過去の雑記置き場


薬情2(7/1)
逆行(7/2)
マルチキャリア(7/3)
勝手さ加減(7/4)
Windows7(7/5)
iコンシェル(7/6)
減量(7/7)
オートGPS(7/8)
エリア(7/9)
虫歯(7/10)
goo(7/11)
難しすぎる(7/12)
補完(7/13)
48兆円(7/14)
アンテナ(7/15)
牛肉(7/16)
オートフォーカス(7/17)
歩数計(7/18)
ナイシトール(7/19)
瀬戸際外交(7/20)
小型化(7/21)
見せない(7/22)
再編(7/23)
低燃費車(7/24)
可変容量(7/25)
データ量(7/26)
オークション(7/27)
売り方(7/28)
700MHz/900MHz(7/29)
アクティブ層(7/30)
体重管理(7/31)


体重管理(7/31)
◆ このページでも減量に関して何度か書いている。まあ運動は必要だとは思うのだが、それでも食い過ぎたら何もならない。ようするに摂取カロリーよりも消費カロリーが大きくなければ痩せないと言う事なのである。
先月だったか「メタボ対策にケータイを役立てよう!」というタイトルの記事があった。最近搭載される事の多くなって来た歩数計機能を使い、毎日1万歩の歩行で4ヶ月で7kgの減量に成功したというものだ。
歩数計はケータイ内蔵のものなのかどうか解らないが、体重管理はiPhoneの有料ソフト(230円、体重を入れるとグラフが書ける)を使ったとか。へ〜、こんなソフトでもお金が取れるんだと、そのビジネスモデルの方に関心が偏ってしまったが、普通に行うならExcelでもフリーのソフトでも。

◆ しかし1万歩というのは結構ハードで時間もかかる。
歩幅が80cmとすると8kmも歩く事になり、これには1.5時間以上はかかるだろう。まあ運動なのだからそのくらいはという話ではあるのだが、実際に毎日この歩数歩くとなると結構厳しいと思うし、だからこそ痩せるのだろう。この程度歩いて疲れてくると当然食欲も減退気味になるはずだ。歩行中は体温が上昇し、家についてぐったりすると体温が元に戻ると共に眠くなる。飯も食わずに寝ちゃえば体重減には有効だ。
私の方は約4ヶ月で20%以上の体重減となった訳だが、毎日1万歩歩く根性は持ち合わせていない。この先は現状を維持すべく適度な食事を心がける事にしようかと思っている。

◆ そうそう、停滞期などと言われる体重が減少しなくなる期間は私も経験した。いつも通りに生活しているのに体重が減っていく場面もあれば減らなくなる事もある。大抵は数日から1週間すると普通のペースでの体重減になっていくのだが、なぜ減らない期間が出来るのだろう。食事もそう変わった事もしていないし、大抵は朝体重を量る事にしているので条件が狂っている訳でもない。まさに空気を食って体重を維持しているみたいな、これが逆に食っても体重が増えない期間があるというのならまだしも、その逆なのだ。
この停滞期を乗り越えられないと減量の意欲は失われる。何だよ何だよ何なんだよ、減らないじゃないかと怒り狂ってはいけない。たいていの場合は数日経つとまた体重は減り始めるのだから。

◆ 週末に好きなものを食うのもこれまで通りだが、だんだん小食にはなってきた。以前のように大食い出来ないというか、適度な量で腹がいっぱいになる。
なので美味しいものを少量食おうという感覚も生まれてくる。あれもこれもと食いたいものを並べても以前のようにバクバクは食えないのだ。甘いものも同様に、あれもこれも食いたいなと思ったところで実際は最初の一つを食うともういいやとなる。以前はこんなのバクッと食えたのに、もしかして病気じゃねーか?なんて思うほど食事量が変わってくる。
結局そのあたりでうまくバランスしていて、適当な効果カーブ絵を描きながら体重が減ってきた訳だ。なのでリバウンドも何も急に沢山食う事は不可能に近い。体重を増やしたければ毎日沢山食うような生活にしないといけないし、そういう生活にならないように心がければ現状維持は難しくないのではないか、と、今は思っている。


アクティブ層(7/30)
◆ 前回は同じタイトルで女子高生の携帯電話利用時間が長い例を挙げた。女子高生ばかりではなくOLさんにしても主婦にしても携帯電話の利用時間は長いように思える。電車に乗っていると色々な人が色々な駅で降りそして乗ってくる。電車に乗ってまず起こす行動はケータイをいじりはじめる事だ。特に女性に目立つこの行動、それだけならばいいが通話に熱中する人も居る。先日は比較的帰宅が遅くなったので電車が空いていたのだが、見た目年齢20歳前後と思われるギャル風(死語?)化粧が古風に映る女性が座席に斜めに座ってスペースを占有しながら話し込んでいる。話しているとやがて別のケータイが鳴り始める。彼女は通話中のケータイを膝において、今度は別のケータイで話を始めた。5分位経っただろうか、その電話を切ると膝に置いた電話を取り上げて話の続きをさらに10分ほどしていた。

◆ マナー違反は女性ばかりではない。日中に見かけるのは営業マンが電車の中で電話を受けてしまった風なシーンだ。まるでこちらの課長さんみたいに弱気な感じ。口元を手で覆うようにして通話している。
まあ申し訳なさそうにしているなら仕方がないというか、迷惑行為を認識しているのだから大目に見ようという人も少なくはないだろう。これがオバサンとなると誰も文句が言えない巨大な存在となる。オバサンという寄りはオバアサンに近いような年齢のご婦人がバスの最後部座席で通話に花を咲かせていた。それが又声が小さくないので何ともうるさい。
時にギャハハハと笑いはじめたりして、まさにその空間は自分のものです的な世界になってしまっていた。

◆ マナーが悪い人はどこにでも居る。障害者用駐車場に健常者が堂々と車を止めていたり、新横浜付近は禁煙エリアになったのだが平気で喫煙している人も見かけるし、ゴルフ禁止の河原でクラブを振り回していたり、釣り糸公害や外来種を放流しちゃったり、水上スクーターで立ち入り禁止場所を荒らしちゃうとか、結局の所取り締まられなければ何でもありみたいな風潮ではないだろうか。まあ役人だって政治家だって法の網の目を抜けるようなずるさなのだから仕方ないか。教員にしても同じ穴の狢で、セクハラだなんだと事件を起こす人も後を絶たない。これで教育云々と言っても説得力無いよなぁ。

◆ 携帯電話事業者も同じようなものだ。マナー教室などを開いているドコモだって、怪しげ広告をD2Cと一緒になって行っている。SBMはもうこれは何とも言いようがないが、一方では子供電話教室風な催しを行っている。なんかそんな会に参加したら催眠商法か何かでiPhoneを5契約位させられるのではないかみたいな感じがしなくもないが、とにかくそんな調子なのである。

◆ 携帯電話のマナーは今後良くなってくるのではないかと思う。今の中高年の方は携帯電話に触れる年齢も遅く、十分なマナーを知らないまま便利なものをいじりはじめちゃったみたいな所はあると思うのだ。
だがこの先老人になっていく人はケータイに関して若い頃から色々な事を知っている訳で、常識的大人を経て常識的年寄りになれば非常識な行為は行わないだろう。それこそ先日書いた駐車違反オバサンではないが、あんな風になってしまわない限りは安泰だと思う。


700MHz/900MHz(7/29)
◆ blogでも何度か書いているが、700MHz/900MHz帯を巡る各社の思惑のお話だ。ドコモは当初の予定通り700MHz帯と900MHz帯をペアで(FDDで)使う案を推している。KDDIは700MHz帯のみをFDDで、SBMは900MHz帯のみをFDDで使いたいという。ここで問題なのは900MHz帯をFDDで使う為には900MHz帯の再編を行わなければならないと言う事だ。少し前にバンド拡張されたばかりのRF_IDもどかさなければならないし、D-MCAはどうするのか、パーソナル無線やその付近にウヨウヨ居る違法局、ワイアレスマイクもあったかなみたいな感じで前途多難だ。もちろんこの前途多難さが欲しくてSBMは900MHz帯寄こせとやっている。
すぐに割り当てられてしまったら「800MHz帯がないから」と泣き言が言えなくなる。

◆ 700MHz帯をFDDで使おうとするKDDIにも問題はある。
上りと下りの周波数間隔を広く取れないのと波長が長い為もあってMIMOのパフォーマンスが出ないというのだ。もっとも、1GHz帯以下の小型移動機でMIMOを動かす事自体が相当難しい訳で、テスト環境で動作すれば(LTEの検査基準はそう厳しくはない)実使用状態でパフォーマンスが出なくても良いか、みたいな所はあるとは思う。これは900MHz帯をFDDで使った場合でもほぼ同じ事が言えるのだが、それを知ってか知らずかSBMはこのバンドは次世代通信方式で使うのではなくW-CDMAで使うと言っている。周波数利用効率を上げて限られた周波数資源を有効に使いましょうという議論が行われている中、LTEよりも周波数利用効率の悪い方式に対して免許が出るのかどうかも気になるところではある。

◆ 700MHz帯と900MHz帯をペアで使うとは随分周波数が離れて居るではないかと思うかも知れないが、現在の2GHzバンドの上りと下りの周波数差は190MHzある。
つまり700MHz/900MHzをペアで使った時と変わらないが、当然周波数が低いので比率としては大きく異なり無線機としてみればアイソレーションなどが楽な方向になると思う。
確かに国際協調などを考えるならば現在他国で使用されているバンドプランに合わせた方が良い。700MHz帯は米国での割り当てがあり、900MHz帯はGSMも含めればかなり多くの国で使用されている。SBMが900MHz帯というのも、おそらく今後GSM事業者が3Gへと移行してきた場合に対応基地局や移動機のコストが下がると見込んでいるのだろう。ただしいずれにしても米国の700MHz帯割り当てと同一にする事は出来ない。従って国際周波数に近いと言うだけであって、そのまま相互に使えると言う事にはなりそうにない。

◆ 再編して欲しいというのならSBMがその費用を出せよという議論もあるのだが、欲しい欲しい言うばかりで後は勝手にやれコノヤロウがいつものSBMなのだ。
実際問題GSMキャリアがW-CDMA(いや、直接LTEかもね)に移行する頃に割り当てられるのが良いかな〜とSBMは思っているだろう。今割り当てられても基地局整備は出来ないし、例え国際バンドに近いとは言っても所詮日本ローカルな訳だし、そもそも800MHz帯を使う上での技術もノウハウも持っていない。また以前のように「GSMをやる」なんて言い出しかねない恐ろしさがあって、GSM基地局なら中古が安く買える(これは事実)と言い出すかも。

◆ 700MHz/900MHz帯と言えば移動体通信事業者の話ばかりが目立つがITSも狙っているし、とにかく新しい周波数帯が割り当てられるとなるとみんなが確保に動くものだ。ちなみにドコモが一生懸命ではない(ように見える)のは、おそらくは700MHz/900MHz帯で細切れに周波数割り当てを受けても利用コストが上がるだけだと思っているのではないだろうか。現時点でも800MHz/1.5GHz/1.7GHz/2GHz(1.5GHz帯は2012年以降利用可能になる)があり、それに加えて又新たなバンドを貰う位なら4G(Generation)用に3.9GHz帯で100MHz幅位頂戴よと言いそうな雰囲気だ。


売り方(7/28)
◆ 売れるものは放って置いても売れる。売れないものを売る事こそが営業力なのだ。少し前だとiPhone4の発売があった。iPhone4は売れない訳ではないが、努力を怠れば売れなくなってしまう。話題性やメディア露出度を最大にするにはどうしたらいいのか。これに対して販売側は予約と当日販売のミックス作戦を採る事になる。予約も当日販売も適当な数で打ち切ると言っておくと、何としても手に入れたい人たちが列を作る。事前に品薄気味だとのアナウンスも忘れてはいけないのだが、iPadの時にこれは失敗した。販売店が"これは売れる"と判断して大量に確保したために売り切れ率が低下してしまったのだ。それでもAppleとしては台数が捌けたので文句はない。
販売店が在庫を持とうが何をしようが、Appleの倉庫から販売店の倉庫に品物が移った時点でAppleは勝利している訳だ。

◆ この手の販売手法は、少なくとも日本の企業では行わないのが普通だ。コンサートなどのチケットでは事前予約のキャンセル分などを当日販売するケースもあるし、航空機などでも空席待ちというシステムがあるが、これは賞味期限がぎりぎりのものに対してのものであり製品販売とは少し違う。顧客満足度を大切にし、関連企業ともWin-Winの関係を作る。これが一般的企業の考え方の根底なのかも知れない。松下連邦と言われた現パナソニックは、下請け企業を下請けとは呼ばずに共栄企業と言っていた。もっとも新興企業であるところの樂天だソフトバンクだに言わせれば、そんな浪花節では食っていけないとなるのだろう。営利企業とは利益を第一に考えるべきで、顧客に満足を与えるなら全てのサービスをタダにする以外にないではないかと言いそうだ。これは企業に付加価値がないため価格で勝負するしかない事を示していて、タダともだとか無料何とかだとか、安い・安っぽいイメージで売る限り仕方がないと言えば仕方がない。

