過去の雑記置き場


Zookal(4/1)
ゴミ問題(4/2)
時代背景(4/3)
働く人(4/4)
MVNO(4/5)
楽じゃない(4/6)
消費税(4/7)
燃油サーチャージ(4/8)
gooメール(4/9)
眼鏡(4/10)
夏モデル(4/11)
ランエボ(4/12)
原付(4/13)
充電(4/14)
充電(2)(4/15)
寄せる(1)(4/16)
寄せる(2)(4/17)
低周波治療器(4/18)
プリモトルテ(4/19)
SEO(4/20)
バッテリ(4/21)
個人ショップ(4/22)
営業行為(4/23)
空気清浄機(4/24)
デジカメ(4/25)
EOS X(4/26)
EOS X(2)(4/27)
高倍率ズーム(4/28)
カビ(4/29)
ソフトウエア(4/30)


ソフトウエア(4/30)
◆ EOS UtilitiesはEOSに付属してくるソフトなのだがダウンロードは出来ない。アップデートファイルは公開されているが元ネタがないと(普通は)アップデート出来ない事になっている。普通ではない方法で突っ込む事は出来るらしいのだが試しては居ない。
最初に購入したEOS Xにはソフトが付属していなかったので使えなかったのだが、2台目の方は化粧箱も取説も付属していたので使ってみる事が出来た。

◆ EOS XをUSBケーブルで接続してEOSの電源を入れると設定やリモートでの写真撮影が可能になる。そういえば北朝鮮の無人偵察機もキヤノンの一眼レフを積んでいたんだったかな。といってもUSBでシャッタコントロールしていたかどうかは不明だ。リモートでシャッタを切ると画像がUSB経由で転送されてくる。Jpegならば良いがRAWだと少し時間がかかる。EOS Xは動画撮影機能がないのでファインダ画像を見る事は出来ない。

◆ リモートレリーズは別売り品を買えば赤外線経由で行える。だが無人で野鳥を撮る方などはPCのHDDにたっぷり画像を蓄積したいという理由でUSB接続するのだとか。
ただUSB接続だとタイムラグが少しある。EOS6DなどではWiFiインタフェースがあるので線を接続することなくリモートレリーズが使える。ちなみに制御アプリはiOS,Android用ともに存在している。
余談ではあるが野鳥を撮る場合は木の枝などにセンサを取り付けて、そこに鳥が来たらシャッタが切れる仕組みを使うらしい。USBカメラと動画検出ソフトならばワイヤレスでセンシング出来そうだ。だったら動画で撮っておけばいいと思うのだが、鳥が来るまで、その鳥が気に入ったポーズで飛び立つまでには相当の時間がかかるという。なので全部動画でとなるとその容量が大変だしFHDでは解像度が不足なのかも。

◆ EOS Xの設定変更は、EOSX本体のボタンで行う事がマウスクリック等で出来るようになっている。スマートフォンの設定程の項目があれば面倒だが、デジカメの設定は大変ではない。利用者名登録が可能だが、これはカメラ本体では出来ないのかも。画像取り込みやRAW現像ソフトとの連携もこのユーティリティから行える。
さほどファイルサイズも大きくはないのでインストールもアンインストールも軽い。これがアドビ製の云々となったらかなり重い。

◆ EOS XはCFカードインタフェースであり、これ以降のモデルはSDカードになっている。CFをSDに変換するカードも売られているが意外と高かったりする。その値段を出すなら素直にCFカードを買った方が良いかもしれない。
SDカードのインタフェースが遅いのか変換アダプタが遅いのかは分からないのだが、メディアのテストでは高速CFカードを使った場合との書き込み時間比は2倍から3倍程にもなったという。細かな事ではあるが変換アダプタだって電力を消費するだろう。

◆ EOS Xは高速型のCFカードも使えるが初代EOSはノーマル速度(サンディスクで言う高速版)の8GBが最高だったかな。EOS X以降は超高速タイプ(エクストリーム)やエクストリームプロが使えるようになる。だが初代EOSの場合はCFの書き込み速度よりもカメラのデータ転送速度の方が遅いので高速版の意味はない。初代EOSでSDカードが使えるかどうかは分からないが、使えるとすれば速度的な問題は見えてこないだろう。SDカードが使えれば、もしかするとSDカード型のWiFiアダプタも使えるかも。以前にこの手のアダプタを試してみようかと思った事もあったのだが、使い勝手的な事などもあって試すに至らなかった。


カビ(4/29)
◆ カメラ関連の話題が続くが、中古のレンズなどを見ているとカビが生えていたり埃が混入したものを見かける。確かに完全密閉ではないのでカビの胞子が入り込むのかも知れないが、私自身レンズにカビを生やした事はない。皮革製のケースに入れておくとカビが生えるとか、カビの付いたレンズと一緒に保管したら増殖したとも聞く。
カビの胞子の大きさは10μm程度だそうなので隙間から簡単に入り込む事は出来るが、カビの胞子が歩いて入ってくるわけではあるまい。

◆ カビはレンズ面だけに付くのだろうか。鏡胴というのかな、筒の部分にも生えるのか。カビは何を食って増殖するのだろう。聞く所によれば炭酸ガスをエネルギ源にするヤツも居るそうなのでケイ素がカビに食われているわけでもなさそうだ。と思ったらガラスを食うヤツが居るとか、いやいやそうではなくレンズ内の有機物が栄養源なのだとかとも言われる。
このあたりはカビを科学している専門家に聞かないとハッキリした事は分からない。

◆ レンズの曇りは想像出来る。結露が起こればレンズ表面に水滴が付着し、それが蒸発した後には不純物が残る。まあ不純物が入ってくるのだからカビはそれを食うか。車のヘッドライトだって曇るのだからレンズだって曇るし曇りの原因は水分だけとは限らない。
ウチにある最も古いレンズは25年位経過していると思われるのだが、LED懐中電灯のビームで照らしてみるとわずかに曇りのような感じが見られた。

◆ 以前レンズをバラした事があったのだがグリスのようなものが薄く塗られたピッチの細かいネジで、そこに大きな隙間は無いように思えた。だがそれはあくまでも人間の大きさを基準にした見方であってμm単位の小さな奴らにしてみれば穴だらけなのだろう。
バラしたレンズは再び組み立てたがフォーカスリングの動きがシブくなってしまった。
バラしたのは単焦点の純メカニカルレンズだったのだが、これがズームでAF対応となれば構造はもっと複雑になるに違いない。

◆ キヤノンの一部レンズはレンズ内部のフレキシブル基板が断線してAFが効かなくなるそうだ。分解してそこを接続し直せば元通りになるのだが、それこそ作業中にゴミが入りそうな気がする。
断線の原因は構造の欠陥のようで、ギリギリに詰めているので可動部分に余裕が無くストレスで切れてしまう。巷では修理キットと称してフレキのみを売っている所もある。フレキを買ってこなくても細い線で断線部分をつなげば復活する。

◆ ヤフオクでAF不動のものがそこそこの値段で取引されるのは修理法が確立されているからであり、修理して完動品として出品すれば利ざやが稼げる。
中古で購入したEOS Xに付属していたタムロンのズーム、レンズ単体ではそこそこの値が付いている。このカメラはレンズとセットでスタート価格が高かったためかうまい具合に残っていたのだ。なので結果としては安く買えた事になる。実はこのEOS Xは知人に譲られていく事になった。液晶面も研磨の甲斐あってかなり綺麗で本体も綺麗、レンズも綺麗な品物だ。

◆ で、自分用は又買えばいいやと思ったら意外と高い。
レンズと本体の同じ組み合わせをバラで買うと結構な値段になるので悔しい。どうせ買うならX3あたりと思ったが、玉数が少ない為もあって割高感たっぷりだ。
そんなわけで最初と同じくEOS Xを、結局割高ではあったがカメラボディのみを落札した。
最初に落札したEOS Xはファームをバージョンアップして知人の所に送られていった。今頃480mm(35mmフィルム換算で300mm)の世界を楽しんでいるかも知れない。


高倍率ズーム(4/28)
◆ 以前に高倍率ズーム(ズーム比)レンズ搭載デジカメの話を書いた。ズーム比50倍以上という凄いレンズが付いている。50倍とは行かなくても30倍くらいのものならば色々なモデルがある。ズーム比を小さくした代わりに全域でF2.8とかF3.0としたレンズを搭載したモデルもある。
一方で一眼レフ用となるとサードパーティ製で15倍くらいのズーム比のものがある程度だ。

◆ カメラ一体設計の場合はレンズ特性に合わせた画像処理でレンズの欠点をある程度カバー出来る。色収差の補正は難しそうな気がするがPanasonicのヴィーナスエンジンIIIでは歪曲収差と色収差の双方の補正量を増大させてレンズ設計を楽にしたとある。他にも感度を稼ぐ為に隣の画素の情報を使う(解像度は落ちる)など、様々な工夫がされている。色収差や歪曲収差の補正にはそれなりの計算量が必要で、ソフトウエアのみで行うには荷が重い。しかし周辺の光量落ちなどであれば簡単に補正が出来るしコントラストの低下もある程度までならばさほど不自然ではなく補正が出来る。
このように一体型の場合はレンズの設定も撮像素子の設定も全部が制御出来るので色々細工がし易い。

◆ 多くのデジカメではこれら補正は画像をメモリに格納する前に行われるので電子ビューファインダや液晶画面で見た時には補正がかかっていない。EVFで見ると色収差がハッキリなのに写した写真は綺麗なんだよね、みたいな感じだ。もしかしたらリアルタイム補正が出来るカメラがあるのかも知れないし動画札絵卯を考えると今時のカメラは専用エンジンでガンガン補正みたいな所かも。演算速度が早くないと追従性が悪化しそうな感じで、それこそiPhone4sのカメラみたいになってしまう。まあ全部を補正しないでファインダ解像度で補正するという手もあるが、そのファインダが高解像度だったらやっぱり遅いか。

◆ 勿論一眼レフでもレンズ内にプロファイルを持っておいて、それに従って画像処理エンジンが頑張る事は出来るし一部機種では純正のいくつかのレンズに対しては補正が働く。しかし、おそらくそれは好まれない。
味付けを作るのではなく元から良いものを作れよと言われるに違いない。薄味の料理に塩を振る事は出来るが、塩味が濃すぎたからとレモンを振りかけても元の味には戻らない。もちろん写真としての出来上がりを見る限りにおいて、それが作られたものなのかどうかは(普通に見ているだけだと)分からないと思う。

◆ スマートフォン用のアプリで深度を出すような処理を加えて背景をぼかすものがある。これは明らかに後処理がバレバレなのだが、近距離撮影物を焦点位置を変えながら複数枚の写真を撮ってそれぞれで違ったボケ味にする処理ならば誤魔化せ度は高くなる。
静止物撮影限定になるが、例えば近距離から無限遠までを1秒でリニアに移動するカメラユニットを作る。
1秒間に60枚の写真を撮れば焦点位置を合わせる作業は不要で、あとからピントの合っている写真を取り出せばいい。こうした複数枚の写真があれば位置ごとにボカしていく処理も出来そうだ。

◆ レンズの解像度と明るさはどうにもならない。輪郭強調した所で解像度が上がる訳ではない。それっぽく見せる処理は出来るかも知れないが不自然さが増すだろう。超解像ディジタルズームみたいな感じかも。
なのでどうでも良いようなレンズでちゃんとした写真は撮れないのだが、収差を妥協して明るさを優先するような設計は可能になる。この辺りがレンズ設計の自由度を増し、低価格ながらも明るくてズーム比の大きなレンズを搭載した一体型デジカメを実現させている。


EOS X(2)(4/27)
◆ 昨日の続きである。撮影した画像の中央部だけを切り抜いたのが昨日もリンクしたこれだ。
見所は2点、手前にある電線のぼけ具合とビルに書かれた文字の解像度だ。両レンズともに絞りは解放で撮っている。解放F値はキヤノンが5.6でタムロンが6.3だ。
これは中央部付近を等倍にしたものだが、周辺部はもう少し残念な画となってしまう。コントラストも多少落ちるので曇天をバックに薄い色の花を狙うとフォーカスが合いにくかったりする。でも高倍率ズームでそこそこ小型(300mm側は長く伸びる)な事を考えるとこんなものかなと思う。私自身は高倍率ズームに興味があったので結構満足、満足とは違うけれど面白いなと思っている。
ここまでの倍率ではない、5倍前後のレンズはどんなものだろうとも思う。もちろん倍率のみでレンズは語れないのは十分承知している。

◆ ただ解放F値が大きい(暗い)のは少し使いにくい。曇天のこの日も解放絞りで1/800秒程度(ISO800)のシャッタ速度であり手持ち撮影はちょっと厳しい気がした。
撮像素子がAPS-Cサイズなので300mmの焦点距離は約480mmとなる。ピクセル等倍で見なければぶれも気にならないが、こうした比較となるとボケなのかブレなのか分からないみたいな感じになってしまう。
このレンズの広角側は少し周辺が暗いかなと思わないでもないが、これも又こんなものだろう。
質量は550g程度だったと思うので結構重い。というか現在のレンズが軽くなったから余計にそう思う訳で、鏡筒がプラスチックで出来た現在のレンズとは違う。

