過去の雑記置き場


太陽電池(4/1)
春のFX(4/2)
MEIA(4/3)
事業者(4/4)
カメラ屋(4/5)
燃料電池(4/6)
接続料(4/7)
発電機(4/8)
土日祝日(4/9)
防水(4/10)
叩かれる(4/11)
政治家(4/12)
たまご(4/13)
spam事情(4/14)
春のFX(2)(4/15)
電灯のない国(4/16)
無理な訳(4/17)
S2000(4/18)
成長期(4/19)
トロリーバス(4/20)
新税(4/21)
1,000円(4/22)
フリーメール(4/23)
変化の年?(4/24)
自動売買(4/25)
タイヤ(4/26)
無線屋(4/27)
CD競争(4/28)
政令指定都市(4/29)
見ない訳(4/30)


見ない訳(4/30)
◆ 高速道路定額料金制で首都高速も若干走りにくくはなっている。従来高速道路の2車線を等速で塞いでいた迷惑野郎は大型トラックと決まっていたのだが、そこに一般車も仲間入りである。彼等は何が何でも追い越し車線を走りたいらしく、時に走行車線の方がガラガラだったりする。まあこれは見慣れた光景でもあるのだが、恐ろしいのは彼等の進路変更だ。およそ後方や横は見ていない感じでウインカを出すと同時に車線変更とか、ウインカも出さずに車線変更などは平気なのだ。ようするに後ろも見ていなければ横も見ていないというか、もしかしたら前方を見つめるだけで精一杯なのかも知れない。

◆ ETC搭載車が増えては来たのだが、ETCレーンで一時停止する輩もいれば、ETC車と非ETC車の合流がうまく行えずに危険な状態にもなる。先日もETCレーンを出た車がフラフラしながら車線の真ん中を走っていた。これだと右からも左からも追い越せない訳だし、周辺の車もぶつけられては堪らないと避けるので渋滞になってしまう。ドライバが高齢者なのかどうかまで確認は出来なかったが、一体何を考えているんだ!と言うようなことが普通に起きてしまう昨今なのである。走行車線から追い越し車線へ或いはその反対の車線移動も後方確認無しで行うから怖い。急に目の前に入ってこられたトラックがけたたましくクラクションを鳴らしても、当該車両は何事もなかったかのように低速走行みたいな感じ。

◆ こんな光景を見ているとITSを早く実用化した方が良いのかなと思う。もはや人間の運転能力は様々な機械にサポートされたりして低下してしまっているのではないだろうか。だったら後方確認も側方確認も機械にやらせた方が確実かも知れない。運転者は少なくとも前方だけは見ていてくださいね、みたいな感じで。高速道路ばかりではなく一般道にもサンデードライバーは溢れ、右折が出来なかったりして大渋滞の元を作ってくれる。スーパーに入れば駐車スペースに入れるのが困難だったりして、だったらもっと視界のいい車に乗った方が良いんじゃないですか?オトーさん、みたいな。

◆ 大きなSA等ではそんなサンデードライバーがおかしな所に車を止めないように誘導員を配したというが、これは正解だ。放っておくと通路でも何でもお構いなしに車を止め、注意したところで「だって混んでるから」とか何とかいう。混雑の原因はオトーさん、あなたなんですよと言ったって、そこまで気にする普通の能力があれば馬鹿な駐車はしない訳で、結局は何を言っても無駄だ。だから監視員を置かなければならないなんて情けない感じはするが仕方がない。それでもSAの売り上げは上がるのだから多少の経費増加は我慢しなければ。
春休みと夏休みにはもっと酷い状況になると思われ、何となく高速道路を使いたくないななんて思っている職業ドライバも多いだろう。こんなおかしな連中は割引を受けられ、俺たち商業車は定価だもんなと嘆いているかも。



政令指定都市(4/29)
◆ 100(70)万人都市、政令指定都市となると国から色々な交付金などが貰えるそうだ。要するに規模の大きな街だから、それなりの環境整備も必要でしょうということらしい。全国には17の政令指定都市があるわけだが、政令指定都市だから住み易いのかと言われても実感はわかない。そして横浜市のお隣である相模原は18番目の政令指定都市を目指しているのだそうだ。目指すというのも少々おかしな気もするのだが、少なくとも役所の連中はカネを沢山使えるようになると言うことなのだからそれを推進したい考えだ。

◆ 相模原市では新交通機関の計画があるらしい。なにやら住宅街を突っ切って大きな道路を通すのだとか。市役所に言わせると、政令指定都市たるもの新交通機関がなければ格好が悪いという。確かに横浜にも中田市長が自分の選挙区まで無理矢理通した地下鉄が延長されたし、仙台市にしても赤字まみれの地下鉄をさらに増やす計画だ。こうした工事に関する費用も国から一部貰えるのだから役人としてはそれを使わないわけには行かない。
こうしてどんどん無駄遣いをして赤字財政に落ちて行くというのがこれまでの流れであり、相模原としてもその後に続けとばかりに何とか金を使いたい。

◆ 住民が望む交通機関であれば、あるいはその交通機関によって生活が便利で豊かになるのであれば良いとは思う。必ずしも黒字路線ではなくても、他の交通機関がないのならば作らなければいけないだろう。しかし行政は必要なところに金を使うなどと言うことは余りやらない。不用なところに金を突っ込むのが大好きで、交通機関にしても代替手段があるところにわざわざ高額費用をかけるみたいなやり方だ。相模原の道路問題に関しても同じように住宅街を破壊するとあって反対運動が起きているが、そんな声を聞くほど市役所の連中は親切ではない。市が行おうとしている事業に住民たちはケチを付けるのかとばかりに強硬姿勢を崩さない。

◆ 結局市役所の言うことは、他の政令指定都市には新交通機関があるのだから我々もそれを作るのだという理屈だ。それが必要であるか否かでもなければ利便性確保の問題でもなく、他にあるからウチにも欲しい論が先にある。もっとも役所のカネの使い方はそもそもそんな感じであり、ここにある金を使うためには何をしたらいいかみたいな所から計画が出発する。かんぽの宿問題、グリンピア問題ではないが、とにかく金さえ使えれば何でも良い姿勢なのだからどうしようもない。こうして無駄金を支出され、当然ながら赤字事業となってそのツケが住民に回される。独立採算だとか何とか言いながらも怪しげな理由での水道代値上げやゴミ有料化など、住民の知らないところで色々なことが起きている。そうした悪の世界への第一歩を相模原も踏み出そうとしているのか。ちなみに相模原はのどかな風景の残る畑や山林、住宅地などがたくさんある場所だ。ただしこの後も人口が増え続けるとは思えない。都市部から遠いエリアの人口は減少に転じているので、相模原の人口も今後どのように推移するのかは分からないわけだ。



CD競争(4/28)
◆ CD(空気抵抗係数)の低さを謳い文句にした時代が過去にあった。マツダは特にそれに熱心だったと記憶しているが、RX-7など前面投影面積の小さな車を作っていたためかも知れない。空気抵抗係数勝負となるとタイヤは細く、ドアミラーは片側外す(国内仕様では無理)などカタログ数値を作り上げるために相当な苦労があった。だがドイツ車などは平均速度が高いために床下の空気抵抗などは常識的に考えられているために何もしなくても(つまり空力添加物無しで)そこそこ良い値をマークしていたりして感心したものだ。CD競争時代には前面投影面積のデカい車は悪であるかのように宣伝が行われ、空気抵抗のためなら若干の視界悪化も許しちゃうみたいな設計思想にもなってきた。

◆ そんな中でSUVブームが起き、空気抵抗なんて話はすっかり忘れられてしまった。ディーゼル黒鉛を吹き出すように走り、時に他人の土地や河原を荒らす不届きものが蔓延り、カンガルーバーの危険性が議論される中で自動車メーカは「ディーラが勝手に付けたもの」だと言い張った。ホンダはいち早くカンガルーバーを樹脂製にした。見た目はカンガルーバーだが強度は弱く、人がぶつかれば人が壊れる前にカンガルーバーが壊れる仕組みだ。
それでもそれを買う人は好んでカンガルーバーを付けた。トヨタは安全だ環境だと言いながら、高公害ディーゼルとカンガルーバーを売っていたわけである。

◆ SUVブームが終わるとワンボックスブームになる。
これはもう空気抵抗云々言うようなスタイルではないのでそれは忘れ去られたままだし、空気抵抗がユーザの目にとまってはいけないと無かった事にした。高速での燃費の悪さが指摘されるも、ガソリン価格安定の時代がそれを乗り切らせてしまった。そしてガソリン代の高騰と景気の悪化、空気を運んでいると言われるワンボックス人気が低下してきた。世の中ではワンボックスを売って小型車に乗り換える人が増えるも、中古価格の下落によって買い換えられない人たちが未だに空気を運んでいる。一方でインサイト人気が爆発する。
車両価格が安い事で人気が出たわけだが、久々に空気抵抗なんて言葉も現れた。初代インサイトもそうだがホンダ的には低燃費=低空気抵抗と言う事なのだ。

◆ 更に新型プリウスも床下の手直しなど、欧州車が古くから行っている手法を採り入れてCD=0.25と凄い数字を出してきた。ちなみにリアタイヤにカバーを付けた初代インサイトのCDが0.25、2代目インサイトのそれは0.28となっている。空気抵抗としてはCD値と前面投影面積の積になるのだが、プリウスのCD値は立派だと思う。空気抵抗は2乗で効いてくるので速度が80km/hあたりになると差が大きくなってくると言われる。ハイブリッドといえどもガソリンを燃料としているわけで、高速走行時の燃費を改善しようとすれば空気抵抗を減らすのが一番である。低速域では空気抵抗よりも転がり抵抗の方が大きいが、高速域では逆転するからだ。



無線屋(4/27)
◆ 携帯電話などが一般的になり、アマチュアの行う無線通信の魅力も減ってきたように思う。つまりお金を出して携帯電話を契約すれば、いつでもどこでも誰とでも通話が出来るのだから。固定局のアマチュア無線にしても、インターネット全盛となれば世界中各地の人と自由に会話でも何でも出来るわけだし安定で安価でしかも免許も必要ないのだから何も無線で通信することはないと言うことになる。見知らぬ人との交信が目的ではなく、電波を出すこととか電波を出すための設備自体に興味がある向きにとっては過去も現在も無線技術と興味は不変であるとは思うのだが、そう言う人々は確実に減ってきている。

◆ 私はクラニシとご縁があった時期があったのだが、残念ながら廃業に至っている。リンクの資料を見ても私が知っているクラニシよりもずっと以前のものが多いので分からない部分もあるのだが、あの中目黒の道路沿いの工場(と、道路の反対側の事務所)が懐かしい感じがする。ほぼ同じような時期にマルドルアンテナも倒産したようだ。マルドルのアンテナは何本か買ったことがあり、モービル用の短縮ホイップなどがユニークな構造だったように思い出す。
アンテナ屋さんで確か横浜の方の会社だと思うのだが、何度かお邪魔したことがあるのだが社名を忘れてしまった。社長はアマチュア無線家だったと思うのだが、趣味が高じてみたいな感じで中古測定器を買ってきてはいじくり回しているような感じだった。

