘導が進んで儲からないのだという。そんな中で旅行業界は近場に専用バスで行くようなツアーを売り込む。海外旅行は面倒だけれど、1泊位の国内旅行なら友達と。そんな若い女性をターゲットにするのだとか。



充電器(3/7)
◆ 充電器と言って思い浮かべるものは何だろうか。ノートPC用のACアダプタ?それとも携帯電話充電器?ドコモは以前燃料電池充電器の試作品を発表していた。なかなかコスト面などで難しいというのだが、低出力型燃料電池であれば家庭用や自動車用と比較して安価に製造することが出来る。そのような点から東芝が発売する外付け充電器型燃料電池も生まれたのではないだろうか。この先ノートPCへの内蔵型や携帯電話内蔵型燃料電池へと発展させる予定だと東芝は話し、また他メーカも燃料電池搭載機器の開発にしのぎを削っている。燃料電池は二次電池のように充電して使うようなものではない。言わば一次電池なのだが、電池が無くなったら燃料をくべれば?また発電しちゃいますよと言うものだ。このため燃料さえ入手できればどこでも電池として使えるが、逆に燃料がなければ何の役にも立たない。

◆ 燃料にはアルコールを希釈したものを使うが、一応危険物だと思うので大量に買うことは難しい。小容量であればコンビニなどで売られる可能性もあるとのことだがどうだろうか。燃料電池が一般化されたとしてもおそらくコストは高いはずだ。携帯電話の充電だったら市販の乾電池式充電器だとかiPhoneであれば専用外付け充電器を使った方がきっと安い。もっともiPhoneの場合はLi-ion二次電池を内蔵したりする大容量のものが多いので価格は高めかも知れないがランニングコストは安い。これがPC用となると大容量電池を持ち歩く以外に現実的充電方法がなかったりする。PCの場合はバッテリ容量も大きいので、その内蔵バッテリに外部電池から充電するのが難しいからだ。しかしエネルギ密度が高いDMFCが出来ればそれも可能になると思う。

◆ 車などでの移動であればシガーライタ→AC100Vインバータ→acアダプタでPCを充電するという遠回しだが実用的な方法がある。しかし電車やバスでの移動となるとそうは行かない。一部の列車にはAC100Vのコンセントが装備されているものもあるが、毎回その車両や列車に乗れるとも限らない。こんなときに燃料電池があれば心強いと思う。そしてこれが小型軽量であれば言うことはない。電車内でPCがバッテリエンプティを示したら、すかさず燃料電池ユニットをバッグから取り出すと共に車内販売のオネーさんにワンカップを注文。
自分で飲むよりも先に燃料電池にワンカップ酒を注いでやれば軽い水蒸気と共に燃料電池はReadyになる。なんて訳には行かないと思うが、燃料用アルコールは事前にもっていると言うことで。

◆ アルコールやパッケージの安全性が確保できれば航空機内への持ち込みが可能になるかも知れないが、現状では難しいだろう。そこで粉末アルコールに水を加えて… なんて、昔懐かしい粉末ジュースみたいな事でも出来れば良いのかも知れない。この燃料電池用アルコールの安全性に関しては以前から議論の対象になっている。確かに高圧ボンベに水素を充填して持ち歩くよりは良いと思うのだが、危険物である以上一定の規制も又必要だと思われる。それこそ酒だよと言って飲ませちゃったりすれば重大な健康被害になってしまう可能性もあるのだから。



ウィジェット(3/6)
◆ ドコモのiウィジェットは小型iアプリで出来ている。
その為起動が遅く、常時その画面にしておいたら電力消費量もバカには出来ないと思う。と言う話をしていたらSBMのウィジェットも遅くて話にならないと言われた。iアプリにしてもjava等を使うにしても携帯電話のCPUでこれを実行するには荷が重いのか、或いは通信系が遅いのか。iウィジェットは8個迄のアプリをいっぺんに起動し、通信に関してはアプリ間でシェアしながら行う仕様になっている。SBMやauのウィジェットがどうなっているのかは分からないがおそらくは似たようなものだろう。画面上に情報を表示するものとしてiチャネルがあるが、単一機能としてだけ見ればiチャネルの方が良いかも知れない。