◆ 解放F値とは焦点距離を有効口径で割った数値だ。例えばタムロンの28mm-300mmは28mm側がF3.5なので有効口径は8mmとなる。望遠側では同約48mmだ。何でレンズの物理サイズが変わらないのに有効口径が変わるんだよと思う人が… いないか。
有効口径とは無限遠の光がどの位レンズに入ってくるかを表しているので、焦点距離が長くなるほど(無限遠の)光が集まって入ってくる。何かの被写体を撮った時に望遠だったらその被写体が画像の全てになるが広角だと被写体は小さくなる。つまり被写体からの光は画像の一部になる訳だ。
解放F値は計算値であり、実際にはレンズの反射や透過率も問題になる。最近ではスマートフォン内蔵カメラのレンズの明るさをカタログに謳う傾向があるが、個人的には明るさを謳う前にやる事があるだろうと思う。

◆ 大きさと重さに関して、Kissシリーズでも年代で重くなったり軽量化されたりしている。初代は560gで400gを切るモデルもあるが平均的には500g前後だろうか。スマートフォンを3つ持っているのと同じくらいというと軽く感じるが、カメラだけで写真は撮れず下手をするとカメラよりも重いレンズが必要なのだ。
サイズはミラーレス機を見て分かるようにフィルムという物理サイズの制限が無いデジカメは小型化を進める事が出来る。ただカメラ本体はある程度大きさが無いと手持ち安定性が確保出来ない。EOS Xとタムロンズームでも、望遠側にすると重心はレンズ部分になる。  

◆ EOS Xは3代目でありコンパクトフラッシュを使う最後のモデルではなかっただろうか。アクセス速度的にはCFなのかも知れないがメディアのコストを考えるとSDの方がが良い。サイズも小さいのでその分バッテリを大きくするなども出来る。
バッテリと言えばEOS Xから共通バッテリになったのかな。
初代に比較するとバッテリが小さくなったなとは思うが他にキヤノンのカメラを使っていないのでバッテリが共通か否かはよく分からない。


EOS X(4/26)
◆ この高倍率ズームレンズはキヤノン純正100-300mmのLレンズと比較でもしてみよう。
望遠ズームだと100-300mmの他に100-200mmも持っている。
標準ズームだと35-105mmとかカメラに付いてきたのが18-55mmだったかな。なのでタムロンの28-300mmは標準から望遠側(焦点距離が35mm換算なのでEOSでは広角にはならない)をカバーするズームと言える。同じ倍率でも最近のモデルは画質も向上したようだが、この時代のものはどうなのか。明るさ的にも多少厳しいものがあるのだが、デジカメ時代になってISO感度を容易に上げられる事からも使いやすくなった。

◆ 一般的なレンズでは絞り値が中間くらいでもっとも解像度が上がる。絞っていくと又解像度が低下し、その割合は開放絞りの時以上になるレンズもある。
EOS Xは画素数が1000万になった。これまで使っていたものが600万画素だ。といっても画素数拡大はレンズのアラが見えるだけだという人も居る。それなりのレンズを使えば高解像度が活かせるが、カメラに付属してくるレンズなどでは違いはないと。それでも安価なカメラ付属レンズである18-55mmはマトモな部類ではないかと思う。
EOSでも感度を上げるとノイズが増えてきたわけでEOSXは画素サイズが小さいのでノイズも多いのだろうか。
二代目EOSであるEOS Nより実質感度が下がったとの話もあるのだが、このあたりは厳密な比較でもしないと分からない。

◆ これが最新モデルであれば比較記事も面白いのだが、凄く古いモデルとそこそこ古いモデルの比較では面白みもないか。ノイズに関してはEOSもEOS Xも同じようにISO400相当までであれば許容出来る。800を超えるとざわざわしてくるのだが、そのざらざら周波数はEOS Xの方が低い感じがする。
ピクセル等倍までかんたんに拡大出来てしまうディジタル写真の場合はレンズのアラが目立つわけで、画素数の増えたEOS Xで見ればそれなりにレンズのボロさが目立ってくる。
こうして人々は良いレンズを買いに走るのだろうなと思ったりする。

◆ レンズ交換式のカメラならばレンズの買い換えで不満解消と行けるのだが、交換出来ないとカメラごと嫌いになってしまう。先日は高倍率ズームレンズ搭載カメラの話を書いた訳で、確かに高倍率ズームがあればレンズの交換など必要がない気にもなる。しかし実際には人間の欲は無限であって、収差がどうだ解像度がといい始めると不満か諦めかに行き着いてしまう。その点でレンズ交換式であれば、それこそカメラ本体よりずっと高額なレンズだって"これ下さい"というだけで手に入るのだ。

◆ EOS Xはまだ余り使ってはいないのだが基本的には初代EOS Kiss Digital同様な感じだ。ソフトウエア的に便利になっていたりUSB端子が付いていたりして使い勝手全般は良い。JpegとRAWの同時記録も出来るようになっている。
動画撮影が可能になったのはもっと後のモデルからだし、といってもデジカメで動画を撮る機会など滅多にないから私にとってはどうでも良い仕様だったりする。

◆ タムロンの28mm-300mmのズームと画質の比較をしてみた。曇天だったので色収差やにじみは免れた感じだ。
タムロンのお相手をするのはキヤノンの100mm-300mmのLレンズである。最近のディジタル対応を謳うレンズ群に比較すると少々不利なのかも知れない。300mm側いっぱいで比較すると少し画角が違う。
明るさが違うのはちょっと謎なのだが、確かに違う。これは明るさそのものと言うよりも周辺の光量落ちの問題か。
手持ちで撮影したのでシャッタ速度を上げるためにISO800に設定したのでノイズが多い。このあたりはご勘弁頂きたい。
続く…


デジカメ(4/25)
◆ ディジタル一眼レフは初代EOSKiss Digitalを使っている。たった600万画素なのだが画素数だけを誇るスマートフォン内蔵カメラやコンパクトデジカメよりもずっと写りが良い。そのバッテリを買い換えたという話は少し前に書いたとおりだ。純正バッテリの価格で安いデジカメが買えてしまう位で、結局はサードパーティ製を買った。現在使っているのは初代EOS KissDigirtalで特に不満な点もないのだが、最近のモデルに比較すれば全ての動作が遅い。起動までも2秒くらいかかるしCFへの画像転送も遅い。

◆ なんて事を思いながらヤフオクを見ていたらジャンクのEOSが出品されていた。どの程度のジャンクなのかは想像が出来ないのだが、もしかしたら直せるかもと思った。が、その出品者は他にも相当数のカメラやレンズを出品しており、その人がジャンクだというのだからジャンクなんだろうなと思って手を出さなかった。
ちなみにこの出品者は以前にblogで触れた転売屋ではないと思う。
それが何となくのきっかけになったのだが、キヤノンのデジカメ、EOSシリーズって一体どんなモデルがあったのだろうかと調べたりしていた。
KissシリーズでもN→X→X2→F→X3→X4→X5→X50→X6i→X7i→X7と変化している。初代EOSが2003年発売、今から10年以上前の話だ。

◆ ヤフオクを見てみるとX辺りの出品物が多いように思えた。X3より新しいものはそこそこの価格が付いている感じで、だったら現行モデルの新品を買っても良いのかなと、勿論価格はかなり違うのだが気分的にはそう思えた。
X2辺りのレンズ付き中古を考えるとミラーレス一眼も視野に入っては来るのだが、こちらは余り興味はない。
そんな感じでたまに相場を眺めていたが、EOSKiss Digital X(長ったらしいので以降 EOS X)がレンズ付きで出ていた。
EOS Xは2006年発売のモデルなのでそこそこ古いのだがFの発売時までX2と併売されていた事もあって玉数が多い。

◆ 価格的には程度により様々なのだがボディのみで1万円前後で落札されている。面白いのは1円スタートで出ているものが1万円以上まで行ったりしているのに、9千円で出ているものには入札がないとか。程度は同じように見えるのに不思議だなと思った。この1円スタート品は件の転売屋の可能性が高いので私は敬遠していた。
そのレンズ付きは1.3万円ほどで即決価格が付いていた。
スタートは1万円だったかな。レンズ付きでこの価格なら良いかなとウォッチリストに入れておいたら、翌日には即決価格に接近する入札がされていた。で、思わずポチッと落札したのである。

◆ ボディ本体はかなり綺麗なのだが商品説明にあったように液晶面には傷があった。傷と言うよりも曇りのような感じで細かな傷が沢山付いている。液晶面だけに付いているのでカメラケースの中でそこだけが何かに当たったとか、そんな感じなのだろう。
液晶バックライトが点灯している時には気にならないが、消灯時には傷が見えるのでアクリル磨きで拭いてみた。
が、傷は消えなかった。で、次は金属磨きを電動ポリッシャに付けて研磨してみた。ら、そこそこ傷が消える。
なので液晶面以外をマスキングして本格的に磨いたら新品同様とは行かないがかなり綺麗になった。

◆ 付いていたレンズはTAMRONの高倍率もので、実はこの高倍率ズームにもちょっぴり興味があったのである。さすがに画質はアレなのかなとは思うのだが、どの位アレなのか見てみたかったのだ。サイズは大きめで重いのだがそれは最近のレンズに比較してと言う話であり、フィルム時代のEOSレンズ、35mm-105mmなどと比較してもそう重い感じはしない。
続く…


空気清浄機(4/24)
◆ ネコ部屋の埃や臭い対策に空気清浄機を使っている。
購入したのはずいぶん前で、フィルタ寿命の長さからPanasonicの電気集塵タイプを選択した。
フィルタの交換時期は3年であり、当時のフィルタ集塵式の数倍の寿命だった。同一形式の兄弟機種では5年寿命を誇る機種もあった。今でこそ5年あるいは10年のフィルタ寿命が当然のようにもなっているが、当時は3年でも長寿命だった。もちろん使用環境によってフィルタの寿命は変化する。以前はいわゆるネコ砂を使っていたので細かな砂の奮迅みたいなものがフィルタに沢山付着した。集塵フィルタの手前にはエアコンに付いているような目の粗いフィルタも付いているのだが、ネコ砂の粉じんはそれを通り抜ける。

◆ 空気清浄機の構造は、まず最初に目の粗いフィルタ、次に電気集塵ユニット、セディメント、カーボンフィルタという順になっている。カーボンフィルタは電気集塵部で発生したオゾンを吸着する役目も担っているのではないだろうか。ネコ砂を使っていた時には電気集塵ユニットも粉だらけになっていたしセディメントフィルタも粉だらけだった。これはたまに掃除機で吸い取り、電気集塵部は水洗いしていた。
その後ネコ砂をやめてセラミックボールのタイプにした事によって砂汚れは激減した。これはまさに激減で空気清浄機の汚れも全く違う。もちろんセラミックボールからも粉は出るのだが、普通の鉱物系ネコ砂に比較すると相当な違いがある。このセラミックボールタイプは寿命が長いのも良い所だ。鉱物系ネコ砂は尿で固まってそれを捨てるのだが、セラミックタイプは急速な吸湿が起きないので尿は全て吸湿シートに流れるのである。

◆ 臭いは電気集塵部のオゾンで相当分解されるはずだ。
残りはカーボンに吸着されるのだろう。カーボン吸着というとカーボンの寿命はどうなのかと思うのだが、トイレのカーボン式脱臭器にしても相当な期間交換しなくて良いという事なのでそれなりに寿命は長いのだと思う。
ちなみにこの空気清浄機のフィルタ部にはそこそこの量のカーボンが入っているようで、重さの多くはそのカーボンなのではないかと思う程だ。
使い古したフィルタからカーボンを取り出して加熱すると、それまでに吸着した臭いが吐き出されてくるような気がする。

◆ 先日そのフィルタを交換した。空気清浄機はまだまだ寿命は迎えていないのだが、製造中止から年月が経っている事もあるのでフィルタの入手性が悪くなるのではないかと思ったのだ。
電気集塵タイプなのでフィルタもそう高額なものではない。以前はフィルタ集塵オンリーのシャープ製も使っていたのだが、コイツはフィルタの寿命は短いし交換用フィルタは高いしで本体コストの安さはランニングコストですぐに埋められてしまった。故障の多さもシャープだからと言うわけでもないのだろうが、あんな簡単な制御器をどうやったら低信頼性で作れるのか疑問に思ったものだ。

◆ 最近ではPM2.5対策とかで空気清浄機が売れているらしい。花粉症の人ならば花粉対策にも空気清浄機が必要だと思う。空気清浄機付きのエアコンははやらなかった感じがするが、空気清浄機に加湿器をつけたものはよく売れる。水というか霧状のもので埃を流すような集塵機もあるので加湿器と集塵機は相性が良いと言える。加湿器を使わない期間には花粉が飛び、花粉が飛ばない時期には加湿器として使えれば一年中役に立つ事になる。


