過去の雑記置き場


政権(7/1)
道路(7/2)
TV(7/3)
ゴミ(7/4)
V2H(7/5)
UV(7/6)
寿命(7/7)
MSL(7/8)
レジ袋(7/9)
独占(7/10)
登山道(7/11)
移植(7/12)
A氏の場合(1)(7/13)
A氏の場合(2)(7/14)
A氏の場合(3)(7/15)
A氏の場合(4)(7/16)
A氏の場合(5)(7/17)
A氏の場合(6)(7/18)
排気管(7/19)
求職(1)(7/20)
求職(2)(7/21)
台風(7/22)
通勤手当(7/23)
高速道路(7/24)
(7/25)
消費税(7/26)
A氏のその後(7/27)
Xi(7/28)
LCC(7/29)
レッツ4(7/30)
2ch(7/31)


2ch(7/31)
◆ 何かと問題の多い2chではあるが、全てが役立たない情報ばかりではない。SBMな人が今も活躍しているのかどうかは分からないのだが、私はTCA関連の所を見る機会もめっきり減った。固定IP線を引いた事もあって、閲覧は可能だが書き込みが出来ない事もその原因の一つではある。
2chは独特な世界で、その中にいるとそれが普通になってしまう感じがする。SBMな人だって、最初の頃は末期の状態よりもおとなしかったと思う。
確かに論理回路が常人のそれとはと異なっていると感じられもしたが、無理矢理かつ強引な屁理屈を別とすれば悪人と呼べるほどの悪さはなかったと個人的には思う。

◆ しかし2chに出没する、いや、へばりつくようになった頃から変化を感じた。それまでは屁理屈と言えども理屈の世界での議論が主だったのに対して、2ch化が進行してくると理屈ではなく相手を批判したりアンチだと決めつけたりする傾向が顕著になる。「中継局を基地局と呼ばないのは頭の悪いアンチだけ」、この名言?がそれを物語っているようだ。つまり理屈でも屁理屈でも反論が出来なくなると、アイツはアンチだからと半ば自分に言い聞かせるかのごとく言い放つのである。本題と関係ない所で場外乱闘を起こす事が孫さんを見習っての事か否かは分からないのだが、とにかく本題から離れた所で乱闘しようとする。

◆ 議論で優位に立てない場合に話を変えたり逃げたりするのは良くある事、いや、良くあってはいけないのだが人間誰しもそんな所はある。しかし普通の人はある程度のところで自らの醜さに気づいて無理な屁理屈を引っ込めるものではないだろうか。ごめんなさいと言いにくければ、話をずらしてしまって失礼程度の事でも良い。議論は喧嘩ではないのでそれで収まる事も少なくはないだろう。
もっともSBMな人の理屈はかなり強固だったし、おそらく自分でもそれが屁理屈であると分かっていて主張しているようだったのでSBMな人以外の全ての人を敵に回す事になった。

◆ 全ての人が敵になるので一人で他の人の質問に答える事が出来なくなってくる。多勢に無勢そのもので、ならばまとめてアンチ認定だと片付けてしまったのか。ネット中毒だとかTwitter中毒だとかと言われて久しいが、その世界にはまり込んでしまうと中々出られなくなるのは何でも同じだ。ただ2chの場合は独特の議論(と言えるかどうかは不明だけれど)や言い回しがあるので、そこから抜けて他の掲示板なりblogコメント欄に来た時にも2ch脳のままでいると問題が起きる。2chの場合は完全匿名なので発言に責任を持つ必要もないしそもそもそれを誰が書いたかなんて分かりはしない。ま、常時張り付いている人だと書き方というか言い回しでバレちゃうんだけど。しかし通常の掲示板なりblogコメント欄に2chと同じようなスタイルで気に入らなければ人格批判だみたいな書き込みをしたら好意的に受け取られる事はまず無い。

◆ 2chがいけないと言うつもりは全くなくて、つまり頭の切り替えが出来ないならばやめておきましょうね程度の話だ。その程度なのだが分からない人は分からなくなっちゃって、2chだろうが他の掲示板だろうが気に入らない事を書かれた日には頭から湯気を出して怒り始めるみたいな、これは危険だと言っているに過ぎない。


レッツ4(7/30)
◆ レッツ4はスズキの原付スクータである。私が過去に乗っていたのはレッツ5Gなのだが、これはすでに廃盤になっている。レッツ4に関して質問を頂く事もあるのだが、このスクータのメリットは小型軽量ハイパワーで安価という事だろう。ハイパワーといっても原付なのでたかが知れているが、速度計の目盛りのない所まで針を持っていかせる実力を備えているのは事実だ。
安価な点はメリットで、8万円台で買う事の出来る原付はこのモデルだけかも知れない。実際私がレッツ5を買った時にも安価である事が引き金になった。
当時は今よりももっと知識希薄だったので、とにかく安いスクータでそこそこ走れれば何でも良いやと思っていたのである。燃費は特に気にもしなかったが通勤で40km/lを下回る事はなく、少し遠くに出かければ50km/l前後は行くだろう。もっとも走り方による変動は大きいけれど。

◆ 最初に買う原付、足代わりに乗れればいいや動けばいいやと思う人にもレッツ4は相応しい。そんなレッツ4に乗る方から頂くメールは通勤だけでなくツーリング用にも使い始めたというもの。通勤だけに使っている人は実用車の域を出ないので特に質問があるわけでもなく、それ以上を求めようとすると疑問がわくのだろう。なのでレッツ4乗りの全員がツーリングを楽しんでいるとは限らない。ちなみにレッツ4でツーリングを検索してみたらここここがヒットした。

◆ 頂く質問の中にはHID装着に関してのものもある。確かにあのライトは暗いので、どこかに出かけようとすると交換したくなるかも。バルブは35W/30Wなので中華HIDバラストのDCタイプ型を改造すれば装着可能だ。電源は全波整流化もあるのだがヘッドライト用のACをショットキダイオード(東芝のCMS04が良いかな)でブリッジ整流&大容量コンデンサで平滑すれば行けるだろう。
バラストの改造を代行して欲しい(いくらですか?みたいな)旨の問い合わせも頂くのだが、手間(シリコン充填をほじくって→回路を解析して→改造して→特性を測って…)を考えると1万円貰ったってやりたくはない。
それに装着バイクの特性も不明なので必ず使える保証も出来ないし、前記ブリッジ整流回路が自作できるのかという心配もある。ある程度の知識と気力のある方だと分かれば受けないでもないのだが…

◆ レッツ4にしても、私が乗っていたレッツ5と実質同じだとは言えレッツ5をいじくり回していたわけではないので詳しくないし、そのレッツ5Gにしても3ヶ月/3000km位しか乗っていなかった。
エンジンはアドレスV50と同じだと思うのでエンジンやドライブ系メンテはアドレスV50の記事などを参考にいじれば良いと思う。
リセールバリューなどを考えるとアドレスV50の方が人気があるので有利だ。ただし元値も少し高いので考えどころである。もっとも乗り換えを前提に原付を買う人はあまり多くはないと思うし、明確に欲しいモデルが決まっているのならば最初からそれを買えばいい。レッツ4の魅力は上に書いたようにコストパフォーマンスだと思うからだし、そもそも車両価格が安いのだからメンテナンスパーツにしても何にしても安い。スカイウエイブでもシグナスに比較すると純正部品は安価で、スズキのコストダウン努力の恩恵だと思って良いだろう。


LCC(7/29)
◆ 安価な運賃の航空会社が増えてきた。従来の航空会社の1割〜2割の運賃で儲かるのかという話もあるのだが、従来型航空会社でも団体や早期予約の運賃は個人向け運賃とは比較にならないくらい安かった。そもそもの運行コストがどのくらいなのかは分からないが、従来型航空会社の運賃が余りに高すぎたのではないのだろうか。
一方でLCCは航空運賃以外の部分で稼ぐ事も考えている。従来型航空会社でも同様ではあるのだが、サービスの有料化や物品の販売がそれだ。

◆ これは移動体通信事業者にも言える事で、通信路の価格で儲ける事が出来ない時代となりサービスなどでの収益に期待する。従来からこの方向で稼ごうとしているのがドコモで、有料サービスから金融や保険まで取りそろえての囲い込みと収益アップを狙う。
通信事業者にとってサービス開発は金のかかる部分ではあるが、当たれば大きいと言える。この付加価値部分をAppleに売り渡してしまうような恰好なのがSBMだ。この場合は付加価値は低いが開発コストがないので短期的には出費を少なくする事が出来る。果たしてSBM的土管屋が良いのか、それともドコモが目指すものが良いのか。
GoogleやAppleはその付加価値部分だけを売る。自らは通信路を持たないが、サービスを使いたいために通信路を使う事になる。一見すれば共存共栄にも見えるのだが利益が偏る構造だと反発が起きる。

◆ ガソリンスタンドも同じで、フルサービスとセルフサービスのどちらが良いですかみたいな話だ。スーパーのレジ袋も同じなのかも知れないが、私自身としてはレジ袋が有料のスーパーは好きではない。買い物を目的にバッグを持って行く場合は良いのだが、そうでないとちょっと困る。勿論レジ袋をその場で買う事も出来るのだが、その分商品価格が安い訳でもないしと思うと足が遠のく。勿論レジ袋は有料だけれど商品価格が安いというのであれば考えは別だ。

◆ 日本ではサービスや付加価値は商品に付属してくるものという考え方が一般的だった。例えば国産携帯電話にはこれでもかと言う程の分量の取説が付いてくる。
一方でiPhoneは基本操作の部分以外の説明はあまりない。その為に使い方から便利なテクニックまでを解説した書籍なども多く出版されている。Windowsにしてもそうで、これだけの機能などを持っているのだから電話帳くらいの説明書があって然りと思うのだがそうではない。メーカ製PCを購入するとOSの部分の説明はほんの少しで、多くはその機器に関する固有部分が占めている。

◆ LCCがサービスに付加価値と利益を求めるのも、運賃そのもので稼ぐ事が難しいからで運賃そのものとサービスの部分を分離して価格体系をクリアにする事にある。
今はインセンティブプランに戻ってしまったが、携帯電話本体価格と通信通話料を分離してクリアにしましょうねと言うのと同じだ。こうする事によって搭乗者は自分に必要なサービスは買えばいいし、不要なサービスは断る事が出来る。これがお得感につながる訳だ。
もちろんLCC側も収益を上げるために様々な工夫をする。
乗務員の愛想も、それが収益の為なのだから自ずと良くなる。サービスが料金の中に含まれているのではない、サービスで金を稼がなければならないのだから当然である。
文化的なものもあるとは思うのだが中国の地方航空会社の客室乗務員の態度は日本人には馴染めないほど悪い。これももしかしたら、そのサービスや愛想に値段が付けば変わったりして。


Xi(7/28)
◆ Xiはダメだ。エリアが狭すぎて、基地局密度が荒すぎてどうにもならない。それでもXiに接続出来れば速度が出るというのならば我慢もするが、実際にはFOMAよりも遅い事もしばしばなのだ。と文句を言っていたら、SBMのiPhone使いの人がSBMなんか1Mbpsも出ないんだからXiの方がまだ良いんじゃないのと言った。ちなみにご自慢のプラチナバンド効果は横浜では分からないそうだ。接続状態は私がiPhoneを使っていた頃とさほど変わっていないようで、所々であれ?っと思う程快適に接続出来る場所もあるそうだ。

◆ ドコモの方はあれっと思う程遅い事があって、そんな時はXiモードで電界強度が低い場合が多い。
回線混雑による遅さよりもXi電界が低くて遅いんじゃないかなと思う事の方が多い。3Gモードは14Mbpsが最高速というか、セル内利用者が一人だけで十分に電界強度があれば10Mbps以上になる可能性もある。ちなみに14Mbpsには絶対にならない。SBMのHSPA+エリアで21Mbps出たと喜んでいる方もいるが、それは計測誤差過多と言える。iPhoneの場合は従来から理論値以上の速度が計測されるなどしているので測り方自体に問題があるのかも知れない。

◆ ドコモもauも、エリア整備は簡単ではないという。
ドコモはXiのエリア整備が遅いのではないかとマスコミから突っ込まれて、これでも予算を拡大して取り組んでいるのだと言った。まあドコモの場合にはシミュレーションや実測なども含めてエリア設計に相当時間をかける企業であり、端から見ればノロいんじゃないのと思われがちだ。今までは他社はドコモの基地局配置の真似をすればいい訳だったので、ドコモにはしっかりやって頂きたいみたいな事も言われていた。だがLTEエリア競争となるとそうも言っていられないだろう。CDMAに関してもスタートの早かったKDDIは様々なノウハウを持っていた訳で、技術がないと自慢するSBM以外はそれなりに頑張っているとも言える。

◆ しかし何事も結果が全てであり、孫さんが基地局数をいくら自慢したところでつながらなければ何にもならない。今はプラチナバンドだと大声を上げているが、これだって実際にエリア改善がされなければ基地局数自慢の時と変わらない。余談ではあるが「プラチナバンドってホワイトプランみたいなモノ?」と聞かれた。え?ん?新しい料金プランだと思ったのか。実際の利用者にとって周波数帯がどうのとか理論速度がどうのなんて余り関係はない。なのでホワイトの次はプラチナなのかと思う人がいても不思議ではないし、Xiにしても単に値上げされただけじゃないかと思う人の方が多いのではないだろうか。