◆ Appleはこれとは反対に付加価値で売っているとも言える。文句を言うやつには売ってやらないぞという感じだ。当然このAppleの前にSBMはひれ伏す事になる。お願いです、Appleさま、三流じゃなくて3位通信業者の私どもにお力添えを〜と言う事で、しかし商売はAppleの方が上手だ。販売価格から販売スタイルまで全てAppleの指示通りにやらせる。在庫が大嫌いな孫さんがApple指示通りの大量コミットを行い、売れ残りのiPhoneの箱を蹴り飛ばしたという話も囁かれていた位である。こうした無理な要求を飲んでiPhone販売権を手に入れたSBMだが、とにかく薄利というか赤字というか、仕入れ値8万円のものをタダで配ってしかも月月割りまで付けちゃうと言う売り方なのだ。

◆ もしもタダ配りしなければ販売台数は低迷しただろうし、それではAppleの逆鱗に触れる。販売店への利益も確保出来ない状態で、だったら勝手に頭金でも取れよと。が、ご自慢のツイッターで苦情が爆発し謝る事になる。所が今度は販売店側からも、SBMが指示しておいて販売店が勝手にやったとは何事かとツイッターに書き込まれる。孫さん的には、自分は悪くない、販売店がやった事だ、Appleの指示に従っただけだと逃げ回る事になり、何とも格好が悪い。格好は悪いが商品が売れればそれで良いと考えれば作戦は見事成功だ。
ただし成功したのは大きな利を得たAppleでありSBMではない。


オークション(7/27)
◆ しばらく前から増えているペニーオークション、入札するために手数料を払うというシステムで、一見安価に商品を落札出来るようなイメージがあるが実は手数料の方が莫大になるのでメリットは少ない。
そればかりか手数料稼ぎのための自動入札システムが漏れなく稼働していると言われていて、安値での落札を阻止している。不人気商品などでは入札件数が少なく儲からないので、その場合はロボットが自ら落札して再出品という手続きになる。最大の売り文句は落札代金が安い事なのだが、この日本国においては早々騙される人は多くなかったと見える。検索するとまとめサイトやWiki的なものも見られ、さすがに好評価としている所は少ない。

◆ 雨後の竹の子のごとくのような感じで増えたペニーオークションサイトなのだが一方で閉店や廃業に追い込まれるところも少なくはない。悪質系だと入札用のコインだけ売っておいて逃げちゃうみたいなところもあるし、閉店だからコイン代は相殺しますよみたいな所も。ようするにサクラばかりの出会い系と同じで多くの利用者が裏を見抜いた結果がオークションサイト廃業へとつながっているのではないだろうか。一見安そうで実は高額だったというこの手のサイトに、例え一度は騙されたとしても二度とは騙されない。一見魅力的な雰囲気を漂わせているので新規顧客の開拓は出来るが、リピータは少ない。
つまり解約率が高い移動体通信事業者みたいなものなのだ。

◆ 入札に必要な金額はサイトによっても異なるが、だいたい50円から100円程度だ。つまり1円スタートで誰かと競り合いながら100回の入札を行うと、これだけで5千円〜1万円を使ってしまう事になる。なにしろ1回の入札での価格上昇が1円の所も多いので、ロボットと競り合った日には100回入札しても価格は200円しか上がらない、みたいな感じだ。どうやらこのシステムは貸し出し方式になっているようで、個人経営のアルバイト副業的な感じでやっている人もいるという。ただし前述の通り最近ではシステムが見抜かれてしまって収益率は低下だそうだ。出始めの頃こそ物珍しさも手伝って月間数十万円の収益が上がったというのだが、果たして今はどうなのだろうか。たとえば定価10万円のものが2千円で落札されたとする。普通に考えると凄く安値で買えましたねと言う事になるのだが運営側は損はしない。1円スタートで2千円まで価格が上がったと言う事は1999回の入札が行われた事になり、例えその半分が自社のロボットだったとしても客の入札回数は千回だ。入札手数料が1回100円だとしたら、これで100×1000=10万円となるので出品側は損をしない事になる。というか、損しない回数まで入札を繰り返させるようにプログラムするだけなので何と言う事はない。もしも相手がロボットではなく落札者同士で競り合ってくれれば出品者に入る金は10万円ではなく最大20万円にふくれる。

◆ Googleの広告にもこれらオークションのものが出てきていて、つまり広告代をかけても人を集めたいという感じなのだと思う。オークションサイトも少なければ人も集まりそうだが、今や沢山のサイトに分散している状況であり儲けも限定的か。まあ最初にやった人が一番儲かり、そして次にはそのシステムを売っている人が儲かり、さらにはそのシステムを買ってレンタルしている業者が儲けを持って行くのだろう。
せめてもう少しクリアな感じでもあれば存続出来たのかも知れないが、いかにも怪しい、怪しさ満点では後が続かない。


データ量(7/26)
◆ パケット大量消費とリッチコンテンツのサービスは移動体通信事業者にとって善なのか悪なのか。cdmaOne時代、auの前身各事業者は高速通信(当時は64kbpsだったかな)を売り物にしようとした。しかし高速通信を一体何に使うのかという解がなかったために迷走した。そこでコンテンツの拡充を図り、それを使うために高速通信が必要なのですよというお膳立てをしてパケット定額加入者を増やした。ドコモも同様にパケットの大量消費をサポートすべく高速化を行いながら、動画チャネルなどを作ってパケット定額制に誘導した。
パケット定額制も傾斜型にして敷居を下げ、おそらく今は3社の中ではもっとも傾斜が緩くなっているはずだ。
こうしたパケットの大量消費を支えるのが次世代高速通信であり、パケット単価を下げる事にも大きな意味がある。

◆ SBMはコンテンツも少なく通信速度も遅い。全国規模でハイスピード化されていないのはSBMだけになってしまった。サービスや機能面でも他社に見劣りするのだが、SBMはiPhoneが売れればいいと思っているのかも知れない。iPhoneは確かに加入者増という点に貢献はしてくれると思うのだが、コンテンツも広告も全てはAppleの懐に流れてしまう。SBMはトラフィック増にあえぎながら、もはやフラット定額を強制する程度しか出来なくなってしまった。
他社がコンテンツなどを充実させ、定額制の敷居を下げて客を呼び込もうとするのとは全く反対に、SBMの場合はフラット定額に入らないなら契約させないぞと凄む。
これは解約阻止の手法も同じでドコモやauが"太陽"作戦なのに対してSBMは"北風"作戦を貫いているからだ。

◆ ドコモはメニュー画面の表示順位を売るなど、悪名高きD2Cと組んで色々な広告事業をやり始めている。オートGPSなども広告配信などに利用すれば大きなメリットとなるだろうが、今のところ具体的な嫌らしさは出てきていない。が、店に近付いたら広告メールが来るとかは誰でも考えそうな仕組みであり、ごくローカルな客をすぐに引き込めるという点で大きなメリットがある。が、現状ではドコモのシステム上の制約によってリアルタイムの広告塔の配信が出来ないのだ。またケータイ=迷惑メールという関連づけが日本では出来ていて、それが派手な宣伝を阻止する力になっているのかも知れない。

◆ Apple版オートGPS構想もあり、iOS4では利用者の位置情報をどんどんAppleに報告する。するとAppleはこれを元にiAdが広告配信を行う。iPhoneを持っている人には漏れなく広告が付いてくる、みたいなものか。当然この広告トラフィックはSBMのネットワークを圧迫するが、そのSBMに広告収益がある訳ではない。アプリの売り上げも広告収入も、全てはAppleのものだからだ。ドコモやauが土管屋は儲からないと言ってコンテンツやFelicaその他での囲い込みを強化しているのに対しSBMはと言えば土管以外の部分をAppleに渡してしまっており、もはや収益は土管代だけだ。Appleは今後HTML5などを使ってより大きなトラフィックを作り出すだろう。本来ならばそのトラフィックを作り出すコンテンツ代が事業者に入るべき所なのだがiPhoneの場合はAppleがごっそり持って行く。SBMは既存加入者から集めた金で新規顧客にiPhoneをタダで配る事しかできていない。松本氏も、iPhoneにインセンをがっぽり乗せて売らなかったら台数は捌けなかっただろうと語る。というか、タダ配りしても総販売台数で200〜300万、実稼働が150万前後は少ないのではないだろうか。


可変容量(7/25)
◆ エアコンなどのコンプレッサに可変容量型がある。
BENZなどでは殆どゼロから容量が可変出来るものを常時運転で使っている。と言っても特殊なものではなく、スワッシュプレート式のレシプロコンプレッサの、そのスワッシュプレートの角度を可変にしているだけだ。これによって各気筒のストロークが変化してコンプレッサ容量が変わる。可動機構が増えるとは言っても複雑なものではない。
だったら容量を変えないで電動にして回転数を変えても同じではないかという論があるのだが、家庭用クーラに関して言えばそれだけでは不十分なのだそうだ。確かに回転数を減じたとしても排気量(吐出量)は一定な訳だから最大効率とは行かない。むしろ吐出量を減らしながら、そのコンプレッサの最大効率点で運転するのが正しいとも言える。

◆ エアコンなどの省エネ性能が重視され、その計測時のデータだけを良くするチューニングが行われているという話は過去にblogにも書いた。一方で実使用時における効率を求めるメーカもあり、実は運転時間が長いのは低負荷であると言う事から可変容量化が研究される訳だ。リンクは東芝の例だが、コンプレッサの容量を可変するのではなく、可変気筒というか、2つあるコンプレッサの1台を空転させる事で実質的容量を小さくしようとしている。
能力を可変する場合に、それだけを重視するのか効率を維持しながら行うのかによって設計はかなり異なってくる。能力のみを考えるのであればバイパスバルブでも何でも良いという話だからだ。

◆ 車のエンジンにしても小排気量+過給器型が増えているが、過給器が可変排気量のようなものだと考えれば解りやすい。すなわち定速低負荷走行では大きな排気量も大きなトルクも必要なく、むしろ走れるぎりぎりで運転した方が燃費は良くなる。燃費グッズの謳い文句でパワーアップと燃費改善が同時に出来るなんてものがあるが、嘘くさい。パワーが上がればアクセルの踏み込み量が少なくて済むから燃費が良くなるなんて書いてあるものも嘘くさい。何故ならばアクセルの踏み込み量を少なくするとポンピング損失が増えて燃費が悪くなるからだ。
自動車メーカが希薄燃焼だ何だと言ってトルクを小さく制御するのは、その分スロットルを大きく開けさせてポンピングロスを減らそうとするからだ。

◆ コンプレッサの場合はポンピングロス云々は関係ないが、大型コンプレッサを低速運転するとシール問題などで効率が低下する面もあるだろう。また大型になるほど機械損失も増えるので、東芝の空転方式よりはマグネットパウダークラッチなどで動力を切ってしまった方がより良いはずだ。ただしコスト制約や大きさの問題もあるので余り複雑には出来ない。
いわゆるべーんロータリコンプレッサでも可変容量型としたものがあったと思うのだが、資料が見つからなかった。

◆ 過給器ついでにターボチャージャも可変A/R型なんてのが古くからある。AかRの一方か両方を可変すれば良い話で大型ディーゼル用などでは普通に使われていると思う。しかしガソリン車用となると負荷レンジが広い(空気量の変化度合いが激しい)ので、なかなかうまく行かないようだ。


低燃費車(7/24)
◆ 燃料利用効率の高い車は低燃費車として減税対象になったりする。以前にも書いたのだが、この評価は相対値でありインチキ臭い。車重が重く空気抵抗が大きいワンボックスが減税対象車になるばかりか、あの巨大なハマーでさえも減税対象車なのだ。BENZも2.5リッター版だったかな、減税対象車なのは。これっておかしくないだろうか。エコカーは絶対燃費が良い必要があると思うのだ。特にトヨタはモード燃費チューニングを得意としているので10・15モード燃費の数値は立派だ。しかし実用燃費がそれに等しいかというと決してそうではない。
じゃあ燃費テストの方法が悪いのかというと、これも正しくはないと思う。10・15モード燃費チューンが進んでいない輸入車などは郊外走行時の実燃費と10・15モード燃費に余り差がないからだ。従ってJC08にしようが何にしようが同じで、メーカはベンチマークテストが最良になるようにチューニングしてくる。

◆ 燃費が良いと言えばプリウスで、カタログ燃費は38km/lだったかな。米国の団体が集計した市街地燃費は20km/l前後であり、実走行とかけ離れている事が解る。旧プリウスの日本における市街地燃費はさらに悪く、16km/lあたりのデータが出ていたはずだ。低燃費車ほどエアコンなどの駆動ロスが燃費に影響し、EPA等のテストによれば2〜3割の燃費悪化を招くという。ちなみに10・15モードテストでもJC08テストでもエアコンは稼働させない状態での計測だ。
モード燃費テストと実燃費の乖離は欧米でも問題にはなってきている。しかし燃費テスト基準を変更したとしても、それが最良になるようにメーカがチューニングしてくるのだから差は小さくはならない。燃費の善し悪しは炭酸ガス排出量にも関係するだけに、自動車メーカにとっては大切なデータなのである。従ってモードテスト燃費最優先、例えそれで実仕様上のフィーリングが悪化したとしても気にしない的な事は日本では古くから行われている。