◆ 当時は計測器と言ってもウルトラ高価なものであり、一零細企業で計測器を揃えるなどと言ったら大変な投資になったものだ。実際私が勤めていた会社でもスペアナを買って貰うために大変な苦労をした事がある。オシロなども中古をあさって買ってきたりして、それでも高速なものはなかなか手に入らなかった。会社に300MHzだか400MHzのオシロがあったのだが、入力が50Ωだったので使いにくかったなぁ。今となればハイアマチュアなら持っているような計測器ですら買えなかったという時代だったのである。クラニシはトランシーバなども作っていた時期があったようだが、私の知るメインはパワーメータだった。
終端型パワー計の老舗的存在で、その構造と部品は長らく代わらぬものであったと思う。構造は簡単なもので、終端抵抗にタップを付けて、そこに発生したRF電圧をダイオードで整流してメータを振らせるだけである。タップの位置でダイオードへの入力電圧が変わり、整流後のVRで全体の感度を変える。この双方を調整してリニアリティと制度を確保するのは調整員の仕事であり、一日中シールドルームで作業をしていた。パワーメータの校正にはカロリーメータなども使われたが、普通は二次標準を元に調整されていたっけ。そうそう、アナログメータはフルスケール誤差は規定されているがリニアリティはマチマチで、特に広角メータはリニアリティ不良率が多かったと聞く。



タイヤ(4/26)
◆ ここ何年かの傾向でエコタイヤとか、低転がり抵抗タイヤの品種が増えてきている。低転がり抵抗タイヤにしてもエコタイヤにしても従来のものは踏面やサイドウォールを固く変形しにくくすることで転がり抵抗を減じる方向だった。しかしそれではグリップ力が悪くなる。グリップ力を確保しようとして設計すれば(グリップするのだから)転がり抵抗が減らない。それが最近では低転がり抵抗を謳いながらもスタンダードタイヤ並みのグリップ力を得るような設計が出来るようになった。
一つはコンピュータ計算やシミュレーション、ダイナミック構造解析などの手法の確立、一つは材料科学の分野における新素材や新製造法の確立だ。

◆ CMでエコタイヤと同じように目に付くのがミニバン専用タイヤだろうか。○○専用というと商用車用タイヤだとかタクシー用のタイヤなんかが思い当たるがそれと同じように横方向のグリップなどよりも縦方向のそれを重視する(横転防止と制動距離短縮)とか、どうしてもサスペンション性能が劣るので片減りなどが起きやすい部分をカバーするなどの非対称設計が行われている。日産では初期型ワンボックスの余りに酷いリアサス設計を見直し、今度はそれを宣伝文句にするという感じで売っているくらいだが、一般的にはストロークさせるとアライメント変化が過大になるので片減りは免れない。

◆ タイヤってヤツは結構高額である。CLS用の245/40R18だと4万円/本位する。SLは275なのでもっと高いはずだ。しかし安物がないわけではない。それは中国製や韓国製や一部の日本製(!)で、売価で1万円しないものが沢山ある。日本製というのは日本メーカブランドのタイヤのことで、知っている人は知っていると思うがSUMITOMOブランドのタイヤだ。この辺りはプライベートブランドに近いというか、決して有名なタイヤではないが一応タイヤだ。タイヤメーカの多くは巨額の開発費やモータスポーツへの参加などを行っておりコストがかかっている。逆にPBに近い国産タイヤや中国/韓国製はその辺りのコストが不要な分だけ安いとも言えるだろう。話によると韓国製はドリフト用にピッタリだというから、グリップはしないが発煙はするとか、そういう感じかも知れない。

◆ グリップと耐久性も相反するものがあるし、経験上安いタイヤは持ちも悪い感じがする。BENZは従来はミシュランで今はコンチネンタルが多いようだが、どちらも長持ちする部類だ。ミシュランは新品の時には静かだがハイグリップ系のタイヤはサイドのブロックがささくれるように減ってきたあたりからうるさくなってくる。コンチネンタルは新品でもうるさい。耐久性は4万キロ以上は楽に持つのだが、ヤナセに言わせると「運転が荒い人は2万キロで終わる」らしい。ちなみに私は運転がおとなしいわけではないので、つまり無理をするかしないかだろう。これに対してヨコハマの安物タイヤは2万キロ保たなかった。これでは価格が半分でも割に合わない(交換コストがかかるから)ので考え物だ。ところが韓国製や中国製、インドネシアとなると普通のメーカ製の1/4以下のコストなのだから試してみる価値はあるかも知れない。しかも新製品が続々出てきていて、一体何が良いのかよく解らないというかトレッドデザインがどこかで見たようなものだというか、でも中国製のタイヤって丸いのかな?真円度なんか気にしない設計じゃないのかな?スピードレンジだって信用したら危ないよなとか、考えるべき事は多そうだ。



自動売買(4/25)
◆ らくちんFXによる自動売買のレポートである。前回報告時点での証拠金残高は70万円ほどにまで減っていたのだが、翌日には90万円台を回復するなど希望が見えてきていた。しかし世の中甘いものではなく数日後には何と証拠金残高が39万円にまで減ってしまったのである。さすがにここまで減るとダメかなモードになるわけで、手動売買で(自動売買が起きたものに対して利が乗っている時点で手動決済)証拠金維持を試みたくもなるがあえて放置した。また売買プログラムの方に関しても見直しは行わずに放置することにした。これもデモ口座だから出来たことであり、リアルマネーでやっていたらかなりな衝撃を食らっていたことになるだろう。

◆ 自動売買は値が一方向に動くような相場には強いようで、すなわち順張りを基本にしているのだと思う。なのでボックス圏に入ってしまうと全てが裏目に出てしまう。下がったから、より下がることを期待して売りを立てるが、実際にはそこは底値に近く次は上昇サイクルに転じるという感じ。もちろんボックス圏に入ったときに強い売買プログラムもあると思うのでその辺りの選択は重要だ。もちろんボックス圏の動きなのかどうかを判断する力は人間にしかないというか、人間にも分からないというか困ったものなのだが。

◆ 証拠金激減でやる気を失いかけていた私だが、数日後には証拠金が96万円まで回復した。これなはなかなか凄い稼ぎ率で、数日で証拠金を2倍以上にまで増やしたことになる。この間相場はと言えばUSDで2円ほどの比較的大きな動きがあった時だ。この調子で行けば来週には利益が出るなと思っていたのだが、期待は裏切られるものである。その後証拠金は減り続けて最終的には25万円になってしまった。
勿論この後増えるかも知れないし減るかも知れないのだが、もうすぐデモ口座期限がやってくるのでこの辺りで報告しておこうというわけだ。なおこのデモが終わったら再度デモ口座を作って実験してみるつもりでいる。それは、成績の悪いプログラムを逆に使う(プログラムが売りを指示しているときに買う設定にする)天の邪鬼作戦だ。

◆ 今回の自動売買約500回の損益はこちらのグラフの通りである。売買プログラムごとの成績の検証と、その時の相場の動き具合を追跡調査すべきではあるが余りに面倒で行っていない。いや、それをやらないから儲からないのか。テクニカル売買なのだから使う側もテクニカルで行かなければならない。売買プログラムそれぞれのクセを知ることと、ある程度の相場予測を行うことが自動売買を使いこなすことになるのだろう。例えば下落基調の時には下落に強いプログラムを使い、ボックス圏内に入ったらそれに強いものに入れ替える。或いは値動きの大きなGPBなどに売買通貨を変更するなどだ。今回はこれら全てを最初に決めたまま貫いたので儲からなかったのかも知れないのだが、欲を言えば一旦セットして放置しておくだけで利益が出てくれるのが良い。それで年率200%等は期待はしないが、20%にでもなればかなりのメリットがあると言えると思う。



変化の年?(4/24)
◆ SBMの一昨年は加入者獲得の年だったと思う。そして昨年は値上げの年、今年はどうなるのだろうかと思っていたのだが言うなれば変化の年か。
まずニュースになったのはMVNO問題だった。自力でのインフラ整備を諦めたかのごとくPC定額をEMネットワークで実現する。インフラ投資を行わなければ出費を抑えることが可能になり、そうすれば貴重なFCFを減らさずに済む。見かけ上のARPUも向上するし、姑息とも言える抱き合わせによる純増確保など押さえるべき所はキッチリ抑えた孫商法炸裂だ。ただし見かけ上のデータが良くなるだけで実質的には何も変わらない。まさに見栄え最重視の作戦である。

◆ 次に接続料問題が発覚した。元はと言えば3Q決算の時にNTT批判を行った孫さんへの逆襲かなとも思えるのだが、これによって日本一高額なSBMの接続料が明らかとなった。これまでは散々擁護に走っていたSBMな人も、さすがに数字を出されたら高額であることを認めないわけにはいかなかっただろう。ただ一つ逃げ道があるとすれば、数字自体を「アンチ」だと決めつけることか。そしてその数字自体を否定にかかる手法はあると思う。

◆ この問題がくすぶり続ける中で起きたのは、未採用学生に営業を行わせるという問題だ。新規加入者獲得を低コストで行うために学生を食い物にするという所がいかにも孫商法である。学割の時には散々持ち上げていた学生なのだが、孫さんに言わせれば学割を提供してやってるんだから文句を言わずに契約を取ってこいと言うようなものだろう。これが法に反するのかどうかは分からないし、悪徳軽の企業などでは幹部にする代わりに投資をしろみたいに金を奪っちゃう所もある。そんな悪徳系に比較すればマシとも言えるし、擁護の基本は「自分より弱い企業や悪い会社と比較して優位性を謳う」事だから。いずれにしても心情的には許し難いことで、就職難の学生の心を弄ぶような事への反発は大きかった。

◆ 何故今年になってボロが出始めたのかは定かではないのだが、SBM自身が弱ってきているのは事実だと思う。純増数獲得のためには学生を騙すくらいのことは朝飯前とばかりに動くあたりに本性が見えてきた感じがする。個人的には無理な純増数稼ぎよりもARPU向上作戦の方が良いと思うのだが、デカい数字の大好きな孫さんとしては純増トップを奪われたくないんだろうな。それを奪われて他に何かの売りがあればいいが、鳴り物入りで始まったS-1も冷たい評価が各所で行われているなど失敗の雰囲気濃厚である。オープンなインターネットの世界へと言っても立ち上がらず、だったらクローズネットワークでとお笑い芸人を呼ぶも失敗。設備投資が出来ないままトラフィックはいっぱい、新サービスも一部機種でしか対応できずにハイエンド機種の売り上げは低迷と、孫さんらしからぬ失敗続きではないかと思う。従来は失敗すると言えばドコモみたいな感じだったのが、今や失敗トップの座もSBMが手に入れちゃったという皮肉な事態に陥っている。



フリーメール(4/23)
◆ 使い捨てアドレスに便利なフリーメールは皆様もきっとお持ちだろう。使い捨てのつもりで使い始めたが意外にこれが便利と言うことで継続利用になったりして。かくいう私も幾つかのフリーメールアドレスを利用してみたが、度々報告しているとおりGmailがspam排除率という点では非常に良くできていると思う。逆に排除率が悪いのはYahooのメールシステムで、差出人無しのメールを排除できないのでspamが通ってくる。もうひとつはYahooドメインのメールの受信を拒否しても通ってくる点も不満だ。gooメールのspamフィルタはそこそこだが本分によるspam検出は余りお利口とは言えず、メールアドレスやドメインによる拒否設定がメインになると思う。エキサイトメールはヘッダや差出人にかなり敏感で、おかしな送り元からのメールを受けないのはF&Fの設定に近いものがある。何度かこれも書いているが、ちゃんとした企業であってもおかしなメールサーバ設定をしているところもあり、そんなメールは受からない。