◆ PDCからFOMAになった時にはパケット単価が安くなった事によるコストメリットがあった。しかしXiでは周波数利用効率が高まったにもかかわらず実質値上げなのだから利用者側としても「そんなの要らない」になる。確かに周波数利用効率の向上はユーザにもメリットになるのだが、しかしそれは事業者の都合優先でもある。利用者は周波数利用効率が云々は関係なく、どこでも快適な通信通話が出来ればそれで良いのだ。Xiだプラチナバンドを宣伝するのではなく、そうか、以前に比べて良くなった、これがプラチナバンドなのかと思わせるエリア整備が必要だ。


A氏のその後(7/27)
◆ A氏は先日の記事をご覧になったとの事でmailを頂いた。一方的なメールなのは、やはり自分を知られたくない思いが強い事、知られたらまずい事まで書きましたからと。しかし雑記にして貰う事で少しだけ存在が公になったようで嬉しいと綴られていた。
今回のメールは、休みの日にもツーリングに行っていますという内容だった。休日に家でごろごろしているならバイクでどこかに行ってらっしゃいと奥様に言われたとかで、それなら大手を振って出かけましょうとばかりにツーリングを開始したそうだ。その背景には通勤費が家計に入った事によって奥さんの機嫌が改善された事もあると書かれている。
出かける場所は地元埼玉や群馬、山梨と色々だそうだ。早朝に出かけて静かな場所で昼寝をしていたら、突然の豪雨でずぶ濡れになった事もあるそうだ。雨具は持って歩いているようなのだが、そんなものを着る間もなく全身ずぶ濡れだと。シグナスで諏訪湖に行った時もそんな感じだった。あ、雨粒が落ちてきたなと思った数分後には視界が遮られるほどの豪雨になった。

◆ 一緒に走るお仲間も出来たそうで、一人で走る事もあれば数台で走る事もあるとか。私は車にしてもそうなのだが他人と一緒だと色々気を遣ってしまって走りにくかったりする。なので車でどこかに行く時でも現地集合&現地解散みたいな感じが多かった。勿論何台かで連なって出かけた事もあるのだが、結局バラバラになっちゃうし。このあたりは好みというか自分のスタイルみたいなものだろうし、つまらない道も複数台で行くと面白いなんて事だってある。一人で出かけて面白くないのは食事だ。コンビニ弁当で済ませるという事はないのだが、とりあえず腹がふくれればいいや的に簡単に済ませてしまうのが私流で、せっかく遠くに来たのだからその土地の何かをなんて考えにならなかったりする。

◆ バイク本体いじりの方はオルタネータを巻き直して容量アップ、ヘッドライトをLEDにしてプレスカブ用のライトを改造&HID化して取り付けたと書かれていた。
カブってライトは元々AC点灯なのだろうか。とするとDC用の方は半波整流なのかな。DC化ならば三相巻き線を作ればいいのだがステータの位置によっては位相的に旨く行かないかも知れない。プレスカブはグリップヒータ用の巻き線があってオルタネータ自体も大型なのだとか。110cc版がどうなのかは分からないが、流用パーツなども色々あるのかも知れない。
入手性がどうだか分からないがコイルを巻く線に平角線と呼ばれる角断面を持ったエナメル線を使うと容積辺りの電線断面積を大きくする事が出来るので効率が上がる。丸断面線を規則正しく巻いた場合の電線の体積占有率は75%にしかならないが平角線ならば90%近い占有率が、エッジワイズ巻きでは丸線より3割もスペースが有効に使える。他に太い線と細い線とパラにしてスペース利用率を上げる手もある。整流はショットキで、5AクラスであればVfが0.4V以下の物がある。電流が足りなければ熱結合させた上でパラにするとか。

◆ プレスカブ用のライトというのを調べてみると、なるほど前カゴの前方に付けるサブライトみたいなものがある。そしてこのライトのマルチリフレクタ版などもサードパーティから出ている。ライトの効率は大きさによるところも大きいので、大型反射鏡の丸形ライトは効率も配光上でも有利だ。ヘッドライトのLED化は10Wモノが千円程度で買えて照度は800lm程度、55Wのハロゲンランプが1000lm程度なのでカブのノーマルより明るい。
通常はLED化したノーマルヘッドライトで、暗い場所ではHID化したプレスカブライトも点灯させればバッテリにも優しい。


消費税(7/26)
◆ 財務省政権により消費税アップが決められた。消費税率の変更は必要だとは思うのだが、景気の悪いこの時期に景気刺激策も余り行わず、税率アップのみをどんどん決めていくのはどうなのかと思う。それでなくても災害復興の為の増税も行われたばかりだし、しかし財務省はこのカネを中々執行しようとしていない話もある。災害復興が進まないと地方の産業が動き出さないので経済は停滞する。災害復興の土木バブルが去った後に何が起こるのか、あの町がどうなるのかと考えた時に今の政治家は誰も明確な答えを出せないだろう。

◆ 財政の改善には増税などによる入り口の拡大と、出口の縮小が必要だ。しかし財務省政権では入り口と出口両方の拡大を行う。道路や新幹線やダム工事が出口拡大の大きな部分で、これによって様々な利権者が喜ぶ事になっている。自民党の計画では200兆円を支出して公共工事を大行うのだとか。公共工事は景気改善につながるという人もいるのだが、実際日本の財政状況を見ればそれが正しかったかどうかは明らかだ。確かに一部地域の一部業者は潤ったとも思うし、あのアクアラインにしてもゼネコンを助ける為に工事を細分化して余計なコストを計上した。
これでゼネコンは助かったが、支出した金の穴埋めの為の増税に国民は苦しみ、消費が落ち込んで景気が悪くなる。

◆ 高度経済成長期ならば投資の回収という形で公共事業が役に立った。しかしそんな考えのまま地方に赤字の高速道路を造っても何にもならない。勿論全ての事業が不要と言うつもりはないが、何が必要で何が不要であるのかを十分に検討しなければならない。いくら仕分けても、名を変えシナを変えて復活してくるゾンビ事情は不要事業と利権事業の塊だ。つまりは自民党型公共投資など殆ど意味をなさないと言って良い。だが財務省政権下では従来型のカネの撒き方が良しとされ、結果として大型事業がどんどん行われる事になる。

◆ 民主党はばらまきの為や災害復旧の為に国債発行高を激増させた。必要な所に必要な金を使うのではなく、民主党の蒔きたい所に金を蒔かせて頂く代わりに財務省様の言う事も聞きますみたいな感じだ。結果として今のこの状態になった。この先消費税率はどんどん上げられて、景気改善は遠のくのかも知れない。
特定財源の是非論はもっとあって良いと思う。特定財源のいくつかは使い道に困るほどカネがあるわけで、つまりは時代に合致しなくなっているものもある。しかし税率なり税額を下げる事を官僚も政治家も良しとしないわけなので無駄遣いするしか無くなってしまう。これらを一般財源化すれば相当有益に使えるはずだ。もちろんナントカ族だとか国交省などがそれを良いよと言うはずはない。

◆ 原付の税金に関しての話も過去にあった。税金を徴収する為に必要な経費が徴収額を上回って赤字になるというのだ。この場合に3つの考え方がある。一つは赤字にならないように徴収の効率化などを推し進める事で、民間企業はこうするだろう。二つ目は赤字で徴収するなら、徴収する事自体をやめてしまう手で、赤字企業が事業撤退するのはこのケースである。そして最後は税額をアップして黒字にする方法、これは独占企業や税金でしかできないワザだ。ただしこの方法では(徴収コストの改善が見込めないので)やがて又値上げの時が来る。
まさしく今の消費税アップだって同じ事ではないのか。何の改善もないまま税率を上げても何も変わらない。おそらくこれは消費税率が20%になろうと50%になろうと一緒だと思う。


(7/25)
◆ 昨日は高速道路に触れた。目的地までの移動の手段として高速道路は移動時間を短縮してくれる。新幹線も同じなのだが、時間の短縮と引き替えに料金を取られる事になっている。一般道は無料で誰でも通る事が出来る。そしてそんな道にも歴史があるんだと言う事は、山間部の国道や廃道になった所から知る事が出来る。
実際スクータであちこち走り回るまでは道の存在なんて余り気にした事がなかった。そこに道があるからそこを走る。道があるのは当然の事で、それが整備されているのも又当たり前の事だと思っていた。
車で走る道は移動の途中という感じなのに対して、スクータで移動する時には立ち止まったり休憩したり景色を眺めたりする事もあるので身近なのだ。

◆ 私の母方の実家は石川県にあり、電車でそこに行った事が何度もある。印象に残っているのは清水トンネル、その長いトンネルを過ぎると景色が変わる。
詳細に覚えていないのだがこのトンネルのあたりで50Hz区間と60Hz区間が変わったような記憶がある。
今はどうなっているのか分からないが、50Hz区間と60Hz区間の間には双方共に給電されていない区間があって、列車は停電状態のままそこを慣性で駆け抜けるなんて話を聞いた事があった。この清水トンネルの自動車版が関越トンネルになる。新幹線用の大清水トンネルが22.221km(何で22.222じゃないのかな)もあるのに対して関越トンネルは半分の11kmほどだ。
と言っても長いトンネルに違いはなく、車で走っていてもそこそこの時間がかかる日本最長の自動車用トンネルである。

◆ このトンネルを通らずに北陸方面に行こうとすると国道17号線で峠越えになる。このエリアに道は少なく、谷川岳一帯が道路建設を拒んでいるのかなという感じがする。地図を見ると国道291号線が途中で途切れている。調べてみると、過去にこの道路は群馬県側と新潟県側をつないでいたそうだ。しかし雪崩や崖崩れなどもあり、そのまま廃道と化したという。
交通需要があれば整備され存続し続けると思うのだが整備難易度と需要のバランスが悪かったのだろう。じゃあ何故高速道路を作ったのかという話にもなるのだが、関越トンネルを通過する車両数は毎日1.5万台前後はあるそうだ。

◆ 途切れた国道291号線を通った方がいる。まさに道無き道となってしまった国道291号線だが、過去には馬車が通れるほどの道幅と勾配で設計されていたようだ。
国道291号線を通った方は徒歩だったが、こちらの方は自転車で走れる道にチャレンジしている。他にもオフロードバイクだとかMTBで酷道や険道を走破している人もいて、移動の為の道よりも探索だったり楽しみの為の場所みたいな感じがする。
国道291号線の少し西には国道352号線がある。新潟県の魚沼から栃木県内まで延びている道だ。ここも酷道と称されているのだが、分断箇所はない模様(崖崩れなどがいつ起きて通行止めになるかは分からないが)なのでいつか走ってみたい。高速道路を通れば日帰り可能な距離ではあるが、高速の走行距離が長いので疲れそうだ。と、調べてみたら昨年7月の大雨の復旧工事がまだ終わっていないらしく、開通は今年の10月になるのだとか。秋の紅葉シーズンに行ってみるのも良さそうだ。山の方は気温が低いので秋から冬は厳しいものがあるのだが、人も車も少なくて景色も澄んで見えるので私は嫌いではない。


高速道路(7/24)
◆ スカイウエイブで出かけるときに高速道路を使う事もある。一般道より早く目的地に着く事が出来るが燃費は悪くなる。アンダーパワーの乗り物なので定速走行による燃費改善効果よりも連続高負荷運転による燃費悪化の方が勝る訳だ。
軽自動車などでも同様な傾向を見せるものもあって、最低速度ギリギリで走るならともかく流れに乗って走ろうとするとパワーのない車にはきつい。
一部低燃費車などでも速度を上げると燃費が悪化すると言う事で制限速度以下で走る人も居る。他に車が居ないとかトラックの後ろを付いて走るにはそれでも良いと思うが、一つ間違うと渋滞の元だ。
スカイウエイブでも空いているときや三車線道路の場合は80km/h程度で走るが、流れが100km/hの時にはそれに合わせる。遅い車が居れば付いてていく事もあるが、周りが速いのにその車だけが遅い場合は追い越す。

◆ スカイウエイブで高速道路を走るのは意外に疲れる。何しろ風がモロに当たるし走って楽しい道ではないので飽きるのだ。都市部の国道もつまらない道だが高速道路はそれ以上かも知れない。景色の良い場所があってもそこに止まる訳にも行かないし、休むには休める場所まで行かなければいけない。東京近郊だと走って面白い場所は多くはないのだが、それでも一般道だと脇道を通ってみたりと少しではあるが楽しみの余地がある。これが郊外の方になれば旧道を走ったり県道を回ったりと自由度が増える。

◆ 馴染みのある高速道路は東名や中央、東北道や関越程度なのだが他に北関東自動車道とか上信越道とか、高速道路って結構あるんだなと改めて思った。関越道や東北道はそこそこ交通量はあるのだが、上信越道や北関東道はさほど車は多くない印象だ。通行料金が安ければトラック便などが利用すると思うのだが、デフレのこの時代とあってなかなか思うように交通量は伸びない。その通行料金は各種割引があったりしてなかなか分かりにくい。平日や休日割引、夜間割引もある。