◆ iアプリ作成時にミニアプリを含ませればiウィジェット対応になる。なので、例えばF&Fで配っているPmailをこれに対応させ、ウィジェット画面から各popサーバをチェックして新着お知らせなんて事も出来る。まあ現状でPmailはソースが古いためにStarプロファイルへの移行が面倒でやっていないのだが、要するにそんな感じだ。このため勝手アプリというか勝手iウィジェットが簡単に作れる。今後気の効いた勝手iウィジェットが登場してきたら面白いかなと思うのだが、少なくとも公式サイトの無料iウィジェットは余り楽しくはなく、それはSBM向けも同じだそうだ。孫さんはウィジェットの数を自慢していたが、対応機種ホルダーによれば「いくら数があっても使えないものばかりじゃね」と手厳しい。まあ私に言わせればドコモのiウィジェットにしても同じですけどね、となる。

◆ auの場合はauone ガジェットの名でサービスが開始されているが、これはSBMと同じくOperaの機能を使ったものだと思われる。いずれにしても通信させておけば電力は消費するし、携帯電話には未だ荷が重いのではないかとも思う。特にサイト内容を確認すれば分かるような所だと、少なくともドコモの場合はタブブラウザでそれらサイトをいっぺんに開いてみてしまえばいいのでウィジェットの価値を高く見ることが出来ない。ウィジェットにしても激しく小さなその画面で見られる情報には限りがあるわけで、それ以上のものが欲しいと思えばWeb接続なり本アプリを起動するなりの手間が待っている。PCのデスクトップに貼り付けた風を装うことは出来るが、あらゆる面でまだまだ発展途上なのかなと思わざるを得ない。ただこの辺りは勝手サイトなどのアイディア勝負みたいな所があるので、その辺りは面白いかも知れない。

◆ じゃあ具体的にどんなウィジェットが良いのですかと聞かれると答えに困る。処理速度がもっと速くて起動などに時間がかからないのならば使い道があるのだが、どうにも思い浮かばない。むしろNEC製の場合はデスクトップにショートカットアイコンが貼れるので、そちらの方が数倍便利に使えているという感じ。このアイコンは通信などはしないし絵も動かないので電気は食わないし、アプリのショートカットならばそこをクリック(決定キー)するだけですぐ起動するのだから、それで機能的には充分だ。しかも48dot(だったかな)と小さいので邪魔にもならない。



スケジュール(3/5)
◆ スケジュール管理に何をお使いだろうか。もっとも一般的に使われているんは手帳だと思う。胸ポケットに入るほどの大きさのものから、ちょっとしたノートにも匹敵するくらいのサイズのものまで。紙の手帳以外だとPC上のソフトでこれを管理したり、そう言えば電子手帳なんてのもあったっけ。以前にも書いたことがあるが、私は手書き入力可能な初期型の電子手帳を使ったことがある。スケジュールと電話帳程度がその機能だったのだが、なにしろ電池がもたなくて参った。
電池が無くなると、やがてバックアップ電池も消耗して内容が消える。

◆ 最近では携帯電話のスケジュール機能を使っている。
普段持ち歩いているのでいつでも確認できるなど便利ではあるが文字入力がちょっと面倒だとも感じる。スケジュールと言ったって基本的には簡単なメモ機能に時間通知のアラーム機能が組み合わさったようなもので特別なアプリが乗っているという感じもしない。ドコモの冬モデル以降でiコンシェルを契約しているとスケジュール帳の画面には週間天気予報が表示されたりする。これって勝手サイトで出来ないのかなぁ。

◆ 打ち合わせや出張の予定を入れておくと、その日にそれが通知されるのは勿論のこと、出発地点や到着地点の天気や交通情報などが一目で見られたら便利かも知れない。これも携帯電話のアプリでやろうとすると面倒だがWeb上にこれらを構築する事はさほど難しくないような気がする。Web上のスケジュールはケータイからメールで設定しても良いしiモードやPCから設定しても良い。ようするにあの役に立たないiコンシェルをWebアプリとして構成したらどうだろうかと言うことだ。もちろん位置取得をするには頻繁にWebアクセスしなければならないので現実的ではないのだが、出発地と目的地などを入れておけばその経路の交通情報を集めてくるくらいは難しくはない。というか、その程度のWebスケジューラは既に存在しているかも。