◆ セドリックやグロリアが日本初のターボ車となった時、ターボは燃費が良いというアピールのためにモード燃費が最良になるようなギア比のトランスミッションが装着された。しかしそのギア比とエンジン特性ではとても街中で乗れるようなシロモノではなかった。ようするにモードテストの時にはターボが効かないようなセッティングであり、アクセルをべったり踏んでやっとモードテスト時の加速をクリア出来るほどのハイギアードだったからだ。こうすればポンピングロスは減少し、しかもエンジン回転数が低いのでフリクションも少ない。しかし実際にこのギア比で一般道を運転すると、その加速たるやプロパンタクシーにも劣り、しかし一旦ターボが効き出すと不自然な加速体制に移る。
が、ギアが変わると又ターボゾーンから外れてのろのろ加速に戻るという具合で、およそ乗れる車ではなかった。

◆ 今後ハイブリッド車や電気自動車が増えてくれば、それに応じた燃費テスト基準が必要になってくるはずだ。
高温多湿の日本の事、蒸し暑い雨降りの夜の走行を考えるとすると相当な電気負荷を覚悟しなければならない。そしてこれらの負荷は走行速度に関わらずほぼ一定なので、低速走行が多いほど走行距離に対して効いてくる。


再編(7/23)
◆ 周波数再編のタイムリミットが迫ってくる。2012年なんて遠い未来のように感じたものなのだが、もうすぐその日になる訳だ。ソフトバンクが携帯事業に参入しようとしていた当時、独自の800MHz帯再編案を持って暴れた。孫さんは、ケータイなんて1年程度で買い換えるのが普通なのだから2012年を待たずにさっさと再編を行い、我々に800MHz帯をよこせと言った。当然そんな無茶苦茶な案は即刻却下されるというか、笑いものにしかならなかった訳だ。現在の再編案にしてもシームレスな移行が可能なように考えられている。それを無視してある時突然ばしっと切り替えるとしたら、一体どれだけの期間携帯電話が不通になるのか。基地局整備や端末の買い換えなど、並大抵の混乱では済まない。もちろんソフトバンクはそれが狙いで、自分たちが活動するまでの間はドコモやKDDIには眠っていて貰おうと考えた訳だ。

◆ 孫さんのこの暴れも全く意味がなかったかというとそうでもなく、ドコモの800MHz帯対応を遅らせる効果はあった。ただし、その間にSBMの何かが進捗した訳ではないので、つまりは時を有効に利用できなかったことになる。ドコモはそれまでFOMAで利用していなかった800MHz帯を新たに使い始めるから良いのだが、auは800MHz帯をメインに使っているので移行が大変だ。昨年末の時点で1千万台にも及ぶ非対応移動機があり、このまま再編が完了するとそれらの移動機は圏外を表示する事になる。孫さんの、端末など1年もすれば買い換えるという言葉が嘘だった事が解るだろうし、そもそもKDDIはPDC停波の時にも巻き取りに苦労しているので「SBMには言われたくない」と思っていたに違いない。

◆ 800MHz帯の再編に対してKDDIは多くのコストを必要としているし、今年も来年もそれは続くだろう。今までエリア構築などで楽をしてきた反動が一気に押し寄せる格好だ。KDDIはLTEも800MHz帯をメインに使うと言っている。波長が長いとMIMO効率が上がりにくいとかもあり、難しい面もある。普通に考えれば800MHz帯は音声と一部データに使い、2GHz帯でLTEを開始すれば良さそうなものなのだが色々事情もあるのだろう。これまではcdmaOne、cdma2000と同じ周波数帯を使い、互換性のある通信方式でシームレスな移行をしてきたのだが、LTEはそうは行かない。ここも難しい点であり、移動機にも基地局にも金がかかる。もっともcdma2000の基地局はダイバシティ対応になっていて、その点ではMIMO化しやすいかも知れない。

◆ 800MHz帯の全面移行まであと2年、全面移行完了の年がLTE開始の年になると見られるKDDIはこの先苦労が続きそうだ。ドコモは今年末からLTEサービスが開始され、2012年になるとディジタルMCAの周波数帯が空いて1.5GHz帯が利用出来るようになる。おそらくその頃には音声移動機もLTE化が進んでいて、音声でCDMA方式は残っているとは思うのだがデータ系の多くはLTEに移行しているだろう。SBMはうまくすればHSPA+やDC-HSPAでのサービスが開始されているかも知れないが、当初の予定から大きく遅延している上に具体的サービス開始時期も公表されていないのでよく分からない。いずれにしてもCDMA発展型サービスを行うとなると、その設備償却が終わるまではLTEへの移行はしたくないだろう。


見せない(7/22)
◆ 薬情に関しては何度か書いた。あれは薬の説明書のようなもので、有償で希望者に売られるものであるのだが時として押し売り臭くなっている。薬局としてはこれを売った方が儲かるのだが、法律で「売らなければならない」と決まっているかのごとくの対応をする薬局があるのも事実だ。何も知らない患者は余計な金を払い、医療費が余計に加算される。ゼネリック推進のCMなどを流しているが、薬情などに関してももっとオープンにすべきではないだろうか。

◆ 今回は薬情の元みたいな、薬の箱に入っている説明書に関してだ。市販薬も含めて殆どの薬には説明書が入っている。市販薬は当然その説明書も一緒に買うのだが、処方箋薬局で貰う薬の場合は一般的には説明書は貰えない。これは、説明書が医療従事者宛というか、ある程度の専門知識を有する人向けに書かれたものであって、一般人に見せても意味がなかったり混乱を招くからという理由だ。混乱を招くかどうかはそれを見てみないと解らないし、自分が飲む薬の説明書を見たいと思う人だっていると思う。しかし医薬品メーカのホームページを見ても自由にこれらを閲覧する事は出来ず、登録された関係者以外の目に触れる事はない。

◆ これも法で定められているのかと思うとそうではないようで、医療従事者向けとはなっているがそれ以外の人に見せる事を禁じている訳ではない。
従って見せてくれと頼めば見せてくれそうな気もするのだがどうだろうか。こうした一般人には見せないという慣例みたいなもので、例えば湿布薬などをまとめてどさっと貰う時でも取説をいちいち抜くという作業を行う訳だ。もっともこの作業を検品と位置づけて料金に結びつけているのだから話は複雑だ。なお、この取説は医薬品医療機器総合機構のホームページに行けば見る事が出来ると先月だったか日経の記事になっていた。同ページのコメント欄を見ると、渡したら全部の人に渡さなければならなくなる(=説明書が足りない)とか、副作用に関する記載は患者を心配に陥れる恐れがあるなどの意見も見られた。

◆ 確かに患者自身がその文書によって何かを感じたりして、勝手に服用を中止するなどの要因はない方が安全とも言える。まあこのあたりが難しいところで、しかしネットで調べれば薬の概略情報は知る事が出来る。ようするにメーカ製の取説か否かの違いなのだ。
知りたいと思う人に知らせないのはいかがなものかと思うが、知りたくもない人に無理矢理教える事もない。こうした自由度があっても良いとは思う。こんな話になると不治の病を告知するかどうかみたいな論にもつながりそうなのだが、一個人の知る権利とは一体いかなるものなのだろうか。

◆ 医師によっては丁寧に薬の効能の説明をしてくれる人もいる。何種類かの薬が出された場合に、その効用や副作用などを聞けば服用によって何かが起きた場合でも薬の影響かなと思い安心出来るかも知れない。おそらくはそれがベストなのだと思うのだが、医者は薬の説明係じゃないよと言われるかも。というか、薬局ではその説明料を取っているのだから明確な説明があってしかるべきなのだが、そんな事を言い始めるとそれは医師の分野であって私たちは決められたとおりに薬を渡して最低限の説明をするだけと言われそう。


小型化(7/21)
◆ ガソリンエンジンの省燃費化はハイブリッド、確かにプリウスが示した燃費数値はインパクトがある。欧州などでもハイブリッド化は行われているのだが、さすがにプリウスのような燃費はたたき出せない。一つは普通の車である訳で、いわば燃費スペシャルなプリウスとは訳が違う。低走行抵抗よりもコーナリングや姿勢変化を普通にすべく設計されたサスペンションでは、極限の燃費は得られない。ブレーキについても同様で、モード燃費をわずかでも稼ごうとする回生制御は、それを使いこなすためには多くの技術やノウハウが必要であり、トヨタ以外にはなかなかマネが出来ないしフィーリングの問題もある。結局の所ハイブリッド車を作ったところでトヨタには勝てないのだ。
いや、トヨタに勝てない訳ではないか。プリウスに勝てないだけか。

◆ BENZの新型エンジンは、従来の5.5リッターから4.6リッターに排気量を小さくした。これにツインターボを付けて最高出力は435馬力と従来の5.5リッターNAエンジンを大きく上回る。特筆すべきは圧縮比で、過給エンジンでありながら10.5だと言うのだ。これには気筒内直接噴射とその制御が大きく貢献するという。気化熱で気筒内吸気温度を下げる事の出来る直噴は、過給器と相性が良いのだと思う。一方でコールドスタート時などは(温度が下がるので)燃焼が不安定になりやすいなどとも言われるが、高圧噴射や霧化性能で解決しているのだろうか。
最高出力435馬力はLS600hの445馬力より2%ほど出力が小さいのだが、炭酸ガス排出量もほんのわずかに低い値になっている。
BENZはディーゼルとガソリンエンジンの中間みたいなエンジンも開発していたがどうなったのだろう。低速低負荷域では燃料噴射量によって発生トルクを制御し、スロットルを不要としたアレだ。
試作エンジンは回ったようだが、やはり実用化迄には長い道のりがあるのか。

◆ BENZが言うには、複雑なハイブリッド機構を使うよりもベースエンジンの改良が大切だと。と言ったってLS600のハイブリッドシステムはプリウス的燃費スペシャルではないし、システムの重量だってバカに出来ないくらい大きなものだ。これは燃費が云々ではなく、作ってみました的なものなので比べて云々すべき車ではない。ハイブリッド車開発も含め、欧州メーカは比較的元気があるのかなと思う。従来日本の自動車メーカは様々な技術を実用化しようとチャレンジしていた。ターボ然り4WS然りなのだが残念ながら後が続かない。
もちろんこれには国内市場の落ち込みや景気低迷の影響が色濃い訳だが小型軽量低燃費車は日本メーカの得意とするところであり、今後も頑張って欲しいものである。

◆ F&FではVWの低燃費エンジンに関して何度か書いているが、流れとしてはVW同様に排気量を小さくして過給器で必要なトルクを稼ぐ方式がトレンドなのだろう。もちろん過給時にも適切な燃料噴射制御が行われるべきで、この点が日本のエンジンが苦手とする部分ではある。しかしここをクリアしなければ従来通りの過給器エンジン=燃費が悪い図式は崩せない。


瀬戸際外交(7/20)
◆ 瀬戸際外交といえば北朝鮮である。北朝鮮のやり方は非難されるのだが、では国際法などに明確に反しているかというとそうでもない。件の原発問題にしても、原爆製造をやめるからと言うことで各国からエネルギ支援を受けた。しかし実は原爆開発をやめていなかった疑惑が沸き、責められる。すると、そうやってケチをつけるなら本当に原爆作っちゃうもんね、悪いのは要らぬケチをつけたオマエ達だもんねとやるわけだ。悪いことは他人のせいにして自分を正当化する。むしろ自分は被害者であるかのごとく振る舞うという、屁理屈と矛盾に満ちてはいるが、エネルギ支援や食糧支援を引き出した上に原爆開発も行えるという、一石二鳥というかなんというかだ。原発の製造自体をも正当化してしまうというか、まあ北朝鮮に言わせると周りの国がし向けたみたいな感じなのかな。もちろん屁理屈をこねて自らを正当化しているのは一目瞭然なのだが、逃げというか言い訳をいつも用意している。

◆ 「オレが荒らしているのではない、誤ったことを書いてあおるヤツが居るから注意しているだけ」そんなフレーズを見たことがある。「あいつが先にやったからオレが反論しただけ、悪いのは先にやったあいつだ」なんて書き方もしていたか。これもまさに北朝鮮の手法を真似たものだと言える。何かにつけて800MHz帯がないからだと言っている事業者もある。iPadがSIMロックされているのも800MHz帯が無いから、接続料が高いのも800MHz帯が無いからだという。もしかして分離プランを持たないのも800MHz帯が無いからなのかな。MVNOをやるのも800MHz帯がないからで、ISPとの協議も済まないうちにフェムト配りを始めようとしたのも同様か。そこで700MHz/900MHz帯を割り当てようかという話しになると、国際性を優先すれば早期割り当てすべきでないとか何とか言い始める。
このあたりも北朝鮮を手本にしたようなスタイルで、おいしいところは全部もらうが他のヤツにはやらないぞというところがミエミエなのだ。似たような事はドン・キホーテもやっていた。深夜営業禁止区域では23 59に閉店して、早朝0 01に開店するのだとか。