◆ 外郭環状にしても、広い意味では北関東道や上信越道にしても東京近郊を通らずに高速道路同士に接続するという点で東京近郊の混雑を緩和する意味があるという。確かにそれはそうだと思うのだが、しかし目的地が東京以外であれば別のコースの取り方もある。国交省的にはまさに網の目のように高速道路網で埋め尽くしたいのだとは思うのだが、料金体系が今のままでは利用率が上がらない。地方などでは高速道路を通っても下道を通っても目的地到着までにたいした時間差がないとなると通行料金を払うのが馬鹿らしくなる。逆に一般国道が狭かったり山間部だったりして走りにくいところには、なかなか高速道路が出来てくれない。

◆ 東北縦貫道は内陸部を通っている。なので盛岡は近いが釜石は遠いみたいな感じになる。内陸部の町と沿岸部を行き来するにはそこそこ時間がかかる。地元に言わせれば国道を整備してくれればいい話であって高速道路は要らないとなる。しかし地元の議員は高速道路を欲しがっている。おそらくどこの県でも同じように、政治家は高速道路を欲しがり居住者は欲しがらない図式だろう。国交省的には高速道路の延長距離に意味があるとばかりに高速道路かを推し進めたい訳だが、利便性からすれば国道の拡幅やバイパス化などの方が良い。


通勤手当(7/23)
◆ 先日のAさんの話の中で通勤手当の事が述べられていた。国税は通勤手当の実費に関して、公共交通機関を使った場合は月額10万円を限度として非課税支給が可能だとしている。
自家用車やバイク、自転車でも交通費の支給が可能であり10km未満では月額4千円がリミットとなるので1kmあたり400円だ。通勤が月間往復44回あったとすると一日の通勤距離10kmあたり90円になる。
現在のガソリン価格からすると1リットルで10kmしか走らない車では赤字になる。
通勤距離が増えて45kmになると月額24,500円を限度として貰えるので1kmあたり544円だ。なお45km以上に距離が増えても非課税支給額は増えない。

◆ JRの料金を見ると10kmあたり190円前後となっている。マイカー通勤の10kmあたりが最大でも124円なので公共交通機関を使った方が支給額が大きい。
国税的には個人に払ってしまうとそれで終わりだが、交通事業者に払えばそこから又税金を取られるからかも知れない。
自転車通勤やマイカー通勤に交通費を支給している企業もあるが割合は多くはない。その理由として事故時の補償問題がある。マイカー通勤を認めれば通勤は業務途中と言う事になって労災適用になる可能性が出てくる。

◆ 車でなく自転車でも同様で、自転車通勤に手当を出している企業の中には保険加入を義務づけているところもあるそうだ。自転車通勤もロードバイクなどだと10km位の通勤に余り苦労はないだろうから、月額8000円近くをまさしく足で稼ぐ事が可能になる。実際私もバスを使っていた頃は、それだけで月額1万円を超えたのだから大きい。バスと地下鉄とJRを乗り継いでなんて事になると通勤費はかなり高額になる。特にバスと地下鉄は短距離でも運賃が高いので金額が膨らんでしまう。
10kmちょっとの距離の通勤でもバスと電車を乗り継ぐコースだと通勤手当は1.5万円位になるかも知れない。
年間で考えると18万円だから、そこそこの自転車が買えそうだ。勿論雨の日はどうするのかとか色々あるとは思うのだが、運動不足の解消にもなるのでメリットも大きいだろう。ただし不正に交通費を手に入れている事になるので会社に損害を与え、その金額が年間20万円を超(雑所得の範囲を超える)すと課税される。過去にはこんな事こんな事こんな事とかこれもあった。

◆ スクータやカブだとガソリンを食うが、125ccクラスまでならどんなに荒く走ったとしても30km/lは下回らないだろう。50ccのカブだったら50km/lくらい走るのかも。
片道20km位だと電動原付でも良いかもしれない。これなら更にエネルギコストが節約出来る。
そういえば私も最初は自転車だったなぁ、電動アシスト自転車。今思えばあの頃が車離れの始まりだったかも知れない。ただ通勤にはまだ車を使っていた訳で、買い物に出かけるときなどはバスや電車が増えてはいたが車にも乗っていた。
で、通勤に車を使わなくなると一気に稼働率が減る。横浜に出るときも最初は電車を多く使ったが、やがてバスのウエイトが増えた。バス停の方が家から近かったという理由もあるのだが、時間的には電車の方がずっと早い。

◆ 最近は横浜に出るときにもスカイウエイブを使う。民間駐輪場を使うのでそれなりにコストはかかるのだが車と違って待ち行列がないのが有り難い。横浜の地下駐車場は330円/30分なのに対して駐輪場は100円/60分だ。値段は車の場合の1/6だし満車にならないのが有り難い。
駐輪場は何カ所かあって高額な所は100円/30分だ。また原付二種では入る事が出来ない所もある。原付二種は原付用の駐輪場があるのだが、ここは万年満車になっているので待たないと入れない。


台風(7/22)
◆ 昨年は秋の台風でスカイウエイブが倒れたんだった。まさか倒れないだろうと思っていたが甘かった。幸いにして倒れた事でぶっ壊れはしなかった(少し傷が付いた程度)が、風の威力は凄いなと思った。6月半ばの台風の時も凄い風だったが、置く位置を少し変えた事もあって倒れる事はなかった。
台風の翌日には木が折れていたりゴミが飛ばされていたりと、風の強さを思い知らされるようだった。

◆ 新横浜の駅の裏の方に自転車やバイクを置いている人がたくさんいる。その場所は駐車禁止ではないので取り締まられる事はないようなのだが、放置自転車はたまに持って行かれてしまう。これも常にではないが監視員が駐輪を抑制している事がある。多くの人は朝に止めて夕方には乗って帰るのだが、バイクカバーを掛けて常置場所にしている人がいた。おそらくはこの近くに住んでいながらバイク置き場に苦労している人なのだろう。
そのバイクが台風の翌日にはゴロンと倒れていた。
せっかくカバーも掛けて大切にしている風なのに、所有者は気づかないのかその翌日、そしてその又翌日ももゴロンのままだった。
寝かしておいてもガソリンやオイルが漏れる事はないと思うがどうなのだろう。

◆ 二輪車は車よりは駐車しやすいのかも知れないし、二輪車の場合は保管場所違反には問われないのでたぶん捕まらないと思う。二輪車に無余地駐車違反があるのかどうかは分からないが、道路に一番出っ張った部分から道路の端まで3.5m以下しか無ければ無余地駐車だ。そのバイクが止まっている場所は4m程度の道幅だと思うので、道路に斜めに止めている時点で道路の余地は3.5m以下になっている。私は有料駐輪場を借りているのだが、原付なども沢山そこには止められている。多くは女性ライダーの通勤や買い物客なのでコスト意識?の違いなのかななんて思ったり。ちなみに250ccクラスになるとかなり高額な民間駐輪場を選ぶ以外に無くなってしまうので、この場所を知っている人が止めたくなっても不思議ではない。

◆ 台風の話からそれてしまったが、風が吹くと木々の葉が散って排水溝をふさぎ、道路に水が溜まる。
春先にヒョウが降った時もそれによって木々の葉が落ちて排水口をふさいだ。さすがに車が浸水するほどの水位には達しないものの、水はけの悪い所だったらどうなるか分からない。スクータなどは最低地上高が低いので深い水たまりを走るとドライブユニットが水没すると思う。普通の単車のチェーンが水に濡れても大きな被害にはならないだろうが、ドライブベルトが水につかったらスリップしたりプーリが錆びたりするんじゃないかなぁ。

◆ 風自体にしてもスクータは風圧面積が大きいからかも知れないのだが、横風などには余り強くない。
車なら車体が揺れる位の風でもなんと言う事はないがスクータだとかなり走りにくいというか進路が乱されると思う。台風の中を出かける人はいないと思うのだが、出かけた先で風が強まる事はある。特に見通しの良いバイパスなどだと測度もそこそこ出ているので突然の横風などは恐怖でもある。

◆ 日本列島に上陸する台風の平均は3個程度だそうだ。
台風が上陸したり接近すると風や雨で被害が出る。
地盤の弱い所が崩れたり川が氾濫したりする訳で、ダムにしても貯水量の調整を誤ると台風の豪雨をバッファできなくなってしまう。


求職(2)(7/21)
◆ 昨日の計算が正しければ月額20万円の収入を得る人が国や自治体に支払わなければならない金額は4万円を超えるので税率約2.5割に相当する。昨日の計算では源泉徴収税額表の甲欄をみたのだが、もしかするとアルバイトなどの場合には国税庁の所得税の速算表によるかも知れない。この場合は税率が10%なので20万円の収入に対しては2万円が引かれる事になる。こうなると所得が減少するので住民税と健康保険税が幾分安くなるとは思うが、税率が下がるわけではないので、トータルとして支払わなければならない税額は増える。(厳密には確定申告で調整される)おそらくこれら税金を支払った後の残りのお金は家賃と食費や交通費に消えると思うが、家賃以外の支払いには消費税が加算される。

◆ 月収が20万円あれば生活保護受給者と同程度の生活が出来る事は分かった。では月収20万円を得る為にはどんな働き方をすればいいのだろう。アルバイトで生計を立てるとして、月間25日働くと仮定すれば一日あたり8千円を得る必要がある。8時間労働ならば時給千円だ。アルバイト情報を見てみると出会い系サイトのサクラなどが時給千円程度となっているのだが労働時間は不明だ。販売員などでもある程度の知識を要する系は千円程度の時給になる。コンビニやファストフードで千円を得ようとすると深夜に働くしかない。
怪しげ系というか迷惑系だと光やADSL回線売りとか携帯電話販売などがある。実際の業務内容はテレアポみたいなものとか押し売りなどで、時給に歩合が含まれている場合も多いので見かけほどの収入にはならない。結局の所保険屋同様に知人友人親戚など全てに泣きつき友達を失う事になる。

◆ 景気が良くなると雇用が改善される。品物が多く売れるようになるので製造業も販売業も活性化するからだ。しかし今はデフレであり、非活性化が進んでいる。製造業は海外に脱出し、販売業は利益を削って売り上げを確保している状態だ。3.11支援の復興財源での10兆円増税も決まっている。ただし財務省は同省の言うとおりに政治家が動かないと復興財源は執行しないよと言っているらしい。なので増税は行われてもそれが復興に使われるのかどうかは良く解らない。

◆ 横浜市のパンフレットを見ると1人あたりの医療費は年間32万円にもなるのだそうだ。これに対して保険料の平均額は9.7万円となっている。昨日の計算によれば生活保護世帯にも劣る生活しかできないであろう月額16万円を稼ぐ人だって年額9万円近い保険料を納めなければならない。ちなみに何の平均値なのかは書かれていないので、収入額を全市民数で割ったのかも。医療費額の方は高齢者世帯の平均とか、役所の出す数字で詳細説明のないものなんてこんな感じだろう。
そしてこの数字を信じる人は様々な所にカネが漏れ出している事に気づかない。国民の為に使われる金額よりファミリー企業などに流されるカネの方が多かったりして。

◆ 重税感は収入が上昇するとある程度改善される。もちろん税額も増えるのだが固定部分、つまり年金代だとか健康保険の固定費部分割合が小さく見えてくるので楽になるというわけだ。ただし多少の給料アップではダメで、これだと余計に稼いだ分はみんな持って行かれてしまう的な累進課税の罠にはまる。国民健康保険代は早々にリミットに達するので年収2千万円クラスになれば保険代の占める割合も減るのだが、年収300万円辺りだと2割を取られる感が漂うという訳だ。


求職(1)(7/20)
◆ 若年層の生活保護受給が問題になっている件は過去にも書いた。生活保護費よりも多くの金を稼げるアルバイトの求人だって見かけるではないか。
勿論働いて金を得るか働かずに金を得るかの違いはあるのだが、では一体どのくらい稼げれば働いた方がお得になるかを考えてみよう。

◆ 東京都における生活保護費の月額は約14万円である。これが毎月貰えて、勿論税金はかからないし健康保険や年金を払う必要もない。保険に関しては国民健康保険を有するものと同等の医療が行われるとされていて、年金に関しては10年間の支払い猶予期間が設けられ、全額の1/2を支払ったものと見なされる。

◆ 東京都の最低賃金額は時給換算で837円である。最近ではアルバイト自体も減っているし時給も下落傾向で、おそらくはこの賃金ギリギリに設定されるのだろう。また8時間フルに働けるアルバイトも少ない。例え時給が千円でも3時間の忙しい時間帯だけでいいやと言われると稼ぎは少なくなる。
ここでは時給900円で7時間働いたと想定し、月間労働日数25日としてみる。労働日数が稼げるのは土日なども働く機会があるからだ。このペースで安定的に働くと月額約16万円を手にする事が出来る。

