L-01D(4)

L-01Dには当たり前だがT9入力モードがない。
使い慣れたT9が無いだけで日本語入力がえらく面倒に感じられてしまう。

仕方がないので日本語入力にはQWERTYキーを使っている。
なのだがN-07Dと違ってアルファベットと数字入力にはモード切替が必要なので面倒だ。
QWERTYキーとケータイ入力モードの切り替えも長押しが必要なので、これも面倒。

キーが表示されると常に日本語モードからスタートするのも不満だ。
N-07Dは最後に設定したモードから始まる。
なのでアルファベットはQWERTYで、日本語はT9と切り替えながら使っている。

iPhoneもそうなのだが、日本語入力やそのあたりのキー操作を海外製モデルに求めるのは酷なのかもしれない。
なので、それを覚悟の上で使うのは勝手なのだがあらゆる文字入力シーンで違和感を感じる。

iPhoneに比較してN-07Dの文字入力が楽なのは画面サイズが大きいからだと思った。
事実それもあるとは思うのだが、L-01Dを触ってみると画面サイズが大きいからと言って文字入力が必ずしも楽ではない事が分かる。
キーの数や記号モードとの切り替え、数字がそのまま入力出来るか否かで操作感はかなり変わってくる。

フリックやジェスチャー入力を習得する事はスマートフォンを使う上では必須なのかも知れない。
iPhone登場当時にフリックは最高だと賞賛した人が居たが、フリックが優れていると言うより5タッチは使いにくくて実用的ではないというのが本当のところだ。
フリックを習得したとしてもiPhoneはかな漢字変換がアレで、ひらがな入力が速く行えても適切な漢字への変換に手間取る事もしばしば。

Experiaが日本語入力用QWERTYキーに工夫を凝らしたが、これも分かるような気がする。
少なくとも日本語入力に関して国産モデルは"かゆいところに手が届く"感じであり、海外モデルは"痛いところをかきむしる"感じ。