◆ 中継局配りにしても、明確な基準が出来る前に配り始めてしまった。規格や制限がないから配らないではなく、何もないなら勝手にやってしまおうというわけだ。もちろんこれに関しては後から規格制定の話が出てくる。2GHz帯はガードバンドがないのでSBMの中継器は他社にも影響を与えるためだ。日本の電波法では先住者優先なのだが、SBMはこう言うだろう「中継器は、それ自体が電波を出す基地局とは違う。自主的に電波を出すわけではないから規制は出来ないだろう」と。まさに、中継器は送信機ではないのでこれまでの基準では規制が難しかったのだ。その一方では中継局を基地局に混ぜたりもしている訳なので、その時々に応じて言い訳を変えるという事も忘れてはいない。MVNO議論にしても同じだ。MNO事業者がMVNO事業者になりうるのか否か。自社で設備投資が出来ないからと言って安易に他社のネットワークーを使っていいのか。

◆ これもSBMのエリアの話しになるとカバレッジが99.9%を超えたからエリア構築は終了だと言い、一方では800MHz帯を持っていないのでドコモはSBMに電波を貸すべきだという。
この全く正反対な、誰が聞いてもおかしいと思うようなことを平気で言ってしまえるのも、まさしく瀬戸際外交の手法そのままな感じがする。これは孫さんの話ばかりではなく、松本氏のSIMロック論でも同じだ。SIMフリーにすると端末代が4万円上がると言ってみたり、じゃあiPadはどうなのかと突っつかれるとネットワークコストの方でカバーしているとか何とか言ってみたり、ここももう矛盾だらけのボロボロで、自らの発言に自信が無い分だけ孫さんより格好悪いかも。


ナイシトール(7/19)
◆ ナイシトールとか類似の漢方薬がある。謳い文句によれば腹部脂肪を減らす効果があるのだとか。ナイシトールで痩せるみたいなサイトやBlogもあるのだが、どこまでが本当なのか。ダイエット食品や健康食品類は儲けが大きいので、ダミーサイトやダミー体験談があふれかえる。だから体験談を鵜呑みにする事は出来ない。もちろん本当の体験談もあるとは思うのだが、それこそSEO対策で怪しげなものほど検索上位に来るから始末が悪い。
まあそんなサイトによれば、食べたいものをいつもと同じように食べながら○○kg痩せたみたいな文字が踊る訳で、そんな薬があったら結構体に悪いものだと思う。脂分の吸収を阻害するような薬もあるようなのだが、だったら食わない方が良いんじゃないのと言う感じはする。中国製の怪しげ医薬品で死んじゃったなんて話もあるし、薬物(!)に手を出すには十分な注意が必要だ。と言っても、夢のような話が書かれていれば誰しも手を出してみたくなるんだろうなぁ。
それが本当なのか嘘なのか、ならば実験してやろうではないかとナイシトールを買ってくる。が、実験と言ったって毎日CTで輪切りにして貰う訳にも行かず、どうしようか。

◆ 体重減少率で効果を判断する以外にはないのだが、これだと皮下脂肪が減少しているのか腹部脂肪が減少しているのか解らない。解らないのだが、およそ体重減少率に違いがない事だけは解った。すなわちナイシトールを飲もうが飲むまいがカロリー制限をしていれば同じように体重は減少すると言う事であり、ナイシトールを飲んだからと言って余計に体重が減る訳ではない。というのが、ほぼ1ヶ月間ナイシトールを飲んでみて解った事だ。でもまあ燃費計測のようなものなので、厳密に全く同じ食事をしてどうのと言う比較ではない。なので体重減少効果は無いと言い切る事も出来ないし、逆にこれは体重減少効果に著しいものを感じるとも言えない。飲んだり飲まなかったりで何度も繰り返しデータを取れば少しは信頼性の高いものになるだろうが、それも気が進まなかった。

◆ ナイシトールは防風通聖散ってヤツが主成分らしくこれ自体は血行をよくするとか便秘を解消するとかの効果があるらしい。ちなみに保険適用で出して貰える薬なので、市販薬を買うより先生に相談した方がお得かも知れない。高血圧にも効くらしいが、私はどちらかというと血圧は低い方だ。しかし血圧が下がりすぎるような事はなかった。もしかしたら続けて何ヶ月も飲み続けるような類なのかも知れないが、一応薬だしね、要らないものは飲まない方が良いと思う。まあ、精々ウーロン茶でもがぶがぶ飲んでみた方が良いのではないだろうか。あ、余り沢山飲んだらいけないのかな、あれも。何事も適度が一番と言う事で、ちなみに私はウーロン茶などは結構胃に来るので余り飲まない。まあコーヒーも飲み過ぎると中毒になると言うが、私の場合は飲み過ぎる前に飽きるかも。比較的飽きないで飲むのがコーラとかトマトジュースとか、そんな感じかな。

◆ コーラと言えばコカコーラゼロの印刷が金色になったヤツがあった。何が違うのかよく分からないで買ってみたが味は違わないような… 印刷だけが違うのか、飲み比べれば解る差が潜んでいるのか。コーラも最近は88円くらいで売られていたりして、デフレってヤツだろうか。以前はそんなに安くは売られていなかったというか、安い店に行けば百円くらいだったとは思うのだが、最近は普通のスーパーでも100円以下が当たり前になっている。


歩数計(7/18)
◆ 私は歩数計というものを所有した事がなかった。歩数を数えて何になると?みたいな所もあったし、何より余計なものを持ち歩くのが好きではないからでもある。
Blogにも以前に書いたがN-04Bには歩数計機能がある。と言っても特別なものではなく、単にGセンサの出力を処理して表示しているだけだ。この分野ではおそらく富士通製の方がノウハウも詰まっているはず。

◆ せっかく歩数計機能があるのだからと言う事で、これをイネーブルにしてみる。毎日見ても飽きるだけの数字なのだが、普段とは違った行動を取った時にどの程度歩いているかなどを見るのは面白い。長く感じる道のりでも実は普段歩く住宅街と同じ程度の距離だったとか、デパートやショッピングモール内では随分歩数が加算されるなとか。データは歩数と距離と消費カロリー数と消費脂肪質量で、これがデータやグラフで見られさらに蓄積されていく。

◆ 絶対精度は期待出来るものではなく、それはどの歩数計でも同様だろうが、所詮振動を拾ってフィルタリングしているだけだからだ。確かiPhone用か何かで靴にセンサを付けるのがなかったっけ。こうした、いわば専用品であれば本当の歩数がカウント出来るかも知れない。iPhone用としてはGセンサのみを使うアプリもあるのだが、例によって有料だ。低機能版なら無料でもあるが面白くも何ともない。というかiPhoneの場合はアプリを立ち上げておかなければならないので、歩数計使用時には他の機能は使えない。バッテリ消費量もバカには出来ないだろう。ケータイの場合はネイティブな機能としてバックグラウンドで処理されているので、電力は消費しているだろうが他の機能は妨害しない。

◆ ドコモの新サービスはibodymoなのだが、この月額利用料金が必要なサービスの意味はぼけている。複合的というか総合的というか、食品のカロリー計算をしてくれるなどの機能もあるのだが、ターゲットの食品の写真を撮っただけでカロリーを計算してくれるなんて気の利いたものではない。食べ物を前にしてチマチマケータイに入力なんて私の趣味じゃないな。
韓国製だったかな、血糖値が測れるケータイがあったのは。富士通製は脈拍も測れるし、うまくすれば体温だって計測出来そうな気がする。まあ、そのためにどの程度のコストが許されるのかという話にもなるが、普通のアウトとインカメラの他に赤外域に感度のある第三のカメラを乗せれば色々出来そうだ。こうしたデータも含めて総合的に管理しますよみたいなサービスであれば、健康のためなら死んでも良いというような健康マニアに売れるかも知れない。

◆ 外部センサの情報をBluetoothで取り込むというのもアリだと思うし、既にそうした体重計も発売されているのだが、当初は対象となるケータイが1モデルのみだったかな、スマートフォンか何かの。その後この分野では少し先を行くauのSmart Sports系とのインタフェースも可能になったはずだ。 ケータイを体重計代わりに上に乗っちゃったら壊れるだろうし、それこそFelicaみたいな(これならケータイで読める)ものなら良いかも。ケータイ事業者としては外部機器によるものではなく機能を取り込みたいと思うだろうが、出来そうなものはやはり体温や呼吸数と脈拍や血中酸素濃度程度だろう。こんな機能満載だと、それがケータイかどうか怪しくなってきたりして。


オートフォーカス(7/17)
◆ 携帯電話内蔵カメラもオートフォーカスが一般的となり、iPhoneも3GSからオートフォーカスになったと思う。そしてiPhone4では動画撮影も可能になり、同時にノイズキャンセル機構も搭載された。このノイズキャンセルとコンティニュアスAFには余り関係がないように思われるかも知れないが、実はフォーカシング機構の発するノイズをいかに低減させるかが各社の悩みどころだという。おそらくもっとも安価な方式は小型のモータでAF機構をドライブするタイプだと思うが、体積の問題もあるのでどの程度使われているか。ただ発生トルクが大きいとか静止トルクが大きいなどのメリットもある。小型で比較的駆動も簡単なのがボイスコイル方式だろう。大きなトルクは発生させられないが、小型軽量で応答速度も悪くはない。
高級品?というか駆動デバイスも未だ高額ではあるが、圧電方式のAFユニットも使われている。これはAF機構を低速で動かせば消費電力も小さくて済むのだが、駆動には高電圧を必要とする。
SONYの12MピクセルモジュールはAF用として圧電素子を内蔵している。レンズは4群4枚構成で、そこそこの質量もあるのだろう。構造は、maxellのサイトで図解されている。

◆ 音の大小や音質の違いはあるのだが、こうした機構をドライブすると少なからず音が出る。このノイズをどうやって防ぐかと言う事でキャンセル技術登場となる訳だ。一般的には複数のマイクを使って目的音とノイズを選別し、逆相信号で打ち消すように動作させる。
ノイズキャンセリングヘッドホンなどではこれがかなりマトモに動作する。ちなみにノイズキャンセリングヘッドホンは、元々は航空機の乗員向に開発されたものだった。ヘッドフォンの場合は特性が出しやすいが、小型で筐体伝達も起きる携帯電話でのノイズキャンセルは簡単ではない。

◆ しかし画質に拘ろうとすればコンティニュアスAFを省略する事も出来ず、困った問題になる訳だ。ちなみにAF機構搭載カメラの乗った携帯電話でも、動画撮影時にはパンフォーカスとしてしまうタイプも多い。確かN-06Aなどはこのタイプではなかったかと思うのだが、HD動画が撮れると宣伝するN-04Bもパンフォーカスじゃ格好が付かなかったのだろう。そこでNECはノイズキャンセルを考える訳だが、ここでは2つのマイクを使うのではなくあらかじめマイクに入ってくると思われる信号を"録音"しておいて、その信号を元にキャンセリングを行うシステムになっている。AF機構の動きによって音が異なるため、動作状況に応じた"録音"がなされているらしい。実際にHD動画を撮って音を聞いてみたが、さすがに完全に無音という訳にはいかない。ただ、普通に人がしゃべっているようなシーンであればその音の方が大きい。

◆ これに光学ズームなどを搭載すると、その駆動音も発生する事になるしズーミングのためのボタンの操作音もノイズとなる。それこそハンディビデオのような専用設計が出来れば話は別だろうが、携帯電話のこの大きさの中でのノイズ軽減は大変だろうと思う。携帯電話で動画を撮って一体何をするのかみたいな議論はあるが、そこそこの画質の動画が撮れるとなるとメモ代わりとしても役立つに違いない。ちなみに動画撮影機能が搭載されはじめた頃の画像は、一体何が映っているんだかみたいなピントの甘さや圧縮ノイズにまみれたものだった。


牛肉(7/16)
◆ 牛肉と言えば牛丼で、牛丼と言えば吉野家なのだが業績回復が遅れているという。京樽などのグループ会社の不採算店舗の廃止など、或いは仕入れの効率化なども行っているそうだがどうなのだろうか。ライバル牛丼店が少ないながらも売り上げを上げている中、価格競争にも出遅れ感のあった吉野家は今後も苦しい展開を強いられるのかも知れない。
材料費と言う事で言えば牛肉価格は下降傾向にあるという。牛丼に使われる(どこのどのような肉が使われるのかはハッキリしないが)と推定される肉は1kgあたり5百円前後だそうだ。1年前には同じ肉が800円以上もしていたし、4年前には千円以上だった。
この価格推移からすれば値下げもアリなのかなと思うのだが、実は小売価格に対する肉の値段なんて微々たるものだったりする。