◆ 月額16万円分働いたとしてもそれを全て手に出来るわけではない。まずは所得税が3,200円(乙欄だと9,700円)引かれる。
住民税は翌年になるのだが月額換算約1万円が課税される。(横浜市の場合は所得額の10.025%+5,200円)他に国民健康保険税が取られるのだが、これは自治体によって税率というか計算方法が異なる。
納付金額はおおよそ1.7万円くらいになるだろう。年金は申請すると1/4免除が受けられると思うので、納付額は月額約1.2万円だ。これらを差し引いて手元に残るカネは13万円程度となるので生活保護を受けている状態に及ばない。2011年の国民生活基礎調査で生活が苦しいと答えた世帯が6割を超えたのも当然と言える。

◆ では月給20万円を手にしたらどうか。同じように計算していくと約16万円を手にする事が出来るので、生活保護を受けている場合と同等以上の生活が営める事になる。支払わなければならない金の中で節約というのはアレなのだが、支払わずに逃げる事が可能なのが国民年金と国民健康保険だ。
笑い話のようなのだが、年金と健保代を払ったら病院に行く金が無くなったみたいな。国民健保代は所得に比例して上がるのだが、まるで携帯電話事業者の二段階定額制のように急傾斜で上昇する。なお低所得者対策としての減免制度は各市区町村毎に異なるが、一般的には年々改悪されて支払額が低所得者にも及ぶ傾向にある。また計算方法変更による急激な国民健保代アップで支払いが困難になった人がかなりいるようで、自治体によっては一定の救済策を講じている。

◆ 以上は素人計算なので誤っているかも知れない。特に健康保険料は自治体によって計算方式も異なるので良く解らないが、横浜市の例だと住民税額の2.5倍+(年額)69,840円(40歳〜65歳の場合でそれ以外は住民税額の1.96倍+53,420円)だ。
つまり40歳未満で月収20万円、住民税額が月額換算約1.5万円の人の場合の国民健康保険料は月額換算33,851円になる。年収が低い場合は軽減措置が講じられるのだが、その年収が68万円を超える場合は軽減されない。そして年収69万円の人が払わなければならない国民健康保険の額は69,840円だ。
なお東京都区部では住民税のn倍ではなく、所得金額から算出する方法に変更された。


排気管(7/19)
◆ 最近は日本車でも排気管やマフラー本体を2つ付けた車が見られるようになった。マフラー本体は1つでも内部が2つに別れている構造のものも一部外車には見られるが国産車でもあるのかな。
かなり前になるが某自動車メーカの設計の人が、営業から排気管を2本にしてくれと言われたそうだ。その方が格好が良いので売れるのではないかと。技術の人はマフラー後のテールパイプを2本出して実験してみたのだが2本の排気管の排ガス量を揃える事が難しかったという。だったらダミーのパイプで良いんじゃないのなんて話も出たそうだ。

◆ そもそも排気管を複数本にするのに何の意味があるのか。これは排気干渉を防ぐ問題と床下に太いパイプを通したくない(欧州車などでは底面を出来るだけフラットに作るので)事がある。従って上に書いたようなテールパイプだけを2本にすると言うのとは理由が全く異なる。
排気管を2本にすると触媒も2系統必要になるし、消音器も2つになるのでコストが上がる。国産車の多くに見られるメインマフラーだけを2個にした場合にはどんなメリットがあるのだろうか。触媒までは1本で来ているので排気干渉が云々という問題解決にはならない。しかしメインマフラーを2分割する事でトータルの消音器容量を増やす事が出来る。
1つの大型消音器を付けようとすると寸法的な制約を受ける事になるが、2分割すればそれが緩和される。

◆ 車でもバイクでも同じだが、排気音量を大きくしたいからマフラーを変える人が一定割合いる。排気音そのものではなく音量が重視されるわけだ。私などは静かな方が良いと思う派なのだが、必ずしも全ての人がそうとは限らない。スクータにしても、頭が痛くなるほどの大音量でパタパタ音を発しているマフラーに何の意味があるのかと言いたくなるのだが、たぶん装着主はそれが良いと思って付けているのだろう。

◆ 車にしても同様にボーボーと音が室内にこもってうるさくて仕方がないようなマフラーを好む人もいる。だったらマフラー音をエンジン回転数に応じて電子再生してスピーカから鳴らした方が良いんじゃないかなと思う。あ、実際ターボ車のタービン音みたいなものを電子再生するグッズがあったなぁ、その昔。雑誌の編集者が軽自動車に付けて楽しんでいたっけ。似たようなものはハイブリッド車やEVに付ける疑似エンジン音発生器がある。
マフラーを変えるより疑似音を変えた方が簡単だし様々な音が選べて良い。

◆ 単車などだと音もあるのだろうが軽量化や見た目でマフラーを変える人もいる。確かにノーマルマフラーは重いのでカーボンやチタン製に変えるとぐっと軽く出来る。車用でもノーマルより社外品の方が軽くできているが、車重に対するマフラーの重さを考えると単車の方が軽量化の意味は大きい。
スカイウエイブはエンジン仕様変更に伴って、それまで使っていたノーマルマフラーが付けにくくなったので社外品に変えている。元々ノーマルマフラーがさほど静かではなかったので社外品で出口パイプ系を絞った方が音量自体は下がった。
単気筒だと排気脈動も大きいので消音は結構面倒なのかも知れない。シグナスにしても、こちらはノーマルマフラーのままだが静かとは言えないかも。


A氏の場合(6)(7/18)
◆ 今日はまだ木曜か。好きな時間に起きて好きに昼寝もしていたら何となく夕方になりました。
温泉宿に泊まる小遣いもないので、古びた、凄く古びている日帰り温泉に入りました。田舎の温泉そのままという感じで宿泊も可能だとの事。
夕方から風呂に入ってビールを飲んでと、なんと贅沢なのだろうと思いました。家族サービスで妻の顔色をうかがうでもなく、こうして自由に出来るのはこの古びた温泉だからかも知れません。夕方は貸し切り状態に近かった温泉ですが、夜には何人かの客がやってきました。

◆ 若い人たちは来ないであろう雰囲気がありありの温泉に来たのは釣り竿を抱えたおじさん達と30代後半かなと思う女性でした。その女性はバイクに乗ってきたらしく、私のカブ(と、埼玉某市のナンバー)を見て声をかけて下さいました。女性は温泉巡りみたいな感じで出かけてきたとの事でしたが、この温泉が秘湯というわけではなさそうです。水曜に会社を出て以来人間と余り話をしていなかったので私は饒舌になりました。

◆ 遅く起きて昼寝もしたのに、ぐっすり眠れたのが不思議です。いつもは不眠症ではないか位に眠りが悪かった私なのですが、強烈な睡眠剤でも飲まされたのごとく休めました。
今日は富山から飛騨の方を通り、途中で一泊して明日には埼玉に帰る予定です。そんな話をしたら女性も能登の方に帰るという事で、しばし一緒に走りました。誰かと一緒に走るのは寂しくなくて良いなと、途中で休憩なども挟みながら富山のあたりまでの約100kmをご一緒出来ました。

◆ 来る時は希望に満ちていた私なのですが、帰り道は現実に引き戻される気がしてどうにも楽しくありません。それでも淡々と走るというか、一人の時間を満喫しながら、途中で寄り道などもしながら又山の中に入っていきます。来た時と違って夜が来ると眠気が襲ってくる事もありました。このまま走っていたら朝までに家に着くかな、そんな感じでした。急ぐ必要もないし、そもそも帰り道など急ぎたくもなかったので回り道もしました。22時頃でしょうか、能登の女性からメールが来ました。夜中も走っていると伝えたからでしょう、眠くないですか?気をつけて走って下さいねと。

◆ その日は茅野まで走って漫画喫茶で寝る事にしました。明日からの現実がどうにも嫌で仕方がありません。帰りたくない、戻りたくないとの思いが巡ります。
毎日会社に行き家に戻ってくる。その時も家に帰りたくないとは思いますが、今ほどではありません。つまり、この数日が凄く楽しかったからこそ今は家に戻りたくない気持ちが余計に強くなっているのだと思います。帰宅拒否症になれる人が羨ましいと思った時期があります。しかし今は帰宅拒否症どころか、このまま行方不明にでもなれそうな気持ちです。

◆ 私は家出できずに自宅に戻りました。そしてこれを書いています。やっぱり自宅は良いなぁと、残念ながら思えませんでした。そこは安らぎの空間ではなく、私自身の居場所も明確ではないような気がしたからです。しかしこの数日で何ヶ月か分のストレスは発散出来ました。蒸発したくなったらいつでもカブと蒸発できる、それが少しだけ心に余裕と、そして勇気を与えてくれました。
『寂しいおじさんの独り言みたいなメールで済みません。人生に疲れた一人の中年男のネタにでもして下さい』〔原文ママ〕


A氏の場合(5)(7/17)
◆ 決行の日が近づきました。会社の業務は忙しくはなかったので有休を取る事にしました。勿論土日を使ってでも良いのですが、家族に要らぬ詮索をされるのが面倒だったのです。木曜と金曜に休みを貰い、土曜の夜には家に帰ってくる計画にしました。妻には出張だと言いました。ここのところ出張は多くはなかったのですが、以前は地方の工場に出向く事もあったので不自然ではないのです。
こうして理由付けでもしないと自由に家出も出来ない自分が情けなくもありましたが、それが現実というものなのです。
色々つじつまを合わせる苦労はありましたが、そんな面倒さよりもどこかに行ける気持ち良さの方が何十倍にも膨らんでいました。

◆ 出発はあいにくの雨になりました。会社が終わってそのまま夜間走行する事にしました。朝早起きしてなんて待てないのです。すぐにでもどこかに行きたい衝動を抑えられませんでした。
雨の、しかも夜の走行でも嬉しい感じです。会社を出ていつもの帰宅コースを走ります。走り慣れた道ですが、自宅方面を通り越してそのまま北に向かいます。疲れたら休もう、眠くなったら寝よう、起きたくなったら起きればいいやと思うだけで気楽でした。JMSのケースの後ろ側には反射テープをデザインした風に貼ってみたのですが、夜間走行では後方車からの確認に寄与するかなと思いました。

◆ 自宅までは裏道というか細い道も知っていたのですが、そこから先はしばらく幹線道路を走りました。ですがトラックはいるし水しぶきは凄いしで早々に限界を感じました。晴れた日の日中であれば流れに乗って走るだけなので幹線道路も苦ではないのですが、強めの雨の水たまりや前行車の水しぶきが視界を遮ります。道がなければ仕方ないですが、走れる道があれば細い道を通る感じでGoogle地図を頼りにあちこち入り込みました。濡れているとタッチ操作は満足にできないですが、スマホが防水で良かったなと思います。
会社を出て約3時間、前橋まで来ました。交通量も減ってきたし雨も小降りになっています。不思議と疲れも感じないし空腹感も感じません。
そうですよね、まだ100kmちょっとしか走っていないのですからスタートしたばかりも同然です。

◆ 赤谷湖を過ぎると国道17号線以外に道が無くなり峠道になります。山道の坂にカブは敏感で、すぐに上り坂を速度変化で感じる事が出来ます。
速度が落ちればトラックに煽られ、かなり恐い思いを強いられます。暗い国道をとにかく必死で走る感じでコーナの連続する峠を登り、狭い三国トンネルに入ります。ここは大型車は通れない車線幅なのですが、大型バスも平気で走ってきます。トンネルを抜けるとコーナは少ないですが坂の急な新潟県側に入ります。
前橋から約150kmを走り六日町まで来ました。この町にある漫画喫茶で休憩ですが、走ってきた所を思い出しているうちに寝てしまいました。
さすがに夜の道を300km弱も走ると疲れるって事ですね。

◆ 漫画喫茶を出たらもう昼前で雨も降っていません。早く海が見たくて柏崎を目指しました。昨日の疲れ、いえ、今までの疲れでしょうか、海岸近くで昼寝をしました。家でソファーに横になっていると、掃除の邪魔だからどけと言われたよなぁと思いながらウトウトします。何もしない事の幸せ、誰にも何も言われない事の幸せを感じます。
続く…


A氏の場合(4)(7/16)
◆ 通勤は快適です。電車の時間に縛られない、電車の事故に影響を受けない、道路の渋滞も回避できるとあって思っていた以上に楽な通勤になりました。距離的には約40kmで原付2種にとってハードだと思われるかも知れませんが、裏道などを通ると80分位で着く事が出来るのが意外でした。時間の不正確なバスに乗って駅まで向かうその分でバイクならば結構な距離を行けてしまえるのです。会社の最寄りの駅前の駐輪場にバイクを止めて、あたかも電車で来ましたみたいな顔をして出勤します。
確かに電車の中で本を読んだりする時間は無くなりましたが、そもそも朝の通勤は満員状態でしたし、バイクなら座って通勤できるんです。