◆ 会議内容のメモなどを一緒に入れたいとすると携帯電話ではさすがにダルい。少なくともスマートフォンや、欲を言えばMoblePC程度のものが欲しくなる。最近では政府系?会議でも電子会議が多くなり、ノートPCは必須アイテムとなった。資料はpdfで配布されるのだが、見にくいことを我慢すればケータイのpdfビューワでも何とかなるかも知れない。こうした会議でPCを会議デスクの上に置いている場合でも、日程の話になったりすると携帯電話を取り出す人が多い。会議資料などはノートPCでもスケジュール管理は携帯電話と言うことなのか。
難点は会議中に携帯電話をいじくり回す見映えの悪さかも知れない。これがスマートフォンなどだと意外に違和感を感じなかったりするから不思議だ。日本でもスマートフォンが全盛となる日が来れば、こうした会議室での風景も変わってくると思う。PCと携帯電話の間を埋めるものがスマートフォンだとしても、今や国産ケータイは下手なスマートフォンより高機能だったりするので、その意味での違いはフルキーだけだったりして。



厳しい時代(3/4)
◆ 米国発の不景気風に煽られ、国内産業の多くが収益率の悪化に苦しんでいる。比較的安定している通信事業者に関してもそれは同じで、端末販売台数の減少などが売り上げ減につながっている。そんな中でもドコモとKDDIは減収ながら増益、ドコモに関しては大増益と言って良いくらいの数字を叩き出した。これはSBMが始めた2年縛りや割賦販売を表向きで真似しながら顧客獲得費用を減じたことによるものだ。昨年には家族定額などもスタートしたものの、iモード代の値上げでそれを穴埋めした上で更に傾斜型パケット定額プランを導入するなど収益率向上作戦を行った。端末ラインナップもSBMが弱体化したところを狙って台数を揃えるなど底力を見せた格好だ。auも稼ぎ時である春商戦に向けて新機種を揃えるなど安定性を見せる。両者共に次世代に向けた投資や開発などを積極化するための投資を行うなど、これまでどおりのスタイルでの事業展開になっていると思う。

◆ 明暗を分ける形になったのはソフトバンクで、アナリストの予想する収益の上昇は裏切られる格好の減収減益だった。予想成長率と7%も乖離があったのだからソフトバンクも苦しいところだろう。
昨年には数々の値上げを行ってきたものの、ARPU低下を埋めることは出来なかった。端末販売台数も激減しており、平均利用年数予測が3年以上だというのだから、今後更に代替需要は減少していくのだろう。ドコモやauが新モデルと新サービスをペアで発表して端末買い換えを促すのに対し、SBMは新サービスが殆ど登場しないことに加えて、せっかくの新サービスに対応した端末が少ないのだから買い換えは促されない。このため孫さんが自画自賛する、韓国事業者の真似をしたスーパーボーナスは集金力を失い、不正契約による巨額損失のみが目立つ結果になった。

◆ 苦しい中で競争力を維持しようとMVNOに走るなど、まさに前代未聞の展開である。例えばこれが自社でサービスしていないWiMAXなどに乗り入れるならば話は解るのだが、単に自前のネットワークに設備投資が出来ないという理由での乗り入れなのだからつまらない。もっとも自前の網を使うことがオリジナルサービスにつながっているとすれば、SBMにはそれが皆無なのだからだったらどこの網でも一緒だとも言える。しかもSBMはvodafoneを高額で買い取った故のコスト高がある。結局は新規参入のEMより自社網整備の方が金がかかる事を認めた格好だ。

◆ 着々と次世代投資などを進めていく大手二社と、設備投資をやめてしまったSBMが今年どのように戦っていくのか。付加価値で金を稼ごうとするのが正解なのか、付加価値が低くても見かけが安い方に人は集まるのかが戦いの焦点になるのかも知れない。SBMは一時期盛んに宣伝していた端末の豊富さももはや求めない風で、開発コストや納入コストの低減にのみ注力していくような雰囲気である。ここでも高機能なスペシャルモデルが売れるのか?通話とメールのベーシック端末が売れるのかが見所になると思うが、少なくともドコモの冬〜春モデルはその双方を網羅したというやり過ぎ的な印象さえあるものとなっていたのと、ドコモとしては珍しく?ハイエンドがもっとも売れる傾向に変化があったようにも感じられる。



識別のため(3/3)
◆ 携帯電話は着うた全盛である。従来の着メロは携帯電話に内蔵された音源を利用して音を出す仕組みだが、着うたは圧縮データをそのままデコードして鳴らす。
従って着メロを作るよりずっと簡単に着うたをエンコードすることもできるし、容量もさほど気にしなくていいのでいわゆる着信音程度の長さであれば贅沢なビットレートやサンプリングレートを選んでも問題ない。
ドコモの場合はエンコードしたバイナリを変更しないと着信音として利用できないとか、ネットワーク経由のダウンロードが必須だとかの制限はあるがいずれも障害にはならない。パケット定額制に入っていない場合に着うたなどをダウンロードするとパケット代に驚くと思うが、そんな時にはケチケチエンコードでサイズを小さくする意外にはない。ダウンロードも最近は大容量ファイルをアップできるフリーな場所があるのでそこを使えばいいと思うが、第三者にダウンロードさせてしまうと手が後ろに回ってしまうので注意。