◆ 安くて美味しいという加工肉、日本では数社の製造メーカでシェアをわけている感じがする、いわゆる霜降り加工ってヤツがある。調味油などをインジェクションして作るのだが、これで固い肉も綺麗な霜降りとなる。問題起こしまくりのペッパーランチや焼き肉屋の牛繁(吉野家HD)の元気カルビなどもこの霜降りインジェクション加工肉だ。加工肉なので生では食べられないと製造メーカでも言っている。最近は牛繁でも加工肉である旨を表示していたと思うのだが、以前は知らんぷりだった。ペッパーランチも小さな小さな字で今は注意書きがあるそうだが、そんなもの読む人はいるのだろうか。

◆ 加工肉はなぜ生で食べられないかという話の前に、なぜ生で食べられるのかの方が先か。牛肉はそもそも生で食べられるのでこれは問題がない。しかし切断面には(切断した包丁や機械などから)雑菌が付着する場合がある。なので中は生でも切断面は火に当てましょうねと言う事なのだ。しかし加工肉となると、そもそもは肉の内部にまで何かを注入している訳で、当然衛生管理はされているだろうが生肉とは違いますよと言う事なのである。この霜降り加工肉が良くできていて、なかなか柔らかくて美味しい。ただし激安かと言われるとそうでもなく、もちろんホンモノの霜降り肉とは比較にならないほど安いのだが、一定の付加価値が添加された価格であると言えるかも知れない。

◆ インジェクションと言ったって、そんなに都合良く脂が入るのかなと思う方もいるだろう。が、ディーゼルエンジンの燃料噴射ノズルから噴出された燃料を手で受け止めたら、その燃料の微粒子が皮膚の中にまで入って(出血はしていない)腫れ上がったという人がいた。肉などは細かな隙間が沢山あると思うので、そこから調味液を入れるのだとは思うのだが、肉の塊状態でこれを行うのだから凄いと言えば凄いかも。なおインジェクション加工肉は常温で調味液が溶け出すほどの柔らかさというか何というかなので、半分凍った状態で調理をはじめた方が良い。霜降り加工には様々な特許が絡んでいて、各社共に独自の技術で生産している訳だが、重量比で言うと半分くらいがこの調味液で出来ていると言われている。

◆ じゃあ安くて当然かと言われるかも知れないが、ハムなどの水分含有率も50%〜70%なのでメチャクチャな値という訳ではないと思う。普通の肉と比較して云々ではなく、一つの加工肉としてみればという話だが。


アンテナ(7/15)
◆ モバイル機器のアンテナは難しい。800MHz帯という周波数を使っていたPDCではホイップアンテナが当たり前に使われていた。アンテナを内蔵するためにはそれを小型化せねばならず、波長に対して小さすぎるアンテナは性能が発揮出来なかったのである。しかしホイップアンテナにも問題はある。まず使う側はこのアンテナを引っ張って伸ばさなければならないし、アンテナを触れば特性がものすごく変わってしまう。手で握ろうものなら輻射されるべき電波の殆どは手のひらに吸収されてしまうのだ。

◆ ドコモはFOMAで内蔵アンテナをメインとした。周波数が高いのでアンテナも小型になり内蔵が可能になった事、SARや特性変化をコントロールしやすい事がその理由だ。もちろん理想的外部アンテナに比較して特性が良いかと言われると否であり、指向性や絶対ゲインの点で劣るのはやむを得ない。
アンテナレスデザインが一般的になると、800MHz帯を使っていたauも内蔵アンテナ化をはじめる。しかし周波数が低いのでなかなか効率が上がらない。
結局アンテナ性能の低下分を他で補う(基地局などを含めたシステムとして)事を行ったのだ。現在では小型で性能もさほど悪くない誘電体アンテナなどもあるが、以前にバラしたA5523Tは板金アンテナだった。

◆ ケータイには無線通信用以外にもGPSやワンセグのアンテナも必要だ。800MHz帯ですらアンテナ内蔵が厳しいのに、それより周波数の低いワンセグとなるともはや感度が稼げなくなる。もちろんアンテナ内蔵のワンセグ搭載ケータイもあるが、受信感度や安定性(指向性)重視だとチューナブルホイップアンテナ必須という所だろうか。これはUHF帯のバンド幅が広いので、受信周波数に合わせてアンテナの電気長を変化させる仕組みである。

◆ iPhone4は筐体の金属部分をアンテナにしている。手で持つところをアンテナにするとはなかなか勇気があるなと思った。ホイップアンテナならばそこが掴むべき場所でない事は解るが、筐体の一部となると嫌でも手が触れる。自由空間に置いた場合には十分な性能が出せるとは思うのだが、実際に使用する場面では特性は激変するだろうし、実際にiPhoneを握ると電界強度が大きく変化すると問題にもなっている。受信性能に関してはそれでも何とか実用範囲内に入る可能性が高いが、手で持っていたら送信波の殆どは人体に吸収される。そればかりかアイソレータ等も入っていないようなのでPAに与える影響も無視出来ないだろう。
まあSARの測定基準さえクリアすれば良いと言えばそうなのだが、電磁波云々と言われる昨今、少なくとも日本のメーカにはマネの出来ない乱暴さだと思う。

◆ ちなみに送信出力がそう大きい訳ではないので触って感電するとか温かく感じるなどと言う事はないと思う。ただ人体に送信波が吸収されるので、それを補おうとiPhone4はパワーを上げる。これは人体に対する影響云々よりも電池消費量に対するインパクトが問題になるかも知れない。メディアによればiPhoneは感度の悪さが問題であり、これの解決のための素晴らしい方法だとしているが、それは物事を知らないから言える事だ。筐体に金属製のボールペンが接触したらとか、キーホルダーが絡まっていたとかで発振でもしたら、付近の無線局に妨害を与えまくる。
現時点では感度問題だけが取り上げられている感じがするが、むしろ電磁波の嫌いな人々がiPhone4による電磁波被害を訴え始めた時の方が恐ろしい。それこそ皮膚病でも何でもiPhone4を使った事に起因すると言われてしまうだろう。


48兆円(7/14)
◆ 何の数字かというと、中国におけるインターネット通販の取引額である。利用した人は延べ1億人、さすが人口が多い国だけの事はあり、この巨大マーケットを狙って樂天とソフトバンクも動き出す。
樂天は百度と組んでインターネットマーケット市場を立ち上げようとしている。ちなみにF&Fでは百度からの検索ロボットは拒否している。中国の検索エンジンに引っかけられたところで有用なコンテンツはないと思うし、攻撃や宣伝書き込みのターゲットにされるのは嫌だからだ。しかも百度のロボットはお行儀が悪い。連続してcgi等を叩いてくるので負荷が上昇、自動的にそのIPを遮断する仕組みが働いてしまうのだ。こんなにお行儀の悪いロボットは百度とWindowsLive位なもの。NHKのロボットでもそこまではやらない(NHKのロボットも拒否している)。

◆ ソフトバンクは既に淘宝と組み、ヤフーからチャイナモールとしてリンクされている。孫さんは決算の度に中国は凄い、中国は素敵だと言いまくっているが、それを日本に持ってくる事に意味があるのだろうか。チャイナモールを見てみると違法商品やコピーもの、そんなもの輸入出来るのかなと思うような危ないものまで取りそろえられていて面白い。ようするに、中国における通販のスタンダードとはこの程度のものなのだ。もちろんそこで何かを買ってトラブルが起きたとしても、ソフトバンク的には「知らないモンね」を貫き通すのだろう。支払い方法に何が使えるのは知らないが、クレジットカード情報を渡す事が安全かどうかは各自よく考えた方が良いと思う。

◆ 中国の怪しげ商品が正規に輸入出来るのならば怖いもの見たさではないけれど面白いかも知れない。そういった意味では需要はあると思うのだが、裕福な中国人の考えは逆である。つまり、偽物だらけの中国国内でショッピングをするならば、日本や米国の安全なサイトから買いたいというのだ。
まあ孫さんの事だから日本のサイトを中国から簡単にアクセス出来る仕組みくらいは考えるだろうが、一方で出店者は海外との取引はしたくないという。樂天やヤフーなどへ出店している企業は小規模なところも多く、海外発送や問い合わせに応えるなどの手間が嫌だというのだ。また取引上のトラブルやクレームが付くなどしたら利益は一発で吹っ飛んでしまう。

◆ これは米国などの通販業者でも同じで、ある程度の規模のショップでないと日本発送などもやって貰えない。所が規模の大きなショップは売価が高い訳で、私なども個人輸入する時にはあちこちの店を見て回ったりして結構手間がかかる。なので、その点を簡略化して中国人に向けたショップはアリかなと思うのだが、果たしてちゃんと金を払ってくれるかどうか。このあたりもソフトバンク的には担保したくないだろう。ソフトバンクケータイの流れる先は中国なのだが、これは孫さんは黙認かな。ヤフオク出品禁止など、ケータイを買った日本人には厳しいが中国人は責めはしない。
孫さんが留学している時、朝鮮人だというとイメージが悪いと言う事で中国籍を名乗ったとか何とか。ただ孫さんの祖先(そんな古くはないか)は中国人(後に朝鮮に渡ったらしい)らしいので、あながち嘘とも言えない。そんな事情もあるのか、とにかく中国大好きであり、一方で日本人は嫌いだとも発言している。日本海に日本と名称が付いているのはおかしいと、何かの時に語っていたっけ。


補完(7/13)
◆ 超解像技術だとかフレーム補完などの文字が目に付く。高精細ディスプレイが一般的になった今、秒間30フレームでは荒さが目立ってくるという訳だ。これには液晶パネルの応答性向上や高速駆動も関係していて、性能の余裕分を使ってさらに綺麗に見せる事が出来ないかという事なのだ。この分野ではSONYが比較的進んでいるように思えるのだがどうだろうか。補完技術なども様々で、元々ボケたような、或いは圧縮ノイズが目立つような画像を補完して中間フレームを作ると、当然ながらそのフレームもぼけているので汚く見えてしまうらしい。そこでコントラストなどを判定して最適なフレームを作るなど、まあこのあたりはソフトウエアの世界なのでどうにでも出来ると言えばそうなのだが、頑張っている。

◆ 補完しようがしまいがたいした違いはないんじゃないの?と思う方もいるだろう。たぶん銀座のSONYビルに行けば違いが分かるような展示物にお目にかかれると思うが、まあ解るというか、言われなければ解らないというか、言われなければ解らないくらい自然なのだよと言われれば、ああそうですかと言ってしまうというか、まあそんな感じなのだ。
補完はどこまで出来るのだろうかと疑問がわく。例えば30fpsの画像を60fpsに出来る。ならば10fpsの画像を20fpsにして、さらにそれを40fpsにも出来るのだろうか。もちろん無から有を作る訳なので品質は劣化してくると思うが、ならば1fpsの断片的画像を5回補完をかけたら32fpsの立派な動画になる?? もっと極端に、子供の成長記録、1fpy(年に1回撮った写真)に補完をかけまくって1年分の動画が出来ちゃったりしたら、いやいや、これじゃモーフィングみたいなものか。というか補完とモーフィングは又別物なのかな。

◆ 星新一氏だったかの小説に、ステアリング操作のタイムラグを徐々に増やしていってもドライバはそれに追従するというものがあった。タイムラグをどんどんどんどん増やしていって、やがて一周先が予測出来るみたいな話だったと思うのだが、なんだかそんな感じ。
と言うともう一つ思い出す。地面に穴が空いちゃったお話で、その穴は無限に深く何でも飲み込んでくれる。
要らないものも思い出も、ゴミさえもその穴に捨てる事が出来る。そうして不要なものが全て吸い込まれて町が綺麗になった頃、空からその穴に最初に落としたものが降ってくると言うお話。で、何かと言えばグアテマラの交差点に空いた巨大な穴ぼこだ。すり鉢状に陥没するなら未だ自然っぽいが、穴の壁面はほぼ垂直になっていて、まるで重機で掘ったかのよう。でもこのエリアでは以前にも穴が空いた事もあり、自然現象なのだろう。

◆ 補完の話が穴ぼこになっちゃった。超解像技術も最近のディジタルズームには必須みたいな感じで搭載されている。これも確かに見比べると違うかなという感じなのだが、まだまだ魔法の技術の域には達していない。
もっともディジタル手ぶれ補正も出始めの頃には画質の劣化が激しすぎて、手ぶれ補正なんだか輪郭強調なんだか解らないみたいな感じだった。それが今ではかなり自然な映り方をしながらも手ぶれを補正してくれるようになっている。おそらくは超解像ズームも処理が進化するに従って、或いはそれに相応しい信号が出力される撮像素子が出来てきたりすると一気に変わってくるかも。


難しすぎる(7/12)
◆ ドコモはケータイのUI統一化をはじめている。ケータイの設定項目は年々増えて複雑化する。それがメーカごとに違うとか、下手すると同じ機能でも呼び方が異なったりすると混乱は必至だ。ドコモショップに持って行けば要求通りに設定はして貰えるが、ドコモショップ頼みでは困る事もあるだろう。そこでキーの配置やメニュー形態を統一して、ドコモのケータイならどれでも一緒を目指す。というか、オペレータパックを使うとこうなったみたいな所が本音だったりして。いすれにしても統一化は良い事だ。