◆ いつも通りに家を出ると電車通勤よりもずっと早く会社に着きます。家を遅く出ても良いのですが、妻に何か言われるかなと余計な事を考えました。普段と変わらない事が一番良いんだろうなと。
時間に余裕があるので通勤コースを変えてみたり、普段は立ち寄らない所を通ったりもします。同僚の何人かは自転車通勤に移行しています。私も家が近ければ自転車に乗っていたかも知れませんが、この中距離カブ通勤の楽しさも、家を出て30分ほど走った所の100円の自販機で飲む缶コーヒーも格別なんです。

◆ 蒸発なんて言葉がありますよね。ものが蒸発するのではなく人が蒸発する。昨日までいた人が今日はいない。ある日突然跡形もなく消えてしまう。実は私はバイク通勤を始めて、蒸発したい気持ちが日ごとに増してきたのです。それはオーディオ機器類を売り払った時の気持ちに似ています。一つの事が終わったのかな、自ら終わらせてしまったのかな。そんな絶望感がこの期の自分には自虐的気持ち良さになったからです。社会に対する責任も、勤め先に対する責任も、家族に対する責任も全て放棄したらどうなるんだろう。きっとどうにもならないんだろうな。誰も私の存在になど深い意味を感じていないのではないかと思ったりもしました。

◆ 勿論そうは思っても実際にそれを実行する勇気は私にはありません。そんな勇気がある位ならこの生活を変える事が出来ていたはずです。家に帰るのが楽しいではなく、家に帰るのが寂しいなんて気持ちを持たずに暮らせていたはずです。
私はある日突然家出をしてみる事にしました。
いえ、正確には準備をしていてのプチ家出です。カブに関する本を買って何が必要なのかを確かめながら、パンク修理キットや予備のチューブや工具セットやガソリン携行ボトルを徐々に揃えました。パンクはするかも知れませんが、それ以外の部分は壊れないだろうと勝手に決めつけました。

◆ 野宿する気はありませんでした。野宿セットなど買ったら目立つので妻にバレてしまいます。1泊か2泊か、もしかしたらずっと帰ってこないかも知れないよなと夢だけは大きく持ちますが、カプセルホテルや漫画喫茶で寝ればいいかな位に考えました。実際にどこかに行くその前の準備段階なのですが、このわくわく感と充実感がたまりません。行き先すら決めていないのに自力でどこかに行けるのだという事が気持ちを高揚させるのです。電車で旅行に行く時などたいした気持ちでもないのに、車で出かける時だって気にするのは渋滞くらいなのに、不思議です。
続く…


A氏の場合(3)(7/15)
◆ HIDのHi/Lowは電気的には切り替えられません。街中を走る分にはHiは使わないのですが、機械的にバルブをずらすようにレバーを付けました。ほんの少しバルブの位置をずらすだけでかなり配光が変わります。ノーマルライトは本当に暗いのでHID化は凄く効果があります。配光改善は、そのうちプロジェクタ埋め込みに挑戦してみたいと思っています。
オーディオ趣味もそうですが、考えている時やいじっている時、作っている時は嫌な事を忘れて没頭できます。そのオーディオなのですが、昔から好きで作ったり集めたりしていました。しかしここで大きな決断を迫られる事になります。バイク関係でかなりの出費になってしまい、原資が不足してきたのです。計画では月額3万円を超える通勤費をこの先貯めれば1年しないで十分得になる計算です。とは言っても一時的にそんなお金を出せる余裕はありませんでした。お金を節約するためにお金を使うなんて話は妻にも出来ず、趣味で集めていたオーディオ系の機材などをオークションで売り払いました。幸いにして管球ものなどが高く売れたのがラッキーでしたが、そのカネをバイクに使わずに家計に回してくれと妻にはかなり言われました。半ばやけくそで、他の機材などもどんどん売り払い、売却金を妻に渡す事にしました。妻はその売却金を手にしながら「これだけしか無いの」と不満げな表情を浮かべました。私は寂しかった。

◆ 落ち着いて音楽を聴く精神的余裕がここ数年はありませんでした。戸建てを買ったから好きに音が出せると思ったものの、春先には蛙の声が響く静かな、しかも隣の家との隙間の少ない建て売りでは余り自由にはなりません。しかし火を入れただけの管球アンプを眺めるだけでも私は満足でした。趣味ってそんなものだと思いませんか?趣味というか趣味の歴史というか、自分の歩んできた道というか。
だからそれらを処分するには大きな勇気が必要でした。
まあ失恋みたいなものです。ですがバイク通勤という新しいイベントが、あたかも次の恋人が出来たかのごとくオーディオを忘れさせてくれたのです。
仲良しの夫婦であれば、もしかしたら私の心の動きを奥さんは理解してくれたのかも知れません。でもウチの場合は妻にも心の余裕はなかったのでしょうね。家計のためにパートに出かけ、子供は反抗期に入り、ダンナの事などかまっていられなかったのでしょう。

◆ 私がバイク通勤に求める通勤コスト以外の一つは、走っている時は一人になれるという事です。満員電車の通勤からも解放されるその時間を大切にしたいと思いました。考えてみて下さい、現代人が一人になれる場所なんてそう多くはないと思いませんか?それこそ一人でドライブするなり、一人でツーリングに出かける位しか無いんです。うちには軽自動車がありますが、それは妻の日常用で、私が乗る事もなければ乗る用事もなくなっています。

◆ 満員電車の通勤には慣れていますが嫌なものです。乗り継ぎ時間がない時に階段を駆け上がるのは、運動と言えば運動ですが心地良い疲れを得られるものではありません。徒歩や自転車で会社に通うのは距離的にも無理ですが、バイクならばそれが出来るんです。それが出来るのに何故今までそれをしようと思わなかったのか、今考えると不思議でもあります。体が軽くなった、そうですね、そんな感じです。痩せたわけではなくて行動範囲が広がった、行動が自由になった、そんな感じです。
F&Fにバイクで近所を探検する話が書かれていましたが、それも実感として楽しめました。楽しめるというか、何でもない道に入り込む事自体が面白く、そしてうちの近くにはそんな野山の道が沢山あるんです。
続く…


A氏の場合(2)(7/14)
◆ 価格を調べて安い店を探してカブを買いました。ちょうど新型カブが出たときで、しかし納車までには時間がかかると言われて予約しました。カブって群青色や深緑色の車体に丸形ライトがイメージだったのですが新型は角形ライトで今風です。深緑色が50cc専用色で白は110cc専用だとも知りました。その色はさんざん迷ったあげくに黒にしました。
最初に乗った印象はシフトが意外に面倒で速度が乗らないな、でした。スクータならばブィ〜ンと加速していく所を、シフトしながら走り出さなければならないので遅いのです。でも速度が乗ってしまえば中々快適で、国道の流れにもついて行けます。これが50cc版だったらかなり厳しかったのではないかと思うと、少し面倒ではありましたが免許を取って良かったと思いました。

◆ ヘルメットや雨具などを入れるために荷台にケースを付けました。やはりカブには無骨なスチール製が似合うと自分では勝手に思い込んでいます。なのでホームセンタで売っているプラスチックケースではなく、スチールかアルミ製のボックスが欲しいと思いました。ホンダ純正?のスチールケースは安価で良いのですが、ちょっとサイズが小さい気がして、と言うのも冬場の通勤では通勤時に使用するジャンパーをヘルメットと共にケースに入れ、ビジネスコートに着替えて出勤、夏は上着をシワにならないように入れたいからです。
バイク通勤は会社に知られたくないので、駐輪場も会社の近くの駅前に借りる事にしました。
実は郵便局仕様の松田技研のケースにも惹かれるものがあったし、容量の大きさでは純正品を軽くしのいでいたのも事実なのですが、大きすぎるかなと思い直しJMSのケースにしました。66リットルの容量があるのとヘルメットを入れてもなおその上に小物が入れられる2段構造になっているので便利です。

◆ 実は勤め先では製造関係の部署にいるのですが、その中の製品塗装など担当するセクションにいます。ですので色だとか塗装品質だとか耐久性は仕事柄気になる部分です。
カブの色に黒を選んだのはビジネス色を余り出さずにみたいな考えもありました。ベージュは心惹かれる色ではあったのですが、47歳の男が乗るには優しすぎるかなと思いました。
レッグシールドを白系に塗ったのはカブらしさを出す為で、オールブラックだとスクータみたいな雰囲気になります。レッグシールドは会社の試作塗装ブースに持ち込んで塗りました。JMSのケースも、まずは全部蒸着メッキをした後にマスキングしてサンドブラスト加工し、その部分をレッグシールドと同色で塗装しました。厚めにメッキを掛けると樹脂ケース特有の表面精度の悪さがカバー出来るので素晴らしい仕上げが出来ます。今回メッキはクロームメッキ風としたのですが、アルミと見間違うような処理も出来ます。試作塗装ブースでは軟性樹脂へのメッキや蒸着なども簡単に出来ますし、殆ど自動で全てが行われるのでこの程度の大きさのものなら楽に塗装が出来ます。もちろん私事に使っていけないのは言うまでもありませんので秘密です。

◆ 納車を待つ間に中華HIDも入手しました。F&Fを参考にDCタイプを可変出力に改造しました。電力事情改善のためにレギュレータの効率改善や電球のLED化をしたり、メータ内にLM3914で電圧計(お勧めです)を付けたり、スマホ充電を考えてシガーライタソケットも付けました。バッテリはLiFePoに変え、小さく軽くなって容量は2倍です。
こんなに楽しんだのはオーディオに燃えていた時以来です。
続く…


A氏の場合(1)(7/13)
◆ 少し前になるがAと名乗る方からmailを頂いた。何かの相談でも質問でもクレームでもなく、ネタにして下さいみたいな文が一行添えられているだけだった。
メールの返信も出来なかった(アドレス無し)のでしばらく保留にしていたのだが、雑記用に文章を構成し直してみる事にした。内容はA氏のメールのままだが文章構成や表現や前後の関係などは調整した。A氏は寂しいおじさんではなく、希望を見つけたおじさんかなと思った。

◆ 私は今年47歳になるサラリーマンです。おそらくは誰でも知っていると思われる企業に勤め、30歳目前で結婚し、2人の子供を授かり、社内の持ち家制度を利用して郊外に一戸建てを構えた、ごく普通のサラリーマンです。
家を買った当時は今ほど景気は悪くありませんでした。同僚なども戸建てやマンションを買った人が多く、私は埼玉県に戸建てを買いました。勤め先は都内で、家から最寄りの駅までバスに20分ほど乗り、そこから電車2本を乗り継いで会社に行くまで90分という、まあ郊外に家を買った人の平均値みたいな通勤時間でした。
勿論出来る事ならもっと便利な所に住みたかったのですが、予算がそれを許してはくれませんでした。いえ、現在の住宅にしたって色々切り詰めてようやく手に入れたものです。

◆ 家を買ってしばらくした後、勤務先が移転になりました。それまでは90分通勤だったものが一気に30分ほど余計にかかる事になりました。一部従業員は特急電車などの利用が認められたのですが、私はダメでした。今でこそ都心回帰などと呼ばれて通勤時間も短くなってきているようですが、高度経済成長期には2時間通勤なんて当たり前みたいに言われていたようですし、会社としては嫌ならやめろというスタンスでした。

◆ 景気が悪くなってきたのはここ数年です。残業のカットや賞与減少などもあって私自身先が見えなくなってきました。同業他社でも大幅人員削減や工場閉鎖のニュースがあり、明日は我が身かと不安に苛まれました。実は住宅を売却して通勤利便性の良い場所に引っ越そうかと考えた事もあったのですが、売却してもローン残が消えない事が分かり諦めました。住宅価格の下落、特に駅から遠い場所の物件はどうにもならないようです。通勤時間が節約できれば空いた時間にアルバイトをと実は考えていたのです。残業もないので働く時間はありますし、子供の教育費などは待ってはくれないからです。

◆ F&Fを見てバイク通勤を思いつきました。
2時間通勤の時間はともかくとして、バイク通勤をするとバス代以下で通勤できるんです。正確な距離は測っていなかったのですが、たぶん30kmか40kmくらいが道のりです。これなら往復しても2リットルのガソリンすら使わないでしょうからバス代より安くなります。そう考えれば電車代が丸まる得になるので下手なアルバイトより良いのではないかと思いました。

◆ バイクを買うと言っても何を選べばいいのか分かりません。F&Fを見るとスクータタイプが気軽かなと思ったのですが、燃費と耐久性ならカブの方が良いのではないかと、それとスーツで乗っていても違和感が無いですよね?カブだったら。通勤で毎日往復80kmを走るとなるとヘビーデューティーである事も条件になります。50ccなら免許を取る必要は無いしカブなら燃費にも期待が出来るのですが、通勤距離もあるので110cc版に乗るために小型自動二輪免許を取りました。会社帰りに教習所に通って教習8時間を実質1週間で終わらせ、2週目には新しい免許を手にしていました。
普通自動二輪も考えないではなかったのですが、早く安く免許を取りたい気持ちで小型自動二輪にしました。
続く…


移植(7/12)
◆ 臓器移植に関する考え方が変わってきたのかなと、先月だったか脳死男児の臓器移植に対してのご両親からのコメントで感じた。これまでの日本人的な考え方だと精神優先みたいな感じで、臓器を取られてしまったらあの世に言って不便な生活を強いられるのではないかみたいな所があった。火葬なのだから臓器が云々ではない事は頭で分かっていたとしても、実際にはなかなか臓器提供に踏み切れない訳だ。