◆ 転送やPOPアクセスに関しても各メールサービスで違いがある。POPアクセスはYahooもGmailも可能だがgooはダメだったかも。iアプリによるアクセスは各サービスともに可能だが新機種への対応が非常に悪い(gooなど)のでケータイを最新機種にしたらアプリが使えなくなったなんて事もある。転送はGmailが可能だが設定は一箇所のみとなる。転送は意外に便利で、特にメールアドレスを使い捨てようとする場合は常に転送先を同じにしておけば、そのアドレスだけをチェックしておけばいいので楽である。他にもGmailのspamフィルタの優秀さを信じてケータイへの転送を仕掛けておく等の利用方法もある。ドコモの場合は転送メールはなりすましに該当するのでgmail.comからのなりすましは受けるようにしておかなければ正しく受信できない。YahooメールはPOPアクセスをイネーブルにした場合はYahooからの宣伝メールを受けることが必須となる。もっともそう度々送られて来るものでもないので気になるものではないが。gooはPOPアクセスできなかったと思う。Webメールはログインしたりが面倒で、確かに外出先などでもメールチェックが出来るのは良いのだが、普通に自宅や職場で使うにはPOPの方が有り難い。

◆ 以前にメールサーバ構築の話を書いたが、自前のメールサーバに勝るものは当然ながら無いと思う。勿論安定性だとか信頼性と言うことになれば別なのだが、メールアドレスの自由度とか転送その他などでは自前のサーバに限る。ドメインにしてもDDNSを利用すれば良いわけだし、複数のDDNSを使うと複数のドメインのメールが受信できる(そのように設定することが必要)事になる。ただしメールの送信に関しては注意が必要で、DDNSで設定したドメインと逆引きしたドメインは当然異なるので怪しいメールと認定されてしまう。どの位の怪しさかはエキサイトにアカウントを作ってそこに送ってみるとか、Gmailに送ってspam扱いされないかどうか確認するとかをやってみれば良いと思う。



1,000円(4/22)
◆ 高速道路の千円化でETC車載器が飛ぶように売れたとニュースになった。普段高速道路を使う人は既にETC車載器は取り付け済みだと思うので、無料ETC車載器に群がった人たちは普段高速道路を余り走らないドライバだと思う。これが高速道路の千円化やETC車載器の無料に釣られて押しかけたわけだが、普段高速道路を走らない人が高速道路に溢れるとどうなるのか。まず多く見かけるのが追い越し車線を低速で「走行」する人だ。警察に言わせると、追い越し車線の走行と路肩走行は取り締まってもきりがないそうで、特に追い越し車線の走行はそれが悪いことだと知らないドライバが圧倒的だそうだ。先日も首都高速ではあったのだが千葉ナンバ(たぶんアクアラインを伝って横浜側に来たと思われる)のワンボックスが追い越し車線を塞いでいた。走行車線にはトラックが80km/h前後で走るから、そのワンボックスの前方は遥か彼方まで車がいない。逆にその後方には長い渋滞の列が出来ていたのだが、当該車のドライバはそんな事は知ったことではない。自分の前に渋滞がないのだから気分は爽快だろう。そして自分の後ろがどうなっていようが関係ない。

◆ ベイブリッジなどが開通した時もそうだったが、路肩に車を止めて記念撮影をしちゃうドライバもいる。高速道路が駐停車禁止なんて俺は知らないぞとばかりに停車する。普通のドライバは高速道路を人が歩いているなどと思わない訳だが、停車した車の乗員は高速道路の中央分離帯を乗り越えて反対側に行ったりするので事故が起き、ベイブリッジでは死亡事故にもなっている。景色が良いから停車してと言う気持ちは分からなくはないが最低限のマナーは守っていただきたいものだ。路上駐車はサービスエリア周辺でも見られる。サービスエリア内が混んでいるから路上に止めてとか、反対車線のサービスエリアに行くためとか、およそ常識的には考えられないことを平気でやってくれちゃう。サービスエリア内でも通路に車を止める、身障者用スペースに停めるなど滅茶苦茶だ。

◆ 合流がスムーズに出来ない車も多く、合流地点で止まってしまうものだから渋滞の元になる。一旦停車してしまうと速度差の問題もあるので再合流は相当厄介だ。出口を行き過ぎてバックで戻る車もある。交通量が少ないから大丈夫だと思ったというのがドライバの言い訳のトップらしいが、交通量が少なければ後続車は100km/h以上で走ってくるわけで、バックとは言っても逆走なのだから危ない。危ないと言えば急ブレーキや急ハンドルも同じだ。普通の乗用車ならば車の方が気を効かせてくれるのでドライバのミスもある程度は吸収してくれるが、ワンボックスカーなどで下り坂のコーナを走行中におかしな操作をすると横転する。トヨタなどでも横転させない運転を(ワンボックス購入者には)指導?していると聞くが実際はどうなのだろうか。意外に商用ワンボックスは横転しにくくて、横転する前にタイヤのグリップが負けたりサスのストロークが不足したりして安定方向に収束するのだ。



新税(4/21)
◆ 横浜市の緑新税に関しては以前に書いた。緑地化を進めるために新たな税金を作ろうと言うことだ。環境とか緑とかエコとか言われると市民は金を出すだろうと言う考えの基での新税だと思うが、この税金をもっともらしく取るためには緑地の減少が必要になる。すなわち、乱開発で緑地が減少したから税金を新たに取って緑地化をしましょうと言うことだからだ。ではどうやって緑を減らすかと言えば、山林などに指定されている地目を宅地にして市街化区域に指定すれば固定資産税が上昇するので土地の持ち主は山林を手放さざるを得なくなる。その土地を安く買いたたいて宅地造成を行えば緑は減少するというわけだ。

◆ マンション建設などにしても建て売りにしても、斜面の多い横浜で造成するのにはカネがかかる。
従ってそのベースとなる土地は多少でも安く入手しなければ価格競争力が無くなってしまう訳で、地権者との交渉も大変だそうだ。特に不景気になってくるとどうせ土地を売ってもたいした価格にはならないからと手放す人が減るそうで、こうしたところに土地の種目変更があれば自治体と開発会社が一体となって山を切り崩せるという事になる。こうしてどんどん宅地を増やして緑を減らし、今度は緑を増やしましょうね、カネを下さいねとやるのだからシステマチックである。

◆ 道路整備も同じようなものかも知れない。元々横浜は道路整備型の地方に対して遅れていると思う。社会党などが強かった(らしい)訳で、自動車は贅沢品であるとの観点から道路整備には積極的でなかったという話を聞いたことがある。
その為もあって今は新しい道路を造ったり拡幅工事をしたりしているのだが、これによっても山は切り崩されることになる。道路工事にしてもやたら工期をかけるという、ゼネコン最優先的なやり方をするのでタチが悪い。速く出来る工事を早く終わらせてしまうと金にならず、ノンビリと既存道路の車線を変更したり迂回路を造ったりしながら工事を進めていけば儲かる仕組みになっている。なので国道一号線の拡幅工事も随分長い時間をかけてノロノロやっている。
素早く行えば渋滞解消になりもするし、それによる生産性の向上や排ガスの現象などメリットは大きいのだが、そんなのは自治体の知ったことではない。

◆ 島根県の浜田市も環境保護を謳った新税を導入している。これにしたって環境保護を一方では訴えながら他方では一生懸命環境破壊をしているとかにはなっていないのだろうか。うまいコメで有名な魚沼市も新税導入に向けて検討中だそうだ。宮城県も赤字地下鉄を散々作ったあげくに新税導入だそうで、自治体としては新たな財源を元にその使い道探しに苦労していることだと思う。秋田県では子育て新税なんてものが反響を呼んだとか。子育て減税ではなく新税だと言うところがなかなかユニークだが、こんな税金を導入しようと画策している奴らはなまはげにでも食われてしまえばいい。



トロリーバス(4/20)
◆ トロリーバスとは電気自動車の走りというか、法規的に見ると電車にゴムタイヤを付けたものと言うかそんな感じの乗り物だ。要するに電気駆動のバスなのだが、電池搭載型ではなく外部給電型であるためにパンタグラフを必要とする。日本でもトロリーバスが走っていた時代があって、最後まで残っていたのは横浜市営で1972年だそうだ。従来のトロリーバスはディーゼルエンジンの振動や音や排ガスやシフトの面倒さなどを軽減するために考案されたのかも知れない。電車に比較すると走行抵抗が大きいために回生効率は悪いだろうが(当時の車両が回生装置を持っていたとも考えにくいが)路面電車と違って軌道を造る必要がないのでローコストで整備できた理由もあろう。

◆ 現在でも残っているトロリーバスは黒部ダムに通じる路線のもので、600Vの直流給電で120kWのモータを駆動する。120kWと言えば160馬力でしかないがトルクは大きいと思う。ちなみに先月だったか燃えてしまった全長15mの8輪&6輪操舵バスは500馬力を超えるディーゼルエンジン搭載だ。このトロリーバスは黒部峡谷のトンネル対応とするために無排ガス化が求められたのかも知れないが、エコという観点から見てもなかなか良い感じがする。日本以外でもトロリーバスを走らせている国はあり、最近のモデルだとインホイールモータで車室内体積を確保できたり、磁力結合による電力供給型などもある。磁力結合型なら架線が不要になるので良さそうなのだが、なかなかうまく動作しない様子だ。他にハイブリッド型(発電機搭載型)などもある。

◆ 路線バスなどは走行経路も距離も決まっているので電気バス化しやすいのではないかと思う。充電時間の問題はあるが、走行距離が数十キロであることと終点/始発では折り返しの待ち時間があるので充電も不可能ではない。
走行抵抗が大きく低速走行の多いバスなので回生効率が上がるとは思えないが、トランスミッションも不要で排ガスや振動もないとすればバスにはピッタリではないだろうか。豊富な床下スペースを利用すればNi-MH電池でも鉛電池でも豊富に搭載することが出来る。車重に対しても余裕度は大きいはずなのでこの点でも楽だと思う。20kmのバス路線を1時間かけて走るとし、その間の平均消費電力を50kWとすると12Vのバッテリを40個直列にしたものを4組並列くらいな感じだろうか。あくまでも自動車用鉛バッテリを基準にして考えた場合で、この場合1個あたりの容量は40A程度のものが必要になる。バスの床下面積を考えるともっと多くのバッテリを積むことが出来るし、Ni-MHならば体積や重量あたりのエネルギもより大きくなる。

◆ 燃料価格の高騰などもあるが、低公害化や低騒音化、再生可能エネルギという謳い文句もあるので電気バスやトロリーバスは今後増えても良いと思う。コスト面での問題は大きいと思うが、クリーンエネルギ投資みたいな形で補助金を出すなどすれば、無駄な公共事業を推進するより余程良いと思う。