営業行為(4/23)
◆ 以前にF&Fに対してTV出演の話をフジテレビ系の韓国人営業マンが話を持ってきた事は書いた。F&Fに対しては特定電子メール法に基づく宣伝メールの送信を禁止している。なのだが、そんな事は関係無しに様々な宣伝メールが舞い込んでくる。
会社のページともなれば、その企業がホームページ制作会社であったとしても「うちでホームページを作りませんか」などとトンチンカンな事を言ってくる。

◆ プリモトルテでは問い合わせ先を記述する際に、SEO業者やホームページ制作会社などからの連絡を禁止する旨を書いた。SEO業者やホームページ系の業者が最も悪質だと思ったからなのだが、電話をしてきたのは更にあくどい楽天だった。
あるときプリモトルテの人間から、楽天から電話があったのですがどうしたらいいでしょうと言われた。
楽天の担当者は「綺麗にまとまったショップページなので、楽天に出品されればきっと大きな売り上げアップにつながりますよ」と言ってきたらしい。確かにヤフーショッピングよりは楽天の方が売り上げが上がるに違いないから間違ってはいないのだが、問い合わせ先に関する記述を読んでいない事からもショップページをちゃんと見たとは思えない。

◆ なのでそんな時には「問い合わせに関する注意はご覧頂けましたか?日本語でしか書いていないのですが。
(楽天は英語らしいので)」と言ってやればいいと伝えておいた。しかしいったん楽天に目をつけられると相当しつこいと思う。それこそ業務妨害に等しい程頻繁に、出店しろ出店しろ出店しろと言ってくるはずだ。
まあプリモトルテ担当は顧客サポート用には携帯電話を使っているので指定番号拒否でもすればいいか。
そういえば指定番号拒否をしたら個人のケータイからかけてきたという所があった。確かその企業はガリバーとか名乗ったかな。

◆ 家財保険か何かの会社もしつこかった。なので、ここも指定番号拒否をした。さすがに他の番号を使ってかけてくるような事はされなかったが、自分が嫌われている事が分からないのだろうか。こちらが思わせぶりな態度でもしているのなら別だが、ハッキリと断っているのだから諦めて頂きたい。ストーカの素質十分な気がする。
最近はめっきり減ったがNTT系やKDDI系の電話営業も凄かったのを思い出す。

◆ 楽天は出展案内を郵送すると言ったらしい。さらにその後出店しろしろメールを送りつけてきたし、こちらのメールアドレスをメルマガ購読者に勝手に登録した。楽天市場出店コンサルタントの田○ 恵、キミが違法行為を行った張本人なんだよ。通常出店のみならず、卸売りやメーカが出店するB2Bにまで出店しろだと?やっている事がメチャクチャである。
楽天はヤフーショッピングの無料化に対して静観を決めている風だったのだが、売り上げ増に悩みテナント料が重くのしかかる底辺ショップの移動を促す結果になったようだ。
楽天的にはこうした底辺ショップこそ金づるで、それは広告やメルマガ発行にカネを使ってくれるからなのだ。

◆ ヤフー側はそんなショップを狙うかのように、楽天の商品データをヤフー用に変換するツールを提供している。
一日に変換出来る点数には制限があるが、その制限内であれば無料で使う事が出来る。ヤフーでも広告枠売りのメールは来るが楽天程のしつこさはない感じがしている。
ヤフーの場合は月額費用がかからないのでショップはその分広告費などを使うのかも知れない。
検索ページの表示権を獲得するだけで売り上げは違ってくるし、広告は2週間から4週間の寿命なのと枠数が決まっているので競争も起きる。


個人ショップ(4/22)
◆ ヤフーショッピングで個人が簡単に出店出来るようになった。いくつかのお店を見てみたがレイアウトがほぼ同様なので個人出展者向けには簡易レイアウト版しか提供されていないのかも知れない。
ただこれが見にくいかと言えばそうでもなくて、ゴチャゴチャとバナー貼りまくりの法人店よりも見やすかったりする。

◆ 気合いの入っている人だと何十点もの商品を登録しているが、ほんの数点趣味のものだけを売っている方も居る。個人ショップに関しては特商法規定による表示義務がないのか、表示はされていない。
全てのカテゴリを見た訳ではないのだが、ケータイやスマートフォンのアクセサリショップでは個人のお店が100件以上ある。集客の為の目玉という事もあるのだろうが液晶保護フィルムが10円とか、お買い得品もあった。ケータイ関係を得意としている人が多いのか仕入れが簡単なのか、中華モバイルバッテリなども結構売られている。価格が安いのかどうかは分からないけど。
コストコの名の付いた個人ショップがあった。あのコストコ(コストコホールセール)とは関係ないよとショップ紹介にはあったがクレーム対象な気がする。商業形態としては注文のあったものをコストコで買ってきて送るというものだ。

◆ 個人ショップで扱われているものは企業ショップでも扱っていると思うのだが、サイト自体がゴチャゴチャしていなくて見やすいので何点かの面白いものも発見出来た。
オリジナルデザインのシールを売っているお店があった。子供などはシール好きなので可愛いものがあれば欲しがりそうだ。デザインする能力さえあればあとはPCとカッティングマシンがシールを量産してくれる。他にオリジナル印刷の封筒なども売られていた。

◆ 手作りの洋服などを売っているショップもあるが洋服は手作りすると結構高額になってしまう。ぬいぐるみ系も然りであり量産効果と自動製造には価格面で太刀打ちが出来ない。
これは個人店でも企業店でも同じなのだが条件付き送料無料を謳っている所も多い。この条件付きというのは○○円以上お買い上げの場合は送料無料というヤツだ。確かに条件付きだから間違ってはいないが50円の品物に対して1万円以上買ったら送料無料の条件を表示するのはどうかと思ったりする。

◆ この点で行けばプリモトルテにしたって全品条件付き送料無料を謳える。現在プリモトルテで条件付き送料無料を表示しているのは商品代金が5千円を超えるものだ。税込み5千円以上のお買い上げで送料無料なのだが、離島などは送料が無料にならないので条件付きとしている。離島を含む全国一律料金であれば完全送料無料を謳える。
離島や一部地域を除く送料無料を完全送料無料と表示しているショップもあるが、トラブルの元なのではないだろうか。

◆ トラブルと言えば楽天ショップで売られていたiPhone5用の充電ケーブルがあった。iOS6までなら使えたらしいのだが7では使えず、なので50円くらいで売られていた。iOS7で使えない事が明記されていればいいのだがiPhone用の充電ケーブルとしか書かれていないので知らない人は使えると思って買ってしまう。
おそらくiOS6の頃にはそこそこの価格が付いていたのだろうが、使えなくなったジャンクなので50円みたいな。ショップは言うのかも知れない「値段を見て考えろよ、全部に使えたらもっと高く売るよ」と。


バッテリ(4/21)
◆ ディジタル一眼レフは相変わらずEOSKissを使っている。画素数など最近のスマートフォン内蔵カメラの半分くらいしかないが、写りの方は雲泥の差である。
EOS KissはBP-511というバッテリを使うのだが、この純正品は結構高い。何年か前に買った時には8千円くらいしたと思う。

◆ バッテリが8千円、EOSX50の新品レンズキット付きで3.6万円、ボディだけならきっと安いんだろうなと考えてしまう価格なのだ。
純正バッテリを購入した少し以前に中華バッテリの発火事故などが報告されていた。純正バッテリが高額なので偽物がどんどん現れるのである。
で、カメラが燃えても困るので純正バッテリを購入しその価格が8千円ほどだった。

◆ そのバッテリも劣化してきた。というか、最初に付属していたバッテリに比較すると寿命が短い気がする。これって本物だったのだろうかと今になって思った次第だ。バッテリがダメになって来たので新たなバッテリを買う。純正品を買うくらいならば新しいデジカメを買いたくなる感じで、なので互換品を探してみた。

◆ 中国製だと600円くらいからある。台湾製だと800円くらいする。この手のバッテリはスマートフォン用充電器でも言える事だが公称容量と実用量の差が大きい。車のカタログ燃費と実燃費の差みたいなもので商品レビューなどを見ても純正の半分くらいしか持たないなんて書かれている。カタログ容量は純正品よりも多いんだけどね。

◆ 多少高額でも人気なのが「国産セル使用」を謳うものだ。Panasonicや三洋製の電池が入っていると書かれているが、Panasonicや三洋の名称を印刷した電池が入っているだけでPanasonicや三洋が作った電池ではない可能性もある。中国とはそんな所であり何事も信じてはいけない。販売業者ですら中身が国産セルだと信じて売っているかも知れない。が、レビューを見ると容量的には純正と変わらない、互換バッテリは持たないと言われるが大丈夫そうだと書かれていたそれを信じて購入した。

◆ 実容量は測った訳ではないので不明だが、少々劣化した純正(と謳われている)バッテリよりは長持ちしている。充電にも時間がかかるので正常な感じだ。これまで使用していた純正(と謳われている)バッテリは購入当初から充電時間が短いなと感じていた。まあ充電時間が短いのは有り難いのだが、つまりは容量が小さかったのではないのか。

◆ BP-511の内部は18490の電池セルが2本入っている。
18650は安売り品が沢山あるのだが18490の二次電池は余り売られていないようだ。だが探してみると電子タバコ用としてLi-Mn電池が売られている。
電子タバコ用としては大電流放電が可能なLi-Mnを使いのだろう。Li-Mnは大電流放電は得意だがエネルギ密度が少し小さい。

◆ 昔と違って殻割りしてまで内部電池を交換する事は無い。安価に買いたければ怪しい中国製がいくらでも転がっている。まだまだLi-ionバッテリセルが出回っておらず、純正バッテリがウルトラ高額で売られていたにはF&F読者の方からバッテリを譲って頂いて交換した事もあった。
この当時はLi-ionバッテリの充電制御が甘く、充電しながら使っているとバッテリはどんどん壊れていった。東芝だけではなくvaioの電池もどんどん死んだ。


SEO(4/20)
◆ 昨日の続きのような話になるがSEO業者は世に氾濫している。コンサルティング会社は広告系の所は広告を強烈にプッシュするが、そうでない所はSEOだSEOだと叫ぶ。
一時期何かの商品名などで検索すると楽天ショップのページが検索結果に並んだ時期があった。何とも邪魔なので検索窓に"-rakuten"と入れたものだ。だが最近はそうでもない。検索エンジン側でも色々な変更を行っているのだろう。

◆ 確かにSEOは重要なのかも知れないが、無理矢理なSEO対策は消費者にとってメリットが多いとは言えない。シモンさんの時にもSEO対策的ページの作りだとか検索順位を上げる努力はしてみたが、Googleで検索順位を上げるのは意外に大変だ。個人的には検索しようとした人が正しく検索結果にたどり着けるのが良いと思っている訳で、様々な語を並べて何でもかんでも誘導しても売り上げには直結しない。

◆ 広告に金をかけて商品を節約する的な方法を良しとする向きもある。この辺りは楽天やソフトバンクを見習えとなるがプリモトルテの人間は賛同しない。
大手ECショップでも行っている事なのだが、送料や梱包コストの節約分を広告宣伝費に回すやり方だ。
簡易包装と言えば聞こえは良いが、要するに粗雑なのである。プリモトルテの人間は「街の店舗で商品を買ったとして、それがレジ袋にぽんと入れられて渡されたら幻滅でしょ?」と。大抵はその店舗オリジナルの袋に入れて商品が渡される。紙袋にしてもコート紙にしても包装材料も含めて意外にコストがかかるものだ。一般的セレクトショップでの女性服の利益率は5割程度、つまり仕入れ値の2倍で売れるかどうかという所でありその中からそうした袋代も人件費も捻出しなければならない。

◆ 植物などを通販しているショップがあった。実店舗もあるのだが梱包には拘りを持っていた。一般的な植物の通販などでは箱は単なる輸送用のパッケージに過ぎずダンボール箱なども使い回される場合が多い。購入品数によって大きさも様々になるのでオリジナルで箱を用意するとなると種類も沢山必要なのだ。だがそのショップでは、受け取った人が中古のダンボールでは気分が悪いでしょうと言う事でオリジナルの箱を使っていた。梱包材料にしても何にしても使い回しはしない方針だった。
それは通販のみではなく店舗に買いに行った時も丁寧に箱に入れてくれた。こちらとしては車で買いに言っている訳だし鉢から土がこぼれたりしてどうせ箱は汚れてしまうのだから適当なもので良いですよと言うのだが、いつも綺麗に箱詰めしてくれた。

◆ その分品物が高額かと言えば決してそうではなく、つまり利益を削って箱を買っていたと言う事になる。
丁寧な梱包でリピータも多かったように思ったのだがやがて閉店となってしまった。狡くと言うのは少し違うのかも知れないが、見える所には金をかけて見えない所は徹底的に手を抜く、手を抜いたとしてもキチンとやっているような印象を与える演説をして誤魔化すくらいの心臓がなければ大きな利益は得られないのだろうなと思った。