◆ これに対して最近では精神論ではなく、その人の細胞がどこかで生き続けてくれればと思う人の割合が増えてきた。人間としての形態は残らないが、しかし一部の臓器でも物理的に確かにこの世の中のどこかに存在している事が、その人が生きていた証明になるみたいな。
地球上では多くの人が生まれそして死んでいく訳だが、いわゆる有名人などを除けば人の生死がニュースになり記憶にとどまる事は多くない。

◆ 人間の死亡率は100%なので私もいずれ死ぬだろう。
そういえば昔F&Fなんてサイトがあったな、もしかしたらそんな記憶が誰かの心に残るのかも知れないがそれは私自身の生存を証明するものではない気がする。小説家にしても、小説は後世にまで伝えられるのだが小説家自身に関しては意外に知らない事が多い。いや、知らなくて良いのだろう。小説家は小説の中に生きているものであって小説家自身の人生に人々は感動を覚えるものではないからだ。その論でいけばF&FはF&F自体が存在価値であって私自身はそれを構成している一つのパーツに過ぎない。

◆ 以前にも触れた事があると思うが、私自身昔から生に対する執着みたいなものがあまりない。人間どうせいつかは死ぬしなぁ程度に思っている。それを他人に話したら考え方が寂しいと言われたが、だって死ぬものは死ぬんだから仕方ない。死ぬまで生きているしかないし、生きていられないときが死ぬときなのだから。

◆ 死ぬまでに何をしてみたいですかなんて質問をする人が居る。皆様どうだろうか。私は生に対する執着がないのでどうしても死ぬまでにこれをやりたいやり遂げたいと思う事も多くはない。苦労してやり遂げる事は意外に出来るのかも、なんて思う。例えば資格を取る事とか、入試にしてもそうだし国家試験なども。勉強は確かに辛いものではあるが勉強すれば試験に合格する可能性はある。
途上国に行ってボランティア活動しなさいと言われたら、これは資格とか何とかも不要なので即座に実行出来るはずだ。ホームレスになりなさいも同じようにいますぐ実行出来る。しかし難しい試験に合格するために勉強するのと未開の地でボランティア活動をするのとどちらが勇気が要るだろう。

◆ 海外活動も完全ボランティアの他に職業として、つまり給料を貰って活動する為の求人などもある。
日本にいてもロクな就職先もないしと嘆く若者などに人気があるそうで、高度な専門知識を有した人材の募集からアシスタントや事務系での人材募集まで色々ある。こうした活動に参加するのは日本での生活や文化を捨てる事になる。所がこうした活動に注目が集まるのは日本国自体の魅力や安定性が失われたからだとも言われる。日本が豊かで暮らしやすい地であったとするならば、なにも海外で苦労しようなどと考える人は減るというのだ。


登山道(7/11)
◆ 自転車ブームで山に行く自転車乗りも多い。ここで登山道は人間用なのか自転車も走れるのかという問題がある。新潟県五泉市の山ではMTBなどで登山道を走る人が増え、徒歩登山者からクレームが増えたという事で自転車の進入を禁止した。
自転車が走るかどうかは分からないが圏央道のインターが出来た事で登山客が増えた高尾山は登山道自体が登山客らによって踏み固められて木々の根の発育に影響が出るとか、登山道から外れた場所に登山客が入り込んで植物を踏んでしまうなどが問題視されている。
高尾山周辺は登山客ばかりではなく、住宅地の違法駐車や他人の駐車場や土地に勝手に車を停めていく人たちの被害にも苦しんでいる。これはスカイツリー周辺も同様で、観光客が増えれば歪みも出るというわけだ。

◆ いずれにしても程度問題であって、道無き道を登山者が進んだとしてもそれが数人規模であれば問題は起きない。ところが登山道であっても毎日数百人もが歩くような高尾山だと問題が起きる。人が集まればゴミ問題も起きるし、経済効果だけを喜ぶわけにはいかない。
自転車に関しても同様に、一人密かに他の人への配慮をしながら登ればクレームは少ないのだろう。山だけではなく都市部における自転車の規制や取り締まり、ナンバープレート論などにしても自転車の台数が増えてきたから様々な行為が目立つようになってきて、その結果として識別標識を付けないと取り締まれないみたいな話が出てくるのだ。

◆ 車やバイクでオフロードを走る人もいる。専用コースならまだしも他人の管理地や山に踏み込むなんてのはもってのほかだ。SUVブームの時など、他人の畑を走り回ったり、進入禁止の河川敷に乗り入れたり、海水浴場にまで入ってきてしまうという状態だった。
林道などもちゃんとした林道?ならば標識があったりゲートが付いているが、未舗装の獣道に毛が生えた程度の所だってある。人が入って行かないような道であればともかく、地元の人が歩くような道をオフロードバイクで飛ばすのは危険もある。危険は他人を巻き込む事故ばかりではなく崖から落ちちゃったりの自損も。

◆ 徒歩登山や山歩きでも同様に天候の急変やコースを見失うなどでの危険は常にある。携帯電話の普及とエリアの拡大は非常時の通信手段確保という意味に於いて大きなメリットだ。しかし山岳部の全てがサービスエリアではない。スカイウエイブで走っていても地方の山間部に行けば圏外に出くわす事もある。
国道や県道でも圏外に遭遇するのだから登山道で山陰でなんて言ったら通信や通話が厳しくなっても不思議はない。

◆ 山道を走っていて見かける携帯電話基地局、ドコモは道路から少し離れた場所に基地局が設置されている場合が多くKDDIは道路沿いに見かける。道路と言ったって照明もないような、夜間は真っ暗な所だ。こんな所に基地局を作るのだから大変だなぁと、そんな局を見かける度に思う。それでも圏外ゼロには出来ないわけで、余り基地局を見かける事のないSBMのエリアが狭いのも納得できる。
基地局と共に凄いなと思うのは送電線の鉄塔だ。これも山の上の方に建てられていて、まあ全てが電線でつながっているのだから携帯電話基地局を作って電力も引いてとやるよりは単純明快なのだろうが、でも凄い。


独占(7/10)
◆ 日本で自動車電話サービスが開始されたのは1979年だそうだ。自動車電話の導入には20万円の保証金が必要で、月額基本料金は3万円、通話料金は6秒で10円だった。
月額基本料金と保証金額が変動したかは良く覚えていないというか、確か私が契約した時の保証金額は10万円だったような気がする。
通話料金は1分100円と言われていたので、しばらくの間は6秒10円換算だったのだろう。

◆ その後非NTT系の参入によって移動機の価格も通信通話料金も値下がりした。独占が崩れた事による競争が起きたわけだ。確かに先進開発を行おうとすると半国営みたいな必要があったのかも知れないが、競争無くして発展無しである。もしも移動体通信事業が今でもNTT独占だったら通信方式も移動機も独自路線を貫いていたかも知れない。

◆ 独占だから良くないと今言われているのは電力会社だ。それこそ競争がない時代の電電公社と同じく、或いは道路公団と同じく、そして旧国鉄のように営利企業であるという認識が薄いのではないかと思えるような経営になっている。
東京電力よりはかなり民間寄りだったJALにしても同じように、国交省の言いなりにさえなっていればつぶれる事はないみたいな感があった。それこそ退職金や企業年金から給与体系まで、とても赤字企業の経営形態とは思えないような状態だったのである。

◆ 今の東京電力がまさしく当時のJALで、大赤字を抱えながらも経産省の言う事さえ聞いていれば潰される事はないだろうみたいな感じだ。
これもJALと同じようにいったん整理する方向で行けば、無駄の多くが排除されて健全経営に近づく。発送電分離にしても財務省政権になってからは具体的話が聞かれなくなってきた。原発事故は不幸な出来事ではあったが、それをきっかけに日本のエネルギ政策を見直す事だって可能だったはずだ。

◆ 原発は原発会社として独立させるのが良いと思う。ようするに、発電会社の中の一つになる訳だ。これによって原発関連費用は全てそこが受け持つ事になり、コストもクリアになる。発電コストが高いのか安いのかも見えてくるだろうし、電気を作って売る事に責任を持つ企業になれれば安全意識も自ずと高まる。現状では事故が起きても誰も責任を取らないみたいな、事故処理費用は電気代に上乗せすればいいし、除染費用は国が所得税の割増分から払ってくれる的な事が非常にスムーズに決まってしまう。

◆ 古い原発処理にしても、中性子によって圧力容器は年々脆くなってくる。なので継続使用の限度が決められていたわけだが、それも何となく安全そうだから延ばしちゃおうかなみたいな感じで決まってしまう。圧力容器は冷えていれば問題はないそうだが、異常事態が起きて温度が上がると脆くなった容器は破損する危険性が高まるという。これは正常時は正常に動いていられるが異常事態になると一気に危険度が増す事を示している。それより何より無責任体質、隠蔽体質をどうにかしないと安全なものだって安全には運転できない。原発自体が危険なのではなく、それを動かしている企業や動かそうとしている官僚、政治家が危険だと思う。


レジ袋(7/9)
◆ レジ袋、その無料配布には賛否両論があるが少なくとも東京近郊のスーパーマーケットに於いてはレジ袋が無料で貰える場所が圧倒的だ。レジ袋はビニール袋などとも言われて、これはたぶん塩化ビニルを原料とした頃の呼び名が続いているのだろうが、実際にはポリエチレン袋になるのかな。そもそもは1960年代に登場したもので、当時はちゃんと?塩化ビニルから作られていた。その後1970年代になると現在のようなポリエチレン製になったそうだ。ちなみにレジ袋の年間消費量をまかなうには日本のほぼ1日分の石油使用量と同等量が必要と言われる。レジ袋発祥の話はいくつかあり、果物狩り農園で竹カゴの代わりに使われた(竹カゴはニットやストッキングに引っかかる)説、農園ではなく商店街の八百屋が最初でしょ(同じく竹カゴとストッキング説(八百屋って竹カゴに入れて品物を売っていたのかなぁ)がある。
コンビニや一部ドラッグストア、スーパなどでもこのポリエチレン袋を生分解性プラスチック化する事を始めている。ビニール袋でもなくポリ袋ではなく、プラスチック袋か。

◆ 生分解性プラスチックは色々あるが、植物油から作られるものは殆ど石油類を使わずに作られるのだと思う。これは4週間程度で自然分解する。
レジ袋の場合はレジから家まで何かを運ぶ用途なのでその後強度が落ちても問題はない。と言っても生分解性プラスチック袋は一般のポリ袋よりも強度が出しにくいようで、重いものを入れたら穴が空いてしまったなどの問題もあるのだとか。

◆ レジ袋はゴミ袋として再利用されるケースが多い。これも単にレジ袋を捨てるよりはその中にゴミを詰めるのだから効率的に処理されると言える。もしもレジ袋がなかったら市販されているポリなりビニルなりの袋にゴミを入れて出す事になる。焼却処理されるのならばいいが、そうでない場合は生分解性レジ袋の方が環境負荷が小さい。おそらく生分解性プラスチック袋も市販されていると思うし、それを使えばいいと言われてしまうとそれまでなのだが強度などの問題もあるのか市販品はどれも厚い。コンビニなどではレジ袋の強度を上げて薄く作る事でコストダウンと在庫スペースの問題に対処したという。

◆ ポリ袋ではなく紙袋はどうなのか。紙はポリ袋に比較すると製造コストやエネルギが大きいので必ずしも環境に優しいわけではないそうだ。また冷たいものを入れて結露があったり雨に濡れれば穴が開く。デパートなどで買い物をすると(雨の日などは)紙袋の上にビニールのカバーを付けてくれるわけで、それでも最初からビニルコートの紙よりは安いんだろうなぁ。

◆ レジ袋を全敗してマイバッグを使うのがもっとも良い説もあるのだが、ゴミ袋問題を考えると適度な量の生分解プラスチック袋も欲しい。自治体によっては専用のゴミ袋を使わなければならないのだが、あの袋の中にレジ袋を含めたらいけないのかな。自治体などによって分別基準なども異なるので中々難しい。レジ袋に「東京都指定ゴミ袋」なんて印刷したらそのまま安心してゴミを出せるという事で喜ばれたりして。もっともあの印刷をするコスト、純粋な印刷コストではなく印刷しても良いよと言われるまでのコストは馬鹿に出来ないんだろうなぁ。

◆ 海外ではレジ袋が全面禁止にされた所もある。一般的なポリ袋は在庫限りでその後使われる事はなく、今後は生分解性プラスチック袋を販売するというのがイタリアだ。


MSL(7/8)
◆ 8月6日に米国の火星探査物体MSLが火星のクレータに着陸する。MSLはアトラスVロケットで昨年11月に打ち上げられた。火星探査車キュリオシティは宇宙船から切り離されて火星大気に突入する。その後減速のためにパラシュートを開くが、薄い火星の大気に対応するためパラシュートの直径は16m、長さ50mと巨大なものだ。このときの速度は秒速数百メートルで、パラシュートによって秒速100m程度まで減速される。
ここまではパッシブな減速策なのだが、大気が薄い火星でありキュリオシティの重量もそれ自体で900kgもあるので減速が容易ではない。そこでパラシュートと共に耐熱カウルを切り離した着陸船?の一部がヒドラジンロケットを噴射して更に減速しキュリオシティを軟着陸させる。軟着陸後は再度ヒドラジンロケットを噴射して着陸船の一部を遠くに飛ばす。