成長期(4/19)
◆ 米国の携帯電話ユーザが携帯電話によってインターネットにアクセスするケースが年率2倍で成長しているのだそうだ。これにはスマートフォンやiPhoneが貢献していると見られていて、やっと米国でも携帯電話によるインターネットアクセスが増えてきたのかという感じだ。日本の場合はiモードの牽引もあり、携帯電話によるインターネットアクセス数はかなり多いしブロードバンド接続普及率より携帯電話普及率の方が高いのだから当然とも言える。米国は常時接続回線にしても以前から安価で提供されていた関係もあるし、タイプライタ文化なのでPCの利用の方が一般的なのかも知れない。実際日本においてもPCを使い慣れている人はあえて携帯電話でインターネットアクセスを行おうとは余り思わないはずだ。

◆ 欧米の携帯電話が通話と少々のSMSに特化したようなものであるのに対して、日本の携帯電話は下手をするとスマートフォンより高機能だったりする。iPhoneな人に言わせるとガラパゴスケータイなんてゴミだみたいな感じなのだが、実際にはiPhoneに絵文字機能を搭載したりしてガラパゴス化しないと好まれなかった。iPhoneとWindowsMobile機などは又少々違うと思うのだが、例えばアプリを突っ込めるという点ではiアプリがあるし、おそらくその数は勝手アプリも含めれば相当なものになるだろう。そう考えると汎用のOS、例えばネイティブなWindowsが動く(!)ともなれば凄いなとは思うが、多少のアプリが動く程度ではガラパゴスは驚かない。豊富なアプリと言ったって日本の携帯電話用にも豊富なアプリがあるし、OSバージョンアップなどは日本のケータイには縁がないが、逆にワンセグやら高画素カメラとかFelicaが付いていたりしてデラックスである。

◆ 欧米での携帯電話によるインターネットアクセスは今後ますます増えると思う。その時にスマートフォンが市場に溢れるのかそれともガラパゴスが輸出されていくのかは興味深い。米国人などは小型化に余り興味を示さないというか、デカいモノは価値があるみたいな所もあるのでフルキー付きのスマートフォンが良いのか。しかしあの太い指でBlackBerryのボタンを押すのは大変だろうなぁ。
半角文字の世界ならばT9がかなり効率よく使えるのであえてフルキーでなくても良いような気がするのだがどうだろうか。

◆ スマートフォンなどが増えるとソフトウエア販売も盛んになるはずで、それはAppStoreやノキアのやっているビジネスになる。が、日本では既にiモード網などが構築されているのでやはり先を行っていることになる。コンテンツ売りによる利益の確保という点でAppStoreとiモード公式サイトなどのあり方はモロに競合するはずで、iPhoneの導入がドコモに出来なかった理由の一つではないだろうか。もちろん多額のインセンティブ要求を飲めなかったというのもあるだろうが、BlackBerryなどの売れ行きを見ると、もしもドコモからiPhoneが出たならそこそこ売れたのかも知れない。



S2000(4/18)
◆ ホンダはこの6月でS2000の販売を中止する。S2000は1999年に登場したモデルで、ホンダらしい高回転まで回るエンジンが魅力だった。4気筒2リッターエンジンを8300回転まで回して250馬力を絞り出すそのエンジンは、NAとしては排気量あたりの出力が大きいことが話題になった。最大トルクの22.2kgmを7500回転で発生させるというのだから高回転型で、低速はスカスカだが回せばそれなりというのが初代NSXを思い出させるものだった。高回転化に当たってピストンクリアランスを大きく取るなどの対策が行われ、その為にオイル消費量が多いとか音が出やすいなどとも言われたものだ。2005年には排気量を増大して低速トルクを増やした2.2リッター版なども発売されたが、国内での総販売台数は9年間で2万台、とても商業レベルに載る生産量には達しなかったと言える。

◆ ホンダはモータスポーツなどを通じた活動も行っておりスポーティなイメージ戦略を行うも、国内での企業イメージはワンボックスやRV専業メーカ的でありスポーティーイメージは失われていた。そしてスポーティー車の売れる時代では既に無く、ワンボックスブームに乗るように、いや、そもそもそのブームに火を付けたのがオデッセイだったのだからホンダがワンボックスに力を入れたのは当然とも言える。しかし流行は必ず去る時が来るのは目に見えていて、ワンボックスの売り上げを原資にセダンやS2000にも力を注いだが不発に終わった。

◆ S2000は乗るヤツが乗れば早いと言われるほど難しい車だったようだが、この手の車は万人が乗りこなせる必要はないと思う。NSXがゴルフバッグをリアトランク入れたいというだけの理由でリアオーバハングを大きくしてしまった失敗をくり返さず、硬派なスポーティカーとして存在していたはずだ。売れなかった一つの理由としてクローズドボディーがなかった事もあるだろう。確かにオープンは気持ちが良いのだが、日本の気候の中でオープンを味わえるのは2ヶ月程度しかない。春先の天気の良い日や秋風の吹く頃が精々で、冬場はそれでも空力特性さえ考慮されていれば暖房が効くので良いが、夏場の直射日光には参る。おそらく屋根付き車であったならば同じ剛性をより軽い車重で実現できたはずであり、これは運動性能を向上させることにもつながる。

◆ クローズドボディと3リッターくらいのエンジン、電子制御式の7段マニュアル自動変速ミッションあたりを装備して延命は出来なかったのだろうか。日本の技術を持ってすれば世界一速いシフト時間なんて言う謳い文句だって手に出来たかも知れない。或いはエコとパワーの両立とばかりに、レクサス系とは違ったアプローチによるハイブリッド化もアリだったと思う。一旦生産から手を引いてしまうと次が期待できなくなる。果たしてホンダのスポーティカーはこれで消え去る運命なのか。ホンダ唯一のFR車は消滅してしまうと言うことなのか。



無理な訳(4/17)
◆ 先月の電気通信事業政策部会・接続政策委員会合同ヒアリングで孫さんは「800MHz帯がないからエリア整備をしようと思っても出来ない」と発言した。これはどう言う事なのだろうか。800MHz帯しか使えないエリアなどあるはずはないし、2GHz帯は全国で使える免許なのだから。これに対してドコモは800MHz帯の設備は高いですよと、SBMにカネがないことを承知の返答をして見せた。そもそもSBMは人口カバー率が99.9x%だからエリア整備は終わったと言っていたではないか。それを今度は800MHz帯がないからエリア整備が出来ないなどと言い出した訳だ。では800MHz帯が欲しいのかと言えばそうでもなくて、ドコモにローミングしろと迫った。FOMAのプラスエリア開始時には散々妨害工作を行っていたのに、今度はドコモにすり寄ろうとしている姿が滑稽でもある。

◆ これはSBMの一連のインフラ投資抑制策の一環であると思える。HSDPAエリアはEMから借り、800MHz帯のエリアはドコモから借りる。こうする事によって金をかけずに他社と遜色ないサービスを手に入れられると言う事になる。おそらく孫さんはインフラ事業者は儲からないからダメだと思い始めているのだと思う。エリア整備に関しても基地局数に関しても、或いはARPUに関してもSBM独自基準による数字を掲げてきた。しかしこうした通信業界のプロ達が集まる会合でそれは通用しない。接続料にしても何にしてもSBMだけが独自基準で計算したのでは公平な比較は出来なくなってしまう。

◆ SBMは800MHz帯があれば設備投資額を抑制できたと言うが、基地局数を見る限り800MHz帯をメインに使ってきたauとは差がない。しかも2GHz帯局に比較すれば高額な800MHz帯局なのだから、800MHz帯があれば安く済んだ論も説得力がない。ウチは2GHz帯しか持っていないが、シングルバンド基地局や端末の安さを活かして頑張っていますくらいの話は出来ないのだろうか。ことエリアに関しては何かというと泣き言や言い訳ばかりで情けない感じなのだ。新サービスなどもウィジェットをやるとか言うのだが、肝心の対応端末が数多く作れないのでは流行らないと思う。確かに開発費はかかると思うのだが、それを乗り越えなければならないのが今ではないのだろうか。

◆ 通期決算をどのように味付けしてくるかは見物なのだが、ADSL事業の失敗と同じ道をもはや歩み始めてしまったのかも知れない。インフラ事業者がインフラ投資を凍結するのは、中期的に見れば自分の首を絞めている事に他ならない。せっかく加入者を増やせたのだから、より多くの付加価値を付ける事によって解約を防いでいく事が大切だと思うのだが、もはやそんなカネはないと言う事なのか。エリア展開が不十分だと指摘されるのであれば、ご自慢の中継局でも設置すればいい。中継局は安くエリアを拡大できると自画自賛した方法ではないか。一日数百局の設置が出来ると自慢げに語ったではないか。あの勢いはどこに失せてしまったというのか。それとも中継局のデメリットばかりが目立つネットワークが出来てしまい青ざめているとでも言うのだろうか。



電灯のない国(4/16)
◆ アフリカには5億人もの、商用電力に接することの出来ない人たちがいるのだそうだ。広大な土地と少ない人口密度は社会インフラの整備を難しくしているのかも知れない。そんな中でも携帯電話が通じるというのは凄いなと思う。こうしたエリアでこそ無線通信は威力を発揮するのかも知れない。
商用電力が無く、どうやって携帯電話を充電するのかと言えば「隣町まで充電しに行く」のだとか。
携帯電話を使うのも一苦労というか、それでも多額を支払って携帯電話を購入するのが人々の夢と言えそうだ。

◆ 電気が来ていないので電化製品は当然使えず、日が沈んだら寝るしかない。勉強しようと思ったところで月明かりだけでは照度不足だ。オランダのフィリップス社はそんな地域に住む人たちにと太陽電池板付きLED読書灯を発売する。これはオランダ政府と共同で進めるプロジェクトであるSustainable Energy Solutions for Africa(SESA)に基づくものらしい。フル充電で最高約9時間の利用が可能というこの読書灯はUSD15以下での販売を目指すそうだ。これなど日本で開発して中国で生産したらもっと安価に出来そうな気がするのだがどうだろうか。電池には比較的安価で寿命も長いとされるエネループとか。或いはリチウムイオンキャパシタなんかも使えそうだが価格が高いかな。

◆ ついでに携帯電話充電器などもあったら喜ばれるに違いない。これで隣町まで充電しに行かなくて済むね、なんて。しかし現状では充電器の仕様もコネクタも統一されておらず、特定機種限定になってしまう可能性もある。業界団体のGSMAは2012年までにMicro USBインタフェースを採用するUCSとして統一し、5万トン以上にも上ると見られている重複する不要な充電器を削減したいとしている。欧州各国でもGSMからW-CDMAへの流れが加速してきているが、そこで不要になったGSM基地局はアフリカやインドや中国に輸出される。こうした安価な設備が途上国のインフラを支えているというのが興味深い。
携帯電話大量消費国である日本で、もしもGSMが使われていたならば中古の携帯電話端末の輸出が盛んになったかも知れないが、逆に資源リサイクルを推進したい国としては輸出を制限する事態にでもなったかな。韓国製だと思ったが携帯電話の裏側を太陽電池にしたものが(コンセプトモデル?)あった。14時間で満充電になるとかと書かれていたが、そこから計算すると電池容量が100mA/h前後であり不自然だ。やはり携帯電話サイズでは太陽光利用は難しいだろう。

◆ 太陽電池板や風力発電設備はまだまだ高額ではあるのだが、途上国のエネルギ需要をこうした自然エネルギの利用でまかなうことは炭酸ガス排出抑止の点からも好ましいと思われる。まあ太陽電池板は作るときに大量の電力を消費するので何が得なのかよく解らないみたいな問題はあるのだが、アフリカの小さな村ごとに高公害ディーゼル発電機が置かれて煤煙と騒音をまき散らすくらいなら太陽電池板の方がずっと良い。