◆ 4週間広告を出すのならブラジャー・ショーツセットを50人にタダで配った方が良いと言ったプリモトルテの人間は、閉店してしまった植物屋さんに近い考えなのかも知れない。勿論何事にも適度が存在する訳なので店主の拘りだけでは食ってはいけない。ただ儲ける為には何でもやる、検索上位の為なら関係ないワードも並べまくるというのは違うと思う。


プリモトルテ(4/19)
◆ 集客が難しいプリモトルテである。ヤフーショッピング自体のアクセス数が楽天よりかなり下という事もあるし、検索の標準が売れている順なので売れているものがもっと沢山売れるという循環になる。一方で目新しい品物が検索に表示されない事態にもなっている。現在はテナント料が無料だからこれでも良いのだが、有料となればテナントが逃げてしまうのも無理はない。孫さんはECサイト革命みたいな事を言っていたが、無料化にでもしないと規模縮小に歯止めがかからなかった可能性もある。

◆ 無料化によって商売敵が増えると見る向きもあるのだが、むしろ店舗数が増えて活性化した方が良いと私は思っている。閑散とした商店街よりも活気ある商店街の方が人が集まりやすい。ヤフーショッピングサイトでは会社組織のみではなく個人での出店も可能となっている。検索時に企業か個人かを選択出来るが、個人運営者が意外と少ないなと思った。勿論カテゴリなどによるのかも知れないが、手軽に始められるという点で敷居は低いはずだ。

◆ 何を売るのか何が売れるのかは悩みどころではある。
余り他店で扱っていないようなものはマーケットが小さいからであり、客は少ないが売れれば大きな儲けにつながる可能性もある。多くのショップが乱立している商品は客は多いが競争も激しい。コンサルタントなどに言わせればオリジナル商品を売ると儲かるなんて言うのだが、製作製造の手間を考えると売るまでが大変だ。

◆ プリモトルテでは国内代理店というか商社というか問屋さんから品物を仕入れていた。商社と言っても様々で、受注発注の所も少なくはない。某商社は納期が10日〜2週間となっていたので在庫していない事は分かったのだが納期は守られると思ってもいた。しかし実際には発注から納品までに1ヶ月以上かかり、更に納品物が発注物と違っているといういい加減さだった。まさか普通に商売をしているのだからそんないい加減な所はないだろうと思ってそこそこの金額分を発注したので参った。

◆ 勿論そことは二度と取引はしない。そこで扱っている商品の多くはメーカ直接でも購入できることが分かった。数量などの制限はあるのだが、FOB価格は問屋経由の1/5位なのでメーカとの取引も開始している。
工場は中国なのだが日本向けが多いらしく日本語のパンフレットなども作られている事に少々驚いた。中国メーカにとって日本のマーケットは重要なようだ。
メーカにもよるのだが日本語でメールのやりとりの出来るスタッフが居る所もある。英語の分かるスタッフが居る所もあるが、そうでないと殆ど話は通じない。
しかしいったん取引が開始されれば(在庫の有無とかの確認と実際が違ったりとか野問題は多々あるのだが)、そして中国風の商売が理解出来ればメーカ直接取引は成り立つ。

◆ 下着類だけではなく今は多くのものが中国からの輸入品になる訳で、ちゃんとした商社を通せば仕入れは簡単だ。日本の企業で日本人が働いている会社であればたぶん大丈夫だと思うのだが、意外にこの世界は中韓人が多いので注意を要する。また中国などからの輸入物に一定割合混じる不良品や規格外品をまとめて買い取りそれを販売するジャンクやみたいな所もある。そこから仕入れてオークションなどで売る(オークション販売禁止の卸売業者もある)人も居る。商売自体はどこにでも転がっていると感じるのだが、問題はプリモトルテへの集客なのだ。広告は高いしなぁ。


低周波治療器(4/18)
◆ 低周波治療器は何台か使っている。初めて使ったのはもう随分と前になるが、やがて使わなくなったり粘着パッドの入手性が悪くなって買い換えたりした。低周波治療器は機能的にはどれも同じようなものだが電流波形の違いなどが唯一の差別部分だろうか。
以前に4電極みたいなタイプも使った事があったが仕様や詳細は覚えていない。おそらくは4つの電極に流す電流などが連携していたと思うし、通電パターンなども切り替えが可能だったはずだ。
現在販売されているものだと1KHz以上の電流を流しながら他の電極では10Hz程度のパルスを発生させるなどの複合的な治療が可能と謳っている。でもこれって2電極で変調信号を出すのとどう違うのだろう。

◆ 以前に酷い腰痛があった時に病院やら怪しげな治療院やらを回ったが改善しなかった。結局は近所の接骨・整骨院でマッサージと低周波治療を受けて改善した覚えがある。低周波治療器もマッサージ効果という事なのだが、炎症を起こした痛みの場合はあまり触らない方が良いらしい。
マッサージは自分では出来ないが低周波治療器を腰に貼り付けるのならば簡単である。低周波治療の後にはロキソニン入りの湿布薬を貼ってみた。

◆ 家庭用低周波治療器は1200Hzまでの交流を流す事が出来る。医療用は2KHzまで出せたと思うが、ここをご覧の方であれば1.2KHzを2KHzに変えるなど訳のない事かもしれない。ただし最近のモデルはワンチップCPUで制御しているので、周波数を変えたいならば昔ながらのアナログのものでないとダメだ。

◆ 周波数を上げると痛みの緩和作用が強くなるらしいのだが実感出来るかというと意外とそうでもない。Panasonicの能書きでも「痛み緩和の即効性に優れ、痛み伝達をブロックする効果があると言われています。」と断定的な記述を避けている。
1200Hzでは筋肉が電流変化に反応せずに麻痺効果が表れるらしいのだが、これは通電時にのみの話であり通電を停止して程なくすると効果は薄れてしまう。逆に10Hz程度で筋肉を動かすとマッサージ効果などでこりそのものを取り除ける。

◆ 低周波治療器を連続使用すると刺激を感じにくくなる。まあこれも麻痺の一種なのかもしれないが、なので15分とか20分通電を行ったら少し休んだ方が良い。現在発売されているメーカ品の多くはタイマ機能が付いているので規定の時間になると自動的に動作を停止する。

◆ どこが痛い時にどこに電極を貼り付けるのかはメーカのサイトなどにも解説がある。低周波治療器本体の進化は通電パターンくらいな感じだが、電極の方は長寿命化などの改善を感じる。皮膚の油分などが付着しても洗浄で粘着力が復活するし寿命も長い。この粘着パッドが意外に高額なもので、粘着パッドを買うか本体を買い換えるかみたいな感じにもなる。と言っても勿論粘着パッド単体の方が安いのだが型番が古かったりして適合する粘着パッドがない(適合外でも使える場合が多いが保証はされない)場合は本体ごと買い換えても余り価格は変わらない名みたいな感じだ。この辺りはプリンタとインクの関係にも似ている。交換用インクを買う価格の2倍位を出すと、安価な新品のプリンタが買える。機能的には安価と言えども時代の進化で高機能化していたりして、結局はプリンタ本体を買い換えてしまうなんて事もある。


寄せる(2)(4/17)
◆ 唯一の欠点は価格ではないだろうか。カップ部分もサイド部分もホックも丈夫に作られていてカップ部分にはパッドが内蔵されているにも関わらず、追加でパッドを入れられるようなポケットみたいなものも作られている。
構造に手が込んでいて強度の高い構造や縫製なのでどうしても価格が上がってしまう。

◆ 一般的なブラジャーの価格もピンキリで、安価なものでは千円以下のものもある。一方で機能性ブラジャーだとか有名メーカ品になると1万円を軽く超える。使用されている布の量だけからするとウルトラ高価なものに感じるのだが、安価品と高額品の見た目の違いは刺繍やレースの使い方などのデザイン面での違いになる。
良いものは良いと言ってしまえばそれまでなのだが、通常は見えない部分である下着なのに、だ。

◆ 安い靴下は破れやすいと書いた事があるが、おそらく耐久性にも違いは出ると思う。ただこの場合は靴下同様にどんどん買い換えるのか一つのものを長く使うかの判断で価値観が変わってくる。ブラジャーとショーツのセットでは、どうしてもショーツの方が傷みやすいという話もあった。ビジネスマン向けのツーパンツスーツと同じでパンツの替えが必要というわけだ。

◆ ブラジャーとショーツのセットはセット販売されているものもあれば同一デザインでバラバラに売られているものもある。バラで売られているものはブラジャーとショーツのサイズも選べる場合が多い。一般的にB70〜C75のブラサイズにはMサイズのショーツが付いているのだが、胸は小ぶりでおしりは大きいという人はショーツのサイズが合わなくなる。

◆ もっとも日本ではブラとショーツを同一デザインで着る人が多いが、欧米ではバラバラのデザインで使う事が多いのだとか。市場でもセットものの割合がかなり多いのだが、それは日本独特のものなのかも知れない。
男性で言うと上下のそろったスーツを着るのか、パンツにジャケットを組み合わせるのかの違いみたいなものかな。

◆ アウターにおしゃれ着があるようにインナーも家で使うものとお出かけ用では違うそうだ。確かに1万円以上もするインナーのセットはお出かけ用に使うのだろう。これが機能性を持ったものであるならば納得出来るのだが、そうではないデザインなどを重視して価格が高いものとなると、見えるわけではないのにと私などは思ってしまう。まあおしゃれは下着からなんて言葉もあるのだけれどどうなんだろう。

◆ 不況だ消費税アップだとなると下着にかけられる金額も削られてくる。つまりお出かけ用のインナーセットがあまり買われなくなる訳だ。しかしちょっとおしゃれなインナーが欲しいという女性の欲求は強いのでプリモトルテではプレゼント用みたいなセットも陳列している。
自分では買わないというか買えないけれど、誰かにプレゼントして貰えるならば嬉しいという人が多いからだ。
そうはいっても女性の下着サイズなど把握している男性はそう多くないと思う。下手をすると自分の奥さんの下着サイズも知らなかったりして。

◆ こっそりプレゼントを試みる時には予めサイズを確認しておいた方が良い。ブラジャーでもショーツでもたいていのものはインナータグみたいなものがぶら下がっている。ショーツであれば適合ヒップサイズが、ブラだとB70とかC80とかと書かれている。ただしアウターに響かないようなデザインのものはこのタグもつけられていない。
薄いアウターを着た場合にこのタグが見えてかっこう悪いからだと思うので、タグがない場合は別の機会に調査を行った方が良い。


寄せる(1)(4/16)
◆ 寄せて上げるブラジャーで大きなシェアを手中にしたのがトリンプである。トリンプは日本の企業ではなくスイスに本社を置く。1970年代にEiner fuer Alle、薄くシームレスなブラでシェア拡大を図った後にも日本では天使のブラや恋するブラなど機能を加えた商品を特異としている。
女性用下着などには全く疎いというか、普通の男性は疎いのだろうけれどプリモトルテに少々関わった事で色々知る事になる。

◆ プリモトルテは仕入や販売等は女性が行っていて仕入れた商品を実際に使用してみたりもする。
寄せて上げたって元の胸の体積など知れているので広告にあるような効果が本当なのかなと個人的には思っていた。そういえばずいぶん前に胸の小さな女性がブラジャーは偉大だと言っていたのだが、それがどれほど偉大なのかは興味の対象外だった。
しかし実際の商品を見ると胸を大きく見せるための様々な工夫がそこにはあった。

◆ 芸能人やモデルが写真撮影の時に胸をテープで留めてボリュームを出すなんて裏話を聞いた事がある。脇や背中の肉を集めて、それはもうモノまね芸人が顔にセロハンテープを貼るかのごとくの細工をするわけだ。
そのテープで留めてお肉を集めるのと同じような事をブラジャー単体で機能させる。デザイン的には普通のブラジャーと何ら変わりがない(トリンプの一部製品はそれっぽいバンド状のものが付いている)のだが、カップ部分の下は殆どパッドであり実際のお胸はその詰め物の上に乗っかっている感じ、まさしく上げ底なのである。

◆ 胸をこうして上に持ち上げると、自ずとその胸は脇の方に流れたがる。そこで脇の部分も強化してお肉が流れにくくすると同時に脇の肉も胸の一部として使ってしまおうとする。痩せていて余分なお肉がない人は別として、こうして脇やあるいは背中に近い部分のお肉も集める事で裸の状態とは全く違うと言っていいくらいに胸が大きくなる訳だ。

◆ 以前に豊胸の話を書いた事があるが、あれは胸の内側にバッグを入れる。ブラジャーの場合はそれが外側にあると思えばいいだろう。ただし胸元から見える部分は本物のおっぱいが来るようになっているのは説明の必要もあるまい。
こうした細工と努力によってAカップのお胸はBカップやCカップにまで姿を変える。こうした機能性ブラジャーはブラジャー自体も形を維持するように固く作られているものが多いので服の上からでも胸のあたりに触れば盛り度が分かったりする。

◆ 脇のお肉は少ないけれど胸が柔らかくて垂れているような人だと脇肉集合機能はさほど有効ではない。なのでサイド部分は比較的細く出来ていて、しかし脇にお肉が逃げないようになっている。だがこのタイプを脇のお肉の多い人が使うとサイド部分からお肉がはみ出すようになってしまう。これから薄着の季節になるとブラジャーで締め上げたアンダーバスト部分や背中にお肉の段が出来てしまうのだ。