◆ この一連のシーケンスは自動で行われる。おそらくは各種センサを駆使した制御であろうが、未知なる場所に自動軟着陸なのだから凄いなと思う。火星に着陸したキュリオシティは原子力直接発電電池によって稼働する。自動運行の場合は分速約1m程度だったかな。電力はプルトニウム238の崩壊熱を熱電変換素子で電力に変換している。エネルギ変換効率は5%前後だそうだが、4.8kgのプルトニウムは100W以上の電力を14年間にわたって供給し続けてくれる。
なおキュリオシティの最低活動期間は2年とされる。
2003年に打ち上げられたマーズ・エクスプロレーション・ローバー、エアバッグで火星に着陸したアレの動力源は火星での出力が300W程度の太陽電池だった。

◆ 原子力電池は強固なカバーに覆われていて、ロケットが発射失敗した場合や軌道投入できずに大気圏に再突入した場合も大きな被害が出ないようになっているとの事。熱電変換素子は絶対温度で動くものではなく温度差によって発電を行う。従ってプルトニウムで数百℃に温められた高温側と、輻射や対流熱で冷却された低温側が必要となる。宇宙空間を飛ぶ探査機などだと対流放熱が出来ないので輻射放熱に頼る事になり、宇宙空間がいくら低温だとは言っても放熱器の温度は100℃以上に上がるそうだ。火星の場合は多少なりとも大気があるので対流放熱に期待が出来るのかも知れないが、日中の気温は30℃にもなるらしい。なお夜間は-100℃以下まで下がるという事で、原子力電池の廃熱は観測機器の保温にも使用される。

◆ 宇宙探査には莫大な予算が必要となり、不景気の米国に於いては予算も縮小されがちだ。それでも日本に比較すれば、いや、比較出来ないほどの予算が付けられているのは事実である。日本にしても原発と同じ位の利権が宇宙探査にあれば、宇宙族なんて呼ばれる族議員が予算をぶんどりまくるだろう。それこそ国交省に火星にダムと高速道路と新幹線を造るんだとでも言わせれば兆円単位の予算がわき出て来る。
高速道路や新幹線は延々赤字を生み続けるが火星探査は終わればそれまでだからなぁ。いや違った、高速道路や新幹線は利益を生むんだったかな、国交省的には。

◆ 宇宙探査は経済効果が限られている点も予算が付きにくい原因であり、これは教育も同じ事だ。高速道路の需要予測は好きに作れても、教育の充実が日本経済を豊かにするなんて遠い未来の話はダメなんだろうなぁ。むしろ公務員に余暇を与えるためのゆとり教育の方向だもんなぁ。いや、宇宙探査と教育は直接的関係はないか。


寿命(7/7)
◆ 人間の寿命の話ではなく機会の寿命だ。不景気の為もあってか車にしても家電製品にしても継続利用年数は長くなっている。特に車に関しては買い換えが余り起きないまま今にいたり、その人たちが一斉にエコカーを求めた結果販売台数が増えたという見方がある。ものには寿命があるのでいつかは買い換えなければならないが、エコだ何だと叫ぶのならば買い換えない方が環境に優しい事が多い。
買い換えなければ環境には優しいが経済には厳しい。ここは難しい所で、そもそも消費は環境に良い影響は与えないが経済には良い影響を与える。
経済のためなら公害物質まき散らしても良いのかよと言うのは極端ではあるが、しかしそういう事なのだ。

◆ 横浜あたりだと公共交通機関の便もあって自家用車があった方が便利かも知れない。一度車生活に慣れると、ちょっと駅前まで行く時だって車になる。横浜周辺に出る時だって車になる。駐車場の都合に合わせて早く出かけたり、道路混雑の状況に合わせてゆっくり帰ってきたりする。しかしいったんそこから離れてしまうとなんと言う事はない。好きな時間に好きな所に出かけていける。雨の日とか暑い日だと出るのが嫌だなと思う事もあるが、でもそんな程度なのだ。運転手役のオトーさんも、運転業務をお休みして運転手付きのデカい車に乗っていける。210円かかるけど。

◆ 携帯電話を2年以上継続して使う人の割合は3割程度だそうで、発展途上のスマートフォンとなると2年に満たないサイクルで買い換えているという。どうせインセンティブプランに戻ったのだから端末の2年縛りなんてやめてしまえばいい。いや、実際には2年使う人が少ないから実質価格が実価格になる事はなく、つまり事業者が儲かる仕組みか。
2年以上使っても、2年以内に買い換えても損する仕組みなのだ。そして2年ごとにMNPで事業者を換えていくのが一番お得となる。

◆ 車の場合は低燃費車だ何だと言ったって買い換えてお得になるのはかなり走行距離の出る人だ。さすがにトヨタも最近は買い換えをエコだとは言わなくなったみたいで、消費者も簡単には騙されない。
ただ車の場合は趣味性もあるし、古くなれば故障などの確率も上がってくるので単純に燃費だけでは比較出来ない。ケータイの場合は車と違って買い換えないと損になる。上に書いたようにMNPで乗り換えれば端末が実質無料になり、更に数万円分の商品券やポイントが付いてくる。買い換えなければ何も得られない。買い換えれば総支払額が安くなると言うこの不思議。その差額分は買い換えない日とが払ってくれていると考えればいいし、または買い換えすぎている人が払ってくれているわけだ。

◆ 値段からするとiPhoneがお得かなと思う。機能的にはアレだけれど本体は安いしパケット代も安い。iPhoneが良いという人、iPhoneでも良いという人はお得な世界に足を突っ込んでみるべきだ。ドコモやSBMをお使いの人がauに乗り換えてFMCを活用すればもっとお得度が上がる。2年経ったら今度はNTT系にするとかすると又お得になるがKDDI程ではないかも知れない。いずれにしても何もしないでおとなしくしている人ほど損をする世界に逆戻りしたわけで、それを誘ったのはSBMなのだ。


UV(7/6)
◆ ヘルメットのシールドはポリカーボネートかそれを主体とした複合材で出来ていると思う。ポリカーボネートは380nmより短波長の領域の光は殆ど通さないので日焼けは防げる筈だ。でも最近日焼けしたかなと思うのである。昨年は日焼けを感じた事はなくて、シャツの襟の部分の形に合わせて日焼けはしたが顔は何とも無かった。メーカサイトを見ても紫外線透過率は1%程度となっている。いや、最初は紫外線非透過コーティングみたいなものでもあって、それが徐々に剥げてくるなどするのかなと思ったのだ。しかし素材自体が紫外線を吸収するのだから変質はしないと思う。では何故日焼けを感じるようになったのかは謎で、ただそう思っているだけなのかも知れない。私は昔から日光には弱く、日焼けして黒くなると言うよりは赤くなってそれが何日かすると引いていく体質だ。なので陽に当たると顔がほてったようになる訳で、それを感じた次第。

◆ シールドの濃さで可視光領域の透過率が変わるのは当たり前として、380nmから400nmの紫外領域の透過率も変わる事は変わる。しかしUVAの定義である315nm〜380nmではどれも透過率は1%以下であり、ならば日に焼けない。一方でUVカットコーティング付きのシールドなんてものもある。
UV透過率を測ってみればいいのだが高感度なUV計測器がない。以前に使っていたUV計は透過率が2割程度はないと真夏の日中でも表示値がゼロになってしまう。しかもあれ、一度は直したのに又壊れた。まあ相対値が分かればいいのでセンサだけを外して短絡電流を測るのも手ではあるが面倒だ。

◆ この夏はシールドを新調してみようと思っていて、これに関してはblogで報告する予定だ。
新調はUV対策という事ではなくて内側に小さな傷が付いてしまったからだ。たぶんヘルメットに何かを入れた時だと思うのだが、視界の上あたりにその小さな傷があるので気になるのだ。シールドも安いものではないので大切にしなくては。と、今になって思う。
外側はハードコートされているのか傷は付きにくい。
とは言っても跳ね石で出来たと思われる傷は何カ所かにある。走行中に石が当たると結構大きな音がして驚くが、傷は意外に小さい。音と言えばデカい虫は衝撃もあるなぁ。虫コーとされてしまうとウエットティッシュなどで拭かないと綺麗にならないし、なんと言っても気持ち悪い。冬場は虫も少ないのだが暖かくなるとヘルメットには当たる体には当たるで虫嫌いの私としては結構辛かったりする。

◆ 自転車乗りでも女性などは短いシールド?的なカバーの付いたヘルメットを装着している姿を見かける。
化粧によってのUVカット効果もあるだろうが、女性的にはより強力な紫外線対策が求められるという事か。
シールドはバイク用のように顔全体を覆うものではなく目の付近だけにかかっているような感じのものだ。紫外線のみではなく飛翔物からも目を守る効果も大きいだろうし、紫外線を見るといってはおかしな言い方だが紫外線が目に入ると体全体の色素が増えるみたいな話もあったので紫外線を目に入れない事も重要だ。自転車用サングラス、アイウエアは殆どがポリカーボネート製(自転車用ではなくても)なので紫外線透過率は低いはずだ。なおスポーツ用サングラスなどは上や横からの光線の侵入も防いでくれ、これは目の乾き防止にも効果がある。


V2H(7/5)
◆ 日産はリーフのバッテリを使って家庭用電力をまかなうシステムを実用化する。トヨタも実証実験的にプリウスPHVを利用した同様のシステムを開発した。
リーフは24kWhのバッテリ容量で、日産によれば2日分の電力がまかなえるとされる。東電による標準家庭の電力使用量は一日平均10kW/hだそうなので、まあ計算どおりかなと言う感じだ。但し電池切れまでバッテリを使ってしまうと夜間に充電するまでは車として動作させる事が出来なくなる。

◆ トヨタはプリウスPHVで4日分の電量をまかなえるとなっている。プリウスPHVは5.2kWhのバッテリしか搭載していないのに不思議だ。一日1kWhの使用を想定しているとすると東電や日産の言う電力消費量の1/10にしかならない。もしかすると電源供給能力が15Aまでとかだったりして。と思ったら、エンジンで発電して電力をまかなうようだ。確かにこれならガソリンの続く限り電力供給が可能にはなるが、相当高額な電気を作る事にもなる。またオープンスペース以外でのエンジンの連続稼働は排ガス中毒などの点からも推奨されないし、オープンスペースの場合は騒音の問題が少なからず発生する。しかも化石燃料を燃やして発電するのだから、夜間電力で充電したとしても電力がガソリンに変わる訳ではない。

◆ PHVの場合はバッテリ容量が小さいのでトヨタとしては致し方ない事なのだろう。ちなみにPHVをEVとして考えた場合、日中の電力でこれを充電するとハイブリッド走行時に比較して大きな得にはならないそうだ。やはり電気を使うのならばEVの方がお得と言う事になる。勿論航続距離その他の問題もあるので必ずしもエネルギ利用効率だけを考える事は出来ない。PHVやハイブリッド車推進派からするとEVとガソリン車のいいとこ取りをした車となる。EV推進派からするとPHVはどちら付かずの中途半端で車重と価格がデメリットだとなる。

◆ 車をバッファ代わりに使うのはメリットもある。家庭用のバッテリシステムはかなり高額であるのに対して、自動車ならばそれを使っていない時間の利用になるのでお得感も出てくる。サンデードライバーなどだと平日は車を使う機会も少ないだろうから、ならばという訳だ。これに太陽光発電を組み合わせればお得感も増える。売電利益を得たい向きは日中の電力を売る。冬場ならば電気を売って電気暖房を使わずに石油を燃やす。環境重視ならば自分で作った電力をためておいて夜間にもこれを使う。足りなくなったら深夜電力で充電する。

◆ エネファームなども活用して電力会社依存度を下げる手もあり、エネファームは発電効率が比較的高いので3段階料金まで行っている家庭であればコストメリットが出る。
ただし設備費用が償却出来るかというとこれは難しく、今後の電気代にもよるが温水の使い道がないとなかなかお得感が出せない。いつでも湯が使えるのは良い事ではあるのだが、湯の元となる水も消費するので水道代が上がる。ここは生活用水用の井戸を掘る以外にない。水道代負担の軽減と非常時の水確保の意味で井戸を掘りたいとする人が増えている。井戸を掘る専門の井戸屋さんに頼んでも今は数ヶ月待ちだそうだ。なお飲用としての井戸水を得る為には比較的深く掘った上で一定の検査2を受けなければならないが、それ以外であれば自由だ。なお自治体によっては大規模井戸の場合は届け出を必要とする場合がある。

◆ 電力価格が高い事でマンションなどでは高圧受電で安い電力を買って分配するシステムを取り入れたところがある。受変電設備が1千万円前後かかるそうだが、10年で元が取れるのだとか。