春のFX(2)(4/15)
◆ さてさて自動売買を仕掛けて2週間ほどが経過した。その間様々な売買が行われ、ある時には「何でここで売るんだよ!」とか、「早く決済しないと利が減っちゃうよ」みたいに思ったこともあったのだが全て自動売買に任せた。現在利用しているプログラムはこちらで、売買成績の良かったものをセレクトして、或いは売買回数の多いものを使っている。途中でより良いモノに入れ替える手法も勿論あるが、デモ取引が1ヶ月と制限されているのであえて最初に選択したものを変えずに売買している。100万円から始めたデモ取引はピーク時に(評価損益を含まず)104万円程度まで上昇したがその後下降し、現時点までで最も証拠金額が減ったときには約70万円だった。現在はまた少し増えていて78万円程度になっている。

◆ この自動売買は「らくちんFX」というヤツで、デモ口座は簡単に開ける。これを紹介しているページなどを見ると10日間で2割も増えたとかの素晴らしい成績であるような記述もあるのだが、そんなページの多くはアフィリエイト参加者でありリンクをクリックして口座を開くと報酬が得られることになっていたりするので何とも。F&Fでも広告は載せてはいるのだが、いわゆるアフィリエイト目的でのページ開設的にリンクを張っての広告誘導はどうも苦手だ。ケンコーコムなどはそれを推奨していたりもするが私はほとんどやっていない(たしか猫の餌とミヤリサンのページではリンクを張った気がする)訳で、もっともケンコーコムの場合はクリック報酬ではないのでクリックしていただいたところで私のフトコロが豊かになることはない。逆にケンコーコムで何かを買う用事があったなら、F&F経由で行って貰うと(レファーを見て)幾ばくかの広告収入が得られる仕組みになっている。そもそもケンコーコムは私自身がそこで買い物をするので、だったら(自身の買い物も可能なので)ということで登録した。それこそ猫の餌とかミヤリサンとかジュースとかの重いものなどはまとめて買っている。ここでケンコーコムにリンクを張りたいところではあるが(笑)、余りにわざとらしいからやめておこう。

◆ えーと、自動売買の話だった。確かに自動売買は楽なのだが今のところ利益が出ていない。売買プログラムが悪いのか?相場の動きが悪いのか?どちらにしても儲かっていないことに違いはない。幾つかのプログラムが時に同時に売買を行うことがある。おそらくRCIか何かに反応するのかなと思うのだが、急落すると売りで、急騰すると買いが立つ。従ってそのまま値が動けば利益になるが、行って来いになると損失が出る。実際のチャート上に売買ポイントが残るわけではないので売買プログラム自体を検証してはいないし売買プログラムを検証したところで、それを使うしかないのだから面白くはない。それに一応の動作は説明書きがある。

◆ デモ口座のタイムリミットまであと2週間ほどあるので、果たして証拠金がプラスに転じるのかどうか。
プログラム自体はこのまま変えずに行こうと思うのだが、時期をずらして口座を2つ作り、一方の(最初の)口座の成績を元に2つ目の口座の売買プログラムを選ぶなどしたらもう少し稼げるのかも知れない。それ自体に凄く手間がかかると自動売買のメリットが無くなってしまうが、かといって全く手をかけないでポンポン儲かるほどには甘くないと言うことなのか。



spam事情(4/14)
◆ メールサーバを構築してしばらく時が経つ。相変わらずspamは配送されてきているが、殆ど全ては排除されている。別のドメインで使っているメールアドレスには毎日百通を超えるspamが実際に配信されてくるのだが、これはspam対策を何も行っていないからだ。このメールアドレスに来たメールは一旦Gmailに転送されるようになっており、そこで99.9%程度のspam排除が行われる。このアドレスに来るメールの殆どは海外産のものなので倍角文字数を数えるタイプのフィルタリングでも効果がありそうだ。一時期は日本語の、英語の教材売りみたいなspamも来ていたが最近はフィルタを通過してこなくなったのか、発送されなくなったのか。

◆ F&Fのメールサーバは以前に書いたように怪しげな送信元からのメールは受けない設定だ。例えば逆引きできないIPアドレスやダイアルアップ回線、ブロードバンド回線と思われる接続先からのメールは受けない。受けないというかグレーリスト方式によって再送を求めることにしている。従って再送をやってくれれば遅延してメールが到着することになるのだが、こうした接続に於けるメールサーバは再送してくれない事も多い。自宅サーバ的な接続でも独自ドメインで逆引きが出来るとかであれば全く問題はなく受信できる。実は小規模商業サイトなどではこうした自宅サーバ的な接続で逆引きするとプロバイダのドメインになっている所も少なくなく、これはもうどうしようもない。そしていかにも的なドメイン名、FTTH-12345.abc111.or.jpみたいな名前が振られているとグレーリスト処理に入っちゃう。

◆ 怪しげな送信元と思われるメールを受ける必要がある場合はホワイトリスト登録をしている。現在数サイトがホワイトリストに登録されているが、逆に言えばその程度の割合と言うことだ。少なくとも普通の企業やプロバイダ、無料メールなどはキチンとした設定になっているので問題はない。spam送信者はダイアルアップやブロードバンド接続されたPCにspam発送プログラムを仕込んでメールを送信するわけで、それと同じ形態での送信を検出したら怪しいと思わざるを得ない。Gmailなどは怪しげだろうが何だろうがmailは受けた上でフィルタにかけている。従って正しい送り元からのメールであっても内容が怪しければフィルタに引っかかる。F&F方式では受信するメールに対するチェックは厳しいが、そこさえ通過できれば本分がどうであろうと受信する。どちらも一長一短であり絶対確実なspam阻止が出来ないのが現状ではあるし、この双方を組み合わせた方法もある。

◆ 一度spamが送信し始められたら、例えそのメールアドレスを消したとしてもspamが止まるわけではない。
spamerはメールは送りっぱなしでありリターンを受けるわけではないのでそのメールアドレスが生きているかどうか分からないわけだ。携帯電話向けのspam発送業者などではメールアドレスクリーニングサービスと称される、生きているアドレスだけを抜き出す事を行う。こうしないと事業者側ではじかれてしまうからだ。従って生きているメールアドレスには一定の価値があり、懸賞だ何だと理由を付けながらメールアドレスを搾取する理由がそこにある。



たまご(4/13)
◆ たまごかけごはん、私としては卵ご飯と言った方が馴染んでいる感じがするが、ようするに温かいご飯に生卵をかけただけのものである。これが何故かブームになり、卵かけご飯専用の醤油が発売されたり、卵かけご飯をメニューの一つとする店が増えてきたりしている。何しろコメにしても卵にしても特別高額なものではなく、提供価格も安いことから人気が出たとも言われている。とはいっても、吉野家の牛丼が380円で、卵かけご飯だって似たような価格だ。ご飯と卵とお新香がついてその価格なので割安なのかどうか、よく考えてみると???な感じもする。卵とご飯と醤油(たれ)だけなので素材の味が出てしまうのは寿司と同じだと思う。料理というような料理ではなく素材の味が命だからだ。寿司ネタの場合は仕入れの経路などによって品質も価格も大きく違うと思うが卵はどうだろうか。確かに数を買えば安くはなってくると思うのだが、本マグロほどの差はないと思う。

◆ 過去にも書いたことがあるが、卵の味と価格はそこそこ比例すると思う。卵は一時的に価格が上がった時期はあったものの今は又値下がって来ていると思う。Sサイズならば10個で100円程度、MサイズやLサイズはそれぞれ10個あたり10円増しがスーパーの卵安売り日の価格である。安売り日以外だともう少し高額にはなるし、いわゆるブランド卵となればその5倍や10倍のプライスだ。卵関係の料理を作る仕事をしている人は卵臭さがイヤになると言う。いわゆる高級な卵はそんな臭いが付いていないそうだが、一般的な安売り卵は鶏の餌臭い?ような臭いが鼻につくらしい。

◆ 卵料理でも何でも良い卵に越したことはないのだが、特に生で食べる卵かけご飯ように良い卵を使ってみるのは良いと思う。それこそ店で食べることを考えたら1個100円の卵だってまだ安い。たまごかけご飯専用の醤油と新鮮でオイシイ卵を買ってくればそれでOKだ。以前九州の家で烏骨鶏を飼っていて卵を売っていた。といったって養鶏場じゃなくて数羽が庭に放されているような感じだった。私は(たぶん)烏骨鶏の卵は食べたことがないと思う。売り物だし。
烏骨鶏以外の普通の鶏も飼っていて、その卵は食べた。朝鶏小屋に卵を回収に行くのだが、卵を取ろうとすると一応鶏は怒ったりするわけで突かれないように卵を(鶏から)盗んで来なければいけない。

◆ そんな美味しい卵はすき焼きのタレに混ぜる用としても良いし、普通はウズラの卵を入れる事の多いそばつゆに混ぜる用としても良い感じである。外食産業にしても安かろう悪かろうでは客が来ないわけで、そこそこの価格を維持しながら高品質な素材を使う努力は必要なはずだ。高くて旨いのは当たり前みたいな感じはするが、最近は高くても旨くない飯屋などがあるから注意しないと。その点卵ならば自分で気に入ったものを買ってくればいいわけで、家で作った卵かけご飯は、あそこの店のより旨いぞなんて事も十分可能だと思う。



政治家(4/12)
◆ ゼネコンと政治家の癒着問題は昔からある。献金や寄付やパーティ券購入のメリットが大きいことの現れに違いない。政治家にしても政治活動をして得る収入よりパーティーを開いたり献金を受けたりする方が沢山の稼ぎになるのだから、どちらに力を入れるのかは当然決まるだろう。例えば本職で貰う給料が20万円で、アルバイトで得られる収入が100万円だったとしたらどちらに力を入れるか。まあ政治家に言わせると秘書代がかかるとか事務所費がかかるとか選挙のための蓄えだとか言うわけで、結局の所政治のために金がかかるのではなくて選挙に金をつぎ込むために動いているようなものだ。

◆ 景気が悪くなると企業献金が渋くなり、それによって政治家は不景気を実感するとか。もっとも銀行に関しては別で、政府から銀行にカネを突っ込ませ、その金を献金で巻き上げるというシステムになっている。政治家だって自分たちが得にならなければ銀行救済策などやらないって事か。この高速道路の千円化にしても、一つは交通量予測をかさ上げして新規高速道路建設を推進する目的があり、もう一つは交通量減少で収益率の悪化した道路会社に税金を突っ込んで(値引き分を補償する形で)助ける目的だろう。国民のためとか景気のためなんてのは建前だけであり、そうしたもっともらしい理由を付けながら政治家にカネが回ってくる施策を日々考えていると言える。

◆ 企業献金などを抑制するために税金から正当にカネを突っ込んでいるのだが、これだって無駄じゃないかなと思ったりする。企業からのカネの流れが遮断できないのだから、政党は営利企業として株式会社にでもしてみたらいいかも。つまり自民党株式会社みたいな感じで、政治や権限や口利きを売ってカネにする。やっていることは今と変わらなくて、政治家の仕事は口利きだと自民党議員は言っているくらいだから、それを直接的に売り上げにするのか献金という形にするのかの違いでしかないが企業会計の方がクリアでよろしい。政治家に国は報酬を出さず、政治家は自分の所属する会社から給料を貰う。