◆ こうした高機能化や設定の自由度がどんどん広がるケータイなのだが、逆に出来る事が限られているというか、お仕着せ通りで我慢しなさいみたいな考え方なのがiPhoneやiPadではないだろうか。iPhoneの場合はケータイとの比較になると思うが、iPadはケータイと言うよりPCなのかも知れない。設定の自由度が大きく何でも出来る、ソフトだってフリーのものアリ何なりで希望のものが手に入る。しかしその一方で自由度が大きくなりすぎて難しいと感じる人も少なくはない。パソコン教室に通うご老人は、キーボードを見ただけで拒否反応を起こしてしまう。こうした層は日本人には未だ少ないと思うのだが、世界中がそうとは限らない。そこにiPad、これはどうだろうか。出来る事は限られてはいるが、子供でも操作出来るデバイスになっている。直感的で素晴らしいと評価する人も少なくない位に簡単だ。

◆ その代わり出来る事は限られているし、設定だって好きには出来ない。でも、そんな設定をいじる人が一体どれだけいるのか。そう考えた時にiPadの素敵さが解るのかも知れない。出来る事だけが可能であり、決して何でも出来る訳ではない。しかしPCに疎い人にもそこそこいじくり回す事が出来る。こうした考え方は高齢化社会にとって必要だとも思う。日本の老人向けケータイにしても、様々な機能が付けられていてあまりシンプルとは言えない。子供向けのケータイなどでは子供がいじれるレベルの設定と、親がいじるべき設定が分離されていたりもするが、これも一つの方法だとは思う。設定自由度を上げておきながら、それを制限した状態で使わせるという手だ。

◆ ケータイの操作系が複雑になるのは設定自由度が大きいためなのだが、ではiPhone3Gのように振り分けすら出来ないようにしてしまう潔さが可能かと言えば否だ。そんな低機能なものは要らないとなる。ではなぜiPhone3Gはそれで良かったのかと言えば、それが嫌なら使うな的なAppleの魅力によるものではないだろうか。ようするに、機能に対してではなくメーカやデザインの付加価値みたいな。そしてもう一つは値段だ。高機能だけれど10万円のプライスタグのぶら下がったSBMのケータイ、機能は限られているが実質ゼロ円で現金まで貰えるiPhone、さてどちらが良いですかみたいな話だ。しかもiPhoneは単一モデルなのでUIの互換性も何もない。Apple製品で統一されたUIを知れば、iPhoneでもiPadでもOKですよと。
こうした簡易的な利用を意識した製品が好まれるのか、それともや高機能ケータイ(TVなどでスマートフォンを高機能ケータイとしているが、なんか正しくない気がする)が好まれるのか。ちなみにiPhoneなどでもいじりようによっては何でも出来る(これは言い過ぎかな)道は残っている。


goo(7/11)
◆ 大騒ぎになったgooメールのシステム移行だが、その後シンプル版と称されるAjaxではないシステムがリリースされてある程度使えるようになった。Ajax版の方もリダイレクトを繰り返すような動作はなくなったが、何せ動作が鈍重で使いにくい。しかしシンプル版ではメールの受信拒否設定が一発で出来ないなど、機能が限定されるが仕方がないだろう。私は多くのメールをGmailに移行したので、今やgooメールは殆ど使っていない。というか、spamはやたら沢山配信されてくる訳で、でも殆どのspamは迷惑メールと判定されている。それでも週に1度くらいはチェックするように心がけている訳で、でもあまりにspamが多いのでドメイン拒否を設定してみた。spamで名乗られるyahooやmsnなどをドメインでブロックしてみたが効果はあるのだろうか。

◆ 以前、メールアドレス売りやspam発送を商売にしていた○○タ○リンクにspam発送停止を申し入れたメールアドレスはさっさと海外に売られたようで、そのアドレスは事実上使えなくなった。このメールアドレスは消してしまい、1年ほど放置した後復活させたら即座にspamが来た。F&Fのドメインにもspamは来るが、そんなメールアドレスがないので受信はしない。
しかしspamerはリターンは見ていないので、毎日どんどん送り続けている。

◆ メールアドレスを通知してもっとも安全なのが個人である。メールアドレスを漏洩させて何のメリットがある訳ではないし、おそらくはウイルスにやられるなどでもなければ流出もしないだろう。次に安全なのは普通の企業だと思う。これもメールアドレスを流出や利用するメリットがないし、個人情報の保護に関する法律等を十分に意識した対応を行っているからだ。では普通ではない企業はどうか。上に書いた池袋のプロバイダなどは、カネのためならメールアドレスも売っちゃうと言う感じだ。これは電話でも抗議をしたが、社長と名乗る人物も他の人間も、全く常識外の考えをお持ちだった。今も固定IPアドレス設定の出来るプロバイダとして営業しているが、危険だ。

◆ 樂天なども十分危険な部類に入ると思うが、これはメルマガを解除すれば一応解除出来る(後で又勝手に登録されたりはする)のだが、定期的にチェックしないといけないのが面倒だ。しかも、何かのサービスを受けたり商品を購入したりすると漏れなくメルマガが送られてくる事になっている。これは出店者からメルマガ代を取るためでもある訳で、メルマガ配送希望欄のチェックを外してあげないと出店者にも余計な金銭的負担が襲いかかる事になっている。こんな調子で大量にメールを出すのでフリーメールによっては樂天系からのメールが一律spam扱いになる事もある。

◆ それでもYahooのメールシステムに比較すればgooのspamフィルタは良くできていると思う。まあ程度問題なのでドングリの背比べと言われてしまえばそうなのだが、Yahoo自身がspamメーカとまでは行かないまでも無用なお知らせ送信が大好き(SBMケータイ宛も巨大サイズの有料メールを送ってくる)なのと、それを拒否出来ないので私はもう使っていない。Yahooアカウントを取るとメールも漏れなく付いてくるが、使わなければ容量がいっぱいになってやがて受信出来なくなるだろう。Yahooメールなんてその程度のものだ。


虫歯(7/10)
◆ キシリトール配合食品は虫歯の予防になる。そんな謳い文句がパッケージに書かれていた。虫歯の予防などにはフッ素コートなどを行う場合もあるが、キシリトールは本当に効くのだろうか。理屈は、虫歯菌はキシリトールを餌だと思って食べるのだが、実はキシリトールは虫歯菌の中で分解されないので歯を溶かす酸を生成出来ないらしいのだ。じゃあ虫歯菌がおなかいっぱいで、キシリトールに見向きもしなかったら意味がないではないか。というと、確かにそうらしい。キシリトールを連続的に一定量以上摂取した場合には虫歯予防効果が得られるらしいのだが、定量的な分析は行われていない。

◆ しょっちゅうキシリトールを摂取していれば、虫歯菌は嫌でもそいつを食うだろう。でも寝ている間にガムを噛む訳にはいかないし、この場合はどうなのだろうか。キシリトール以外に食い物がないように歯を良く磨いて寝て、朝一番にキシリトールガムを噛めば良いのかな。ちなみに歯科医ではキシリトール100%のガム(ガムのベース以外の割合で、他の栄養素や甘味料が含まれていないという意味だろう)が売られているそうだ。
キシリトールは合成甘味料みたいなもので、多少の清涼感を伴うらしい。なのでガムなどに配合するのみではなく、コーヒーに入れても良いのかな。
キシリトールには急性中耳炎を防いだり、骨粗鬆症を防いだりする効果もあるとされている。

◆ 魔法だとか万能だとかというと、カテキンなども様々な効果があると言われる。じゃあカテキンとキシリトールを合わせた味にすれば、燃費20%アップも夢じゃないみたいな、なんか怪しいグッズみたいになったりして。キシリトールは過剰摂取で軟便になるらしい。って事は便秘にも効くとか??ちなみに動物に与えると重篤な状態に陥る場合があるので、飼い犬がキシリトールガムを食っちゃったりしないように注意すべきだ。

◆ 歯磨き励行などの効果もあり、子供の虫歯率は低下した。そのため歯科医は患者が減って売り上げ低下に見舞われる。そこで非保健治療などを含む美容治療的な分野に移行したり、或いは老人専門みたいな感じになっているところもある。虫歯の人が減ったのだから歯科医経営が厳しくなるのは当たり前で、それは良い事なのかも知れない。しかしもしこれが歯科医ではなく農家だったとしたら、国は補助金を出すだろう。もしこれが郵便局だとしたら税金を突っ込むだろう。タクシーだとしても何らかの策が工事られっる筈だ。そう考えると何とも不公平な世の中だと思う。歯科医の経営難は、元は歯科医の努力による結果だと思うのに。だからホンダは車の耐久性を上げるのはほどほどにと言うのだろう。耐久消費財が本当の意味ので耐久性を身につければ、代替需要が無くなってしまう。逆にニンテンドーDSなどは全世界で1億台以上を売ったため、代替需要だけでもそこそこの出荷台数が確保出来るのだそうだ。もちろん使われなくなる事はモデルの消滅につながる訳だが、常に新鮮なソフトによって人気が維持出来ていれば安泰であるとも言える。


エリア(7/9)
◆ 民間の調査によれば移動体通信事業者のエリア満足度はドコモがトップなのだそうだ。FOMAはつながらないと言われていたのは何年前だったのか。その後エリア拡大などに力を入れてきたドコモが報われた調査結果だ。第二位はauで、こちらもマイクロセル化などを進めた結果、一時期起こっていたような輻輳による障害も解消に向かった。満足度ランキングのその後にはEMやWILLCOMが続き、最下位がSBMだった。EMやWILLCOMよりも満足度が低いのは、都内周辺でも特に気になる屋内圏外が原因ではないだろうか。ドコモがかなり力を入れてエリア満足度を上げようとしていたここ数年だが、SBMはエリア構築は完了した宣言のもとで設備投資を極限まで圧縮した。ようするにSBMのエリア自体は数年前とさほど変わっていないわけだが、他の事業者の満足度が上がった結果、最下位になってしまったものと思われる。

◆ 私はのべ2年以上にわたってSBMを使っていたのだが、その間に圏外だった場所が圏内になった事は経験しなかった。エリア不満を訴えても、改善予定はないからホームアンテナを使えと言われるだけだった。いや、自分の家ならまだしも駅ビルくらい何とかして欲しいと思ったものだ。ドコモに関しては何度か書いているが、首都高速中央環状線の葛西から四つ木の間ではパケット通信すら切断するような状態だったが、その後改善された。まだ完璧ではないが、以前と比較すれば雲泥の差だ。なんだ、やれば出来るじゃないか。やろうとする事業者ドコモと、設備に金はかけない、エリア構築は終わったと宣言したSBMの違いがここに出たのだ。CDMA方式の場合は加入者数が増えればセル半径が小さくなる。勿論パフォーマンスも悪化するので基地局を増やさなければならない。
なのでドコモもauもマイクロセル化を推し進めているわけで、ドコモも数年前にFOMA加入者が増え始めた頃には通信速度の低下が目に見えたものだった。

◆ その頃の事をSBMは知らなかったのか、それとも設備投資に回す金を見せ金として温存したかったのか、行わなければならない設備増強を放置した。
こうしたSBM的な施策が満足度ワーストワンという悲しい結果を生んだわけだ。フェムトセルにしてもWiFiにしても、ドコモの劣化版をドコモの数年遅れで提供するのがやっとな感じだが、加入者増によるパフォーマンス悪化までドコモの真似をしなくても良いのにと思う。SBMは金がかかるからLTE投資は当面しないと言っているが、HSPA系を拡大するのは二重投資になってしまう。目の前にローコストなものがあればそれに飛びつき、結果として緊急地震速報が出来なくなるなどの弊害を招く。

◆ 少なくとも集金力という点で孫さんの力は偉大だ。
だが投資と在庫を極度に嫌うが為に、結局二重三重の投資ロスを生む。フェムトセルはなかなかスタートできなかったあげくに、勝手に他人のネットワークに接続してクレームを食らうなどした。
屋内圏外を基地局で解決せずに中継器やフェムトセルで解決しようとしているが、これも又方向が違っていると言わざるを得ない。エリア構築を進めて、しかしどうしても残ってしまうビル内や地下街などをフェムトセルでカバーするのなら解るが、ドコモやauならば何の問題もなく接続できる場所でも圏外になるSBMが、その付近に中継器やフェムトセルをくっつけてもセルエッジが増えるだけだし、それは通信品質の向上にはつながらない。
今後のLTE化などを考えると、中継局という負の遺産の影響は計り知れない。