ゴミ(7/4)
◆ ゴミの出し方は難しいというか分別と認識の違いが厄介だ。たとえば弁当の容器など、最近では紙で出来ているものがある。紙の表面にビニルコートされたような感じで、切ったり燃やしたりしてみると確かに紙なのだ。しかし表面は防水印刷というかコートみたいな感じでプラスチック容器と見分けが付かない。これを紙だからと紙の日にゴミを出すと持って行ってくれない。燃やすゴミの日でも持って行かない。収集側は見た目重視での作業になるからで、プラスチックの日なら持って行く。

◆ ガラスや金属類などは段ボール箱などに入れて出せとなっている。これも振った時にガラスや金属っぽい音がする事が重要で、つまりは中身がすぐに分かるようにしないと持って行かない事がある。
紙パックも難しくて、裏面が金属ぽいコーティングされているものは燃やすゴミ、その他の牛乳パックなどは紙ゴミになる。これは表から見たのでは分からないので裏が見えるように出さないと燃えるゴミの日に持って行ってくれない。勿論持って行かないのは紙パックだけではなく、その紙パックが入った袋毎置いて行かれるので大変だ。横浜市では行政サービスの低下推進で燃やすゴミ収集日が週に2日しかないので夏場は腐る。では裏面の蒸着膜を剥がすとどうなるかだが、これだとたぶんはがした方もはがされた側も燃やすゴミになるんじゃないかなぁ。

◆ シュレッダーのカスはどうやら燃やすゴミにした方が収集率が良いようだ。紙ゴミの日に出すと持って行かない事があり、勿論燃やすゴミの時にも持って行かない事があるが持って行く確率が高い。
燃やすゴミの日に持って行かせるには他のゴミと混ぜてシュレッダーカスと分からないようにするとか、色々工夫が必要だ。紙ゴミは再生紙の原料として利用されるというのが建前なのだが、シュレッダーカスは容積を食うから集めるのが嫌なのだろうか。

◆ プラスチック容器は低質燃料にリサイクルされるというのが建前なのだが、実は燃やすゴミと一緒に燃やされていたりして。ゴミを燃やす燃料だからと。横浜ではプラスチックも燃やせる炉を大金かけて作ったとかで、プラスチックも過去には燃やしていた。いや、今も燃やしているのかも知れないが市はリサイクルしていると言い張る。
乾電池も金属材料としてリサイクルされるようだが二次電池やボタン電池は捨ててはいけない事になっている。ボタン電池も非金属材料系なら良いような気もするのだが判別が難しいのか。

◆ ゴミを出す時にはビニール袋に入れる事になっているのだが、そのビニール袋を分別する手間がかかりそうだ。地域によっては袋に入れずにゴミを出す所もあり、この方が合理的だと思う。
自転車にアルミ缶を山ほど積んでと言う人の姿を見かける事が減ったように思う。アルミ地金の価格はピーク時の半分程度だという事で、余り稼ぎにならないのかも知れない。一時期はアルミ缶集めのおじさんとゴミ収集事業者が熾烈な争いを繰り広げていた。ゴミは一体誰のものなのかみたいな話で取り合いが起こる。自治体は、ゴミは自治体のものだとして持ち去りを禁止したりゴミ収集車が来る時間より前に広報車的な?ゴミ監視車を走らせたりして、よほど儲かったんだろうなぁ。


TV(7/3)
◆ 昨年にも言われていた事だが今年も又TV局と電力需要のことが言われ始めている。TV放送には多くの電力を必要とするばかりかそれを見る受像器の電力もある。まあ観るのは自由なのでそこを制限する事は難しいものの、日中にTV局が輪番停波でも行えば視聴者側の意識も変わるのではないかと言うわけだ。
勿論放送局側がそんな事を考えるはずもない。昨年にしても24時間テレビだ27時間テレビだと放送を続けていたのである。

◆ 実際問題としてTV局の電力消費量は全企業平均でと言う比較をすると極端に多いわけではない。しかし人々に与える影響は大きいので、節電アピールにという意味合いもあろう。
停波賛成論者からは視聴率が低い日中に放送を行うのは無駄だとなる。電車でさえ間引き運転をしたというのに、電車と放送とどちらが大切なのかと。これもごもっともな意見だ。

◆ 娯楽の多様化によってTV番組自体に対する興味も薄れがちだ。何が何でも観たいと思わせるような番組は減ってきたのではないだろうか。録画が一般的になったのも一因で、その番組を観るためにTVの前に集まるなんて光景も少なくなっただろう。スポーツファンの人ならばスポーツ中継をリアルタイムで観たいと思うのは当たり前だが、野球もサッカーも盛り上がりが今ひとつという事もあってこれも従来ほどの視聴率が稼げない。

◆ 確かに観たい番組とか観てみたい番組はあるのだが、では絶対にそれを観なければならないかというとそうでもない。見逃したらそれで良いし録画してまでとも思わない。ドラマなどだと続き物なので観たい気持ちは強まるだろう。まあこれも定時録画をすればCMをすっ飛ばしながら観られるのでその方が効率的だみたいな話もある。私もこの意見には賛成で、見せ場の場面などの前後には大量のCMが突っ込まれているからだ。核心の画像に行く手前にCMがあり、その後核心の画像に行きそうな画が15秒位あり、そして又CMみたいな。CMを見せるための努力は認められるのだが、何事もやり過ぎは逆効果だ。CMも邪魔なものばかりではないのだから、単にCMの時間を増やすだけではなくうまく見せるような努力だって必要だ。

◆ 衛星放送などの有料放送も中々加入者が伸びない。
まあ今となっては無料で観る手も公開されちゃったので非正規視聴者数はそれなりに多いかも。方式決定までさんざんもめたモバイル放送はどうなったのだろう。5月初旬で3.5万加入という数字は出てきているが、これが多いのか少ないのか良く分からない。加入者目標数は100万だそうで、目標からすると達成率が悪いような気もする。一方でビデオストアは100万契約に達したそうで、この分野ではauも頑張っていて、au版はモバイル機器だけではなくPCでの視聴も可能なのかな。

◆ VODだと好きな時に好きな所から観られる。リアルタイム性が重要な番組もあるのでどちらが良いとは言えないし、移動体機器を対象とした放送なのだからリアルタイム性重視でと言う話もある。録画型のものはネットワーク経由ではなくメモリカードでも良いではないかと。そうは言ってもメモリカードにデータを入れてと言うのは面倒だろう。
転送速度に限りがあるので大容量のメモリカードをいっぱいにしようとすれば自ずと時間もかかる。


道路(7/2)
◆ 先日の雑記で様々な意見が寄せられた。新興住宅地などの道路は、そこが抜け道として利用されないように自動車が通過出来ないように設計されているというものだ。確かにその住宅街に関係のない自動車が沢山通れば安全は脅かされるし騒音問題などの公害も発生する。
ここで考えなければならないのはその道路が誰のものであるかだ。全くの私道であるならばその入り口にゲートを付けるなどして進入車を防ぐ事が出来る。しかし公道の場合はそうは行かない。

◆ およそ道路として使用されている場所は公道扱いになっている。所有権的には私道だけれど上下水道などを通すために使用権を無償で譲渡しているケースと、その道路の土地分を含む所有権ごと市区町村に譲渡する場合もある。前者は小規模な住宅地などに多く後者は大規模宅地に多い。
何故こうするかと言えば、上下水道などの問題もさることながら管理コストを税金から出させる事にある。公道ならば全てを自治体が面倒見てくれるが、私道となると補修や管理や街灯の電気代まで自分たちで見なければならない。
公団やマンション群などの場合は私道のまま残しているところもある。この場合は道路の管理は補修も全てマンション群が行う事になり、多くの場合は交通標識などもマンション群が設置する。このメリットは道路の廃止や拡幅などが自由に出来る事、マンションの建て替えや新規建設などの自由度も高い。
マンション群などでは住居戸数に対して道路面積が狭いので独自管理が実現可能で、この場合は当たり前だが道路に車を止めておいても(警察に)駐車違反には問われない。

◆ 開発時には私道であったものを公道にした場合は道路の管理は自治体に委ねられる。つまり税金が使われる事になるので管理の面からも公道になる訳だ。
公道なのだから全ての人の利便性が平等である必要があるのだが、そもそも私道として作られた或いはその住宅地の専用接続道路として作られた道なのでその住宅地に住む人以外には通りにくい道となる。
幹線道路の近くに住むのがイヤだという人も居れば広い道路のそばが便利で良いという人も居るだろう。
ゴミ処理場や公園や学校などの公共施設の建設に反対するなどする人も居るが、全てが自分の好きに出来る訳ではない。

◆ では住民の安全性などを守るにはどうしたらいいのか。通学路などに指定されている住宅街の道路では交通標識によって自動車の進入が禁止されるし、住民以外の通行を禁じている道路もある。これは法がそう定めた(警察署長の独断とも言う)ので、それに反対する合理的な理由があれば反対する事が出来る。
しかし非居住者の通り抜けを阻止するように設計された道路は、それが道路として有用に機能しようがしまいが改善する事は出来ない。そんな道路を何故公道にしてしまうのかが一番の問題で、役に立たない道路は市道にしませんよと決まりを作れば、宅地開発業者は公道になり得る道路を作るに違いない。(位置指定道路の基準はある)

◆ この道路は一体誰のものであり誰のために存在するのか論は昨今の自転車規制でも言われている。自動車は重量税や自動車税を払っているというのなら、道路は全て自動車専用なのかという訳だ。重量税で造られた道路だけが自動車の通れる道路で、それ以外の道路は自動車は通るなと出来るのならばクリアだがそうは行かない。少なくとも公道であれば利便性は効率を考えて作られるべきであり、居住者の為の道路として運用するならば完全私道化などで居住者自身がコストを負担すべきではないかと思うのだがどうだろうか。


政権(7/1)
◆ 民主党の駄目さ加減というか嘘つき加減は過去にも書いている。正確には民主党政権ではなく財務省政権になったから財務省主導で全てが動いているとも言えるだろう。ダム工事再開、新幹線、高速道路、そして増税だ。増税すると予算が増えるので色々使わないといけない。なので無駄事業だと言われてそれを中止して置く訳には行かないのだろう。ちなみに道路会社の借金は30兆円以上あるそうで、そこに又1兆円近く借金を増やして高速道路延長距離を増やすのだそうだ。なお道路や鉄道は作りっぱなしとは行かずに毎年赤字を積み重ねていく事になる。

◆ いやいや野田さんは政府の財務状況改善、福祉充実のために増税すると言っているではないか。それはアレだ、民主党が政権を取る前に何と言っていたか、そして今何をやろうとしているかのようなものだ。
増税前には福祉充実だ何だというのだが、増税が決まった後にそれが何に使われるのかなど誰も知らない。
霞ヶ関系の会合というか何というかでも予算が余る事は少なくない。過剰要求するから使い切れなくなるのだが予算規模を減らすと仕事をしていないと見られるとかでどんどん金額を上げる。すると保留や繰越金が増えてしまうので、みんなでカネの使い道を考える。調査名目でファミリー企業にカネを流すとか、身内しか来ないような説明会というかパーティーみたいなものを開いてみるとか、苦労がある。
そんな苦労して税金を消費する社会が普通だという、それが私には疑問なのだが公務員にとっては普通の事だ。たぶんそんな公務員の中にいたら無駄遣いが普通の感覚になってしまうだろう。あ、公務員はそれを無駄遣いだと思わないのであしからず。

◆ 公共工事が景気を回復させる論もある。高速道路や新幹線をどんどん作る訳だが、それって何十年か前に終わっていると思う。成長期にあっては利便性の追求が産業を後押しするのだが、今となっては必要なものを作っているのではなく単に金を使うために不要なものに手を出しているに過ぎないからだ。これは自民党時代にさんざんやっていたが景気が回復した風ではない。しかし官僚的にはこれで良い。予算を使いさえすればいい事で国の将来を考えるのが仕事ではないからだ。予算要求とはそんなもので、民間企業であれば売り上げや利益の概念が必ずあるのだが官僚の場合は金は沸いてくるものであって自分で稼ぐものではないからだ。

◆ 某誌によれば野田総理が財務省の操り人形であり続ければ安泰だという。財務省に逆らわなければその代わり総理の椅子に長く座らせておいてやるよと言う事で、討論資料なども各官庁が作るので財務省が手を回すと言う事かな。で、キレのある質問が出来なくなった片山さつき議員は芸人追求に走ったりしたとか。
財務省と言えば投資銀行であり東電につながっている。昨年の事故当時東電株価が急落した際に、野田氏(当時は財務大臣)は東電の株価維持に尽力したとされる。各官僚などにも東電の株価が下がるような発言はしないで欲しいと要請したそうだ。野田氏は財務省のマインドコントロール下にあるとまで言われているが、もしかしたら財務大臣時代に既にそんな状態だったのではないのか。財務省的には自分たちの思い通りになる人間を作り上げた上で、その人間を総理にまで仕立て上げたと言えるかも知れない。
ようするに総理を一匹養殖したのである。