◆ 政治家だけではなく官僚の方も何とかしないといけないのは言うまでもなく、西松建設の一件にしても民主党政権が現実的になってくると官僚支配がつぶされる可能性もあり、或いは公益法人が危機にさらされるから反撃したんだみたいな話もある。そりゃあ中国だって日本にしたって偽装食品などで儲けを稼ぎ出すわけで、政治家や官僚にしても同じように偽装政治などで自らの利益を守らなければいけない。それを取り締まると言ったって、ドロボーにドロボーを捕まえなさいと言っているようなものだから無理である。例えば民主党政権になったとしたって、何年かすれば民主党が自民党化するだけの話でしかないと思う。そもそも中身の一部は自民党で出来ているわけで、腐敗の魂も受け継がれているはずだ。



叩かれる(4/11)
◆ SBMが携帯電話事業に参入して今年は4年目に入るのだろうか。ここ最近は様々な疑惑というか何というかで叩かれて大変なことである。もっともその原因はSBM側にあるのだから仕方がない。むしろ今までは大目に見て貰っていたとでも言うべきかも知れない。
やはり怪しさの始まりは基地局数だろう。途中から突如中継局を混ぜてかず合わせに走るも、その数がどこからどう出てきたものなのかが全く分からない。
後にあれは「なんちゃって基地局だった」との発言が行われ、或いは中継局を急遽混ぜたのだというような事や、そもそも中継局入りなのだからドコモの基地局数と比較する事自体がナンセンスだと松本氏が語るなどボロが出てきた。今年になると日本通信がドコモネットワークを使ったMVNOの説明時に、SBMの基地局数は3.7万であると総務省データを引用した。これを見たSBMな人は怒り狂って「日本通信は頭の悪いアンチだ」と言ったとか。

◆ 接続料問題では、ドコモがSBMの接続料を暴露しちゃった。ドコモとKDDIのみに公開義務が課せられていてSBMはいわば接続料を取り放題だった。しかし具体的な数字が出てきてしまった以上SBM側としても値下げを検討すると言わざるを得なくなった。接続料を下げれば当然収益性は悪化する。おそらくこれの発端は3Q決算時に接続料に関する質問が出た際に、孫さん自ら「NTTが儲かるだけなので下げるつもりはない」と断言したことが大きく関係していると思う。NTT(ドコモ)側としては、そこまで言われるならこちらも数字を出してやるという感じだったのではないだろうか。ちなみに孫さんはNTTとドコモは一体なので接続料を下げたとしてもドコモの減収がNTT本体の増益でまかなえるとも言った。

◆ MVNOでも叩かれた。孫さんは例のごとく「法に反していないからやる」と強行突破的にEMネットワークを借りることにしてしまった。ノロノロやっていたら規制が出来てしまうかも知れず、それより前にやってしまおうという感じだ。結局自前での設備投資が出来ないから他のネットワークを借りるという話で、HSDPAエリアも広げられない状態では致し方ないだろう。しかし他のMNOによるMVNOやローミングが期間限定であったり免許されている以外の)通信方式だったりするのに対してSBMとEMの場合はモロに同じなのだから反感を買っても仕方がないだろう。

◆ こうしたSBM叩き?の原因は勿論孫さん自身にあるのだが、やはり叩きやすい程度に弱ってきたと見られているのだと思う。特にMVNOに関しては、設備投資が出来ないところまで来てしまったと見るのが普通で、今後の次世代投資なども遠のいたのではないかとさえ思える。純増数は怪しげながらも一応確保できてはいるが純増でありながらも減収減益なのだから他の事業者にとってみれば弱って生きていると思うのが当然だ。付加価値がないので安売りする以外に純増が維持できず、安売りするから収益率が悪化する。ドコモもauも減収ながら大増益を果たしていて、だからこそアクセスチャージを1年前に遡って下げるとか言い出した(ドミナントなので)のだろう。



防水(4/10)
◆ 一昨日の手回し発電機の続きではないが、非常時用のバッグに関してである。自転車に乗る方や山登りなどをする方には防水バッグはなじみが深いと思うが普通の人は余り意識していないのではないだろうか。防水と言ってもいわゆるビニール系の素材で出来ていたり撥水加工がしてあるから雨に濡れても大丈夫だよと言うレベルのものもあれば、防水ジッパーや完全防水(水に浮かべても大丈夫)のものまで様々なのだ。災害用の非常持ち出し袋などはおそらく防水加工がされているか、あるいはビニール的素材で出来ていてある態度中のものを自ら守れるようになっているとは思う。だが身につけて持ち歩くバッグはどうだろうか。サイフだとか保険証だとかを入れて持ち歩こうと想定するバッグが防水でないと困るかも知れない。

◆ 防水バッグならば水が入らない=水がこぼれないので水をくむことも出来るし、そもそもサイフにしても何にしても水に濡れたら困る。携帯電話に関しては防水のものも増えてきているが、そうでないタイプをお持ちの場合は水がかかると厄介だ。ビニール袋みたいなものの中に入れておいても良いとは思うし、ZipLocみたいな携帯電話やゲーム機を入れる防水バッグも売られているので買っておいて損はないと思う。水が入らないように多層になっていたり加工されていたり気密性が保てるような構造になっていたりで、結構良くできている。まあ価格も5百円前後するのでシッカリしていてくれないと困る。もう少し簡易なものだと10枚入りで千円とか、でも素材が薄いので過度のあるものを入れると穴が空くかも知れない。

◆ 防水とは関係ないのだが火に関して。だいぶ前になるのだが会社で借りていたアパートの一室でみんなで鍋を囲もうという話になった。材料を買ってきて鍋も買ってきて、さてコンロに火を付けようとしたらマッチがない。そこに集まった全ての人が非喫煙者だったのでマッチもライターもなかったのだ。結局100円ライターを買うためだけに近くのコンビニに走ったという笑い話のような事態が起きたわけで、非常持ち出し袋にはライターも入れておきましょうと言う話だ。風の中でも使えるという点では触媒型のライターが良いと思う。果たしてこれらが水に濡れても大丈夫なのかどうか分からないが、電子点火式だと感電しそうでイヤだな。アウトドア用に防水ライターもあるが結構なお値段なので、100円ライターを防水バッグに入れておいた方が良いと思う。アウトドア用品をみていると結構面白そうなものがあって、ライターなどだと山の上の方で気圧が低いところでも着火できるなどと謳われているものもある。他にラジオとかもヘビーデューティー?みたいなものとか。他にも炭酸ガスでバッグが膨らむ構造のフロートだとか、色々なものがあって見ていて飽きない。たぶんアウトドア用品だと思うのだが、ライターの石の部分(発火石というのかな、セリウムと鉄やマグネシウムの合金)の部分だけみたいなものを以前持っていた。ナイフとか10円玉とかで擦ると火花が出る。それで紙などに火を付けるというのだが本当に火が付けられるか否かはやったことがないので不明。



土日祝日(4/9)
◆ 高速道路の千円化、土日と祝日のみに限られるので遠くに出掛けようとするときには注意が必要だ。そりゃあ理論的には東北から九州まで数千円(二重取り問題な取り問題などもあり)で行けるのだが、平日に戻ってこようとするとべらぼうな高速道路料金がかかってしまう。5月の連休とか9月の連休でも使えばいいのだろうが、あとは数日滞在して次の土日を待って帰ってくる以外に方法がない。この高速道路の値下げ策である程度は交通量が増えることが見込まれ、きっと国交省の通行量予測は土日や祝日の平均を取るなどインチキするんだろうなと思う。

◆ そもそも自動車保有台数が減少し、ガソリン価格の高騰(昨年夏)などで国交省の交通量予測が目も当てられない状態になり、これじゃあ新規高速道路建設を正当化するのが難しいなと言うことで急遽高速道路料金を値下げしてみましたみたいな事ではないかと思っている。首都高速などは距離制導入での実質値上げが検討されていた時期であり、値下げとは相反することが検討されていたのだ。もちろんETC車限定にもそれなりの裏があるはずで、ETC車限定にするならば料金の二重取りなどは簡単に回避できたはずだがやらなかった。では何故ETC限定なのか。一つは首都高速道路などの距離果金のためにETCが必要だったと言うことだと思う。これでETC車載器装着率が上がれば首都高速の距離性料金導入のハードルも一つクリアされることになる。

◆ ただ民主党が政権を取ると高速道路は無料化されるはずなのでETCそのものが不要になるかも知れない。
全日年間いつでも無料になれば輸送コストなどは大幅に下がってくるだろうし、高速バスなどの料金も下がるだろう。交通量も当然増えることになるので国交省も喜ぶはずだ。ただし不要な道路は造れなくなるが、そもそも不要なのだから作る必要がない。
高速道路の渋滞も懸念されるが、高速道路が渋滞すると一般道は空くのかな。自動車の総量が同じだとすれば、それらがどこに集まるかのみが焦点になる。
高速道路の値下げや無料化で自動車保有台数が増える可能性も多少はあると思う。特に大人数家族などでは公共交通機関での移動はコストが人数倍になってしまうので自家用車がお手頃だ。まあ運転手にされるオトーさんは苦労しまくりと言うことで、それこそトラックドライバと変わらない。セダンならまだしも、運動性も安定性も(その代わり人を沢山積める)充分ではないワンボックスで高速道路の連続運転となると、やっぱりイヤだな。

◆ しかし人や荷物を運ぶ車として考えるならば、出来るだけ沢山の積載を許容できた方が良い。4人家族にしてもセダンに詰め込むよりはワンボックスの方がゆったりだろう。だからといってワンボックスブーム再来になるとも考えにくいがどうなのだろうか。今やかなり値が下がったワンボックスの中古なので、高速道路で帰省用にみたいな中古車需要が起きたら販売店は嬉しいと思う。



発電機(4/8)
◆ 発電機と言ってもちゃんとしたものではなく、防災グッズみたいな手回し発電機の類の話である。
電池が無くてもハンドパワーで懐中電灯やラジオを動作させたり携帯電話を充電できたりするアレで、能書きによると1W〜1.5Wの発電能力があるらしい。ちなみに携帯電話の電池は3Wh程度なので手回し発電機を回し続けること2〜3時間、いや、そんなに回し続けていられないだろうな。この手の商品のレポートを見ると力を入れてハンドルを回したらギアを舐めて壊れたとか、発熱して壊れたなんて書かれているものもある。確かに非常時には役立つのかも知れないが、それによって携帯電話が充電できるかと言われると微妙かも知れない。なおラジオ程度であればハンドルを回していれば聞くことが出来る。この手のものにはニカド電池などが内蔵されているものが多いが、これが完全放電していたりするといつまでハンドルを回してもなかなか充電出来ずにめげる。