オートGPS(7/8)
◆ iコンシェルの時にも書いたが、ドコモの最近のモデルにはオートGPS機能が付いている。これにより自位置を5分ごとにサーバに伝達する事が出来、その場所に合わせた情報を得る事が出来る。GPSが見えている時にはそこそこの精度が確保出来、ほぼスポットと言える位置内に入った場合の処理や、もっと広範なエリアでの処理など、かなり細かな設定が側では可能だ。測位というとPHSが思い浮かぶ。マイクロセルのメリットを利用し、GPSを使わずともそこそこの精度で測位をやってのける。しかも余計な電力は使わないのだから嬉しいではないか。オートGPSの場合は、測位に電力を使い、その位置情報の送信にも電力を使う。

◆ PHSやオートGPSでのビジネスモデルを考えてみる。というかPHSはそれには対応していない訳だが理屈的には同じだ。一つは狭い範囲における情報の収集と共有で、現時点でのオートGPSサーバ側の機能としてリアルタイム配信が出来ないので現実的ではないのだが、例えばタイムセールなどの特売情報をリアルタイムで流すと言った発展も可能なはずだ。
最近は通販全盛の感もあり、特に重量物などは通販で買って届けて貰った方が楽だという方も多い。また大型店の進出などは商店街を過疎化させてしまう。しかしこうした狭地域サービスを旨く使えば、客を呼び戻す事だって出来るはずなのだ。

◆ 特売情報は一つの例に過ぎないが、例えば肉屋が牛肉の安売り日で八百屋がタマネギやジャガイモの安売り日だったとする。狭域情報システムは、これら安売りのメニューを元にしたレシピなどを配信して客を呼ぶ。
単に特定の店の安売りだけでは購買欲が沸かない場合もあるが、その食材の使い道までの例を挙げたらどうだろうか。折り込み広告などを入れるにもコストがかかり、しかも即時性はない。だったらこうした狭域情報システムでの集客もアリなのではないかと思う訳だ。
ただ何でも配信すればいいと言うものではない。宣伝は情報にはなり得ないが、情報を配信する事によって宣伝効果が生まれる場合もある。

◆ ぐるなびなどは似たようなシステムで飲食店情報やクーポンを配信している。やり方としてはこれと同じようなスタイルになるのだろうが、飲食店とは又違った商売であるだけにシステム構築などにはノウハウを要すると思う。ぐるなびにしても、エリアの絞り込みが不十分で店を探しにくいなど、検索の仕方が少々心許ない感じだ。食べたいものを求めて移動する気があるなら良いのだが、移動した先で食べたいものを扱っている店を探したいという欲求には旨く応えられていない感じがする。この手のサービスはどうしても押しつけがましくなってしまうのだが、それでは宣伝色が濃くなるだけなのだ。宣伝臭くお得さが少なければ客は離れる。

◆ 実はこういった狭域情報システムは商売になるのではないかと数年前から考えていたのだが、オートGPS対応とそのサービスがそれに近い感じがする。BM特許を出しておけばなんて今だから言える訳で、そんな事を言っていたら孫さんと変わらなくなるか。いずれにしても、人間が移動する事を商売につなげるという点での原点が移動体通信であるとすれば、その発展系が行動支援などのシステムになるだろう。しかもこれ、狭い日本という国にマッチしたものでなければならない。
都市部の人口密集地あり過疎の村ありの日本にベストなサービスが工夫次第で出来上がると思う。


減量(7/7)
◆ 5月は連休中に食いまくったので月間体重減少率が低下したが、6月はまあそこそこかなと思う。減量開始時からの体重減少率は2割程度になった。たぶんこれは10年前か、それ以上前の体重に等しいと思う。10年かけて付いた肉がこの3ヶ月ほどで落ちた事になる。これがブランド牛の霜降り部位だったら高く売れただろうなぁ。でも脂身じゃ駄目か、牛脂だってタダだもんな。健康的ダイエットをしているWebmasterは以前にも紹介した。私の方は健康的というようなものではなく、単に摂取カロリー量を減らすという安易なものだ。従って筋肉も落ちてくると思うのだが、そもそも普段から余り運動をしないのだから差が解らない。筋肉量の低下は基礎代謝の低下にもつながるので本来は良くはない。なので運動しながら痩せるのが良いのだが、なかなか。

◆ 食事のパターンは以前と大きく変わっていない。朝食は食わず、昼食はスープとサラダ程度、腹が減ったらスープとかカップワンタンとかを食べる。夕食はローカロ雑炊か、帰宅時間が遅い場合は食わずに寝ちゃう事もある。週末は好きなものを好きなだけ食う。甘いものだろうが何だろうが食う。まあ平日でも食いたくなればアイスクリームを買ってきたりもするが、その程度の余裕は出てきたという事だ。
このあたりの体重になれば、あとは増加傾向を示さないように注意すればいい。いい気になって食い過ぎれば、いわゆるリバウンドという事になる。でも普通に食っていたとしても、10年経てば又元に戻っちゃうのかも知れない。なので、それを防止するように気をつけなければ。この体重でのBMI値は25なのでもう少し減らせと言われそうだ。

◆ 所が実は今まで標準体重近くまで落とした事が無くて、骨太が関係しているのかどうか解らないが意外に体重が減らないのである。高校生の頃はウエストが74cm辺りだったが体重はそこそこあったと思う。
一体何が重いのだろうか。まあ多少デブの方が長生きするらしいし、来るべき食糧危機に備えてって、食糧危機が来るのかどうか知らないけれど。しかし困るのは体重が一定になると血液検査の数値が悪化してくる事だ。減少傾向にある時には誰からも文句を言われない数字になるのだで、常に何かが不足している状態でないと駄目らしい。

◆ 脂質代謝異常はデブばかりがなるわけではなく、いわゆる体質や遺伝的な要因も多いらしい。いかにも痩せている人が高コレステロールだとか糖尿病だと言われると、なんか不思議な感じがする。手術で入院した時も入院患者でご高齢な方は痩せている人が多かった。それでも血管系の異常になるのだから難しい。確かに標準体重あたりにある事が健康的である事につながるのだろうが、健康的だから健康である証明にはならない。医者に行って血液検査をして貰えば話は早いが、自分で出来るキットもある。これは多少価格は高いのだが、自分で血液を採取して換装させ、検査に遅れ場結果を送り返してくれるというもの。とりあえず医者に行く必要がないので忙しい人でも検査を受けられる。ちょっと高いのだが、肥満遺伝子検査キットなんてものもある。太るべくして太っているのか、そうでないのにデブになったのかの判断には役立ちそうだ。もっとも判断出来たから何?と言われても…


iコンシェル(7/6)
◆ 現在iコンシェルを契約している。従来から電話帳バックアップサービスには入っていて、これが月額105円、iコンシェルはバックアップ機能や共有機能を含んで月額210円なのでお得度が高い。もう一つの加入理由はオートGPS対応サービスの様子を見たかったからだ。最初にお試し加入した時にも書いたが、そもそも移動体デバイスでありながら地域を設定して情報を得るなど、まったくトンチンカンなサービスだった。例えば電車の終電情報などにしても、あらかじめ設定した路線のものしか配信されなかったのである。なので東京住まいの方が大阪に出張していたとしても、配信されてくるのは東京の電車の情報だけだった。

◆ それがオートGPS対応になり、今いる場所の近辺の情報も配信されるようになった。しかし全てがこれに対応している訳ではなく、交通情報等々は従来のままだ。オートGPSで行動範囲がトレース出来るのだから、これに対応したサービスを拡大して頂きたいと思う。iコンシェルはバックアップサービスにも対応しているのだが、これらのネットワーク系サービスの国際ローミング時の振る舞いに関しての設定も増えた。国際ローミング時にパケット通信を伴うサービスを行うか否かで、デフォルトでは行わない設定になっていたと思う。これで無用なパケットが飛ぶ事も抑制出来るが、そもそも電話帳に関しては差分チェック方式なので端末側で電話帳をいじらない限り通信が起きない。iコンシェルは様々な複合的なサービスがひとかたまりになった感じで、最初に試用した時より(オートGPS対応以外にも)範囲が広くなっている気がする。それこそスケジュールの自動更新や、電話番号だけ入れておけば詳細情報を書き加えてくれる電話帳サービスなども同梱されたサービスなので割高感は少ないのではないだろうか。

◆ 電話帳バックアップで酷いのがSBMだ。これはサービスに加入しているかどうかにかかわらず、必ず通信するように設定されているという。サービスへの加入がない場合はエラーが起きるがパケット代は取られる。
海外ローミング時にはサービスに加入していたとしても機能しないが、それでもローミングパケット代を取られる。しかもデフォルトでは「通信する」状態にセットされているという事で、さすが収穫期宣言を行っただけの事はある。こうした詐欺的商法でデータARPUを上げないと先がないのだろう。

◆ ドコモに関しては広告が酷いなど、或いは騙し的なマイメニュー登録をgooが行わせる事などを取り上げているが、さすがにSBMのこのパケット代むしり取りよりはマシな気がする。ちなみにオートGPSでは自位置情報伝送のために通信を行うが、パケット代は無料だ。SBMの場合は圏外通報アプリのパケット代はシッカリ取られる。

◆ iコンシェルの話に戻そう。オートGPS対応サービスとして、電車や気象情報以外に店舗情報などをとす事も出来る。これはまあ店側の宣伝みたいなものなので当然無料だ。店の近くに行くなどするとトルカが配信されてきたりするので、まあお節介でもあり時に便利でもありと言ったところか。あらかじめ場所を設定しておいてアラートを出す事も出来る。営業さんなどがこれを設定しておけば「近くに寄ったので寄らせて頂きました」的な行動効率化が出来るかも。って、そんなの頭の中でスケジューリング出来るのが普通か。


Windows7(7/5)
◆ Type-PでWindows7を使っている。だから特になんだという事はないが、Vistaよりは良い感じがする。というか、別にXPでも良い感じはしている。なので積極的にWindows7に移行する事もしていないが、かといって移行しない理由も少ない感じがする。確かに動作速度などを考えるとXPの方が良いかなとも思うし、Windows7で無ければ出来ない、困ったなぁという場面にも今のところ遭遇していない。でもウチには無償アップグレートで貰ったWindows7がある。XPからアップグレードは出来ないが、一旦全てを消して入れ直せば綺麗さっぱりWindows7になる。

◆ Windows7のDVDはテーブルの上に置いてある。これをPCのドライブに突っ込んでいくつかのキーを押せばインストールが始まるだろう。そして待避しておいたデータを戻せばWindows7の環境が出来上がる。それだけだ。多少の手間は必要だが、ウルトラ面倒という事もない。iRemoteだってmobile2pcだってWindows7で動くではないか。少なくともマルチメディア系はXPより快適になると思われる。じゃあWindows7にするか。いや、でもXPでも未だ使える。なんて思いながら今もここにWindows7のDVDがそのままパッケージされた状態でテーブルにおいてあるのだ。

◆ Windowsを使い始めた頃は自分なりにカスタマイズみたいな事もした。まあvaioなどは余計なお世話で突っ込まれたプログラムを消すところから始まるわけで、それは十分なるカスタマイズなのかも知れないのだが、Dell製はその点国産のようにゴチャゴチャと要らないものを突っ込まれるわけではないので消すものが少なくて助かるとも言える。なので環境を変えるにもSONY製のPCを最新ストールするよりは気が楽なのだ。メーラはBecky!を使っていて、。これはデータファイル群をバックアップしておけば多くの設定情報も復元する事が出来る。おそらくはメールの振り分けやらなにやらが一番面倒な設定作業な訳で、その部分に余り手がかからなければ他は何と言う事もない。

◆ たぶんOSを入れ直すとNortonの登録をやり直さなければならず、そうするとPCが変わりましたねと言われる。面倒だからNortonはやめてMSEにするか、みたいな事も考えられる。実際3台のノートPCでを動かしているが、可もなく不可もなくという感じでNortonのようなお節介な事も起きないので悪くない。まあこのNortonは放って置いてもあと6ヶ月ほどでライセンスが切れる。ライセンスが切れたら更新せずにMSEにするだろう。最初は更新しようかなと思っていたのだが、Nortonも使ってみると結構お節介すぎる部分があったりスケジュールでの自動実行がうまく行かなかったりと面倒な点もあるのだ。

◆ PCはインターネット直結ではなく上にあるし、怪しげ系な所は滅多にアクセスはしないし、HTMLメールも読まないのでセキュリティソフトから見た負荷は軽いのではないかと思う。なのでセキュリティソフトは必須ではなく保険という感じか。今まではオンラインスキャンをたまにかける程度で維持してきたわけで、それに比較すれば今はNortonが乗っているのだから鉄壁だ。
って、違うか。ま、そんな訳なのでNortonはOS入れ替えと共に消し去られる運命にあるかも知れない。いや、逆にNortonのライセンスが切れる頃にWindows7化をすればいいって事か。なんて言っているといつまで経ってもXPのままになりそうだが。