◆ そこで登場するのがサイドの部分を太く作ったもので、欧州などではこのデザインのものが多い。太いサイド部分が食い込みを起こさず、その部分の肉もみんなおっぱいに変身させる。多少肉付きは良いがおっぱい自身は小ぶりだという人がこのタイプのブラジャーを使うと、2カップサイズくらいのアップが可能になる。
いわゆる補整下着程ガチガチに締め付けるものでもないしデザイン的にもおしゃれなものが多いこのタイプは人気が高い。


充電(2)(4/15)
◆ ハブダイナモは無負荷時の回転抵抗が小さいそうなのでブレーキレバースイッチで減速時だけ発電するようにしたらいいのにと言うと、普通に走っていてブレーキレバーを握る事はそう多くないよと言われた。それに彼曰く、こぐ力を発電に使ってしまうのは馬鹿らしいと。だから夜間走行時も電池式のライトを使っている。確かに電池代は高いが人間が飯を食ってその力で充電する方が高いんだよと彼は言う。

◆ モバイルバッテリは10Ah級のものを携行しているそうで、ダイナモで発電するならこいつを使ってしのぐと言っていた。どうやら自転車に発電機をつけないのが彼のスタイルらしい。以前に少し書いた事がある発電機能付きのランタンというかコンロの話をしたら、それは良いかもと言っていた。ただし枝や枯れ葉を燃料に出来る事は多くはないそうだし火をたける場所も(安全上の理由で)限られるとか。本体が軽くて小さいのなら持っていっても良いなと興味を示していた。

◆ 彼は寒い時期は基本的には出歩かず、これから夏の終わり頃までがシーズンになる。出かける先は様々らしいが最近では無理矢理遠くまで走るのではなく、適当なペースで行ける所に行く事が多いとか。走行距離が多くなるので振動その他で壊れる場所もある。溶接部分から折れてしまったり外れたりと、細かなトラブルは結構あるのだそうだ。荷台というのかサイドバッグなどをかけるものもヘビーデューティーだというものを買っても溶接部分やネジ部分が折れてしまうのだとか。ちなみに太陽電池板はこの荷台部分にステーをネジ止めするようにして付くようになっていた。

◆ スマートフォンは最初はiPhoneを使ったいたそうだが、SBMは圏外が多いのとiPhoneが防水ではなくて心配なので今はシャープのAndroid機になっている。AndroidはGPSロガーがバックグラウンドでも動作するから便利だと言う。SBM解約済みのiPhoneもGPSロガーとして使えそうな気がするがどうなのだろう。通信を要する端末とスタンドアロンのGPSロガーとに分ければバッテリの不安も少なくなりそうなのだけれど、2台も持って歩くのは無駄か。
スマートフォンのマウントは市販のものを使っていたが、衝撃や振動が心配なのでスプリングでフローティングさせたようなものに改造していた。ラジコンなどで使われるバネとダンパーみたいなものを組み合わせて作ってあり、なんかマニアックでメカニカル感たっぷりの代物に出来上がっていた。

◆ いったん出かけると1週間くらいは帰ってこないという事で医薬品などいろいろなものが装備に入っている。旅館などに泊まる事もあるそうだが、たいていは野宿に近かったり夜中も走って昼間に日帰り温泉で休んだりするという。
使用可能なコンセントがあればスマートフォンやモバイルバッテリを充電する。最近ではコンセントを使っても良いよという所が増えたのはありがたいと言っていた。

◆ 前照灯やテールランプは乾電池式のものを使っている。そこにNi-MHの単三電池でも入れて太陽電池板から充電したいらしい。これらの電池式ライト類も充電式として良いのならばLi-ionバッテリ式のものがありそうだ。Li-ionバッテリの方が軽くて容量があってメモリ効果もないので使いやすい。ただし非常時に一次電池が使えないのはデメリットだ。
私はスカイウエイブにもシグナスにも懐中電灯を積んでいるが、バッテリは充電式ではなく単四電池を使うタイプだ。
最近はLi-ionバッテリ内蔵品もあるのだが、あえて乾電池式を使っている。


充電(4/14)
◆ スマートフォンの充電は意外と大変だ。従来型携帯電話よりもバッテリ容量が大きいのでパワーが要る。私は車でもスクータでも車載充電器を使っているので気にした事もなかったのだが、先日自転車乗りと話をして充電が大変だという話題になった。日帰りで出かけるとかホテルに泊まる場合は問題ないのだが、キャンプや野宿みたいな時に困るという。
確かに走行ルートや時間によっては必ずしも街中に宿泊ポイントを予定する事が出来ないかも知れない。

◆ スマートフォンは使い方にもよるのだが自転車乗り用のGPSロガーなどを動かしていると意外と電池を食うらしい。これはサンプリングポイントを細かくしているからでGPSはほぼ連続測位しているそうだ。モバイルバッテリや予備電池も当然持っていくと言うが、今度はそれを充電するのが大変だ。昨今は昼食を取ったり一休みするような場所、道の駅などでもAC電源が使える所は多いのだそうだが充電に時間がかかりすぎる。

◆ 自転車乗り氏は太陽電池板にも挑戦したそうだ。公称5Wの太陽電池板をオークションで購入し、重いアルミフレームを外して太陽電池板だけを取り出したそうだ。公称電圧が18V程らしいので車載用充電アダプタを介してスマートフォンに接続する。5Wの出力があれば充電には十分だが実際の出力はさほど上がらないのと、いつも陽が当たっているわけではないので結局は持ち出しになるそうだ。
ちなみにソーラパネル付きのモバイルバッテリみたいなものは太陽電池板の出力が小さすぎて話にならないと言っていた。

◆ 太陽電池板は単体売りされているものなら軽くて小さいので、それを何枚かパラに接続するのが良さそうだ。一枚の大きなパネルだと積む場所にも困りそうだし一部分が陰になっても出力が急低下する。自転車乗り氏によれば10Wの太陽電池板だったら消費電流をまかなってその上で充電出来そうだという。10Wのパネルというと30cm四方くらいあるので邪魔と言えば邪魔かも知れない。

◆ バッテリで動作するのはスマートフォンだけではなくデジカメも充電しなければいけないし夜間走行用のライトもバッテリで点灯する。懐中電灯は単三電池が使えるタイプを携行しているようだがコンビニなどで買う単三電池は高いと嘆いていた。これも太陽電池板から充電出来れば携行する単三電池の予備も減らせる。
ソーラパネルがいくらハイパワーでも陽が出ていなければ役には立たない。泊まりがけでの自転車旅行は日程を組んで行くので、出発日が曇りでも雨でも強行なのだそうだ。宿泊地こそ決めてはいないがせっかく取れた休みを有効に使わなくてはと彼は言う。

◆ ソーラパネル以外で電力を得ようとすると発電機だ。よく見かけるローラ発電機(タイヤに接触させて使う)の最大出力は6W版があるそうで、これを整流すれば充電に使える。整流器と安定化電源を内蔵したユニットもあるが結構高額だ。ローラ発電機よりも効率が良いと言われるのがハブ発電機で使用しない時にハブ部分から発電機を切り離すクラッチの付いたものもある。ただローラ発電機よりも出力が小さいものが多い。
変わった所ではスポークに磁石をくっつけて、そこにコイルを近接させて発電するユニットのようなものもある。
出力は5VのUSBだそうなので、携帯機器の充電に特化したものだろう。写真も見せて貰ったが出力電力は小さそうだ。
もう一つはハブ付近に取り付けて、それをギアで増速して発電機(永久磁石型モータ)を回転させるもの。これはUSB出力が付いている。
長くなったので続く…


原付(4/13)
◆ 朝の幹線道路はペースが早い。空いている所であれば制限速度+αのそのαの部分がかなり大きくなる。
環状二号線は多くの区間で制限速度が60km/hなのだが朝の通勤時間などは空いた区間では100km/h近くで走る車も珍しくはない。
そんな事情の環状二号線なのだが、あるとき渋滞が起きていた。渋滞と言っても左車線が詰まって速度が少し落ちていただけで、こんな時は先頭にプリウスがいるに違いないと決めつけていたら違った。

◆ なんと道路の真ん中を原付がフルスロットルで頑張っているのだ。速度は70km/l位でしかないから団子になる。原付スクータにしては速い感じがするが、まあそんなものかも知れない。
原付が少し左によけてくれれば後続者も追い越せるのに、頑なに真ん中を走っている。後ろの車は右に車線を変更して追い越していくので右車線も少し混んでくる。
やがて信号に引っかかって車の列が出来ると、その原付は車の間を縫って交差点の先頭まで進んだ。交差点の先頭には他にバイクなども並んでいたが、さらにその前まで行って止まった。

◆ 信号が青になるとバイクたちは原付を右に左に追い越していく。原付は相変わらず我が物顔で道路の真ん中を走る。信号に引っかかると原付は最前列のその前まで行って止まる。何故そんなに前に行きたいのか、何がそうさせるのか不思議な感じがした。ライダーは30歳前後の普通の大人だ。走り方が特異というか目立つというか無駄というか、環状二号を速く走りたいのならもう少し排気量のある乗り物を選ぶべきだし、原付を走らせるのならば左に寄っておくべきだと思った。

◆ もう一つは原付と言ってもピンクのナンバーで、乗っているのは女性だった。何故か交差点からのスタートが遅くて車にもどんどん追い越されていくのだが、最高速は出すのでやがてまた先頭になる。交差点で車の列の後ろになると、停止した車を縫うように先頭に出る。でも加速が遅いのである程度の車には抜かれていく。危ないなと思ったのは交差点で列になった車を縫っていく時で、左が空いていれば左を走るし車線上を走る事もある。で、何度か直進してくるバイクとその女性のバイクが衝突しそうになっていた。戸塚のあたりから新横浜近くまで、何度となくそんな状況を見た。

◆ 通勤や通学だとしたら毎日走っているのだろうし、良く事故が起きないなと思った。女性は後方というか女性から見ると左右側から来るバイクを全く見ていないようだった。せっかく先頭に出たのならばちゃんと加速してそのまま先頭を行けばいいのに、ゆっくり加速する行為も不思議だった。
朝の通勤時間帯には多くのバイクがいるのだが、毎日の事でなれているのか総じて運転は荒い。まあこれは車にしても同様でノロノロ走っていればビュンビュン追い越されていく。

◆ 時間帯によっては環状二号を行くよりも国道一号線を行った方が空いている事もあるくらいの車の量なのだが、その隙間をバイクはビュンビュン行く。私は隙間を行くのは苦手な方なので後ろから来るバイクの邪魔にならないような場所で車に付いていく感じだ。交差点間が長いので他のバイクなどと一緒に交差点の先頭近くでスタートすると車の流れをリードする事が出来る。その先の交差点で左が空いていれば前に出る事もあるが、車線上を走っていくのはどうも苦手だ。というか、後ろから速いバイクが来て邪魔にされる感じがする。


ランエボ(4/12)
◆ ランエボの歴史が10代目で終了なのだそうだ。さすがにハイパワー車が求められる時代は去り、販売量の低迷が次世代車の開発に終止符を打たせた。
ランサーエボリューションが登場したのは22年も前の1992年になる。4ドアセダンに250馬力のターボチャージド4気筒エンジンを乗せて登場した。ベースはランサーGSRで、ホモロゲ取得のために2500台が販売されたのだが、三菱の意に反してあっという間に売れてしまった。ランエボ1は後に2500台が追加再生産された。

◆ 1年後にはランエボ2が10馬力アップで登場し、モデルチェンジのたびにきちんと10馬力ずつ最高出力を上げていった。
最高出力が280馬力に達すると、最大トルクの増強なども行われた。
時代なのだろうか、中低速トルクを強化して最大出力を少し落としながらオートマチックトランスミッションを搭載したモデルもあった。今ならばDCTと行きたい所なのだろうが、当時は安楽にハイパワー車をというニーズがあったのだ。なおランエボ10ではDCT搭載モデルでありAT限定免許でも乗る事が出来る。

◆ ランエボ9までは4G63型のエンジンを使っていたはずだ。
ランエボ10ではエンジン形式が変わって最高出力も300馬力まで上げられた。最大トルクも43kgmに増強された。反面ランエボ10では車重が1.5tを超えている。新型エンジンはオールアルミで重量軽減も行われたが車重そのものは重くなった。
10の発売は2007年、最後のマイナーチェンジは2012年に行われた。昨年の販売台数は625台にまで落ち込んだという。
10の累計販売台数は15.4万台、国内不振でも海外で売れていればモデルを残せそうな気もするのだが、今や海外でもこの手の車の需要は減少しているのかも知れない。