◆ 余談になるが携帯電話は圏外状態だと基地局をスキャンして連続受信するので電池がどんどん消耗してしまう。ワンセグなどで情報収集したい場合はセルフモードなどで無線部の電源を切っておきたい。これを行えばかなり電力を節約できる。非常時などで電源がないときに使えそうなもの、自転車の発電機はどうだろうか。これは6V出力のものが一般的で定格3W(時速15km/h時)のものが多いはずだ。出力はACなので整流器とレギュレータが必要になるが、これは予め用意しておかないと手に入らないだろう。ブリッジ整流器とケミコン、LDOを小さなケースに入れて防水しコードの先にミノムシクリップでも付けておけば完璧か。LDOではなくスイッチング電源にすれば効率も良くなり入力電圧範囲もデバイスによっては50V以上が可能になる。これならば電話線から電気を頂戴することも可能になりそうだが、リンガーが鳴ったら耐圧オーバかも。でもこれがあれば車や単車のバッテリからも5Vが得られる。携帯電話を充電したりラジオを動作させるくらいなら電流も多くは要らず、1A程度のSWレギュレータICが3mm角くらいのパッケージだからコイルの大きさが全てみたいな感じで組むことが出来るだろうし、それこそ乾電池式携帯電話充電器の電池の端子を外に引きだしたものでも役立ちそうだ。但し耐圧は低いだろうが。

◆ 携帯電話用と称した太陽電池板を貼った充電器?も売られている。あのサイズでどの程度のパワーが得られるのか?ストラップ型?の太陽電池板と二次電池を搭載したものの仕様を見ると太陽電池板の発電電流は最大30mA/10万ルクスとなっている。10万ルクスは真夏の炎天下程度の明るさ程度だと思われるが、それをもってして30mAなのだから携帯電話の電池をフル充電するには30時間くらいかかりそうだ。だったら車のバッテリ補充電用の太陽電池板の方が良いかも知れない。でもデカい。電気を作るのはなかなか大変なものである。



接続料(4/7)
◆ 接続料、アクセスチャージに関しては過去にも書いたことがある。ドコモ以外の接続料が基本的には公表されていないことから、それを扱ったページなどはSBMな人に言わせると「心の醜いアンチ」で片付けられていた。まあSBMな人にアンチ認定されると言うことは正しいことを書いている証でもあると言えるので良いだろう。その接続料を先月だったかドコモが公開しちゃった。ドコモはドミナントと言うことで丸裸にされており、そのドコモの接続料の1.3倍にもなるSBMは狡いじゃないかと言うことだ。同じ事はEMも言っている。接続料は事業者規模によって異なるのだが、EMの接続料はauよりも安い。千本さん自身も接続料が下がらなければ携帯電話料金は下がらないと言っている。しかし孫さんは接続料金を下げても他社が儲かるだけだから下げないと言った。

◆ SBM的には経営状態が苦しいから値下げはしたくないだろう。接続料などで儲けた分は新規顧客の獲得に充てるというのが現在のやり方だ。
インセンティブ廃止論などが渦巻く中、実はこんなところからも既存加入者や他社加入者のカネが顧客獲得に回されていたのである。とは言っても世の中の流れに逆らうことが出来ず、5%は値下げするみたいな事は言っていたが下がったのだろうか。ドコモが10%以上下げたのに対してSBMが5%なので、その差は又開くことになってしまう。そもそも孫さんは日本の携帯電話料金は高すぎると言って事業参入の意欲を見せたわけだが、その一方で移動体通信のような儲かる事業を3社に独占させておく訳にはいかないとも言っている。しかしvodafone買収で通話料金を低価格誘導したかと言えばそうでもなく、確かに準定額は携帯電話事業者初の試みではあったのだがその代償も大きかった。

◆ 稼ぎ口は通話単価の高い他社宛通話と、同じく日本一高額な接続料による収入だったわけだ。しかし加入者はお利口だった。SBMケータイはSBM同士の通話に使い、他社宛通話は節約に心がけた。結果として加入者増にもかかわらず減収減益となり、設備投資も出来なくなってしまった。SBM加入者が他社宛に通話するケースは減少傾向だと言うが、他社や固定からSBM宛の通話は未だ希望が持てる。だがその希望の星である接続料を下げざるを得なくなったら、フトコロ事情は今よりも更に厳しくなるだろう。ドコモは接続料値下げの理由を、分離プランによる顧客獲得費用の減少を上げている。今後更に分離プランによる契約が増えればアクセスチャージは更なる値下げが可能だという。

◆ 一方のSBMだが、スーパーボーナスによっていち早く分離プランを採り入れたと言っているのは孫さんだけであり、SIMが無ければワンセグもカメラも使えなかったり端末の継続利用期間によって価格が違うなど実際にはインセンティブプランそのものなのだ。従って顧客獲得費用も減るどころか上昇していて経営を圧迫する。他にも法人スペシャルやその個人版など赤字プランも売っている。従って値下げどころの話ではなく、細かな値上げやサービス改悪で凌いではいるが果たしてこの先はどうなるのか。



燃料電池(4/6)
◆ 家庭用燃料電池事業が始まってはいるが、まだまだ高額な燃料電池を導入する家庭は少ない。現在売られているモデルの多くは300万円以上のコストとなっていて電気代でこれを回収するのは大変なことだ。
今後量産が出来るようになれば、せめて年間1万台規模の生産が可能となればコストは200万円台に下げられると試算する向きもある。コストの中で比重が高いのは燃料電池スタックばかりではなく、ガスを制御するためのバルブなどのいわゆる補機類が全体の価格の1/3以上を占めるとも言われる。燃料電池発電による一次エネルギ削減率は2割以上だと言われているので省エネというか炭酸ガス排出量の低減効果は確かにある。しかしF&Fで以前に試算したように電力を沢山使いたい夏場にはお湯が余ってしまい、これを捨てない限り継続発電が出来なくなる。逆に冬場は湯を暖房用途に使うことが出来るが電気の使い道が余りない。

◆ 湯にする分を空冷で放熱してしまえばいいのだが、そうすると計算上の効率が下がるのでやりたくはないのだろう。家庭用燃料電池がガス給湯器程度の価格にでもなれば良いのだが、現在の価格レンジであれば普及を見込むことが出来ない。そこで関連団体は燃料電池普及に向けた補助金制度を自治体にたいして訴えかけている段階らしい。ただガス燃料電池が普及すると電気が売れなくなるわけで、電気が売れなくなると原発推進派が困ってしまう。原発は巨大利権事業であるだけにどうなることか。

◆ 家庭用燃料電池が化石燃料を元にするのにたいして自動車用燃料電池は純水素を使う方式での開発が進んでいる。純水素燃料電池は炭酸ガスも発生させずに脱化石燃料であるとするのだが、では家庭用燃料電池は水素を使うタイプでなくても良いというのだろうか。石油や天然ガスなどに頼らないエネルギ開発と言うことで自動車用燃料電池の開発が行われている現状と、都市ガスを使った家庭用燃料電池の推進運動には矛盾を感じないでもない。燃料電池自動車の燃料電池出力は100kW弱である。一方で家庭用燃料電池は1〜2kWである大きく違う。現在の燃料電池車の航続距離は数百kmと言われていて、つまり数十kWのパワーを連続して数時間は取り出せるだけの水素貯蔵が可能になっているわけだ。もしも家庭用と考えれば数十kW分の水素で1ヶ月近くは使えるのではないだろうか。プロパンガスのボンベのように、いや、樹脂タンクならばもっと軽くて扱いやすいかも知れないタンクを交換して使うことも可能なはずだ。

◆ しかしそうするとガスが売れなくなってしまう。ガス屋さんが水素屋さんになるのなら話は別だが、まさか既存のガス配管の中に水素を流せるとも思えない。結局の所都市ガスやプロパンガスを使って貰わないといけないので純水素を燃料とする燃料電池は普及しなかったりして。この辺り、太陽電池とセットにしたり深夜電力を使って電気分解するなど水素を作り、それを日中に使うというシステムがエコっぽい感じがする。



カメラ屋(4/5)
◆ カメラ屋で思い出すのはヨドバシカメラである。
新宿のその小さな店に、先輩に連れて行って貰った覚えがある。雰囲気的には秋月というか、秋月を少し広くしたようなと言えばいいか、そんな感じだったと思う。当時住んでいた場所から新宿は、そう遠くはなかったが近くもない距離で頻繁に足を運ぶ感じではなかった。それがいつの頃か大型カメラ店として、総合家電店として店舗を増やし始めたのである。当時ヨドバシポルノ裁判も行われたようだが、それを知ったのはかなり時間が経ってからだった。

◆ ヨドバシカメラは色々なものを安価で売ることによって規模を拡大してきた。これはその昔の町のナショナル電気店が価格の安さよりも品揃えの豊富さや近くにある便利さを狙ったのに対し、ダイエーが安売りで攻めたその路線である。
町のナショナル電気店は今で言うところのコンビニ的発想だろうか。町の電気屋さんもずいぶん数を減らしてしまったがダイエーも経営悪化となった。絶対的な安売りとは少し形態は違うと思うのだが、TVショッピングでおなじみのジャパネットたかたも元はカメラ屋さんだそうだ。
町のカメラ屋さんが今や年商1.3千億円なのだから凄いではないか。勿論ヨドバシカメラも同様で、新宿のビルの一階にあった小さな店舗が今や全国展開の総合家電店にまでなっている。

◆ ヨドバシやビックはカメラと名が付いているが写真用品の売り場面積は年々減っているのではないだろうか。銀塩全盛の頃には各種フィルムや印画紙、引き延ばし機に現像機など氷酢酸の香り漂う売り場みたいな感じがあった。それが今ではデジカメ全盛であり、引き延ばし機はプリンタに姿を変え印画紙は光沢紙に、現像液などが並んでいた保冷ショーケースに今はプリンタのインクが並べられている。従ってこの先町のカメラ屋が大機の販売店になるなどという事は起きなくなるのかも知れない。そもそも町のカメラ屋という存在が無くなるだろうし。

◆ カメラ屋ではなく写真屋も今や減ってしまった。
中規模写真屋にはメモリカードからデータをプリントするための機械が並べられていたりして、休日などはそこに列が出来るほどの店もある。デジカメで撮った写真や最近ではケータイで撮った写真をそこでプリントアウトしている。印画紙現像では出来ないような短時間プリント(当たり前か)もおそらく魅力だと思う。最近では家庭用プリンタでもメモリカードからの直接印刷は出来るが、用紙やインクなどの消耗品の手当などを考えるとプリント機やコンビニで紙焼き?した方が気楽なのかも知れない。

◆ デジカメとプリンタをセット販売するなどはジャパネットたかたでもやっているのだが、果たして消耗品を買い足してプリンタを使う人はどのくらい居るのだろう。あ、そう言えばウチで使っているEPSONのプリンタは年に何度かしか稼働させないのにインク詰まりしないなぁ。以前のモデルは何ヶ月か使わない日が続くとインクがちゃんと出るようになるまでクリーニングを繰り返したりして、それでインクが無くなるという理解しがたいことになっていたのに。



事業者(4/4)
◆ 通信事業者とは何だろうか。従来は通信インフラを持っている事業者がそれを使った通信サービスを行う事業者だった。優先通信の世界ではインフラを持たない事業者も急激に増えた。足回りはフレッツ網などを使い、NTTやKDDIなどの専用線を借りて上位の業者に接続する。データセンタは自前で持つ場合もあれば借りる場合もある。無線通信事業者も従来はインフラを持っているところがサービスを行ってきた。ドコモやKDDIなどがそうだったのだがMVNOの推進によって日本通信などがインフラを持たずに通信サービスを行えるようになった。すなわち有線通信の世界と同じような感じでだ。