◆ 着うたで何をならすのかと言えば、私の場合は単にどこからの着信かを耳で識別するだけの目的に過ぎないので流行の音楽である必要は全くない。F&F情報メールで配信される列車運行情報はJRの駅メロをエンコードして作った。その他モールス信号受信の音だとかFM局のジングルだとか、別に配布するわけではないので何でも良い。音楽だとCG付録のCDに入っていたTHETHEME OF WINNER も、でもこれ少し調整しないとケータイのスピーカで聞くにはちょっと。まあ聞くというわけではないな、鳴らすかな。

◆ 着メロは着うたにならないのかと聞かれたことがあった。お気に入りの着メロがあるそうなのだが、機種を変更するとそれがダウンロードできなかったらしい。
なのでケータイとPCをアナログ接続して着メロを録音し、それを着うた化してあげたことがあった。本人が買った物を本人が聞くんだからまあ良いかなと、良い方に解釈したが本当はダメかも。こうして着うた化しておくと機種変更した場合でもそれをごそっとダウンロードすれば元の状態に戻るので楽だ。流行に敏感な?世代は着メロなどを定期的にその時々の曲にするのだと言うが私は余り変えない。変えると着信元が分からなくなっちゃったりして。

◆ 着メロも今や月額100円も払えば取り放題なのだから、そのあたりでカネがかかることもないが捜すのが面倒だ。着メロ全盛期には1曲換算数十円みたいな価格が付いていたのに、今や取り放題なのだから変わるものだ。JASRAC料はどうなっているのだろうかと心配してしまう。着うたの方は高値安定だが、これもJASRAC料があるから仕方ないと思う。自分で聞くのなら買ってきたCDを取り込んで着うた化、着信時に鳴らすさびの部分か何かを着信音設定とすれば全曲も聴けるし着信時にはさびの部分が鳴るという具合だ。この辺も加工ツールがフリーであるので難しいことはない。私はこれを使っているが着もとなどの方が初心者には易しいと思う。着うたの場合は画像も入れられるので凝ったことも出来るし、タイトルなどだけを入れておくことも、それすらも入れないことも(これだとダウンロード時に何がどの曲か分からなくなる)好きにしてくださいという感じ。



デパート(3/2)
◆ デパートは消えてしまうのだろうか。セブン&アイHDの売り上げを見るとセブンイレブンがダントツでありスーパーもデパートも売り上げは低迷している。そもそもデパートとは値引きはしないが取扱商品が豊富な所、百貨店という名がそれを表している。輸入雑貨などでもデパートに行かなければ買えないものなども数多くあったのだが、昨今の個人輸入の容易さなどを考えると役割も半減かなと思う。私は(現在は違うのだが)ドイツ製のサイフを愛用していた。ドイツの札は日本のそれよりわずかに大きいので使いやすかったからだ。
これはそごうで入手することが出来たのだが今はどうだろう。おそらく個人輸入で入手すれば単価は1/3程度になると思うので、送料を入れたとしてもお得だ。こうした、海外のものでも容易に買える環境が出来たことはそれらを扱う店舗の打撃になっているはず。

◆ 同じ商品ならば安く買いたいと思う。デパートにしか売っていなければ高くてもそれを買わざるを得ないかも知れない。もうずいぶん前になるが電子手帳の走りのようなものが発売された。普通の電気店や量販店では定価より安いプライスが示してあったが売り切れだった。が、デパートに行くとそこに在庫があったのである。ただし定価売りではあったのだが、他の店では入荷未定なそれがどうしても欲しくてデパートで買った覚えがある。ただ今時これがどうかと言えばメーカなども量の出ないデパートより大型量販店優先みたいな出荷を行うので量販店にないものはデパートにも無いというか、品薄ゲーム機などはむしろ量販店の方が手に入りやすかったりする。