◆ 三菱自動車によれば低燃費車などに転換していくためのモデル廃止だという。確かに少量生産車を維持していくのはコストもかかる。ただ街中でハチロクを見かける事も多いので面白みのある車のマーケットがゼロという事はない。
ランエボの場合はそのイメージが強烈すぎる点もあるし4ドアセダンがスペシャルな感じを打ち消しているみたいにも言われる。ボディーをいじって2ドアにしたとしても現行のエンジンなどを使う限りコストを下げる事が出来ない。
ターボを取り去っただけでは面白いエンジンにはならないだろうし、パワーが小さくなると4WDは重しになる。

◆ ハチロクのような車となると、もはやランエボではなくなる。結局どこに向かうにも手間がかかるのでモデル廃止という事なのだろう。
ランエボはよく分からないがスカイラインなどはアクセルを踏んでいれば何とか曲がっていってくれる。恐怖に負けてアクセルを離してしまうとアンダーが出る。4WDは乗り方にも一工夫は必要だし振り回して面白い車ではない。まあ硬派と言ってしまえばそうかも知れないのだが、速く走らせるためには乗り手にも求めてくるものがある。

◆ 逆に限界の低いセッティングのFRレイアウトであれば、その挙動を楽しむ事も出来る。ハチロクがパワーオーバステアに持ち込めるのかどうかは分からないが、アクセルコントロールで車の向きを変えていくのは面白い。といっても公道でそれが試せるのはかなりの腕が必要だ。もっとμの低い路面などで練習を重ねなくてはいけない。なんて話をしても車に興味のない若者は「何故そんな走りをしなければいけないんですか」と言うだろう。「別に、普通に走ればいいじゃないですか」と。


夏モデル(4/11)
◆ そろそろ各社今年の夏モデルの噂が出てくる頃ではあるのだが、従来に比較するとニューモデルに関する興味というか話題が少なくなっているようにも感じる。XperiaやiPhoneは年中と言っては大げさだが仕様に関する噂などが出ているし、事業者モデルへの興味自体が失われてきているのかも知れない。

◆ 2年前のAndroidスマートフォンは酷いものも多かったが今はだいたいマトモに動くのではないか。2年前の夏モデルであるN-07Dは夏の時期には過熱でマトモには動かないが冬ならばちゃんと使える。少なくともF-08Dよりはずっとマトモに動作する。SO-04Eは年間を通じてほぼマトモに動作する。ほぼというのは、謎の通信不良が起きたり時に反応速度が遅くなったりする事があるからだ。そんな時な電源を入れ直せば解決する。

◆ 最新のAndroidスマートフォンが最良かどうか。最新でも出来の悪いものは最良にはなり得ない。iPhoneにしても5sになってトラブルが増えたと嘆く人も居る。このあたりが難しい所でもあり、そんな駄目な品に当たって2年縛られるのはたまらないなと思う人がiPhoneに逃げた。ら、5sは意外にトラブルも多かったという落ちだ。
それでも、さすがにおこの夏以降のモデルであれば安定度も増してくるだろう。対応周波数帯も全網羅になるだろうしVoLTE対応の話もある。

◆ 私は今のところSO-04Eで大きな不満は持っていない。N-07Dに比較すると重いのは気になるが夏でも使えるから我慢しよう。N-07Dも酷いスマートフォンだなと思っていたのだが、F-08Dに比較すればマトモではないかと思い直した。そのF-08Dが無事に夏を越えられるかどうかは、数ヶ月後のお楽しみというわけだ。
CPUの速度競争、バッテリ容量競争、ディスプレイのサイズ競争も落ち着いている感じがする。ハイエンドが5インチ級なのは私からすると少し大きいが仕方がない。その下の、SO-04Eクラスがちょうど良いんだよと私のシャツのポケットは言っている。

◆ 画面解像度は徐々に上がっていく傾向だ。2kになりやがて4kになるのだろうか。考えてみればフルHD解像度だってあの画面サイズからすれば相当なもので、だって今使っているPCの23インチモニタと同じ解像度なのだ。なのでスマートフォンの画面を見た後で(SO-04EはフルHD解像度ではない)PCの画面を見ると荒く感じる。もちろんPCの画面の方もより高解像度のモニタを入手すれば高精細にはなる。高精細になればGPUのパワーも必要になる。スマートフォンでももちろんそれは同様で、同じフレームレートを得ようとすればより高速でメモリの書き換えを行わなければならない。

◆ 解像度が高い方が良いのは、たとえそれが人間の目の分解能を越えていたとしても縮小した字がつぶれて見えるかどうかという部分で違いが分かるからだ。地図の描画などでもそれは同様で人間の目には見えなくても正しく線が引けるのと、線が引けなくなったり線の太さが表現出来ないものを見るのかの違いは大きい。とは言っても処理やメモリ搭載量や電池消費量などを考えると5インチクラスでフルHDあたりがバランスが良いのではないのか。それ以上のサイズのタブレットなどであればさらなる解像度のディスプレイが見えてくる。タブレットの場合はサイズが大きいのでバッテリ容量も大きくできるしCPUなどの発熱処理もスマートフォンより楽になる。
なのでハイエンドタブレットのマーケットが大きくなってくれば、解像度競争が盛んになるに違いない。


眼鏡(4/10)
◆ 私は現在は殆ど眼鏡は使わない。夜間車やスクータに乗る時には近視用の眼鏡を使っている。
今から8年ほど前の雑記で、オートフォーカスのコンタクトレンズは難しそうだが眼鏡は実現可能かもしれないと書いた。眼鏡と言うよりHMDみたいなものとカメラの組み合わせならば既に存在する技術の組み合わせで実現出来る。

◆ GoogleGlassのような見栄えと大きさでそれが実現出来れば用途は広がる。眼鏡のレンズは通常は普通のレンズなのだがコマンドによって可視光透過率をゼロに出来て、そこに像を映す。実際に肉眼で見ているのと同じ画角で違和感なく見たものそのままを映すがカメラはオートフォーカスになっている。遠くのものをハッキリ見たい時には名探偵コナンの眼鏡のように、超高倍率でしかもブレ防止機能が付いたズーム機能なんかがあったらいい。

◆ レンズの焦点距離自体を可変にする事も出来る。液体の界面を光学屈折面としたレンズで、液体の表面張力を電気制御したり異なる性質の液体をレンズ無いに封入して境界面を制御したりするものだ。余り大型のものは作るのが難しそうな事や重さの問題もあるし、どうせフォーカシング用にカメラが必要ならばHMDタイプの方が今風だと思う。

◆ レンズを不透過にするのではなく半透過にして他の情報を重ねても良いし、不透過のままカメラで撮った画像に情報を重ねても良い。ターミネータの目のようなものだ。もっともターミネータならば目を通さずに直接脳に情報を送り込む事も可能なはずだ。人間でも、頭で考えるようにディスプレイの画面が見られる技術が出来ると目が疲れるなんて事とは無縁になるのかもしれない。

◆ カメラやディスプレイと言ったデバイスと共に画像処理技術は大きく進化した。勿論これは画像を処理する為のプロセッサが十分なパワーを持った事にも助けられている。画像処理屋からすれば現状でもまだまだ処理速度が足りないと言うかも知れないが、そこそこの処理が民生機器レベルで出来る事を考えれば素晴らしい。
車両衝突抑止装置などや顔認証によるセキュリティシステムなどもその恩恵だ。

◆ 撮像素子はさらなる改良の余地がある。画素数が全てという事ではなく、明るさにしてもノイズにしても数年前の製品と今では明らかに違う。そもそもCMOS構造の撮像素子が登場した当時、低消費電力と微細化によるコストダウンには期待が持てたが撮像素子としての性能ではCCDにまったく歯が立たなかった。それが今では殆どのディジタル撮像素子がCMOS構造になっている。一時期シャープはカメラ内蔵携帯電話用にCCDを使って高画質を謳ったが、性能の上がったCMOS撮像素子と明確な違いはなかった。

◆ CMODは単一電源で動作するし安価に製造出来るという事で小型機器にメリットが多い。コンパクトデジカメではCCD搭載機の方が多いような感じがするがHD動画撮影モードなどの搭載で読み出し速度の点でCMODが増えてくるのかもしれない。一眼レフではキヤノンが古くからCMOS撮像素子を使っていた。撮像素子が大きく出来ればCMODのデメリットも少なくなりメリットが際立つのだとか。ニコンは当初はCCDオンリーだったがやがてCMOS撮像素子へシフトしてきた。

◆ 画質と感度はCCDとは言われるのだが、実際に写真を見比べてみても(ニコンの一眼レフの比較では)差違はまったく見られない。コンパクトクラスだと製品そのものが異なるので何とも言えないのだが、逆に言えば何とも言えないくらいの差でしかない事になる。現在私が使っているコンパクトデジカメはオリンパスのSH-25MRで1/2.3型CMOS撮像素子だ。 それ以前はLumix FX7で1/2.5型CCDだったがどちらも撮像素子の事など意識せずに使っていた。


gooメール(4/9)
◆ gooメール無料版のサービス終了に関しては以前に書いたのだが、その時点で無料版から有料版への移行は停止していた。メールアカウントを残したい場合は有料版への移行しかないのだが、その道も閉ざされていたのだろうか。
gooメールはYahooメール同様に以前は人気が高かった。
2008年にはYahooのフリーメールに次ぐ登録者数(利用者数ではない)があった。

◆ トラブルの発端はドコモWebメールをgooメールのシステムで行う事が決まってからだ。何故ドコモがNTTレゾナントのシステムを使わなければならなかったのか、グループ内での政治的動きは色々あったのだろう。
しかしNTTレゾナントにドコモWebメールを提供する程の技術力はなく、この頃から対応も含めてガタガタになってくる。

◆ 2009年にはドコモWebメール対応化によるシステム変更のためかIMAPサービスを停止すると発表された。しかし有料サービス向けも8ヶ月にもわたって停止するとあってクレームが続出した。有料サービスの一部機能を8ヶ月も停止する事をさらっと決定してしまう所が何ともNTTレゾナントらしい。だが利用者からのクレーム対応で停止期間を短くする以外にはなく、これが後々のトラブルの引き金になる。

◆ それでも翌年にはドコモWebメールの提供を開始するも、あまりにひどいその仕様と実装で使い物にならない状態だった。これに対応するために動作の軽い機能限定モードを2ヶ月かかって実装した。このシンプルモードと呼ばれるとりあえず版は機能制限などもあったのだが、シンプルモードのみでは機能完結しないものもありスタンダードモードも必須だった。
だがこのスタンダードモード、シンプルモード開始の翌年である2011年に廃止が決まる。

◆ スタンダードモードがマトモに動作しないというかバグが取り切れないまま廃止になったのだ。その前年には有料サービスのIMAP版に不具合があり、修正変更を行うとしながらもそのまま消滅したんだったかな。
一方でgooメールのスマートフォン版を提供し始めたのだが、それも含めて2014年3月に無料サービスは終了したのだ。
有料版がどうなるのかは分からないのだが、数々のトラブルにも見舞われているようなので明るい未来があるとは思えない。

◆ 諸悪の根源とも言えたドコモWebメールの方は早々にサービスを停止している。これもGmail的に使えるものになっていれば良かったのかも知れないが、サービス開始当初はgooメール同様に激しく使うづらいものであり利用者離れが起きた。
ドコモWebメールはiモードメールのバックアップ用として使えたのだが、半年間ログインしないとアカウントが消えるとかWebメールにログインするたびにiメールにその通知が来てうるさいとか、とにかく仕様と実装が駄目だったのだ。

◆ Webメールのシステムがどれほど難しいものなのか分からないというか、ちゃんと作ればちゃんと作れるのではないかと思うのだがNTTレゾナントは駄目だった。それこそドコモのアプリ同様に使い物にならなかった。
この時点で欲張った機能などは必要なくて、常識的機能が常識的軽さで使えればそれで良かったはずだ。まあ仕様的に何を欲張ったという事もなかったと思うが。それでもマトモには動作しなかった。

◆ 仕様変更というか機能変更はExciteのフリーメールも行っている。こちらも移行時点では多少のトラブルはあったようだが仕様自体を大きく変えなかったからなのか目立った問題にはならなかった。
ドコモWebメール終了の時点でgooメールを2009年版に戻したら良かったのかも知れない。新バージョンのバグ取りや不具合対策をするよりもよほどカネもかからなかっただろう。


燃油サーチャージ(4/8)
◆ 燃油サーチャージと言えば航空会社の追加料金を思い出す方が多いと思う。一時期には運賃よりもサーチャージ額の方が高いなどという事にもなった。
更にこの金額の算出方法が不透明だとかと問題にもなったが、実はこの収入には十分な課税がなされているので財務省も国交省もお咎め無しだったわけだ。
燃油サーチャージは運輸会社に支払われるものであり徴収を行う旅行や運送代理店の儲けにはなりにくい。なりにくいというのは、別名目で払う場合もあるからで、全てのものにはコストがかかっている訳だ。

◆ 格安ツアーなどでは航空券が発行された後にも関わらず、さかのぼって燃油サーチャージを取られるなどという事もあった。出発するまでいくらかかるのか分からないみたいな事で、デルタ航空などは相当好き勝手というか無茶な取り方をしていたようだ。
燃費算出も航空機などの種類によるもの、搭乗率によるもの、路線や天候によるものなどを平均化しろとなっている。トラック業界でも同じで積載量ごと、あるいは車種や形式ごと、走行ルート等による違いを平均化して吸収しろとなる。
またサーチャージのみではなく運賃の改正で燃料費増大分を吸収しても良いとなっているので、こうなるとどれだけ燃料費が上がったのか、それが転嫁されているのかが分からなくなる。