◆ EMは自社網の整備完了まで期限付きでドコモネットワークを借りているし、WILLCOMは自社が持たない3G免許によるサービスをドコモから借りている。ここまでは問題はなかった。が、SBMがEMネットワークを借りるという所で騒ぎは起きた。すなわち3G免許を持ったSBMが同じく3Gでサービスを展開するEMからネットワークを借りるのはおかしいのではないかと言うことだ。孫さんは「それを禁じる法がないから構わない」と言ったが、その後も様々な議論を巻き込んで問題が大きくなった。当事者のSBMはさっさとサービスを開始して知らん顔である。これはホームアンテナなどの中継局ばらまきの時も同じで、他のネットワークなどに与える影響を充分検討しないままばらまいてしまった。それに焦ったドコモやKDDIが仕様化を検討するも後の祭りである。

◆ SBMはvodafoneを高額で買った。従ってベースコストが安くはないわけだ。と言ったって買わなければ(自力では)通信事業を行えなかったのだから仕方がないが、ソフトバンクは加入者が増えるも減収減益とカネがない。カネがないがFCFは増えているぞと見せ金チックな事を行わなければいけないので設備投資が出来ない。しかし法人需要などを考えるとPC定額が出来ないのはデメリットになる。ではPC定額が可能になるようにネットワークの増強が行えるかというとカネがないからそれは出来ない。だったら設備投資無しに手っ取り早くMNVOで、しかも抱き合わせ販売すれば加入者だってカウントできるし、見かけのARPUも向上する。

◆ 議論はそんな調子のSBMは通信事業者として正しいのか否かを問うものだ。3G免許があるならインフラ事業者であるべきで、インフラ整備を放棄するのなら免許は要らないでしょうと。MVNOはインフラを持たない事業者が行うべきものであり、そうでなければ公正な競争にはならないと日本通信は言う。ごもっともだ。
通信事業などは比較的キレイな世界だったので、無茶な事を行う事業者を想定していない。従ってSBM等が行う事い対しての法整備自体が追いついていないわけだ。
商道徳的にどうかなど孫さんには全く関係がない。孫さん的には儲かるか儲からないかが一番の問題で、次はそれが違法か合法化或いはグレーかだ。おそらく今後も様々な問題が出てくるだろうし、フェムトセル包括免許問題も中継局で苦い思いをした故の(総務省の)抵抗とも考えられ、SBMがこれによって制限を受けるのは当たり前だがauやドコモもとばっちりを食うという800MHz帯寄越せ裁判の時のような問題にもなっている。



MEIA(4/3)
◆ MEIAとは携帯電話緊急充電器工業会の略称である。緊急充電器とは一体何かというと、いわゆる乾電池式の充電器のことを指している。従来は好き勝手に作られていた乾電池式の充電器なのだが、2005年11月30日にこの会が作られて統一仕様などが決められたとのことだ。ちなみにこの認定?マークを得るためにはこの団体に入会せねばならず、それには入会金と年会費が必要になる。ただし両方合わせても8万円であり、インターネット云々とかの団体に取られる金よりずっと少ないのは市場が小さいからなのだろうか。

◆ ここで決められているのは容量や安全性に関することなのだが、例えば容量の測定は測定用の負荷を接続して出力電圧が4.0V以下になるまで160mAの定電流放電を行い時間を測定する。そして電流×電圧(ここでは充電対象物の内蔵電池電圧である3.6Vを使うようだ)×時間を求める。
連続通話時間の測定に関しても規定があり、上で求めた充電容量を元に、380mAの電流を流したときにどの程度の時間の放電が可能かを表示している。現在売られている乾電池式充電器の多くはスイッチング電源を内蔵しており、乾電池の容量が一定だとすればあとはスイッチング電源の効率が性能を決める話になる。ちなみに乾電池には容量の大きなエボルタ電池が使用されているケースが多いが、ビックカメラのPB商品は電池が安物らしく充電容量が400mAh程度しかないくせに価格は900円前後で買う価値がない。

◆ 幾つかの乾電池2本仕様の製品を見てみると600mAh〜800mAhあたりの表示のものが多いと思う。電池1本のタイプは元々の電圧が低いので効率が悪く200mAh程度、3本或いは4本のタイプは効率が高いので倍以上(4本の場合)となっている。メーカのページには容量を表示しているところもあるが、こちらでは連続通話時間の表示のみしかない。まあ普通の人にミリアンペアアワーとか書いたって???なのだとは思う。同じメーカの同じような仕様のものでも連増通話時間は意外に差が出ている。連続通話時間は上記のように容量から計算で求められているので容量が違うと言うことだ。使用乾電池は同じなのでスイッチング電源の効率なのか?温度なのか?その辺りが影響を与えているものと思われるが定かではない。

◆ 乾電池式充電器の比較は別記事で行っているが、電池電圧に対する出力電圧の変化や負荷による電圧変化などがそれぞれなので、結局の所は定負荷による持続時間表示くらいしか出来ないのかも知れない。実際に特性を測ったところで、じゃあどれを買えばいいのかとなると何とも言えなかったりする。ただ言えることは電池で動作する以上電池容量に比例はすると言うことだ。
従ってリチウム単三電池など、軽くて容量の大きなバッテリを使った方が良いし、それを使ったとしても満充電に出来るか出来ないかの容量だと思う。



春のFX(4/2)
◆ 最初のUSD暴落が来たのは去年の3月だっただろうか。その後夏には110円前後まで戻すもUSD安が始まり、100円をあっさり割り込むと90円すらも通過点に過ぎず、87円あたりまで値を下げる事態になった。米国発の金融危機は深刻さを増し、国内でも派遣切りが問題になった。その後USDは値を戻すことになるのだが、そのひとつのきっかけが中川酩酊会見ではなかったかと思う。

◆ USD/JPYは余り値も動かず、下がるでも無くかといって上がるわけでもない状態が少しの期間続いていた。やがて90円台に戻し、多少USDが上がったのかなと言うときにあの会見、そして辞任劇となった。相場は何かのトリガを欲しがっていたかのように上げに転じ、その後かなりの速度で値を切り上げていった。相場が動く理由などいつも後付なのだが、政治不安や金融不安での日本売りが活発化したと言われた。小規模な投資会社であるG社のM氏はUSDの上昇がいつも気に入らないようで、異常な買い上げだとかもはやこれは相場とは呼べないとかと怒りまくっていた。結局自分の予想が外れたから怒っているだけだったのかも知れないが、それ以外の投資家筋はテクニカル的にもUSD上昇であると報じていたっけ。

◆ 昨年のFX Onlineの口座は放っておいたら消滅してしまった。そこで先月半ばに自動売買のデモ口座を作ってみた。そこには幾つかの自動売買プログラム(パターン)があり、その中からパフォーマンスの良さそうな、或いは自分に合っていると思われるようなものを選択する。複数のパターンも選択できるし複数の通貨も選べるのでリスクの分散も可能だが、分散しすぎて利益にならないなんて事もあるかも知れない。投信とはちょっと違うが、まあ色々分散して行きましょうみたいな感じか。もちろん単一に絞ることも出来るし手動売買を行うことも可能だ。こうしたシステムを提供しているFX会社は幾つかあるが、選択の自由度の多いところとか設定の自由度(テクニカル売買のパラメタ設定)の多いところ等様々である。

◆ 自動売買をセットしたのはUSD/JPYが98.5円前後の時で、とりあえず3パターンをセットした。たぶんこれで設定は良いのかなと思うのだが実はよく解っていなかったりする。設定後しばらく画面を眺めていたが売買が行われる様子がない。というか、そうポンポン売買が行われるものでもないのかな。
まあ一日か二日様子を見るかと言うことでそのまま画面を閉じた。翌朝見てみると3回の売買が行われた結果が残っていた。1回目は80pips、2度目は-32pips3回目は17pipsで2度目のマイナスは買いで、プラスの2回は売りで得られたものだ。チャートと見比べると、少なくとも一度目の売りは人間が値段を見ながらの売買では不可能かなと思うような急落時に稼いでいた。急落後すぐに値が戻り、下落価格の8割程度取れていることを思えば立派かも知れない。幾つかの売買プログラムをセットしているが初日に売買が行われたのは1つだけだった。デモ期限の1ヶ月間で収支がどうなるのかは又後日。



太陽電池(4/1)
◆ エネルギ価格高騰と炭酸ガス排出抑制で自然エネルギ利用に注目が集まっている。中国などでも屋根の上に付けられた太陽熱温水器や太陽光発電設備が増えてきており、今後電気代などが上昇すれば相対的に割安となる太陽電池利用は増えてくる可能性がある。中国最大の太陽光発電プロジェクトは甘粛省敦煌の100メガワット系統連系型太陽光発電であり着々と完成に近づいているらしい。太陽電池板には大きく二つの流れがあって、一つは高効率化でもう一つは低価格化だ。もちろん高効率で低価格が実現できれば言うことはないのだが、シリコン系はなかなか価格が下がらない。価格が下がらないと言うことは製造時に多くのエネルギが必要と言うことであり、果たして太陽電池板が炭酸ガス排出抑制にとってお得なのかどうなのかと考えなければならなくなる。一方で低価格化は非シリコン系などで効率は落ちるが製造コストが安価に出来るメリットがある。日本などでは狭い住居の小さな屋根に太陽電池板を乗せなければいけないので高効率化は必須なようにも思えるが、広大な土地を利用できるエリアにおいては単位電力あたりの発電コストの安い方が良い的な考え方もある。米国でも窓を太陽電池にする技術や、フレキシブル或いは透明な太陽電池板も既に製品となっている。

◆ 中国ではエネルギ事情改善などのために非シリコン系の新しい太陽電池を開発した。高効率系ではエネルギ変換効率が22%を超えてきているが、それに比較すると1/10以下となる2%前後が実効効率だという有機系太陽電池はそのコストの安さと施工のユニークさがニュースになった。構造的には天然の石(砂利?)に太陽電池材料のコーティングを行ったようなもので、この点では上に書いた太陽電池塗料と似ている。これを道路を舗装するように専用アスファルトで固めながら敷き詰めると石同士が点接触する。その状態で電流を供給すると表面被膜が変質して極性が出来、太陽電池として動作するようになるという。実際には道路の幅方向に電極を取り付け、道路の幅方向に直列接続された太陽電池石と道路の延長方向に並列接続されたそれが電力を生み出すのだという。発生電圧は道幅と石の直径依存になるが、通常の舗装路と変わらぬ摩擦係数と耐久性を得るための石の径は従来と同一であり、10mの道幅の場合の開放発生電圧は80V前後になる模様だ。電流は道路の長さ依存なのである程度設計は自由に出来る。

◆ 問題のコストは通常舗装の10倍にもなるが、太陽電池板を同面積敷き詰めるのに比較すれば1/1000以下だというのが中国側の主張である。中国は高速道路をどんどん造っており、都市部と郊外を結ぶ道路にこの技術を応用すると言うことだ。都市部は万年渋滞なので発電効率が上がらず、過疎地の方は交通量が少なくても発電収入が得られるので損失が少ない。これは日本にも当てはまるのではないだろうか。黒字路線では交通量が多いので路面に日光が当たっている時間も少ないだろうが、それこそ鹿が歩いていても轢かれない程度の利用率しか見込めない(造るときにはその100倍くらいの交通量を見込んだはず)地方の高速道路は、発電によって建設コストを埋め合わせることが出来るのかも知れない。何せ高速道路の延長距離は8,000kmほどもあるのだから、その一部を電池にしたって相当な面積の太陽電池発電が行えることになる。