◆ コンビニは必ずしも商品を安く売っているわけではないのだが、どこにでもあって夜でも開いているという付加価値を消費者が認めた結果の売り上げだと思う。もっとも最近ではコンビニだからと言って必ずしも高くはない物品や、刺身から生鮮品まで置いてあったりして少々驚く。この刺身などは酒の肴目的で買っていく人が多いとの事でそこそこの人気商品なのだとか。大型スーパも売り上げ確保が難しい。デパートよりも客単価が低いのでより多くの売り上げを上げる必要があるが、大量の人を入店させるには関連施設も充実させる必要がある。そしてそんな大規模施設になるとスーパーより専門ショップが並んでいる方に人気が集まると言うことで、しかし専門店がデパートに入っていても余り人が来ないというのだから分からない。

◆ スーパーにしてもファミレスにしても、出前というか配達には人気があるそうだ。車で行くのは面倒だし、電車で行くにも交通費がかかるし、だったら送料がかかっても良いから持ってきて貰おう的な感じか。その割に一時期は流行った出前のピザ人気は今ひとつである。あれ、結構値段が高いし食べ続けるほど飽きない味ではないし、そのあたりのバランスも重要と言うことだ。ちなみに私はたまにモスバーガの出前を頼む。モスバーガは出来上がりまでに時間がかかるので出前が丁度いいと思う。出前料金は取られるが、駐車場完備のモスバーガも少ないし買いに言って有料駐車場に停めたと思えば十分納得できると思う。



バックアップ(3/1)
◆ 先日のF&Fサーバトラブルを機会にバックアップを考える事にした。そもそもF&FサーバはHDDのミラーリングを行っているわけで、それはHDDが片方壊れたとしても運用が続けられるようにである。しかし先日のトラブルではHDD自身は壊れていなかったのだがミラーリングするためのメタデータか何かが壊れた結果HDDを読むことが出来なくなってしまった。先日雑記に書いたとおり現在はgmirrorを使っているので同様のことが起きても他のマシンに接続して救済できるかも知れないのだが、以前の方式だとHDDを接続したとたんにマシンが止まってしまう(OSが止まる)ので手に負えなかった。そこでミラーリングされたHDDを更にバックアップするというなんだか無駄なような事を考えた。

◆ 手間を惜しまなければ週に一度程度ミラー化されたHDDを取り外し、代わりのHDDを取り付けて再ミラー化するのが良いだろう。これならその保存したHDDを別のマシンに接続すればそのまま起動できる。しかしそれは余りに面倒だ。そこでUSBメモリを使うことを考えた。たぶん32GB程度のUSBメモリがあればシステムごと入ってしまうような気がする。コイツを別のマシンに差してUSBブートすればそのまま使えたりして。しかし何も遅いUSBメモリで起動することはないな。システム自体は一度作ってしまえばそれで良いわけで、それこそHDDをそのままコピーすればもう一台分出来上がる。
データをバックアップすることを考えると、F&Fの主要ディレクトリの中身が1GBを少し超える程度なので2GBのUSBメモリがあればいい。これなら千円以下が当たり前な感じである。

◆ 実は私はUSBメモリを買ったことが無く持っていない。
なので新規に購入となったのだが8GBでも2千円だしなぁということでそれにした。さっそくFreeBSDでマウントする。#mount_msdosfs /dev/da0s1 /mnt/usbmこんな感じ。msdos fsでマウントすればwindowsマシンでも読めるし、そもそもUSBメモリはFATで出来ているのかな。
この中に毎日一回tarでまとめたファイルを格納する。圧縮すれば半分くらいのファイルサイズになるが、容量をケチることもないのでそのまま入れる。5日分蓄えても8Gバイトに満たないのでファイル名を変えながら順次格納することにした。バックアップが完了したらumountでマウント解除を行う。FlashメモリはWriteが遅いのだが、HDDからの転送速度をみてみると15MB/S程度は出ている感じだ。

◆ WindowsのファイルなどはUSB接続の100GバイトのHDD(暖かいのでネコがいつも乗っている)に格納しているのだが、実際に使っている容量はたいしたことがないのでUSBメモリでも良いなと思う。以前はCD-ROMに焼いていたのだが、これはさすがに容量が小さすぎる。バックアップしているのは主にデジカメで撮った写真の類なのでそこそこの容量は必要ではあるが、100GバイトのHDDが満タンなるほどではない。果たしてUSBメモリの信頼性がどの程度なのかは気になるところではあるが、まあ心配ならば2つのUSBメモリにバックアップを取っても良いか、安いし。HDDに代えてSSDを使う手もあるのだが、SSDもエラーが徐々に増えてくる(やがて代替エリアを使い果たす)なんて話もあって今ひとつ安心は出来ない。そんなことを考えていると何をやっても安心は出来ないわけで、とりあえずはUSBメモリで良いだろう。