◆ 燃油サーチャージは航空機だけのものではなく、税収アップに気をよくした国交省はトラックやバス運輸業界にもこれの導入を呼びかけている。表向きは過当競争から業者を守るとか何とかなのだが、だったら運送料を上げれば済む話だ。燃料代が上がって運送料が見合わなくなれば価格を改正する。トラック運賃など改正が難しいものではないので(路線バスなどと違う)何とでもなる。上にも書いたようにサーチャージと運賃のどちらにどれだけの燃料費を入れるかは勝手なのだが、サーチャージ額は業界内でほぼ一定になる傾向があるので儲けは出しやすい。

◆ 儲けが出ると燃料税も取れるし法人税も取れる。国交省的には燃料代の節約も何もしないでどんどん燃料を使い、その分をコストとして取るのが良い訳だ。
節約しないから節約していて時よりも沢山の燃料を使い、それは沢山の税金を払う事になる。
勿論これは運送料とは別のコストとして顧客から徴収するので経営は圧迫しない。
リサイクルと経済の関係もそうなのだが、どんどん作ってどんどん使い、どんどん捨てる事が経済を良くする事になる。だからリサイクルなどせずに大量消費を行えばカネは回るのだ。

◆ 船舶業界でも2008年頃には燃油サーチャージが一般的に導入された。しかし個人相手の荷物と違って産業物流の場合はサーチャージを取りにくい。サーチャージを加えた総額の送料で使う運送会社を決めるからだ。そこには当然競争が起きて、サーチャージの分だけ運賃を下げざるを得なくなる。その後燃料価格が安定するとサーチャージを取らないというのがスタンダードになり、競争が正常化したと言われる。個人相手には不透明な計算でも通用した追加料金なのだが、コスト計算をシビアにやられれば不適正な運賃が取りにくくなる。

◆ 船舶業界にしてもトラック業界にしても、業界内で一斉に燃油サーチャージを取ろうではないかと呼びかけている。まあカルテルみたいなものなのだが税収バックアップがあるので国はカルテルとは言わない。天下り団体である公益社団法人全日本トラック協会では厚労省から貰った金で燃油サーチャージを呼びかけるパンフレットを作っている。電気代やガス代、原発に関してもこの仕組みが取り入れられていて維新の会の議員が突っ込んでいたっけ。


消費税(4/7)
◆ 日本国内での消費に関しては漏れなく消費税がかかる事になっている。逆に言えば日本国外での消費には消費税がかからない場合もある。消費税がかかるのは物品などを輸入しようとした場合だが、高額商品でなければ非課税になる事の方が多い。

◆ LINE電話など一部の通信サービスも、その拠点が海外であるならば消費税は加算されない。まあ財務省としては何とかケチを付けて消費税をぶんどりたいとは思うのだが難しい。
米国などでは州によって税率が異なる場合があり、まとめ買いは隣の州まで出かけて行くと言う事もある。出かけて行かなくても送料さえ許容出来れば海外通販が便利だ。

◆ 消費税が10%を超えるようになり、物流コストが今よりも安くなれば非課税地域から通販で買う事も不可能ではなくなる。厳密には非課税地域でなくても、その国の非居住者の買い物に課税されない国であればどこでも良い。米国などは買った時点で非課税となり、ドイツなどは申告して税分を戻して貰う方式だったと思う。

◆ 日本で売られている様々な製品は、その海外通販店に輸出される。輸出品なので消費税は加算されない。こうして輸出された品物は日本国内に住む人に買われて再び日本にやってくる。この場合も個人消費目的の場合は非課税になる事が多いので課税されない。こうして消費税を払うことなく品物が手に入る事になる。

◆ ここで問題になるのが送料と配送時間だ。中国や韓国辺りから船便で持ってくると通関も含めて数日はかかる。国際郵便などを使うと送料自体は国内の個人向け宅配便価格とそう違わないはずだ。
大手通販業者がチャータ便などを利用したり自前で輸送手段を持てば更に安くなるだろう。
例えば国内通販で買った時の送料が600円だったとしよう。海外通販で買うと送料は1200円と2倍になる。しかし10%の消費税がかかるとなれば、1万円の商品を買うなら海外からの方がお得になる。

◆ 多くの場合、配送コストのみではなく家賃にしても倉庫代にしても電気代や通信費も海外の方が安い。
法人税や所得税も安い所であれば同じ売り上げで多くの実入りを期待出来る。だとするならば、その分だけ販売価格を下げられる事になり価格競争力が増大する。

◆ 財務省は消費税を上げようが何しようが国民は文句を言わないに違いないと思っている。とりあえず福祉だとか何だとかと名前を付けておけばいい。
実際には復興予算と同じように、とんでもない所に使われていく。
だが上に書いたような海外通販が、それも日本人ではない通販サイトの現地人が経営する大型ECサイトが出現したら消費の形態も変わってくる。

◆ 勿論毎日の食べ物などを通販で買うようになるとは思えないが、それこそ楽天のような大型モールが全部非課税ですよとなれば人々は安い方で買うだろう。テナント型ECサイトにしても、Amazon風に集金も発送も海外で、購入手続きや問い合わせ窓口だけのテナント企業が日本にあるというスタイルならば簡単に通販サイトを開く事ができる。
まあ、そうなったら財務省は税関で漏れなく金を取るようになるんだろうな。だったら物品価格は安くして別に課金するような仕組みではどうだろうとか、海外との距離が近づいた今は何でも出来てしまう世の中だと思う。それこそ金持ちが海外に移住するようなものだ。


楽じゃない(4/6)
◆ らくらくスマートフォンで高齢世代を取り込みたいドコモは宣伝を強化している。しかしF-12Dの評判は富士通らしく、余り良くない。電話がかかってきても電話に出られない(タップしても反応しない)電話が切れない(同)勝手に電話が切れる、勝手に再起動するなどなどだ。ドコモの対応も「まるで初心者(高齢者)をバカにしたかのような口ぶりで、使い方が悪いの一点張り」だとお怒りの方もいる。

◆ また「スマートフォンはパソコンと同じなので不安定になった時には電源を切るか電池を外して下さい」と言われた方もいる。今時のPCは連続稼働でも問題ないんだけどね。これもドコモショップでは異常なし(その時に現象が出ない限り異常なしになる)と言う事で追い払われたそうだ。この方は二度とドコモと契約などしない、二度と富士通製は(スマートフォンに限らず)買わないと言っている。

◆ 勿論正常に動く個体もあるようなので不良率が極めて高いという事なのか、それとも使い方や設定による不具合なのだろうか。いずれにしても電話機能に問題があるのは困る。F-08Dでもタッチ操作はおかしいが電話は出来る。ただし電話が切れる事はかなり多くて、それは近接センサの動作がおかしいので頬で終話ボタンをタップしているのだと思う。まあタップ精度も悪いので終話ボタン以外をタップしても終話動作するかも知れないけど。
なので終話ボタンが押せなくなるアプリを入れている。幸いにしてF-08Dは戻るボタンやホームボタンが物理キーなので、これを押してそのアプリを解除してからでないと電話を切れなくしてある。

◆ らくらくホンにはらくらくホンユーザの専用であるらくらくホンセンターがある。らくらくホンの使い方等々はこちらに相談せよとなっているのだが、トラブルに関しては「ドコモショップに行って下さい」で(トラブルの)解決に至る割合は少ない。というか、そもそもスマートフォンの使い方にも慣れていない人に不安定な機械を持たせるのが間違いの元だ。
そのスマートフォンが悪いのか使い方に問題があるのか(使い方の問題でフリーズしたりするのがおかしいんだけど)分からないではないか。

◆ 子供と高齢者にはiPhoneが良い。高齢者にとっては画面の小ささが致命的な気もするが、電話としてだけなら使える。さすがにあの小さな画面でメールは厳しいかなぁ。しかしトラブルが少ない事、タダな事は大きなメリットだ。デメリットは画面が小さい事、かな漢字変換がダメな事、そして防水ではなく落下衝撃などに弱い事だ。でも、でも繰り返し言うが電話が出来なかったり通話が切れたりフリーズするよりはよほどマシなのだ。

◆ ソフトウエアアップデートでタッチパネルが反応しなくなる障害は回避されると言っている。しかしこの修正はスリープ状態からの復帰時にタッチパネルが極希に反応しなくなる事の回避だと説明されている。電話中や電話がかかってきた時にはスリープ状態ではないし、トラブルは極希な頻度ではないのだからアップデートの効果がどうなのか怪しい。

◆ らくらくスマートフォン2(F-08E)になって不具合は解消したのだろうか。そうだとしたら、F-12Dからの無償交換に応じても良いのではないのか。何も知らない素人や高齢者をいじめ続ける事はない。


MVNO(4/5)
◆ MVNO事業者がシェアを拡大している。通信事業者の場合はインセンティブだ何だとコストがかかっているので通信通話料金を下げにくい。しかしMVNO事業者の多くは通信に特化したサービスを提供しているので価格が下がる。
シェア拡大のもう一つの理由としてスマートフォンなどの代替が進んで余ったスマートフォンがある事だ。

◆ これは通信事業者のインセンティブプランの恩恵と言っても良い訳で、キャッシュバック欲しさに新規契約しやがて解約する。端末を売ってしまうのも一つの方法だがMVNOのSIMを入れて活かす事も出来る。
通話の出来ない事が不便でもあるが、通話そのものの必要性が低下している事とIP通話が一般的になっているのでさほど不便を感じない人が多いそうだ。

◆ こうなるとメインで契約している回線の方が利用頻度が下がってきたりする。MVNO契約とドコモなどとの直接契約では料金差が大きく、だったらドコモの方を解約してしまおうというのが流れだ。
しかし電話番号も欲しい。滅多に電話などかけないがIP通話では品質が悪いという事で通話プラン付きのMVNO SIMも登場した。IIJではデータプランに1,080円を上乗せする事でケータイ番号を発行して貰えるのだがちょっと高い。ドコモであれば743円(税別)で番号の維持が出来る。

◆ IIJのデータプランは900円(税別)からで、これで1GB迄の通信が可能だ。私の場合で考えてみると月間通信量が1GBに達する事は皆無なのでこれで済む。通話用に番号を貰ったとしても1,900円(税別)になるのだ。
ドコモで契約している場合の半額以下になるのでお得感は大きい。音声サービスだけを見るとSo-netは無料通話分付きなのだがデータプランの方が高いので微妙な感じだ。LTEの112.5Mbps対応で月間0.5GBまでの通信量と500円分の無料通話が付いて2,676円がかかる。また契約手数料や1年以内での解約の際には解約金がかかる。音声プランはMNP転入も可能なので電話番号を変えずにMVNO事業者に移行出来る。

◆ 通話サービスに関してはMNO事業者であるドコモとの絡みで料金を下げにくい事情はあるようだ。ただし楽天電話のようなサービスもあるので、需要が増えれば価格競争も起きてくるだろう。
MNO事業者ドメインのメールが使えないという点に関して、普段使いでは殆ど影響はなくなっていると思う。
spモードメールの使いにくかったアプリやSBMの時代遅れとしか言いようのないメール仕様などが嫌気された。

◆ ただし未だにMNO事業者ドメインメールを崇拝する企業もあり、郵貯や銀行などは事業者ドメインのメールで登録しろと言っている。どうやら事業者メールは安全だと思い込んでいるらしいのだが、過去に起きたドコモのトラブル、そして今はWebメールとして使える事を知らないらしい。GmailはWebメールでフリーメールだからダメだとも言っているが、世の中の流れに着いてこられない所は衰退していくしかない。

◆ MVNO事業者に客を取られるMNO事業者の回線は、すなわち土管だ。土管屋になりたくないと言いながら、自ら土管屋の道を歩む。そしてその土管屋を羨ましく思ったSBMも土管屋になっていく。もちろん言い土管と悪い土管があるのは当たり前の話で、MNO事業者によって価格差などが起きたら面白い。CMを信じるならば接続率ナンバーワンのSBMの土管がもっとも付加価値が高いという事になる。


働く人(4/4)
◆ 横浜は地域性なのか、コンビニやファストフードでのアルバイトに中国系の方が多い。日本語が上手な人も居れば決まった語しか話せない人も居る。中国人と日本人では接客態度のスタンダードが異なる。
大手チェーン店などでは日本風に再教育されるので違和感は少ないのだが、個人商店などだとそうでもない。マクドナルドスマイルに例えられるように、日本では表情による接客みたいな部分がある。航空会社でも表情で相手に思いを伝える訓練をしている。
言葉が通じにくくても、表情を見れば相手が怒っているのか困っているのか喜んでいるのかを伝えられるからだ。