勝手さ加減(7/4)
◆ SBMはFONルータを配っている。3Gネットワークの整備が思うように進まず、基地局を増設すれば電波利用料がかさむ。そこで誰でも使えるWiFiに目を付けた。免許事業者とは思えないこのアイディアというか何と言うかにISPはいらだちを見せる。通常ISPは規約によって契約者以外の利用を禁じている。従ってFONルータを使って第三者にネットワークを開放してはいけない。なのでSBMがこれをやりたければYBBで勝手にやればいいのだが、YBBはFONルータの接続を許可していない。
こうなれば勝手にやるしかない、知らん顔しておけば良いという感じで配りまくる。加入者が勝手につないだだけでSBMがつなげと指示はしていないと逃げればいい。これでFON仲間が増え、悲鳴を上げている3Gネットワークの負荷が減るはずだ。

◆ 同じ事をフェムトセルでもやってみた。他人の引いた他社の回線にフェムトをぶら下げる。これならSBMは回線費用がかからない。しかしISPはそんな勝手な事をされては困ると言う。SBMはやったもの勝ちとばかりに勝手にどんどん進めるが、ISP側は反撃に出た。当たり前である。これもFONと同じく、契約者以外が接続してくるかも知れない訳で、規約に反するだろう。そもそもISPはSBMと契約していない訳で、SBMは他社の回線にデータを流して商売にしようとしているのだから許される訳がない。それこそADSLを無料で引くと言っているのだから引けばいいじゃないかと思う。まあ無料と言っても色々な注釈付きで、実際には何かしらの金がかかりそうな気がするし、それがソフトバンクというものだ。

◆ SBMのフェムトセルはドコモのものほど自由ではない。様々な制限が加わっているのだが、屋内圏外が当たり前のSBMにとっては、基地局整備をするよりもフェムト配りの方が金がかからない訳で、斜陽のYBBにもカネが流せるとあって推進ムードになっている。WiFiが無ければケータイじゃないみたいな事も言っていたが、WiFi搭載もタダでは出来ないので全機種対応は結局出来なかった。
というか、そもそも3Gがあるならそれで良いでしょうと普通の人は考えるだろう。なのでドコモは他のサービスとの連携やIP電話が使えるようにしたりして付加価値っぽいものをくっつけた。そうでなければ誰が好んでWiFiなんか使いますかみたいな感じだと思う。待ち受け時間だって短くなる訳だし。

◆ じゃあフェムトはどうかというと、これはWiFiよりも気軽と言うか意識せずに使える分だけなじみやすいと思う。
ただしSBM製だとハンドオーバが出来ないとか留守番電話が使えないとか転送電話が駄目とか、国際SMSが通じないとか、ホワイトオフィスで無料通話が出来ないとか、発信規制が効かないとか、グループ通話が出来ないとか、待ちうたが機能しないとか、デジタルデータ通信サービスでの接続が出来ないとか、緊急地震速報が配信されない…いや、緊急地震速報は元々存在していないか、SBMには。完全に使えないサービスは、ダブルナンバーとかホワイト法人24+とか、ソフトバンクモバイルオフィスやプリペイドサービスだそうだ。ようするに無料通話系は駄目って事なのかも知れない。こんな制限だらけのフェムトセルだから、まさか金を取って配るなんて出来ないよという事だろう。

◆ 自社回線を使うか、フレッツと話を付けて足回りとして使わせろと言うかすればいいものを、とにかく金を払いたくないのだから仕方がないというか、ただ乗りしか考えていない。でも自社の回線へのただ乗りは許さないという、いつものソフトバンクスタイル健在である。


マルチキャリア(7/3)
◆ KDDIは今秋にもマルチキャリアによる速度アップを図る考えだ。また、ほぼ同様の仕組みでSBMも来年早々にはDC-HSPAで42Mbpsを目指すという。SBMの方は孫さんが言った事なので日程が守られるかどうかは解らないが、KDDIは一部地域でサービスを開始しそうな雰囲気だ。マルチキャリアは複数の周波数を束ねて使う方式で、WILLCOMの8X等と同じだ。周波数の空きがなければ仕方がないが、移動機の見える範囲に複数基地局か複数物理チャネルがあってそこが空いていれば、それらをまとめて使って通信速度を確保する。64KbpsのISDNの2つのチャネルを束ねて128kbpsでの通信を行うようなものだ。

◆ この場合は速度は上がるが周波数利用効率が良くなる訳ではない。例えばMIMOを使えば周波数利用効率が上がるので2倍お得という話になるがマルチキャリアは違う。しかしMIMOのような複雑な演算処理は必要なく、必要なのは2つのチャネルを受ける電力だけで済む。開発期間が短く、アンテナ構造なども変化しないマルチキャリアはLTEまでのつなぎにぴったりだ。だが周波数利用効率が上がらないと言う事は、今よりも無線空間が混雑するという事になる。auの場合は今はマイクロセル化でだいぶマシになってきたが、以前は混雑で音声伝送レートも上がらず通話が聞き取りにくい状態も多かった。

◆ EV-DOはHSPAと同じような考え方による伝送を行うが、セル制御その他が効率的に働くのか理論値に対する実効値が出やすいと思う。公称7.2MbpsのHSDPAで実行速度がその半分程度で4Mbpsには届かない。SBMはさらに速度が低いが、ネットワーク混雑もあるので仕方がないだろう。auは公称3.1Mbpsで最大では2Mbpsを超える速度が出る。以前に周波数あたりの収容加入者数の点でauは優秀であると書いた事があるが、それがエリアやセル設計によるものなのかシステムによるものなのか、いずれにしても立派な数字だと思う。
あとは更なるマイクロセル化によって実行速度を上昇させていく事になるのだが、同期方式を採用するauにとっては難しい点も多い。
もう一つは制限の問題だ。auはSBMに次ぐ厳しいパケット量制限を行っている。通信速度が速くなればパケット量リミットに到達するのも早くなる訳で、このあたりはどう考えているのだろうか。

◆ SBMは1.5GHz帯開拓を行わなければならない。聞くところによると基地局ロケーションは変えずに通信方式を変えるそうなので、まあ色々と難しい事が起きるだろう。DC-HSPAの場合は今までよりもさらに密な基地局配置でないと旨く動作しないはずだ。もっとも2局からの信号が得られなければDCがDCとして働かないだけで通信が出来なくなる事はない。現在SBMにおける通信速度はピークで2Mbps前後、都内などでは1Mbps出れば良いという感じだ。これが1.5GHz帯に移ってバンドが空いていれば一気に速度アップするかも知れない。が、実はSBMの場合は無線LANを使っても速度が出ず、もしかして地上系が遅いのではないかと思う。

◆ その地上系は、KDDIはLTEに備えたIP化を進めるという。
auではIPベースのTV電話も行っており、ノウハウは蓄積されているのではないだろうか。IP化に関してはSBMが何年か前からこれを叫んではいるが、それが行われたという話は聞かない。世界最大級のどうのこうのも最近はなりを潜めたようだ。


逆行(7/2)
◆ 亀井党による郵政民営化逆行策が進んだ。民営化その他で減少した郵貯に、再び金を集めてばらまく。これが亀井氏の狙いだろう。いわゆる古いタイプの政治家というか、人間自体もかなり古そうなのだが、こうした利権絡みの事が出来てこそ政治家だみたいな感じなのではないだろうか。当選するまでは土下座でも何でもするが、当選後は有権者を蹴飛ばす事すら厭わない。
言った事とやる事が全く違うという民主党とベストマッチと言えばそれまでなのだが、この亀井党の亀井氏の発言がなければ民主党の支持率も変わってくるような気がする。なにしろ調査によれば亀井党は支持率がゼロなのだ。

◆ 郵政に金を集めないとどうなるのか。おそらく運用利益が経費を下回り、赤字に転落するだろう。郵貯にカネがあるとは言ってもかなり減少している訳だし、運用先に国債が多い事などで利息収入も限られている。さらに高コスト体質は隠しようもなく、その多くは莫大な数のファミリー企業に流れている。つまり国債を買ってその利益をファミリー企業に流すのが郵貯の仕事という事だ。その利息は当然国民が払う事になるので、つまりは税金の無駄遣いと何ら変わらない。亀井党が郵政民営化に反対するのはこうしたカネの流れが必要だからである。

◆ おそらく多くの人は民主党に期待したはずだ。だから選挙で勝利を収める事が出来た訳だし、期待値は支持率になって表れた。だが二枚舌も良いところの民主党は急速に支持を失った。支持率こそ命であったはずの民主党から国民が目を背けたら、そこには何も残らない。結局たった8ヶ月で鳩山政権は解体される事になったが、これはまあ当然だろう。麻生さんなら支持率一桁までしがみついただろうが、民主党は解散したくないから適当なところで鳩山さんには下りて貰わなければいけない。総選挙となれば民主党に勝ち目はないと思う。どうせ選挙の時だけ調子の良い事を言うと、誰もが思っているはずだ。

◆ 自動車乗りからすればガソリン税や高速道路料金などの話も気になる。選挙前には何と言っていたのかなぁと思い出しても無駄だけどね。無駄を省いて云々も、実は官僚主導での事業仕分けっぽい事が行われているだけみたいな話が囁かれる。選挙前には、カネは捻出出来ると言っていたような。が、その後になってカネがないから出来ない論にすり替えられてしまった。ならば鳩山財閥と小沢財閥が国庫に寄付などしてみたらいいのに。

◆ 少子化対策云々は色々やっているというか何というかなのだが、女性の労働に対する意識に変化が見えてきたそうだ。従来は男女平等で女性も働くみたいな感じだったのが、いわゆる専業主婦を希望する女性が増えてきたらしい。これが意識の変化なのか、それとも不況の影響なのかは定かではない。というのも、不況になると婚姻年齢が低下する傾向があると言われるからだ。働き口がないので結婚しよう、養って貰おう的な考えからなのか、しかしこれももしかすると少子化対策につながるかも知れない。もっとも子ども手当などのグダグダのせいか、合計特殊出生率の上昇は止まってしまったという。日銀の下手なプライドを蹴散らすくらいの勢いが民主党にあれば少しは景気動向にも変化が見えるだろうに、今のままでは何とも期待薄である。


薬情2(7/1)
◆ 薬情に関しては以前にも書いた。その記事をご覧頂いた方から出費減少につながったとのmailも頂いた。しかし、そううまく行く事ばかりではない事を身を以て体験した。先日、普段行かない薬局に薬を貰いに行った。出迎えてくれたのは鼻にピアスをしたオネ−さんだ。初めて来たのかというからそうだというと、おきまりのアンケートチックなものを書かされる。それを書き終わってオネ−さんに渡す時に、薬情はいりませんからと言うが通じたのかどうか。
少し待たされた後オバサンに呼ばれる。オバサンは薬情を見せるので、それは要らないとお伝えしたんですけど… というと、オバサンはじゃあこちらで捨てておきますねとおっしゃる。いや、捨てるとかそういうことではなく、それって有料ですよねと聞くと「これは全ての方にお渡しするように決められています」と来た。そんな事無いんじゃないですかと言うも、法で定められていると言って聞かない。

◆ オバサンと議論しても始まらないので、では後で厚労省に確認しますねと言ったらオバサンの顔色が変わった。オバサンは「お薬手帳は要らないですよね、その分引きますから」と100円引きの領収証を作り始めた。おいおい、お薬手帳は無料だろ。結局薬情は「これは一緒に入れておきますね」と薬の袋に突っ込まれ、明細にはシッカリ30点の数字がプリントされている。本来ならここは22点で良いはずであり、この薬局はかなり怪しい。そもそも100円引きになった理由も良く分からないし、薬情代は取られている。調剤技術料だって明細がないから解らないが何が加算されまくっているか分かったものではない。187点の薬を買うのに106点もの付帯費用が発生する訳で、さらにお薬手帳云々で100円(元値ではなく負担額が)も取られるわけだ。恐らく薬局に払えと言われたら普通の人は黙って払うだろう。一人あたり何十円か、百円程度なのか解らないが無用な金が支払われる。当然保険が適用されているので例え医者に行かない人も間接的に払わされている事になる。

◆ お薬手帳に関してだが、作るのは無料だがシールは有料だ。お薬手帳を作りますねと言われたら「ハイ」と答えても良いが、シールを貼らせたり記入させたりしてはいけない。お薬手帳には自分で薬の名称などを書き入れよう。薬局がお薬手帳をいじろうとしたら「あ、す、すみません、おじいちゃんの遺言でお薬手帳は自分で書けと」とでも言えばいい。ただし薬剤師がオバサンの場合は激しく話が通じない可能性がある。
悪質薬局の摘発もあるのだが、多くはのほほんと営業を続けている。私は技術料を取っても何でも良いと思うのだが、何故騙して金を取らなければならないのかが疑問なのだ。商売だから儲けを出すのは当たり前だ。しかし商道徳に反する事著しい薬局が多いのは、それを野放しにしているというか、何も出来ない客(患者)側にも責任があるかも知れない。

◆ 確かに薬の飲み合わせその他を考える技術に対しての報酬は必要だと思うし、医師と薬剤師のダブルチェックによって投薬ミスが減少するのも確かだろう。しかし技術は一律ではないはずだし、棚から薬を持ってきて袋に入れるのを技術だと言われても納得しがたい。医師に対する報酬も含め、本来支払われるべき技術に対するものが他に流れているのではないのか。