◆ しかし中国はそうではない。日本人相手の土産屋などでは多少の愛嬌は見せるのだが、それ以外では店も客もないという感じで無愛想なのだ。中国の国内線などでもCAの無愛想さと作業の雑さでは世界に類を見ないのではないかと思うほどだ。
だが日本に長くいる中国人は日本風の商売に長ける。
東京人が関西で商売しようとしてもダメ、成功したいのならば関西人になれと言われるが、まさにそんな感じだ。

◆ 個人相手の商店にしても企業相手にしても、中国の方の姿はよく見かける。日本人はこうした商売の世界でも中韓に後れを取っているのかと思うくらいだ。
こうした方々は日本風の商売を心得ているので、名前を聞くまではそれが中韓の人だとは分からなかったりする。
通販ショップなどではなおさらで、楽天にしてもヤフーにしても中国や韓国の方が運営しているショップはかなりの比率になる。

◆ 日本人が忘れてしまったハングリ精神を彼らが持っているからなのか、それとも強引とも言えるような商売の血筋が成功を勝ち取るからなのか。
そういえば孫さんが米携帯電話会社を買収する、米での演説でもその片鱗を覗かせた。日本人を相手にする時には日本人の好きそうな事をアピールする。
株主に対してはARPUの上昇をくどいほど語る。しかし米国ではARPUの減少を自慢話にして、これだけ携帯電話料金が安くなったのだと唾を飛ばす。

◆ 日本の携帯電話は高すぎると言ったあの言葉はそっくり、米国の携帯電話料金はもっと安くなるべきかと姿を変える。iPhoneの一件にしても、日本人には"iPhoneは俺がジョブズに作らせたのだ"と自慢して見せたが、米国では"iPhoneの元になるアイディアを持っていったが却下された"に変化した。
日本人からすれば言う事をコロコロ変える人間は信用に値しないとなるが、その時々の思いつきで語り自分を売り込むのがグローバルスタンダードなのかもしれない。

◆ 日本人風の浪花節では商売は成り立たない、金を払う人間とそれを回収する人間の二通りしか居ないのだという冷徹なまでの金への執着こそが精巧への鍵なのか。銀行買収の時も長期保有を約束しながら数年後には米資本に売ってしまった。孫さんからすれば数年は長期に相当するのだろう。大型買収に関しても同様で、しばらくは予定がないと言っていたのだった。

◆ 日本人が日本で商売するには日本風で良かった訳だし、ウルトラ怪しげな企業以外は会社なのだからと信用した。しかし中韓のスタンダードが日本に入ってきた今となっては日本風の商売では食っていけなくなる。だから日本人もずるい商売をしろなどと言うつもりはないが、合理化は生産のみならず営業活動においても重要になってくるはずだ。


時代背景(4/3)
◆ 地下鉄(メトロ)に乗ってと言う映画をdvideoで観た。ミュージカルにもなった、浅田次郎氏原作の物語である。主人公は過去と未来を、地下鉄に乗って行き来するという話なのだがSFチックなものではない。ごく普通に過去に戻り、ごく普通に現在で生活をしている。それが妄想や夢ではない事は物語中に靴の汚れで証明される。物語の後半では過去を変えてしまう事により、その影響が現在に及ぶ事が描かれている。影響の範囲は限定的なのだが、その事がタイムスリップの真実性を補強する事になっている。

◆ タイムスリップは物語的に重要なものではなく、作者の好きな時に好きな時代に好きなタイミングで移動出来るようだ。タイムスリップするのは主人公とその愛人であり、大勢の人が地下鉄通路を使って続々と過去にやってくるなんて事は無い。
タイトルにあるように地下鉄がタイムトンネルとなっている。過去と現在を行き来するという大変な出来事に対して主人公はあくまでも冷静だ。それを勤務先の上司に話すが、上司も冷静だ。
主人公は自分の父親が若かった時代にタイムスリップする。若い頃の父親は地下鉄に乗っていて、出征するのだという。
とすると戦時中の話になるのだが、戦時中に地下鉄などあったのだろうか。

◆ 物語は丸ノ内線で始まる。丸ノ内線はその計画こそ1925年に、その後1942年に着工されているが開通したのは1954年だ。第二次世界大戦は1945年に終わっている。従って地下鉄に乗って戦地に行くと言う事は無いはず。
丸ノ内線の開業時には池袋からお茶の水までの運転であり、主人公の父親(住んでいたのは中野辺りの筈)がどこから乗ったのか、主人公は霞ヶ関辺りを利用しているのだが池袋方向に行ったのかなど疑問もある。
主人公の(若い頃の)兄弟が登場するシーンでは東京オリンピックの開催が決まり、地下鉄が開業したばかりの設定だ。東京オリンピック開催が決定したのは1959年、開催は1964年だった。
1964年の時点で丸ノ内線は池袋から荻窪までが完成している。

◆ 最初のタイムスリップが起きるのが現永田町で、地下鉄を出ると鍋横辺りになっていたと思う。現在と当時の地名や駅名が異なっているのだが、少なくとも1964年当時の設定にさほど不自然感はない。
撮影は当時の車両が既に存在せず、東西線で使われていた車両にラッピングを施したのだそうだ。
登場するのは古い電車ばかりではなく、スバル360やワンボックス型の救急車も登場する。町並みなどは撮影所に作られたものだろう。

◆ 過去を描くのは意外と大変だ。セット撮影のみであればセットを作ればいいのだが、ロケをしようとすると邪魔なものが沢山映り込んでしまう。最近では画像処理によって不要な物体を消し去る事も可能で、山脈の送電線も宗教施設もあっという間に消せてしまう。写真に写り込んだ小さな物体や電線程度であればPCのソフトででもスマートフォンのアプリででも簡単に消せる。消す範囲が広くなってくると境界の違和感が増すのだが、電線程度であれば簡単に消せる。

◆ 過去に戻って現在を消そうとするのがターミネータシリーズ映画で、現在がある以上過去は固定されているとするのが映画タイムマシンだ。バック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズではもう少し柔軟に過去と現在の関係を説明している。地下鉄(メトロ)に乗ってでは過去を変える影響が現在に及ぶ事を描いてもいるし、過去が変えられなかった事を悔やむシーンもある。


ゴミ問題(4/2)
◆ ゴミ問題というかゴミ収集問題は以前にも書いた。
その後収集残は減っていたのだが、最近又増えた感じがする。ゴミ集め担当者が変わったとかそんな事だろう。収集されなかったゴミを見ると、私には紙ゴミに見える。雑誌や包装紙などが袋に詰められているのだが、そこには燃えるゴミだと張り紙がされている。たぶんこれ、燃えるゴミ収集日には紙ゴミだよと張り紙がされて取り残されるのだろう。

◆ これって何回くらい繰り返されるのだろうか。燃えるゴミ係と紙ゴミ係の押し付け合いで、張り紙の厚みがどんどん増していったりして。
同じような事は布ゴミでも起きていた。私にはどう見ても衣類等のゴミに見えたのだが収集係には違って見えたのかもしれない。もしかしたら衣服からボタンが外されていなかった為に可燃ゴミだと判断されたのかもしれない。(燃えるゴミだよとシールが貼られていた)

◆ 自分のゴミなら区役所に持っていって聞きたいところなのだが、他人様のゴミなのでそうも行かない。しかしボタンが問題だとすると、衣類の体積の数パーセントにも満たない方が重要となるのだろうか。それを外せば布ゴミだけれどボタンを外さなければ可燃ゴミなのかも。こうした複合材質問題は他にもあって、例えば防水処理などのビニルコートや金属蒸着された紙は紙にあらずというヤツだ。

◆ ではそんな物は可燃ゴミに出せばいいかというとそうでもない。可燃ゴミ係はその中に資源ゴミや紙ゴミがないかをチェックするから、例えば牛乳パックがあったとすると紙ゴミ混在で非回収になる。所がその牛乳パックは内部が防水コートされているから実は可燃ゴミであり紙の収集日には持っていってくれない。

◆ これらもっとも単純に解決するのは不透明な袋を使用する事だ。紙ゴミは紙の袋に入れる。見える部分は無難な雑誌や新聞紙にしておく。その下に何が入っていたって見えないのだから分からない。
プラスチックゴミも見える部分は食品のトレイみたいな、いかにもなもので覆っておけば良い。と、回覧板でも回せば町内のゴミ収集所は今よりずっと綺麗になる。

◆ もう一つは一部自治体で行われているように、生ゴミ以外は袋から出して箱に分別する方法だ。これなら非回収は袋単位ではなく物単位になるので、他の箱にそれだけを移せばいい事になるし袋に入っていない物なのでリサイクルマークの確認も容易だ。

◆ 金属ゴミが取り残されていた事があった。金属ゴミの収集基準には「小さな」と書かれていて、ある程度以上の大きさになると粗大ゴミになる。取り残されていたのは鋳造か何かの置物みたいなもので、体積的には鍋やフライパンより小さいのだが質量があったので回収されなかったのだろう。
ちなみに収集基準に小さなゴミとは書かれているが軽いゴミとは書かれていない。

◆ そこを通る度に、まだこのゴミは取り残されているなと思っていたのだが1年ほどで無くなった。
住民が回収して見えないように袋に入れて可燃ゴミにしてしまったのか、誰かがクレームを出して回収させたのか。
ちなみに小さな金属の、小さなの定義は横浜市によれば「目安として木製品やプラスチック製品などは50cm以上、金属製品は30cm以上のものは、粗大ごみになります。」とある。これが3辺の合計なのかどうなのかの説明はない。


Zookal(4/1)
◆ Zookalは無人のヘリコプタを使って宅配荷物を届ける新興企業だ。勿論日本にも進出しているのだが、住居密度の高い日本では様々な苦労が伴うという。
現在同社では300機を超える輸送用機を稼働させているが、これの衝突回避技術が注目を集めている。
狭い住宅地を飛ぶ事自体は内蔵の地図とGPS受信機によって可能になっているのだが、更に日本の場合は低高度に於いて樹木や電線があるためにGPS以外の方法での測位も必要となる。

◆ 日本向けの輸送機はカメラをはじめとする光学センサと赤外線や超音波による測位、ミリ波レーダも備えるという本格派だ。このためか、一時期日本海側でもサービスを行っていた同社はそれを中止している。理由は軍事目的として北朝鮮に拉致される事件が発生したためで、彼らは大きな網を使って輸送機を捕獲してしまった。当初は輸送機に一人歩きをさせない目的で監視機を同行させたのだが、敵はその監視機までも奪ってしまった。監視機に攻撃用装置を付ける案や、捕獲されたら自爆するような対策も検討された。しかし国交省は危険であるとして認可しなかった。現在は夜間の一人歩きに限りスタンガン機能の搭載のみが認められている。

◆ 都内に於いても拉致の危険性は排除出来ないが、輸送機を見つけた人に1千万円の報奨金を出すというプログラムによって拉致犯の方が捕獲されている。
勿論これは人口密度が高いからこそ可能なのであって、暗い夜道を一人で飛ばすわけには行かない。
輸送機はバッテリを動力源としているが、衝突回避その他で最短距離を飛べない場合は充電が必要になる。現在は都内の約500カ所、それはビルの屋上にあるが、そこに一時着率して充電する事も憶えた。

◆ 同社ではより大型の自立輸送機を投入予定で、現在は重量約2kgまでの荷物しか運べないのだが、これを20kgまでにしたいという。交通渋滞に左右されない輸送方法は、当初はバイク便や自転車便に代わるものとして利用されていたが、住居密度の高さは輸送コストの低減につながりトラック便を脅かすまでになった。
大型輸送機は航続距離も長くはないので、中継地点ごとに別の輸送機に荷物を受け渡しながらリレー方式で配達するのだそうだ。

◆ 中継点は充電地点にあたり、そこで輸送機は充電しながら翼を休める事になる。中継点は民間警備会社や警察署などが利用される。防犯に有効だとの事で提携関係が成立するのだが、GoogleもAirViewサービスのためにと食指を動かしてるらしい。
日本に於いては気象の急変も問題になりそうだが、強風はともかくとして雨や雪は問題ないと同社は語る。
これは多雪地帯に於けるトラック便の代替としても有効であり、実際北海道の一部では郵便の配達用として使われ始めた。
輸送機は基本的には自律制御航法となるが、拉致対策などによる通信の必要性から当初は衛星回線を利用していた。しかしビルの谷間などでの通信安定性の問題も有り、現在では携帯電話網も利用されている。

◆ 当初は禿しい売り込みから接続率ナンバーワンを謳う事業者の通信網を利用していたそうだが、あまりの接続率の悪さと通信安定性の問題が起き、1ヶ月後には総入れ替えとなる。禿しい事業者はこの問題に対して「エリアマップは地上付近を示しており上空は関知しない」と反論した。そればかりか短期解約による違約金を寄越せと莫大な額の請求を突きつけた。しかし輸送業者は当初の売り込みの打ち合わせ内容を録音しており、そこに「通信の不安定な場所が一カ所でもあれば即刻解約と他社モジュールへの入れ替え費用をサポートします。我々は絶対の自信があります」と禿しいトップセールスを繰り広げる同社代表の声があった。